JP2009018031A - 布類積層方法と、その装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来技術では積層の困難の布類Tであっても、これを精度良く揃えながら積層することを可能となし、また布類Tの効率的な積層処理を可能となす。
【解決手段】布類Tを搬送する搬送経路手段2と、布類位置保持手段4と、布類押し移動手段3とを備え、搬送経路手段2により順次に搬送される布類Tが布類位置保持手段4及び布類押し移動手段3により順に積層される構成となす。
このさい、搬送経路手段2により順次に搬送される布類の一枚づつを機械的に位置保持しつつ積層させる。
【選択図】図3

Description

本願発明は、洗濯などの処理の行われた布類を揃えて積層する方法と、その装置に関するものである。
リネン工場では、使用済みのタオルのような布類を回収し、洗濯、乾燥、畳みなどの処理を行い、該処理の終了した布類を規定枚数ずつ積層した状態で出荷している。
図17は従来の落下式布類積層装置を示す側面視断面図である。この積層装置は、例えば上記処理工程においてタオルなどの布類を揃えて積層するさいに使用されるものである。
図中、100a、100bは何れも紙面に直交した支軸で水平に設けられている。これら各支軸100a、100bのそれぞれには方形板からなる開閉板102が上下揺動可能に枢着されている。
2つの開閉板102、102は図示しない駆動装置により、実線aで示す閉鎖状態と仮想線bで示す開放状態との間で任意な何れか一方の状態に切り換えられる。
104は2つの開閉板102、102の直上に設けられた布類供給用の搬送コンベアである。この搬送コンベア104は複数の案内車105a、105bと、これら案内車105a、105bに掛け回されたコンベアベルト106と、搬送支持板109とを備えている。
107は2つの開閉板102、102の直下に開閉板102、102から比較的大きく離して設けられた受取りコンベアである。そして、108は排出コンベアである。
110は紙面に直交した支軸111回りへ揺動される折込み板である。この折込み板1100はコンベアベルト106の上張部の上面の左端個所に載置状に供給された布類T‘がコンベアベルト106の右端で凡そ4分の1ほど垂れ下がったとき、実線で表した位置から破線で表した位置に揺動される。その後、布類T’がさらに送り出され、凡そ4分の3ほど繰り出したときに、折込み板110は再び破線の位置から実線の位置へ移動する。折込み板110が実線位置に復帰することで、コンベアベルト106の下張部右端と搬送支持板109の間に布類T’を押し込むように機能するものである。
この結果押し込まれた布類T’は、長さ方向に4つに折られた状態となり、布類Tはコンベアベルト106の搬送力を上面に付与されて搬送支持板109上を左側へ搬送される。
そして布類Tが実線aで示す閉鎖状態の2つの開閉板102、102の中央位置に到達したとき、開閉板102、102を瞬時に仮想線bで示す開放状態となす。これにより、布類Tは何ら支持されない自由状態となって重力作用により落下し、受取りコンベア107の上面上に到達し、水平姿勢で受け止められる。
以後、次々と布類Tがコンベアベルト106の上張部の左寄り位置に供給されるのであり、このように供給された布類Tのそれぞれは上述同様に処理されて2つの開閉板102、102の中央位置から落下され、先に受取りコンベア107の上面に受け止められた布類Tの上面に達し、ここで受け止められて、受取りコンベア107上に積層されていく。このように積層された布類Tが規定数量に達すると、これに関連して受取りコンベア107及び排出コンベア108が作動し積層状態の布類Tを装置フレーム100の外方へ搬出する。
上記した従来の落下式布類積層装置においては、布類Tの積層処理時に開閉板102、102が仮想線bで示すように下方向へ揺動されて開放されるため、開閉板102、102と受取りコンベア107の上面である布類積層面との間には、開閉板102、102の揺動を確保するための空間と、布類Tを積層するための空間の双方を確保することが必要となる。
したがって、布類Tはその積層処理時にこれら双方の空間に対応した比較的長い距離を落下することが必要となって、開閉板102、102上での左右或いは前後方向の布類停止位置ずれ、布類T自身の重心ずれ、及び、開閉板102、102の開閉に伴う風の影響による布類T落下軌跡ずれの影響を受け易くなる。特に自重の軽い布類T、或いは積層時の底面積当りの自重の軽い布類Tでは上記影響の程度が大きくなり、平面視外周囲の揃った正確な積層は殆ど不可能となる。
実際使用において、積層された後の布類Tの位置ずれが品質上許されない程度に及ぶことが生じているのであり、これに対処するため、やむなく人手で積層したり、或いは従来の積層装置について積層時の位置ずれを小さくするために積層数量を少なくして布類Tの落下距離を短くすることが行われている。しかし、このような対処では効率的な積層処理は行えない。
