JP2009010218A - 接続部品および回路基板 - Google Patents

接続部品および回路基板 Download PDF

Info

Publication number
JP2009010218A
JP2009010218A JP2007171002A JP2007171002A JP2009010218A JP 2009010218 A JP2009010218 A JP 2009010218A JP 2007171002 A JP2007171002 A JP 2007171002A JP 2007171002 A JP2007171002 A JP 2007171002A JP 2009010218 A JP2009010218 A JP 2009010218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
wiring
connection
substrate
connection component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007171002A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Kimura
浩樹 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP2007171002A priority Critical patent/JP2009010218A/ja
Publication of JP2009010218A publication Critical patent/JP2009010218A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Abstract

【課題】回路基板におけるデバイスの接続の誤りを容易に修正することができる。
【解決手段】基板上に搭載され、基板上の配線間を接続する接続部品であって、基板上に設けられた第1配線および第2配線の間を直列に接続することにより、第1配線および第2配線を含む第1伝送路を形成する第1接続部と、基板上において第1伝送路に対し異なる側に設けられた第3配線および第4配線の間を直列に接続することにより、第3配線および第4配線を含み第1伝送路と交差する第2伝送路を形成する第2接続部とを備える接続部品が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、接続部品および回路基板に関する。より詳しくは、基板上に搭載されて、基板上の配線間を接続する接続部品、および当該接続部品を備えた回路基板に関する。
プリント基板上に並行に配された複数の配線でデバイス間を接続して、当該配線を介してデバイス間で差動信号を伝送する伝送装置が知られている(例えば特許文献1を参照)。このような差動信号を伝送する伝送装置において、例えば差動信号を入出力する2つのデバイス間のピン配置によっては、出力側デバイスの正側信号の出力端子と入力側デバイスの負側信号の入力端子が向かい合い、出力側デバイスの負側信号の出力端子と入力側デバイスの正側信号の入力端子が向かい合う場合がある。この場合、向かい合う端子間の配線を経路上で切断し、ジャンパー線などを用いて各配線を交差させなければならなかった。
特開2005−73073号公報
しかしながら、上記の方法では、正側と負側の差動信号を伝送する各伝送路の長さが変わることにより、正側と負側の差動信号の間に遅延が生じることがある。また、各伝送路のインピーダンスが変わることにより、伝送される差動信号の波形が乱れることがある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、基板上に搭載され、基板上の配線間を接続する接続部品であって、基板上に設けられた第1配線および第2配線の間を直列に接続することにより、第1配線および第2配線を含む第1伝送路を形成する第1接続部と、基板上において第1伝送路に対し異なる側に設けられた第3配線および第4配線の間を直列に接続することにより、第3配線および第4配線を含み第1伝送路と交差する第2伝送路を形成する第2接続部とを備える接続部品が提供される。
また、本発明の第2の形態においては、基板上に搭載され、基板上の複数の配線間を接続する接続部品であって、複数の第1端子と、複数の第1端子と1対1に対応する複数の第2端子と、複数の第1端子および複数の第2端子と1対1に対応し、対応する第1端子および第2端子の間をそれぞれ接続する複数の接続部とを備え、複数の接続部の少なくとも1つを含む伝送路は、複数の接続部の他の少なくとも1つを含む伝送路と交差する接続部品が提供される。
また、本発明の第3の形態においては、回路基板であって、第1のデバイス端子および第3のデバイス端子を有する第1デバイスと、第1のデバイス端子に接続され、基板上において延伸する第1配線と、第3のデバイス端子に接続され、基板上において延伸する第3配線と、第2のデバイス端子および第4のデバイス端子を有する第2のデバイスと、第2のデバイス端子に接続され、基板上において延伸する第2配線と、第4のデバイス端子に接続され、基板上において延伸する第4配線と、第1配線および第2配線と、第3配線および第4配線とをそれぞれ接続する接続部品とを備え、接続部品は、第1配線および第2配線の間を直列に接続することにより、第1配線および第2配線を含む第1伝送路を形成する第1接続部と、基板上において第1伝送路に対し異なる側に設けられた第3配線および第4配線の間を直列に接続することにより、第3配線および第4配線を含み第1伝送路と交差する第2伝送路を形成する第2接続部とを有する回路基板が提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る回路基板10の構成を示す図である。