JP2009012950A - 物品の仕分け方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】店舗毎に、物品は一仕分け単位ずつ、自動仕分け装置5により店舗が割り付けられたシュート6に自動仕分けされ、仕分けられた物品が物品収納容器23に収納されるとき、物品収納容器23内に収納不可能な物品が発生すると、このシュート6のシュートナンバーおよび前記収納不可能とされた物品のバーコードが出力され、この物品を除いた物品が物品収納容器23内に収納されたと判断され、物品収納容器23に収納された物品の明細がプリンタ19により発行される。収納不可能とされた物品は、次の仕分け時に物品収納容器23に収納されるが、このとき物品収納容器23内の物品の明細に誤りがないようにされる。
【選択図】図1
Description
商品の保管場において、作業者は仕分け先(例えば、店舗)の注文リスト(注文された商品名と数量からなるリスト)に基づいて、注文された商品のピッキングを行い、店舗別に用意した梱包箱に詰める。この際に、あるいは梱包箱に詰めた後に、作業者は、バーコードリーダにより1個(1ピース)毎に商品のバーコードをスキャンする(読み取りを行う)。このように、1ピース毎にバーコードリーダにより商品のバーコードをスキャンすることにより、検品が実行される。
この特許文献1には、仕分け装置において、仕分けられる物品は、スキャナにて物品の情報が確認され、ソータにより配送先が割り当てられたシュートに仕分けられ、仕分けられた物品は、シュート番号と一連の番号(固有の番号)が読み取り可能に記録された検品ラベルが貼り付けられた収納ケース(梱包箱)に収納されて配送可能され、また検品ラベルのシュート番号と一連の番号と、仕分けられた物品のリスト(収納ケース内の物品の情報)とを関連付けたデータが配送先に送信されることが開示され、収納ケースの配送先では、受け取った収納ケースに貼り付けられた検品ラベルのシュート番号と一連の番号を読み取り、前記配送先に送信されているデータと照合することにより、収納ケース内の物品の情報を確認することができ、収納ケース内の物品が注文通りか否かを即座に判断できることが開示されている。
前記仕分け先毎に仕分けた前記物品の情報を蓄積し、前記停止信号を入力すると、まず、この停止信号を出力した仕分け先に仕分けた前記物品の情報を確定し、続いてこの特定された仕分け先に確定されている前記仕分けた物品の情報から、前記物品を特定する符号により特定される物品の情報を除いて、前記箱に収納された物品の明細を作成し、この作成した明細を発行することを特徴とするものである。
また請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明であって、前記仕分け先から仕分け停止解除の信号を入力すると、物品の仕分けを再開することを特徴とするものである。
図1は本発明の実施の形態における仕分け方法を実行する仕分け設備の構成図である。
図1において、1は、ベルトコンベヤ装置からなる搬送経路2へ、店舗(仕分け先の一例)から注文(仕分け先の要求の一例)された物品3を投入する複数の物品投入部、4は搬送経路2の終端(下流端)に連結され、搬送経路2により搬送されてきた物品3を一仕分け単位(仕分けられるときの物品の単位;1品、1組、1束等がある)ずつ切り出す切り出し装置、5は切り出し装置4により切り出された物品3を一仕分け単位ずつ搬送し、側方のシュート6へ仕分けるベルト駆動キャリア式自動仕分装置(ピースソータ)である。以下、物品3とは、一仕分け単位の物品であるものとし、複数の物品3とは複数の仕分け単位の物品であるものとする。
前記自動仕分装置5は、図1および図3に示すように、連結された状態でA方向へ走行し、走行するA方向に対して左方向および右方向に物品3を搬出するベルトコンベヤ装置11を上面に設けた複数のキャリア12を備え、キャリア12上のベルトコンベヤ装置11の駆動により、物品3はA方向に対して左方向および右方向に開口したシュート6に払い出すように構成されている。また各キャリア12にはそれぞれ、独自のナンバー(キャリアを特定する情報の一例)が付されている。
