JP2009014332A - 圧接接合式ヒートパイプ - Google Patents

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    • F28F3/02Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations

Abstract

【課題】取り付け用貫通孔および外周部を圧接接合するに際して、使用する部材数を増やすことなく、作動液を収納した状態で、接合することができ、圧接部の端部が薄くても作業効率を高め、被冷却素子が取り付けられる板状部材の面の平坦性を維持することができる、放熱性能に優れた圧接接合式ヒートパイプを提供する。
【解決手段】2枚のコンテナ材の外周部分を気密に圧接して形成された、ループ状接合部とループ状外殻部とからなる外周部と、コンテナ材の外周部の内側に形成された貫通孔と、貫通孔の周辺を気密に囲うように圧接して形成された貫通孔周辺圧接部と、外周部および貫通孔周辺圧接部によって形成された、内部にウイック材と作動液を包含する気密な空洞部を備えたコンテナとを備えた圧接接合式ヒートパイプ。
【選択図】図2

Description

この発明は、電気・電子部品、例えば半導体チップ等の高発熱量の被冷却素子等を冷却するのに適した圧接接合式ヒートパイプに関する。
パソコンのCPU、レーザ発光ダイオード、パワートランジスタ等の電気・電子機器に搭載されている半導体素子等の電子部品は、その使用によって発熱が生じ、その冷却が必要になっている。冷却を要する半導体素子等の電子部品を冷却する方法として、例えば機器にファンを取り付けて、機器筐体内の空気の温度を下げる方法や、被冷却素子に冷却体を取り付けることによって、その被冷却素子を直接的に冷却する方法等が知られている。被冷却素子に取り付ける冷却体として、例えば銅材やアルミニウム材などの伝熱性に優れた材料の板材や、或いは板型ヒートパイプ等が適用されることが多い。
ヒートパイプの内部には作動流体の流路となる空間が設けられ、その空間に収容された作動流体が、蒸発、凝縮等の相変化や移動をすることによって、熱の移動が行われる。即ち、ヒートパイプの吸熱側において、ヒートパイプを構成する容器の材質中を熱伝導して伝わってきた被冷却部品が発する熱により、作動流体が蒸発し、その蒸気がヒートパイプの放熱側に移動する。放熱側においては、作動流体の蒸気は冷却され再び液相状態に戻る。このように液相状態に戻った作動流体は再び吸熱側に移動(還流)する。このような作動流体の相変態や移動によって熱の移動が行われる。冷却効率を高めるためには、被冷却
素子が取り付けられる面の平坦性が維持されることが必要である。
周囲を圧接にて接合するヒートパイプは、ロウ付けなどで接合するヒートパイプと異なり接合部材を用いないですむ。また、常温での接合が可能なので作動液を内部に保持した状態で圧接することができ、ロウ付けでは不可能であったコンテナ形成と作動液封入の各工程を同一工程にすることができる。つまり、省部材化、省工程化の点で低コストのヒートパイプが実現でき、圧接接合は特に板型ヒートパイプの作製方法として注目されている。
ヒートパイプやヒートパイプを用いたヒートシンクを素子に取り付ける方法として、ヒートパイプの密閉性を損なわないようにヒートシンクに取り付け孔を設けて、取り付け孔を介して素子が搭載されている基板等にヒートシンクをネジ止めする方法が一般的に知られている。
板型ヒートパイプの密閉性を損なわないように取り付け孔を設ける方法として、ロウ付け等で密閉する、ロウ材などの接合部材を用いる方法(例えば、特開2004−108620号公報参照)、ヒートパイプの外側に枠を取り付けて、枠に取り付け孔を設ける方法(例えば、特開平11−101584号公報参照)が知られている。
