JP2009014293A - 集熱体、換気システムおよび家屋 - Google Patents

集熱体、換気システムおよび家屋 Download PDF

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Abstract

【課題】より高温の加熱空気を生成する。
【解決手段】集熱体15は、基部151から切り起こされたフィン部152を有している。これにより、空気取り入れ口から取り込まれた外気は、換気ユニット3側に移動させられる際にフィン部152に衝突するため、集熱体15や屋根板との接触面積および接触時間が多くなるので、集熱体15や屋根板から多くの熱が伝導することになり、結果として、従来よりも加熱されることとなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、家屋内外の熱交換を行う換気システムに関するものであり、特に、空気を効果的に加熱する集熱体、この集熱体を備えた換気システムおよび家屋に関するものである。
近年、地球環境保全・公害防止・エネルギー問題などから、自然エネルギーの利用が注目を集めている。住居等の建造物の分野においては、太陽エネルギーを利用して室内暖房、冷房、換気、除湿、給湯等を行うシステムが開発されている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
特許文献1〜3に開示されたシステムは、空気式のソーラーシステムであり、屋根に設けられた集熱部により加熱された空気を、ダクトを介して屋根裏空間に配設されたハンドリングボックスに導入し、このハンドリングボックスから各部屋、床下または屋外に加熱空気を供給したり、温水を生成するものである。
ここで、集熱部は、金属製の屋根板と、この直下に屋根勾配を有する空気流路とから構成される。これにより、太陽光によって屋根板が加熱されると、この屋根板が空気流路に入った外気を温めるので、加熱された空気が生成される。
特開平5−79707号公報 特開2002−235955号公報 特開2004−20122号公報
しかしながら、従来のシステムでは、単に加熱された屋根板の直下を流通させることにより空気を加熱していたため、効果的に空気を加熱することができず、結果として、高温の加熱空気を生成することが困難であった。
そこで、本願発明は、より高温の加熱空気を生成することができる集熱体、換気システムおよび家屋を提供することを目的とする。
上述したような課題を解決するため、本発明に係る集熱体は、第1の板部材およびこの第1の板部材と対向配置され太陽光が照射される第2の板部材から構成される空気流路内に配設される集熱体であって、第1の板部材上に配設される平板状の基部と、この基部から第2の板部材の方向に切り起こされたフィン部とを備えることを特徴とする。
上記集熱体において、フィン部は、基部の主表面に対して垂直な方向から空気流路の入口の方向へ傾斜するようにしてもよい。
上記集熱体において、フィン部は、平板の形状を有し、一端と他端とを結ぶ第1の方向に複数並設されるようにしてもよい。
また、上記フィン部は、基部に接続された端部と反対側の端部が、隣り合うフィン部と互い違いに切り欠かれた切り欠き部を有するようにしてもよい。
また、本発明に係る換気システムは、野地板およびこの野地板と対向配置された屋根板から構成される空気流路を有する家屋の空気流路に配設され、野地板上に配設される平板状の基部と、この基部から屋根板の方向に突出したフィン部とを備え、フィン部は、基部の主表面に対して垂直な方向から軒先の方向へ傾斜している集熱体と、屋根板の上に配設され、断熱材からなる箱体の形状を有し、箱体の一の側面に形成された排気口と、箱体の他の側面に形成され空気流路の棟側の端部と接続された吸気口と、家屋内部に露出し、箱体の底面に形成された孔と、排気口と孔と交互に塞ぐシャッタとを有する換気ユニットと、一端が孔に接続され、他端が家屋内部の所定の箇所に配設されたダクトと、家屋内部に配設され家屋内部の温度を測定する室温センサと、家屋外部に配設され家屋外部の温度を測定する吸気センサと、シャッタを駆動する駆動手段と、ダクトに配設されたファンと、室温センサ、吸気センサ、駆動手段およびファンに接続され、室温センサおよび吸気センサの測定値に基づいて駆動手段およびファンを駆動させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る家屋は、上記換気システムを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、基部の主表面に対して垂直な方向から空気流路の入口の方向へ傾斜するフィン部を有する集熱体を空気流路に設けることにより、空気流路に取り込んだ外気と集熱体および第2の板部材との接触面積および接触時間を大きくすることが可能となり、結果として、より高温の加熱空気を生成することができる。
