JP2009010467A - 高周波フィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】高誘電率を有する基板を用いることなく、低コスト且つ小型で減衰特性が急峻なフィルタ特性を有する高周波フィルタを提供する。
【解決手段】高周波フィルタ1は、高周波信号の伝送線路としての入力線路11及び出力線路12の間に、コンデンサ部13,15、インダクタ部14、及び分岐線路16を形成したものである。コンデンサ部13,15及びインダクタ部14は高周波信号の伝送線路に対して直列に設けられており、コンデンサ部13,15は高周波信号に対して容量成分として、インダクタ部14は高周波信号に対して容量成分としてそれぞれ作用する。分岐線路16は、高周波信号の伝送線路に対して交差する交差方向に設けられており、高周波信号に対して容量成分として作用する少なくとも1つの容量部18と、高周波信号に対して誘導成分として作用する少なくとも1つの誘導部17とが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、高周波信号から特定の周波数成分をフィルタリングする高周波フィルタに関する。
図11は、従来の一般的な分布定数型ハイパスフィルタの一例を示す回路図である。尚、図11に示すハイパスフィルタ100は、例えばマイクロストリップラインを用いて形成されるものである。図11に示す従来のハイパスフィルタ100は、入力端101と出力端102との間の伝送線路103に対して直列にコンデンサ104,105を形成し、伝送線路103に対して並列に(シャントに)インダクタ106〜108をそれぞれ形成した5次のハイパスフィルタである。尚、インダクタ106〜108は、入力端101とコンデンサ104との間の伝送線路103、コンデンサ104,105間の伝送線路103、及びコンデンサ105と出力端102との間の伝送線路103に対してそれぞれ並列に形成されている。
上記構成において、入力端101から高周波信号が入力されると、高周波信号に含まれる低周波数成分の多くは、伝送線路103に対して直列に接続されたコンデンサ104,105で遮断され、伝送線路103に対して並列に接続されたインダクタ106〜108に流れ込む。これに対し、高周波信号に含まれる高周波数成分の殆どは、伝送線路103に対して直列に接続されたコンデンサ104,105を通過し、インダクタ106〜108に流れ込むことなく出力端102から出力される。これにより、入力された高周波信号に含まれる高周波数成分のみを通過させるハイパスフィルタが得られる。
図12は、一般的なハイパスフィルタの透過特性を示す図である。尚、図12においては、チェビシェフフィルタの透過特性を示す曲線L10と、バタワースフィルタの透過特性を示す曲線L20とを図示している。図12に示す通り、チェビシェフフィルタは、通過域においてリプルΔrが生ずるが、遮断周波数(カットオフ周波数fc)近辺の減衰傾度がバタワースフィルタよりも大きい透過特性を有する。これに対し、バタワースフィルタは、減衰傾度がチェビシェフフィルタよりも小さい(緩やかである)が、通過域において平坦な透過特性を有する。尚、図12に示すバタワースフィルタの減衰傾度は−6dB/oct(即ち、周波数が2倍になると6dBだけ減衰する特性)である。尚、従来のフィルタ回路の詳細については、例えば以下の特許文献1を参照されたい。
特開平6−97701号公報
ところで、近年においては各種電子部品の小型化が要求されている。例えば、高周波信号を扱う携帯電話機においては、外形寸法が小さく、軽量であることが本質的に求められるため、携帯電話機に用いられる高周波フィルタも小型であることが要求される。ここで、上述した一般的なチェビシェフフィルタ又はバタワースフィルタを用いて高周波フィルタを設計しようとすると、設計仕様から完成後の大きさをある程度推定することができるが、小型化を図ろうとすると誘電率の高い基板を用いる必要がある。
