JP2009017322A - ビデオ映像の立体視化法 - Google Patents

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保夫 木▲崎▼
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Abstract

【課題】過去に撮影された作品も含め、現在通常使用されているビデオカメラ等により撮影された映像(単眼視映像)作品の立体視化をより容易に可能とする。
【解決手段】ビデオカメラ(単眼)によって撮影された映像作品から立体視化を可能とする2つの映像を生成する単眼視映像の立体視化法において、所要の手法(ビデオカメラの水平横移動撮影等)によって撮影された作品を対象として、再生時に手動により立体視化を可能とする信号を発生し該信号に基づき立体視化を可能とする2つの映像を生成し出力映像の切替えを行うとともに、該信号を映像信号に付加して記録し、又は、ビデオカメラに該信号の発生及び映像信号に付加する手段を備え撮影時に該信号を映像信号に付加して記録する。再生時に該信号を抽出して該信号に基づき立体視化を可能とする2つの映像を生成し出力映像の切替えを行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、動画映像の立体視化に関し単眼視動画映像から立体視化を可能とする方法に関する提案である。
現在単眼視映像の立体視化に関して、通常の出力による映像と該映像に対して必要とするフレーム数遅延させた映像とによる単眼視映像からの立体映像化が提案されている。上記提案は、その遅延量の設定及び立体化のための種々の方法が高度で複雑なものとなっている。
特許第3086587号 特開昭56−141690 特開平01−114293 特開平02−151849 特開平05−091544 特許第2846830号 特開2002−27396 特開平07−298311
本発明は、過去に撮影された映像作品も含め現在通常使用されているビデオカメラ(単眼)等により撮影された動画映像作品のうち所要の手法で撮影された映像作品を対象とし、かつ、立体視化を可能とする2つの映像を生成及び出力映像を切替えるための信号を手動により発生し該信号基づき上記映像作品の立体視化を可能とする。また、該信号を映像信号に付加することによりより容易に上記映像作品の立体視化を可能とする。
所要の手法とは、背景も含め静止しているか形体を変えず移動している被写体又は該被写体が隊形を変えずに移動している一群の被写体を
イ、直線または被写体を中心とした円弧上をビデオカメラを被写体に向けビデオ画面上での移動線をほぼ水平に保ち横移動して撮影する。(風景、建造物、遺跡および発掘現場等)
ロ、回転している被写体に向け回転軸線がビデオ画面のほぼ上下方向になるようにビデオカメラを固定して撮影する。(生け花、彫刻その他造形物等)
ハ、移動中の車窓、機上、船上又はその他移動体上よりビデオカメラを移動方向に対してほぼ真横の方向に向けビデオ画面上での移動線をほぼ水平に保ち撮影する。(風景、建造物、遺跡等)
ニ、被写体が単一又は同じ隊形を保ったグループのみが移動して被写体がほぼ真横方向の時、ビデオカメラを被写体に向けビデオ画面上で被写体の移動線がほぼ水平になるように撮影する。(移動する大きな構造物、編隊飛行等)
ホ、ワイヤーフレーム動画を含め上記所要の手法で撮影された動画映像と画面上同じ動きをする3Dの二次元CG動画の表示においても同じ効果が得られる。(3D−CADによる回転する二次元CG動画、MRI又はCTスキャンの画像による回転する二次元CG動画、分子又はたんぱく質構造の回転する二次元CG動画等)
上記所要の手法で撮影された動画映像を以後単に所定の映像と云う。
本発明の理解を容易にするために一例として植木の撮影について図1によって説明する。また、説明を容易にするために画像構成をノンインタレース方式とする。
