JP2009011626A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】不正行為を早期に発見する。
【解決手段】操作盤22には、筐体11に収められたリールの回転を開始するためのスタートレバーと、リールの回転を停止させるためのストップボタンとが設けられている。筐体11と操作盤22とをケーブル47で繋ぎ、操作盤22を離間可能に設ける。筐体11前面の取り付け面40と操作盤22の被取り付け面22aとのいずれか一方に電磁石41,42を、他方に磁性体材料をそれぞれ設ける。遊技時には、電磁石41,42に通電を行って操作盤22を取り付け面40に頑固に吸着し、また、不正行為が行われたときには電磁石41,42への通電を遮断して操作盤22を離脱させる。離脱した操作盤22は、ケーブル47によりぶら下がった状態になる。
【選択図】図3

Description

本発明は、遊技場に設置して使用される遊技機に関し、詳しくは筐体に収められたリールの回転を開始するためのスタートレバーと、リールの回転を停止させるためのストップボタンとを操作盤に設けた遊技機に関するものである。
近年、遊技機では、一定の価値を与えた遊技媒体(パチンコ球やメダル)を不正に獲得するための不正行為が増えている。不正行為としては、前面扉を開けて内部に設けた電源ボックスの電源を落とした後に、遊技プログラムを記憶した回路基板をすり換える行為や、前面扉を開けて抽選確率の設定変更を行うための設定用操作部を操作して設定値を変更する等の行為がある。
これらの不正行為に対処するために、遊技場では複数の監視カメラを設置して不正行為が行われているか否かの監視を行っている。また、回路基板を透明なケースに収納し、回路基板が容易にすり替えられることを防止している(特許文献1)。さらに、不正行為に対して個別に防止策を施すのはコストが高くつくため、前面扉の内側に中扉を設け、これら二重の扉を施すことで、筺体内部に設けた不正行為対象となる部品の略全てを遮蔽するようにした遊技機も知られている(特許文献2)。
特開平11−76569号公報 特開2003−117055号公報
しかしながら、前述した防止策は、いずれも不正行為そのものを防止する策であり、不正行為が行われてしまった後は、そのことに気づかずそのまま遊技が行われてしまう欠点があった。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、不正行為を早期に発見して不正行為後の遊技が行えないように未然に防止するように工夫した遊技機を提供することを目的とする。
本発明の遊技機には、操作盤と筐体とのいずれか一方に設けられた磁性体と、他方に設けられ磁性体を磁化することで操作盤を筐体の前面に吸着する電磁石と、該遊技機に不正行為が行われたことを検出する検出手段と、検出手段が不正行為を検出することに応答して電磁石の吸着を解除する解除手段と、を備えたものである。
操作盤は、電磁石の磁気吸着により筐体の前面に保持されている。検出手段が不正行為を検出すると、解除手段が電磁石の磁気吸着を解除する。これにより、操作盤は、自身の重さにより筐体の前面から離脱する。解除手段としては、電磁石への通電を遮断することで磁気吸着を解除する。電磁石としては、頑固に吸着させるために複数用いてもよい。また、永久磁石と組み合わせたタイプのものを利用してもよい。後者の場合、吸着するときには永久磁石と電磁石との双方の磁束を利用する。また、この場合の解除手段としては、電磁石に流す電流の方向を逆にして、永久磁石の磁束を電磁石の磁束で打ち消すことで操作盤を離脱させればよい。
遊技機は、遊技時に動作するリールなどの各種機器や各種基板を収納する筐体と、その筐体に設けた前面扉とを備えている。筐体の内部には、遊技時の利益付与確率を変更するための設定変更用操作部を有する設定変更装置を備えている。不正行為には、前面扉を開いて設定変更操作部を操作して設定を変更する行為が多い。そこで、検出手段で前面扉の開放を検出することに応答して解除手段が電磁石の吸着を解除するのが望ましい。また、前面扉を上下に分割したタイプがある。この場合、不正行為を検出する検出手段として、少なくとも設定変更操作部を露呈する方の扉の開放を検出するのが望ましい。
操作盤の取り付け位置を調節可能にすることで、スタートレバーやストップボタンの操作性を向上することできる。そこで、電磁石の吸着力を可変する制御手段を設ける。この制御手段としては、例えば、電磁石に流れる電流を制御して磁性体に印加される磁場の強さを弱くする制御を行う。