また、高周波フィルタには、減衰特性が急峻であるという特性が要求されることが多いが、かかる減衰特性を実現しようとすると多くの次数が必要となって益々大型化してしまい、高誘電率を有する基板を用いることが必須となる。しかしながら、高誘電率を有する基板を用いると、他の基板に形成された回路との間でインピーダンス不整合が生じたり、或いはパターン幅が極めて細くなり製造が困難になる可能性がある。更には、高誘電率を有する基板は高価であるためコストが上昇するととともに、高周波フィルタの基板だけ別基板にする必要があるため実装面から望ましくないという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、高誘電率を有する基板を用いることなく、低コスト且つ小型で減衰特性が急峻なフィルタ特性を有する高周波フィルタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の高周波フィルタは、高周波信号から特定の周波数成分をフィルタリングする高周波フィルタ(1)において、前記高周波信号の伝送線路(11、12)に対して直列に設けられ、前記高周波信号に対して容量成分として作用する少なくとも1つのコンデンサ部(13、15)と、前記高周波信号の伝送線路に対して交差する交差方向に設けられ、前記高周波信号に対して容量成分として作用する少なくとも1つの容量部(18)と、前記高周波信号に対して誘導成分として作用する少なくとも1つの誘導部(17)とが形成された分岐線路(16)とを備えることを特徴としている。
この発明によると、伝送線路に高周波信号が入力されると、この高周波信号は伝送線路に対して直列に設けられたコンデンサ部を介するとともに、一部が伝送線路に対して交差する方向に設けられて誘導部及び容量部を備える分岐線路を伝播した後で伝送線路に戻り、伝送線路を伝播する高周波信号と合波される。
また、本発明の高周波フィルタは、前記分岐線路の誘導部が、前記高周波信号の伝送線路よりも幅が狭く、前記交差方向に延びる第1パターンからなることを特徴としている。
また、本発明の高周波フィルタは、前記分岐線路の容量部が、前記第1パターンよりも幅が広く、前記交差方向に延びる第2パターンからなることを特徴としている。
また、本発明の高周波フィルタは、前記分岐線路の容量部が、前記交差方向に延びて互いに電磁的に結合する複数の第3パターン(18a、18b)からなることを特徴としている。
また、本発明の高周波フィルタは、前記分岐線路が、前記高周波信号の伝送線路の少なくとも一方の側から、前記交差方向に沿って延びることを特徴としている。
また、本発明の高周波フィルタは、前記高周波信号の伝送線路に対して直列に設けられ、前記高周波信号に対して誘導成分として作用する少なくとも1つのインダクタ部(14)を有することを特徴としている。
また、本発明の高周波フィルタは、前記インダクタ部が、前記高周波信号の伝送線路よりも幅が狭く、前記伝送線路に沿う方向に延びる第4パターンからなることを特徴としている。
ここで、本発明の高周波フィルタは、前記分岐線路が、前記インダクタ部をなす前記第4パターンから分岐するよう形成されていることを特徴としている。
また、本発明の高周波フィルタは、前記コンデンサ部が、チップ型のコンデンサ素子(41、42)を備えることを特徴としている。
更に、本発明の高周波フィルタは、前記コンデンサ部が、平面視で見た場合に少なくとも一部が前記高周波線路と重なり、前記高周波線路と電磁的に結合することにより前記容量成分が実現される第5パターン(51、52)を備えることを特徴としている。
本発明によれば、高周波信号の伝送路に対して直列に設けられて高周波信号に対して容量成分として作用する少なくとも1つのコンデンサ部に加えて、高周波信号の伝送線路に対して交差する交差方向に設けられ、高周波信号に対して容量成分として作用する少なくとも1つの容量部と、高周波信号に対して誘導成分として作用する少なくとも1つの誘導部とが形成された分岐線路を備えているため、減衰特性を急峻にすることができるとともに、小型化することができる。これにより、高誘電率を有する基板を用いることなく、低コスト且つ小型で減衰特性が急峻なフィルタ特性を有する高周波フィルタを提供することができるという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施形態による高周波フィルタについて詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は本発明の第1実施形態による高周波フィルタの構成を示す平面図であり、図2は図1中のA−A線に沿う断面矢視図である。尚、ここではマイクロストリップラインを用いて形成された高周波フィルタを例に挙げて説明する。図1に示す通り、本実施形態の高周波フィルタ1は、高周波信号の伝送線路としての入力線路11及び出力線路12の間に、コンデンサ部13、インダクタ部14、コンデンサ部15、及び分岐線路16を形成したものである。
