JP2009010687A - Ponシステムとその局側装置、動的帯域割当方法、並びに、動的帯域割当サービスの提供方法及び享受方法 - Google Patents

Ponシステムとその局側装置、動的帯域割当方法、並びに、動的帯域割当サービスの提供方法及び享受方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 帯域利用条件が異なるグループごとに動的帯域割当を行い、ユーザに対して差別化した通信サービスを提案できるようにする。
【解決手段】 PONの局側装置1がその配下の複数の宅側装置2の上り送信に関して行うPONの動的帯域割当において、帯域利用条件が異なる複数のグループA,Bと宅側装置2との対応関係に基づいて、帯域要求を送信した宅側装置2がどのグループA,Bに属するかを判定し、判定したグループA,Bに対応する帯域利用条件で当該グループA,Bに属する宅側装置2に対する動的帯域割当を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、PON(Passive Optical Network)システムとその局側装置、上り送信の動的帯域割当方法、並びに、動的帯域割当サービスの提供方法及び享受方法に関する。
局側装置と、これに接続された光ファイバから光カプラを介して複数の光ファイバに分岐した構成を成す光ファイバ網と、分岐した光ファイバの終端にそれぞれ接続された宅側装置とを含むPONシステムが既に実施されている。このPONの局側装置は、上り信号の干渉を防止するため、複数の宅側装置に対して時分割で上り方向の帯域を動的に割り当てている。
具体的には、局側装置は、各宅側装置から予め上り方向に送出したいデータ量の帯域要求(リクエスト)を受け、それらに割り当てるべき帯域を決定し、送信許可帯域の通知(グラント)を行う。グラントは送信開始時刻と送信許可長とで構成される。これにより、宅側装置は上り方向に所定量のデータを送出することができる(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
一方、複数の宅側装置からの帯域要求に対して、どのように上り送信の帯域を割り当てるかについては、例えば、1つの宅側装置からリクエストが届き次第、当該宅側装置に対して随時帯域を割り当てていく分散型DBA(Dynamic Bandwidth Assignment)と、複数(典型的には全数)の宅側装置からの帯域要求を所定周期で集め、それらの各帯域要求を基に総合的に帯域を割り当てる集中型DBAとがある。
このうち、上記集中型DBAでは、1つの上り方向の帯域割当周期に基づいて、遅延の最大値を定めた低遅延クラスと、その定めのない通常遅延クラスとにサービスクラスを分け、低遅延クラスの帯域割当周期を通常遅延クラスのそれより小さく設定することにより、低遅延と帯域の有効活用を両立させたものが知られている(特許文献2参照)。
特許第3768421号公報 特許第3734732号公報
ところで、GE−PONシステムでは、1つの局側装置に対して通常32分岐の宅側装置を接続することが可能である。このうち、一部の宅側装置については、上り1Gbps、下り10Gbpsの非対称10GE−PONシステムのものとし、その他の宅側装置については、上り下りとも10Gbpsの対称GE−PONシステムのものとすれば、ユーザに対して多様な通信サービスを提案できることになる。
しかしながら、従来のPONシステムの動的帯域割当では、1つの局側装置が帯域割当を行う配下の宅側装置はすべて一律に同じサービスを受けるようになっているので、サービス内容が単調であり、各宅側装置のユーザに対して上記のようにグループ毎に明瞭に差別化された、独立した通信サービスの提案を行うことができなかった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、帯域利用条件が異なるグループごとに動的帯域割当を行うようにして、ユーザに対して差別化した通信サービスの提案を行うことができる局側装置等を提供することを目的とする。