特許文献1には図4に示す落下式布類積層装置に準じた技術が開示されている。特許文献2は落下式布類積層装置の存在を示す参考的資料である。
特開2007−105067号公報 特開2006−151522号公報
本発明は、上記した従来の落下式布類積層装置では構造的に解決の困難な問題を解決しようとするものであって、即ち、布類をその性質や形態に影響され難い状況下で正確且つ能率的に積層できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、請求項1に記載したように、布類を揃えて積層するさいに、搬送経路手段により順次に搬送される布類の一枚づつを積層処理中、常に機械的に位置保持しつつ移動させることにより順に積層させることを特徴とするものである。
すなわち、複数のコンベアベルトを並列に具備した搬送経路手段と、該搬送経路手段により搬送され押し位置に達した布類を該複数のコンベアベルト間に搬送面の裏側から貫入して搬送面表側へ進行移動する櫛歯を具備した布類押し移動手段と、前記コンベアベルトの搬送面側の離れた位置であって該櫛歯の歯間に対応する位置に腕棒部材群を具備すると共に該腕棒部材群を駆動装置により布類進行方向に対して前後に往復移動させるものとした布類位置保持手段と、前記腕棒部材群より搬送面側のさらに外側に配置された押圧板とを備え、前該搬送経路手段により搬送され押し位置に達した布類を布類押し移動手段により第1高さ位置まで進行移動させ、前記腕棒部材の隙間を通じて前記押圧板に押し当てて保持し、この状態の下で前記腕棒部材群を布類と接触しない位置まで退避移動し、その後、前記布類押し移動手段がこれの支持した布類をさらに第2高さ位置まで進行移動させ、次に前記腕棒部材群が元位置に復帰移動し、前記押し部材群がコンベアベルト間に搬送面の裏側に退避移動されて該布類の支持を前記腕棒部材群に移すことにより、次に搬送される布類の積層に備える。
また、発明の布類積層方法によれば、複数の並列に並べられたコンベアベルトからなる搬送経路手段の搬送面に布類の一枚づつを順次に供給して布類同士の間に適当な間隔置いた状態で略水平方向へ搬送させ、該搬送により押し位置に達した布類をコンベアベルトの間を通して貫入する押し部材群を搬送裏面に配置し、搬送表面側に略水平な腕棒部材群とさらにその外側に押圧板を設け、前記押し部材群により搬送面上の第1停止高さ位置まで押し進行移動させ、該押し部材群により該布類を腕棒部材群の隙間を通じて押圧板に押し当てた状態となし、この状態の下で、前記腕棒部材群を該布類及び前記押し部材群に接触しない位置まで横移動させ、次に該布類を布類押し移動手段の押し部材群に前記コンベアベルトからさらに離れる側の第2停止高さ位置まで前記押圧板の押圧力に抗しつつ前記押圧板と同体状に移動させ、この後に、前記腕棒部材群を先とは逆方向へ横移動させて元位置に復帰させ、この復帰の後、前記押し部材群を前記押圧板から離れる側へ復帰移動させ、この移動過程で、該押し部材群に圧接されていた布類を前記腕棒部材群と前記押圧板との支持に移し、以後、次に搬送される布類の積層を繰り返している。
さらに、布類積層方法によれば、積層された布類群を外方へ取り出すときは、前記押し部材群を該布類群へ向けて第1高さ位置まで或いは該位置よりも前記押圧板に近接した位置まで移動させて該布類群を同体状に押し移動させ、この状態の下で、前記腕棒部材群を該布類群と接触しない位置まで横移動させ、次に前記押し部材群を前記押圧板から離れる側へ移動させると共に前記押圧板をも前記押し部材群から離れる側へ移動させることにより該布類群を搬出用支持面に載置状に支持させ、この後、該搬出用支持面を取出し位置へ向け移動させることもできる。
本発明の布類積層法及び、装置では、次の効果が得られる。
位置ずれの主要因である布類の落下を必要としなくなるため、布類の落下に起因した弊害がなくなって、布類をその性質や形態に影響され難い状況下で精度良く積層できる。このような効果は、特にバスタオルのような大型の布類の場合や、薄い布類であって畳み方が少なく、落下させた際に木の葉のように舞うような布類の扱いにおいて、効果を発揮するものである。
また、積層された布類は、コンベアベルト上で移動されて外側に取り出すことができるため、落下積層させていた従来例に対して、搬出位置を高いところ(例えば作業者がこしを曲げずに作業できる位置)に設定することができ、作業性が良くなるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、第1実施形態と第2実施形態図面とに分けて詳細に説明する。
〈第1実施形態〉
