JP2009018842A - 包装材及び包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】保管や輸送などを効率的に行うことができ、しかも、容易に包装箱を組み立てることができる包装材及びこの包装材によって組み立てられた包装箱を提供する。
【解決手段】交互に連続する多数の溝部と谷部とによって筋目13,13…が設けられた正方形状の波形シート11と、この波形シート11の片面又は両面に貼り合わされた正方形状のライナー12とからなる正方形状の段ボールシート10に折り目及び切れ目20が入れられた包装材によって包装箱を組み立てる。段ボールシート10の各辺10a,10bの中心部を結ぶ4本のラインに、筋目13を45度斜め向きとする4本の外側の折り目31を入れ、この外側の折り目31の内側に4本の内側の折り目32を入れる。外側の折り目31の外側に3角形状の4枚の天板部41、両折り目31,32間に長方形状の4枚の側部42、内側の折り目32内に正方形状の底部43を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、波形シートとライナーとを貼り合わせた段ボールシートに折り目及び切り目を入れた包装材及びこの包装材によって組み立てられた包装箱に関し、詳しくは、直角2方向の外力を受けても変形しにくいようにした包装材及び包装箱に関する。
段ボールシートは、衝撃吸収性に優れていることから、包装箱などとして多用されている。例えば、特許文献1には、ダンボール紙を使用し、設計図面通りの位置に折り目を入れることができるようにした包装箱が開示されている。
この包装箱は、図4に示すように、ダンボール紙100が平面シートと波形シートからなり、波形の溝100aを波形シートの縦横方向に対し45度のバイヤスに形成して組み立てたことを特徴としている。また、ダンボール紙100には、表面部101、裏面部102、後面部103、蓋面部104、折り込み部105、側面部106,107、耳部108が設けられ、各部分101〜108が折り目100bを介して折起こされ、重なり合う2枚の側面部106,107は、糊付けされることによって包装箱が組み立てられる。
登録実用新案第3109087号公報
特許文献1に開示された包装箱は、重なり合う2枚の側面部106,107が糊付けされているため、展開したダンボール紙100の状態で、保管や輸送などが行われない。したがって、この包装箱は、保管や輸送などに際して、側面部106,107の高さ分だけ嵩張って積み重ねられる。また、この包装箱は、側面部106,107を糊付けしなければならないことから、生産性がよいものとなっていない。これらのことから、この包装箱は、コストダウンが十分になされているものとなっていない。
そこで、本発明は、保管や輸送などを効率的に行うことができ、しかも、容易に包装箱を組み立てることができるようにした包装材及びこの包装材によって組み立てられた包装箱を提供することを課題とする。
本発明に係る包装材は、交互に連続する多数の溝部と谷部とによって筋目が設けられ、かつ、該筋目と平行に2辺が設けられ、筋目と直角に他の2辺が設けられた正方形状の波形シートと、該波形シートの片面又は両面に貼り合わされた正方形状のライナーとからなる正方形状の段ボールシートに折り目及び切れ目が入れられた包装材であって、前記段ボールシートの各辺のほぼ中心部に切れ目が入れられ、直角方向に隣り合っている切れ目を結ぶ4本のラインに前記筋目を45度斜め向きとする外側の折り目を入れることにより、各折り目と段ボールシートの各角部との間に三角形状の天板部が設けられ、前記外側の折り目よりも内側、かつ、外側の折り目と平行な4本のラインに内側の折り目を入れることにより、両折り目間に4枚の側部が設けられ、4本の内側の折り目の内側に正方形状の底部が設けられることを特徴としている。
この包装材によれば、包装箱を組み立てる前において、平坦な状態で展開され、多数枚積み重ねられて保管や輸送などを行うことができる。さらに、この包装材は、段ボールシートに入れられた内側の折り目で折り曲げられることにより、底部の4辺から立ち上がった4枚の側部を設け、外側の折り目で折り曲げられることにより、各側部に連続する4枚の三角形状の天板部を設け、各天板部の2辺同士が重なり合って作られる天部を有する包装箱を組み立てることができる。この包装箱は、底部、4枚の側部、4枚の天板部のいずれも、段ボールシートに設けられた筋目が外側及び内側の両折り目に対して45度斜め向きとされるため、直角2方向(X方向とY方向)のいずれの方向から外力を受けても変形しにくいものとされている。