本発明の局側装置(請求項1)は、複数の宅側装置と光ファイバを介して接続されることでPONシステムを構成し、前記各宅側装置からの上り送信に関する動的帯域割当機能を有する局側装置であって、上り送信の帯域利用条件が異なる複数のグループと前記宅側装置との対応関係を記憶する記憶部と、帯域要求を送信した前記宅側装置がどのグループに属するかを前記対応関係に基づいて判定し、判定した前記グループに対応する前記帯域利用条件で当該グループに属する前記宅側装置に対する動的帯域割当を行う制御部とを備えていることを特徴とする。
上記局側装置によれば、制御部が、帯域要求を送信した宅側装置がどのグループに属するかを、記憶部が記憶する対応関係に基づいて判定し、判定したグループに対応する帯域利用条件で当該グループに属する前記宅側装置に対する動的帯域割当を行うので、局側装置の配下の宅側装置に対して、帯域利用条件が異なるグループごとの動的帯域割当が行われる。
このため、宅側装置のユーザに対して、グループごとに差別化した通信サービスの提案を行うことができる。
ところで、上記のような帯域利用条件が異なるグループごとの動的帯域割当を行う場合において、各グループに割当可能な許可帯域が固定長であると、他に利用者がいなくても輻輳時保証帯域以上の帯域を使用できなくなり、グループ分けしたことによって却って帯域が無駄になるという不都合が生じる。また、利用できる帯域の最大値について条件の選択幅を狭めてしまうという不都合が生じる。
そこで、本発明の局側装置において、前記記憶部に、前記帯域要求と前記グループとの関連づけと、そのグループごとの最大利用帯域と輻輳時保証帯域を示す設定値を定義した対応テーブルを記憶させ、前記制御部に、前記対応テーブルで定義された設定値の範囲内において、前記グループごとに割当可能な許可帯域を可変に設定させることが好ましい(請求項2)。
この場合、制御部が、グループごとに定義された上記設定値の範囲内において割当可能な許可帯域を可変に設定するので、グループごと動的帯域割当を行う際の帯域制御の柔軟性が確保され、グループ分けに伴う帯域の無駄を回避することができる。
更に、本発明の局側装置において、前記制御部は、全グループについてトータルの帯域割当周期を一定に保持しつつ、前記グループごとに割当可能な許可帯域を可変に設定することが好ましい(請求項3)。
この場合、前記特許文献2のような低遅延クラスと通常遅延クラスとにサービスクラスを分けた動的帯域割当を行う場合に、その低遅延クラスの遅延ジッタを抑制することができる。また、トータルの帯域割当周期が一定であれば、前記最大利用帯域を超える割当を行わないようにする場合において、その帯域制御が簡便かつ確実になる。
本発明のPONシステム(請求項4)は、上記PONの局側装置(請求項1)を構成要素とするコンビネーションの発明であり、当該局側装置と同様の作用効果を奏する。
本発明のPONの動的帯域割当方法は、上記PONの局側装置(請求項1)が行う方法の発明であり、当該局側装置と同様の作用効果を奏する。
本発明の提供方法(請求項6)は、局側装置がその配下の複数の宅側装置の上り送信に関して行う、PONにおける動的帯域割当サービスの提供方法であって、前記複数の宅側装置が、上り送信の帯域利用条件が異なる複数のグループに属しており、複数の前記グループのうちの特定のグループに属する前記宅側装置に対して、他の前記グループに属する前記宅側装置とは異なる帯域利用条件で動的帯域割当サービスを提供することを特徴とする。
上記提供方法によれば、局側装置が、特定のグループに属する宅側装置に対して他のグループに属する宅側装置とは異なる帯域利用条件で動的帯域割当サービスを提供するので、宅側装置のユーザに対して差別化した通信サービスの提案を行うことができる。
また、本発明の享受方法(請求項7)は、上記提供方法によるサービスの提供を享受する宅側装置側から見たものである。
すなわち、本発明の享受方法(請求項7)は、局側装置の配下の複数の宅側装置が前記局側装置から享受する、上り送信に関するPONにおける動的帯域割当サービスの享受方法であって、前記複数の宅側装置のうちの一部が上り送信の帯域利用条件が他とは異なる特定のグループに属しており、その特定のグループに属する前記宅側装置が、当該特定のグループのために個別に設定された前記帯域利用条件で動的帯域割当サービスを享受することを特徴とする。
