JP3084218U - プレートタイプホットチューブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱伝導効率を向上出来、放熱性が好ましく、
構成が安定で、コストダウン出来るホットチューブの構
造を提供する。 【解決手段】 ホットチューブ本体と毛細組織と支持体
とからなり、前記ホットチューブ本体として高導熱金属
板材を採用し、且つ前記毛細組織として金属網を採用
し、且つ前記支持体は上下起伏状を呈し、円弧形や台形
や三角形などに形成され、前記毛細組織と支持体とのホ
ットチューブ本体内における適当な接合により効果的に
導熱面積を増加すると共に、放熱作用を加速出来るプレ
ートタイプホットチューブを提供する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はプレートタイプホットチューブに係るものであり、特に熱伝導効率を 向上出来、放熱性が好ましく、構成が安定的で、コストダウン出来るホットチュ ーブの構造に係るものである。

【０００２】

【従来の技術】

図１に示すのは従来のホットチューブ放熱構造１０ａであり、従来のホットチ ューブ１１ａの内部に適当な毛細組織（図示せず）を有し、当該毛細組織として 毛細管作用を有する金属網などを採用出来、毛細組織の毛細管作用によりホット チューブ内の工作流体の伝送（図示せず）に利し、ホットチューブ１１ａの一端 に放熱体１２ａが貫通設けられ、且つ放熱体１２ａと接し、ホットチューブ放熱 構造１０ａを構成する。

【０００３】 しかしながら、ホットチューブ放熱構造１０ａにおけるホットチューブ１１ａ は単に円管状に製造することに適し、現在の電気製品の薄く、軽く、小さい体積 の強烈的な求めの元で円管状のホットチューブは既に不適用になり、導熱効果と 放熱効率を向上するために、電気回路基板には沢山のホットチューブが配置され ると共に、放熱体と接され、体積空間が相対的に増加するようになることを招き 、使用と携帯にはとても不便であり、また、一般のプレートタイプホットチュー ブの内部構造の設計も容易に負圧により凹んで変形することを招き、熱伝導効率 を好ましくすると共に、熱抵抗が大きくなり、毛細組織構造が不安定で、コスト が相対的に増加するようになるなどの諸課題を有し、従来の考案の機能を失うよ うになることを招く。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、ホットチューブ本体と毛細組織と支持体とからなり、構成が簡単で 機能が好ましく、ホットチューブ本体と支持体との間に配置される毛細組織の生 成する毛細管作用の吸引連動によりプレートタイプホットチューブ内部の工作流 体が好ましく循環出来、且つ温度の分布を均一的にすることができ、熱伝導効率 を向上出来、且つ銅網体よりなる支持体の提供する毛細管作用と毛細組織を支持 する支持作用により負圧作用による凹み変形を防止出来、ホットチューブ本体の 高導熱材質と適当に結合することによって全体の放熱効果を向上し、これで実務 的には機能性が穏やかで、接触熱抵抗が小さく、コストを効果的に低減出来、且 つ毛細組織の構造の弾性が好ましく効果的に現在の高熱エネルギー電子素子の全 面的な放熱機能を有すると共に、スベースを減少出来るなどの優れる点を有する プレートタイプホットチューブを提供することをその主要な目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

前記の目的を図るために、本考案は、ホットチューブ本体と毛細組織と支持体 とからなり、前記ホットチューブ本体として高導熱金属板材を採用し、且つ前記 毛細組織として金属網を採用し、且つ前記支持体は上下起伏状を呈し、円弧形や 台形や三角形などに形成され、前記毛細組織と支持体とのホットチューブ本体内 における適当な接合により効果的に導熱面積を増加すると共に、放熱作用を加速 出来るプレートタイプホットチューブを提供する。

【０００６】 以下に添付図面を参照しながら本考案の好適な実施の形態を詳細に説明するが 、それらの構成は単に本考案の実施例にすぎず、本考案をそれらの構成のみに制 限するものではない。