また図1に示すように、自動仕分装置5による一仕分け単位毎の自動仕分けには適さない物品(以下、異形品と称す)を作業者Pが手動で店舗別にピッキングする(手分けする)手分けエリア26が設けられている。
31はコンピュータからなる統括コントローラ、32はキャリア12のベルトコンベヤ装置11を駆動して、物品3を目的のシュート6へ仕分ける、コンピュータからなるソータコントローラ(分岐手段)、33は統括コントローラ31に接続されたプリンタである。各コントローラについて説明する。
「ソータコントローラ32」
ソータコントローラ32には、切り出し装置4に設けたバーコードリーダ10、各キャリア12、および統括コントローラ31が接続されている。
「統括コントローラ31」
統括コントローラ31には、各物品投入部1の投入路7のバーコードリーダ8および表示パネル9と、手分けエリア26のラベルプリンタ19および送受信器21と、各シュート6の表示器14、停止・解除操作釦15、およびラベルプリンタ19と、自動仕分装置5の上方の送受信器21と、ソータコントローラ32と、プリンタ33が接続されており、予め物品3を仕分けて出荷する店舗のリストが設定され、各店舗から物品3の品目および数量からなる注文データがバッチ毎に入力され、また仕分け作業開始指令が入力される。
*店舗−物品データ・表示制御部41
店舗−物品データ・表示制御部41には、予め、注文に応じる物品3毎に、自動仕分装置5により一仕分け単位毎に自動仕分けを行う物品か、作業者が手分けする物品(異形品)かが設定され、また各物品3が占めるスペース(容積)が設定されている。店舗−物品データ・表示制御部41は、下記の4つの機能を有している。
店舗−物品データ・表示制御部41は、バッチ毎に各店舗から注文された注文データを記憶し、この各店舗の注文データに基づいて、各店舗から注文された物品3が前記自動仕分けを行う物品か、前記手分けする物品かを判断する。
店舗−物品データ・表示制御部41は、各店舗から注文された物品3の容積を加算して収納する物品収納容器23の箱のサイズおよび箱数を決定する。
店舗−物品データ・表示制御部41は、ソータコントローラ32から出力された、シュート店舗割付データ、すなわちシュート6毎の「シュートナンバー−店舗のコード」のデータを記憶する。そして、店舗毎に割り当てられたシュート6の表示器14に、バッチ開始時に、バッチナンバーと、シュート6に割り当てられた店舗のコードと、前記店舗用の物品3がこれから仕分けられる、シュート6における残数と手分けによる残数と、前記決定された物品収納容器23のサイズと箱数のデータを出力する。
店舗−物品データ・表示制御部41は、仕分け作業開始指令に伴い、ソータコントローラ32へ仕分け開始信号を出力する。
*手分け制御部44
手分け制御部44の動作を、手分けエリア26に配置された作業者Pが実行する作業動作とともに、図5を参照しながら説明する。
(ステップ−a1)
手分け制御部44は、店舗−物品データ・表示制御部41から物品3(手分けする物品と判断した物品3)の手分けリスト(店舗毎の「店舗+手分けする複数の物品3のバーコード」からなるデータ)を入力すると、これを記憶する。
(ステップ−a2)
次に手分け制御部44は、この手分けリストにしたがって、各物品3の品目(バーコード)毎に注文された数量を加算して仕分け数量を求め、各物品3毎に「物品の品目(バーコード)−仕分け数量」からなる物品データを形成し、物品データからなる1次手分け物品リスト(手分けする物品3を集約するためのリスト)を作成してプリンタ33より発行する。
(ステップ−a3)
続いて手分け制御部44は、前記手分けリストにしたがって、店舗(店舗のコード)毎に、手分けする異形品(物品3)の品目(バーコード)からなる2次手分け物品リストを作成してプリンタ33より発行する。
(ステップ−b1)
作業者Pは、1次手分け物品リストに基づいて、手分けエリア26において物品3(異形品)毎にピッキングして1次集約ピッキングを実行する。
(ステップ−b2)
続いて作業者Pは、1次集約ピッキングされた物品3(異形品)を、2次手分け物品リストに基づいて、店舗別に物品収納容器23を用意し、異形品をピッキングする。
(ステップ−b3)
