JP2005145702A - エレベータ - Google Patents

エレベータ Download PDF

Info

Publication number
JP2005145702A
JP2005145702A JP2003389764A JP2003389764A JP2005145702A JP 2005145702 A JP2005145702 A JP 2005145702A JP 2003389764 A JP2003389764 A JP 2003389764A JP 2003389764 A JP2003389764 A JP 2003389764A JP 2005145702 A JP2005145702 A JP 2005145702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
governor
hoisting machine
car
hoistway
traction sheave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003389764A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ishii
隆史 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP2003389764A priority Critical patent/JP2005145702A/ja
Publication of JP2005145702A publication Critical patent/JP2005145702A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

【課題】外部電力が遮断された非常時に、容量の制限を受けたり交換を要するようなバッテリーを用いることなく昇降路内の照明装置を点灯することができるようにする。
【解決手段】交流モータ6、トラクションシーブ5、ブレーキ機構7を備える巻上機2と、巻上機2のトラクションシーブ5に巻き掛けられたメインロープ8を介して建屋の昇降路1内に吊り下げられた乗りかご10とを備え、巻上機2への外部電力の供給が絶たれた非常時に、巻上機2のブレーキ機構7を手動で解除操作して乗りかご10を移動させてトラクションシーブ5を回転させ、その回転で巻上機2の交流モータ6の相間を短絡することにより発生する回生電力で照明装置14を点灯し、この照明装置14で巻上機2の周辺を明るく照らし、メインロープ8の動きを窓23から目視して確認しながら乗りかご10を所定の位置まで移動させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、エレベータの非常停止時に昇降路内を照明することが可能なエレベータに関する。
エレベータは、機器の故障や災害等により、駆動装置としての巻上機への電力供給が絶たれて運行ができなくなる場合がある。この場合、エレベータの乗りかご内の乗客を救出するため、昇降路内の乗りかごを手動による操作で最寄の乗り場階にまで移動させる。この移動の方法としては、巻上機のブレーキ機構を手動で解除操作しながら、乗りかごを釣合い重りとの重量差で最寄のエレベータ乗り場階まで移動させる方法が一般的に採られる。
ここで、特に、昇降路の上部に巻上機を設置する機械室がなく、巻上機が昇降路内に設置されているマシンルームレスタイプのエレベータの場合、巻上機のブレーキ機構の解除状況や乗りかごの移動状況を乗り場階から目視により確認する必要がある。
一般に乗り場階にはのぞき用の窓が設けられており、この窓を通して昇降路内の状況を目視により確認することになる。昇降路内には、非常時に点灯する照明装置が設けられており、この照明装置により昇降路内が照明される。
この照明装置の電源としてはバッテリーが用いられ、非常時にそのバッテリーにより照明装置に電力が供給され、昇降路内が照明される。通常、バッテリーはエレベータの運転制御用の制御盤内に設けられている。
しかしながら、照明装置の電源としてバッテリーを用いる手段では、バッテリーの容量により電力供給量が制限され、またバッテリーの寿命や経年変化に応じて保守作業員による交換作業が必要で管理が面倒となる。
この発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、外部電力が遮断された非常時に、容量の制限を受けたり交換を要するようなバッテリーを用いることなく昇降路内の照明装置を点灯することができるエレベータを提供することにある。
請求項1の発明は、交流モータおよびこの交流モータで回転駆動されるトラクションシーブならびにこのトラクションシーブの回転を制動するブレーキ機構を備える巻上機と、