上記享受方法によれば、特定のグループに属する宅側装置が、当該特定のグループのために個別に設定された帯域利用条件で動的帯域割当サービスを享受するので、宅側装置のユーザに対して差別化した通信サービスの提案を行うことができる。
以上の通り、本発明よれば、帯域利用条件が異なるグループごとに動的帯域割当を行うようにしたので、宅側装置のユーザに対して差別化した通信サービスの提案を行うことができる。
図1は、本発明に係るPONシステムの一例を示すトポロジ構成図である。
図1において、局側装置1は、複数の宅側装置2,2,…に対する集約局として設置され、これらの宅側装置2はそれぞれPONシステムの加入者宅に設置されている。
局側装置1には1本の光ファイバ3(幹線)が接続されている。この光ファイバ3から光カプラ4を介して複数の光ファイバ(支線)5,5,…に分岐した構成を成す光ファイバ網6が構成され、その分岐した各光ファイバ5の終端にそれぞれ宅側装置2が接続されている。
なお、局側装置1は上位ネットワーク8と繋がっており、宅側装置2はそれぞれのユーザネットワーク9と繋がっている。
また、図1では合計6個の宅側装置2を示しているが、1つの光カプラ4から例えば32分岐して32個の宅側装置2を接続することが可能である。更に、図1では光カプラ4を1個だけ使用しているが、分岐数の少ない光カプラを縦列に複数段配置して、広い地域に分散している宅側装置2を短い光ファイバで局側装置1と接続することもできる。
本実施形態では、各宅側装置2の局側装置1への上り方向の伝送レートが1GbpsのGE(Gigabit Ethernet(Ethernetは登録商標))−PONをベースとしている。従って、宅側装置2のアクセス制御は、基本的にGE−PONの通信方式に則って行われ、宅側装置2が局側装置1に送りたいデータ量を2バイト単位で表現したリクエスト(帯域要求:レポートともいう。)を送信し、これに対応するグラント(送信許可の通知)が、2バイト単位の送信許可長と送信開始時刻で表現されるようになっている。
なお、時刻は16ns毎にインクリメントされるカウンタ(図示せず。)で表現され、PONシステム内で同期がとられている。
図1に示すように、複数の宅側装置2は、帯域利用条件の異なる2つのグループA,Bに区分されている。
局側装置1は、その配下の複数の宅側装置2の上り送信に関して動的帯域割当サービスを提供するに当たって、特定のグループA(又はB)に属する宅側装置2に対して、他のグループB(又はA)に属する宅側装置2と異なる帯域利用条件で動的帯域割当サービスを提供する。
すなわち、逆に上記サービスを享受する宅側装置2側から見ると、特定のグループA(又はB)に属する宅側装置2は、当該特定のグループA(又はB)のために個別に設定された帯域利用条件で動的帯域割当サービスを享受することになる。
このグループA,Bの区分の仕方としては、例えば、グループAは非対称10GE−PONシステム、グループBは対称10GE−PONシステムとする、という分け方が出来る。
上の例では、非対称10GE−PONの宅側装置2も対称10GE−PONの宅側装置2も収容できる、ひとつの局側装置1にぶら下がった1つのPONツリーのなかで、全く異なったサービス(非対称10GE−PONと対称GE−PON)を独立に実施することができるようになるので、サービス提供者の設備負担を低減できると共に、ユーザの選択肢拡大に資する。
以下、上記のような帯域利用条件が異なるグループA,Bに区分された宅側装置2を有するPONシステムにおいて、そのグループA,Bごとに動的帯域割当を行う局側装置1の構成を説明する。ここでは、上り送信が単一の伝送レート(1Gbps)であるGE−PONの場合を例示する。
〔局側装置の構成〕
図2は、上記動的帯域割当を行う局側装置1の内部機能を示すブロック図である。
図2において、局側装置1は、宅側装置2へ送信すべき下り信号を上位ネットワーク7から受信する受信部101と、受信した下り信号を一時記憶するバッファ102と、このバッファ102に一時記憶された下り信号を宅側装置2へ送信する送信部103とを備えている。
また、局側装置1は、上位ネットワーク7へ送信すべき上り信号を宅側装置2から受信する受信部104と、受信した上り信号を一時記憶するバッファ105と、このバッファ105に一時記憶された上り信号を上位ネットワーク7へ送信する送信部106とを備えている。