作業者Pは、店舗別物品収納容器23へ収納する毎に、無線式ハンディターミナル17へ店舗のコードを入力し、無線式ハンディターミナル17により異形品(物品3)のバーコード(物品の情報の一例)を読み取り、「店舗のコード+物品3のバーコード」からなる手分けデータを送信する。
(ステップ−a4,a5)
手分け制御部44は、無線式ハンディターミナル17より送受信器21を介して「店舗のコード+物品3のバーコード」からなる手分けデータを受信すると、2次手分け物品リストを確認して正しくピッキングされたかどうかを確認し、確認すると、手分けした「店舗のコード+物品3のバーコード」のデータをピッキング済みデータとして蓄積するとともに、手分けした物品3のバーコードと店舗のコードからなる手分け済みデータを店舗−物品データ・表示制御部41へ出力する。
(ステップ−b4,b5)
そして作業者Pは、物品収納容器23が異形品で満杯となると、無線式ハンディターミナル17へ店舗のコードを入力し、無線式ハンディターミナル17により店舗のコードを含む満杯信号を送信し、店舗別物品収納容器23を梱包する。
(ステップ−a6)
手分け制御部44は、無線式ハンディターミナル17より送受信器21を介してこの店舗のコードを含む満杯信号を入力すると、この店舗のピッキング済みとして蓄積されていた物品3のバーコードに店舗のコードとラベル特有のコードを添付して手分けエリア26のラベルプリンタ19へ出力し、店舗の内容明細およびラベル特有のバーコードを印刷したラベル18を発行させる。
(ステップ−b6)
作業者Pは、前記満杯信号に応じてラベルプリンタ19より発行される店舗の内容明細を印刷したラベル18を店舗別物品収納容器23へ貼り付け、無線式ハンディターミナル17によりラベルのバーコードを読み取り送信する。また梱包した店舗別物品収納容器23を出荷する。
(ステップ−a7)
手分け制御部44は、無線式ハンディターミナル17より送受信器21を介して発行したラベル18のバーコードを受信するとラベル18が物品収納容器23に確実に貼り付けられたと判断して、ピッキング済みとされた物品3のバーコードを消去する。
(ステップ−b7)
そして作業者Pは、店舗別に異形品のピッキングが終了すると、物品収納容器23内に、他の物品3を収納するスペースが有り、且つ時間的に余裕があるかどうかを確認する。
(ステップ−b8)
確認した結果、店舗別物品収納容器23内に、他の物品3を収納するスペースがないとき(充填率が良いとき)、または時間的に余裕がないとき、無線式ハンディターミナル17へ店舗のコードを入力し、無線式ハンディターミナル17により店舗のコードを含む仕分け終了信号を送信し、店舗別物品収納容器23を梱包する。
(ステップ−b9)
作業者Pは、前記仕分け終了信号に応じてラベルプリンタ19より発行される店舗の内容明細を印刷したラベル18を店舗別物品収納容器23へ貼り付け、無線式ハンディターミナル17によりラベルのバーコードを読み取り送信する。また梱包した店舗別物品収納容器23を出荷する。
(ステップ−b10)
作業者Pは、店舗別に異形品のピッキングが終了し、物品収納容器23内に他の物品3を収納するスペースが有り、且つ時間的に余裕があることを確認すると、無線式ハンディターミナル17へ店舗のコードを入力し、無線式ハンディターミナル17により店舗のコードを含む継続信号を送信する。
(ステップ−a8)
手分け制御部44は、無線式ハンディターミナル17より送受信器21を介して店舗のコードを含む継続信号を入力すると、店舗のコードにより店舗−物品データ・表示制御部41へ問い合わせてこの店舗が割り付けられているシュート6のナンバーを求め、このシュートナンバーを送受信器21を介して前記継続信号を発信した無線式ハンディターミナル17へ送信する。またこの店舗のピッキング済みデータとして蓄積されていた物品3のバーコードに店舗のコードを添付して、継続データとして2次仕分け制御部43へ出力する。店舗のコードにより、店舗のピッキング済みデータとして蓄積されていた物品3のバーコードが関連づけされる。
(ステップ−b11)
