JP2009011221A

JP2009011221A - 節水型青果物洗浄・殺菌方法及び装置

Info

Publication number: JP2009011221A
Application number: JP2007175948A
Authority: JP
Inventors: Ching-Hwa Wang; 靜華王
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2007-07-04
Filing date: 2007-07-04
Publication date: 2009-01-22

Abstract

【課題】農薬および毒物を分解し、殺菌および洗浄可能な高効率の節水型青果物洗浄・殺菌方法および装置を提供する。
【解決手段】節水型青果物洗浄・殺菌方法の洗浄工程は、水流転動・旋回オゾン洗浄を併用した中水位噴射洗浄を使用する。洗浄槽３の底部には、逆流排水口１３、排水弁の配水管１２、および多数の噴射口が配置されている。また底部の中心部には、複数の開口部を有する噴射スピンドル２２が配置されており；その側壁は多数の噴射口を有する。洗浄の際には、逆流送水ポンプ８が始動されて水流の方向にカゴ２３が回転し、中心部に配置された複数の開口部を有する噴射スピンドル２２および洗浄槽３の噴射口は、水流およびオゾン泡を噴射して青果物を洗浄し、水位制御装置１３が異なる水位を設定するために使用される。また、前記方法は、注水、乾燥、排水および異物除去を含む。したがって、手動洗浄の不都合を改善する節水洗浄を達成する。
【選択図】図３

Description

本発明は、洗浄・殺菌方法および装置に関し、より詳細には、節水型青果物洗浄・殺菌方法及び装置に関するものである。

ほとんどの人にとって、青果物の洗浄は通常手で行われる。これは第１に、野菜の葉のあいだまたは果皮、とりわけきめの粗い青果物の皮上の土および他の異物を洗い落とすことが困難なためであり、第２に、葉または果皮上の残留農薬毒物の除去ができない場合、農薬毒物で汚染された青果物を多く摂取した人は、深刻な場合には直ちに中毒となり、軽症の場合には徐々に人体の健康を悪化する慢性中毒となるためであって、その被害の程度は容易に想像できる。さらに、水がすぐに凍る寒冷地域においての青果物の洗浄は非常に不都合であり、また人の健康が技術的進歩の悪影響によって危険にさらされていることを考慮した結果、農薬および毒物の技術的分解、殺菌および洗浄が可能な青果物の洗浄・殺菌装置を開発するために広範な研究が実施され、これにおいて青果物が本製品にて洗浄および浸漬された後は、これらの青果物は徹底的に洗浄され、農薬および毒物が分解されて人体への害を完全に除去し、さらに青果物自体が新鮮に保たれ、人による青果物の洗浄時に遭遇する不都合や不備欠点を全面的に改善することによって、人の健康の予防を最大限に補助するものである。

既存の青果物の洗浄作業の流れは、連続型と非連続型に分類することができ、連続型はコンベヤベルトを使用するか、あるいはその上にて洗浄される青果物が徐々に推進される傾斜した回転シリンダを使用する；この種の設備は、通常、連続的な量産において使用される。ほとんどの家庭では一般的に非連続型のものを使用し、非連続型の青果物洗浄機はブラシ洗浄と水流洗浄とに分類される洗浄原理に基づくものであり、前記ブラシ洗浄はリンゴやジャガイモなどのより硬質な表面の青果物に対してしばしば使用される；しかしながら、青果物洗浄機の大部分は水流洗浄型のものであり、これらには噴射洗浄および水流洗浄が含まれる。

噴射洗浄型の例として次があげられる：
「野菜、果物および衣類洗浄機」と題された特許文献１は、次の特徴を含む：外槽の上部カバーに据付された紫外線電球、壁部に貫通孔を有しピンによりターンテーブルに取り付けられた内槽、内槽の上端部に配置された多数の開口部を有する環状管を含み、該環状管はターンテーブルの中心部を通って管に連結され、これによって送水ポンプに接続され、前記内槽はその上端部の先端に駆動タブハンドルを有し、該駆動タブは、コードおよび推進ばねによって固定連結される。前記装置は、多数の機能ならびに高い効率の有用特性を有する。前記発明の送水ポンプは、ターンテーブルの中心部を通る管を介して、内槽上端部に配置された複数の開口部を有する環状管に接続され、これによって水は複数の開口部を有する環状管の上部から底部に送られ、その後、水は上方から吊られた環状管から青果物を洗浄するために下方に噴射される。

「送水ポンプ型青果物洗浄・殺菌機」と題された特許文献２のものは、ケース、電動機、駆動機構、および下部要素室を備え、その特徴は次を含む：送水ポンプがケース内に設置され、送水ポンプの流入口は洗浄チャンバに接続され、送水ポンプの吐出口は１つ以上の水路に接続され、前記水路の吐出口は洗浄チャンバの頂上部に配置される。送水ポンプをさらに設置することによって、ポンプ圧により発生した水流が、水路の水流を底部から頂上部へ、洗浄カゴまたは洗浄チャンバ内に汲み上げられ、滝のような水流を形成することにより、安定した複合回転する水流を発生させ、洗浄チャンバまたは洗浄カゴ内の水流は向上した洗浄効率で青果物を効率よく洗浄する旋回水流となる。