本発明の遊技機では、不正行為を検出手段で検出すると、解除手段が操作盤を筐体の前面から離脱させるので、操作盤が筐体から外れて遊技場で目立つ状態になる。このため、不正行為を早期に発見することができる。
遊技機の一例であるスロットマシン(回胴式遊技機)10について説明する。スロットマシン10は、図1及び図2に示すように、リールユニットや電気部品等を組み込んだ筺体11を備えている。筺体11は、前面扉12と収納箱13とからなる。前面扉12は、上下に分割されており、上・下扉14,15は、ヒンジ16,17により個別に開閉される。なお、上・下扉14,15は個別に施錠されており、上扉14は下扉15を開けてからでないと開かないように構成されている。
上扉14には、透明な表示窓18が設けられている。表示窓18からは、第1〜第3リール21〜23の一部を視認することができる。周知のように、第1〜第3リール21〜23の外周には、複数種類の当選絵柄を含む絵柄が一定ピッチで配列され、1リールにつき3個の絵柄は、表示窓18を通して観察することができる。
下扉15には、メダルを投入するためのメダル投入口25、スタートレバー26、リールの動作を停止させるための第1〜第3ストップボタン27〜29、メダル受け皿30、及び、獲得したメダルをメダル受け皿30に払い出すための払い出し口31などが設けられている。このうちスタートレバー26、及び、第1〜第3ストップボタン27〜29は、操作盤22に設けられている。
メダル投入口25に所定枚数のメダルを投入してスタートレバー26を操作すると、第1〜第3リール21〜23が一斉に回転する。その後、第1〜第3ストップボタン27〜29を順番に操作することで第1〜第3リール21〜23の回転が停止する。このとき、リール毎に表示された絵柄を一個ずつ組み合わせてなる、例えば横3本斜め2本の合計5本の入賞有効ラインのうちのいずれかに、予め決められた絵柄が揃うことで、払い出し口31からメダルが払い出される。
収納箱13には、不正行為を検出するために、上・下扉開放スイッチ32,33がそれぞれ取り付けられている。上扉開放スイッチ32は、上扉14が僅かに開いたときに開放信号を出力する。下扉開放スイッチ33も、下扉15が僅かに開いただけでも開放信号を出力する。これら上・下扉開放スイッチ32,33が本発明の検出手段を構成する。
収納箱13は、上下2段に仕切られた2つの上・下収容部34,35で構成されている。上収容部34は上扉14を開放することで内部が露呈され、また、下収容部35は下扉15を開放することで内部が露呈される。
上収容部34には、第1〜第3リール21〜23を有するリールユニット36が組み込まれており、そのリールユニット36の奥に、主制御基板などを封印した封印ケース(図示なし)が着脱自在に取り付けられている。下収容部35には、メダルを払い出し口31に払い出すメダルホッパー20などが組み込まれており、メダルホッパー20の上には、電源ボックス19が取り付けられている。電源ボックス19には、電源基板が内蔵されており、その電源基板は、スロットマシン10全体の電源供給を統括的に制御する。
電源ボックス19には、設定キースイッチ28、電源スイッチ43、及び、変更ボタン44などの設定操作部が前面に露呈して設けられている。設定変更の操作は、電源スイッチ43をOFFにした状態で設定キースイッチ28と変更ボタン44を操作して行う。設定キースイッチ28は、専用の鍵を差し込んでその鍵をOFF位置からON位置に回転させて、この状態で電源スイッチ43をONにする。電源スイッチ43をONに操作することで、通常(遊技)モードから設定変更モードにモードが変更される。設定変更モードに移行すると、それまで遊技モード用の表示がなされていたLCD表示部24(図1参照)に現時点の設定値が表示される。
変更ボタン44は、設定値を変えるための操作部であり、LCD表示部24には操作に応答して変更後の設定値が表示される。設定値は、予め複数に決められており、複数の設定値は遊技者に利益を付与する複数の確率のそれぞれに予め対応付けされている。なお、設定値を変更した後には、スタートレバー26を操作して設定変更を確定し、その後に、設定キースイッチ28をOFF位置に回転して鍵を抜く。これにより、新たに設定した設定値が有効になる。