図9は従来のロウ材を接合部材として用いて、板型ヒートパイプの密閉性を損なわないように取り付け孔を設け、周囲を圧接する方法を説明する図である。図9(a)はヒートパイプの平面図、図9(b)は図9(a)のA−A断面図、図9(c)は図9(b)のBの部分拡大断面図である。図9(a)から図9(c)に示すように、外周部103および四隅に貫通孔106を備えた2枚のコンテナ材101、102を対向配置し、先ず貫通孔周辺部107にロウ材等の接合部材109を用いて高温で接合する。次いで、コンテナ内部に作動液、ウイック材を収納して、コンテナの外周部103を圧接によって接合する。
特開2004−108620号公報 特開平11−101584号公報
圧接接合式のヒートパイプで、図9(a)から図9(c)に示すように、貫通孔の周辺部を接合部材で密閉させる場合には、ロウ材等の接合部材を高温で処理して接合する必要がある。即ち、コンテナ材を対向配置して作動液を内部に収納した状態では、高温処理によって極度に高い蒸気圧になるので、コンテナが破損してしまう。外周部の圧接は作動液が空洞部に収納された状態で真空圧接される。従って、貫通孔の周辺部の接合と、コンテナ外周部の圧接接合とを別々に行わなければならない。
更に、コンテナ外周部の圧接によって形成された外周圧接部103は、コンテナ材の厚さが薄い場合には、変形し易く、取り扱いに慎重さを要求され、作業性を向上するためには、外枠を設ける等の処理が必要であり、新たな追加の部材が必要である。更に、対向配置した2枚のコンテナ材の外周部の全体を圧接すると圧接部分の幅が広くなり、制限された場所にヒートパイプ全体を収めようとすると、コンテナの流路部分を狭くしなければいけない。
上述したように、貫通孔の周辺部の接合に別に接合部材を用いなければならない。更に、コンテナの外周部を圧接する工程の外に、ロウ材等の接合部材を高温で処理する工程が増えてしまいコストが高くなるという問題点があった。外周部の圧接により、厚さが薄くなり、変形し易く、取り扱いに慎重さを要求されて作業効率が低下する。作業効率を向上するためには、外枠を設ける等の処理が必要となる。取り付け孔用の外枠を設ける場合も、外枠部材が増え、コストが高くなるという問題点があった。
従って、この発明の目的は、取り付け用貫通孔および外周部を圧接接合するに際して、使用する部材数を増やすことなく、作動液を収納した状態で、接合することができ、圧接部が薄くても作業効率に優れ、被冷却素子が取り付けられる板状部材の面の平坦性を維持することができる、放熱性能に優れた圧接接合式ヒートパイプを提供することにある。
発明者は従来の問題点を解決するため、鋭意研究を重ねた。その結果、コンテナを形成する2枚のコンテナ材の外周部全体を圧接するのではなく、外周部の端部よりも内側の部分を全周にわたってループ状に圧接し、その外側をループ状に外殻部として未圧接のままの状態で残すことによって、圧接された外周圧接部の端部が薄くなっても、ループ状の外殻部を未圧接のままの状態で残すことによって、作業効率を高め、且つ、外周部の幅を小さくし、制限された場所でのヒートパイプの使用が可能になることが判明した。この発明は上述した研究結果に基づいてなされたものである。
この発明の圧接接合式ヒートパイプの第1の態様は、2枚のコンテナ材の外周部分を気密に圧接して形成された、ループ状接合部とループ状外殻部とからなる外周部と、
前記外周部によって形成された、内部に作動液を包含する気密な空洞部を備えたコンテナとを備えた圧接接合式ヒートパイプである。
この発明の圧接接合式ヒートパイプの第2の態様は、前記ループ状外殻部が前記ループ状接合部を外側から囲い、前記ループ状接合部よりも厚い厚さを有している圧接接合式ヒートパイプである。
この発明の圧接接合式ヒートパイプの第3の態様は、前記コンテナ材が概ね平坦な中央部と、前記外周部と、段差のある前記中央部および前記外周部を連絡する側壁部からなっており、前記ループ状接合部は、前記外周部のうち、前記側壁部から所定の距離の領域を圧接によって接合された部分であり、前記ループ状外殻部は、前記外周部のうち、未圧接のままの部分である圧接接合式ヒートパイプである。