「青果物洗浄・殺菌機」と題された特許文献３のものは、ケース、駆動機構、ケース内部の洗浄チャンバ、および洗浄チャンバ内に配置された洗浄カゴを備えるものであり；洗浄カゴは、底基部の開口部により駆動機構の軸に据付され、その特徴は次を含む：洗浄チャンバの底面と洗浄カゴの底面とのあいだの水流混合羽根車であって、前記羽根車は軸に取り付けられる。もとの洗浄・殺菌機に羽根車をさらに設置することにより、洗浄時には羽根車が高速回転してポンプ圧水流を発生し、水路内の水流が底部から頂上部へ、洗浄カゴ内に汲み上げられて滝のような水流を形成し、これによって安定した複合水流を発生させ、とりわけ野菜の根部の砂を洗い落とす際に明確に有効であり、洗浄効率を向上するものである。

家庭用の青果物洗浄機において、前記の水流洗浄は、主として水中に浸漬された回転する洗浄カゴにより達成され、これによってカゴ内の青果物の洗浄方法を可能にし、またカゴはたとえば手動、電気および水力により駆動される。
「野菜洗浄機」と題された特許文献４は、電気機械式動力のカゴを使用する野菜洗浄機に関する。
「洗浄機能を内蔵した青果物調理機器」と題された特許文献５は、手動式回転カゴを有する野菜洗浄機に関する。

「青果物洗浄機」と題された特許文献６は、水を動力源とするカゴを提供する青果物洗浄機に関する。これは、外部ケース、上部カバー、内部管状構造体および排水弁を備え、その技術的長所は次の通りである：内部管状構造体は外部ケースの内側で支持され、水用貫通孔を有する洗浄カゴは内部管状構造体に配置され、ポンプ羽部は洗浄カゴ底部に沿って配列され、および回転出力軸は洗浄カゴ底部の中心部に取り付けられており；最少１つの垂直の外方に窪んだ開放型水路が内部管状構造体上に配置され、前記水路の頂上部が、水により洗浄カゴを回転することができる噴射ノズルに接続されている。前記発明の原型モデルは、きわめて理想的な洗浄、殺菌、および脱水機能を示すものであったため、洗浄後は青果物の当初の新鮮さおよび柔らかさが変化せず、手洗い時の摩擦による青果物表面への損傷を回避し、またさらに洗浄作業者による面倒な作業工程ならびに長時間の水中の浸漬による手肌への悪影響を回避することができた。加えて、他の特徴としては、適当な構造、便利な操作性、時間および労力の節約、環境および健康への適合性、長期の使用期間、および幅広い適用範囲が含まれる。

前記の青果物洗浄機および洗浄方法に共通する課題には次のものがある：
１．とりわけ流水型における水の浪費；毎回の洗浄において、洗浄される青果物は洗浄液に浸漬されなければならず、洗浄後には水は一定時間内に排出され、その後、洗浄されなかった青果物を浸水させるのに十分な高さにまで水が再び注水されて、数回洗浄される。たとえば、内径が５０ｃｍ、高さが５０ｃｍの洗浄槽を有する洗浄機においては；毎回水が洗浄槽の高さの２／３の水位まで注水され、使用される水量は０．１３ｍ³である；三度の洗浄で算出すると、この種のカゴでの洗浄においては０．３９ｍ³の水の使用が必要となり；３〜４人の家庭では、青果物の洗浄のために毎日最低１ｍ³の水を使用する。今日、世界の水資源は乏しくなっており、将来の世代のためにも水の節約は重要であるため、節水型の青果物用機器の提供はこの業界おいて追求される目的である。
２．噴射型の青果物洗浄機に関して解決が必要な重要な課題は、洗浄された青果物の内部と外部との差異であり；内外差を低減させ、洗浄時間の短縮する方法に関するものである。

中華人民共和国特許第２００３２０１０３００５．４号明細書中華人民共和国特許第２００４２００４０３７７．１号明細書中華人民共和国特許第２００４２００４０３７６．７号明細書中華人民共和国特許第０３２７０２４１．８号明細書中華人民共和国特許第９７２１１５０４．８号明細書中華人民共和国特許第２００４１００２２９８３５．６号明細書

本発明の目的は、農薬および毒物を分解し、殺菌および洗浄可能な高効率の節水型青果物洗浄・殺菌方法および装置を提供することにより、既存の技術の前記欠点に対処するものである。

本発明の技術的手段を以下に説明する。
青果物洗浄・殺菌方法であって、青果物が青果物洗浄・殺菌装置内部の洗浄カゴ内に配置されて洗浄され、さらに、前記洗浄カゴがその中心軸の周りで回転し：洗浄工程が、中水位、ならびに洗浄のために転動・回転する水流を併用する噴射洗浄を使用することを特徴とする。