[換気システムの構成]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る換気システム1は、家屋11の屋根12に配設された集熱部2と、この集熱部2により加熱された空気を家屋11内に導入する換気ユニット3と、この換気ユニット3から加熱空気を家屋11内部に放出する内部ダクト4と、換気システム1の動作を制御する制御盤5とから構成される。
<集熱部2の構成>
集熱部2は、南側などの日当たりのよい屋根12に設けられ、屋根12を構成する野地板13と、この野地板13と所定間隔離間して対向配置された屋根12を構成する屋根板14と、野地板13上に設けられた集熱体15とを有する。ここで、野地板13と屋根板14とは同等の勾配を有するように配設されている。したがって、野地板13と屋根板14との間には、空気流路16として機能する隙間が形成される。この空気流路16には、野地板13と屋根板14の軒側の端部に形成された空気取り入れ口17から外気が取り入れられる。
野地板13は、例えば木材等からなる平板状の板から構成される。なお、野地板13の上には、アスファルトルーフィングや合成高分子ルーフィングなどの防水シートを設けるようにしてもよい。これにより、雨漏り等をより効果的に防ぐことができる。
屋根板14は、例えばガルバリウム鋼板、ステンレス鋼板、銅板などの金属からなる平板状の板から構成され、野地板13と所定間隔だけ上方離間し、かつ、野地板13と同じ勾配を有した状態で配設される。
集熱体15は、図2〜図4に示すように、例えばガルバリウム鋼板、アルミニウム鋼板、銅板、硬質プラスチックなど輻射、対流、熱伝導等による伝熱によって加熱されやすい板状の部材から構成され、平面視略矩形の形状を有する。このような集熱体15は、平面視略矩形の板状の部材からなる基部151と、この基部151から切り起こされて基部151の長手方向に互いに平行に並設された複数のフィン部152とから構成される。
なお、本実施の形態において、フィン部152は、基部151から切り起こされることにより形成されるが、フィン部152の形成方法はこれに限定されず、例えば、溶接したり接着したりすることにより基部151に取り付けるようにしてもよい。
フィン部152は、平面視略矩形の形状を有し、基部151の短手方向に沿った一方の長辺(以下、「接続端」という)152aが基部151に接続され、接続端152aの反対側の長辺(以下、「開放端」という)152bが開放端となっている。この開放端152bには、開放端152bの一端から略中央部にかけて開放端152b側から接続端152aの方向に向かってフィン部152の短手方向の略中央部まで切り欠かれた切り欠き部152cが形成されている。この切り欠き部152cは、隣り合うフィン部152と互い違いに形成されている。このようなフィン部152は、基部151に対して所定の角度x°(0<x<90、好ましくは30≦x≦60)だけ傾斜した状態となっている。集熱体15は、開放端152bが軒側、接続端152aが棟側となるように野地板13上に配設される。
このような集熱部2で生成された加熱空気は、図5に示す外部ダクト18を介して換気ユニット3に導入される。外部ダクト18は、フェノール樹脂発泡体、ポリプロピレン発泡体、木材および発砲スチロール等の耐熱性および断熱性を有する材料からなる箱形の形状を有し、換気ユニット3とともに集熱部2と反対側の屋根12の棟近傍に、屋根12の大きさに対応する数量だけ連設される。このような外部ダクト18は、集熱部2の空気流路16、隣接する外部ダクト18および換気ユニット3と接する面に開口を有する。これにより、集熱部2で生成された加熱空気は、各外部ダクト18に導入され、隣接する外部ダクト18を経由して換気ユニット3に流入する。