前記巻上機のトラクションシーブに巻き掛けられたメインロープを介して建屋の昇降路内に吊り下げられ、前記トラクションシーブの回転で昇降路内を昇降移動する乗りかごと、前記巻上機への外部電力の供給が絶たれた非常時に、前記ブレーキ機構を手動で解除操作して前記乗りかごを移動させて前記トラクションシーブを回転させ、その回転で前記交流モータの相間を短絡することにより発生する回生電力を電源として点灯して前記巻上機の周辺を照明することが可能な照明装置と、前記昇降路内に配置する前記巻上機のレベルとほぼ同じ高さのエレベータ乗り場階に設けられ、その乗り場階から前記昇降路内の巻上機の周辺を目視することが可能な窓とを具備することを特徴としている。
請求項2の発明は、交流モータおよびこの交流モータで回転駆動されるトラクションシーブならびにこのトラクションシーブの回転を制動するブレーキ機構を備える巻上機と、前記巻上機のシーブに巻き掛けられたメインロープを介して建屋の昇降路内に吊り下げられ、前記トラクションシーブの回転で昇降路内を昇降移動する乗りかごと、ガバナシーブおよびこのガバナシーブに巻き掛けられ、前記乗りかごと一体的に移動するガバナロープを備える調速機と、前記巻上機への外部電力の供給が絶たれた非常時に、前記ブレーキ機構を手動で解除操作して前記乗りかごを移動させて前記トラクションシーブを回転させ、その回転で前記交流モータの相間を短絡することにより発生する回生電力を電源として点灯して前記調速機の周辺を照明することが可能な照明装置と、前記昇降路内に配置する前記調速機のレベルとほぼ同じ高さのエレベータ乗り場階に設けられ、その乗り場階から前記昇降路内の調速機の周辺を目視することが可能な窓とを具備することを特徴としている。
請求項3の発明は、前記照明装置が上下に配置する一対のランプからなり、その上側に配置する一方のランプは、前記ブレーキ機構の解除操作で前記乗りかごが上昇方向に移動して前記トラクションシーブが一方向に回転したときに前記交流モータにより発生する回生電力で点灯させ、下側に配置する他方のランプは、前記ブレーキ機構の解除操作で前記乗りかごが下降方向に移動して前記トラクションシーブが逆方向に回転したときに前記交流モータにより発生する回生電力で点灯させることを特徴としている。
請求項4の発明は、交流モータおよびこの交流モータで回転駆動されるトラクションシーブならびにこのトラクションシーブの回転を制動するブレーキ機構を備える巻上機と、前記巻上機のシーブに巻き掛けられたメインロープを介して建屋の昇降路内に吊り下げられ、前記トラクションシーブの回転で昇降路内を昇降移動する乗りかごと、前記乗りかごに連動して回転するガバナシーブを備える調速機と、前記調速機のガバナシーブの回転により駆動される発電機と、前記巻上機への外部電力の供給が絶たれた非常時に、前記ブレーキ機構を手動で解除操作して前記乗りかごを移動させたときに、その移動で回転する前記ガバナシーブの回転に基づいて前記発電機が発生する電力で点灯して前記調速機の周辺を照明することが可能な照明装置と、前記昇降路内に配置する前記調速機のレベルとほぼ同じ高さのエレベータ乗り場階に設けられ、その乗り場階から前記昇降路内の調速機の周辺を目視することが可能な窓とを具備することを特徴としている。
請求項5の発明は、交流モータおよびこの交流モータで回転駆動されるトラクションシーブならびにこのトラクションシーブの回転を制動するブレーキ機構を備える巻上機と、前記巻上機のシーブに巻き掛けられたメインロープを介して建屋の昇降路内に吊り下げられ、前記トラクションシーブの回転で昇降路内を昇降移動する乗りかごと、前記巻上機への外部電力の供給が絶たれた非常時に、前記ブレーキ機構を手動で解除操作して前記乗りかごを移動させて前記トラクションシーブを回転させ、その回転で前記交流モータの相間を短絡することにより発生する回生電力を電源として点灯して前記巻上機の周辺を照明することが可能な照明装置およびその回生電力を電源として鳴動する報知装置と、前記昇降路内に配置する前記巻上機のレベルとほぼ同じ高さのエレベータ乗り場階に設けられ、その乗り場階から前記昇降路内の巻上機の周辺を目視することが可能な窓とを具備することを特徴としている。
この発明によれば、外部電力が遮断された非常時に、容量の制限を受けたり交換を要するようなバッテリーを用いることなく昇降路内の照明装置を点灯することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1には第1の実施形態に係るエレベータの構成を示してある。このエレベータはマシンルームレスタイプで、昇降路1内の上部に巻上機2およびエレベータの運転を制御する制御盤3が設置されている。