回路基板10は、絶縁性の基板15と、第1のデバイス端子31および第3のデバイス端子33を有する第1デバイス21と、第2のデバイス端子32および第4のデバイス端子34を有する第2のデバイスを備える。また、回路基板10は、第1のデバイス端子31に接続され、基板15上において第2デバイス22に向かって延伸する第1配線41と、第3のデバイス端子33に接続され、基板15上において第2デバイス22に向かって延伸する第3配線43と、第2のデバイス端子32に接続され、基板15上において第1デバイス21に向かって延伸する第2配線42と、第4のデバイス端子34に接続され、基板15上において第1デバイス21に向かって延伸する第4配線44を備える。さらに、回路基板10は、第1配線41および第2配線42と、第3配線43および第4配線44とをそれぞれ接続する接続部品100を備える。ここで、第1配線41、第2配線42、第3配線43および第4配線44は、例えば基板15に形成されたプリント配線である。
図2は、回路基板10の接続部品100近傍を拡大して示す図である。図3は、回路基板10の接続部品100近傍を拡大して基板15の裏面側から見た図である。なお、図2および図3において、基板15を省略して図示する。図2および図3に示すように、接続部品100は、略方形状で絶縁性のチップ基板110と、チップ基板110に固定される第1端子131、第2端子132、第3端子133および第4端子134と、チップ基板110における基板15と対向する側の面(以下、「下面」と称する)に形成される第2接続部122と、チップ基板110における下面と反対側の面(以下、「上面」と称する)に形成される第1接続部121とを有する。
接続部品100において、第1端子131および第3端子133は、互いに隣り合って設けられ、第2端子132および第4端子134は、互いに隣り合って設けられる。また、第1端子131および第4端子134と、第2端子132および第3端子133は、それぞれチップ基板110を挟んで対向して設けられる。チップ基板110の上面に形成された第1接続部121は、第1端子131と第2端子132とを直列に接続する。また、チップ基板110の下面に形成された第2接続部122は、第3端子133と第4端子134とを直列に接続する。
第1配線41は、一端において第1端子131と当接し、接合部141で第1端子131に固定される。また、第2配線42は、一端において第2端子132と当接し、接合部142で第2端子132に固定される。また、第3配線43は、一端において第3端子133と当接し、接合部143で第3端子133に固定される。また、第4配線44は、一端において第4端子134と当接し、接合部144で第4端子134に固定される。
これにより、第1配線41は、接続部品100の第1端子131、第1接続部121および第2端子132を介して第2配線42と接続される。このように接続されることにより、第1デバイス21の第1のデバイス端子31と第2デバイス22の第2のデバイス端子32との間に形成される伝送路を以下において「第1伝送路」と称する。また、第3配線43は、接続部品100の第3端子133、第2接続部122および第4端子134を介して第4配線44と接続される。このように接続されることにより、第1デバイス21の第3のデバイス端子33と第2デバイス22の第4のデバイス端子34との間に形成される伝送路を以下において「第2伝送路」と称する。なお、上記の接合部141、接合部142、接合部143および接合部144には、例えばハンダなどが好ましく用いられ、この場合、接続部品100は、例えばハンダリフローにより基板15上に固定される。
図4は、図2のA−A'断面を矢印の方向から見た断面図である。図5は、図2のB−B'断面を矢印の方向から見た断面図である。なお、図4および図5において、基板15を省略して図示する。図4および図5に示すように、第1接続部121および第2接続部122は、チップ基板110を挟んだ両面に形成されており、上記のように、第1接続部121は、チップ基板110の上面側で第1端子131および第2端子132の間を接続し、第2接続部122は、チップ基板110の下面側で第3端子133および第4端子134の間を接続する。
回路基板10において、例えば第1デバイス21の第1のデバイス端子31を第2デバイス22の第2のデバイス端子32に接続し、第1デバイス21の第3のデバイス端子33を第2デバイス22の第4のデバイス端子34に接続したい場合に、各配線と接続部品100の各端子とを上記のように接続することにより、互いに交差する第1伝送路および第2伝送路を容易に形成することができる。
図6は、接続部品100の回路構成を示す図である。図6に示すように、接続部品100において、第1接続部121および第2接続部122は互いに交差し、それぞれ抵抗151および抵抗152を有する。第1デバイス21が接続部品100の第1端子131および第3端子133に対して第1配線41および第3配線43を介して信号を出力する出力側デバイスである場合、第1接続部121が有する抵抗151の抵抗値は、第2配線42に対する出力インピーダンスを整合させるべく定められた大きさであることが好ましい。また、第2接続部122が有する抵抗152の抵抗値は、第3端子133に対して信号を出力する出力側デバイスの、第4配線44に対する出力インピーダンスを整合させるべく定められた大きさであることが好ましい。