なお、外部ダクト18の大きさは適宜自由に設定することができる。例えば、図5に示すように、屋根12上に配設しやすい所定の大きさに設定し、複数の外部ダクト18を屋根12上で連接することにより、1つの空気流路を形成するようにしてもよい。また、屋根12の形状に合わせた1本のダクトから構成されるようにしてもよい。
<換気ユニット3の構成>
換気ユニット3は、図1に示すように、屋根12の棟近傍に配設され、集熱部2の空気流路16と接続される。また、換気ユニット3は、図5に示すように、隣接する外部ダクト18と接続される。このような換気ユニット3は、図6〜図8に示すように、箱の形状を有する箱体30と、この箱体30内部に配設されたシャッタ31と、このシャッタ31を駆動する駆動部32とから構成される。
箱体30は、直方体または正方体の箱の形状を有し、一の側面(以下、吸気面部材40aという)が集熱部2の空気流路16に接続された上側箱形構造体40と、直方体または正方体の箱の形状を有し、上側箱形構造体40の底面部材40fに上面が接続された下側箱形構造体50とから構成される。このような箱体30は、フェノール樹脂発泡体、ポリプロピレン発泡体、木材および発砲スチロール等の耐熱性および断熱性を有する材料から構成される。なお、箱体30の外部表面には、例えばアルミでコーティングするなどの防水加工を施すようにしてもよい。
上側箱形構造体40は、吸気面部材40aに並設された2つの吸気口41と、吸気面部材40aの反対側の側面である排気面部材40bに形成された排気口42と、この排気口42に配設されたファン43と、吸気面部材40aおよび排気面部材40bに隣接する側面である側面部材40c、40dそれぞれに形成された連通孔44,45と、底面部材40fに形成された平面視略矩形の開口46とを有する。また、底面部材40fには、排気面部材40bから上側箱形構造体40の外部方向に突出したリブ47が形成されている。なお、吸気口41の形状は、平面略矩形に限定されず、例えば楕円形や円形など適宜自由に設定することができる。また、吸気口41の数量も、2つに限定されず適宜自由に設定することができる。さらに吸気口41の大きさも適宜自由に設定することができる。また、排気口42の数量も、1つのみらなず、例えば2つまたは3つなど適宜自由に設定することができる。さらにファン43の数量も、1つのみならず、例えば2つまたは3つなど複数にしてもよい。
下側箱形構造体50は、上面が開口した箱の形状を有し、その開口した上面を開口46に対向させた状態で上側箱形構造体40に接続される。下側箱形構造体50の上面の形状は、開口46の形状に対応している。これにより、上側箱形構造体40と下側箱形構造体50のそれぞれの内部が連続した箱体30が構成される。また、下側箱形構造体50の底面部材50aには、平面視略円形の孔51が形成されており、この孔51には底面部材50aから下側箱形構造体50の外部に突出した接続部52が形成されている。なお、孔51の形状は、円形に限定されず、例えば矩形等適宜自由に設定することができる。
シャッタ31は、下側箱形構造体50の底面部材50aの形状に対応した平面視略矩形の板の形状を有し、排気面部材40bに近接する側部を支点として回動可能なように下側箱形構造体50の底面部材50a近傍に配設される。このようなシャッタ31は、図4に示すように、上側箱体の排気面部材40b側に回動したときには排気口42を塞ぎ、下側箱形構造体50の底面部材50a側に回動したときには孔51を塞ぐ。
駆動部32は、ダンパーモータ等の公知のモータから構成されており、下側は固体構造体50の側面部材50bに設けられ、シャッタ31の回動可能に支持された側部に接続されている。このような駆動部32は、制御盤5からの制御信号に基づいて駆動して、シャッタ31を回動させる。
<内部ダクト4の構成>
内部ダクト4は、一端が下側箱形構造体50の接続部52に接続され、他端が家屋11内部の所定空間に配設された公知の配管から構成され、接続部52の近傍にファン60が設けられている。このファン60を配設する場所は、下側箱形構造体50の接続部52、この接続部52近傍や内部ダクト4の途中や端部など適宜自由に配設することができる。
<制御盤5の構成>