入力線路11は高周波信号が入力される線路であり、出力線路12は入力線路11から入力された高周波信号から特定の周波数成分をフィルタリングした信号が出力される線路である。尚、入力線路11及び出力線路12は、その幅w1,w2が1mm程度であり、例えばその特性インピーダンスが50Ωとなるように設計されている。入力線路11と出力線路12とは、コンデンサ部13、インダクタ部14、及びコンデンサ部15を介して互いに電気的に接続されている。
コンデンサ部13,15は、高周波信号の伝送線路としての入力線路11及び出力線路12に対して直列に設けられ、高周波信号に対して容量成分(キャパシタ)として作用する。具体的には、コンデンサ部13は、入力線路11の端部に形成された突出部11aと、インダクタ部14の一端に形成されて突出部11aに対して所定の微小間隔をもって配置された幅広部14aとを含んでなる。また、コンデンサ部15は、出力線路12の端部に形成された突出部12aと、インダクタ部14の他端に形成されて突出部12aに対して所定の微小間隔をもって配置された幅広部14bとを含んでなる。尚、上記の突出部11a,11b及び上記の幅広部14a,14bの大きさ及び幅、並びにそれらの間隔は、必要となる高周波フィルタ1の特性に応じて任意に設定可能である。
インダクタ部14は、高周波信号の伝送線路としての入力線路11及び出力線路12に対して直列となるようコンデンサ部13,15の間に設けられ、高周波信号に対して誘導成分(インダクタンス)として作用する。このインダクタ部14は、その幅w3が入力線路11及び出力線路12の幅w1,w2よりも狭く、入力線路11から出力線路12に至る方向(伝送線路に沿う方向)に延びる直線状のパターン(第4パターン)からなる。尚、インダクタ部14の幅及び長さは、必要となる高周波フィルタ1の特性に応じて任意に設定可能である。
分岐線路16は、インダクタ部14の一方の側から分岐して、高周波信号の伝送線路としての入力線路11及び出力線路12に対して交差する交差方向に延びている。尚、以下の説明では、入力線路11から出力線路12に至る方向を「伝送方向」といい、この伝送方向に交差する方向を「交差方向」という。分岐線路16は、高周波信号に対して誘導成分として作用する誘導部17と、高周波信号に対して容量成分として作用する容量部18とが形成されている。分岐線路16に誘導部17と容量部18とを設けるのは、低コスト且つ小型で減衰特性が急峻なフィルタ特性を実現するためである。尚、ここでは、誘導部17及び容量部18をそれぞれ1つずつ有する分岐線路16を例に挙げて説明するが、誘導部17及び容量部18の少なくとも一方が複数設けられていても良い。
誘導部17は、その幅w4が入力線路11及び出力線路12の幅w1,w2よりも狭く、その一端がインダクタ部14に接続されて交差方向に分岐するように延びる直線状のパターン(第1パターン)からなる。尚、誘導部17の幅及び長さは、必要となる高周波フィルタ1の特性に応じて任意に設定可能である。容量部18は、誘導部17をなすパターンの他端に一端が接続されて交差方向に延び、オープンスタブとして機能する複数の直線状のパターン18a,18b(第3パターン)からなる。尚、パターン18a,18bの幅w51,w52(図2参照)は、任意の幅で良いが、例えば誘導部17をなすパターンの幅w4と同程度にすることができる。
ここで、容量部18をなす複数のパターン18a,18bは、互いに電磁的に結合している。つまり、図1に示す通り、パターン18a,18bは所定の間隔をもって離間して配置されているものの、パターン18aを伝播する高周波信号の成分の一部がパターン18aの途中からパターン18bに伝播し、逆にパターン18bを伝播する高周波信号の成分の一部がパターン18bの途中からパターン18aに伝播する。複数のパターン18a,18bを電磁的に結合させるのは、容量成分を大きくするためである。ここで、パターン18a,18bが「電磁的に結合」しているとは、パターン18aとパターン18bとの間隔Δtが、図2に示す誘電体基板SBの厚みt0の3倍以下である状態をいう。尚、誘電体基板SBの裏面には、接地電位に設定されるグランドパターン19が設けられている。