この発明の圧接接合式ヒートパイプの第4の態様は、前記ループ状外殻部を形成する2つのコンテナ材の部分の間に空隙が存在する圧接接合式ヒートパイプである。
この発明の圧接接合式ヒートパイプの第5の態様は、2枚の前記コンテナ材の一方のコンテナ材の中央部の一部が、他方のコンテナ材の前記中央部の方向に押し下げられて形成された先端が曲面状の複数の窪み部を備えている圧接接合式ヒートパイプである。
この発明の圧接接合式ヒートパイプの第6の態様は、前記窪み部が、前記2枚のコンテナ材の対向配置した外周部の一部を圧接したときに、前記2枚のコンテナ材の前記中央部の変形を防止することができる、前記側壁部の近傍の所定位置に設けられている圧接接合式ヒートパイプである。
この発明の圧接接合式ヒートパイプの第7の態様は、前記コンテナ材に形成された前記窪み部は、前記外周部の接合面よりも前記他方コンテナ材に向かって釣鐘状に深く形成されている圧接接合式ヒートパイプである。
この発明の圧接接合式ヒートパイプの第8の態様は、前記コンテナ材は四角形であり、前記コンテナ材の前記外周部の内側に形成された貫通孔と、前記貫通孔の周辺を気密に囲うように圧接して形成された貫通孔周辺圧接部とを備え、前記貫通孔及び前記貫通孔周辺圧接部が前記コンテナの4隅に形成され、前記窪み部が隣接する前記貫通孔周辺圧接部の間に形成されている圧接接合式ヒートパイプである。
この発明の圧接接合式ヒートパイプの第9の態様は、前記外周部の接合面と前記貫通孔周辺圧接部の接合面が概ね同一面に位置している圧接接合式ヒートパイプである。
この発明の圧接接合式ヒートパイプの第10の態様は、前記ループ状外郭部に切り欠き部を有することを特徴とする圧接接合式ヒートパイプである。
この発明の圧接接合式ヒートパイプの第11の態様は、前記切り欠き部の付け根に凸部を有することを特徴とする圧接接合式ヒートパイプである。
この発明の圧接接合式ヒートパイプの製造方法の第1の態様は、フランジ形状の略平坦な外周部と、前記外周部と段差を有する略平坦な中央部と、前記外周部と前記中央部を連結する側壁部とを備えた2枚のコンテナ材を調製し、
前記2枚の前記コンテナ材の前記外周部の表面の酸化膜を除去して、前記2枚のコンテナ材を対向配置し、
対向配置した前記前記2枚のコンテナ材の内部に作動液とを導入した状態で、前記外周部の一部であって、前記側壁部から所定の距離の領域を圧接により接合させて密閉空洞部を備えたコンテナを形成する、圧接接合式ヒートパイプの製造方法である。
この発明の圧接接合式ヒートパイプの製造方法の第2の態様は、前記圧接によって、前記側壁部から所定の距離の領域にループ状接合部が形成され、前記ループ状接合部の外側に、前記ループ状接合部よりも厚いループ状外殻部が形成される圧接接合式ヒートパイプの製造方法である。
この発明の圧接接合式ヒートパイプによると、ループ状接合部を形成するので、コンテナ外周部の圧接によって形成された圧接部の端部が薄くなっても、作業効率を高めることができる。ループ状の外殻部を未圧接のままの状態で残すことによって、外周部の幅を小さくし、制限された場所でのヒートパイプの使用が可能になる。更に、2枚のコンテナ材のそれぞれに形成された取り付け用貫通孔の周辺部および外周部の側壁部に近い一部を圧接接合するので、使用する部材数を増やすことなく、作動液を収納した状態で、高温処理を伴うことなく接合して、気密な空洞部を有するコンテナを得ることができる。
更に、対向配置される一方のコンテナ材に、中央部から他方のコンテナ材の中央部の方向に押し下げられ、かつ、先端が曲面状の複数の窪み部を備えているので、2つのコンテナ材が対向配置されて、外周部の側壁部に近い一部を圧接により接合しても、中央部に変形が生じないので平坦性が維持できる。