巻上機2は、トラクションシーブ5と、このトラクションシーブ5を回転駆動する交流モータ6と、トラクションシーブ5の回転を制動するブレーキ機構7とを備え、トラクションシーブ5にメインロープ8が巻き掛けられ、このメインロープ8を介して昇降路1内に乗りかご10が吊り下げられている。なお、メインロープ8には乗りかご10の反対側の端部側に釣合い重り(図示せず)が設けられている。
巻上機2の下部には、巻上機2の周辺を照明することが可能な照明装置14がブラケット15を介して取り付けられている。巻上機2は配線11を介して制御盤3に電気的に接続され、照明装置14は配線12を介して制御盤3に電気的に接続されている。
また、昇降路1内には、乗りかご10の異常速度を検出する調速機17が設けられている。この調速機17はガバナシーブ18およびこのガバナシーブ18に巻き掛けられたガバナロープ19を備え、ガバナロープ19の途中が乗りかご10に付設された非常止め装置(図示せず)に連結され、乗りかご10と一体的にガバナロープ19が走行してガバナシーブ18が回転し、乗りかご10が一定以上の異常速度となったときに、それを検知して前記ガバナシーブ18の回転が停止し、ガバナロープ19を介して前記非常止め装置が作動し、乗りかご10が緊急停止するようになっている。
巻上機2、制御盤3、調速機17は昇降路1内の上部のほぼ同じ高さの位置に配設され、その高さの位置のエレベータ乗り場階22には、昇降路1内をのぞき見ることができる窓23が設けられている。
通常時においては、制御盤3を介して巻上機2の交流モータ6に外部電力が供給され、この電力に基づいてトラクションシーブ5が回転駆動され、乗りかご10が所定の目的階に向って走行する。
このようなエレベータの運行中に、機器の故障や災害等により、巻上機2への外部電力の供給が遮断されると、巻上機2のブレーキ機構7が自動的に作動して乗りかご10が緊急停止する。
このような非常時には、乗りかご10内の乗客を救出することが必要になる。この救出作業にあたっては、まず巻上機2のブレーキ機構7を手動で解除する。この解除操作に応じて、乗りかご10と釣合い重りとの重量差で乗りかご10が緩やかに下降方向または上昇方向に移動するから、そのブレーキ機構7の解除を手動で調整しながら、乗りかご10を最寄のエレベータ乗り場階にまで移動させ、その位置で乗りかご10をブレーキ機構7により停止させる。そして、そのエレベータ乗り場階のドア装置および乗りかご10のドア装置を手動で開き、乗客を救出する。
ブレーキ機構7の調整で乗りかご10が移動する際には、巻上機2のトラクションシーブ5が交流モータ6と一体に回転し、この回転で交流モータ6の相間短絡回路によって回生電力が発生し、この回生電力が配線11を通して制御盤3に送られ、さらに配線12を通して照明装置14に送電され、これにより照明装置14が点灯して巻上機2の周辺が明るく照らされる。
したがって、巻上機2のブレーキ機構7を手動で解除操作して乗りかご10を移動させる際に、メインロープ8の動きをエレベータ乗り場階22の窓23から目視して明瞭に確認することができる。そしてそのメインロープ8の動きから乗りかご10の移動距離を推定して適切な位置に乗りかご10を停止させることができる。
このように、本実施形態では、照明装置14の電源として、巻上機2における交流モータ6の回生電力を利用するものであり、したがってバッテリーを用いる場合と異なり、電力容量に制限がなく、また寿命や経年変化の影響を受けることがなく、その交換作業が不要で管理が容易となる。
図2には第2の実施形態を示してあり、この実施形態においては、照明装置14が調速機17の近傍に設けられ、この照明装置14が配線12を介して制御盤3に電気的に接続されている。
したがってこの実施形態の場合には、非常時に巻上機2のブレーキ機構7を解除して乗りかご10を移動させると、巻上機2の交流モータ6により発生する回生電力が配線12を通して照明装置14に送電され、この照明装置14により調速機17の周辺が明るく照らされる。
そして、調速機17のガバナロープ19の動きをエレベータ乗り場階22の窓23から目視することにより、乗りかご10の移動距離を推定して適切な位置に乗りかご10を停止させることができる。
図3には第3の実施形態を示してあり、この実施形態においては、調速機17の近傍に照明装置として一対のランプ14a,14bが上下に位置して設けられ、これらランプ14a,14bが配線12を介して制御盤3に接続されている。
そして、非常時に巻上機2のブレーキ機構7の解除操作で乗りかご10が上昇方向に移動してトラクションシーブ5が一方向に回転するときの巻上機2に発生する回生電力と、乗りかご10が下降方向に移動してトラクションシーブ5が逆方向に回転するときの巻上機2に発生する回生電力との相違が制御盤3により判別され、乗りかご10が上昇方向に移動するときには、その回生電力が上下に配置するうちの上側の一方のランプ14aにのみ送電され、乗りかご10が下降方向に移動するときには、その回生電力が下側の他方のランプ14bにのみ送電されるようになっている。