【０００７】

【考案の実施の形態】

図２と図３に示すように、本考案はプレートタイプホットチューブ１０を提供 し、ホットチューブ本体１１と毛細組織１２と支持体１３とを有し、ホットチュ ーブ本体１１には上板１４と下板１５とを有すると共に、高導熱金属板材からな り、ホットチューブ本体１１内部は中空状に形成される。

【０００８】 毛細組織１２は金属網を採用し、その使用面積と、支持体との当接面積とほぼ 相当であり、且つ緊密的にホットチューブ本体１１の内側の四面と支持体１３と の間に配置される。

【０００９】 図４と図５と図６に示すように、支持体１３は毛細管作用を有する金属銅網で あり、支持体１３は上下起伏状を呈し、円弧形や台形や三角形などの形式に形成 出来、且つ適当に上板１４と下板１５とを有するホットチューブ本体１１の間に 配置され、支持体１３が支持力を提供し、毛細組織１２を穏やかにホットチュー ブ本体１１の内壁に支持する。

【００１０】 図７に示すように、プレートタイプホットチューブ１０はコンピュータ本体内 部の中央処理装置または発熱素子２０などと連結出来、コンピュータ本体内部の 中央処理装置または発熱素子２０の発出する熱エネルギーをプレートタイプホッ トチューブ１０内の毛細組織１２に伝導し、毛細組織１２の好ましい毛細作用に よってプレートタイプホットチューブ１０内部の工作流体を良好的に循環させる ことができると共に、温度を均一的に分布させることができ、熱伝導効率を向上 出来、また、支持体１３が穏やかに毛細組織１２を支持し、毛細組織１２が熱エ ネルギーの負圧の絶えずの侵入により変形を生じることがなく、且つホットチュ ーブ本体１１の高導熱金属板材と完璧な放熱装置になるように結合出来、放熱効 果を向上出来ると共に、使用と携帯には軽くてスベースをあまり要しない効果を 達成出来、且つコストダウンを効果的に達成出来るプレートタイプホットチュー ブを提供出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来のホットチューブ放熱構造を示す斜視図で
ある。

【図２】本考案を示す分解斜視図である。

【図３】本考案を示す組合せ斜視図である。

【図４】本考案を示す断面図である。

【図５】本考案の他の実施例を示す断面図である。

【図６】本考案のまた他の実施例を示す断面図である。

【図７】本考案の使用状態を示す図である。

【符号の説明】

１０ プレートタイプホットチューブ １１ ホットチューブ本体 １２ 毛細組織 １３ 支持体 １４ 上板 １５ 下板 ２０ 中央処理装置または発熱素子

Claims (6)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 高導熱金属板材からなるホットチューブ
   本体と、 金属網からなる毛細組織と、 上下起伏状に形成される支持体とを含み、 前記ホットチューブ本体と熱伝導作用を有する毛細組織
   と毛細組織に支持力を提供する支持体とを適当に組み合
   わせることによってプレートタイプホットチューブを構
   成することを特徴とするプレートタイプホットチュー
   ブ。
2. 【請求項２】 前記ホットチューブ本体には上板と下板
   とを有することを特徴とする請求項１に記載のプレート
   タイプホットチューブ。
3. 【請求項３】 前記ホットチューブ本体は中空状に形成
   されることを特徴とする請求項１に記載のプレートタイ
   プホットチューブ。
4. 【請求項４】 前記毛細組織は円弧形や台形や三角形な
   どに形成されることを特徴とする請求項１に記載のプレ
   ートタイプホットチューブ。
5. 【請求項５】 前記毛細組織はホットチューブ本体の内
   側の四面と支持体の間に緊密的に配置されることを特徴
   とする請求項１に記載のプレートタイプホットチュー
   ブ。
6. 【請求項６】 前記支持体として金属銅網を採用するこ
   とを特徴とする請求項１に記載のプレートタイプホット
   チューブ。