図1は本願発明の第1実施形態に係る布類積層装置の正面図、図2は前記布類積層装置の左側面図、図3は前記布類積層装置の一部正面図、図4は前記布類積層装置の一部平面図、図5は前記布類積層装置の一部側面図である。
図1及び図2において、1は本発明に係る布類の積層装置の装置フレームで、床面cに定置されるものである。
装置フレーム1には、布類を左から右へ向かう水平方向へ搬送する搬送経路手段2と、搬送経路手段2上の布類縁揃え位置p1に位置した布類を上下方向へ押し移動させる布類押し移動手段3と、布類押し移動手段3により上下方向へ押し移動された布類の高さ位置を一定高さに保持する布類位置保持手段4と、図示していない動力伝達系により案内車6を回転駆動する駆動装置(モータ)5とが設けられている。
搬送経路手段2は、図3にも示すように、図2中の左右方向(フレーム巾方向)f1に軸を持ち、装置フレーム1上に回転自在に支持された案内車6と、装置フレーム1にフレーム巾方向f1に軸を持って回転自在に支持された案内車7a、7bと、これら案内車6、7a、7bにフレーム巾方向f1の適度な間隔をもって並行して掛け回された多数本の無端状コンベアベルト8とを備え、駆動装置5の出力軸の回転によりコンベアベルト8が案内車6、7a、7b周りへ走行作動し、コンベアベルト8上の搬送始端8aに載置状に供給されたタオルなどの布類を搬送終端8bへ向け搬送するものとなされている。
このさい、コンベアベルト8の上面高さは床面cに起立した作業者の凡そ腰高さかそれよりも少し高めとなされる。
9は駆動装置5を制御するための縁部検出装置で、コンベアベルト8の上方に位置した装置フレーム上部1aに固定状に設けられている。この縁部検出装置9は、搬送始端8aに供給された布類Tがコンベアベルト8に支持された状態で搬送され布類縁揃え位置p1に到達したときに該布類Tの後縁を検出し、該検出に関連して駆動装置5の回転を停止させるように作動する。これにより、コンベアベルト8で搬送される布類Tはその中央個所が布類押し位置に合致した状態で停止される。
布類押し移動手段3は、装置フレーム下部1bの横梁部材に固定された駆動装置(エアーシリンダ)10と、駆動装置10により上下変位される上下移動中間体11と、上下移動中間体11を上下方向へ案内する案内手段12と、上下移動中間体11の上部水平板11aの上面にコンベアベルト8同士の各隙間のフレーム巾方向f1中央位置に合致させて起立させた多数の方形状押し板13からなる櫛歯状の押し部材群とを備え、駆動装置10の短縮状態では各押し板13の上縁がコンベアベルト8の上張り部となる搬送面よりも低い位置に保持され、一方、駆動装置10の伸長状態にすると各押し板13コンベアベルト8の間に貫入し、各押し板13の上縁がコンベアベルト8の搬送面表面よりも高い位置まで進入・上昇するようになされている。
案内手段12は、装置フレーム下部1bの横梁部材に固定された縦向き案内軌道14と、この案内軌道14に摺動変位自在に嵌合されて上下移動中間体11に固定された摺動体15とからなり、駆動装置10の伸縮作動により多数の押し板13が正確に上下変位するようになされている。
布類位置保持手段4は、コンベアベルト8上にフレーム巾方向f1へ向けて位置された横向き部材16と、この横向き部材16から各コンベアベルト8のフレーム巾方向f1中央位置の略真上に位置するように片持ち状に張り出させた多数の腕棒部材17と、横向き部材16を搬送面よりやや高い一定高さに離して支持し搬送経路手段2の搬送方向(フレーム長さ方向)f2に沿って往復作動させる支持駆動部18とを備えている。
支持駆動部18は、装置フレーム1にその長さ方向f2に沿って固定された水平状の案内軌道19と、この案内軌道19にコンベアの進行前後方向の摺動変位自在に嵌合され横向き部材16を片持ち状に固定された摺動体20と、この摺動体20をフレーム長さ方向f2へ往復駆動する駆動装置(エアーシリンダ)21とからなり、搬送経路手段2や布類押し移動手段3の動作に関連して、横向き部材16及び多数の腕棒部材17をフレーム長さ方向f2へ往復作動させるものである。
22は布類位置保持手段4の支持面個所に対向して配設された布類押圧手段であって、装置フレーム上部1aのフレーム巾方向f1中央個所に支持板24により、縦向きに固定された駆動装置(エアーシリンダ)23と、この駆動装置23の出力部材下端に固定された水平押圧板26と、この水平押圧板26を上下方向へ案内する案内手段25とを備え、駆動装置23の出力部材が布類位置保持手段4の腕棒部材17側へ向かう適当大きさの弾圧力を水平押圧板26に付与するものとなされている。
上記案内手段25は装置フレーム上部1aに固定された摺動部材25bと、この摺動部材25bに摺動変位自在に嵌合された案内軌道25aとからなっている。そして上記水平押圧板26は搬送経路手段1で搬送される布類Tの平面視大きさに近似した平面視形状となされており、また水平押圧板26に付与される弾圧力は駆動装置23の作動用空気圧の変更により任意大きさに調整される。