この発明の圧接接合式ヒートパイプを、図面を参照しながら説明する。
この発明の圧接接合式ヒートパイプの1つの態様は、2枚のコンテナ材の外周部分を気密に圧接して形成された、ループ状接合部とループ状外殻部とからなる外周部と、コンテナ材の外周部の内側に形成された貫通孔と、貫通孔の周辺を気密に囲うように圧接して形成された貫通孔周辺圧接部と、外周部および貫通孔周辺圧接部によって形成された、内部にウイック材と作動液を包含する気密な空洞部を備えたコンテナとを備えた圧接接合式ヒートパイプである。
上述した貫通孔および貫通孔周辺圧接部はなくてもよい。ウイック材も含まなくても良い。
図1は、2枚のコンテナ材を対向配置した状態を説明する図である。この態様では、貫通孔を備えている。図1(a)は、貫通孔が形成されたコンテナ材の平面図である。図1(b)は図1(a)に示すコンテナ材のA−A断面図である。図1(c)は2枚のコンテナ材を対向配置したときの外周部および貫通孔周辺部を示す部分断面拡大図である。
図1(a)に示すように、四周に形成されたフランジ形状の略平坦な外周部3、外周部に囲まれた略平坦な中央部5、段差のある外周部3と中央部5を連結する側壁部4、および、側壁部4の近傍で外周部3と概ね同一水平面で略平坦な周辺部7を備えた貫通孔6を有する2つのコンテナ材1、2が内部に密閉空洞部を有するように対向配置される。この態様では、貫通孔6および貫通孔周辺部7は、コンテナ材の4隅に設けられている。
図1(b)は圧接前のコンテナ材1のA−A断面図である。図1(b)に示すように、コンテナは同じ厚さの板材で形成され、フランジ形状の略平坦な外周部3、側壁部4、概ね平坦な中央部5、貫通孔周辺部7、貫通孔を備えている。フランジ形状の略平坦な外周部3および貫通孔周辺部7は概ね同一水平面上に位置している。外周部3と中央部5、および、貫通孔周辺部7と中央部5とは、それぞれ段差を備え、側壁部4、周壁部8によって接続されている。
図1(c)は圧接前の外周部および貫通孔周辺部を示す部分断面拡大図である。上述したように同一厚さの2つのコンテナ材1、2が空洞部を形成するように対向配置されている。図1(c)に示すように、外周部および貫通孔周辺部の厚さは、それぞれ2枚のコンテナ材の板厚のままの状態である。
図2は、圧接後の外周部の状態を説明する部分断面拡大図である。
図1に示すように対向配置された2枚のコンテナ材の、フランジ形状の外周部3の側壁部に近い一部および貫通孔周辺部7が全周にわたって、例えば同時に圧接されて、外周部3の側壁部に近い一部および貫通孔周辺部7の厚さが薄くなって圧接接合される。圧接された貫通孔周辺部を貫通孔周辺圧接部という。図2は、圧接後の外周部の状況を示している。図2に示すように、外周部3は、側壁部8から所定の距離の領域のみが圧接される。
即ち、中央部5は殆ど変化することなく、最初の形状および板厚の状態のまま維持されて、外周部3のループ状接合部12、貫通孔周辺部7のみに垂直方向の力が加わり変形されて圧接されている。この圧接によって、コンテナの周辺部の一部および貫通孔の周辺部が水平方向に延伸して接合され、空洞部の気密性が維持されている。
外周部3の側壁部に近い一部は上述したように圧接されて、ループ状にコンテナの周りを囲むループ状接合部12が形成される。外周部3のループ状接合部12の外側の部分は圧接されることなく、元のコンテナ材の板厚のままの状態で維持されてループ状外殻部13を形成し、ループ状接合部12との間に大きな段差が形成される。ループ状外殻部の厚さが、2枚のコンテナ材の板厚の和以上であることが好ましい。
外周部3のループ状接合部12および貫通孔周辺部7の圧接は、2枚のコンテナを内部に空洞部が形成されるように対向配置し、ウイック材および作動液を導入した状態で、外周部3のループ状接合部12および貫通孔周辺部7に同時に荷重をかけて真空中で圧接する。即ち、圧接に際して高温で処理する必要がないので、作動液を導入したままで圧接が可能である。