高周波回路を設計する場合において、パターン間を電磁的に絶縁する場合には、経験的にパターンの間隔を誘電体基板SBの厚みt0の3倍よりも大きくしている。例えば、誘電体基板SBの厚みt0が0.5mmである場合には、パターンの間隔を1.5mmよりも大きくすれば、そのパターン間における高周波信号の伝播を無視することができる。逆に、パターンの間隔が誘電体基板SBの厚みt0の3倍以下である場合には、そのパターン間における高周波信号の伝播を無視することができず、パターン間が電磁的に結合しているということができる。以上から、パターン18aとパターン18bとの間隔Δtが誘電体基板SBの厚みt0の3倍以下である場合には、パターン18aとパターン18bとが「電磁的に結合」しているということができる。
以上の通り、パターン18aとパターン18bとの間隔Δtが誘電体基板SBの厚みt0の3倍以下であればパターン18aとパターン18bとが「電磁的に結合」しているということはできる。しかしながら、パターン18aとパターン18bとの電磁的結合の度合いを示す結合係数kを大きくするためには、パターン18aとパターン18bとの間隔Δtを、誘電体基板SBの厚みt0以下にすることが望ましい。尚、パターン18a,18bから容量部18を形成することにより、容量部18の容量成分の調整を容易に行うことが可能となる。
尚、分岐線路16の全体で誘導部17における誘導成分と容量部18における容量成分の何れが優位になるかは、実現するフィルタ特性に応じて変わる。例えば、高周波フィルタ1の遮断周波数(カットオフ周波数)を高く設定する場合には分岐線路16は全体として容量成分が優位になり、低く設定する場合には分岐線路16は全体として誘導成分が優位になる傾向がある。本実施形態において、低コスト且つ小型で減衰特性が急峻なフィルタ特性を実現する上で重要なのは分岐線路16に誘導成分と容量成分とが設けられている点であり、分岐線路16において誘導成分及び容量成分の何れが優位になるかはさほど重要ではない。
以上の高周波フィルタ1が形成される誘電体基板SBは、高誘電率を有する高価な基板ではなく、比誘電率が3.4程度の一般的に用いられるガラスエポキシ基板等の安価な基板である。この誘電体基板SB上に形成される分岐線路16の伝送方向に占める大きさは数mm程度であり、交差方向に占める大きさは十数mm程度である。尚、図1に示す例においては、高周波信号の伝送線路としての入力線路11及び出力線路12に対して直列に2つのコンデンサ部13,15を設けているが、1つのみであっても良い。
上記構成において、入力線路11から入力された高周波信号は、入力線路11に対して直列に接続されたコンデンサ部13を介してインダクタ部14に至り、インダクタ部14をそのまま伝播する信号と、分岐線路16を伝播する信号とに分岐される。分岐された信号は、分岐線路16の誘導部17を介して容量部18に至り、その成分の一部が容量部18をなすパターン18a,18b間で互いに伝播する。そして、容量部18で反射された信号は誘導部17を介してインダクタ部14に至り、インダクタ部14をそのまま伝播する信号と合成された後にコンデンサ部15を介して出力線路12に至る。
図3は、本発明の第1実施形態による高周波フィルタの透過特性を示す図である。図3において、符号T11を付した曲線は高周波フィルタ1の透過特性を示す曲線である。尚、正確には、曲線T11は、高周波フィルタ1を四端子回路としてみた場合の散乱パラメータ(Sパラメータ)S21の周波数特性を示している。
図3を参照すると、周波数が3GHzよりも高い周波数領域では、透過率がほぼ0[dB]と一定である。これに対し、周波数が2.8GHz付近では、周波数が下がるにつれて急激に透過量が減少し始め、周波数が2〜2.6GHz付近では透過率が急激に低下することが分かる。これから、図1に示す高周波フィルタ1は、ハイパスフィルタの透過特性を有することが分かる。また、2〜2.6GHz付近における透過特性を示す曲線T11を参照すると、減衰傾度が大きく、減衰特性が急峻であることが分かる。以上から、図1に示す第1実施形態による高周波フィルタ1は、高誘電率を有する基板を用いることなく、低コスト且つ小型で減衰特性が急峻なフィルタ特性を有することが分かる。
