JP2009018103A - 計測方法、計測装置及び計測プログラム - Google Patents

計測方法、計測装置及び計測プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】計測対象者の運動量を正確に把握することを可能にするための構成を提供することを目的とする。
【解決手段】装置の計測対象者の歩行の有無を判定し、計測対象者の歩行有りと判定されている間に計測対象者の特定方向の移動率を計測し、計測対象者の歩行有りと判定されている間に得られた計測対象者の特定方向の移動率に基づいてその間に取得された計測対象者の移動に係る計測情報の出力の要否を判定する構成を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は計測方法、計測装置及び計測プログラムに係り、特に計測対象者の移動状態について計測するための計測方法、計測装置及び計測プログラムに関する。
近年、歩行時などの運動量を把握することが広く望まれており、各種携帯端末に運動量を計測する装置を付加するなどの対応が取られ始めている。
例えば特許文献1において、被測定者が運動して消費したカロリを演算する消費カロリ演算装置が提案されている。
特許文献1の消費カロリ演算装置は、地上高検出部と、歩行検出部と、歩行判定部と、消費カロリ演算部と、消費カロリ出力部とを備えている。地上高検出部は超音波送信器と超音波受信器とからなる超音波センサを有し、超音波送信器から発信された超音波が歩行面に反射して再び超音波センサの超音波受信器に到達するまでの時間を計測することにより、地上からの高さを計測する。特許文献1では、計測された高さ位置の変化を検出し、被測定者の階段や坂道の昇降を判定する。
特開平11-347020号公報 特開2006-220653号公報
本発明は上記状況に鑑み、例えば携帯電話機において設けられるような場合であっても計測対象者の運動量を的確に把握することを可能にするための構成を提供することを目的とする。
本発明によれば、計測対象者の歩行の有無を判定し、計測対象者の歩行有りと判定されている間に計測対象者の特定方向の移動率を計測し、計測対象者の歩行有りと判定されている間に得られた計測対象者の特定方向の移動率に基づいてその間に取得された計測対象者の移動に係る計測情報の出力の要否を判定する構成とした。
この構成によれば、まず歩行の有無を判定するとともに、歩行有りと判定された場合における計測対象者の特定方向の移動率を計測する。更に、歩行ありと判定された期間に得られた計測対象者の特定方向の移動率に基づいて、歩行中に取得された計測対象者の移動に係る計測情報の出力の要否を判定するようにした。このため、仮に計測対象者がエレベータで移動したような場合、「歩行無し」と判定されるため、たとえ特定方向(この場合垂直方向)の移動があってもその計測結果は出力されない。
他方、計測対象者が階段歩行を行った場合には、特定方向の移動率が一定の条件を満たすこととなり、その場合に初めてその計測結果が出力される。このため階段歩行以外の場合に計測結果が出力されず、階段歩行を行った場合には確実にその計測結果が出力される。
本発明によれば計測対象者の階段歩行の有無を判断して、計測結果の出力の要否を判定するため、計測対象者の階段歩行による運動量を把握可能となり、計測対象者の運動量をより正しく把握することが可能となる。
本発明では計測対象者の特定方向の移動率を計測することにより階段歩行の有無を判断するため、例えば携帯電話機において設けられるような場合であっても計測対象者の運動量を的確に把握することが可能となる。
以下に図とともに本発明の実施例について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施例による計測装置100の機能ブロック図である。
本実施例による計測装置100は、携帯電話機に内蔵されて使用される。その場合、携帯電話機には図1に示す計測対象者の歩数を計測する歩数計10、計測装置が位置する場所の高度を計測する高度計20及び、データ格納装置200が内蔵されている。
また、計測装置100の機能は図9とともに後述するように、コンピュータが対応するプログラムに記述された命令を実行することによって実現される。
図1に示すごとく、計測装置100は、歩数計10からの出力信号を処理することにより計測対象者の歩行の有無を判定する歩行判定部110を備える。また、計測装置100は、歩行判定部110及び高度計20の出力信号を処理することによって、計測対象者が歩行している場所の高度の変化を検出し、垂直方向の所定時間当たりの移動量(以下、所定時間当たりの移動量を「移動率」と称する)を計測する垂直移動率計測部120を有する。
また計測装置100は、歩行判定部110及び垂直移動率計測部120からのそれぞれの出力信号を処理することにより、計測対象者が現在階段歩行を行っているか否かを判断し、階段歩行を行っていると判断された場合にのみ、後述する時刻/歩数/高度差分計算部160による計算結果をデータ格納部200に出力する指示を、時刻/歩数/高度差分計算部160に対して出力する出力要否判定部150を有する。
また計測装置100は、歩数計10、高度計20、歩行判定部110及び出力要否判定部150からのそれぞれの出力信号を処理することにより、計測対象者が階段歩行中の経過時間、歩数及び高度差を計算し、これらの計算結果をデータ格納部200に出力する時刻/歩数/高度差分計算部160を有する。
更に計測装置100は、上記時刻/歩数/高度差分計算部160が計算に使用するデータを記憶するためのデータ記憶部170を有する。
図2は、このように構成される計測装置100にて実行される処理の手順を示したフローチャートである。
なお、ここでは計測装置100,歩数計10,高度計20及びデータ格納装置200を内蔵した携帯電話機を計測対象者が携帯している場合を想定する。
図2中、ステップS1で歩行判定部110は歩数計10からの出力信号を参照し、歩数計10の歩数計数値を前回の参照値と比較する。比較の結果が「増加有り」の場合(Yes)、処理は次のステップS2に移行する。他方、ステップS1での比較の結果が「増加無し」の場合(ステップS1のNo),所定時間後にステップS1の比較処理を繰り返す。
尚、歩数計10は携帯電話機に内蔵され、また計測対象者は携帯電話機を携帯している。したがって、歩数計10の出力信号は歩数計数値を示す信号である。 計測対象者が歩行中には、その歩行に伴って歩数計10の歩数計数値が順次増加し、歩行判定部110が歩数計数値を示す出力信号を受信することにより歩数計数値の増加が検出され、もって計測対象者の歩行状態が検出される。
ステップS2では、垂直移動率計測部120は高度計20の出力信号を受信し、所定時間、例えば5秒間の高度の差分値、すなわち垂直方向の移動率を得る。
ここで、高度計20の出力信号は高度測定値を示す信号である。計測対象者が階段を上っている場合、あるいは階段を降りている場合には、計測対象者の高度が徐々に上昇あるいは低下するため、高度計20の高度測定値が徐々に増加あるいは低下する。垂直移動率計測部120が 高度測定値を示す出力信号を受信することにより、計測対象者の高度が徐々に増加あるいは低下する様子が検出される。尚、ステップS2の処理について、後ほど図3とともに詳述する。