図1は上方から見た撮影の説明図でビデオカメラ2を同じ速度で右(A、C)又は左(B)の方向へ被写体(植木)1を中心とした円弧状を水平に横移動しながら1を撮影している状況を示したものである。2及び○印の位置A1〜A9はA方向え移動して撮影され1画像が記録された位置である。2をBの方向え移動しながら撮影すれば、同じようにB1〜B9の位置で撮影された画像が記録される。なを、作図上図1での1と2の距離は異なっているが1との距離はAとBを同じとする。1から2までの距離を大きくして(図1に於いてはAの位置に対して1から2までの距離を2倍とした)同じ速度で移動しながら撮影すればC1〜C17の各位置での画像が記録され、距離に逆比例して画面上での1は小さくなり1を見た各画像間での視差角も小さくなる。
A1とA3またはB1とB3の間隔を人間の両眼の間隔とほぼ同じとし被写体全体が移動しないものすれば、この撮影によるA1で記録された画像を左目でA3で記録された画像を右目で、またはB1での画像を右目でB3での画像を左目で同時に見れば被写体(植木)1を立体感をもって鑑賞することが出来、それぞれ時系列的に2画像はなれたA2とA4、A3とA5・・・A7とA9またはB2とB4、B3とB5・・・B7とB9と順次画像を変えて見ることが出来れば、この撮影により撮影された映像が立体映像として鑑賞可能となる。
なを、前記C1〜C17の位置にて記録された各画像間の被写体1に対する視差角は前記A及びBにて撮影された各画像間の視差角より小さい。これにより、C1〜C17の位置で撮影された映像の画面上での1の大きさをズームアップしてA1〜A9の位置で撮影された1の大きさと同じにした時、上記A及びBの撮影による立体感と同じ立体感を得るためにはズーム比に合わせ2つの画像の時系列的間隔を大きくする必要がある。すなわち、図1に於いては2つの画像を時系列的に4画像離れたC1とC5、C2とC6・・・C13とC17とする必要がある。また、A及びBの位置において同じズーム比で移動速度を2倍にした時ビデオカメラ2には、A1、A3、A5、A7又はB1、B3、B5、B7の位置にて撮影された画像が順次記録される。この時に撮影された映像を前記と同じ立体感をもった立体映像として見るには2つの画像の時系列的間隔(遅延量とも云う)を1画像とする必要がある。
前述により、Fd・・・立体視化を可能とする2つの画像の時系列的間隔、Is・・・両眼の間隔(mm)、フレームレート・・・30fps、V・・・被写体とカメラの相対横移動速度(Km/h)、Zr・・・ズーム比とすれば
Fd=((Is*30*3600/1000000)/V)*Zrとなり
Is=60mmとすれば
Figure 2009017322
となる。
なお、Zr=1の時のFdの値(数1での6.48/V)を以降単にVfと略す。
Figure 2009017322
ちなみに、図1におけるA,B及びCの撮影時の移動速度はZr=1とした時3.24Km/hとなる。
現在単眼視映像から立体映像を可能とする方法として、入力された映像信号をそのままの映像(直接出力映像)と、該映像信号による画像を循環的に複数(n)の画像メモリに記録して立体映像を可能とする画像を該メモリから読出し該画像による映像(メモリ出力映像)との2つの映像を生成する方式が提案されている。そしてまた、上記提案では該メモリ出力映像(Mm)のための画像を上記メモリから選択する手段に必要な遅延量を求める種々の方式も提案されている。本発明では所定の映像を対象として上記遅延量及び出力映像切替えの為の信号を手動により発生し該信号に基づきMmの選択及び出力映像を切替える方式、該信号を直接出力映像(Md)に付加して出力し記録するか映像の編集時に該信号を付加する方式、または、ビデオカメラに該信号の発生及び該信号を映像信号に付加する手段を備え撮影時に該信号を映像信号に付加して記録する方式によって、再生時に映像信号から該信号を抽出して遅延量及び出力映像切替えの為の信号を生成することを提案している。
上記遅延量(画像の時系列的間隔)に出力映像切替えの為の信号を含め以下単にFdと略す。