〔第2実施形態〕
図4は、本発明の第2実施形態による高周波フィルタの構成を示す平面図である。図4に示す通り、本実施形態の高周波フィルタ2は、図1に示す高周波フィルタ1を複数縦続接続したものである。つまり、高周波信号の伝送線路としての入力線路21及び出力線路22の間に、各々が図1に示すインダクタ部14と分岐線路16とからなる4つのフィルタ部23〜26を配置したものである。但し、フィルタ部23〜26は、その容量部が互いに電磁的に結合しないような間隔(即ち、誘電体基板SBの厚みt0の3倍よりも大きな間隔)をもって配置されている。
また、フィルタ部23〜26の各々は、そのインダクタ部が入力線路21及び出力線路22を通る直線上に位置するように配置される。尚、入力線路21及び出力線路22と各フィルタ部23〜26とは、それぞれ所定の微小間隔をもって配置されており、これにより、高周波信号の伝送線路としての入力線路21及び出力線路22に対して直列にコンデンサ部27a〜27eが実現されている。この高周波フィルタ2は、図2に示す誘電体基板SBと同様の一般的なガラスエポキシ基板等の安価な基板上に形成され、フィルタ部23〜26が伝送方向に占める大きさは十mm程度であり、交差方向に占める大きさは十数mm程度である。
ここで、図4を参照すると、フィルタ部23〜26は同一形状という訳ではなく、また伝送方向に関して対称になっている訳でもない。図4に示す例では、フィルタ部26の誘導部をなすパターンが他のフィルタ部23〜25の誘導部をなすパターンよりも長く設定されており、フィルタ部26の容量部をなすパターンの幅が他のフィルタ部23〜25の容量部をなすパターンの幅よりも太く設定されている。これは、本実施形態の高周波フィルタ2の特性が楕円関数に近い特性を示しており、必要な性能を得ようとすると必然的に伝送方向に関して対称になるためである。尚、必要な特性を得る上では高周波フィルタ2を伝送方向に関して非対称とするのが望ましいが、必要が特性が得られるのであれば伝送方向に関して対称になっていても良い。
上記構成において、入力線路21から入力された高周波信号は、コンデンサ部27aを介してフィルタ部23が備えるインダクタ部に至り、インダクタ部をそのまま伝播する信号とフィルタ部23が備える分岐線路を伝播する信号とに分岐される。分岐された一方の信号は、分岐線路に設けられた容量部或いは誘導部で反射されて再びインダクタ部に至り、分岐された他方の信号と合成される。以上の動作が、フィルタ部24〜26の各々で順次行われてフィルタリングされた信号がコンデンサ部27eを介して出力線路22から出力される。
図5は、本発明の第2実施形態による高周波フィルタの透過特性を示す図である。図5において、符号T21を付した曲線は高周波フィルタ2の透過特性の実測値を示しており、符号T22を付した曲線は高周波フィルタ2の透過特性のシミュレーション結果を示している。尚、正確には、曲線T21,T22は、高周波フィルタ2を四端子回路としてみた場合の散乱パラメータ(Sパラメータ)S21の周波数特性を示している。
図5を参照すると、透過率が−3dBとなるカットオフ周波数が2.9GHzであり、周波数が2.3〜2.5GHz付近においては周波数が下がるにつれてほぼ直線的に、且つ急激に透過量が低下することが分かる。また、図5から、図4に示す高周波フィルタ2は、ハイパスフィルタの透過特性を有し、実測値がシミュレーション結果にほぼ一致することが分かる。更に、図5と図3とを比較すると、周波数が2GHz以下のときの透過量が、図3よりも図5の方が抑えられていることが分かる。
ここで、図5に示す特性と同様の減衰特性を有する高周波フィルタ2をチェビシェフフィルタで実現しようとすると21次以上の多段構成にする必要があって大型化が避けられない。また、図5に示す特性を有する高周波フィルタ2をチップ部品で実現しようとすると、チップ部品の特性のばらつきや寄生容量等によって、図5に示す特性がそもそも得られない可能性が考えられる。これに対し、図4に示す第2実施形態による高周波フィルタ2は、高誘電率を有する基板を用いることなく、低コスト且つ小型で減衰特性が急峻なフィルタ特性が得られる。しかも、低周波領域(周波数が2GHz以下の領域)の透過率が第1実施形態よりも抑えられて良好な透過特性が得られている。