前記青果物洗浄・殺菌方法は次の特徴を含む：前記中水位は、洗浄される青果物が前記水位において浮く正確な高さに達し；前記噴射洗浄が、洗浄される青果物の群の中心部から多方向および多角度に行われることによりすべての面から青果物を洗浄し、また洗浄される青果物の回転を併用して；前記水流の転動・旋回が、前記カゴ内にて、軸方向の渦流からなる回転洗浄を使用し、該渦流は底部から上方向への高圧噴射逆流を併用した旋回水流であって、その形成によって洗浄される青果物に対する回動・回転水流が可能になり；前記軸方向の渦流、つまり前記カゴ内での旋回洗浄が、前記カゴ底部に沿った羽部に当たる高圧逆流として使用される。

前記青果物洗浄・殺菌方法は次の特徴を含む：前記工程の実施前に、低水位噴射洗浄工程があり、前記低水位が前記洗浄カゴ底部の水位よりも低く、および前記カゴ底部に沿った羽部に当たる高圧逆流が前記カゴを回転させ、また同時に、高圧噴射逆流が、噴射洗浄のために青果物に対して、前記カゴ底部、中心部および側面から送られる。

前記青果物洗浄・殺菌方法は次の特徴を含む：前記洗浄工程が、中水位噴射洗浄および水流転動・旋回洗浄工程の後、高水位の浸漬転動・旋回水流洗浄工程をさらに含み、前記高水位は、洗浄される青果物の高さを超える水位であるためすべての青果物が水中に浮き、また高圧逆流および高圧噴射逆流が、青果物を浸漬および攪拌する回転・回動水流を形成する。

前記青果物洗浄・殺菌方法は次の特徴を含む：前記洗浄工程の後は噴射すすぎ工程であり、前記噴射すすぎ工程は、低水位状態にて、前記カゴ底部に沿った前記羽部に当たる高圧逆流を使用して、前記カゴの回転および注水弁の開放を同時にもたらし、注水ノズルから清浄な水道水を青果物に対して上部から下方に噴射することを可能にする。

前記青果物洗浄・殺菌方法は次の特徴を含む：前記高圧逆流および前記高圧噴射逆流の圧力が、洗浄される青果物に応じて調節可能である。

また、前記青果物洗浄・殺菌方法は次の特徴を含む：前記高圧噴射逆流が、オゾンの添加により強化される。

上部カバー、ケース、および底基部からなる節水型の青果物洗浄・殺菌装置であって；ケースはその内部に配置された洗浄槽を有し、洗浄槽はその内部に配置された回転可能なカゴを有し、前記底基部がその中に配置されたオゾン発生器および送水ポンプを有しており、洗浄槽の側面には水位制御装置があり、その特徴は次を含む。
前記洗浄槽が、その底部に配置された逆流排水口、排水弁の排水管、および多数の噴射口を有し；底部の中心部には複数の開口部を有する噴射スピンドルが配置され、その側面は多数配列された噴射口を有し、また底部の側面付近には逆流注水口が配置される。
逆流送水ポンプの注水口が前記逆流排水口に接続され、その吐水口が前記逆流注水口に接続される。
逆流噴射ポンプの注水口が前記逆流排水口に接続され、その吐水口が前記底部の多数の噴射口に接続され、前記側壁が多数配列された噴射口を有し、前記噴射スピンドルが複数の開口部を有する。

前記節水型青果物洗浄・殺菌装置は次の特徴を含む：前記洗浄槽が、中心部から突出した環状凹所を有し、該環状凹所上にはフィルタスクリーンが配置され；前記中心部に配置された複数の開口部を有する噴射スピンドルが、前記環状凹所の中心部に配置されてそこから突出し、前記底部が、環状凹所に配置された複数の洗浄口を有しており、各洗浄口は前記環状凹所の中心部の周囲に突出して設けられている。

前記節水型青果物洗浄・殺菌装置は次の特徴を含む：前記水位制御装置が、管型の磁気フロート水位制御装置であって、高、中および低水位検出リングが配置されている。

また、前記節水型青果物洗浄・殺菌装置は次の特徴を含む：前記カゴが、前記洗浄槽の中心部の前記複数の開口部を有する噴射スピンドル上に回転可能に配置され、前記カゴの底部周囲には逆流羽部が配置され、前記逆流羽部が前記逆流注水口に向けて位置している。

前記節水型青果物洗浄・殺菌装置は次の特徴を含む：前記中心部に配置された複数の開口部を有する噴射スピンドルが、底部取付部を有し、該底部取付部が、前記洗浄槽の底部中心領域に固定され、前記中心部に配置された複数の開口部を有する噴射スピンドルが、底部取付部を通って前記洗浄槽の最下部にある注水口にまで延びており；前記中心部に配置された複数の開口部を有する噴射スピンドルの上端部が円錐状であり、その円柱体は上から下まで中空設計であって、上端部は貫通されておらず、最下部の前記注水口が注水管に連結されており；円柱体表面の上から下には円形および／または楕円形の孔がらせん状に配列されている。