作業者Pは、無線式ハンディターミナル17により受信したシュートナンバーを確認し、この物品収納容器23をこの物品収納容器23の店舗が割り付けられた自動仕分装置5のシュート6に搬送する。そして、この物品収納容器23にシュート6により仕分けられてきた物品3を、そのバーコードを無線式ハンディターミナル17により読み取り、収納することになる。
*1次仕分け制御部42
1次仕分け制御部42は、次の2つの機能を有している。
1次仕分け制御部42は、店舗−物品データ・表示制御部41から入力した、物品3の自動仕分けリスト(店舗毎の「店舗+自動仕分けする複数の物品3のバーコード」からなるデータ)を記憶し、この自動仕分けリストにしたがって、各物品3の品目(バーコード)毎に注文された数量を加算して仕分け数量を求め、各物品3毎に「物品の品目(バーコード)−仕分け数量」からなる物品データを形成し、また物品データからなる物品リスト(自動仕分装置5へ投入する物品3を集品する1次仕分けのためのリスト)を作成してプリンタ33より発行する。
物品リストに基づいて集品された物品3は物品投入部1へ搬送される。
1次仕分け制御部42は、各物品投入部1のバーコードリーダ8から物品3のバーコードが入力されると、前記形成した物品データを照会して、自動仕分装置5により仕分けられる物品3かどうか、すなわち物品投入部1から搬送経路2へ投入する物品3かどうかを確認し、その結果、投入許可あるいは投入不許可を、表示パネル9に表示する。すなわち、物品3のバーコードが入力されると、この物品3の仕分け数量が0かどうかを確認し、0ではない場合に投入許可を表示し、つづいて仕分け数量から、1を減算して、仕分け数量を更新する。また仕分け数量が0のとき、投入不許可として、余計な物品3が投入されることがないようにしている。
*2次仕分け制御部43
2次仕分け制御部43の動作を各シュート6に配置された作業者Pが実行する作業動作とともに、図6を参照しながら説明する。
(ステップ−a1)
2次仕分け制御部43は、ソータコントローラ32から出力された、各シュート6に仕分けられた物品3のバーコード(物品データ)からなる物品仕分済データを、記憶する。すなわち、ソータコントローラ32より、シュート6のナンバーを含む物品3のバーコードを入力すると、このシュート6に仕分けられた物品3のバーコードを、蓄積する。この仕分けられた物品3のバーコードの蓄積は、各シュート6毎に実行される。
(ステップ−b1)
作業者Pは、仕分けられた物品3を物品収納容器23に収納しながら、表示器14によりソータ残数を確認し、これから仕分けられてくる物品3を予測する。
(ステップ−b2)
作業者Pは、これ以上物品3が仕分けられると、物品3を物品収納容器23に充填率良く収納することは困難と判断すると、停止・解除操作釦15を操作する。
(ステップ−a2)
2次仕分け制御部43は、各シュート6の停止・解除操作釦15の停止操作信号を入力すると、このシュート6に割り当てられた店舗のコードを含む仕分け停止信号を、ソータコントローラ32へ出力して仕分け停止とし、このシュート6に蓄積された物品3のバーコードを確定とする。
(ステップ−b3)
作業者Pは、物品収納容器23に対して仕分けられた物品3を収納していく。すると、収納状況は次の3つのいずれとなる。
c.予測に反して停止・解除操作釦15を操作するまでに、物品3が仕分けられることなく、仕分けられた物品3全てを収納しても、まだ他の物品3を収納するスペース(余裕)がある。
(ステップ−b4)
作業者Pは、無線式ハンディターミナル17にシュートナンバーを入力する。
(ステップ−b5)
作業者Pは、余った物品3のバーコードを、無線式ハンディターミナル17により読み取る。
(ステップ−b6)
作業者Pは、「シュートナンバー+余った物品3のバーコード」からなるデータを無線式ハンディターミナル17より送信する。また物品3を収納した物品収納容器23を梱包する。
(ステップ−a3)
2次仕分け制御部43は、「シュートナンバー+余った物品3のバーコード」を送受信器21を介して入力すると、まずシュートナンバーにより店舗を特定し、続いてこのシュート6に蓄積され確定されている前記仕分けた物品3のバーコードから、余った物品3のバーコードを除いて、物品収納容器23に収納された物品3の明細を作成し、作成した明細を、梱包実績として保管する。無線式ハンディターミナル17によりバーコードが読まれなかった物品3は、物品収納容器23に収納され、梱包されたと認識する。