尚、図5に示す特性はあくまでも一例であって、フィルタ部23〜26等の構成を変更することにより適宜特性を変更可能である。例えば、高周波フィルタ2は、フィルタ部23〜26の各々に設けられた分岐線路の誘導部をなすパターンの長さが長くなるにつれてカットオフ周波数が低下する傾向がある。また、この誘導部をなすパターンの幅を広くすることによってもカットオフ周波数が低下する傾向がある。
図6は、本発明の第2実施形態による高周波フィルタの変形例を示す平面図である。図4に示す高周波フィルタ2は高周波信号の伝送線路としての入力線路21及び出力線路22の一方の側のみに分岐線路が設けられていた。これに対し、図6に示す高周波フィルタ3は、入力線路21及び出力線路22の両側に分岐線路が設けられている。即ち、フィルタ部23,26が有する分岐線路は図1に示す高周波フィルタ1と同様に入力線路21及び出力線路22の一方の側に配置され、フィルタ部24,25が有する分岐線路は入力線路21及び出力線路22の他方の側に配置されている。尚、フィルタ部23〜26を入力線路21及び出力線路22の何れの側に配置するかは任意に設定することができ、一方の側に配置されるフィルタ部の数と他方の側に配置されるフィルタ部の数とが相違していても良い。
〔他の実施形態〕
図7は、本発明の第1実施形態による高周波フィルタの第1変形例を示す平面図である。図1に示す高周波フィルタ1は、分岐線路16がインダクタ部14の一方の側から分岐して交差方向に延びるものであった。これに対し、図7(a),(b)に示す第1変形例に係る高周波フィルタ4,5は、分岐線路がインダクタ部14の両側から分岐して交差方向にそれぞれ延びるものである。
図7(a)に示す高周波フィルタ4は、誘導部17と容量部18とからなる分岐線路16がインダクタ部14の両側から分岐して交差方向にそれぞれ延びる構成である。かかる構成にすることで、分岐線路16をインダクタ部14の両方に配置することができるため、レイアウトの自由度を向上させることができる。尚、図7(a)に示す例では、インダクタ部14の両側から交差方向にそれぞれ延びる分岐線路16が、高周波信号の伝送線路としての入力線路21及び出力線路22に関して対称である構成を例に挙げて説明しているが、これらは非対称であっても良い。
また、図7(b)に示す高周波フィルタ5は、誘導部17と容量部18とからなる分岐線路16がインダクタ部14の一方の側から分岐して交差方向に延び、且つ誘導部17のみからなる分岐線路がインダクタ部14の他方の側から分岐して交差方向に延びる構成である。かかる構成にすれば、インダクタ部14の他方に誘導部17のみからなる分岐線路を設けた分に応じて、インダクタ部14の一方に設けた分岐線路16の誘導部17をなすパターンの長さを変化させることが可能であり、これによってもレイアウトの自由度を向上させることができる。
図8は、本発明の第1実施形態による高周波フィルタの第2変形例を示す平面図である。図1に示す高周波フィルタ1は、分岐線路16に設けられた容量部18がオープンスタブとして機能する複数の直線状のパターン18a,18bからなるものであった。これに対し、図8(a),(b)に示す第2変形例に係る高周波フィルタ6,7は、分岐線路に設けられた容量部が、交差方向に延びる1本の幅広のパターン(第2パターン)からなるものである。
図8(a)に示す高周波フィルタ6は、インダクタ部14の一方の側から交差方向に延びる分岐線路31が設けられており、この分岐線路31は図1に示す第1実施形態による分岐線路16が備える誘導部17と、交差方向に延びる1本の直線状のパターンからなる容量部32とを備える。容量部32をなすパターンは、その幅w5が誘導部17をなすパターンの幅w4よりも幅広であって、オープンスタブとして機能する。かかる構成にしても分岐線路31に誘導部と容量部とが形成されているため、低コスト且つ小型で減衰特性が急峻なフィルタ特性を実現することができる。尚、容量部32をなすパターンの幅w5は、誘導部17をなすパターンの幅w4よりも幅広であれば良く、必要となる高周波フィルタ6の特性に応じて任意に設定することができる。