次にステップS3に進み、ステップS2で得られた垂直方向の移動率、すなわち5秒間に測定された高度差の絶対値が所定の閾値、例えば1mと比較される。この場合、5秒間に1m以上上昇していると判定されれば計測対象者が階段を上っており、逆に5秒間に1m以上下降していれば計測対象者が階段を下っているものと判断することが出来る。
尚、ステップS3に至る前に、ステップS1において計測対象者が歩行中か否かの判定がなされている。例えば計測対象者がエレベータあるいはエスカレータ等を利用中であるが何ら歩行行為を行っていないような場合、その間の計測対象者の高度は変化するものの、ステップS1にて「歩行無し」との判定結果が出るため処理がステップS3に至ることが無く、もってそのような場合に誤って階段歩行中と判定されることは無い。
また、歩数計10が計測対象者の歩行の有無を検出する原理は公知の歩数計のものと同様であり、ここでの説明を省略する。
ステップS3の比較結果がYesの場合、すなわち垂直方向の移動率の絶対値が「1m/5秒」以上であった場合、計測対象者が階段歩行中であると判定される。
すなわち、ステップS1にて計測対象者が歩行中であることが検出され、且つステップS3で計測対象者が上昇中または下降中であることが検出された場合、計測対象者が階段歩行中であると判断される。
他方、ステップS3の比較結果がNo、つまり「垂直方向の移動率の絶対値が「1m/5秒」未満」の場合、計測対象者が階段歩行を行っていると判断できる程度の垂直方向の移動率がないと判定され、処理はステップS8に移行する。ステップS8以降の処理については後述する。
ステップS3の比較結果がYesの場合、処理はステップS4に移行する。ここではまず、ステップS4の実施が初回か否かを判定する。ステップS4の処理が何回行なわれたかを確認する目的のため、計測装置100にループカウンタLCを設ける。ループカウンタLCは、後述するステップS7でカウントアップされ、他方計測対象者の階段歩行の終了が検出される毎、後述するステップS12にてゼロリセットされる。
ここで図2の処理フローでは、一旦ステップS1の比較結果がYesでステップS3の比較結果がYesとなり、計測対象者が階段歩行を開始したものと判定されると、以後、ステップS1の比較結果がNoとなるかあるいはステップS3の比較結果がNoとなるまで、ステップS2、S3,S4,S5,S6,S7及びS2のループ処理が繰り返される。ループカウンタLCはS2〜S7のループ処理が実行される毎にステップS7でカウントアップされるため、その計数値はループ処理の繰り返し回数を示す。また計測対象者の階段歩行が終了したと判断されると、ループカウンタCLがステップS12でゼロリセットされるため、ループカウンタLCの計数値は計測対象者が階段歩行を開始した時点以降のループ処理の繰り返し回数を示す。
ステップS4の判定結果がYesの場合、すなわちループカウンタLCが計数値が0であった場合は初回のループであることを意味し、計測対象者が階段歩行を開始したことを意味する。
その場合には処理はステップS5に移行し、現在の時刻、歩数計10の出力信号による歩数計数値及び、高度計20の出力信号による高度測定値を、階段歩行開始時の値としてデータ記憶部170に記憶する。ここで、現在の時刻の情報は計測装置100を内蔵する携帯電話機が有する公知の計時機能を利用して取得する。
他方、ステップS4の判定結果がNoの場合は、ステップS4の実行が2回目以降であり、既に初回ループ時に階段歩行開始時の値がデータ記憶部170に記憶されていることを意味する。この場合、ステップS5がスキップされステップS6が実行される。
ステップS6では、再度歩数計10の出力信号による歩数計数値が参照される。そして、参照された歩数計数値がそれ以前に参照された歩数計数値、すなわち初回のループの場合はステップS1にて得られた歩数計数値、2回目以降のループの場合は前回のループにおけるステップS6にて得られた歩数計数値と比較される。
ステップS6での比較の結果、歩数計数値が増加している場合(Yes),ステップS7にてループカウンタLCをカウントアップした後にステップS2に戻り、以降上記のループ処理が繰り返される。
他方、ステップS6の比較結果がNo、つまり「歩数計数値の増加無し」の場合,計測対象者の階段歩行が終了したと判断される。あるいは、2回目以降のループにおいてステップS3の比較結果がNo、つまり「垂直方向の移動率の絶対値が「1m/5秒」未満」の場合も、計測対象者の階段歩行が終了したと判断される。
、ステップS6では前回と今回との歩数計数値の参照値の比較がなされるが、その間ステップS3で5秒間の高度測定値の変化量が測定されるため、少なくとも前回の歩数計数値の参照から5秒が経過している。ステップS6の比較結果がNoの場合には、5秒間に歩数計数値が増加していないことを意味し、5秒間以上の間計測対象者が一歩も歩行していないと判断される。そのような場合には計測対象者が歩行を終了し、もって階段歩行を終了したものと判断する。
また、2回目以降のループにおいてステップS3の比較結果がNoの場合には、計測対象者が階段歩行を行っていると判断できる程度の垂直方向の移動率がないと判定されるため、階段歩行が終了したと判断する。この場合には、それ以前のステップS6で「歩数計数値の増加有り」と判定されていることから計測対象者の歩行は続行中であり、計測対象者が階段歩行から平面歩行に移行したものと判断される。
このように、ステップS3あるいはS6の比較結果がNo,すなわち計測対象者が階段歩行をしていない、あるいは終了したと判定された場合、ステップS8でループカウンタLCの計数値が参照される。ここで、ループカウンタLCの計数値が0の場合は初回のループであることを意味し、その場合、処理はステップS1に戻り、ステップS1にて歩数計数値の増加の有り/無しが判定される。
次に、S8の判定がNoの場合、ステップS9にて階段歩行終了時の値として、時刻/歩数/高度のそれぞれの値を再度取得する。すなわち、ステップS5の場合と同様、現在の時刻、歩数計10の出力信号による歩数計数値、及び高度計20の出力信号による高度測定値を、階段歩行終了時の値として記憶する。
次にステップS10にて、ステップS5において取得された階段歩行開始時の時刻/歩数/高度の各値と、ステップS9において取得された階段歩行終了時の時刻/歩数/高度の各値との間の差分を計算し、これらの差分値をステップS11にてデータ格納部200に対し出力する(S11)。その後、ループカウンタLCをゼロリセットし(S12)、この処理を終了する。以後、再びステップS1に戻り上述の処理が繰り返される。
一方、S8にてYesと判定された場合には、ステップS1の処理を再び行う。