したがってこの実施形態の場合には、非常時に巻上機2のブレーキ機構7を解除し、乗りかご10を移動させたときの移動方向が上昇方向であれば一方のランプ14aが巻上機2の回生電力で点灯し、乗りかご10の移動方向が下降方向であれば他方のランプ14bが巻上機2の回生電力で点灯する。
このため、窓23を通して作業員がランプ14a,14bを目視したときにそのいずれかが点灯しているかで乗りかご10の移動方向を明確に判断することができる。そして、照明装置としてのランプ14a,14bが点灯することにより、調速機17の周辺が明るく照らされ、したがってガバナロープ19の動きを目視して乗りかご10の移動距離を推定し、適切な位置に乗りかご10を停止させることができる。
この際、乗りかご10の移動の方向をいずれのランプ14aまたは14bが点灯するかで予め知ることができるから、より的確に乗りかご10の移動距離を推定して乗りかご10を所定の位置まで能率よく移動させることができる。
なお、前記第3の実施形態においては、調速機17の周辺を照明する照明装置14を上下に配置する一対のランプ14a,14bで構成し、ブレーキ機構7の解除操作で移動する乗りかご10の移動方向に応じてそのランプ14a,14bを選択的に点灯させるようにしたが、前記第1の実施形態のように巻上機2の周辺を照明装置14で照明する場合において、その照明装置14を上下に配置する一対のランプ14a,14bで構成し、ブレーキ機構7の解除操作で移動する乗りかご10の移動方向に応じてそのランプ14a,14bを選択的に点灯させるように構成することも可能である。
図4には第4の実施形態を示してあり、この実施形態においては、照明装置14が調速機17の近傍に設けられているとともに、調速機17に発電機25が取り付けられている。この発電機25はガバナシーブ18の回転軸と一体的に回転して電気を発生させる回転子(図示せず)を有し、この発電機25が配線26を介して制御盤3に電気的に接続されている。
この実施形態の場合には、非常時に巻上機2のブレーキ機構7を解除して乗りかご10を移動させると、その乗りかご10に連結されたガバナロープ19を介してガバナシーブ18が回転する。そしてこのガバナシーブ18の回転動力で発電機25が作動して発電し、その電力が配線26を通して制御盤3に送られ、さらに制御盤3から配線12を通して照明装置14に送電され、この照明装置14により調速機17の周辺が明るく照らされる。
このように調速機17の周辺が明るく照らされるから、調速機17のガバナロープ19の動きをエレベータ乗り場階22の窓23から明瞭に目視することができ、そのガバナロープ19の動きから乗りかご10の移動距離を推定して適切な位置に乗りかご10を停止させることができる。
図5には第5の実施形態を示してあり、この実施形態においては、照明装置14が調速機17の近傍に設けられているとともに、さらに調速機17の近傍に報知装置としてのブザー28が設けられている。そして照明装置14およびブザー28が配線29を介して制御盤3に電気的に接続されている。
この実施形態の場合には、非常時に巻上機2のブレーキ機構7を解除して乗りかご10を移動させると、巻上機2の交流モータ6により発生する回生電力が配線11を通して制御盤3に送られ、さらに制御盤3から配線12を通して照明装置14およびブザー28にそれぞれ所定の電圧の電力が送電される。そしてその電力で照明装置14が点灯して調速機17の周辺が明るく照らされるとともに、ブザー28が鳴動して乗りかご10の移動が報知される。
したがって、調速機17のガバナロープ19の動きをエレベータ乗り場階22の窓23から明瞭に目視することができるとともに、ブザー28の鳴動により乗りかご10の移動を明確に知ることができる。
そしてガバナロープ19の動きから乗りかご10の移動距離を推定して適切な位置に乗りかご10を停止させることができる。この際、乗りかご10の移動をブザー28の音で予め知ることができるから、より的確に乗りかご10の移動距離を推定して乗りかご10を所定の位置まで能率よく移動させることができる。
この発明の第1の実施形態を示すエレベータの構成図。 この発明の第2の実施形態を示すエレベータの構成図。 この発明の第3の実施形態を示すエレベータの構成図。 この発明の第4の実施形態を示すエレベータの構成図。 この発明の第5の実施形態を示すエレベータの構成図。
符号の説明
1…昇降路
2…巻上機
3…制御盤
5…トラクションシーブ
6…交流モータ
7…ブレーキ機構
8…メインロープ
10…乗りかご
14…照明装置
14a,14b…ランプ
17…調速機
18…ガバナシーブ
22…エレベータ乗り場階
23…窓
25…発電機
28…ブザー

Claims (5)