前記節水型青果物洗浄・殺菌装置は次の特徴を含む：前記洗浄槽の前記底部および側壁の多数の噴射口が、噴射方向がそれぞれ異なる角度の円形および／または楕円形の孔である。

また、前記節水型青果物洗浄・殺菌装置は次の特徴を含む：前記カゴが、上から下まで、複数の離間した円形の薄く平坦な水平部材と、周囲上に配置された垂直部材とを備えた網状の円柱構造であり；カゴの蓋部が、中心部に配置された凹所の内面がアーチ状である網状の蓋部を形成する複数の垂直な直線的要素の放射状プレートと環状要素とからなり；カゴとカゴの蓋部との結合部分領域には保持装置がある。

前記節水型青果物洗浄・殺菌装置は次の特徴を含む：前記逆流送水ポンプおよび洗浄送水ポンプの駆動モータが可変速度モータである。

本発明の利点は次の通りである。
（１）コンピュータ制御を使用した高および低水位制御装置の使用であって、注水、乾燥、排水、および異物排出工程を実行するように設定されたプログラムに基づき、異なる洗浄工程に応じて、高、中および低水位の噴射洗浄、噴射転動水流洗浄、浸漬および噴射すすぎ洗浄を行うことにより、高効率で節水洗浄の目的を達成する。
（２）洗浄を行うための高、中および低水位を使用して青果物を洗浄するあいだ、低水位が逆流装置を始動するとカゴが回転し、また中心部に配置された複数の開口部を有する噴射スピンドルならびに洗浄槽の壁部および洗浄槽の底部から強力な水柱およびオゾンが噴射されて青果物の汚れを除去し；また水位がカゴよりも低く、噴射された水柱が妨害されないため、少ない水量であっても青果物の強力な洗浄が可能である。

（３）高水位の逆流洗浄のあいだ、水流中のオゾン泡は、分解、殺菌および洗浄することが可能である。
（４）物理原理を利用した独自設計の青果物用カゴ構成であって、中心部に配置されたスピンドルが中心部の平衡凹所に設置され、逆流羽部がカゴの底部周囲に沿って配置されるため、水柱が羽部に当たると発生した力がカゴの回転をもたらし、青果物の水流洗浄を達成することによって、青果物の汚れおよび異物を洗い流す。
（５）独自の低摩擦構成による低い抵抗、ピーク、一点摩擦ならびに減少した回転ねじれによりカゴを回転することができ、乾燥処理のために青果物に対して遠心力を発生させる。

（６）逆流装置が始動されると、水流により搬送されたオゾンガスが水中に溶解し、青果物の表面の殺菌ならびに農薬および毒物の分解を可能にする。
（７）青果物の洗浄が不都合な寒冷地域での使用の際、本製品は、両手を解放し容易な洗浄を供することにより不都合な欠点を全面的に改善する。
（８）本発明は、水および電力を節約する、高い有用性をもつ物理原則に基づく技術製品であり、また高い生産性用途をも提供する。
（９）凹形状のアーチ状設計のカゴ蓋部は、洗浄中に、浮遊する青果物の完全な浸漬を可能にし、これによって農薬および毒物の完全な洗浄および分解を可能にする。
上述の項を要約すると、本発明は、高い有用性で高い経済価値を有する、最適化された青果物洗浄・殺菌機であって、手動洗浄の不都合ならびに既存の装置の不適当な欠点を全面的に改善するものである。

図１は、本発明の洗浄方法のフローチャートである。該方法は、低水位噴射オゾン洗浄１０１、水流転動・旋回オゾン洗浄を併用する中水位噴射洗浄１０２、高水位の浸漬転動・旋回水流オゾン洗浄１０３、噴射すすぎ１０４、および乾燥１０５の工程からなる。通常の使用における前記洗浄方法の各々の工程は、洗浄する青果物の種類、汚れの程度、あるいは工程の前後調整に基づく。

本発明の目的は、通常の青果物洗浄水位よりも著しく低い水位を使用する高効率の節水型青果物洗浄・殺菌方法を提供することであり、その中水位においては、噴射洗浄および水流洗浄を併用する洗浄の実施により洗浄効果が向上されて、洗浄される青果物が水流および噴射に等しくさらされることを可能にするために、とりわけ転動・旋回水流洗浄方法を提供するものであり、これによって高効率の節水型噴射洗浄および水流洗浄方法の併用の目的が達成される。

本発明の前記中水位は、洗浄される青果物が該水位において浮く正確な高さに達し；また洗浄される青果物のすべての等しい接触、さらには高効率で高速度の洗浄を可能にし；前記噴射洗浄は、洗浄される青果物群の中心から多方向および多角度で供されて青果物をすべての面から洗浄し、洗浄される青果物の回転を併用して、この洗浄される青果物の回転が逆流および圧力の上昇を生じさせ、またカゴ２３の底部に沿った羽部２４の対向並列の技術的設計を通じて、羽部２４の接触により逆流を注水口１７内にもたらし；前記水流転動・旋回が、カゴ２３内にて、軸方向の渦流からなる回転洗浄を使用し、該渦流は底部から上方向への高圧噴射逆流を併用した旋回水流であって、その形成によって洗浄される青果物に対する回動・回転水流が可能になる。なお、中水位とは、青果物を浮かす程度の水位である。