ここで、初回のループにおいてステップS3から直接ステップS8に移行した場合、階段歩行は開始されておらず、ステップS5による階段歩行開始時の時刻/歩数/高度の値が取得されていない。そのため、ステップS9にて階段歩行終了時の時刻/歩数/高度の値を取得する意味が無い。また、ステップS6から直接ステップS8に移行する状況は、ステップS5による階段歩行開始時の時刻/歩数/高度の値を取得した直後の状態である。そのような状態でステップS9にて階段歩行終了時の時刻/歩数/高度を取得しても、ステップS10において時刻/歩数/高度のそれぞれの差分値がほぼゼロとなる。そのため、S8の処理が何回行なわれたかを判別している。
次に図3とともに、図2の処理フロー中、垂直移動率計測処理(S2)の詳細について説明する。
まずステップS21にて、1回目の高度計測を行う。
その後、ステップS22にて時間の経過を判定する。所定時間、この実施例では5秒が経過した場合、次のステップS23に処理を移行する。
ステップS23では、2回目の高度計測を行う。
そしてステップS24にて、ステップS21において取得された高度計測値と、ステップS23にて取得された高度計測値との差分が計算される。
このようにして、計測対象者の垂直方向の移動率、すなわち5秒間の計測対象者の移動量が得られる。
図4は、本発明の第2実施例による計測装置100Aの機能ブロック図である。
本実施例の計測装置100Aは、第1の実施例による計測装置100と同様に携帯電話機に内蔵されて使用される。その場合、携帯電話機には図4に示す歩数計10、GPS30及びデータ格納装置200が内蔵されている。
また後述する計測装置100Aの機能も、図9とともに後述するように、コンピュータが対応するプログラムに記述された命令を実行することによって実現される。
図4に示すごとく、本実施例の計測装置100Aは歩数計10からの出力信号を処理することにより、計測対象者の歩行の有無を判定する歩行判定部110を有する。さらに、計測装置100Aは、歩行判定部110及びGPS30の出力信号を処理することによって、計測対象者が歩行中の位置(この場合水平方向の位置)の変化を検出し、計測対象者の水平方向の移動率を計測する水平移動率計測部130を有する。
また計測装置100Aは、歩行判定部110及び水平移動率計測部130からのそれぞれの出力信号を処理することにより、計測対象者が現在階段歩行を行っているか否かを判断し、階段歩行を行っていると判断された場合にのみ、後述する時刻/歩数差分計算部160Aによる計算結果をデータ格納部200に出力する指示を時刻/歩数差分計算部160Aに対して出力する出力要否判定部150Aを有する。
また計測装置100Aは、歩数計10、GPS30、歩行判定部110及び出力要否判定部150Aからのそれぞれの出力信号を処理することにより、計測対象者が階段歩行中の経過時間、歩数を計算し、これをデータ格納部200に出力する時刻/歩数差分計算部160Aを有する。
更に計測装置100Aは、上記時刻/歩数/高度差分計算部160Aが計算に使用するデータを記憶するためのデータ記憶部170を有する。
図5は、このように構成される計測装置100Aで実行される処理フローチャートである。
ここで、計測装置100A,歩数計10,GPS30及びデータ格納装置200を内蔵した携帯電話機を計測対象者が携帯している場合を想定する。
図5中、ステップS1で歩行測定部110は歩数計10からの出力信号を参照し、歩数計10の歩数計数値を前回までの歩数計数値と比較する。比較の結果が「増加有り」の場合(Yes)、次のステップS2に処理を移行する。他方、比較の結果が「増加無し」の場合(ステップS1のNo),所定時間後にステップS1の比較処理を繰り返す。
第1の実施例と同様、本実施例でも歩数計10は携帯電話機に内蔵されており、また計測対象者が携帯電話機を携帯している。そのため、歩数計10の出力信号は歩数計数値を示す信号である。計測対象者が歩行中には、その歩行に伴って歩数計10の歩数計数値が順次増加し、歩数計数値を示す出力信号を受信することにより、歩行判定部110にて歩数計10の歩数計数値の増加が検出され、もって計測対象者の歩行状態が検出される。
ステップS2Aでは、水平移動率計測部130はGPS30の出力信号、すなわち現在の水平方向の計測装置位置を示す信号を受信し、所定時間、例えば5秒の間の水平方向の位置の差分値、すなわち水平方向の移動率を得る。
GPS30の出力信号は計測装置の位置情報を示す信号であり、計測対象者が階段を上っている場合にも水平方向の位置が徐々に変化するため、位置情報が示す位置測定値が徐々に変化する。位置測定値を示すGPS30からの出力信号を受信することにより、水平移動率計測部130にて計測対象者の位置が徐々に変化する様子が検出される。尚この場合の処理について後ほど図3とともに詳述する。
次にステップS3Aに進み、ステップS2Aで得られた水平方向の移動率、すなわち5秒間の位置変化量が所定の閾値、例えば40mと比較される。5秒間に40mを超えて水平方向に移動していれば、計測対象者が階段を上っているとは考えられず、もって階段歩行を行っていないと判断する。逆に、5秒間の水平方向の移動量が40m以下の場合、階段歩行中と判断する。
S3Aの処理に先立って、既にステップS1にて歩行中であるとの判定がなされている。そのため、計測対象者が歩行中であるのにも関わらず所定時間内の水平方向の移動量が比較的少ない場合には、通常の平面歩行と考えるよりも階段歩行を行っていると考えるべきであるとの仮定に基づいて、S3Aの処理が実行されている。
また、ステップS3Aに至る前に、ステップS1において計測対象者が歩行中か否かの判定がなされている。そのため、例えば計測対象者がエレベータあるいはエスカレータ等を利用しており何ら歩行行為を行っていないような場合には、ステップS1にて「歩行無し」との判定結果が出るため、処理がステップS3Aに至ることが無く、もってそのような場合に誤って階段歩行中と判定されることは無い。
ステップS3Aの比較結果がYesの場合、すなわち水平方向の移動率が40m/5秒以下であった場合、上述の仮定に基づき、計測対象者が階段歩行中であると判定される。
他方、上記ステップS3Aの比較結果が「水平方向の移動率が40m/5秒超過」の場合(No)、計測対象者が階段歩行を行っていると判断できる程度の水平方向の移動率を超えていると判定され、処理はステップS8に移行する。ステップS8以降の処理については後述する。
ステップS3Aの比較結果がYesの場合処理がステップS4に移行し、ステップS4の実施が初回か否かを判定する。ステップS4の処理回数を確認する目的のため、ループカウンタLCを計測装置に設ける。ループカウンタLCは、後述するステップS7でカウントアップされ、他方計測対象者の階段歩行の終了が検出される毎、後述するステップS12にてゼロリセットされる。
図5の処理フローにおいても、一旦ステップS1の比較結果がYesとなり更にステップS3Aの比較結果がYesとなり計測対象者が階段歩行を開始したものと判定されると、以後、ステップS1の比較結果がNoとなるかあるいはステップS3Aの比較結果がNoとなるまで、ステップS2A、S3A,S4,S5A,S6,S7及びS2Aのループ処理が繰り返される。ループカウンタLCはS2AからS7のループ処理が実行される毎にステップS7でカウントアップされるため、ループカウンタLCの計数値はループ処理の繰り返し回数を示す。また、計測対象者の階段歩行が終了したと判断されるとステップS12でゼロリセットされるため、ループカウンタLCの計数値は計測対象者が階段歩行を開始した時点からのS2A〜S7のループ処理の繰り返し回数を示す。