27は搬出コンベアで、装置フレーム1に支持され搬送経路手段2の搬送方向f2前側に搬送経路手段2と一線状に配設され、駆動装置27aにより駆動されるものとなされている。28は搬出コンベア27に連動して作動される端末コンベアで、装置フレームの正面視右端に張出状に固定された支持台上に設置され、搬出コンベア27の搬出した積層状布類をさらに搬送方向f2右側へ搬送し装置フレーム1の外方に取り出すものである。
なお、29は装置フレーム1に設けられた支持輪で、装置フレーム1の水平移動を容易となすものである。
次に上記した布類積層装置の使用により布類Tの一種であるタオルを積層する場合の例について図6〜図15を参照して説明する。
図6〜図15は上記布類積層装置の作動説明図である。
作業者は積層させるべき多数のタオルTを装置フレーム1の正面視左側近傍に用意し、図示しない制御装置にこれの入力部から、積層させたい枚数、例えば「50枚」という情報を入力した後、各部を作動状態とする。これにより駆動装置5が作動して、経路搬送手段2のコンベアベルト8を走行移動させる。
この状態で、作業者は装置フレーム1の正面視左側に立ってタオルTを経路搬送手段2のコンベアベルト8の上面の搬送始端8aに一枚づつ適当な間隔(例えば数十cm程度)を置いて供給する。このさい、コンベアベルト8の上面が作業者の腰高さ程度であることが供給作業を行い易くする。
コンベアベルト8上に供給される各タオルTは経路搬送手段2の巾方向上の定位置に10mm程度の誤差範囲内で供給することが重要であり、通常使用では、経路搬送手段2の搬送巾(コンベアベルト8群のフレーム巾方向f1長さ)の中央位置に目印を設定し、各タオルTを該目印に合致させるようにコンベアベルト8上に載置する。
コンベアベルト8上のタオルTはコンベアベルト8の上張部上面に支持され図1中の右方向(搬送方向f1前側)へ搬送され、この搬送中に、図6及び図7に示すようにタオルTが布類縁揃え位置p1に到達したとき、縁部検出装置9がタオルTの後縁を検出して駆動装置5を停止させ、コンベアベルト8は走行移動を停止される。このさい、縁部検出装置9で検出されたタオルTは平面視において布類押し移動手段3の押し板13群の真上に位置し且つ、布類位置保持手段4の腕棒部材17群の真下に位置し且つ、布類押圧手段22の水平押圧板26の真下に位置した状態となる。この時点では既に布類押圧手段22の駆動装置23が作動され、水平押圧板26は布類押圧手段4の腕棒部材17の上面からなる支持面個所に圧接した状態となっている。
次に布類押し移動手段3における短縮状態の駆動装置11がコンベアベルト8の前記停止に関連して自動的に伸長作動される。これにより図8及び図9に示すように、各押し板13の上縁が、コンベアベルト8同士の隙間を通じてコンベアベルト8の搬送面となる上張部よりも上方へ移動して、布類縁揃え位置p1に到達したタオルTを押し上げ、布類位置保持手段4の腕棒部材17群に達した後、タオルTを腕棒部材17同士の隙間内に押し込み、腕棒部材17の上面よりも幾分高い予め定めた第1高さ位置に到達しようとする。
一方、布類押圧手段22の水平押圧板26は駆動装置23の作動用空気圧の弾力で常に下方へ押し移動されるため最初作動状態にて下方移動され布類位置保持手段4の腕棒部材17の上面からなる支持面個所に圧接された状態となる。このさい水平押圧板26の下方移動力は駆動装置11による押し板13の上方移動力よりも幾分小さくなるように設定されている。
したがって、各押し板13は、腕棒部材17同士の隙間を通じて腕棒部材17の上面よりも上方へ到達した後、水平押圧板26を押し板13の上方移動力で幾分押し上げた状態となり、前記第1高さ位置に到達した時点でその上方移動を停止される。この時点で、押し板13群に押し上げられたタオルTは腕棒部材17群の下面側に位置した状態で腕棒部材17同士の隙間に位置したタオルT部分を水平押圧板26の下面に押し付けられるため図1中の右方から見たとき図7Bに示すように波形状になって押し板13群と水平押圧板26とで挟み付けられて前記第1高さ位置に位置保持された状態となる。
次に押し板13群が第1高さ位置に到達したことに関連して、布類位置保持手段4の支持駆動部18が自動的に作動して、図10に示すように、腕棒部材17群を図1中の左側へ水平移動させ、押し板13群上のタオルTと水平押圧板26との間から外方へ抜き出す。
そして、腕棒部材17群の全体が水平押圧板26の真下範囲の外方に位置されたとき、布類押し移動手段3の駆動装置10が自動的にさらに伸長作動され、押し板13群はその上方移動力で水平押圧板26の下方移動力に抗しつつ該タオルTと水平押圧板26とをさらに上方移動させる。この押し板13群の上方移動は装置フレーム1に同体状に固定された図示しない規制部材により第2高さ位置にて規制されるのであり、この規制状態では押し板13同士の隙間範囲内で垂れ下がったタオルT部分の最下位置は腕棒部材17の高さよりも幾分(例えば略10mm程度以上)高くなっている。