(ステップ−a4)
2次仕分け制御部43は、ラベルプリンタ19を駆動して、前記作成した明細と、シュート6に割り当てられている店舗のコードと、物品収納容器23を特定するバーコード(ラベル18を特定するコード)が印刷されたラベル18を発行する。
(ステップ−a5)
2次仕分け制御部43は、このシュート6に蓄積されている物品3の情報から、余った物品3のバーコードを除いて削除する。これによりシュート6に蓄積されている物品3のバーコードは、余った物品3のバーコードだけとなり、次に仕分けられる物品3のバーコードに加えられることになる。
(ステップ−b7)
作業者Pは、梱包した物品収納容器23に、発行されたラベル18を貼り付け、ラベル18のバーコードを無線式ハンディターミナル17により読み取り、送信し、出荷場へ搬送する。
(ステップ−a6)
2次仕分け制御部43は、「ラベル18のバーコード」を送受信器21を介して入力すると、発行したラベル18が確実に貼り付けられた(取り付けられた)と判断し、前記作成したラベル18のデータを削除する。
作業者Pは、上記(ステップ−b4)を実行する。すなわち、無線式ハンディターミナル17へシュートナンバーを入力する。
(ステップ−b8)
作業者Pは、無線式ハンディターミナル17によりシュートナンバーを含む収納終了信号を送信する。
(ステップ−a7)
2次仕分け制御部43は、前記収納終了信号を送受信器21を介して入力すると、まずシュートナンバーにより店舗を特定し、続いてこのシュート6に蓄積され確定されている前記仕分けた物品3のバーコードにより物品収納容器23に収納された物品3の明細を作成し、作成した明細を、梱包実績として保管する。またシュート6に蓄積されている物品3のバーコードを削除する。
作業者Pは、上記ステップ−b4によりシュートナンバーを入力する。
(ステップ−b9)
作業者Pは、無線式ハンディターミナル17によりシュートナンバーを含む継続信号を送信する。
(ステップ−a8)
2次仕分け制御部43は、「継続信号」を送受信器21を介して入力すると、何も実行することなく、現状のこのシュート6に蓄積され確定されている前記仕分けた物品3の情報を維持し、確定を解除する。
(ステップ−b10)
作業者Pは、停止・解除操作釦15を操作して解除し、停止解除信号を出力する。
(ステップ−a9)
2次仕分け制御部43は、この停止解除信号を入力すると、ソータコントローラ32へ店舗のコードを含む仕分け停止解除信号を出力し、この店舗が割り当てられたシュート6への仕分けを再開させる。
2次仕分け制御部43は、手分け制御部44より、上記継続データ(「ピッキング済みとして蓄積されていた物品3のバーコード+店舗のコード」のデータ)を入力すると、この継続データの店舗コードにより、割り当てられたシュート6のナンバーを求め、「シュートナンバー+店舗のコード+ピッキング済みとして蓄積されていた物品3のバーコード」として記憶する。
<手分けエリア26>
作業者Pは、統括コントローラ31より発行された1次手分け物品リストにより、物品3の1次集約ピッキングを行い、続いて2次手分け物品リストに基づいて、店舗別に物品収納容器23を用意し、異形品を前記店舗別物品収納容器23へ収納し、収納する毎に、無線式ハンディターミナル17へ店舗のコードを入力し、無線式ハンディターミナル17により異形品(物品3)のバーコードを読み取り、「店舗のコード+物品3のバーコード」からなる手分けデータを送信する。このとき、この店舗が割り当てられたシュート6の表示器14の手分けの残数が1つ減少する。
<物品搬入部1>
物品搬入部1には、上記各物品3の品目(バーコード)−仕分け数量からなる物品データからなる物品リストに基づいて、自動仕分けする物品3の1次ピッキングが実行され(1次仕分けが実行され)、ピッキングされた物品3が搬送されてくる。
<切り出し装置4>
切り出し装置4は、搬送経路2により搬送されてきた物品3を1個ずつキャリア12へ投入する。このとき、物品3のバーコードがバーコードリーダ10により読み取られ、物品3のバーコードとキャリア12のナンバーが関連付けされる。