本発明の方法において、洗浄工程１０２の実施前に、さらに節水するために、洗浄カゴ２３の底部の水位よりも低い水位を利用する低水位噴射洗浄工程１０１が実施され、該工程においては、洗浄カゴ２３の底部に沿った羽部２４に当たる高圧逆流がカゴの回転をもたらし、また同時にカゴ２３の底部、中心部および側面から高圧噴射逆流が噴射洗浄のために青果物に対して向けられる。この目的は、とりわけ多くの土が付着するジャガイモ、サツマイモ、カブ、ニンジン、および葉野菜などの青果物に付着した堆積物を落とすことである。

また前記洗浄工程１０２は、中水位の噴射洗浄および水流転動・旋回洗浄工程１０２の後に、高水位の浸漬転動・旋回水流洗浄工程１０３を含み、当該高水位は洗浄される野菜の高さを超えるためにすべての青果物は水中に浮き、また該工程においては、回転・旋回水流を形成する高圧逆流および高圧噴射逆流が使用されるため、青果物は浸漬および攪拌され、青果物表面の汚れがさらに洗い落とされる。

洗浄工程１０３の後は噴射すすぎ工程１０４であり、当該噴射すすぎ工程１０４は、低水位状態にて高圧逆流を使用して、洗浄カゴ２３の底部に沿った羽部２４に接触し、カゴ２３の回転をもたらすと同時に、注水弁１４が開放され、注水ノズルより清浄な水道水を上部から青果物に対して下方に噴射する。前記注水ノズルは張り出し形状に設計することができ、これによって水は扇形に噴射され、噴射領域を増加し、効率を高める。

前記高圧噴射逆流は、オゾンの添加により強化される。オゾンの機能は次の通りである：（１）オゾンは分解消毒および洗浄が可能であり、（２）オゾンは高圧の水中において流路中に微小の泡を形成して短時間のうちに洗浄槽３に進入し、水圧の減少にともなって、微小の泡が急速に増加および破裂することで青果物の表面の汚れの除去を促進する。
前記高圧逆流および高圧噴射逆流の圧力は、洗浄される青果物に応じて調節可能である。

図２および３は、本発明により提供される節水型青果物洗浄・殺菌装置の展開図および断面図であり、図示されているように、本発明の青果物洗浄・殺菌装置は、上部カバー１、ケース４、および底基部５を備え；ケース４内には洗浄槽３が配置され、洗浄槽３内にはカゴ２３が配置され、底基部５内にはオゾン発生器６および送水ポンプ（逆流送水ポンプ８および洗浄送水ポンプ９を含む）が配置され、また洗浄槽３とケース４とのあいだには水位制御装置１３が配置されている。

前記洗浄槽３の中心部から環状凹所１９が突出しており、該環状凹所１９上にはフィルタスクリーンが配置され、凹所（１９）の下には逆流排水口１８があり、洗浄槽３の底部には多角度を有する多数の洗浄口２０（各洗浄口２０は、噴射方向がそれぞれ異なるように角度を持たせている。）があり、洗浄槽３の側面は多角度を有する多数の洗浄口２１（各洗浄口２１は、噴射方向がそれぞれ異なるように角度を持たせている。）を有しており、洗浄槽３には、その中心部から上向きに複数の開口部を有する噴射スピンドル２２が配置されている。前記中心部に配置された複数の開口部を有する噴射スピンドル２２は、前記環状凹所１９の中心部に設置されてそこから突出し、また前記底部の複数の洗浄口２０は環状凹所１９に配置され、環状凹所１９の中心部の周囲に突出して設けられている。洗浄槽３は、その側壁の下部に逆流注水口１７が配置されており、また洗浄槽３は水道水注水開口部１５を有しており、該水道水注水開口部１５は、張り出し形状の注水噴射ノズルに接続されることで水が扇状に噴射され、これによって噴射領域を増加し、効率を高める。前記底基部５の内部には、オゾン発生器６、空気ポンプ７、洗浄送水ポンプ９、逆流送水ポンプ８、排水システム１０、排水装置１１、および汚水排水管１２が配置されている。
前記逆流送水ポンプ８の注水口は洗浄槽３の逆流排水口１８に接続され、逆流送水ポンプ８の吐水口は洗浄槽３の逆流注水口１７に接続され；前記洗浄送水ポンプ９の注水口は洗浄槽３の逆流排水口１８に接続され、流水送水ポンプ９の吐水口は、中心部に配置された複数の開口部を有する噴射スピンドル２２ならびに洗浄槽３の底部および側壁の噴射口に接続されている。