操作盤22は、図3に示すように、下扉15の前面のうちの予め決められている取り付け面40に、磁気吸着により離脱自在に取り付けられている。この取り付け面40の範囲は、取り付け位置を調節可能にするために、操作盤22の背面(被取り付け面)22aの輪郭よりも広く設定されている。なお、取り付け面40としては、下扉15の前面に設ける代わりに、上扉14の前面に設けてもよい。
操作盤22の内部には、複数の電磁石41,42が設けられている。それら電磁石41,42は、磁着面が被取り付け面22aに露呈して設けられている。一方、相手側である取り付け面40には、磁性体の材料が設けられている。勿論、取り付け面40自体を磁性体の材料で作ってもよい。操作盤22は、不正行為が行われたときに電磁石41,42への通電が断たれるため取り付け面40から離脱し、また、それ以外のときには電磁石41,42への通電が行われているので取り付け面40に頑固に吸着される。なお、電磁石の個数は一つでもよい。また、下扉15の前面に電磁石を、操作盤22の背面に磁性体の材料をそれぞれ設けた構成にしてもよい。
取り付け面40には、開口46が設けられている。この開口46には、筐体11と操作盤22との間で電気的接続をするためケーブル47が出入りする。また、開口46の奥には、自動巻き取り式のコードリール(図示なし)が設けられている。コードリールは、操作盤22が離脱したときにケーブル47の引き出しを許容し、また、操作盤22が取り付けられたときにはケーブル47を巻き取る。
また、下扉15の前面には、切替スイッチ45が露呈して設けられている。切替スイッチ45は、操作盤22を固定する固定モードを選択する固定位置と、操作盤22の取り付け位置を調節する調節モードを選択する調節位置とのいずれか一方に切替える操作部材である。固定位置を選択すると、電磁石41,42に所定電流(定格通電電流)を流して操作盤22を頑固に固定する。また、調節位置を選択すると、前記所定電流よりも少ない電流を流して電磁石41,42の強さを弱くする。
スロットマシン10には、図4に示すように、大別して2つの基盤がある。一方は、上収容部34に設けた主制御基板55、他方が電源基板56である。スロットマシン10の作動は、基本的に主制御基板55によって管制される。電源基板56は、電源ボックス19に内蔵されており、電源スイッチ43,変更ボタン44,LCD表示部24がそれぞれ接続されている。電源基板56は、主制御基板55との間で電気的接続がなされている。
主制御基板55には、CPU49、ROM57、電子抽選部58、当選役決定部59が設けられている。ROM57は、CPU49に接続されており、CPU49で実行する、例えば不正行為の検出に応答して電磁石41,42への通電を遮断するプログラム、電磁石41,42への通電を復帰するプログラム、遊技実行プログラム等の制御プログラムや、これらプログラムを実行する際に必要な制御データ等が記憶されている。
電子抽選部58は、乱数発生器を備え、乱数発生器で発生した乱数から1つの乱数を抽出する。抽出した乱数は、当選役決定部59に送られ、当選役決定部59は、ハズレ及び複数種類の当選役のいずれかになるかを、抽出した乱数に基づいてROM57に記憶した当選テーブルを参照して決定し、当選役信号をCPU49に送る。
CPU49は、上扉開放スイッチ32、下扉開放スイッチ33、電磁石用のドライバ61、切替スイッチ45、及び、復帰用スイッチ60との間で電気的接続が個別になされている。このCPU49は、上・下扉開放スイッチ32,33のいずれかから開放信号を受け取ることに応答して遮断信号をドライバ61に送る。ドライバ61は、遮断信号を受け取ることで、電磁石41,42への通電を遮断する。
復帰用スイッチ60は、上収容部34の奥に設けられており(図2参照)、操作盤22を再び取り付けるときに操作する。CPU49は、復帰用スイッチ60から復帰信号が得られることに応答してドライバ61を介して電磁石41,42への通電を開始する。
切替スイッチ45は、選択操作位置に応じて固定モード信号と調節モード信号とのいずれかをCPU49に送る。CPU49は、いずれかのモード信号に応じて電磁石41,42に流す電流の強さを変える指示信号をドライバ61に出力する。これら切替スイッチ45、ドライバ61、及びCPU49等が本発明の制御手段を構成する。
また、CPU49は、3個のストップボタン27〜29、スタートレバー26、通過検知センサ63、変更ボタン44、スピーカー64、リール駆動コントローラ66、LCD表示部24、及び、メダルホッパー20などとの間で電気的接続が個別になされており、3個のストップボタン27〜29、スタートレバー26、通過検知センサ63、変更ボタン44からそれぞれ個別に入力される信号に基づいて、スピーカー64、リール駆動コントローラ66、メダルホッパー20、及び、LCD表示部24をそれぞれ駆動制御する。