  1. 交流モータおよびこの交流モータで回転駆動されるトラクションシーブならびにこのトラクションシーブの回転を制動するブレーキ機構を備える巻上機と、
    前記巻上機のトラクションシーブに巻き掛けられたメインロープを介して建屋の昇降路内に吊り下げられ、前記トラクションシーブの回転で昇降路内を昇降移動する乗りかごと、
    前記巻上機への外部電力の供給が絶たれた非常時に、前記ブレーキ機構を手動で解除操作して前記乗りかごを移動させて前記トラクションシーブを回転させ、その回転で前記交流モータの相間を短絡することにより発生する回生電力を電源として点灯して前記巻上機の周辺を照明することが可能な照明装置と、
    前記昇降路内に配置する前記巻上機のレベルとほぼ同じ高さのエレベータ乗り場階に設けられ、その乗り場階から前記昇降路内の巻上機の周辺を目視することが可能な窓と、
    を具備することを特徴とするエレベータ。
  2. 交流モータおよびこの交流モータで回転駆動されるトラクションシーブならびにこのトラクションシーブの回転を制動するブレーキ機構を備える巻上機と、
    前記巻上機のシーブに巻き掛けられたメインロープを介して建屋の昇降路内に吊り下げられ、前記トラクションシーブの回転で昇降路内を昇降移動する乗りかごと、
    ガバナシーブおよびこのガバナシーブに巻き掛けられ、前記乗りかごと一体的に移動するガバナロープを備える調速機と、
    前記巻上機への外部電力の供給が絶たれた非常時に、前記ブレーキ機構を手動で解除操作して前記乗りかごを移動させて前記トラクションシーブを回転させ、その回転で前記交流モータの相間を短絡することにより発生する回生電力を電源として点灯して前記調速機の周辺を照明することが可能な照明装置と、
    前記昇降路内に配置する前記調速機のレベルとほぼ同じ高さのエレベータ乗り場階に設けられ、その乗り場階から前記昇降路内の調速機の周辺を目視することが可能な窓と、
    を具備することを特徴とするエレベータ。
  3. 前記照明装置は上下に配置する一対のランプからなり、その上側に配置する一方のランプは、前記ブレーキ機構の解除操作で前記乗りかごが上昇方向に移動して前記トラクションシーブが一方向に回転したときに前記交流モータにより発生する回生電力で点灯させ、下側に配置する他方のランプは、前記ブレーキ機構の解除操作で前記乗りかごが下降方向に移動して前記トラクションシーブが逆方向に回転したときに前記交流モータにより発生する回生電力で点灯させることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ。
  4. 交流モータおよびこの交流モータで回転駆動されるトラクションシーブならびにこのトラクションシーブの回転を制動するブレーキ機構を備える巻上機と、
    前記巻上機のシーブに巻き掛けられたメインロープを介して建屋の昇降路内に吊り下げられ、前記トラクションシーブの回転で昇降路内を昇降移動する乗りかごと、
    前記乗りかごに連動して回転するガバナシーブを備える調速機と、
    前記調速機のガバナシーブの回転により駆動される発電機と、
    前記巻上機への外部電力の供給が絶たれた非常時に、前記ブレーキ機構を手動で解除操作して前記乗りかごを移動させたときに、その移動で回転する前記ガバナシーブの回転に基づいて前記発電機が発生する電力で点灯して前記調速機の周辺を照明することが可能な照明装置と、
    前記昇降路内に配置する前記調速機のレベルとほぼ同じ高さのエレベータ乗り場階に設けられ、その乗り場階から前記昇降路内の調速機の周辺を目視することが可能な窓と、
    を具備することを特徴とするエレベータ。
  5. 交流モータおよびこの交流モータで回転駆動されるトラクションシーブならびにこのトラクションシーブの回転を制動するブレーキ機構を備える巻上機と、
    前記巻上機のシーブに巻き掛けられたメインロープを介して建屋の昇降路内に吊り下げられ、前記トラクションシーブの回転で昇降路内を昇降移動する乗りかごと、
    前記巻上機への外部電力の供給が絶たれた非常時に、前記ブレーキ機構を手動で解除操作して前記乗りかごを移動させて前記トラクションシーブを回転させ、その回転で前記交流モータの相間を短絡することにより発生する回生電力を電源として点灯して前記巻上機の周辺を照明することが可能な照明装置およびその回生電力を電源として鳴動する報知装置と、
    前記昇降路内に配置する前記巻上機のレベルとほぼ同じ高さのエレベータ乗り場階に設けられ、その乗り場階から前記昇降路内の巻上機の周辺を目視することが可能な窓と、
    を具備することを特徴とするエレベータ。