<自動仕分装置5>
物品3のバーコードにより仕分ける店舗を確認し、キャリア12が前記店舗に割り当てられたシュート6位置および左右の方向を確認し、キャリア12が確認したシュート6位置に到達すると、確認した左方向あるいは右方向へベルトコンベヤ装置11を駆動して物品3を仕分ける。
また統括コントローラ31より、店舗のコードを含む仕分け停止信号を入力すると、この店舗(コード)が割り当てられたシュート6への仕分けを停止し、また店舗のコードを含む仕分け停止解除信号を入力すると、この店舗(コード)が割り当てられたシュート6への仕分けを再開する。
<各シュート6>
作業者Pは、仕分けられた物品3を物品収納容器23に収納しながら、これから仕分けられてくる物品3を予測する。そしてこれ以上は、物品収納容器23に充填率良く収納することは困難と判断すると、停止・解除操作釦15を操作する。すると、統括コントローラ31はソータコントローラ32を介してこのシュート6への物品3の仕分けを停止し、このシュート6に蓄積され仕分けた物品データ(物品3のバーコード)を確定する。
作業者Pは、予測に反して停止・解除操作釦15を操作するまでに、物品3が多く仕分けられ、物品収納容器23に収納できない物品3が発生すると、無線式ハンディターミナル17にシュートナンバーを入力し、余った物品3のバーコードを無線式ハンディターミナル17により読み取り、シュートナンバーを付して送信する。すると、統括コントローラ31(2次仕分け制御部43)は、送信された「シュートナンバー+余った物品3のバーコード」を送受信器21を介して入力すると、まずシュートナンバーにより店舗を特定し、続いてこのシュート6に蓄積され確定されている前記仕分けた物品3のバーコードから、余った物品3のバーコードを除いて、物品収納容器23に収納された物品3の明細を作成し、作成した明細を、梱包実績として保管し、またラベルプリンタ19を駆動して、前記作成した明細と、シュート6に割り当てられている店舗のコードと、物品収納容器23を特定するバーコード(ラベル18を特定するコード)が印刷されたラベル18を発行する。そして、このシュート6に蓄積されている物品3のバーコードから、余った物品3のバーコードを除いて削除する。これによりシュート6に蓄積されている物品3の情報は、余った物品3のバーコードだけとなり、次に仕分けられる物品3の情報に加えられることになる。
作業者Pは、予測通りに停止・解除操作釦15を操作するまでに、物品3が仕分けられ、物品収納容器23に充填率良く収納できると、作業者Pは、無線式ハンディターミナル17によりシュートナンバーを含む仕分け終了信号を送信する。すると、統括コントローラ31は、この仕分け終了信号を送受信器21を介して入力すると、まずシュートナンバーにより店舗を特定し、続いてこのシュート6に蓄積され確定されている前記仕分けた物品3のバーコードにより物品収納容器23に収納された物品3の明細を作成し、作成した明細を、梱包実績として保管し、またシュート6に蓄積されている物品3のバーコードを削除する。続いてラベルプリンタ19を駆動して前記作成した明細と、シュート6に割り当てられている店舗のコードと、物品収納容器23を特定するバーコード(ラベル18を特定するコード)が印刷されたラベル18を発行する。作業者Pは、物品3で満杯となった物品収納容器23を梱包し、ラベルプリンタ19によりラベル18が発行されてくると、作業者Pは、梱包した物品収納容器23に、発行されたラベル18を貼り付け、ラベル18のバーコードを無線式ハンディターミナル17により読み取り、送信する。すると、統括コントローラ31は、送信された「ラベル18のバーコード」を送受信器21を介して入力すると、発行したラベル18が確実に貼り付けられたと判断し、前記作成したラベル18のデータを削除する。作業者Pは、梱包した物品収納容器23を出荷場へ搬送する。
作業者Pは、予測に反して停止・解除操作釦15を操作するまでに、物品3が仕分けられることなく、物品収納容器23に未だ物品3を収納するスペースがあると、無線式ハンディターミナル17にシュートナンバーを入力し、無線式ハンディターミナル17によりシュートナンバーを付した継続信号を送信する。統括コントローラ31は、送信された「継続信号」を送受信器21を介して入力すると、何も実行することなく、現状のこのシュート6に蓄積され確定されている前記仕分けた物品3のバーコードの確定を解除する。