通過検知センサ63は、メダル投入口25から投入されたメダルを検知し、メダル検知信号をCPU49に送る。CPU49は、メダル検知信号に基づいて計数し、入賞有効ラインを有効化する本数を決定する。
スタートレバー26は、メダルが投入された後に、遊技スタート信号をCPU49に入力する。CPU49は、遊技スタート信号を受けて、電子抽選部58で乱数をサンプリングさせ、当選役決定部59で当選役を決定させるとともに、ROM57に記憶された遊技を実行させるためのプログラムに基づいてリール駆動コントローラ66を制御し、リールユニット36の第1〜第3リール21〜23を個別に回転させる。
3個のストップボタン27〜29は、各リール21〜23の回転を停止させるためのボタンであり、操作されることでCPU49に停止信号をそれぞれ送る。CPU49は、第1〜第3リール21〜23が回転中のみ停止信号を受け付け、停止信号を受けることに応答して、当選役に対応する絵柄となるように、第1〜第3リール21〜23の停止を個別に制御をする。その後に、CPU49は、当選役の種類に応じてメダルの払い出しの有無を決定し、払い出しが必要か否か、及びそのときの払出枚数を、ROM58に記憶したテーブルを参照して決定し、払い出しが必要な場合には決定した枚数に応じた払出信号をメダルホッパー20に送る。メダルホッパー20は、払出信号に応じて規定枚数の配当メダルをメダル受け皿30に払い出す。
次に、上記構成の作用を簡単に説明する。遊技中を含めて通常は、上・下扉14,15が閉じており、また、切替スイッチ45は固定位置になっている。このため、通常は、上・下扉開放スイッチ32,33は閉じ信号を、また、切替スイッチ45は固定モード信号をそれぞれ出力している。CPU49は、固定モード信号を受けている間、所定電流で電磁石41,42を通電するようにドライバ61を制御する。これにより、操作盤22を取り付け面40に頑固に固定する状態が保たれる。
不正行為によって上又は下扉14,15が開かれると、上又は下扉開放スイッチ32,33からCPU49に開放信号を出力する。CPU49は、上又は下扉開放スイッチ32,33のいずれかから開放信号を受け取ることに応答して遮断信号をドライバ61に送る。ドライバ61は、遮断信号を受け取ることに応答して電磁石41,42への通電を遮断する。
電磁石41,42への通電が断たれると、操作盤22が自身の自重により取り付け面40から下方に向けて離脱する。このとき、ケーブル47が所定長さだけ引き出される。操作盤22は、その位置でぶら下がった状態になる。このような状態は遊技場で目立つことになる。これにより、不正行為を早期に発見することができる。
操作盤22を再び取り付けるときには、上扉14を開いて、上収容部34の奥に設けた復帰用スイッチ60を操作する。これにより、CPU49に復帰信号が送られ、CPU49は、再び所定電流を電磁石41,42に流すようにドライバ61を制御する。その後、操作盤22を取り付け面40に取り付ければ、頑固に固定される。このとき、ケーブル47がコードリールに自動的に巻き取られるので、邪魔になることはない。
なお、長期的に使用すると、検査や修理などで下扉15を開放する。このときも、操作盤22が離脱してしまうが、前述したと同様の操作を行うことで再び操作盤22を取り付けることができる。また、CPU56は、復帰信号を得てから上・下扉14,15が閉められるまでの一定時間を経過するまで、上・下扉開放スイッチ32,33の監視を行わないようになっている。また、復帰用スイッチ60のようなスイッチでは、簡単に解除されてしまうおそれがある。この場合には、施錠式スイッチや指紋認識機構を用いた解除操作、あるいはホールコンピュータと接続されている場合にはホールコーピュータでの操作によって解除信号を発生し、その信号を受け取ることで解除するような復帰手段を設けるのが望ましい。
操作盤22の取り付け位置を調節する場合には、固定位置から調節位置に切替スイッチ45を切り替える。調節位置を選択すると、調節モード信号がCPU49に出力される。CPU49は、調節モード信号を受け取ることで、所定電流よりも小さな電流を電磁石41,42に流すようにドライバ61を制御する。これにより、電磁石41,42に発生する磁場が弱くなるため、操作盤22を取り付け面40のうちのいずれかに手動で動かして取り付け位置を調節することができる。取り付け位置が決まれば、固定位置に切替スイッチ45を戻す。この操作を行うことで、操作盤22が頑固に固定されるので、スタートレバー26やストップボタン27〜29の操作に支障をきたすことはない。