ステップS4の判定結果がYesの場合、すなわちループカウンタLCの計数値が0であった場合は初回のループであることを意味し、計測対象者が階段歩行を開始したと判断される。
その場合には処理はステップS5Aに移行し、現在の時刻、歩数計10の出力信号による歩数計数値を、階段歩行開始時の値としてデータ記憶部170に記憶する。ここでも、現在の時刻の情報は、計測装置100Aが内蔵されている携帯電話機が有する公知の計時機能を利用して取得する。
他方、ステップS4の判定結果がNoの場合は、計測対象者が階段歩行を開始してからのステップS4の実行が2回目以降であることを意味する。そのため、既に初回ループ実行時に階段歩行開始時の値が記憶されているため、ステップS5AがスキップされステップS6が実行される。
ステップS6では、歩数計の出力信号による歩数計数値が参照され、それ以前の歩数計数値の参照値、すなわち初回のループの場合はステップS1にて得られた歩数計数値、2回目以降のループの場合は前回のループにおけるステップS6にて得られた歩数計数値と比較される。
S6による比較の結果、歩数計数値が増加している場合(Yes),ステップS7にてループカウンタLCをカウントアップした後にステップS2に戻り、以降上記のループ処理が繰り返される。
他方、ステップS6の比較結果が「歩数計数値の増加無し」の場合(No),あるいは2回目以降のループにおいてステップS3Aの比較結果が「水平方向の移動率が40m/5秒超過」の場合(No)、計測対象者の階段歩行が終了したと判断される。
すなわち、ステップS6では前回の歩数計数値の参照値との比較がなされるが、それまでの間少なくとも5秒が経過している。したがって、ステップS6の比較結果がNoの場合、5秒以上の間計測対象者が一歩も歩行していないことになる。そのような場合には計測対象者が歩行を終了し、もって階段歩行を終了したものと判断する。
また、2回目以降のループにおいてステップS3Aの比較結果がNoの場合には、計測対象者が階段歩行を行っていると判断できる水平方向の移動率を超えていると判定されるため、階段歩行が終了したと判断する。この場合には、それ以前のステップS6で「歩数計数値の増加有り」と判定されていることから計測対象者の歩行は続行中と判断でき、計測対象者が階段歩行から平面歩行に移行したものと判断される。
このように、ステップS3AあるいはS6の比較結果がNo,すなわち計測対象者が階段歩行をしていない、あるいは終了したと判定された場合、ステップS8でループカウンタLCの計数値が参照される。ここでループカウンタLCの計数値が0の場合は初回のループであることを意味し、その場合、ステップS1に戻り、ステップS1にて歩数計数値の増加の有り/無しが判定される。
次に、ステップS9Aにて階段歩行終了時の値として、時刻/歩数のそれぞれの値を再度取得する。すなわち、ステップS5Aの場合同様、現在の時刻、歩数計10の出力信号による歩数計数値を、階段歩行終了時の値として記憶する。
次に、ステップS10Aにて、ステップS5Aにおいて取得された階段歩行開始時の時刻/歩数の各値と、及びステップS9Aにおいて取得された階段歩行終了時の時刻/歩数の各値との間の差分を計算し、計算された差分値をステップS11にてデータ格納部200に対し出力する(S11)。その後ループカウンタLCをゼロリセットし(S12)、この処理を終了する。以後、再びステップS1に戻り、上述の処理が繰り返される。
初回のループにおいて、ステップS3Aから直接ステップS8に移行した場合には、ステップS5Aによる階段歩行開始時の時刻/歩数値が取得されていない。そのような状態では、ステップS10Aにおいて時刻/歩数の差分値を得ることが出来ない。また、ステップS6から直接ステップS8に移行した場合には、ステップS5Aによる階段歩行開始時の時刻/歩数の値を取得した直後に、ステップS9Aにて階段歩行終了時の時刻/歩数値を再度取得することになり、その差分値はほぼゼロとなる。そのため、S8の処理が何回行われたのかを判定し、S8の処理が一回目であるならばS1の処理を再度行うこととしている。
次に図3とともに、図5の処理フロー中、水平移動率計測処理(S2A)の詳細について説明する。
まずステップS21にて、1回目の水平方向の位置を計測する。
その後、ステップS22にて時間の経過を判定し、所定時間、すなわちこの実施例では5秒が経過した場合、次のステップS23に移行する。
ステップS23では、2回目の水平方向の位置を計測する。
そしてステップS24にて、ステップS21において取得された計測値と、ステップS23にて取得された計測値との差分が計算される。
このようにして計測対象者の水平方向の移動率、すなわち5秒間の水平方向の移動量が得られる。
図6は本発明の第3実施例による計測装置100Bの機能ブロック図である。
本実施例の計測装置100Bも例えば携帯電話機に内蔵されて使用される。また、携帯電話機には図6に示す歩数計10、高度計20、GPS30及びデータ格納装置200が内蔵されている。
また後述する計測装置100Bの機能も図9とともに後述するように、コンピュータが対応するプログラムに記述された命令を実行することによって実現される。
図6に示すごとく、計測装置100Bは歩数計10からの出力信号を処理することにより計測対象者の歩行の有無を判定する歩行判定部110を有する。さらに、計測装置100Bは、歩行判定部110と、高度計20の出力信号とを処理することによって計測対象者が歩行中の高度の変化を検出することで、その垂直方向の移動率を計測する垂直移動率計測部120を有する。また、計測装置100Bは、歩数計10と、GPS30の出力信号を処理することによって、計測対象者が歩行中の水平方向の位置の変化を検出し、水平方向の移動率を計測する水平移動率計測部130を有する。
また計測装置100Bは、歩行判定部110、垂直移動率計測部120及び水平移動率計測部130からのそれぞれの出力信号を処理することにより、計測対象者が現在階段歩行を行っているか否かを判断し、階段歩行を行っていると判断された場合にのみ、後述する時刻/歩数/高度差分計算部160による計算結果をデータ格納部200に出力するように指示する信号を時刻/歩数/高度差分計算部160に対して出力する出力要否判定部150Bを有する。
また計測装置100Bは、歩数計10、高度計20、歩行判定部110及び出力要否判定部150Bからのそれぞれの出力信号を処理することにより、計測対象者が階段を歩行中の経過時間、歩数及び高度差を計算し、これをデータ格納部200に出力する時刻/歩数/高度差分計算部160を有する。
更に計測装置100Bは、上記時刻/歩数/高度差分計算部160が計算に使用するデータを記憶するためのデータ記憶部170を有する。
図7は、このように構成される計測装置100Bの処理フローチャートである。
ここでも、計測装置100B,歩数計10,高度計20、GPS30及びデータ格納装置200を内蔵した携帯電話機を計測対象者が携帯している場合を想定する。