前記中心部に配置された複数の開口部を有する噴射スピンドル２２は底部取付部を有し、該底部取付部は洗浄槽３の底部の中心領域に固定され、中心部に配置された複数の開口部を有する噴射スピンドル２２は底部取付部を通って槽３の最下部の注水口１７に延びている；中心部に配置された複数の開口部を有する噴射スピンドル２２の上端部は円錐状であり、その円柱体は上から下まで中空設計であって、上端部は貫通されておらず、最下部の注水口１７は注水管に連結されており；円柱体表面の上から下には円形および／または楕円形の孔がらせん状に配列されている。前記洗浄槽３の底部と側壁の噴射口とは、相違する角度の円形および／または楕円形の孔である。

前記装置ケース４内には水位制御装置１３および注水弁１４が配置されている。前記水位制御装置１３は管型の磁気フロート水位制御装置であり、高、中および低動作水位に必要な制御のための高、中および低水位検出リングが配置されている。

前記カゴ２３は、前記洗浄槽３の中心部にて複数の開口部を有する噴射スピンドル２２上に回転可能に配置されており、またカゴ２３の周囲に沿って逆流羽部２４が配置されており、当該逆流羽部２４は逆流注水口１７の方向に配置されている。前記カゴの蓋部２５がカゴ２３上に配置された後、蓋部は堅固に取り付けられ、洗浄中に取り外すことはできない。カゴ２３の底部中心には、中心部に配置された複数の開口部を有する噴射スピンドル２２の洗浄槽３への挿入時に該スピンドルが通る孔が配置されている。

前記カゴ２３は網状の円柱構造であり、上から下まで、複数の離間した円形の薄く平坦な水平部材および周囲上に配置された垂直部材を備えており、その設計目的は洗浄槽３の側壁噴射口からカゴ２３内への水の噴射を促進することにより、カゴ２３の回転中に、噴射スピンドル２２から噴射された水の妨害を低減する；前記カゴの蓋部２５は、中心部に配置された凹所の内面がアーチ状である網状の蓋部を形成するための複数の垂直な直線的要素の放射状プレートと環状要素とからなり；カゴ２３とカゴの蓋部２５との結合部分領域には保持装置がある。水中で浮く青果物の完全な浸漬を促進するために、噴射時に水がカゴ２３内に入ることで洗浄の目的を達成することも可能である。

装置の頂上部には制御プレート２があり、その上には、洗浄、殺菌、乾燥および他のプログラムならびに時間および青果物の種類のための設定キーおよびスタートキーを有するマイクロコンピュータ制御パネルが配置されている。
実施の形態の図面において、洗浄槽３には、過剰な水が自動的にそこから排出される高水位オーバーフローポート１６が配置されている。
実施の形態の図面において、洗浄槽３の噴射口、周囲の噴射口２１および噴射口２０の水は、カゴ２３の間隔から噴出して散水され、これによりカゴ２３内の青果物を洗浄する。

前記逆流送水ポンプ８の駆動モータは可変速度モータであって、送水ポンプの駆動モータ速度を変更することにより、噴射される逆流の水圧が変化して異なる青果物の水圧をさまざまな要求に適合する；たとえば、葉野菜に対する水圧は高すぎるべきではなく、さもなければ葉野菜の損傷は非常に大きくなる；一方で塊茎野菜はより高い水圧を必要とする。

前記オゾン発生器６は、空気ポンプ７から洗浄送水ポンプ９に接続された管を経由して送られるオゾンガスを発生して、中心部に配置された複数の開口部を有する噴射スピンドル２２と、洗浄槽３の側壁の噴射口とから洗浄槽３内に搬送される。

低水位噴射洗浄工程１０１のあいだ、水道管が注水装置に接続され、洗浄モードが設定され、スタートキーが押されてマイクロコントローラが注水弁１４を開放すると、洗浄槽３上の水道水注水開口部１５から清浄な水道水が洗浄槽３内に注がれ、水位制御装置１３によって低水位洗浄１０１が制御され、ここで逆流送水ポンプ８が作動を開始し、逆流排水口１８からの水が逆流送水ポンプ８に引き込まれ、また水圧上昇後、水は送水管を経由して逆流注水口１７から洗浄槽３へと汲み上げられ、その時、水柱は逆流羽部２４に直接接触してカゴ２３の回転をさせ、また同時に、水は逆流排水口１８から入って洗浄送水ポンプ９に引き込まれ、そして水圧上昇後、中心部に配置された複数の開口部を有する噴射スピンドル２２、周囲の噴射口２１および底部の噴射口２０内に注水される。槽３内では水の抵抗がないため、水柱の強度を増加することが可能であり、水柱がカゴ２３内の青果物に対して異なる角度で押し寄せるため、青果物の表面に付着する汚れおよび異物がきれいに洗浄され、また同時に、オゾン発生器６はオゾンを発生し、空気ポンプ７を経由して洗浄送水ポンプ９の送水管に搬送され、その中の水に溶解されて送水ポンプ９から洗浄槽３内へと送られて、農薬および毒物を分解、除去する大量の泡を発生し、これによって青果物の予備的洗浄が達成される。一定時間に達すると、排水電磁弁１１は水を排水する。