この発明の圧接接合式ヒートパイプの1つの態様においては、2枚のコンテナ材の一方のコンテナ材の中央部から他方のコンテナ材の中央部の方向に押し下げられ、かつ、先端が曲面状の複数の窪み部を備えている。窪み部を設けることによって、外周部の側壁部に近い一部および貫通孔周辺部を圧接により接合しても、コンテナ材の中央部に変形が生じないので平坦性が維持できる。
図3は、一方のコンテナ材に窪み部を備えた、この発明の圧接接合式ヒートパイプの1つの態様を説明する断面図である。
図3に示すように、一方のコンテナ材2には、側壁部4の近傍で、隣接する貫通孔6の間に先端が曲面状の複数の窪み部9が形成されている。窪み部9は他方のコンテナ材1の中央部の方向に押し下げられている。他方のコンテナ材1の表面には複数の薄板フィンが接合されている。
図3に示すように、同一厚さの2つのコンテナ材1、2が空洞部を形成するように対向配置されて、フランジ形状の外周部3のループ状接合部12および貫通孔周辺部7が同時に圧接されて、外周部3のループ状接合部12および貫通孔周辺部7の厚さが薄くなって圧接接合されている。図3にBで示す部分は、図2を参照して説明した通りである。コンテナの四隅に形成された貫通孔の間には、概ね等間隔で、一方のコンテナ材の中央部から他方のコンテナ材の中央部の方向に押し下げられ、かつ、先端が曲面状の複数の窪み部が形成されている。
窪み部9は先端を曲面、好ましくは回転対称な曲面になるように形成し、エンボス加工時にコンテナ面にかかる応力を分散させるようにする。その結果、先端での破断を防止することができる。更に、窪み部は、先端部と根元部とが概ね同じ大きさではなく、先端部を根元部よりも細くなるように形成することが好ましく、これによって、根元部の変形量(角度)を小さくすることができ、根元部での破断を防止することができる。
窪み部の曲面の形状は特に限定されないが、窪み部にかかる応力を均等に分散させるため、また成形の容易さを考慮すると、回転対称な形状、より好ましくは、球面がよい。
更に、一方のコンテナ材2に形成された窪み部9は、外周部3のループ状接合部12および貫通孔周辺部7の接合面よりも他方のコンテナ材1に向かって深く形成されている。即ち、他方のコンテナ材に向かって形成された窪み部の曲面の先端部は、他方のコンテナ材の中央部に接触することなく、外周部の接合面よりも深く押し下げられて形成されている。複数の窪み部を備えることによって、コンテナの表面の平坦性を維持することができる。
なお、図示しないが、コンテナ内の発熱部品に近い部分に伝熱ブロック、ウイック材、ウイック材をコンテナ内表面に保持する保持部材を適宜備えてもよい。更に、外表面に受熱板等の突起物を取り付けてもよい。圧接後の貫通孔周辺部は、圧接によって延伸して貫通孔が小さくなる場合があるが、その際には必要に応じて機械加工等によって追加加工を施しても良い。
図4は、接合後の別の外周部の形状を説明する図である。ループ状外殻部を形成する2つのコンテナ材の部分の間に空隙が存在してもよい。図4に示すように、ループ状接合部の外側に形成されるループ状外殻部は、お互いに接続する必要は無く、例えば、先端が開いた状態に曲げられていても良い。
なお、2つのコンテナ材1、2を対向配置して形成される空洞部の概ね中央に、両方のコンテナ材1、2に熱的に接続されて発熱素子の熱を放熱フィン部が接合されるコンテナ材2に直接移動する伝熱ブロックを配置してもよい。
伝熱ブロックは、好ましくは、発熱素子と同じか、または、発熱素子の断面積よりも少し広い面積をカバーするように配置する。伝熱ブロックは、例えば、C1020材を使用して、圧接前に高温の還元雰囲気中で焼きなましておくと、外周部を圧接するときに、対向配置される2つのコンテナ材の内壁面によって強く挟まれて、コンテナ材の中央部を変形させることなく、伝熱ブロック自体がわずかに変形してコンテナ材の内壁と密着する。