図7中、ステップS1で歩行判定部110は歩数計10からの出力信号を参照し、歩数計10の歩数計数値を前回の歩数計数値の参照値と比較する。比較の結果が「増加有り」の場合(Yes)、処理を次のステップS2に移行する。他方、S1による比較の結果が「増加無し」の場合(ステップS1のNo),所定時間後にステップS1の比較処理を繰り返す。
ステップS2では、垂直移動率計測部120は高度計20の出力信号を受信し、所定時間、例えば5秒間の高度の差分値、すなわち垂直方向の移動率を得る。
ここでも高度計20の出力信号は高度測定値を示す信号であり、計測対象者が階段を上っている場合あるいは下っている場合にはその高度が徐々に上昇あるいは低下する。そのため、高度計20の高度測定値が徐々に増加あるいは低下し、その高度測定値を示す出力信号を受信することにより、計測対象者の高度が徐々に増加あるいは低下する様子が検出される。尚この場合の処理について後ほど図3とともに詳述する。
また、ステップS2と並行して実行されるステップS2Aで水平移動率計測部130は、GPS30の出力信号、すなわち現在の水平方向の計測装置位置を示す信号を受信し、所定時間、例えば5秒の間の位置(水平方向の位置)の差分値、すなわち水平方向の移動率を得る。
GPS30の出力信号は計測装置の位置情報を示す信号であり、計測対象者が階段を上っている場合にも、その位置が徐々に変化するためこの位置情報が示す位置測定値が徐々に変化する。位置測定値を示す出力信号を受信することにより、水平移動率計測部130において計測対象者の位置が徐々に変化する様子が検出される。尚この場合の処理についても後ほど図3とともに詳述する。
次にステップS3Aに進み、ステップS2Aで得られた水平方向の移動率、すなわち5秒間の位置変化量が所定の閾値、例えば40mと比較される。5秒間に40mを超えて水平方向に移動していれば、計測対象者が階段を上っているとは考えられず、もって階段歩行を行っていないと判断する。逆に、5秒間の水平方向の移動量が40m以下の場合、水平方向の歩行ではなく階段歩行中と判断する。
これは、既にステップS1にて歩行中であるとの判定がなされているので、歩行中であるのにも関わらず所定時間内の水平方向の移動量が比較的少ない場合には、通常の平面歩行と考えるよりも階段歩行を行っていると考えるべきであるとの仮定に基づく。
尚、ステップS3Aに至る前に、ステップS1において、計測対象者が歩行中か否かの判定がなされている。したがって、例えば計測対象者がエレベータあるいはエスカレータ等を利用しており、何ら歩行行為を行っていないような場合、処理がステップS3Aに至ることが無い。
ステップS3Aの比較結果がYesの場合、すなわち水平方向の移動率が40m/5秒以下であった場合、上述の仮定に基づき、計測対象者が階段歩行中の可能性が高いと判定される。
他方、ステップS3Aの比較結果が「水平方向の移動率が40m/5秒超過」の場合(No)、階段歩行を行っていると判断できる程度の水平方向の移動率を超えていると判定され、ステップS8に移行する。ステップS8以降の処理については後述する。
ステップS3Aの比較結果が「水平方向の移動率が40m/5秒以下」の場合(Yes)、階段歩行を行っていると判断できる程度の水平方向の移動率に収まっていると判定され、ステップS3に移行する。
ステップS3では、ステップS2で得られた垂直方向の移動率、すなわち5秒間の高度差の絶対値が所定の閾値、例えば1mと比較される。5秒間に1m以上上昇していれば計測対象者が階段を上っており、逆に1m以上下降していれば計測対象者が階段を下っているものと判断する。
尚、ステップS3に至る前に、ステップS1において計測対象者が歩行中であるか否かが判定されている。したがって例えば計測対象者がエレベータあるいはエスカレータ等を利用しており、何ら歩行行為を行っていないような場合、処理がステップS3に至ることが無い。
ステップS3の比較結果がYesの場合、すなわち垂直方向の移動率の絶対値が「1m/5秒」以上であった場合、最終的に計測対象者が階段歩行中であると判定される。
他方、ステップS3の比較結果が「垂直方向の移動率の絶対値が「1m/5秒」未満」の場合(No)、階段歩行を行っていると判断できる程度の垂直方向の移動率がないと判定され、ステップS8に移行する。ステップS8以降の処理については後述する。
ステップS3の比較結果がYesの場合ステップS4に移行し、ステップS4の実施が初回か否かを判定する。S4の実行回数を計数するループカウンタLCは後述するステップS7でカウントアップされ、他方計測対象者の階段歩行の終了が検出される毎、後述するステップS12にてゼロリセットされる。
ここで、ステップS1の比較結果がYesとなり、ステップS3Aの比較結果がYesとなり、且つステップS3の比較結果がYsとなると、計測対象者が階段歩行を開始したものと判定される。以後、ステップS1の比較結果がNoとなるか、ステップS3Aの比較結果がNoとなるか、あるいはステップS3の比較結果がNoとなるまで、ステップS2A,S2、S3A,S3,S4,S5,S6,S7及びS2A,S2のループ処理が繰り返される。ループカウンタLCはS2A〜S7のループ処理が実行される毎にステップS7でカウントアップされるため、ループカウンタLCの計数値はループ処理の繰り返し回数を示す。また計測対象者の階段歩行が終了したと判断されるとステップS12でループカウンタLCがゼロリセットされるため、ループカウンタLCの計数値は計測対象者が階段歩行を開始した時点からのループ処理の繰り返し回数を示す。
ステップS4の判定結果がYesの場合、すなわちループカウンタLCの計数値が0であった場合は初回のループであり、計測対象者が階段歩行を開始したことを意味する。
その場合にはステップS5に移行し、現在の時刻、歩数計10の出力信号による歩数計数値、及び高度計20の出力信号による高度測定値を、階段歩行開始時の値として記憶する。ここで現在の時刻の情報は計測装置100Bが内蔵されている携帯電話機が有する公知の計時機能を利用して取得する。
他方、ステップS4の判定結果がNoの場合は、計測対象者が階段歩行を開始してから当該ステップS4の実行が2回目以降であり、既に前回以前の初回ループ時に階段歩行開始時の値が記憶されていることになる。このためステップS5がスキップされステップS6が実行される。
ステップS6では、再度歩数計の出力信号による歩数計数値が参照され、これがそれ以前の参照値、すなわち初回のループの場合は上記ステップS1にて得られた歩数計数値、2回目以降のループの場合は前回のループにおける当該ステップS6にて得られた歩数計数値と比較される。
その比較の結果、歩数計数値が増加している場合(Yes),ステップS7にてループカウンタLCをカウントアップした後にステップS2に戻り、以降上記のループ処理が繰り返される。
他方、ステップS6の比較結果が「歩数計数値の増加無し」の場合(No),あるいは2回目以降のループにおいてステップS3Aの結果が「水平方向の移動率が40m超過」の場合(No)、またはステップS3の比較結果が「垂直方向の移動率の絶対値が「1m/5秒」未満」の場合(No)、計測対象者の階段歩行が終了したと判断される。