また、前記本発明に係る包装材において、直角方向に隣り合っている側部間に、内側に折り込まれる折込部が設けられていることが好ましい。この包装材によれば、直角方向に隣り合っている側部間に折込部が設けられ、この折込部が内側に折り込まれることにより、包装材から組み立てられた包装箱は、直角方向に隣り合っている側部間に隙間が生じないようにすることができ、さらに、各側部の両端部、すなわち包装箱の角部を補強することができる。
また、前記本発明に係る包装材において、前記段ボールシートの4箇所の角部に鉤形のスリットが設けられていることが好ましい。この包装材によれば、段ボールシートの4箇所の角部に鉤形のスリットが設けられていることにより、包装材から組み立てられた包装箱において、天板部の角部同士が重なり合い、対向する鉤形のスリットが引っ掛けられることによって、天板部は閉じた状態を維持することができる。
そして、本発明に係る包装箱は、前記本発明に係るいずれかの包装材が各折り目で直角方向に折り曲げられることによって組み立てられたことを特徴としている。
この包装箱によれば、接着剤を使用しなくても包装材から底部、4枚の側部、4枚の天板部を有するように組み立てられ、そして、この底部、4枚の側部、4枚の天板部のいずれも、段ボールシートに設けられた筋目が外側及び内側の両折り目に対して45度斜め向きとされるため、直角2方向(X方向とY方向)のいずれの方向から外力を受けても変形しにくいものとされている。
本発明によれば包装材が平坦な状態に展開され、多数枚積み重ねることができるため、効率的に保管や輸送などを行うことができる。また、本発明は、接着剤を使用することなく包装材から包装箱を組み立てることができる。したがって、本発明に係る包装箱は、コストダウンを図ることができる。そして、組み立てられた包装箱は、筋目が外側及び内側の両折り目に対して45度斜め向きとされ、外力を受けても変形しにくいようにされているため、包装された物品を確実に保護することができる。
本発明に係る包装材及び包装箱の一実施形態を図1ないし図3を参照しながら説明する。この包装材は、図1に示すように、紙製又は軟質プラスチック製の段ボールシート10に切れ目20及び折り目31,32が入れられている。
段ボールシート10は、正方形状の波形シート11の両面に正方形状のライナー12,12を貼り合わせたものであるが、波形シート11の片面にのみライナー12を貼り合わせたものであってもよい。そして、波形シート11は、交互に連続する多数の溝部と谷部(ともに採番せず)とによって筋目13,13…が設けられている。段ボールシート10は、この筋目13,13…と平行に2辺10a,10aが設けられ、筋目13,13…と直角に他の2辺10b,10bが設けられている。
このような段ボールシート10の各辺10a,10b…の中心部には、切れ目20,20…が入れられている。各切れ目20は、図1に示すように、一対の傾斜辺21,21と各傾斜辺21,21の両端を結ぶ円弧辺22とによって切欠部を形成したものとされるが、図示しない切込みによって形成することもできる。
そして、直角方向に隣り合っている切れ目20,20を結ぶ4本のラインに外側の折り目31,31…が入れられている。この外側の折り目31,31…は、直角方向に隣り合っている切れ目20を結ぶラインに入れられるため、筋目13,13…が外側の折り目31,31…に対して45度斜め向きとなる。
この外側の折り目31から段ボールシート10の角部側には、三角形状の天板部41が設けられている。また、各天板部41,41…の角部、すなわち、段ボールシート10の4箇所の角部には、鉤形のスリット50,50…が設けられている。
そして、段ボールシート10には、外側の折り目31,31…よりも内側、かつ、外側の折り目31,31…と平行な4本のラインに内側の折り目32,32…が入れられている。各内側の折り目32,32…の両端は、同じ位置にあり、4本の内側の折り目32,32…は、正方形の枠状に入れられる。この内側の折り目32,32…は、外側の折り目31,31…と平行であることから、筋目13,13…は内側の折り目32,32…に対しても45度斜め向きとなる。
そして、外側の折り目31,31…と内側の折り目32,32…との間に4枚の側部42,42…が設けられ、内側の折り目32,32…の内側に正方形状の底部43が設けられる。さらに、直角方向に隣り合っている側部42,42…間には4分の1円状の折込部44,44…が設けられる。この折込部44,44…の表裏面には、折り目、好ましくはミシン目(以下、「ミシン目」として説明する。)33が入れられる。このミシン目33は、折込部44,44…を法線方向に二分するラインに入れられる。