次に押し板13群が規制部材で上方移動を規制されたことに関連して、支持駆動部18が自動的に作動し、図11に示すように、腕棒部材17群を図1中の右側へ水平移動させ、元位置に復帰させる。
そして、この復帰に関連して駆動装置10が自動的に短縮作動して押し板13群を下方へ退避移動させ、当初の短縮状態に復帰する。この押し板13群の下方移動中、水平押圧板26は自身の下方移動力(弾圧力)で自身の下面に接したタオルTを下方へ押圧する。これにより、水平押圧板26に接したタオルTは自身の重量と水平押圧板26の下方移動力により押し板13群の下方変位に連動してこれと同体状に下方移動され、やがて図13に示すように、腕棒部材17群の上面からなる支持面個所に支持され、該支持面個所と水平押圧板26との間で弾圧状に挟み付けられる。
一方では上記のように駆動装置10が短縮状態になったことに関連して、経路搬送手段2の駆動装置5が自動的に再び作動し、コンベアベルト8を走行移動させる。これにより、各部は2枚目のタオルTの搬送及び積層処理が行える状態となる。
次に、既にコンベアベルト8に載置されている2枚目のタオルT、或いは、これからコンベアベルト8に載置される2枚目のタオルTが搬送方向f2右側へ搬送されて布類縁揃え位置p1に到達すると、このタオルTを縁部検出手段9が先と同様に検出して、コンベアベルト8の走行移動が再び停止され、この後、布類押し移動手段3及び布類位置保持手段4が既述同様に作動することにより、2枚目のタオルTが先の一枚目のタオルTの下面に平面視で外周囲の揃った状態に押し当てられ、これら2枚のタオルTが正確な積層状態となされて水平押圧板26と腕棒部材17の上面からなる支持面個所とで弾圧状且つ安定的に挟み付けられた状態となる。
以後、タオルTの一枚づつをコンベアベルト8上に順次に供給していくが、49枚目までは上記2枚目の場合に準じて処理され、それまでに供給された数のタオルTが水平押圧板26と腕棒部材17の上面からなる支持面個所との間に正確に積層され弾圧状且つ安定的に挟み付けられた状態となる。
そして50枚目のタオルTが布類縁揃え位置p1に到達したときには、2枚目のタオルTを積層させた場合と同様に、縁部検出装置9の検出によりコンベアベルト8が停止され、次に押し板13群が該50枚目のタオルTを押し上げて腕棒部材17同士の隙間を通じて該タオルT部分を、腕棒部材17の上面からなる支持面個所と水平押圧板26との間に正確に積層された49枚の積層状のタオルT群のうち49枚目として積層されたタオルTである最下位置のタオルTの下面に、腕棒部材17群を挟み付けた状態で平面視外周囲の合致された正確な積層状に押し当て、次に図14に示すように、腕棒部材17群が左側へ水平移動されて水平押圧板26の真下範囲の外方へ抜き出され、50枚のタオルTが押し板13群と水平押圧板26との間に弾圧状且つ正確に積層された状態となる。
この後は、これまでの作動とは違って、腕棒部材17群は現時点の位置をそのまま維持されるのであり、この一方で駆動装置10が腕棒部材17の移動に関連して自動的に短縮作動する。これにより、押し板13群と水平押圧板26との間に弾圧状且つ正確に積層された50枚の積層状タオルTが、押し板13群の下方移動により押し板13群と同体状に下方移動され、やがて50枚の積層状タオルTの最下面が図15に示すように経路搬送手段2のコンベアベルト8の上張部上面に当接してこれに支持された状態となる。このさい、50枚の積層状タオルTは下方移動を開始されてからコンベアベルト8に支持されるまでの期間中、水平押圧板26の下方移動力で常に下方へ弾圧されるため、たとえ外部から振動が付与されるなどしても正確な積層状態を確実に保持される。
この後、駆動装置10が短縮状態になったことに関連して、布類押圧手段22の駆動装置23が自動的に作動して水平押圧板26を上方移動させ、図15に示すように50枚の積層状タオルTの上面から離反させる。この後、経路搬送手段2の駆動装置5、及び、搬出コンベア27の駆動装置27aが自動的に作動して、コンベアベルト8が走行移動されると共に、搬出コンベア27及び端末コンベア28が搬送作動する。これにより、50枚の積層状タオルTはその積層状態を正確に保持されつつ端末コンベア28の搬送終端まで搬送される。この後、搬出コンベア27及び端末コンベア28は自動的に停止される。
