JP4189371B2 - 換気ユニットおよび換気システム - Google Patents
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このため、従来より、施工が簡単で、後付工事が可能なソーラーシステムが望まれていた。
そこで、本願発明は、上述したような課題を解決するためになされたものであり、簡単に設置することができる換気ユニットおよび換気システムを提供することを目的とする。
また、上記換気ユニットにおいて、ファンは、複数配設されるようにしてもよい。
図1は、本実施の形態にかかる換気システムの構成を示す模式図である。
本実施の形態にかかる換気システム1は、家屋11の屋根12に配設された集熱部2と、この集熱部2により加熱された空気を家屋11内に導入する換気ユニット3と、この換気ユニット3から加熱空気を家屋11内部に放出する内部ダクト4と、換気システム1の動作を制御する制御盤5とから構成される。
ここで、屋根12は、所定の勾配を有し、屋根板13も屋根12と同等の勾配を有するように配設される。これにより、空気流路15として作用する隙間が形成される。
外部ダクト16は、フェノール樹脂発泡体、ポリプロピレン発泡体、木材および発砲スチロール等の耐熱性および断熱性を有する材料からなる箱形の形状を有し、換気ユニット3とともに集熱部2と反対側の屋根12の棟近傍に、屋根12の大きさに対応する数量だけ連設される。このような外部ダクト16は、集熱部2の空気流路15、隣接する外部ダクト16および換気ユニット3と接する面に開口を有する。これにより、集熱部2で生成された加熱空気は、各外部ダクト16に導入され、隣接する外部ダクト16を経由して換気ユニット3に流入する。
なお、外部ダクト16の大きさは適宜自由に設定することができる。例えば、図2に示すように、屋根12上に配設しやすい所定の大きさに設定し、複数の外部ダクト16を屋根12上で連接することにより、1つの空気流路を形成するようにしてもよい。また、屋根12の形状に合わせた1本のダクトから構成されるようにしてもよい。
図3は、換気ユニット3の構成を示す斜視図、図4は、換気ユニット3の内部構成を示す部分分解図、図4は、換気ユニット3の断面図である。
換気ユニット3は、箱の形状を有する箱体30と、この箱体30内部に配設されたシャッタ31と、このシャッタ31を駆動する駆動部32とから構成される。
このような箱体30は、フェノール樹脂発泡体、ポリプロピレン発泡体、木材および発砲スチロール等の耐熱性および断熱性を有する材料から構成される。
なお、箱体30の外部表面には、例えばアルミでコーティングするなどの防水加工を施すようにしてもよい。
また、底面部材40fには、排気面部材40bから上側箱形構造体40の外部方向に突出したリブ47が形成されている。
また、排気口42の数量も、1つのみらなず、例えば2つまたは3つなど適宜自由に設定することができる。さらにファン43の数量も、1つのみならず、例えば2つまたは3つなど複数にしてもよい。
また、下側箱形構造体50の底面部材50aには、平面視略円形の孔51が形成されており、この孔51には底面部材50aから下側箱形構造体50の外部に突出した接続部52が形成されている。
なお、孔51の形状は、円形に限定されず、例えば矩形等適宜自由に設定することができる。
駆動部32は、ダンパーモータ等の公知のモータから構成されており、下側は固体構造体50の側面部材50bに設けられ、シャッタ31の回動可能に支持された側部に接続されている。このような駆動部32は、制御盤5からの制御信号に基づいて駆動して、シャッタ31を回動させる。
このような制御盤5は、CPU等の演算装置と、メモリ、HDD(Hard Disc Drive)等の記憶装置と、ボタン、キー等の入力装置と、蛍光表示管、FED(Field Emission Display)、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)等の表示装置と、外部との情報の送受を行うI/F装置を備えたコンピュータまたはコントローラーと、このコンピュータまたはコントローラーにインストールされたプログラムとから構成される。すなわちハードウェア装置とソフトウェアとが協働することによって、上記ハードウェア資源がプログラムによって制御されることにより、駆動部32、ファン43およびファン60の動作制御が行われる。
例えば冬の日中など集熱部2で生成された加熱空気を家屋11内部に取り込む場合、制御盤5は、シャッタ31により排気口42を塞ぐとともにファン60を回転させる。すると、集熱部2で生成された加熱空気は、内部ダクト4から家屋11内部に供給される。これにより、家屋11内部の温度が上昇する。
なお、夏の早朝や夜間など涼しい外気を家屋11内部に取り込む場合も、制御盤5は同様の動作を行う。