このようにステップS3A,S3あるいはS6の比較結果がNo,すなわち計測対象者が階段歩行をしていない、あるいは終了したと判定された場合、ステップS8でループカウンタLCの計数値が参照される。ここでループカウンタLCの計数値が0の場合は初回のループであることを意味し、その場合、ステップS1に戻り、ステップS1にて歩数計数値の増加の有り/無しが判定される。
次に、ステップS9にて階段歩行終了時の値として、時刻/歩数/高度のそれぞれの値を再度取得する。すなわち、ステップS5の場合同様、現在の時刻、歩数計10の出力信号による歩数計数値及び高度計20の出力信号による高度測定値を、階段歩行終了時の値として記憶する。
次にステップS10にて、ステップS5において取得された階段歩行開始時の時刻/歩数/高度の各値と、及びステップS9において取得された階段歩行終了時の時刻/歩数/高度の各値との間の差分を計算し、これらの差分値をステップS11にてデータ格納部200に対し出力する(S11)。その後ループカウンタLCをゼロリセットし(S12)、この処理を終了する。以後、ステップS1に戻り上述の処理が繰り返される。
次に図3とともに、図7の処理フロー中、水平移動率計測処理(S2A)の詳細について説明する。
まずステップS21にて1回目の水平方向の位置の計測を行う。
その後ステップS22にて時間の経過を判定し、所定時間、すなわちこの実施例では5秒が経過した場合、次のステップS23に移行する。
ステップS23では2回目の水平方向の位置の計測を行う。
そしてステップS24にてステップS21において取得された計測値とステップS23にて取得された計測値との差分が計算される。
このようにして計測対象者の水平方向の移動率、すなわち5秒間の水平方向の移動量が得られる。
次に図3とともに、図7の処理フロー中、垂直移動率計測処理(S2)の詳細について説明する。
まずステップS21にて1回目の垂直方向の位置の計測を行う。
その後ステップS22にて時間の経過を判定し、所定時間、すなわちこの実施例では5秒が経過した場合、次のステップS23に移行する。
ステップS23では2回目の垂直方向の位置の計測を行う。
そしてステップS24にてステップS21において取得された計測値とステップS23にて取得された計測値との差分が計算される。
このようにして計測対象者の垂直方向の移動率、すなわち5秒間の移動量が得られる。
次に図8とともに上記各実施例にて使用される歩数計10,高度計20及びGPS30の各々の構成例について説明する。
まず図8(a)は歩数計10の構成例を示す。
図8(a)に示すごとく、歩数計10は加速度センサ11,増幅及びA/D変換器12,CPU13、RAM15及び歩数表示器14を有する。
この構成において、加速度センサ11により計測対象者の加速度が計測され、その計測信号が増幅及びA/D変換器12により増幅された後にディジタル信号に変換され、CPU13で演算処理される。演算処理の際、RAM15がCPU13により一時記憶装置として使用される。CPU13による演算処理によって計測対象者の歩行動作が検出されるとともに、歩数計数値が得られる。この歩数計数値が歩数表示器14に表示されるとともに、歩数計測値を表す出力信号が各実施例による計測装置100,100Aまたは100Bに供給される。
図8(b)は高度計20の構成例を示す。
図8(b)に示すごとく、高度計20は気圧センサ21,増幅及びA/D変換器22,CPU23、RAM25及び高度表示器24を有する。
この構成において、気圧センサ21により計測対象者がいる場所の気圧が計測され、その計測信号が増幅及びA/D変換器22により増幅された後にディジタル信号に変換され、CPU23で演算処理される。演算処理の際、RAM25がCPU23により一時記憶装置として使用される。CPU23による演算処理によって計測対象者の位置の高度測定値が得られる。この高度測定値が高度表示器24に表示されるとともに、高度測定値を表す出力信号が各実施例による計測装置100,100Aまたは100Bに供給される。
図8(c)はGPS30の構成例を示す。
図8(c)に示すごとく、GPS30はGPSユニット31,CPU32、RAM34及び位置表示器33を有する。
この構成において、GPSユニット31が複数の衛星からの電波を受信してこれをディジタル信号に変換してCPU32に供給する。CPU32はこの信号による情報に対し演算処理を行う。その際、RAM34がCPU32により一時記憶装置として使用される。CPU32による演算処理によって計測対象者の位置情報が得られ、この位置情報が位置表示器33に表示されるとともに、計測対象者の水平位置情報を表す出力信号が各実施例による計測装置100,100Aまたは100Bに供給される。
図9は、各実施例における計測装置100、100Aあるいは100Bによる情報処理をコンピュータで実現する場合について説明するための、コンピュータの構成例を示すブロック図である。
図9に示すごとく、コンピュータ500は、与えられたプログラムを構成する命令を実行することによって様々な動作を実行するためのCPU501と、キーボード、マウス等よりなりユーザが操作内容又はデータを入力するための操作部502と、ユーザにCPU501による処理経過、処理結果等を表示するCRT、液晶表示器等よりなる表示部503と、ROM、RAM等よりなりCPU504が実行するプログラム、データ等を記憶し作業領域として使用されるメモリ504と,プログラム、データ等を格納するハードディスク装置505と、CD−ROM507を媒介として外部からプログラムをロードしたりデータをロードするためのCD−ROMドライブ506と、インターネット、LAN等の通信網509を介して外部サーバからプログラムをダウンロード等するためのモデム508とを有する。
更に図示のごとく、コンピュータには歩数計10,高度計20およびGPS30が適宜接続される。
コンピュータ500はCD−ROM507を媒介として、あるいは通信ネットワーク509を媒介として、計測装置100,100Aまたは100Bが実行する処理をCPU501に実行させるための命令よりなるプログラムをロードあるいはダウンロードする。そして、プログラムをハードディスク装置505にインストールし、適宜メモリ504にロードしてCPU501が実行する。その結果、コンピュータ500により計測装置100,100Aあるいは100Bの機能が実現される。
尚、計測装置100,100Aあるいは100Bが携帯電話機に内蔵されるような場合、軽量化及びサイズの縮小の目的からハードディスク装置505及びCD―ROMドライブ506はSDカード、ミニSDカード等に適宜置き換えられ得る。