また、図8(b)に示す高周波フィルタ7は、誘導部17と容量部32とからなる分岐線路31がインダクタ部14の両側から分岐して交差方向にそれぞれ延びる構成である。かかる構成にすることで、分岐線路31をインダクタ部14の両方に配置することができるため、レイアウトの自由度を向上させることができる。尚、図7(a)に示す例と同様に、インダクタ部14の両側から交差方向にそれぞれ延びる分岐線路31を、高周波信号の伝送線路としての入力線路21及び出力線路22に関して非対称とした構成であっても良い。
図9は、本発明の第1実施形態による高周波フィルタの第3変形例を示す平面図である。図9に示す高周波フィルタ8は、コンデンサ部13にチップ型のコンデンサ素子41を設け、コンデンサ部15にチップ型のコンデンサ素子42を設けた構成である。具体的には、コンデンサ素子41の一方の電極が入力線路11の端部に形成された突出部11aに接続され、他方の電極がインダクタ部14の一端に形成された幅広部14aに接続されている。また、コンデンサ素子43の一方の電極が出力線路12の端部に形成された突出部12aに接続され、他方の電極がインダクタ部14の他端に形成された幅広部14bに接続されている。これらのコンデンサ素子41,42を設けることで、コンデンサ部13,15の容量を増大させることができる。
図10は、本発明の第1実施形態による高周波フィルタの第4変形例を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は(a)中のB−B線に沿う断面矢視図である。図10に示す高周波フィルタ9は、入力線路11、出力線路12、コンデンサ部13、インダクタ部14、コンデンサ部15、及び分岐線路16を多層基板SB1の表面に形成し、コンデンサ部13,15の容量を補うための補助パターン(第5パターン)51,52を多層基板SB1の内部に形成したものである。
図10(a),(b)に示す通り、補助パターン51は多層基板SB1の内部の層L1に形成されており、平面視で見た場合に少なくとも一部が入力線路11及びインダクタ部14の一端に形成された幅広部14aと重なるように形成されている。補助パターン52も層L1に形成されており、平面視で見た場合に少なくとも一部が出力線路12及びインダクタ部14の他端に形成された幅広部14bと重なるように形成されている。
図10(b)に示す通り、高周波フィルタ9のコンデンサ部13は、容量C1〜C3を備えると考えられる。容量C1は、入力線路11の端部に形成された突出部11aと、インダクタ部14の一端に形成されて突出部11aに対して所定の微小間隔をもって配置された幅広部14aとの間の電磁的結合によって得られるものである。容量C2は入力線路11と補助パターン51との間の電磁的結合によって得られ、容量C3は幅広部14aと補助パターン51との間の電磁的結合によって得られるものである。尚、コンデンサ部15においても上記の要領C1〜C3と同様の容量成分が得られる。図10に示す高周波フィルタ9では、容量C1に加えて容量C2,C3が得られるため、図1に示す高周波フィルタ1よりもコンデンサ部13,15の容量を増大させることができる。
尚、以上の説明では、説明の簡単のために、多層基板SB1が、層L1のみが形成されたものである場合を例に挙げて説明したが、内部に複数の層が形成された多層基板にも本変形例を適用することができる。かかる多層基板を用いる場合には、より多くの容量を確保する観点からは、入力線路11及び出力線路12等が形成された多層基板SB1の表面に最も近接する層に補助パターン51,52を形成するのが望ましい。また、基板が単層基板である場合には、その裏面(表面に入力線路11及び出力線路12等が形成された単層基板の裏面)に補助パターン51,52を形成すればよい。
尚、以上説明した第1,第2変形例による高周波フィルタ4〜7は、本発明の第2実施形態による高周波フィルタ2にも適用することが可能である。また、上述した第3,第4変形例による高周波フィルタ8,9の何れか一方又は双方を、本発明の第2実施形態による高周波フィルタ2に適用することも可能である。