JP2003389764A 2003-11-19 2003-11-19 エレベータ Pending JP2005145702A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003389764A JP2005145702A (ja) 2003-11-19 2003-11-19 エレベータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003389764A JP2005145702A (ja) 2003-11-19 2003-11-19 エレベータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005145702A true JP2005145702A (ja) 2005-06-09

Family

ID=34696402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003389764A Pending JP2005145702A (ja) 2003-11-19 2003-11-19 エレベータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005145702A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009113891A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの電力変換装置
WO2014024563A1 (ja) * 2012-08-10 2014-02-13 住友重機械搬送システム株式会社 アンローダ
CN109641714A (zh) * 2016-08-29 2019-04-16 安全工业责任有限公司 机械制动中断装置
CN111196539A (zh) * 2019-08-20 2020-05-26 北京升华电梯集团有限公司 发电式限速器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009113891A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの電力変換装置
WO2014024563A1 (ja) * 2012-08-10 2014-02-13 住友重機械搬送システム株式会社 アンローダ
CN109641714A (zh) * 2016-08-29 2019-04-16 安全工业责任有限公司 机械制动中断装置
CN109641714B (zh) * 2016-08-29 2021-08-24 安全工业责任有限公司 机械制动中断装置
CN111196539A (zh) * 2019-08-20 2020-05-26 北京升华电梯集团有限公司 发电式限速器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4857285B2 (ja) エレベータの救出運転を行う方法
JP4879911B2 (ja) エレベータ救出システムを備えるエレベータ
DK1591409T3 (en) Hoists and methods of using hoists
CN108946369B (zh) 主电源关闭后在电梯中执行手动驱动的方法
US7549515B2 (en) Electrical elevator rescue system
JP5031767B2 (ja) エレベータ装置
CN101065313A (zh) 电梯装置
JP2011006218A (ja) エレベーターの乗客救出装置
JP2005145702A (ja) エレベータ
US20050051388A1 (en) Backup power device for elevator
CN106477416B (zh) 用于移动电梯轿厢的方法和电梯
JP4827465B2 (ja) エレベーター装置
JP2007076827A (ja) エレベータシステム
JP2011121742A (ja) エレベーターの制動装置
JP2006160441A (ja) エレベータの制御装置
JP2001002340A (ja) エレベータのブレーキ解放装置
JP2012184043A (ja) エレベータ装置
JP2009161290A (ja) エレベータ戸開走行防止装置
JP2008019039A (ja) エレベーター保守作業時の照明装置
JP4387243B2 (ja) エレベータの閉じ込め救出装置
JP5706292B2 (ja) エレベーターの照明装置
JP2006160384A (ja) エレベーターの制御装置
JP2001002338A (ja) エレベーターかごの位置検出装置
JP2012180137A (ja) エレベータシステムの制御方法及びエレベータシステム
JP2011020786A (ja) エレベーターの救出運転装置