一方、駆動装置27aの作動が開始されてから一定時間の後に、布類位置保持手段4の支持駆動部18が自動的に作動して、腕棒部材17群を図1中の右側へ水平移動させると共に、布類押圧手段22の駆動装置23が自動的に作動され水平押圧板26に下方移動力を付与してこれを下方移動させる。これにより、各部は次の50枚のタオルTの積層処理が行える状態となる。
上記実施形態に係る布類積層装置は次のように変形することができる。
(1)上記実施形態では、縁部検出装置9の検出作動に関連して駆動装置5が停止されて、コンベアベルト8の走行移動が停止され、この停止状態で、押し板13群がコンベアベルト8に支持されたタオルTをコンベアベルト8から押し上げるように作動するようになされているが、これに代えて次のようになしてもよいのであって、即ち、縁部検出装置9の検出作動に関連して、布類押し移動手段3の駆動装置10が伸長作動され、押し板13群がコンベアベルト8の走行状態の下でコンベアベルト8に支持されたタオルTをコンベアベルト8から押し上げるようにする。このようにすれば、タオルTの押上げのさいのコンベアベルト8の停止が不必要となってその分、処理能率が向上する。
(2)上記の実施形態では上部水平板11aに多数の押し板13を起立状に設けたが、この押し板13に代えて、上部水平板11a上に多数の起立押し棒を剣山状に設けることも差し支えないのであり、これによれば上下移動中間体11の重量を軽減させることができる。
(3)上記の実施形態では各駆動装置5、10、23、27aを自動的に作動させるようにしたが、これに代えて、駆動装置5、10、23、27aのうちの任意なものを作業者によるスイッチ操作により作動させることも差し支えない。
〈第2実施形態〉
図16は本願発明の第2実施形態に係る布類積層装置の正面図である。
経路搬送手段2は水平状の搬送支持板2Aと搬送コンベア2Bとからなり、装置フレーム1に支持されている。そして、搬送コンベア2Bは複数の案内車6、7に第1実施形態の場合と同様に装置フレーム1の巾方向の適当間隔に多数のコンベアベルト8を掛け回したものとなされている。
搬送支持板2Aの搬送方向f2前側は布類縁揃え位置p1となされており、ここには縁部検出装置9が設けられている。また搬送支持板2Aの搬送方向f2前側には布類縁揃え位置p1に関連して布類位置保持手段4の腕棒部材17群が水平状に配設されている。このさい、各腕棒部材17の上面からなる支持面個所は搬送支持板2Aの上面と同一高さ、あるいは若干低い高さとなされ搬送支持板2Aの前縁に対し密状に連続されており、また布類位置保持手段4の支持駆動部18は先の実施形態と同様に腕棒部材17群を、駆動装置21、案内軌道19及び摺動体20を介してフレーム長さ方向f2へ往復移動させるものとなされる。
また布類縁揃え位置p1の腕棒部材17群の上方には布類押し移動手段3が第1実施例と同様な構造となされたものを倒立させた状態に配設されている。そして布類位置保持手段4の腕棒部材17群の下方には、これと対向するように布類押圧手段22の水平押圧板部26Aが設けられている。このさい、水平押圧板部26Aは例えば、図16中の右方向へ搬送することのできる搬送コンベア30を組み込み、且つ、この搬送コンベア30のコンベアベルト30aの上張部を図示しない水平支持板で支持してコンベアベルト30aの上張部が水平押圧板と等価に機能するものとなすのがよい。
さらに経路搬送手段2の図16中の左側には供給コンベア31が配設されており、この供給コンベア31の搬送終端e1は搬送コンベア2Bの搬送始端e2よりも図1中右側へ位置させている。
上記以外の構成は第1実施形態に係る布類積層装置に準じた機能の得られるものとなされる。なお、先の実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付すものとする。
上記第2実施形態に係る布類積層装置を使用してタオルTを積層する場合について説明する。
供給コンベア31の搬送始端e3にタオルTを載置すると、供給コンベア31は経路搬送手段2側へ向け該タオルTを搬送する。この搬送により搬送コンベア2Bの搬送始端e2の下方に到達したタオルTはこれの上面に当接したコンベアベルト8からも搬送力を付与され搬送支持板2A上に到達する。
この後は、コンベアベルト8のみが搬送支持板2A上のタオルTの上面に搬送力を付与し、該タオルTを搬送支持板2a上にて滑動させて図16中の右方向へ搬送し布類縁揃え位置p1に到達させる。このとき、縁部検出装置9が該タオルTの後縁を検出し、該検出により供給コンベア31及び搬送コンベア2Bの作動を停止させると共に、押し板13群を下方移動させる。
こうして下方移動される押し板13群は搬送コンベア2Bのコンベアベルト8同士の隙間を通じてコンベアベルト8よりも下方へ移動され腕棒部材17の上面からなる支持面個所で支持されたタオルTの腕棒部材17同士の隙間範囲内のタオルT部分を腕棒部材17同士の隙間を通じてこれよりも僅かに下方位置である第1高さ位置まで押し下げる。