更に、コンテナ材1、2の内壁面に沿ってそれぞれウイック材を配置してもよい。コンテナ材1の内壁面に沿って配置されたウイック材は、窪み部9の先端部によって固定される。更に、コンテナ材1の内壁面およびコンテナ材2の内壁面に沿ってそれぞれ配置されたウイック材を、ウイック保持部材によって固定してもよい。ウイック保持部材は、例えば銅製のメッシュを折り曲げて形成し、コンテナの内部の空洞部における蒸気の流れを完全に妨げないものが好ましい。
図5は、この発明の圧接接合式ヒートパイプの他の1つの態様を説明する平面図である。図6は、図5の○で囲んだ部分の拡大図である。この態様の圧接接合式ヒートパイプ10は、ループ状外郭部13に切り欠き部を有している。即ち、取り付けようの貫通孔が外周から遠い部分に位置している場合は、図1から4を参照して説明したように、貫通孔を設ける。図5および図6に示すように、取り付け用の貫通孔の代わりに、外周に近い部分に切欠き部15を設けている。取り付け用の貫通孔が外周に近い部分にある場合に特にこの態様が効果的である。
この態様においても、外周部3の側壁部に近い一部は、上述したように圧接されて、ループ状にコンテナの周りを囲むループ状接合部12が形成される。外周部3のループ状接合部12の外側の部分は圧接されることなく、元のコンテナ材の板厚のままの状態で維持されてループ状外殻部13を形成し、ループ状接合部12との間に大きな段差が形成される。この態様では、切り欠き部15の近傍で、ループ状接合12が切り欠き部を横切ることなく、切り欠き部の外周に沿って迂回するように形成される。
切り欠き部15の付け根の部分に凸部16を有してもよい。凸部によって後述するネジが圧接接合式ヒートパイプから外れることを防止する。
図7は図6に示した切り欠き部にネジを取り付けた状態を説明する平面図である。図7ではネジ17についてはループ状外郭部と同じ面における断面のみが表示されている。図8は図7のA−A断面を示す。図7に示すように、切り欠き部15にコンテナの面に垂直にネジ17を取り付ける。ネジ17は切り欠き部の付け根の部分に形成された凸部16によって横方向への移動が防止される。即ち、凸部が横方向の輪止めとして機能する。図8に示すように、ネジ17は高さ方向に輪止め18を備え高さ方向の輪止めとして機能している。輪止め18により、ネジ込み前の状態においてネジがヒートシンクから脱落するのを防止できる。ネジ17の頭部19とループ状外郭部13との間にはバネ材20が位置している。ネジ17の頭部19によってバネ材20を圧縮するようにして、切り欠き部15に配置されたネジ17によってヒートパイプ10が基板等に固定される。
このように、ウイック保持部材を配置することによって、ウイック材が安定してコンテナの内壁面に保持され、コンテナ内壁面とウイック部材との間での毛管力が活用できるようになる。毛管力が増すことによって、トップヒートモードにおいても、より安定して作動するヒートパイプが得られる。
次に実施例によって具体的に説明する。
外形が縦91mm×横91mm×高さ2.3mmからなり、中央部、側壁部、および、側壁部の四周のフランジ形状の外周部を備えたC1100製のコンテナ材を2枚準備した。フランジ形状の外周部の内側には、外形Φ7mmでフランジ形状の外周部の面まで押し下げるように絞って形成された4個のエンボス部(即ち、貫通孔周辺部および周壁部を備えている)が形成されている。各エンボス部の概ね平坦な貫通孔周辺部には、Φ4.4mmの貫通孔が穿孔されている。