更に、局側装置1は、動的帯域割当部107として、リクエスト受信部108と、動的帯域割当算出部(以下、単に算出部ということがある。)109と、グラント送信部110と、後述する対応テーブル112を記憶した記憶部111とを備えている。
局側装置1の動的帯域割当部107は前記集中型DBAを行う。
図10は、その集中型DBAのシーケンス図である。
図10に示すように、集中型DBAでは、1つのグラントGで、リクエスト用及びデータ用の帯域割当を同時に行っている(GE−PON規約上、1つのグラントで同時に4回分までの帯域割当を行うことができる)。
各宅側装置2は、このグラントGに従ってリクエストRとデータとを別々に送信する。局側装置1は、データとは別にリクエストRだけを最初にかためて受信し、各宅側装置2のリクエストRを受信し終わった時点で帯域割当処理を始めている。
集中型DBAの代表的な一例として、予め定めておいた固定長のグラントサイクル(帯域割当周期)の範囲で、帯域割当の不足している宅側装置2からのリクエストRに対して優先的に帯域を割り当てていくものがあり、本実施形態の局側装置1もこのタイプの集中型DBAを行う。
記憶部111の対応テーブル112は、複数の宅側装置2と、上り送信の帯域利用条件が異なるグループA,Bとの対応関係を規定したものであり、具体的には、グループA,Bと帯域割当制御を行う論理ポートとを関連づけた第一テーブル112A(図3参照)と、グループA,Bごとの帯域制御用の設定値である後述の最大利用帯域と輻輳時保証帯域を記憶した第二テーブル112B(図3参照)とからなる。
上記構成の局側装置1において、各宅側装置2が上り方向に送出したいデータ(2B単位)をリクエストすると、このリクエストは、受信部104、バッファ105を経てリクエスト受信部108により受信される。
動的帯域割当算出部109は、上記第一テーブル112Aを参照して、リクエスト受信部108が受信したリクエストをグループA,Bごとに振り分け、上記第二テーブル112Bの設定値を参照して、グループA,Bごとのリクエストに対応した動的帯域割当を行い、グループA,Bごとのグラントを生成する。
これらのグループA,Bごとのグラントは、グラント送信部110により、バッファ102及び送信部103を介して、対応する各グループA,Bに属する宅側装置2宛に送出される。このグラントによる指示を受けた宅側装置2は、そのグラントに基づいて上り方向にデータを送出する。
〔パラメータの定義〕
以下、上記算出部109の具体的な内部機能と、それによる動的帯域割当方法を説明するが、これに先立ち、かかる説明に利用する各種パラメータを定義する。
なお、図12は下記の定義4)及び5)を図示したものであり、図13は算出部109が帯域制御を行ったあとのグラントサイクルの構成を示したものである。
1) GRTANT_CYCLE_TOTAL : 今回(CUR)周期の全割当帯域
2) GRANT_CYCLE_A : 今回グループAが使用できる帯域
3) GRANT_CYCLE_B : 今回グループBが使用できる帯域
4) GRANT_CYCLE_N_A : グループAの通常遅延クラス用の割当に使用できる帯域
(≡ GRANT_CYCLE_A - ΣGrant_l_A)
5) GRANT_CYCLE_N_B : グループBの通常遅延クラス用の割当に使用できる帯域
(≡ GRANT_CYCLE_B - ΣGrant_l_B)
6) ΣRequest_A : グループAの宅側装置からのリクエスト量の合計
7) ΣRequest_B : グループBの宅側装置からのリクエスト量の合計
8) ΣGrant_l_A : グループAの低遅延クラス用の割当帯域の合計
9) ΣGrant_l_B : グループBの低遅延クラス用の割当帯域の合計
10) bw_oc_A : どんなに他グループの要求帯域が多いときでも、グループAに割当てられることが保証される帯域(グループごとに設定された輻輳時保証帯域の比に応じて決められる。)
bw_oc_A ≡ GRANT_CYCLE_TOTAL×グループAの輻輳時保証帯域/全グループの輻輳時保証帯域の合計
11) bw_oc_B : どんなに他グループの要求帯域が多いときでも、グループBに割当てられることが保証される帯域(グループごとに設定された輻輳時保証帯域の比に応じて決められる。)