一方、水平押圧板部26Aのコンベアベルト30aの上張部(水平押圧板と等価となされている。)はこれに付与される上向きの上方移動力により上方移動されて腕棒部材17の下面からなる支持面個所に圧接した状態となっている。したがって、押し板13群は腕棒部材17群の上面に位置したタオルTを腕棒部材17同士の隙間を通じて水平押圧板部26Aのコンベアベルト30aの上張部で形成された水平支持面に押し付けた状態となる。このさい、タオルTは水平押圧板部26Aとの間に腕棒部材17群を挟み付けて図8Bや図9に示すと同様な波形状となり、押し板13群と水平押圧板部26Aとで位置保持される。
次に腕棒部材17群は支持駆動部18の作動により図16中の右側へ水平移動され水平押圧板部26Aの真上範囲の外方へ位置される。この後、押し板13群がタオルTを水平押圧板部26Aに押し付けた状態で水平押圧板部26Aの上方移動力に抗してさらに適当距離だけ下方移動され第2高さ位置に到達される。
次に腕棒部材17群が図16中の左側へ水平移動されて元位置に復帰される。この後、押し板13群が上方移動されるのであり、この上方移動中、水平押圧板部26A及びこれに位置保持されたタオルTは押し板13群と同体状に上方移動し、やがて腕棒部材17群の下面である支持面個所に当接され、水平押圧板部26Aに付与される上方移動力により水平押圧板部26Aと腕棒部材17群の下面である支持面個所で弾圧状且つ安定的に挟み付けられる。押し板13群はこの後もさらに上方移動されコンベアベルト8の下張部よりも上方の元位置に復帰される。
この復帰に関連して供給コンベア31及び搬送コンベア2Bが再び作動し、各部は次のタオルTの処理が行える状態となる。以上の作動は第1実施形態における作動と対称的な関係となっているのみであって、実質的な相違はない。
したがって、供給コンベア31にタオルTが順次に供給されることにより、腕棒部材17群と水平押圧板部26Aとの間に任意数のタオルTが平面視で外周囲の揃った状態となって正確に積層されるものとなる。こうして得られた積層状タオルTを取り出すときは水平押圧板部26Aを下方移動させて積層状タオルTの上面から腕棒部材17群が離反した状態となった後、積層状タオルTを支持した搬送コンベア30を作動させ、さらに搬出コンベア27及び端末コンベア28を関連作動させることにより装置フレーム1の外方へ取り出すようにする。
上記した第1実施形態及び第2実施形態では、タオルTを人手により供給する場合について説明したが、公知のタオルT折畳み機で折り畳まれた状態の折りタオルTを機械的に供給することも差し支えない。またタオルTに代えて、シーツや包布のような大面積の展張布片を適当大きさに折り畳んだものを人手により或いは機械的に供給することも差し支えない。
さらに、本実施例によれば、下記のような効果を奏することができる。
(1)位置ずれの主要因である布類の落下を必要としなくなるため、布類の落下に起因した弊害がなくなって、布類をその性質や形態に影響され難い状況下で精度良く積層できる。
(2)落下距離を制限することよる積層可能枚数の制約が無くなり、積層処理済みの積層状布類における布類の数を任意に多くすることができ、布類の処理数を減じることなく積層状布類の搬出回数を少なくすることができる。
(3)上記した(1)(2)の効果により従来よりも効率的な積層処理が行える。
(4)搬送経路手段の上下何れの側でも布類を積層させることができる。
(5)搬送経路手段、布類位置保持手段及び布類押し移動手段の作動により、布類を積層することができる。
(6)開閉板のような風発生要素を設けないでよいため、風の影響を受けることなく布類を正確に積層させることができる。
(7)布類押圧手段を設けることにより、積層される布類を圧縮して積層高さを減少させることができ、同一大きさの空間内における積層可能枚数を飛躍的に増大させることができる。
(8)積層中の積層状布類を布類押圧手段で押圧することにより、積層状布類が積層中に崩れる事態の発生を確実に阻止することができる。
(9)布類の積層時の重心の位置と無関係に、該布類を正確に積層させることができる。
(10)積層状布類を布類の積層処理位置への供給に使用される搬送経路手段を使用して搬出することが可能となって、積層状布類を搬出するための搬送機構を簡易化させることができる。
本願発明の第1実施形態に係る布類積層装置の正面図である。 前記布類積層装置の左側面図である。 前記布類積層装置の一部正面図である。 前記布類積層装置の一部平面図である。 前記布類積層装置の一部側面図である。 上記布類積層装置の第1段階の正面視作動説明図である。 上記第1段階の斜視作動説明図である。 上記布類積層装置の第2段階の作動説明図でAは正面図でBは右側面図である。 上記第2段階の斜視作動説明図である。 上記布類積層装置の第3段階の作動説明図でAは正面図でBは右側面図である。 上記布類積層装置の第4段階の正面視作動説明図である。 上記布類積層装置の第5段階の斜視作動説明図である。 上記布類積層装置の第5段階の正面視作動説明図である。 上記布類積層装置の第6段階の正面視作動説明図である。 上記布類積層装置の第7段階の正面視作動説明図である。 本願発明の第2実施形態に係る布類積層装置の正面図である。 従来の布類積層装置を示す正面図である。