上記実施形態では、検出手段が不正行為を検出したときに操作盤22を離脱させるだけであるが、このとき同時に無効手段でスタートレバー26やストップボタン27〜29から出力される信号の受け付けを無効にしてもよい。これによれば、遊技自体もできなくなるので不正行為を確実に見つけることができる。復帰するときには、復帰用スイッチ60を操作することに応答して前記受け付けを有効にすればよい。
上記各実施形態では、設定変更操作部を露呈する方の下扉15の開放を不正行為と見なして検出しているが、本発明ではこれらに限らず、上扉14の奥に設定変更操作部を設けている場合には、上扉14の開放を検出するように構成してもよい。また、上・下扉14,15の開放を監視する以外に、例えば主制御基板55などの基板の取り外しを不正行為として監視してもよい。この場合、基板に接続されるケーブルが抜かれるため、そのケーブルとの間に断線センサを設け、断線センサとCPUとを接続して不正行為を検出するように構成すればよい。
また、ホール(遊技場)管理者は、営業時間内に扉14,15を開けることはあるが、設定変更の操作を行うことはない。そこで、検出手段としては、タイマ(カレンダ)回路と、設定変更の操作を行ったことを検出する不正行為検出手段とを設け、タイマ回路で営業時間内であることを検出し、その時間内にのみ不正行為検出手段で不正行為として検出するように構成してもよい。
また、上記各実施形態では、前面扉を上・下扉14,15の2枚で構成しているが、本発明ではこれに限らず、上・中・下との3枚の扉で構成してもよいし、3枚以上の扉で構成してもよい。勿論1枚の扉で構成してもよい。この場合も設定変更操作部を露呈する方の扉の開放を検出するように構成すればよい。
上記実施形態の操作盤22としては、スタートレバー26やストップボタン27〜29しか設けられていないが、周知のMAXベッドボタンや精算ボタン等のうちのいずれか1つ又は複数加えたものでもよい。
上記実施形態では、制御手段としてドライバ61が電磁石41,42に流す電流を変える構成にしているが、代わりに、非磁性体を電磁石41,42と磁性体材料との間に挿入するか、又は電磁石41,42を取り付け面40から遠ざけるなどを行う機構を設けて、磁場の強さを弱める構成にしてもよい。
また、本発明は、上述した実施形態に記載した構成のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の遊技機は、スロットマシンにのみ限定して採用されるものではなく、少なくともストップボタンとスタートボタンを備える遊技機であれば、いずれにも採用することができる。
本発明を採用したスロットマシンの外観を示す斜視図である。 スロットマシンの前面にある上・下扉を開いた状態を示す斜視図である。 スロットマシンの前面に設けた操作盤が離脱した状態を示す斜視図である。 スロットマシンの電気的構成の概略を示すブロック図である。
符号の説明
10 スロットマシン
11 筐体
22 操作盤
22a 被取り付け面
47 ケーブル
40 取り付け面

Claims (2)

  1. 筐体に収められたリールの回転を開始するためのスタートレバーと、前記リールの回転を停止させるためのストップボタンとを操作盤に設けた遊技機において、
    前記操作盤と前記筐体とのいずれか一方に設けられた磁性体と、
    他方に設けられ前記磁性体を磁化することで前記操作盤を前記筐体の前面に吸着する電磁石と、
    該遊技機に不正行為が行われたことを検出する検出手段と、
    前記検出手段が不正行為を検出することに応答して前記電磁石の吸着を解除する解除手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記電磁石の吸着力を可変する制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018001034A (ja) * 2017-10-17 2018-01-11 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機及び遊技システム

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