以上、本発明の実施形態による高周波フィルタについて説明したが、本発明は上記実施形態に制限されず、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上述した実施形態では、マイクロストリップラインを用いて形成された高周波フィルタを例に挙げて説明したが、エンベデッドマイクロストリップライン、アシンメトリックストリップライン等を用いて形成することも可能である。更に、本発明はマイクロストリップラインに制限されず、導波管及び周波数選択膜(FSS:Frequency Selective Surfaces)にも適用することができる。
本発明の第1実施形態による高周波フィルタの構成を示す平面図である。 図1中のA−A線に沿う断面矢視図である。 本発明の第1実施形態による高周波フィルタの透過特性を示す図である。 本発明の第2実施形態による高周波フィルタの構成を示す平面図である。 本発明の第2実施形態による高周波フィルタの透過特性を示す図である。 本発明の第2実施形態による高周波フィルタの変形例を示す平面図である。 本発明の第1実施形態による高周波フィルタの第1変形例を示す平面図である。 本発明の第1実施形態による高周波フィルタの第2変形例を示す平面図である。 本発明の第1実施形態による高周波フィルタの第3変形例を示す平面図である。 本発明の第1実施形態による高周波フィルタの第4変形例を示す図である。 従来の一般的な分布定数型ハイパスフィルタの一例を示す回路図である。 一般的なハイパスフィルタの透過特性を示す図である。
符号の説明
1〜9 高周波フィルタ
11 入力線路
12 出力線路
13 コンデンサ部
14 インダクタ部
15 コンデンサ部
16 分岐線路
17 誘導部
18 容量部
18a,18b パターン
21 入力線路
22 出力線路
27a〜27e コンデンサ部
31 分岐線路
32 容量部
41,42 コンデンサ素子
51,52 補助パターン

Claims (10)

  1. 高周波信号から特定の周波数成分をフィルタリングする高周波フィルタにおいて、
    前記高周波信号の伝送線路に対して直列に設けられ、前記高周波信号に対して容量成分として作用する少なくとも1つのコンデンサ部と、
    前記高周波信号の伝送線路に対して交差する交差方向に設けられ、前記高周波信号に対して容量成分として作用する少なくとも1つの容量部と、前記高周波信号に対して誘導成分として作用する少なくとも1つの誘導部とが形成された分岐線路と
    を備えることを特徴とする高周波フィルタ。
  2. 前記分岐線路の誘導部は、前記高周波信号の伝送線路よりも幅が狭く、前記交差方向に延びる第1パターンからなることを特徴とする請求項1記載の高周波フィルタ。
  3. 前記分岐線路の容量部は、前記第1パターンよりも幅が広く、前記交差方向に延びる第2パターンからなることを特徴とする請求項2記載の高周波フィルタ。
  4. 前記分岐線路の容量部は、前記交差方向に延びて互いに電磁的に結合する複数の第3パターンからなることを特徴とする請求項2記載の高周波フィルタ。
  5. 前記分岐線路は、前記高周波信号の伝送線路の少なくとも一方の側から、前記交差方向に沿って延びることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の高周波フィルタ。
  6. 前記高周波信号の伝送線路に対して直列に設けられ、前記高周波信号に対して誘導成分として作用する少なくとも1つのインダクタ部を有することを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の高周波フィルタ。
  7. 前記インダクタ部は、前記高周波信号の伝送線路よりも幅が狭く、前記伝送線路に沿う方向に延びる第4パターンからなることを特徴とする請求項6記載の高周波フィルタ。
  8. 前記分岐線路は、前記インダクタ部をなす前記第4パターンから分岐するよう形成されていることを特徴とする請求項7記載の高周波フィルタ。
  9. 前記コンデンサ部は、チップ型のコンデンサ素子を備えることを特徴とする請求項1から請求項8の何れか一項に記載の高周波フィルタ。
  10. 前記コンデンサ部は、平面視で見た場合に少なくとも一部が前記高周波線路と重なり、前記高周波線路と電磁的に結合することにより前記容量成分が実現される第5パターンを備えることを特徴とする請求項1から請求項9の何れか一項に記載の高周波フィルタ。
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