制御盤5は、駆動部32、ファン43およびファン60に接続されており、ユーザの操作入力に基づいて外部電源から駆動部32、ファン43およびファン60に電力を供給して動作制御を行う。また、制御盤5には、吸気口41近傍に配設され集熱部2で生成された加熱空気の温度を計測する吸気センサ61、家屋11内部に配設され室温を計測する室温センサ62も接続されており、吸気センサ61による加熱空気の温度と室温センサ62による室内温度とに基づいて駆動部32、ファン43およびファン60の動作制御を行う。
このような制御盤5は、CPU等の演算装置と、メモリ、HDD(Hard Disc Drive)等の記憶装置と、ボタン、キー等の入力装置と、蛍光表示管、FED(Field Emission Display)、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)等の表示装置と、外部との情報の送受を行うI/F装置を備えたコンピュータまたはコントローラーと、このコンピュータまたはコントローラーにインストールされたプログラムとから構成される。すなわちハードウェア装置とソフトウェアとが協働することによって、上記ハードウェア資源がプログラムによって制御されることにより、駆動部32、ファン43およびファン60の動作制御が行われる。
[換気システムの動作]
次に、本実施の形態に係る換気システム1の動作について説明する。
<加熱空気取り入れ動作>
例えば冬の日中など集熱部2で生成された加熱空気を家屋11内部に取り込む場合、制御盤5は、シャッタ31により排気口42を塞ぐとともにファン60を回転させる。すると、集熱部2の空気取り入れ口17から外気が空気流路16に取り込まれ、この外気が空気流路16を流通する間に加熱されて加熱空気として集熱部2から外部ダクト18を介して換気ユニット3に送出され、内部ダクト4から家屋11内部に供給される。これにより、家屋11内部の温度が上昇する。
本実施の形態では、集熱体15を設けることにより、従来よりもより高い温度の加熱空気を生成することができる。これについて、図9,図10を参照して説明する。なお、図9、図10において、符号aは空気取り入れ口17の温度、符号b、b’は屋根板14の温度、符号αは本実施の形態に係る集熱体15を設けた集熱部2により生成された加熱空気の温度、負号βは従来の集熱部2により生成された加熱空気の温度、すなわち集熱体15を設けなかった場合の集熱部2の温度である。また、横軸は時間、縦軸は温度を表している。また、集熱体15としては、図3,図4に示す寸法のものを用いている。
例えば、午前10時のときの加熱空気の温度を比較すると、図10に示す従来の場合は約30℃であるのに対して、図9に示す本実施の形態では約50℃である。このように本実施の形態では、集熱体15を設けることにより従来よりもより高い温度の加熱空気を生成することができる。このような結果を得ることができたのは、集熱体15の配置および形状に起因するものと思料する。これについて以下に説明する。
集熱体15は、屋根板14と対向配置された野地板13上に配設されるので、屋根板14が太陽光線により加熱されると、輻射、熱伝導および対流などの伝熱によって集熱体15も加熱され、屋根板14とほぼ同等の温度となる。したがって、空気取り入れ口17から取り込まれた外気は、空気流路16を通る際に、屋根板14のみならず集熱体15からも加熱されるので、従来よりも加熱されることとなる。
また、集熱体15は、基部151から切り起こされたフィン部152を有している。これにより、空気取り入れ口17から取り込まれた外気は、ファン60を駆動することにより棟側に設けられた換気ユニット3側に移動させられる際、フィン部152に衝突するため、集熱体15や屋根板14との接触面積および接触時間が多くなるので、集熱体15や屋根板14から多くの熱が伝導することになり、結果として、従来よりも加熱されることとなる。
また、フィン部152は、軒側に傾斜している。このため、空気取り入れ口17から取り込まれた外気は、換気ユニット3側に移動する際、この移動がフィン部152により阻害される。したがって、外気は、換気ユニット3側まで移動するには、フィン部152の表面を伝ってフィン部152の縁部まで移動しなければならず、これによりフィン部152や屋根板14との接触面積および接触時間が多くなるため、集熱体15や屋根板14から多くの熱が伝導することになり、結果として、従来よりも加熱されることとなる。