手動によるFdの生成は、Vf発生手段により映像を見ながら回転スイッチを操作し該スイッチの位置に基づきVfを発生し該Vfにズーム比(Zr)を乗じ生成する方式、映像を見ながら回転またはスライド式の可変抵抗器等を操作し電流又は電圧の変化をA/D変換により数値化してVfを発生し該VfにZrを乗じ生成する方式等により生成する。なお、Fdの最大絶対値(以下単にDmと略す)を前記画像メモリーに記録可能な画像数(n)から数値1を減じた値とし0を含み数値1からDmの間の整数として、上記Vf発生手段の回転又はスライド方向等によりVf(Fd)の先頭に+又は−を付加する。出力映像切替え手段において該+又は−に基づき直接出力映像(Md)及びメモリ出力映像(Mm)を左(右)眼用及び右(左)眼用映像として出力する。すなわち、Fdは−Dm〜−1、0、+1〜+Dmの間の整数で、1〜Dmは立体感をもって見る為に必要とする2つの画像の時系列的間隔(遅延量)であり、+、−及び0(後述)は出力映像の切替え信号である。
なお、撮影に際して常に前記所要の手法による撮影の条件が整うとは限定出来ず前記の手法以外のシーン、また前記の手法により撮影された作品においても映像の移動速度が想定以上に遅い時または早い時(想定以上に遅い時とは静止画像に近いときすなわち通常の立体視化のために必要とするFdの値がDmよりはるかに大きい時、及び想定以上に早い時とは通常の立体視化のために必要とするFdの値が数値1よりはるかに小さい時)等がありこれらのシーンにおいてはFd(又はVf)を0として出力する。Fdが0(Fd(0))の時はメモリ出力映像(Mm)を生成せずに出力映像切替え手段において直接出力映像(Md)を左眼用及び右眼用映像として出力する。すなわち両眼に同じ映像を出力し二次元映像表示とする、これにより一部所定の映像以外のシーンがある作品においても対処可能となる。
所定の映像と限定はするものの手動で立体映像の生成及び出力映像の切替えを可能とし、再生時、編集時又は、撮影時に立体映像の生成及び出力映像を切替えるための信号を付加して記録し、該映像の再生時に該信号を抽出することにより立体映像の生成及び出力映像の切替えを可能とすることで立体映像の撮影、鑑賞及び記録がより容易に可能となる。
本発明は、所定の映像を対象として単眼視動画映像から立体視化を可能とする2つの動画映像を生成し該2つの映像をそれぞれ左眼用又は右眼用及び右眼用又は左眼用に切替え、所定の映像以外の映像が入力された時は両眼に同じ映像を出力するための信号を手動により発生し、かつ該信号を再生時、編集時または撮影時等に映像信号に付加することを提案するものでその実施例を以下概略図面により説明する。
図2はVf発生手段4の回転切替えスイッチによる一例を概念的に示した概略図でこれにより説明する。4bは回転軸で上端につまみを有しつまみを回転することにより移動接点4cが回動する。固定接点4dは切替え信号0を発生するための0接点4oを中心として左右に円弧状対象的に前記Vfを発生するに必要な数配設する。再生映像を見ながら該映像の動きに合わせ4bを回転することにより4cの接点が4dの1つと接触して数値発生用電源を数値(Vf)発生手段4aに入力し該接点の回路により前記数2のVfの値を発生する。なお、4oからの回転の方向によりVfの先頭に+又は−を付加し、4oの時は0を発生する。
図3はVf発生手段のスライド式可変抵抗器による一例を概念的に示した概略図で、Vfの発生手段は前記と異なるものの発生する数値は概念的に同じであるのでVf発生手段4として説明する。スライドボタン5bを操作して可動接点5cをスライドさせ抵抗体5d上での5cの位置により定められた電流を数値(Vf)発生手段5aに入力しA/D変換されてVfの値を発生する。前記と同じように5bの0接点5oからの移動方向によりVfの先頭に+又は−を付加し、5oの時は0を発生する。なお、R1、R2、R3は出力電流を調整するための抵抗器で必要とされる時に挿入する。他にVf発生手段には、電卓のようにボタンによる置数式、又は、負荷圧力の変化を電気信号に変える圧電素子等による数値の発生法等が考えられる。
ズーム比(Zr)は、Zr発生手段6においてVfの発生手段と同じように可変抵抗器等による電流又は電圧の変化をデジタル変換して数値化する方法等で発生する。FdはFd生成手段3において前記Vfに上記Zrを乗じて生成する。Fdの値は0(Fd(0))を含め数値1からDmの間の整数とするがVf発生時に付加された+−は当然付加されている。3においては0を含みFdの絶対値(1〜Dm)を読出しメモリアドレス生成手段13に、切替え信号(0、+、−)を出力映像切替え手段16に分離して送出する。また、Fd付加手段17(後述)へはFdのデータ全てを送出する。