中水位での転動・旋回併用洗浄工程１０２において、マイクロコンピュータが起動されて清浄な水が注水され、また中水位に達すると、逆流送水ポンプ８、洗浄送水ポンプ９およびオゾン発生器６が始動して、カゴ２３を回転する水流の水柱が発生し、回転水流および底部での噴射水流は、青果物を回転および回動させる転動・旋回水流を形成し、洗浄槽３の中心部および側壁の多数の噴射口は、青果物を洗浄するためにこれらに対して水柱を噴射する。同時に、空気ポンプ７は、オゾン発生器６によって発生したオゾンを洗浄送水ポンプ９の吐出口に搬送して、青果物の洗浄が可能な微小のオゾン泡を含む噴射水柱を発射することで完全に殺菌、農薬の分解および汚れを除去する。一定時間に達すると、排水電磁弁１１は水を排水する。

高水位浸漬および洗浄工程１０３において、マイクロコンピュータが起動され、清浄な水が高水位まで注水され、高水位まで注水するあいだ（水位が高すぎる場合には、余剰分はオーバーフローポート１６から排水される）、マイクロコントローラは自動的に逆流送水ポンプ８、洗浄送水ポンプ９およびオゾン発生器６を始動して水流の水柱洗浄効果をもたらし、またカゴ２３を回転させて、満水位での深浸漬洗浄を行う。水が絶え間なく振動して青果物を洗浄すると同時に、オゾン泡は、完全な殺菌および農薬の分解が可能な微小な泡に変化する。一定時間に達すると、排水電磁弁１１は水を排水する。

噴射すすぎ工程１０４においては、マイクロコンピュータが起動され、注水弁１４が注水開口部１５を介して水を注入することで噴射すすぎ手段を形成し、該工程において廃液は常に排出されて清浄な水が常に注水され、この時、逆流送水ポンプ８は、逆流羽部２４に当たる水の加圧を継続しているため、カゴ２３は絶え間なく回転し、また洗浄送水ポンプ９も水の加圧を継続することで、洗浄効果および第２の洗浄を達成する青果物の水柱すすぎが行われる。時間に達すると工程は終了し、水は排水される。

設定された洗浄プログラムの実施が完了すると、排水電磁弁１１は低水位まで排水し、また逆流羽部２４の最下部に沿って、残りの清浄な水は逆流送水ポンプ８の継続する動作を可能にし、逆流羽部２４に当たる水柱はカゴ２３を回転させ、これによって水を除去する遠心力を発生して乾燥目的を達成する；一定の乾燥時間に達すると、マイクロコントローラは自動的に排水電磁弁１１を作動して洗浄槽３内の水を完全に排水することにより、洗浄工程を完了する。

上述の説明に基づく本発明は、人類のための青果物洗浄を変革する、きわめて実用的で経済的価値を有する節水型青果物洗浄・殺菌装置である。

本発明の洗浄方法のフローチャートである。本発明の分解図である。本発明の断面図である。

符号の説明

１上部カバー
２制御プレート
３洗浄槽
４ケース
５底基部
６オゾン発生器
７空気ポンプ
８逆流送水ポンプ
９洗浄送水ポンプ
１３水位制御装置
１４注水弁
１７逆流注水口
１８逆流排水口
１９環状凹所
２０洗浄口
２１洗浄口
２２噴射スピンドル
２３洗浄カゴ
２４羽部
２５蓋部