bw_oc_B ≡ GRANT_CYCLE_TOTAL×グループBの輻輳時保証帯域/全グループの輻輳時保証帯域の合計
12) bw_max_A : どんなに他グループの要求帯域が少ないときでも、それ以上グループAに割当てられることがないという帯域の最大値(グループごとに設定された最大利用帯域の比に応じて決められる。)
bw_max_A ≡ GRANT_CYCLE_TOTAL×グループAの最大利用帯域/1Gbps
13) bw_max_B : どんなに他グループの要求帯域が少ないときでも、それ以上グループBに割当てられることがないという帯域の最大値(グループごとに設定された最大利用帯域の比に応じて決められる)
bw_max_B ≡ GRANT_CYCLE_TOTAL×グループBの最大利用帯域/1Gbps
上記パラメータの定義において、「最大利用帯域」とは、どんなに他グループの要求帯域が少ないときでも、それ以上は自グループに割り当てられることがない帯域のことを意味し、「輻輳時保証帯域」とは、どんなに他グループの要求帯域が多いときでも、自グループに割り当てられることが保証される帯域のことを意味する。
本実施形態のグループA,Bにおいて、帯域利用条件に関するサービス内容をグループAの方が高グレードとする場合には、例えば、グループAの最大利用帯域と輻輳時保証帯域がそれぞれ800Mbps及び600Mbpsで、グループBの最大利用帯域と輻輳時保証帯域がそれぞれ600Mbps及び400Mbpsというように設定すればよい。
また、GE−PONにおいては、上記最大利用帯域と輻輳時保証帯域は、それぞれ次の式を満たす範囲で任意に設定可能である。
○ 同一グループA(又はB)の最大利用帯域と輻輳時保証帯域に関して:
1Gbps≧最大利用帯域≧輻輳時保証帯域
○ 全グループA及びBの輻輳時保証帯域に関して:
1Gbps≧全グループの輻輳時保証帯域の合計
〔動的帯域割当算出部の構成〕
図3は、グループA,Bごとに動的帯域割当を行う上記算出部109の内部機能の一例を示すブロック図であり、図4〜図9は、その算出部109における各機能ブロックの拡大図である。
なお、図3に示す動的帯域割当算出部109は、以下の制御条件(1)〜(3)に沿い、かつ、GE−PONに則った動的帯域割当を行うものである。
(1) VoIPやTV電話等の遅延に厳しい低遅延クラスと、それ以外の通常遅延クラスの2つのサービスクラスを設定し、低遅延クラスについてはどのグループA,Bについても先行して帯域を割り当てる。
(2) 論理ポートがグループA,Bの2つに分かれている。
(3) グループA,Bごとに最大利用帯域と輻輳時保証帯域を設定する。
図3に示すように、本実施形態の動的帯域割当算出部109は、共通算出部30と、リクエスト振り分け部31と、グラントサイクル算出部32と、開始時刻保持部33と、グループ用算出部34A,34Bと、グラント統合部35とを備えている。
図3に示すように、共通算出部30は、グループA,B共通の動的帯域割当を行うものであり、本実施形態では、グループA,B共通の帯域制御として低遅延クラスのグラント(GRANTS_C)を生成する。
すなわち、図3及び図4に示すように、共通算出部30は、グループA,Bからの全リクエスト(REQUESTS)から、すべてのグループA,Bの低遅延クラスのリクエストを選び出し、このリクエストに基づいて低遅延クラスのグラント(GRANTS_C)を生成する。
また、共通算出部30は、低遅延クラスのグラント(GRANTS_C)の割当終了時刻(END_TIME)を生成する。この割当終了時刻(END_TIME)は、今回の全割当周期(GRTANT_CYCLE_TOTAL)の開始時刻に、各グループA,Bの低遅延クラス用の割当帯域の合計(ΣGrant_l_A +ΣGrant_l_B)の送信時間を加えることによって算出され、前記グラントサイクル算出部32に割当開始時刻(START_TIME)として入力される。
図3及び図5に示すように、グループA,Bからの全リクエスト(REQUESTS)はリクエスト振り分け部31にも入力される。
この振り分け部31は、グループA,Bと論理ポートとを関連づけた前記第一テーブル112Aを参照して、送信元の論理ポートが属するグループA,Bごとにリクエストを振り分け、これらのリクエスト(REQUESTS_AとREQUESTS_B)を出力する。