符号の説明
T 布類(タオル)
2 搬送経路手段
3 布類押し移動手段
4 布類位置保持手段
8 コンベアベルト
9 縁部検出装置
13 押し板(押し部材)
17 腕棒部材
18 腕棒部材の駆動装置
22 押圧手段
26 押圧板
23 押圧板の駆動装置

Claims (6)

  1. 複数のコンベアベルトを並列に具備した搬送経路手段と、該搬送経路手段により搬送され押し位置に達した布類を該複数のコンベアベルト間に搬送面の裏側から貫入して搬送面表側へ進行移動する櫛歯を具備した布類押し移動手段と、前記コンベアベルトの搬送面側の離れた位置であって該櫛歯の歯間に対応する位置に腕棒部材群を具備すると共に該腕棒部材群を駆動装置により布類進行方向に対して前後に往復移動させるものとした布類位置保持手段と、前記腕棒部材群より搬送面側のさらに外側に配置された押圧板とを備え、前該搬送経路手段により搬送され押し位置に達した布類を布類押し移動手段により第1高さ位置まで進行移動させ、前記腕棒部材の隙間を通じて前記押圧板に押し当てて保持し、この状態の下で前記腕棒部材群を布類と接触しない位置まで退避移動し、その後、前記布類押し移動手段がこれの支持した布類をさらに第2高さ位置まで進行移動させ、次に前記腕棒部材群が元位置に復帰移動し、前記押し部材群がコンベアベルト間に搬送面の裏側に退避移動されて該布類の支持を前記腕棒部材群に移すことにより、次に搬送される布類の積層に備えることを特徴とする布類積層装置。
  2. 前記搬送経路手段により搬送され押し位置に達した布類の縁部を検出するものとした縁部検出装置を有し、該縁部検出装置が布類を検出した際に布類押し移動手段を稼動することを特徴とする請求項1記載の布類積層装置。
  3. 前記押圧板を駆動装置で上下移動させるものとした布類押圧手段とを備え、布類押圧手段は前記布類押し移動手段が第2停止高さ位置まで移動する際に、前記押圧板に押圧力を与えて布類を布類押し移動手段段と前記押圧板との間に保持し、前記布類押し移動手段が退避移動する際には、該布類を前記腕棒部材群の上面と前記押圧板とで挟み付けることを特徴とする布類積層装置。
  4. 一連の積層が終了する際は、前記腕棒部材群及び前記押し部材群及び前記押圧板の関連作動により前記積層された布類群が前記コンベアベルトの上面に支持され前記コンベアベルトの作動により取出し位置へ向け搬送されるように作動する構成であることを特徴とする請求項1、2又は3記載の布類積層装置。
  5. 複数の並列に並べられたコンベアベルトからなる搬送経路手段の搬送面に布類の一枚づつを順次に供給して布類同士の間に適当な間隔置いた状態で略水平方向へ搬送させ、該搬送により押し位置に達した布類をコンベアベルトの間を通して貫入する押し部材群を搬送裏面に配置し、搬送表面側に略水平な腕棒部材群とさらにその外側に押圧板を設け、前記押し部材群により搬送面上の第1停止高さ位置まで押し進行移動させ、該押し部材群により該布類を腕棒部材群の隙間を通じて押圧板に押し当てた状態となし、この状態の下で、前記腕棒部材群を該布類及び前記押し部材群に接触しない位置まで横移動させ、次に該布類を布類押し移動手段の押し部材群に前記コンベアベルトからさらに離れる側の第2停止高さ位置まで前記押圧板の押圧力に抗しつつ前記押圧板と同体状に移動させ、この後に、前記腕棒部材群を先とは逆方向へ横移動させて元位置に復帰させ、この復帰の後、前記押し部材群を前記押圧板から離れる側へ復帰移動させ、この移動過程で、該押し部材群に圧接されていた布類を前記腕棒部材群と前記押圧板との支持に移し、以後、次に搬送される布類の積層を繰り返すことを特徴とする布類積層方法。
  6. 積層された布類群を外方へ取り出すときは、前記押し部材群を該布類群へ向けて第1高さ位置まで或いは該位置よりも前記押圧板に近接した位置まで移動させて該布類群を同体状に押し移動させ、この状態の下で、前記腕棒部材群を該布類群と接触しない位置まで横移動させ、次に前記押し部材群を前記押圧板から離れる側へ移動させると共に前記押圧板をも前記押し部材群から離れる側へ移動させることにより該布類群を搬出用支持面に載置状に支持させ、この後、該搬出用支持面を取出し位置へ向け移動させることを特徴とする請求項5に記載の布類積層方法。
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