Claims

節水型の青果物洗浄・殺菌方法であって、洗浄される前記青果物が青果物洗浄・殺菌装置内部の洗浄カゴ内に配置され、さらに、前記洗浄カゴがその中心軸の周りで回転し：洗浄工程が、中水位、ならびに洗浄のために転動・回転する水流を併用する噴射洗浄を使用することを特徴とする節水型青果物洗浄・殺菌方法。
前記中水位は、洗浄される青果物が前記水位において浮く正確な高さに達し；前記噴射洗浄が、洗浄される青果物の中心部から多方向および多角度に行われることによりすべての面から青果物を洗浄し、また洗浄される青果物の回転を併用して；前記水流の転動・旋回が、前記カゴ内にて、軸方向の渦流からなる回転洗浄を使用し、該渦流は底部から上方向への高圧噴射逆流を併用した旋回水流であって、その形成によって洗浄される青果物に対する回動回転水流が可能になり；前記軸方向の渦流、つまり前記カゴ内での旋回洗浄動作が、前記カゴ底部の羽部に当たる高圧逆流を使用することを特徴とする請求項１記載の節水型青果物洗浄・殺菌方法。
前記工程の実施前に、低水位噴射洗浄工程が使用され、前記低水位が前記洗浄カゴ底部の水位よりも低く設定され、および前記カゴ底部に沿った前記羽部に当たる高圧逆流が前記カゴを回転させ、また同時に、高圧噴射逆流が、噴射洗浄のために青果物に対して、前記カゴ底部、中心部および側面から送られることを特徴とする請求項１記載の節水型青果物洗浄・殺菌方法。
前記洗浄工程が、前記中水位噴射洗浄および前記水流転動・旋回洗浄工程を実施した後、後続の高水位の浸漬転動・旋回水流洗浄工程をさらに含み、前記高水位は、洗浄されるカゴの高さを超える水位であるためすべての青果物が水中に浮き、また高圧逆流および高圧噴射逆流が、青果物を浸漬および攪拌する回転・回動水流を形成することを特徴とする請求項１記載の節水型青果物洗浄・殺菌方法。
前記洗浄工程の後に噴射すすぎ工程が続き、前記噴射すすぎ工程は、低水位状態にて、前記洗浄カゴ底部に沿った前記羽部に当たる高圧逆流を使用して、前記カゴの回転および注水弁の開放を同時にもたらし、注水ノズルから清浄な水道水を青果物に対して上部から下方に噴射することを可能にすることを特徴とする請求項１記載の節水型青果物洗浄・殺菌方法。
前記高圧逆流および前記高圧噴射逆流の圧力が、洗浄される青果物に応じて調節可能であることを特徴とする請求項２〜４のいずれかに記載の節水型青果物洗浄・殺菌方法。
前記高圧噴射逆流が、オゾンの添加により強化されることを特徴とする請求項２〜４のいずれかに記載の節水型青果物洗浄・殺菌方法。
上部カバー、ケース、および底基部からなる節水型の青果物洗浄・殺菌装置であって；前記ケースが洗浄槽を有し、前記洗浄槽が回転可能なカゴを有し、前記底基部がその中に配置されたオゾン発生器および送水ポンプを有しており、前記洗浄槽の側面には水位制御装置があり：
前記洗浄槽が、その底部に逆流排水口、排水弁の排水管、および多数の噴射口を有し；底部の中心部には複数の開口部を有する噴射スピンドルが配置され、その側面は多数配列された噴射口を有し、また底部の側面付近には逆流注水口が配置され；
逆流送水ポンプの注水口が前記逆流排水口に接続され、その吐水口が前記逆流注水口に接続されており；
逆流噴射ポンプの注水口が前記逆流排水口に接続され、その吐水口が前記多数の底部の噴射口に接続され、前記側壁が多数配列された噴射口を有し、前記噴射スピンドルが複数の開口部を有することを特徴とする節水型青果物洗浄・殺菌装置。
前記洗浄槽が、中心部から突出した環状凹所を有し、該環状凹所上にはフィルタスクリーンが配置され；前記中心部に配置された複数の開口部を有する噴射スピンドルが、前記環状凹所の中心部に配置されてそこから突出し、前記底部が、環状凹所に配置された複数の洗浄口を有しており、各洗浄口は前記環状凹所の中心部の周囲に突出して設けられていることを特徴とする請求項８記載の節水型青果物洗浄・殺菌装置。
前記水位制御装置が、管型の磁気フロート水位制御装置であって、高、中および低水位検出リングが配置されていることを特徴とする請求項８記載の節水型青果物洗浄・殺菌装置。
前記カゴが、前記洗浄槽の中心部の前記複数の開口部を有する噴射スピンドル上に回転可能に配置され、前記カゴの底部周囲に沿って逆流羽部が配置され、前記逆流羽部が前記逆流注水口に向けて位置していることを特徴とする請求項８記載の節水型青果物洗浄・殺菌装置。
前記中心部に配置された複数の開口部を有する噴射スピンドルが、底部取付部を有し、前記底部取付部が、前記洗浄槽の底部中心領域に固定され、前記中心部に配置された複数の開口部を有する噴射スピンドルが、底部取付部を通って前記洗浄槽の最下部にある前記注水口にまで延びており；前記中心部に配置された複数の開口部を有する噴射スピンドルの上端部が円錐状であり、その円柱体は上から下まで中空設計であって、上端部は貫通されておらず、最下部の前記注水口が注水管に連結されており；円柱体表面の上から下には円形および／または楕円形の孔がらせん状に配列されていることを特徴とする請求項８記載の節水型青果物洗浄・殺菌装置。
前記洗浄槽の前記底部および側壁の多数の噴射口が、噴射方向がそれぞれ異なる角度の円形および／または楕円形の孔であることを特徴とする請求項８記載の節水型青果物洗浄・殺菌装置。
前記カゴが、上から下まで、複数の離間した円形の薄く平坦な水平部材と、周囲上に配置された垂直部材とを備えた網状の円柱構造であり；前記カゴの蓋部が、中心部に配置された凹所の内面がアーチ状である網状の蓋部を形成する複数の垂直な直線的要素の放射状プレートと環状要素とからなり；前記カゴと前記カゴの蓋部との結合部分領域には保持装置があることを特徴とする請求項８記載の節水型青果物洗浄・殺菌装置。
前記逆流送水ポンプおよび前記洗浄送水ポンプの駆動モータが、可変速度モータであることを特徴とする請求項８記載の節水型青果物洗浄・殺菌装置。