図3に示すように、上記振り分け部31から出力されたグループA用のリクエスト(REQUESTS_A)は、グラントサイクル算出部32とグループA用算出部34Aにそれぞれ入力され、グループB用のリクエスト(REQUESTS_B)は、グラントサイクル算出部32とグループB用算出部34Bにそれぞれ入力される。
図3及び図6に示すように、グラントサイクル算出部32は、グループA,Bごとのリクエストの合計値(ΣRequest_AとΣRequest_B)と、グループA,Bごとの最大利用帯域の設定値(bw_max_Aと bw_max_B )と輻輳時保証帯域の設定値(bw_oc_Aとbw_oc_B)を記憶した前記第二テーブル112を参照して、グループAの通常遅延クラス用のグラントサイクル(GRANT_CYCLE_N_A)及びその開始時刻(START_TIME_A)と、グループBの通常遅延クラス用のグラントサイクル(GRANT_CYCLE_N_B)及びその開始時刻(START_TIME_B)とを、それぞれ決定する。
図11は、上記グループA,Bごとのグラントサイクルの決定方法を示す表である。
図11に示すように、各グループA,Bのリクエストの合計値(ΣRequest_AとΣRequest_B)がともに自グループA,Bの輻輳時保証帯域の設定値(bw_oc_Aとbw_oc_B)以下の場合には、そのリクエストの合計値(ΣRequest_AとΣRequest_B)がそのまま今回使用できる帯域(GRANT_CYCLE_AとGRANT_CYCLE_B)に設定される(図11の表の左上欄)。
なお、各グループA,Bが今回使用できる帯域(GRANT_CYCLE_AとGRANT_CYCLE_B)には低遅延クラス用の帯域が含まれている(前記定義2)〜5)及び図12参照)。
また、各グループA,Bのリクエストの合計値(ΣRequest_AとΣRequest_B)がともに自グループA,Bの輻輳時保証帯域の設定値(bw_oc_Aとbw_oc_B)よりも大きい場合には、今回使用できる帯域(GRANT_CYCLE_AとGRANT_CYCLE_B)はその設定値(bw_oc_Aとbw_oc_B)に絞られる(図11の表の右下欄)。
更に、グループAのリクエストの合計値(ΣRequest_A)が自グループAの輻輳時保証帯域の設定値(bw_oc_A)以下であり、かつ、グループBのリクエストの合計値(ΣRequest_B)が自グループBの輻輳時保証帯域の設定値(bw_oc_B)よりも大きい場合には、一方のグループAについては、そのリクエストの合計値(ΣRequest_A)がそのまま今回使用できる帯域(GRANT_CYCLE_A)に設定される。
そして、他方のグループBについては、そのリクエストの合計値(ΣRequest_B)、全グラントサイクル(GRTANT_CYCLE_TOTAL)から他グループAのリクエストの合計値(ΣRequest_A)を引いた値、及び、自グループBの最大利用帯域の設定値(bw_max_B)のうちの最小値が今回使用できる帯域(GRANT_CYCLE_B)に設定される(図11の左下欄)。
これにより、一方のグループAのリクエストの合計値(ΣRequest_A)が比較的少ない場合には、そのために余った帯域は他方のグループBにその最大利用帯域の限度内で割り当てられることになるので、帯域を有効利用することができる。
なお、グループBのリクエストの合計値(ΣRequest_B)が自グループBの輻輳時保証帯域の設定値(bw_oc_B)以下であり、かつ、グループAのリクエストの合計値(ΣRequest_A)が自グループAの輻輳時保証帯域の設定値(bw_oc_A)よりも大きい場合(図11の右上欄)についても、上記と同様である。
図3及び図6に戻り、グラントサイクル算出部32は、次回(NXT)の全割当周期(GRTANT_CYCLE_TOTAL)の開始時刻を算出し、上記開始時刻を開示時刻保持部33に入力する(図7参照)。この次回(NXT)の開始時刻は、今回(CUR)のトータルの帯域割当周期(GRTANT_CYCLE_TOTAL)の開始時刻の後に設定され、今回(CUR)も次回(NXT)もトータルの帯域割当周期(GRTANT_CYCLE_TOTAL)は一定時間に設定される。