図10は計測装置100,100Aあるいは100Bの機能を携帯電話機において実現する場合の実施例における、当該携帯電話機のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図10に示すごとく同携帯電話機500Aは与えられたプログラムを構成する命令を実行することによって通話、電子メールの送受信等に係る様々な動作を実行するためのCPU501と、キーボード等よりなりユーザが通話、電子メールの送受信等に係る操作を行うためのキー操作部502と、ユーザに送受信に係る電子メールのメッセージ内容等を表示する画面表示部503と、ROM、RAM、SDカード、ミニSDカード等よりなりCPU504が実行するプログラム、データ等を記憶するとともに作業領域として使用されるメモリ504と、アンテナ511を通じ、無線通信回線を利用して行う通話あるいは電子メールの送受信のための信号処理を行う送受信部510とを有する。
更に図示のごとく、当該携帯電話機500Aには上記歩数計10,高度計20およびGPS30が適宜内蔵されあるいは外部に接続される。
当該携帯電話機500Aでは、計測装置100,100Aまたは100Bが実行する処理をCPU501に実行させるための命令よりなるプログラムがメモリ504に実装され、これをCPU501が実行する。その結果、携帯電話機500Aにより計測装置100,100Aあるいは100Bの機能が実現される。
また上記画面表示部503には、図1,図4あるいは図6とともに上述した出力要否判定部150、150Aあるいは150Bにより出力要と判定された計測情報が表示される。ユーザすなわち計測対象者はこれを見ることにより自己の運動量を的確に把握できる。
上述した本発明の各実施例による計測装置によって計測対象者の階段歩行を検出し、その検出結果に応じて歩数、時刻等の各データを取得する理由は以下の通りである。
a)特に階段をあがる場合運動負荷が計測対象者に加わる。そのため階段をあがる場合に有効的な運動がされていると判断し、その場合の歩数等を記録する。
b)ただし、エレベータ等を用いている場合には計測対象者は運動していない。単純に高度差を見るだけでは計測対象者がどのような状況にあるのかを判別できず、有効な運動とそうではない移動との区別が付かない。
c)そのため、計測対象者の歩行状態の検出と組み合わせてその階段歩行を検出する。
また本発明の各実施例による計測装置を使用して階段歩行を検出する目的は以下の通りである。
現在メタボリックシンドロームの知識が一般的に浸透するに従い、これを予防、又は、対処するための意識も同時に、厚生労働省などの働きかけ、テレビ等のメディアの影響もあって、向上してきている。このような背景の中、ウォーキングによる運動処方は最も簡単に実施できる対処法といわれている。
ウォーキングによる運動処方の場合、ある心拍数以上になる運動強度をウォーキングのスピードによって作り出し、有酸素運動の領域で体脂肪の燃焼させることが有効とされており、そのためにはそれなりの歩行距離と安全が確保できる歩行ルートが必要となるが、ウォーキングに階段歩行を組み入れることによりウォーキングの歩行距離の短縮が図れ、車の通りの激しい場所における無理なウォーキングを行う必要性を減少させること等が可能となる。
このような階段歩行を組み入れたウォーキングは学校、会社、公園、神社、寺社、家の中など、多くの場所を利用することで実現出でき、そこで位置エネルギー及び階段歩行による身体の動きを活用した運動を行うことで効率的なメタボリックシンドロームの予防、対処を行うことが可能となる。
本発明の各実施例による計測装置によれば計測対象者の階段歩行の有無を判断し計測結果の出力の要否を判定することにより計測対象者の階段歩行による運動量を把握するため、このような階段歩行を組み入れたウォーキングにおいても計測対象者の運動量を的確に把握することができる。
本発明は以下の付記の各々に記載の構成をとり得る。
(付記1)
計測対象者の歩行状態を判定する歩行判定手段と、
前記計測対象者の特定方向への移動状態を判定する移動状態判定手段と、
前記歩行判定手段による歩行状態の判定結果と、前記移動状態判定手段による移動状態の判定結果に基づいて、計測対象者の移動に係る計測情報の出力の要否を判定する計測結果出力要否判定手段とを有する計測装置。
(付記2)
前記歩行判定手段は、所定時間内における歩数の増加に基づいて、前記計測対象者の歩行状態を判定することを特徴とする、付記1に記載の計測装置。
(付記3)
前記移動状態判定手段は、前記計測対象者の垂直方向への移動を検出し、所定時間内の垂直方向への移動量に基づいて前記計測対象者の移動状態を判定することを特徴とする、付記1に記載の計測装置。
(付記4)
前記計測結果出力要否判定手段は、前記歩行判定手段により計測対象者が歩行中と判定され、且つ前記移動状態判定手段により計測対象者の垂直方向の移動率が一定値以上と判定された場合、前記計測対象者の移動に係る計測情報の出力を要と判定する付記3に記載の計測装置。
(付記5)
前記移動状態判定手段は、前記計測対象者の水平方向への移動を検出し、所定時間内の水平方向への移動量に基づいて前記計測対象者の移動状態を判定することを特徴とする、付記1に記載の計測装置。
(付記6)
前記計測結果出力要否判定手段は、前記歩行判定手段により計測対象者が歩行中と判定され、且つ前記移動状態判定手段により計測対象者の水平方向の移動率が一定値以下と判定された場合、前記計測対象者の移動に係る計測情報の出力を要と判定する付記5に記載の計測装置。
(付記7)
前記移動状態判定手段は、計測対象者の移動率を計測する際、GPSの出力信号を使用する付記5に記載の計測装置。
(付記8)
前記計測結果出力要否判定手段は、前記歩行判定手段により計測対象者の歩行有りと判定されている間の、計測対象者の垂直方向の移動率が一定値以上であり、且つ計測対象者の水平方向の移動率が一定値以下の場合、前記計測対象者の移動に係る計測情報の出力要と判定する付記1に記載の計測装置。
(付記9)
前記移動状態判定手段は、計測対象者の移動率を計測する際、気圧センサの出力信号を使用する付記5に記載の計測装置。
(付記10)
歩行判定手段が歩行検出手段の出力信号に基づいて計測対象者の歩行の有無を判定する歩行判定段階と、
前記歩行判定段階で計測対象者の歩行有りと判定されている間の計測対象者の特定方向の移動率に基づいて計測結果出力要否判定手段がその間に取得された計測対象者の移動に係る計測情報の出力の要否を判定する計測結果出力要否判定段階とよりなる計測方法。
(付記11)
前記計測結果出力要否判定段階では、前記歩行判定段階で計測対象者の歩行有りと判定されている間の計測対象者の垂直方向の移動率が一定値以上の場合、前記計測対象者の移動に係る計測情報の出力要と判定する構成とされてなる付記10に記載の計測方法。
(付記12)
前記計測結果出力要否判定段階では、前記歩行判定段階で計測対象者の歩行有りと判定されている間の計測対象者の水平方向の移動率が一定値以下の場合、前記計測対象者の移動に係る計測情報の出力要と判定する構成とされてなる付記10に記載の計測方法。
(付記13)
前記計測結果出力要否判定段階では、前記歩行判定段階で計測対象者の歩行有りと判定されている間の計測対象者の垂直方向の移動率が一定値以上であり且つその水平方向の移動率が一定値以下の場合、前記計測対象者の移動に係る計測情報の出力要と判定する構成とされてなる付記10に記載の計測方法。
(付記14)
歩行検出手段の出力信号に基づいて計測対象者の歩行の有無を判定する歩行判定手段と、