1 物品投入部
2 搬送経路
3 物品
4 切り出し装置
5 自動仕分装置
6 シュート
7 投入路
8,10 バーコードリーダ
9 表示パネル
11 ベルトコンベヤ装置
12 キャリア
14 表示器
15 停止・解除操作釦
17 無線式ハンディターミナル
18 ラベル
19 ラベルプリンタ
21 送受信器
23 物品収納容器
26 手分けエリア
31 統括コントローラ
32 ソータコントローラ
41 店舗−物品データ・表示制御部
42 1次仕分け制御部
43 2次仕分け制御部
44 手分け制御部
Claims (6)
- 仕分け先毎に、物品が一仕分け単位ずつ自動仕分けされ、各仕分け先において、仕分けられた前記物品を順に箱に収納するとき、前記物品の自動仕分けを停止する停止信号が出力され、この停止信号を出力した仕分け先への物品の自動仕分けが停止され、前記仕分けられた物品の箱内への収納の際に、前記箱内に収納不可能な物品が発生すると、この仕分け先を特定する符号および前記収納不可能とされた物品を特定する符号が出力されるよう構成された仕分け設備において、
前記仕分け先毎に仕分けた前記物品の情報を蓄積し、
前記停止信号を入力すると、
まず、この停止信号を出力した仕分け先に仕分けた前記物品の情報を確定し、
続いてこの特定された仕分け先に確定されている前記仕分けた物品の情報から、前記物品を特定する符号により特定される物品の情報を除いて、前記箱に収納された物品の明細を作成し、この作成した明細を発行すること
を特徴とする物品の仕分け方法。 - 前記物品を特定する符号により特定される物品の情報は、次に自動仕分けされる物品の情報として加算されること
を特徴とする請求項1に記載の物品の仕分け方法。 - 仕分け設備は、仕分けられた物品の箱内への収納の際に、前記箱内に仕分けられた物品全てが収納されると、前記仕分け先を特定する符号を含む収納終了信号が出力されるように構成されており、
前記収納終了信号を入力すると、まず前記仕分け先を特定する符号により前記仕分け先を特定し、続いてこの特定された仕分け先に確定されている前記仕分けた物品の情報により、前記箱に収納された物品の明細を作成すること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の物品の仕分け方法。 - 仕分け設備は、仕分けられた物品の箱内への収納の際に、前記箱内に仕分けられた物品が少なく、箱内のスペースに余裕があると、前記仕分け先を特定する符号を含む継続信号が出力されるよう構成されており、
前記継続信号を入力すると、まず前記仕分け先を特定する符号により前記仕分け先を特定し、続いてこの特定された仕分け先に確定されている前記仕分けた物品の情報の確定を解除すること
を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の物品の仕分け方法。 - 前記物品の明細を発行するとき、この明細を特定する符号を付して発行し、
前記明細を特定する符号を入力すると、前記箱へ前記明細が取り付けられたと判断すること
を特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の物品の仕分け方法。 - 前記仕分け先から仕分け停止解除の信号を入力すると、物品の仕分けを再開すること
を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の物品の仕分け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007177846A JP5034724B2 (ja) | 2007-07-06 | 2007-07-06 | 物品の仕分け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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