Fdの数値の一例として前記VfにZrを乗じた値が、0.1〜1.4の間をFdの値1として0.1以下をFd(0)とし、Dmの値をDm−0.5〜Dm+10の間としてDm+10以上をFd(0)とすることにより、Fdの閾値の前後に余裕域を作り立体効果は実際とは異なるものの立体動画としての鑑賞の範囲を広くする。また、前記Vf発生手段4において手動にて回転つまみ又はスライドボタン等の操作時に、ズーム比(Zr)を考慮して操作することによりZr発生手段6を省略することは可能であるが、この場合Vfの値をFdの値である0を含め数値±1から±Dmまでの整数を発生する必要がある。なお、この時は4をFd発生手段3bとし図2、3におけるZrを必要とするFd生成手段3は必要としない。
図4は単眼視動画映像から立体視化を可能とする2つの映像を生成及び出力映像を切替える方法に、他の選択手段に変え前記手動によるFd生成手段3を組み込んだ概略構成図でこれにより概念的に全体を説明する。映像信号入力部7から単眼視動画映像信号を入力し該信号から画像抽出手段8により画像(Id)を順次抽出すると同時に同期信号分離手段9により同期信号を抽出し該信号から垂直同期パルスを導出する。該垂直同期パルスによって書込みメモリアドレス生成手段10において書込みメモリ番号(Fw)を1つづつカウントアップし該Fwに基づき書込みメモリアドレスを生成する。該書込みメモリアドレスに基づき書込み制御手段11により複数(n)の画像データが記録可能な画像メモリ12(FM01〜FMn)に上記Idを1画像づつ順次時系列的かつ循環的に記録する。
画像メモリ12には書込み手段による書込みと同時に読出し可能な読出し手段を書込み手段とは別に備える。読出しメモリアドレスは読出しメモリアドレス生成手段13に前記書込みメモリ番号(Fw)を入力し、該Fwから前記Fd生成手段3(又は3b)により分離して送出された値を減じ読出しメモリ番号(Fr)として該Frに基づき生成する。ただし、Frが0又は負となった時は該Frに画像メモリに記録可能な画像数(n)を加えFrとする。上記読出しメモリアドレスに基づき読出し制御手段14により前記直接出力画像(Id)に対してFd画像前に記録された画像(Im)を12から順次読出し動画生成手段15により所要の動画映像化処理を行いメモリ出力映像(Mm)として出力する。また、13にFd(0)が入力された時は14に読出しメモリアドレスに変えIm読出し停止及びMm生成停止の信号を送出する。
出力映像切替え手段16においてFd生成手段3(又は3b)から分離して送出された切替え信号(0、+、−)に基づき、映像信号入力部7からの直接出力映像(Md)と前記メモリ出力映像(Mm)を左眼(右眼)用及び右眼(左眼)用に切替え、またはMdを両眼用に出力する。16の一例としてその概略をリレー式切替え手段(図9)によって説明する。上記切替え信号に基づきリレー切替え手段16cにおいて切替えリレー(16o、16a、16b)の何れか1つにリレー用電源を通じ該リレーの2つの接点を閉じる。図9においては0信号が入力され16oが稼動した状態を示している。これによりMdが左眼用(Ml)と右眼用(Mr)に出力され、+信号が入力され16aが稼動すればMmがMlにMdがMrに、また、−信号が入力され16bが稼動すればMmがMrにMdがMlに出力される。
また、直接出力映像(Md)を前記出力映像切替え手段16の他に16と関係ない位置で記録用に映像信号を送出する。該映像信号の回路にはFd付加手段17を備え17によりFd生成手段3(又は3b)からのFdをMdに付加して記録用映像信号として出力する。
図5はビデオカメラにFd生成手段を備えかつFdを映像信号に付加して記録する実施例を概念的に示した概略説明図であるが、Zr発生手段は前記と異なるものの発生する数値は同じであるのでZr発生手段6として説明する。ビデオカメラのズームレンズ位置検出部VC1からデジタル変換されたズームレンズ位置データをZr発生手段6に取込み該データに基づき6においてズーム比(Zr)を発生する。Vf発生手段4をビデオカメラの機体に装着して該4によりビデオカメラの相対横移動速度及び方向を手動で入力しVfを発生する。Fd生成手段3において上記2つの値(Zr、Vf)を乗じFdを生成し映像処理部VC2に送出してFdを映像信号に付加する