また、フィン部152は、隣り合うフィン部152と互い違いに配設された切り欠き部152cが設けられている。これにより、空気取り入れ口17から取り込まれた外気は、換気ユニット3側に蛇行して移動することとなるので、移動距離が長くなり、集熱体15や屋根板14との接触面積が大きくなるので、集熱体15や屋根板14から多くの熱が伝導することになり、結果として、従来よりも加熱されることとなる。
さらに、フィン部152は、軒側に傾斜したり、切り欠き部152cが設けられたりしている形状を有するため、空気取り入れ口17から取り込まれた外気は、フィン部152によって例えば乱気流などが発生して流れが変動する。これにより、外気は、空気流路16内部をくまなく移動し、集熱体15や屋根板14と接触する面積や時間が大きくなるので、集熱体15や屋根板14から多くの熱が伝導することになり、従来よりも加熱されることとなる。
なお、夏の早朝や夜間など涼しい外気を家屋11内部に取り込む場合も、制御盤5は同様の動作を行う。
<加熱空気排気動作>
例えば夏の日中など集熱部2で生成された加熱空気を排気する場合、制御盤5は、シャッタ31により孔51を塞ぐとともに、ファン43を回転させる。すると、集熱部2で生成された加熱空気は、排気口42から家屋11の屋根12上に放出される。これにより、屋根12が過加熱されるのを防ぐ。また、集熱部2で生成された加熱空気は、屋根12上に放出され、隣接する住宅に向けて放出されない。このように、本実施の形態に係る換気システムは、隣接する住宅の住宅環境も配慮しており、都市部などの住宅密集地においても近隣住居への影響を気にすることなく施工することができる。
<内気排気動作>
また、家屋11内部の空気を外部に放出する場合、制御盤5は、シャッタ31により孔51が塞がれていない状態にするとともにファン60を上述した加熱空気を家屋11内部に取り込む場合と逆方向に回転させる。すると、家屋11内部の空気は、空気取り入れ口から家屋11外部に放出される。これにより、家屋11内部の暖かい空気を外部に放出して、家屋11内部を冷却することが可能となる。
[換気システムの設置方法]
次に、換気システム1の設置方法について説明する。
まず、図11に示すように、屋根において、南側など日当たりのよい側の面(以下、集熱面という)の野地板13上に、けらばに沿って互いに平行に離間して棒部材131を並設する。
次に、図12に示すように、棒部材131の間の野地板13上に集熱体15を設置する。このとき、集熱体15は、長手方向かけらばの向きに沿い、かつ、フィン部152の開放端152bが軒側、接続端152aが棟側を向くように配設する。なお、集熱体15は、屋根12の大きさに応じて複数設置するようにしてもよい。例えば、図12に示すように、3つの集熱体15を連設するようにしてもよい。
なお、集熱体15は、図3に示すように、金属板に対してフィン部152をパターニングした後、そのフィン部152を切り起こすという簡単な作業で生成することができる。したがって、低コストで容易に生成することができる。
集熱体15を設置すると、屋根板14を設置する。この屋根板14は、野地板13と所定間隔離間した状態で配置する。この間隔は、棒部材131の高さにより設定することができる。なお、上記間隔は、集熱体15の高さよりも高く設定される。空気取り入れ口17から外気を円滑に取り込むため、好ましくは、集熱体15の高さの約1.1〜1.4倍程度に設定する。ここで、集熱体15の高さとは、基部151からフィン部152の開放端152bの端部までの距離を意味する。例えば、図4に示す集熱体15の場合、その高さは30mmとなる。この場合には、野地板13と屋根板14の間隔は、30mmよりも高く、好ましくは35〜40mm程度に設定する。
このように屋根板14を取り付けることにより、集熱部2が生成される。この集熱部2を生成すると、集熱部2を設けた面と反対側(以下、非集熱面という)の屋根12上に換気ユニット3を設置するための孔を開ける。この孔は、換気ユニット3の下側箱形構造体50の形状に対応する。なお、非集熱面には、屋根板14が設置されているものとする。
