JP2009017061A - 記録再生装置、再生装置 - Google Patents

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Mitsuhiro Okada
岡田光弘
Keisuke Inada
稲田圭介
Tomoyuki Nonaka
野中智之
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Abstract

【課題】
再生速度を変化させることによってダイジェスト再生を実現することでシーンを飛ばすことなく、内容を理解しやすいダイジェスト再生を行うことを目的とする。
【解決手段】
記録媒体または、記録装置に記録された動画像を再生中に中断する場合に、中断箇所までに復号処理から得られた再生情報を再生速度に変換した再生速度情報と、時刻情報とを用いてダイジェスト情報を作成するダイジェスト情報生成部と、前記ダイジェスト情報を記録しておく記録装置と、前記記録部に記録されたダイジェスト情報を使用して中断箇所までの期間、再生速度を調節して再生を行う再生速度調節部とを備え、再生速度を変化させてダイジェスト再生を行う再生装置または記録再生装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録媒体や記録装置に記録された、動画像の再生に関して、特に再生中断後に再度再生を行う場合に前回再生部分のダイジェスト再生に関するものである。
特許文献1では、DVDやDV媒体に記録された映画等を再生中断箇所から続き再生する場合、再生中断箇所から続き再生をする前に、それ以前の部分のダイジェスト再生を行え最初から再生しなおすことを不要とするシステムを提案している。これは、チャプター毎に一定時間順次再生していくことでダイジェスト再生を実現している
また、特許文献2では、テレビ番組のコンテンツの重要な場面のみ再生させるダイジェスト再生可能な記録再生装置及び再生装置を提案している。これは、コンテンツのジャンル、音声レベル、映像の動きなどを利用して重要な場面のみを抽出することでダイジェスト再生を実現している。
特開平11-273227号公報 特開2005-348077号公報
前記特許文献1、または前記特許文献2では重要な場面を抽出してダイジェスト再生を行っているので、ダイジェスト再生中はシーンを飛ばすため内容が把握できない場合がある。
前記課題を解決するため、本発明は、再生速度を変化させることによってダイジェスト再生を実現することでシーンを飛ばすことなく、内容を理解しやすいダイジェスト再生を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、記録媒体または、記録装置に記録された動画像を再生中に中断する場合に、中断箇所までに復号処理から得られた再生情報を再生速度に変換した再生速度情報と、復号部からの時刻情報とを用いてダイジェスト情報を作成するダイジェスト情報生成部と、前記ダイジェスト情報を記録しておく記録装置と、前記記録部に記録されたダイジェスト情報を使用して中断箇所までの期間、再生速度を調節して再生を行う再生速度調節部とを備え、中断箇所から再生する時にダイジェスト再生が選択された場合、ダイジェスト再生を行うことを特徴とするものである。
本発明によれば、映像情報の内容を円滑に把握することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1は本発明による第一の実施形態を示すブロック構成図である。
図1に示したように本実施例の再生装置1は、記録媒体部2と、記録装置3と、復号部4と、ダイジェスト情報生成部5と、再生速度調節部6と、モニタ7を備えている。
まず通常再生する場合は、記録媒体部2、または記録装置3から記録されている映画やテレビ番組などの動画像データ100を読み込み、復号部4で得られた復号画像103を再生速度調整部6で再生速度を変化させずにモニタ出力104をモニタに表示させる。このとき同時に復号部4の復号処理で得られた再生情報101をダイジェスト情報生成部5に送り、前記再生情報101を再生速度に変換した再生速度情報と、時刻情報とを用いてダイジェスト情報102を作成し再生が中断されるまで記録装置3に随時記録していく。
再生中断後、再度再生する時ダイジェスト再生が選択された場合は、前記再生時に記録装置3に記録されたダイジェスト情報102を使用して再生速度調節部6で再生速度を変化させながら復号画像103をモニタ7に出力することでダイジェスト再生を実現している。
次に、再生中断後再度再生する場合について図2-1と図2-2のフローチャートを用いてさらに詳しく説明する。まずは全体の流れに関して図2-1を用いて説明する。
まず始めに200は電源をONにする動作である。次に再生操作201が行われた際に202でダイジェスト情報があるかないかを判定する。ここでダイジェスト情報がない場合はそのまま再生203を行う。ダイジェスト情報がある場合はメニュー画面204が表示されユーザはメニュー選択205を行う。まず、先頭から再生するを選択した場合は206の先頭から再生を行う。次にダイジェスト再生を選択した場合は207のダイジェスト再生を行い、ダイジェスト再生が終わると、前回停止位置から通常速度で再生208を行う。最後に前回停止箇所から再生を選択した場合は前回停止位置から通常速度で再生208を行い、再生終了または再生停止209したら電源をOFF210する。
さらに、図2-2を用いてダイジェスト再生(図2-1のステップ207)の詳細について説明する。
ダイジェスト再生(図2-1のステップ207)が選択された場合、ダイジェスト再生開始250する。ここでダイジェスト再生中に外部操作251がなかった場合、ダイジェスト再生終了252までダイジェスト再生を行う。次に、ダイジェスト再生中に強制終了という外部操作251が入った場合はすぐにダイジェスト再生を終了252する。最後に再生、早送り、巻き戻しなどの通常操作253が入った場合は対応操作253を行う。さらにそこから、外部操作254を行うことで、現在箇所からダイジェスト再生開始255、対応操作253、ダイジェスト終了252を行うことができる。
図3はモニタ表示の一例である。ダイジェスト再生中はモニタ300に、動画像の全体の時間301、前回停止箇所302、現在の再生箇所303、現在の再生速度304、ダイジェスト情報の視覚的表示305の少なくとも1つを表示することができる。
図4はダイジェスト情報を作成に関する一例である。横軸は再生時間、縦軸は動画像の重要度の大きさ、400は中断箇所を表している。401は重要度の大きさの分布をグラフにしたもので、重要度はコンテンツのジャンル、音声レベル、映像の動きの大きさなどによって決められる。402、403、404はダイジェスト情報205(再生速度情報406と時刻情報407)を生成するための閾値であり、この閾値と重要度との開きの大きさによって再生速度406が変わる。図のダイジェスト情報405は閾値402のときの例である。この例の場合、実際にダイジェスト再生を行うと408のように半分の時間で中断箇所まで再生することができる。なお閾値については、中断箇所の時間を基準に再生時刻との時間差によって402、403、404のように直線や曲線に変化させることで、最適なダイジェスト再生を行えるようにしている。
なお、第1の実施形態では再生装置に適応した例について示したが、記録再生装置においても再生時に同様の方法でダイジェスト再生を行うことができる。また、記録再生装置の場合は記録を行う際に、同時に復号部を動かし、上記手段でダイジェスト情報を作成することで、再生中断時に限定することなく記録した動画像全体のダイジェスト再生を行うことが可能である。
また、図5は第2の形態を表すブロック構成図であり、8は外部入力であり、図1に対応する部分には同一の符号をつけて重複する説明を省略する。
同図において、この第2の実施形態では、ダイジェスト生成部5に脈拍または脳波などの生体情報105と復号部4からの再生情報101が入力として入り、ダイジェスト情報102を作成することを特徴としている。それ以外の動作については第1の実施形態と同じなので省略する。
以上、本発明によれば再生速度を変えることによりダイジェスト再生を行うことによって内容をスムーズに理解できる記録再生装置または再生装置を実現できる。
本実施例を具体化する再生装置の典型的な一例である。 全体の動作を表すフローチャートである。 ダイジェスト再生についてのフローチャートである。 モニタ出力の一例である。 再生速度情報決定の一例である。 図1の再生装置に外部入力を加えた一例である。
符号の説明
1再生装置
2記録媒体部
3記録装置
4復号部
5ダイジェスト情報生成部
6再生速度調節部
7モニタ
100動画像データ
101再生情報
102ダイジェスト情報
103復号画像
104モニタ出力