まず、屋根板13が取り付けられた屋根12の所定の箇所に換気ユニット3を設置するための孔を開ける。具体的には、屋根において、南側など日当たりのよい側の面(以下、集熱面という)の反対側の面(以下、非集熱面という)に、換気ユニット3の下側箱形構造体50の形状に対応した形状の孔を開ける。
また、外部ダクト16を屋根12の非集熱面に配設する。本実施の形態では、屋根12の中央部に換気ユニット3を配設しているので、換気ユニット3の側面部材40c,40dから屋根12のけらばの方向へ外部ダクト16を連設する。このとき、外部ダクト16の開口は、集熱部2の空気流路15と接続する。また、外部ダクト16の他の開口は、隣接する外部ダクトまたは換気ユニット3の側面部材40c、40dの連通孔44,45と接続する。これにより、集熱部2で生成された加熱空気は、外部ダクト16を介して、または、換気ユニット3から換気ユニット3内部に導入される。
さらに、換気ユニット3の吸気口41近傍には、吸気センサ61を配設する。
換気ユニット3と内部ダクト4とを接続すると、制御盤5を家屋11内部のリビングや廊下等のユーザにとって使い勝手がよい位置に設置し、室温センサ62を家屋11内部の室温を計測可能な場所に配設する。また、駆動部32、ファン60、吸気センサ61および室温センサ62を制御盤5と電気的に接続する。これにより、換気システム1が家屋11に設置される。
また、屋根裏空間にハンドリングボックス等を配設する必要がないので、屋根裏空間を他の用途に用いたり、天井を高くすることも可能である。
さらに、本実施の形態によれば、集熱部2で生成された空気は、屋根12の裏側に設けたダクトではなく、屋根12の外部に設けた外部ダクト16を介して換気ユニット3に導入される。これにより、夏の日中に集熱部2で生成した加熱空気は、換気ユニット3に導入される前に外部に放出されるので、家屋11内部が加熱されるのを防ぐことができる。
図6に示すように、換気ユニット3にファンを設けないようにしてもよい。この場合、集熱部2で生成された加熱空気は、排気口42から家屋11外部に自然排気される。
本実施の形態にかかる換気ユニット3は、集熱部2で生成された加熱空気の供給箇所に対応して、屋根12上の何れの位置にも配設することが可能である。
例えば、図7に示すように、平面視略T字状、すなわち屋根12の非集熱面の棟近傍に外部ダクト16a〜16fを連接し、換気ユニット3を中央部の外部ダクト16dに隣接して配設するようにしてもよい。この場合、換気ユニット3の側面部材40c、40dに連通孔44,45は形成しない。これにより、集熱部2で生成された加熱空気は、外部ダクト16a〜16fを通り、外部ダクト16dを経由して換気ユニット3に導入される。
Claims (6)
- 家屋の屋根の上に配設され、断熱材からなる箱体の形状を有する換気ユニットであって、
前記箱体の一の側面に形成された排気口と、
前記箱体の他の側面に形成された吸気口と、
前記家屋内部に露出し、前記箱体の底面に形成された孔と、
前記排気口と前記孔と交互に塞ぐシャッタと
を有し、
前記箱体は、底面に開口部が形成された上側箱形構造体と、この上側箱形構造体の前記開口部に開口した上面が接続された下側箱形構造体とから構成され、
前記排気口は、前記上側箱形構造体の一の側面に形成され、
前記給気口は、前記上側箱形構造体の他の側面に形成され、
前記孔は、前記下側箱形構造体の底面に形成される
ことを特徴とする換気ユニット。 - 前記排気口に配設されたファン
をさらに有することを特徴とする請求項1記載の換気ユニット。 - 前記ファンは、複数配設される
ことを特徴とする請求項2記載の換気ユニット。 - 家屋の屋根の上に配設され、断熱材からなる箱体の形状を有し、前記箱体の一の側面に形成された排気口と、前記箱体の他の側面に形成された吸気口と、前記家屋内部に露出し、前記箱体の底面に形成された孔と、前記排気口と前記孔と交互に塞ぐシャッタとを有する換気ユニットと、
一端が前記孔に接続され、他端が前記家屋内部の所定の箇所に配設されたダクトと、
前記家屋内部に配設され前記家屋内部の温度を測定する室温センサと、
前記家屋外部に配設され前記家屋外部の温度を測定する吸気センサと、
前記シャッタを駆動する駆動手段と、
前記室温センサ、前記吸気センサおよび前記駆動手段に接続され、前記室温センサおよび前記吸気センサの測定値に基づいて前記駆動手段を駆動させる制御手段と
を備えたことを特徴とする換気システム。 - 前記排気口に配設されたファン
をさらに有し、
前記制御手段は、前記室温センサおよび前記吸気センサの測定値に基づいて前記駆動手段及び前記ファンを駆動させる
ことを特徴とする請求項4記載の換気システム。 - 前記屋根の上に配設される太陽電池をさらに備え、
前記駆動手段及び前記ファンの少なくとも一方は、前記太陽電池に基づく電力により駆動する
ことを特徴とする請求項5記載の換気システム。
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2004
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