次に、屋根12の非集熱面に開けた孔に換気ユニット3の下側箱形構造体50を嵌入し、換気ユニット3を屋根12上に配設する。換気ユニット3の下側箱体50を屋根12に開けた孔に嵌入していくと、上側箱形構造体40の底面部材40fとリブ47とが屋根12と当接し、上側箱形構造体40が屋根12上に突出した状態になる。この状態で、換気ユニット3を屋根12上に防水処理を施すとともに固定する。
このとき、上側箱形構造体40の吸気面部材40aを、集熱部2の空気流路16と接続する。また、外部ダクト18を屋根12の非集熱面に配設する。本実施の形態では、屋根12の中央部に換気ユニット3を配設しているので、換気ユニット3の側面部材40c,40dから屋根12のけらばの方向へ外部ダクト18を連設する。このとき、外部ダクト18の開口は、集熱部2の空気流路16と接続する。また、外部ダクト18の他の開口は、隣接する外部ダクトまたは換気ユニット3の側面部材40c、40dの連通孔44,45と接続する。これにより、集熱部2で生成された加熱空気は、外部ダクト18を介して、または、換気ユニット3から換気ユニット3内部に導入される。さらに、換気ユニット3の吸気口41近傍には、吸気センサ61を配設する。
ここで、図1に示すように、屋根板13の棟側の端部近傍および上側箱形構造体40の上面部材40eを含み、かつ、上側箱形構造体40の排気面部材40bから屋根12の非集熱面の軒の方向に所定の長さ延在し、屋根板13の棟側の端部と換気ユニット3の上面部材40eとを覆うカバー19を設けるようにしてもよい。これにより、換気ユニット3と屋根板13との接続部分および換気ユニット3を雨や雪などから保護することができる。
次に、換気ユニット3の接続部52と家屋11の内部に配設した内部ダクト4とを接続する。換気ユニット3と内部ダクト4とを接続すると、制御盤5を家屋11内部のリビングや廊下等のユーザにとって使い勝手がよい位置に設置し、室温センサ62を家屋11内部の室温を計測可能な場所に配設する。また、駆動部32、ファン60、吸気センサ61および室温センサ62を制御盤5と電気的に接続する。これにより、換気システム1が家屋11に設置される。
従来では、高温の加熱空気を生成すべく屋根板14の上にガラスを対向配置して、屋根板14を冷やさないようにすることが行われていた。しかしながら、ガラスは、外形および重量が大きく、かつ、壊れやすいため、設置する際に風であおられたり、小さな衝撃でも破損したりするため、設置が困難であった。これに対して、本実施の形態では、野地板13の上に集熱体15を配置するという簡単な作業のみで、高温の加熱空気を生成することができる集熱部2を設けることができる。したがって、従来のよりも設置作業の容易性や安全性が向上するとともに、低コスト化も実現することができる。
また、本実施の形態によれば、屋根12に孔を開けるという簡単な作業で換気ユニット3を設置することができ、従来のように屋根裏空間にハンドリングボックスや各配管を集中的に配設する必要がない。したがって、後付工事も簡単に行うことができる。
また、屋根裏空間にハンドリングボックス等を配設する必要がないので、屋根裏空間を他の用途に用いたり、天井を高くすることも可能である。
さらに、本実施の形態によれば、集熱部2で生成された空気は、屋根12の裏側に設けたダクトではなく、屋根12の外部に設けた外部ダクト18を介して換気ユニット3に導入される。これにより、夏の日中に集熱部2で生成した加熱空気は、換気ユニット3に導入される前に外部に放出されるので、家屋11内部が加熱されるのを防ぐことができる。
なお、本実施の形態において、集熱体15のフィン部152は、軒側に傾斜した状態となっているが、野地板13に対して垂直に配設されたり、棟側に傾斜したりするようにしてもよい。このようにしても、集熱体15を使用しない場合と比較して、より高い温度の加熱空気を生成することができる。
また、本実施の形態では、屋根12に一体形成された空気流路16に集熱体15を設けるようにしたが、パネル状の取り外し可能な空気流路に設けるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、一例としてソーラーシステムに適用した場合について説明したが、少なくとも一つの面や部分が加熱される気体流路を有するシステムであれば、各種システムに適用できることは言うまでもない。