Claims (7)

  1. 記録媒体または、記録装置に記録された動画像を再生中に中断する場合に、中断箇所までに復号処理から得られた再生情報を再生速度に変換した再生速度情報と、時刻情報とを用いてダイジェスト情報を作成するダイジェスト情報生成部と、前記ダイジェスト情報を記録しておく記録部と、前記記録部に記録されたダイジェスト情報を使用して中断箇所までの期間、再生速度を調節して再生を行う再生速度調節部とを備え、中断箇所から再生する時にダイジェスト再生が選択された場合、ダイジェスト再生を行うことを特徴とする記録再生装置。
  2. 記録媒体または、記録装置に記録された動画像を再生中に中断する場合に、中断箇所までに復号処理から得られた再生情報を再生速度に変換した再生速度情報と、時刻情報と、外部入力による外部入力情報を再生速度に変換した再生速度情報とを用いてダイジェスト情報を作成するダイジェスト情報生成部と、前記ダイジェスト情報を記録しておく記録部と、前記記録部に記録されたダイジェスト情報を使用して中断箇所までの期間、再生速度を調節して再生を行う再生速度調節部とを備え、中断箇所から再生する時にダイジェスト再生が選択された場合、ダイジェスト再生を行うことを特徴とする記録再生装置。
  3. 請求項1または2記載の記録再生装置であって、前記ダイジェスト情報生成部は、中断箇所の時間を基準に再生時刻との時間差によって閾値を変化させることを特徴とする記録再生装置。
  4. 請求項1または2記載の記録再生装置であって、ダイジェスト再生中に、中断箇所の表示、現在の再生箇所の表示、現在の再生速度の表示、ダイジェスト情報の視覚的表示、の少なくとも1つをモニタに表示さすることを特徴とする記録再生装置。
  5. 請求項1または2記載の記録再生装置であって、ダイジェスト再生中にボタン操作を行い、再生中断箇所からの再生、現在の箇所からダイジェスト再生、通常速度で再生、早送り、巻き戻しを行うことを特徴とする記録再生装置。
  6. 請求項2に記載の外部入力情報は、再生中の人間の生体情報であることを特徴とする記録再生装置。
  7. 記録媒体または、記録装置に記録された動画像を再生中に中断する場合に、中断箇所までに復号処理から得られた再生情報を再生速度に変換した再生速度情報と、時刻情報とを用いてダイジェスト情報を作成するダイジェスト情報生成部と、前記ダイジェスト情報を記録しておく記録装置と、前記記録部に記録されたダイジェスト情報を使用して中断箇所までの期間、再生速度を調節して再生を行う再生速度調節部とを備え、中断箇所から再生する時にダイジェスト再生が選択された場合、ダイジェスト再生を行うことを特徴とする再生装置。
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