そして、天板部41,41…、側部42,42…及び底部43内に設けられた筋目13,13…は、外側及び内側の両折り目31,32…に対して45度斜め向きとなる。したがって、三角形状の天板部41の一方の辺41aは、筋目13,13…と平行になり、他方の辺41bは、筋目13,13…と直角になる。
このような包装材は、段ボールシート10が外側及び内側の両折り目31,32…で直角方向に折り曲げられることによって、接着剤を使用しなくても包装箱に組み立てられる。すなわち、包装材は、図2に示すように、まず、段ボールシート10を各内側の折り目32,32…で折り曲げて立ち上げられる。この時、折込部44,44…がミシン目33で内側に折り込まれる。そして、段ボールシート10を各外側の折り目31,31…で内側に折り曲げることにより、側部42,42…を立ち上げた状態とするともに、天板部41,41…を内向きとする。
すると、隣り合っている各天板部41,41の各辺41a,41b同士が重なり合い、対向している天板部41,41のスリット50,50同士が嵌められる。スリット50は、鉤形に形成されていることから、両天板部41,41の角部は、引っ掛かる状態となる。したがって、包装箱は、図3に示すように、天板部41,41…が拡開することなく、天部40を設けた状態となり、物品(図示せず)を包装することができる。
この包装箱は、包装材の筋目13,13…が外側及び内側の両折り目31,32…に対して45度斜め向きとされているため、直角2方向(X方向とY方向)のいずれの方向から外力を受けても変形しにくいものとされ、包装された物品を確実に保護する。また、折込部44,44…が内側に折り込まれていることにより、隣り合っている側部42,42間に隙間が生じないようにされ、さらに、各側部42の両端部である包装箱の角部が補強されたものとなる。
なお、本発明は、前記の実施形態に限定することなく、特許請求の範囲に記載した技術的事項の範囲内において種々変更することができる。例えば、前記の実施形態では、包装材を内側の折り目32,32…で折り曲げてから外側の折り目31,31…で折り曲げると説明したが、外側の折り目31,31…で折り曲げてから内側の折り目32,32…で折り曲げてもよいし、同時であってもよい。
また、段ボールシート10の4箇所の角部に鉤形のスリット50を設けることなく、クリップなどによって、天板部41を留めてもよい。また、各側部42,42…間に隙間が生じても差支えがない場合は、折込部44,44…を設けなくてもよい。
本発明に係る包装材の一実施形態を示す平面図及び一部分を拡大した断面正面図である。 本発明に係る包装材によって包装箱を組み立てている途中の一実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る包装箱の一実施形態を示す斜視図である。 従来のダンボール紙の展開図である。
符号の説明
10……段ボールシート
10a…辺
10b…辺
11……波形シート
12……ライナー
13……筋目
20……切れ目
31……外側の折り目
32……内側の折り目
33……折り目(ミシン目)
41……天板部
42……側部
43……底部
44……折込部
50……スリット

Claims (4)

  1. 交互に連続する多数の溝部と谷部とによって筋目が設けられ、かつ、該筋目と平行に2辺が設けられ、筋目と直角に他の2辺が設けられた正方形状の波形シートと、該波形シートの片面又は両面に貼り合わされた正方形状のライナーとからなる正方形状の段ボールシートに折り目及び切れ目が入れられた包装材であって、
    前記段ボールシートの各辺のほぼ中心部に切れ目が入れられ、直角方向に隣り合っている切れ目を結ぶ4本のラインに前記筋目を45度斜め向きとする外側の折り目を入れることにより、各折り目と段ボールシートの各角部との間に三角形状の天板部が設けられ、前記外側の折り目よりも内側、かつ、外側の折り目と平行な4本のラインに内側の折り目を入れることにより、両折り目間に4枚の側部が設けられ、4本の内側の折り目の内側に正方形状の底部が設けられていることを特徴とする包装材。
  2. 直角方向に隣り合っている側部間に、内側に折り込まれる折込部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の包装材。
  3. 前記段ボールシートの4箇所の角部に鉤形のスリットが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装材。
  4. 前記請求項1から3のいずれか1項に記載の包装材が各折り目で直角方向に折り曲げられることによって組み立てられたことを特徴とする包装箱。
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