また、屋根12上に太陽電池を設けるようにしてもよい。この場合、太陽電池により生成された電力は、制御盤5を介して、駆動部32、ファン43およびファン60に供給される。これにより、本実施の形態に係る換気システムは、自然エネルギーのみで駆動させることが可能となる。
本発明は、少なくとも一つの面が加熱される流路を有する各種システムに適用することができる。
本発明に係る換気システムの構成を示す模式図である。 集熱体の構成を示す斜視図である。 集熱体の構成を示す平面図である。 集熱体の構成を示す側面図である。 外部ダクトおよび換気ユニットの構成を示す図である。 換気ユニットの構成を示す斜視図である。 換気ユニットの内部構成を示す部分分解図である。 換気ユニットの断面図である。 本発明に係る集熱体を有する集熱部の加熱空気の測定結果を示す図である。 従来の集熱部の加熱空気の測定結果を示す図である。 集熱部の設置方法を説明する図である。 集熱体の設置方法を説明する図である
符号の説明
1…換気システム、2…集熱部、3…換気ユニット、4…ダクト、5…制御盤、11…家屋、12…屋根、13…野地板、14…屋根板、15…集熱体、16…空気流路、17…空気取り入れ口、18…外部ダクト、19…カバー、30…箱体、31…シャッタ、32…駆動部、40…上側箱形構造体、40a…吸気面部材、40b…排気面部材、40c,40d…側面部材、40e…上面部材、40f…底面部材、41…吸気口、42…排気口、43…ファン、44,45…連通孔、46…開口、47…リブ、50…下側箱形構造体、50a……底面部材、50b…側面部材、51…孔、52…接続部、60…ファン、61…吸気センサ、62…室温センサ、63…ファン、151…基部、152…フィン部、152a…接続端、152b…開放端、152c…切り欠き部。

Claims (6)

  1. 第1の板部材およびこの第1の板部材と対向配置され太陽光が照射される第2の板部材から構成される空気流路内に配設される集熱体であって、
    前記第1の板部材上に配設される平板状の基部と、
    この基部から前記第2の板部材の方向に突出したフィン部と
    を備えることを特徴とする集熱体。
  2. 前記フィン部は、前記基部の主表面に対して垂直な方向から前記空気流路の入口の方向へ傾斜している
    ことを特徴とする請求項1記載の集熱体。
  3. 前記フィン部は、平板の形状を有し、前記一端と前記他端とを結ぶ方向に複数並設される
    ことを特徴とする請求項1または2記載の集熱体。
  4. 前記フィン部は、前記基部に接続された端部と反対側の端部が、隣り合う前記フィン部と互い違いに切り欠かれた切り欠き部を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の集熱体。
  5. 野地板およびこの野地板と対向配置された屋根板から構成される空気流路を有する家屋の前記空気流路に配設され、前記野地板上に配設される平板状の基部と、この基部から前記屋根板の方向に突出したフィン部とを備えた集熱体と、
    前記屋根板の上に配設され、断熱材からなる箱体の形状を有し、前記箱体の一の側面に形成された排気口と、前記箱体の他の側面に形成され前記空気流路の前記棟側の端部と接続された吸気口と、前記家屋内部に露出し、前記箱体の底面に形成された孔と、前記排気口と前記孔と交互に塞ぐシャッタとを有する換気ユニットと、
    一端が前記孔に接続され、他端が前記家屋内部の所定の箇所に配設されたダクトと、
    前記家屋内部に配設され前記家屋内部の温度を測定する室温センサと、
    前記家屋外部に配設され前記家屋外部の温度を測定する吸気センサと、
    前記シャッタを駆動する駆動手段と、
    前記ダクトに配設されたファンと、
    前記室温センサ、前記吸気センサ、前記駆動手段および前記ファンに接続され、前記室温センサおよび前記吸気センサの測定値に基づいて前記駆動手段および前記ファンを駆動させる制御手段と
    を備えたことを特徴とする換気システム。
  6. 請求項5に記載された換気システムを備えたことを特徴とする家屋。
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