このように準備された2つのコンテナ材の外周部の側壁部に近い一部(側壁部から0.8mmの領域のみ)および貫通孔周辺部の表面を機械的に研磨して酸化膜を除去した状態で、2枚のコンテナ材を、内部に空洞部ができるようにつき合わせ、内部に還元処理されて表面の濡れ性が高められたC1020製のメッシュ材と作動液としての純水を入れた状態で、外周部の側壁部に近い一部(側壁部から0.8mmの領域のみ)と貫通孔周辺部とを全周にわたって同時に荷重をかけて真空中で圧接して圧接接合式ヒートパイプを形成した。
外形が縦91mm×横91mm×高さ2.3mmからなり、中央部、側壁部、および、側壁部の四周のフランジ形状の外周部を備えたC1100製のコンテナ材を2枚準備した。1枚のコンテナ材には、フランジ形状の外周部の内側に、外形Φ7mmでフランジ形状の外周部の面まで押し下げるように絞って形成された4個のエンボス部を備え、各エンボス部の概ね平坦な貫通孔周辺部に、Φ4.4mmの貫通孔が穿孔されている。他の1枚のコンテナ材には、更に、2つのエンボス部の間に断面が釣鐘状に絞って形成された4つの窪み部を備えている。窪み部は、外周部および貫通孔周辺部の接合面よりも反対側に深く押し下げられて形成されている。
このように準備された2つのコンテナ材の外周部の側壁部に近い一部(側壁部から0.8mmの領域のみ)および貫通孔周辺部の表面を機械的に研磨して酸化膜を除去した状態で、2枚のコンテナ材を、内部に空洞部ができるようにつき合わせ、内部に還元処理されて表面の濡れ性が高められたC1020製のメッシュ材と作動液としての純水を入れた状態で、外周部の側壁部に近い一部(側壁部から0.8mmの領域のみ)と貫通孔周辺部とを全周にわたって同時に荷重をかけて真空中で圧接して圧接接合式ヒートパイプを形成した。
実施例2で使用したコンテナ材のうち、釣鐘状の絞りがない方のコンテナ材に、ニッケルめっきを施したアルミニウム製の放熱フィンを半田付けし、他方のコンテナ材の表面に受熱板を半田付けた。2枚のコンテナ材を対向配置して、C1020製の伝熱ブロック材およびメッシュ材、更に作動液としての純水をコンテナ内部に入れた状態で、外周部の側壁部に近い一部(側壁部から0.8mmの領域のみ)と貫通孔周辺部とを全周にわたって同時に荷重をかけて真空中で圧接して圧接接合式ヒートパイプを備えたヒートシンクを形成した。
放熱フィンの材質としてアルミニウム製のフィンを用いた。フィンの接合に際して、フィンピッチの制御、コンテナ材およびフィン材を極力軟化させないために、低融点のSnBi半田を用いた。
上述したように、この発明の圧接接合式ヒートパイプによると、2枚のコンテナ材のそれぞれに形成された取り付け用貫通孔の周辺部および外周部の側壁部に近い一部を圧接接合するので、使用する部材数を増やすことなく、圧接部の端部が薄くても、作業効率を高め、且つ、作動液を収納した状態で、高温処理を伴うことなく接合して、気密な空洞部を有するコンテナを得ることができる。
図1は、2枚のコンテナ材を対向配置した状態を説明する図である。図1(a)は、貫通孔が形成されたコンテナ材の平面図である。図1(b)は図1(a)に示すコンテナ材のA−A断面図である。図1(c)は2枚のコンテナ材を対向配置したときの外周部および貫通孔周辺部を示す部分断面拡大図である。 図2は、圧接後の外周部の状態を説明する部分断面拡大図である。 図3は、一方のコンテナ材に窪み部を備えた、この発明の圧接接合式ヒートパイプの1つの態様を説明する断面図である。 図4は、接合後の別の外周部の形状を説明する図である。 図5は、この発明の圧接接合式ヒートパイプの他の1つの態様を説明する平面図である。 図6は、図5の○で囲んだ部分の拡大図である。 図7は図6に示した切り欠き部にネジを取り付けた状態を説明する平面図である。 図8は図7のA−A断面を示す。 図9は従来のロウ材を接合部材として用いて、板型ヒートパイプの密閉性を損なわないように取り付け孔を設け、周囲を圧接する方法を説明する図である。
符号の説明
1 コンテナ材
2 コンテナ材
3 外周部
4 側壁部
5 中央部
6 貫通孔
7 貫通孔周辺部(貫通孔周辺圧接部)