前記歩行判定手段により計測対象者の歩行有りと判定されている間の計測対象者の特定方向の移動率に基づいてその間に取得された計測対象者の移動に係る計測情報の出力の要否を判定する計測結果出力要否判定手段として、コンピュータを機能させるための命令を有する計測プログラム。
(付記15)
前記計測結果出力要否判定手段は、前記歩行判定手段により計測対象者の歩行有りと判定されている間の計測対象者の垂直方向の移動率が一定値以上の場合、前記計測対象者の移動に係る計測情報の出力要と判定する構成とされてなる付記14に記載の計測プログラム。
(付記16)
前記計測結果出力要否判定手段は、前記歩行判定手段により計測対象者の歩行有りと判定されている間の計測対象者の水平方向の移動率が一定値以下の場合、前記計測対象者の移動に係る計測情報の出力要と判定する構成とされてなる付記14に記載の計測プログラム。
(付記17)
計測対象者の移動に係る計測情報の計測方法において、
前記計測情報を適宜計測するとともに、
計測対象者の歩数増加を判別して前記計測対象者が歩行中であるか否かを判別し、
前記計測対象者の上下方向への移動量を判別し、
前記計測対象者が歩行中である場合の前記計測対象者の上下方向への移動量に基づいて、前記計測情報の出力要否を判定することを特徴とする、計測方法。
(付記18)
計測対象者の移動に係る計測情報の計測方法において、
前記計測情報を適宜計測するとともに、
計測対象者の歩数増加を判別して前記計測対象者が歩行中であるか否かを判別し、
前記計測対象者の水平方向への移動量を判別し、
前記計測対象者が歩行中である場合の前記計測対象者の水平方向への移動量に基づいて、前記計測情報の出力要否を判定することを特徴とする、計測方法。
(付記19)
携帯端末装置において、
前記携帯端末装置を所持する所持者の移動に係る計測情報を計測する計測部と、
前記所持者の歩行有無を判定する歩行判定部と、
前記携帯端末装置の特定方向への移動状態を判定する移動状態判定部と、
前記歩行判定部による歩行状態の判定結果と、前記移動状態判定部による移動状態の判定結果に基づいて、前記計測部により計測された計測情報の出力の要否を判定する計測結果出力要否判定部とを有する、携帯端末装置。
(付記20)
前記携帯端末装置はさらに、各種情報を表示する表示部を備え、
前記計測結果出力要否判定部により出力要と判定された計測情報が、前記表示部に表示されることを特徴とする、付記19に記載の携帯端末装置。
本発明の第1実施例に係る計測装置の機能ブロック図である。 本発明の第1実施例に係る計測装置の処理フローチャートである。 本発明の各実施例における移動率計測処理の詳細な処理フローチャートである。 本発明の第2実施例に係る計測装置の機能ブロック図である。 本発明の第2実施例に係る計測装置の処理フローチャートである。 本発明の第3実施例に係る計測装置の機能ブロック図である。 本発明の第3実施例に係る計測装置の処理フローチャートである。 本発明の実施例において各計測値を得るための具体的な構成例を説明するための図である。 本発明の実施例における情報処理をコンピュータで実現する場合について説明するためのハードウェアブロック図である。 本発明の一実施例としての携帯電話機のハードウェア構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10 歩数計
20 高度計
30 GPS
100、100A,100B 計測装置
110 歩行判定部
120 垂直移動率計測部
130 水平移動率計測部
150 出力要否判定部
160 差分計算部
170 データ記憶部
200 データ格納部

Claims (10)

  1. 計測対象者の歩行状態を判定する歩行判定手段と、
    前記計測対象者の特定方向への移動状態を判定する移動状態判定手段と、
    前記歩行判定手段による歩行状態の判定結果と、前記移動状態判定手段による移動状態の判定結果に基づいて、計測対象者の移動に係る計測情報の出力の要否を判定する計測結果出力要否判定手段とを有する計測装置。
  2. 前記計測結果出力要否判定手段は、前記歩行判定手段により計測対象者が歩行中と判定され、且つ前記移動状態判定手段により計測対象者の垂直方向の移動率が一定値以上と判定された場合、前記計測対象者の移動に係る計測情報の出力を要と判定する請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記計測結果出力要否判定手段は、前記歩行判定手段により計測対象者が歩行中と判定され、且つ前記移動状態判定手段により計測対象者の水平方向の移動率が一定値以下と判定された場合、前記計測対象者の移動に係る計測情報の出力を要と判定する請求項1に記載の計測装置。
  4. 前記計測結果出力要否判定手段は、前記歩行判定手段により計測対象者の歩行有りと判定されている間の、計測対象者の垂直方向の移動率が一定値以上であり、且つ計測対象者の水平方向の移動率が一定値以下の場合、前記計測対象者の移動に係る計測情報の出力要と判定する請求項1に記載の計測装置。
  5. 歩行判定手段が歩行検出手段の出力信号に基づいて計測対象者の歩行の有無を判定する歩行判定段階と、
    前記歩行判定段階で計測対象者の歩行有りと判定されている間の計測対象者の特定方向の移動率に基づいて計測結果出力要否判定手段がその間に取得された計測対象者の移動に係る計測情報の出力の要否を判定する計測結果出力要否判定段階とよりなる計測方法。
  6. 前記計測結果出力要否判定段階では、前記歩行判定段階で計測対象者の歩行有りと判定されている間の計測対象者の垂直方向の移動率が一定値以上の場合、前記計測対象者の移動に係る計測情報の出力要と判定する構成とされてなる付記請求項5に記載の計測方法。
  7. 前記計測結果出力要否判定段階では、前記歩行判定段階で計測対象者の歩行有りと判定されている間の計測対象者の水平方向の移動率が一定値以下の場合、前記計測対象者の移動に係る計測情報の出力要と判定する構成とされてなる付記請求項5に記載の計測方法。
  8. 歩行検出手段の出力信号に基づいて計測対象者の歩行の有無を判定する歩行判定手段と、
    前記歩行判定手段により計測対象者の歩行有りと判定されている間の計測対象者の特定方向の移動率に基づいてその間に取得された計測対象者の移動に係る計測情報の出力の要否を判定する計測結果出力要否判定手段として、コンピュータを機能させるための命令を有する計測プログラム。
  9. 前記計測結果出力要否判定手段は、前記歩行判定手段により計測対象者の歩行有りと判定されている間の計測対象者の垂直方向の移動率が一定値以上の場合、前記計測対象者の移動に係る計測情報の出力要と判定する構成とされてなる請求項8に記載の計測プログラム。
  10. 前記計測結果出力要否判定手段は、前記歩行判定手段により計測対象者の歩行有りと判定されている間の計測対象者の水平方向の移動率が一定値以下の場合、前記計測対象者の移動に係る計測情報の出力要と判定する構成とされてなる請求項8に記載の計測プログラム。
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