このように、全グラントサイクルを一定にすることにより、遅延ジッタが抑制されるとともに、最大利用帯域を超える割当が行われないようになっている。
なお、本実施形態では、図12に示すように、各グループA,Bの通常遅延クラス用の割当(GRANT_CYCLE_N_A)は、自グループA,Bに属する論理ポートに対して割当を行うための連続した1つの期間で行っている。これにより、通常遅延クラスの割当順序において、グループAとグループBの論理ポートが時間的に混在しない。
図3及び図8に示すように、グループA用算出部34Aは、リクエスト振り分け部31から入力した自グループAに対するリクエスト(REQUESTS_A)と、グラントサイクル算出部32から入力した自グループAの通常遅延クラス用のグラントサイクル(GRANT_CYCLE_N_A)及びその開始時刻(START_TIME_A)とから、どの論理ポートに対するどのような割当に使用するかを自グループAの帯域制御ポリシーに基づいて決定し、自グループAに属する宅側装置2のためのグラント(GRANTS_A)を生成する。
なお、拡大図としては図示していないが、図3に示すように、グループB用算出部34Bの場合も、同様に、自グループBに属する宅側装置2のためのグラント(GRANTS_B)を生成する。
また、グループ用算出部34A,34Bが生成する各グラント(GRANTS_AとGRANTS_B)には、宅側装置2に対応する論理ポート別に、それぞれサイクル長と送信開始時刻が含まれている。
図3及び図9に示すように、グラント統合部35は、共通算出部30からの低遅延クラスのグラント(GRANTS_C)と、各グループ用算出部34A,34Bからのグラント(GRANTS_AとGRANTS_B)をそれぞれ入力して統合し、それらのグラントをグラント送信部110に出力する。
図13は、上記算出部109による割当後のグラントサイクルの構成を示している。
図13に示すように、本実施形態では、最初に低遅延クラスのグラントが各グループA,Bごとに先行して割り当てられ、その後に、通常遅延クラスのグラントが各グループA,Bの順番で連続的に割り当てられている。
上記構成に係る本実施形態の局側装置1によれば、動的帯域割当算出部109が、リクエストを送信した宅側装置2がどのグループA,Bに属するかを、記憶部111が記憶する対応テーブル112に基づいて判定し、判定したグループA,Bに対応する帯域利用条件で当該グループA,Bに属する宅側装置2に対する動的帯域割当を行う。
このため、局側装置1の配下の宅側装置2に対して、帯域利用条件が異なるグループA,Bごとの動的帯域割当が行うことができ、宅側装置2のユーザに対してグループA,Bごとに差別化した通信サービスの提案を行うことができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、複数の宅側装置2を2つのグループA,Bに区分しているが、3つ以上のグループに区分する場合でも本発明を適用することができる。
また、上記実施形態では、上り送信が単一の伝送レート(1Gbps)であるGE−PONの場合を例示したが、複数種類の伝送レートで上り送信を行うマルチレートの場合(例えば、1Gbps、2Gbps及び10Gbpsの3種類)でも本発明を適用することができる。
更に、上記実施形態では、低遅延クラスと通常遅延クラスとにサービスクラスを分けて動的帯域割当を行う場合を例示したが、このようなクラス分けを行わない場合でも本発明を適用することができる。
本発明のPONシステムの一例を示すトポロジ構成図である。 本発明の局側装置の内部機能を示すブロック図である。 動的帯域割当算出部の内部機能を示すブロック図である。 動的帯域割当算出部の機能ブロック(共通算出部)の拡大図である。 動的帯域割当算出部の機能ブロック(リクエスト振り分け部)の拡大図である。 動的帯域割当算出部の機能ブロック(グラントサイクル算出部)の拡大図である。 動的帯域割当算出部の機能ブロック(開始時刻保持部)の拡大図である。 動的帯域割当算出部の機能ブロック(グループ用算出部)の拡大図である。 動的帯域割当算出部の機能ブロック(グラント統合部)の拡大図である。 集中型DBAを示すシーケンス図である。 グループ別のグラントサイクルの決定方法を示す表である。 グラントサイクルのパラメータの定義を示す構成図である。 動的帯域割当算出部による割当後のグラントサイクルの構成図である。