8 周壁部
9 窪み部
10 ヒートパイプ
11 フィン部
12 ループ状接合部
13 ループ状外殻部
14 空隙部
15 切り欠き部
16 凸部
17 ネジ
18 高さ方向の輪止め

Claims (13)

  1. 2枚のコンテナ材の外周部分を気密に圧接して形成された、ループ状接合部とループ状外殻部とからなる外周部と、
    前記外周部によって形成された、内部に作動液を包含する気密な空洞部を備えたコンテナとを備えた圧接接合式ヒートパイプ。
  2. 前記ループ状外殻部が前記ループ状接合部を外側から囲い、前記ループ状接合部よりも厚い厚さを有している、請求項1に記載の圧接接合式ヒートパイプ。
  3. 前記コンテナ材が概ね平坦な中央部と、前記外周部と、段差のある前記中央部および前記外周部を連絡する側壁部からなっており、前記ループ状接合部は、前記外周部のうち、前記側壁部から所定の距離の領域を圧接によって接合された部分であり、前記ループ状外殻部は、前記外周部のうち、未圧接のままの部分である、請求項1または2に記載の圧接接合式ヒートパイプ。
  4. 前記ループ状外殻部を形成する2つのコンテナ材の部分の間に空隙が存在する、請求項2または3に記載の圧接接合式ヒートパイプ。
  5. 2枚の前記コンテナ材の一方のコンテナ材の中央部の一部が、他方のコンテナ材の前記中央部の方向に押し下げられて形成された先端が曲面状の複数の窪み部を備えている、請求項1から4の何れか1項に記載の圧接接合式ヒートパイプ。
  6. 前記窪み部が、前記2枚のコンテナ材の対向配置した外周部の一部を圧接したときに、前記2枚のコンテナ材の前記中央部の変形を防止することができる、前記側壁部の近傍の所定位置に設けられている、請求項5に記載の圧接接合式ヒートパイプ。
  7. 前記コンテナ材に形成された前記窪み部は、前記外周部の接合面よりも前記他方コンテナ材に向かって釣鐘状に深く形成されている、請求項5または6に記載の圧接接合式ヒートパイプ。
  8. 前記コンテナ材は四角形であり、前記コンテナ材の前記外周部の内側に形成された貫通孔と、前記貫通孔の周辺を気密に囲うように圧接して形成された貫通孔周辺圧接部とを備え、前記貫通孔及び前記貫通孔周辺圧接部が前記コンテナの4隅に形成され、前記窪み部が隣接する前記貫通孔周辺圧接部の間に形成されている、請求項1から7の何れか1項に記載の圧接接合式ヒートパイプ。
  9. 前記外周部の接合面と前記貫通孔周辺圧接部の接合面が概ね同一面に位置している、請求項1から8の何れか1項に記載の圧接接合式ヒートパイプ。
  10. 前記ループ状外郭部に切り欠き部を有することを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の圧接接合式ヒートパイプ
  11. 前記切り欠き部の付け根に凸部を有することを特徴とする請求項1から7、および10の何れか1項に記載の圧接接合式ヒートパイプ
  12. フランジ形状の略平坦な外周部と、前記外周部と段差を有する略平坦な中央部と、前記外周部と前記中央部を連結する側壁部とを備えた2枚のコンテナ材を調製し、
    前記2枚の前記コンテナ材の前記外周部の表面の酸化膜を除去して、前記2枚のコンテナ材を対向配置し、
    対向配置した前記2枚のコンテナ材の内部に作動液とを導入した状態で、前記外周部の一部であって、前記側壁部から所定の距離の領域を圧接により接合させて密閉空洞部を備えたコンテナを形成する、圧接接合式ヒートパイプの製造方法。
  13. 前記圧接によって、前記側壁部から所定の距離の領域にループ状接合部が形成され、前記ループ状接合部の外側に、前記ループ状接合部よりも厚いループ状外殻部が形成される、請求項12に記載の圧接接合式ヒートパイプの製造方法。

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