図6は映像編集機にFd発生手段を備えかつFdを映像信号に付加して記録する実施例を概念的に示した概略構成図である。前記Fd発生手段3bによりFd(−Dm〜−1、0、+1〜+Dm)を発生し、編集制御手段E0の制御に基づき映像情報付加手段E3において該Fdを編集用映像分離手段E2にて分離された映像信号に付加する。Fdを付加された映像信号を順次分離映像記録手段E4に記録し映像の分離編集作業が終了後、該映像信号を映像結合手段E5において編集で定められた順序に従い結合し編集映像として出力する。
なお、全てのFd付加手段においてFdを映像信号に付加する位置を統一することは無論である。
以下において図4と重複する構成部分の図示及び説明は省略する。
図7はFdを映像信号から抽出して該信号に基づき立体視化を可能とする2つの映像を生成及び出力映像を切替える実施例を概念的に示した概略構成図である。前記直接出力映像(Md)信号からFd抽出手段18によりFdを抽出し該Fdのうち0、1〜Dmを分離して読出しメモリアドレス生成手段13に送出する。該値(0、1〜Dm)に基づき前記画像メモリから画像(Im)を読出しメモリ出力映像(Mm)を生成する。13において0が入力された時は読出しメモリアドレスに変えImの読出し及びMmの生成停止の信号を読出し制御手段に送出する。また、Fdのうち出力映像の切替え信号である0、+又は−を分離して出力映像切替え手段16に送出し該信号に基づき16において映像を切替え左右両眼用の2つの映像を出力する。
図8は図4のFd生成手段3(又は3b)、Fd付加手段17及び図7のFd抽出手段18を併設した実施例を概念的に示した概略構成図である。3(又は3b)、17及び18についての説明は前記と重複するので省略するが3(又は3b)及び18からは同じ信号0を含みFdの絶対値(1〜Dm)及び切替え信号(0、+、−)が分離して送出される。映像信号入力部からの入力映像信号にFdが付加された作品であれば18からのそれぞれの信号を、Fdが付加されていない作品又は付加されているFdを修正する必要のある作品であれば3(又は3b)からのそれぞれの信号を、信号切替え手段19において切替え、読出しメモリアドレス生成手段13及び出力映像切替え手段16へ送出する。
所要の手法で撮影すれば本発明により立体映像としての鑑賞がより容易に可能となり立体映像の記録及び保存がより安易に可能となる。このことにより立体動画映像関係のより一層の発展に寄与する事が期待出来る。
撮影手法及び本発明の原理説明図 手動回転スイッチによるFd生成手段説明図 手動スライド式可変抵抗器によるFd生成手段説明図 手動によるFd生成手段及びFd付加手段を組込んだ構成説明図 Fd生成手段及びFd付加手段を具備したビデオカメラの構成説明図 ビデオ編集器によるFd発生手段及びFd付加手段の構成説明図 Fd抽出手段を組込んだ構成説明図 図4及び図7の各手段を組込んだ構成説明図 出力映像切替え手段説明図
符号の説明
1 被写体
2 ビデオカメラ
3 Fd生成手段
3b Fd発生手段
4 Vf発生手段
4o、4a〜4d Vf発生手段の構成部及び部品
5o、5a〜5d、R1、R2、R3 Vf発生手段の構成部及び部品
6 Zr発生手段
7 映像信号入力部
8 画像抽出手段
9 同期信号分離手段
10 書込みメモリアドレス生成手段
11 書込み制御手段
12 画像メモリ
13 読出しメモリアドレス生成手段
14 読出し制御手段
15 動画生成手段
16 出力映像切替え手段
16o、16a〜16c 出力映像切替え手段の構成部及び部品
17 Fd付加手段
18 Fd抽出手段
19 信号切替え手段
Dm Fdの最大絶対値
Fd 立体視化を可能とする2つの画像(映像)の時系列的間隔及び切替え信号
Vf ズーム比=1の時のFdの値
VC1〜VC5 ビデオカメラ構成部
E1〜E6 映像編集機構成部
A、B及びC 一連の撮影位置およびカメラの移動方向