符号の説明
1 局側装置
2 宅側装置
3 光ファイバ
4 光カプラ
5 光ファイバ
30 共通算出部
31 リクエスト振り分け部
32 グラントサイクル算出部
33 開始時刻保持部
34A グループ用算出部(グループA用)
34B グループ用算出部(グループB用)
35 グラント統合部
107 動的帯域割当部
108 リクエスト受信部
109 動的帯域割当算出部(制御部)
110 グラント送信部
111 記憶部
112 対応テーブル
112A 第一テーブル
112B 第二テーブル
A グループ
B グループ

Claims (7)

  1. 複数の宅側装置と光ファイバを介して接続されることでPONシステムを構成し、前記各宅側装置からの上り送信に関する動的帯域割当機能を有する局側装置であって、
    上り送信の帯域利用条件が異なる複数のグループと、前記宅側装置との対応関係を記憶する記憶部と、
    帯域要求を送信した前記宅側装置がどのグループに属するかを前記対応関係に基づいて判定し、判定した前記グループに対応する前記帯域利用条件で当該グループに属する前記宅側装置に対する動的帯域割当を行う制御部とを備えていることを特徴とするPONの局側装置。
  2. 前記記憶部は、前記帯域要求と前記グループとの関連づけと、そのグループごとの最大利用帯域と輻輳時保証帯域を示す設定値を定義した対応テーブルを記憶したものであり、
    前記制御部は、前記対応テーブルで定義された設定値の範囲内において、前記グループごとに割当可能な許可帯域を可変に設定する請求項1に記載のPONの局側装置。
  3. 前記制御部は、全グループについてトータルの帯域割当周期を一定に保持しつつ、前記グループごとに割当可能な許可帯域を可変に設定する請求項1又は2に記載のPONの局側装置。
  4. 局側装置と、この局側装置と光ファイバを介して接続される複数の宅側装置を備え、前記局側装置が前記各宅側装置からの上り送信に関する動的帯域割当を行うPONシステムであって、
    前記複数の宅側装置の全部又は一部が、上り送信の帯域利用条件が異なる複数のグループに区分されており、
    前記局側装置は、前記グループと前記宅側装置との対応関係を記憶する記憶部と、帯域要求を送信した前記宅側装置がどのグループに属するかを前記対応関係に基づいて判定し、判定した前記グループに対応する前記帯域利用条件で当該グループに属する前記宅側装置に対する動的帯域割当を行う制御部と有することを特徴とするPONシステム。
  5. PONの局側装置がその配下の複数の宅側装置の上り送信に関して行う、PONの動的帯域割当方法であって、
    帯域利用条件が異なる複数のグループと前記宅側装置との対応関係に基づいて、帯域要求を送信した前記宅側装置がどのグループに属するかを判定し、判定した前記グループに対応する前記帯域利用条件で当該グループに属する前記宅側装置に対する動的帯域割当を行うことを特徴とするPONの動的帯域割当方法。
  6. 局側装置がその配下の複数の宅側装置の上り送信に関して行う、PONにおける動的帯域割当サービスの提供方法であって、
    前記複数の宅側装置の全部又は一部が、上り送信の帯域利用条件が異なる複数のグループに属しており、複数の前記グループのうちの特定のグループに属する前記宅側装置に対して、他の前記グループに属する前記宅側装置とは異なる帯域利用条件で動的帯域割当サービスを提供することを特徴とする、PONにおける動的帯域割当サービスの提供方法。
  7. 局側装置の配下の複数の宅側装置が前記局側装置から享受する、上り送信に関するPONにおける動的帯域割当サービスの享受方法であって、
    前記複数の宅側装置のうちの一部が上り送信の帯域利用条件が他とは異なる特定のグループに属しており、その特定のグループに属する前記宅側装置が、当該特定のグループのために個別に設定された前記帯域利用条件で動的帯域割当サービスを享受することを特徴とする、PONにおける動的帯域割当サービスの享受方法。
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