A1〜A9、B1〜B9及びC1〜C17 動画の1画面が記録された位置
FM01〜FMn 画像メモリ番号
Fw、Fr 書込みメモリ番号、読出しメモリ番号(1〜n)
Id、Im 直接出力画像、メモリ出力画像
Md、Mm 直接出力映像、メモリ出力映像
Ml、Mr 左眼用映像、右眼用映像
Mre 記録用出力映像
n 画像メモリに記録可能な画像数又は1画像が記録可能な画像メモリの全体数
Zr ズーム比

Claims (10)

  1. 単眼視動画映像による直接出力映像と該出力映像に対して必要とするフレーム数遅延させた映像とによる動画映像の立体視化法において、手動による立体視化を可能とする2つの映像を生成及び出力映像を切替えるための信号の生成手段を備えることにより、単眼視動画映像の立体視化を可能とすることを特徴としたビデオ映像の立体視化法。
  2. 請求項1の立体視化を可能とする2つの映像を生成及び出力映像を切替えるための信号は、立体視化を計ろうとする単眼視動画映像を見て該映像の横移動速度及び方向により手動にて発生した値、又は、ズーム機構を具備したビデオカメラによる映像においては該値にズーム比を乗算して生成した値に基づく信号であることを特徴としたビデオ映像の立体視化法。
  3. 請求項2の立体視化を可能とする2つの映像を生成及び出力映像を切替えるための信号を立体視化を計ろうとする単眼視動画映像の映像信号に付加することにより単眼視動画映像の立体視化を可能とすることを特徴としたビデオ映像の立体視化法。
  4. 単眼視動画映像による直接出力映像と該出力映像に対して必要とするフレーム数遅延させた映像とによる動画映像の立体視化法において、ビデオカメラにビデオカメラと被写体の相対横移動速度及び方向を手動により入力し数値に変換する手段と、ズーム機構を具備したビデオカメラにおいてはズーム機構からのデータに基づくズーム比の値を発生する手段を備えることにより、単眼視動画映像の立体視化を可能とすることを特徴としたビデオ映像の立体視化法。
  5. ズーム機構を具備したビデオカメラによる立体視化を可能とする2つの映像を生成及び出力映像を切替えるための信号は、請求項4の手段により発生したビデオカメラと被写体の相対横移動速度及び方向を数値化した値とズーム機構からのデータにより発生したズーム比の値を乗算した値に基づく信号であることを特徴としたビデオ映像の立体視化法。
  6. ビデオカメラによる撮影時に映像信号に付加する信号が、請求項5の立体視化を可能とする2つの映像を生成及び出力映像を切替えるための信号であることを特徴としたビデオ映像の立体視化法。
  7. 単眼視動画映像による直接出力映像と該出力映像に対して必要とするフレーム数遅延させた映像とによる動画映像の立体視化法において、編集機に立体視化を可能とする2つの映像を生成及び出力映像を切替えるための信号を発生する手段を備えることにより、単眼視動画映像の立体視化を可能とすることを特徴としたビデオ映像の立体視化法。
  8. 映像編集時に映像信号に付加する信号が、請求項7の手段による立体視化を可能とする2つの映像を生成及び出力映像を切替えるための信号であることを特徴としたビデオ映像の立体視化法。
  9. 単眼視動画映像による直接出力映像と該出力映像に対して必要とするフレーム数遅延させた映像とによる動画映像の立体視化法において、請求項3、請求項6、及び請求項8による映像信号が記録された記録媒体の再生時に該映像信号から立体視化を可能とする2つの映像を生成及び出力映像を切替えるための信号を抽出する手段を備え該信号に基づき、単眼視動画映像の立体視化を可能とすることを特徴としたビデオ映像の立体視化法。
  10. 単眼視動画映像による直接出力映像と該出力映像に対して必要とするフレーム数遅延させた映像とによる動画映像の立体視化法において、請求項1、請求項9における立体視化を可能とする2つの映像を生成及び出力映像を切替えるための信号の生成手段及び抽出手段を備え、かつ、該信号の切替え手段を備えることにより、単眼視動画映像の立体視化を可能とすることを特徴としたビデオ映像の立体視化法。
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