これにより、第1伝送路および第2伝送路の各伝送路において抵抗151および抵抗152は、それぞれ第2配線42および第4配線44の直列終端抵抗として機能する。なお、第1伝送路および第2伝送路を伝送される信号が差動信号である場合、第1接続部121および第2接続部122がそれぞれ有する抵抗151および抵抗152の抵抗値は等しくてもよい。また、接続部品100を上記のようなクロス接続機能を有する送端の組抵抗の形態に代えてクロス接続機能のみを持たせる形態とする場合には、第1接続部121および第2接続部122は、抵抗151、152に代えて、抵抗値が0と略等しい配線であってもよく、また、当該抵抗値は0であってもよい。
図7は、接続部品100の他の例である接続部品101の拡大上面図である。図8は、接続部品101の拡大下面図である。接続部品101において、接続部品100と同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。図7および図8に示すように、接続部品101は、チップ基板110の上面に形成される第1接続部126と、チップ基板110の下面に形成される第2接続部127とを有する。
第1接続部126は、第1端子131と第2端子132の間を接続する。この第1接続部126は、接続部品101を回路基板10に用いたときに、第1デバイス21の第1のデバイス端子31と第2デバイス22の第2のデバイス端子32との間に形成される第1伝送路の一部を成す。第2接続部127は、第3端子133と第4端子134の間を接続する。この第2接続部127は、接続部品101を回路基板10に用いたときに、第1デバイス21の第3のデバイス端子33と第2デバイス22の第4のデバイス端子34との間に形成される第2伝送路の一部を成す。
第1接続部126は、図7に示すように、第1端子131と隣り合う第3端子133から遠い側の端部、すなわち第1接続部126の第1端子131および第2端子132と当接しない端辺のうち第4端子134に近い側の端辺が第1配線41の方向に対して斜めになるように形成されている。また、第2接続部127は、図8に示すように、第3端子133と隣り合う第1端子131から遠い側の端部、すなわち第2接続部127の第3端子133および第4端子134と当接しない端辺のうち第2端子132に近い側の端辺が第3配線43の方向に対して斜めになるように形成されている。
このような第1接続部126および第2接続部127を有する接続部品101を回路基板10に用いた場合、第1デバイス21から第1伝送路を介して伝送される信号が第1配線41から第1接続部126を経て第2配線42に伝送されるときに、当該信号の反射が生じにくい。また、同様に、第1デバイス21から第2伝送路を介して伝送される信号が第3配線43から第2接続部127を経て第4配線44に伝送されるときに、当該信号の反射が生じにくい。このように、回路基板10に接続部品101を用いることにより、第1デバイス21と第2デバイス22との間で周波数の高い信号を反射による損失を抑えながら高効率に伝送することができる。なお、接続部品101の第1接続部126および第2接続部127が有する抵抗値の大きさ等については、上記接続部品100の第1接続部121および第2接続部122と同様である。
図9は、接続部品100のさらに他の例である接続部品102の拡大上面図である。図10は、接続部品102の拡大下面図である。接続部品102において、接続部品100と同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。図9および図10に示すように、接続部品102は、チップ基板110の上面に形成される第1接続部128と、チップ基板110の下面に形成される第2接続部129とを有する。
第1接続部128は、第1端子131と第2端子132の間を接続する。この第1接続部128は、接続部品102を回路基板10に用いたときに、第1デバイス21の第1のデバイス端子31と第2デバイス22の第2のデバイス端子32との間に形成される第1伝送路の一部を成す。第2接続部129は、第3端子133と第4端子134の間を接続する。この第2接続部129は、接続部品102を回路基板10に用いたときに、第1デバイス21の第3のデバイス端子33と第2デバイス22の第4のデバイス端子34との間に形成される第2伝送路の一部を成す。
第1接続部128は、図9に示すように、第1端子131と隣り合う第3端子133から遠い側の端部、すなわち第1接続部126の第1端子131および第2端子132と当接しない端辺のうち第4端子134に近い側の端辺が第1配線41の方向からこの方向と直交する方向に曲がる曲線となるように形成されている。また、第2接続部129は、図10に示すように、第3端子133と隣り合う第1端子131から遠い側の端部、すなわち第2接続部127の第3端子133および第4端子134と当接しない端辺のうち第2端子132に近い側の端辺が第3配線43の方向からこの方向と直交する方向に曲がる曲線となるように形成されている。
このような第1接続部128および第2接続部129を有する接続部品102を回路基板10に用いた場合、第1デバイス21から第1伝送路を介して伝送される信号が第1配線41から第1接続部128を経て第2配線42に伝送されるときに、当該信号の反射が生じにくい。また、同様に、第1デバイス21から第2伝送路を介して伝送される信号が第3配線43から第2接続部129を経て第4配線44に伝送されるときに、当該信号の反射が生じにくい。このように、回路基板10に接続部品102を用いることにより、第1デバイス21と第2デバイス22との間で周波数の高い信号を反射による損失を抑えながら高効率に伝送することができる。なお、接続部品102の第1接続部128および第2接続部129が有する抵抗値の大きさ等については、上記接続部品100の第1接続部121および第2接続部122と同様である。
図11は、接続部品100の回路構成の他の例を示す図である。図11に示すように、接続部品100において互いに交差する第1接続部121および第2接続部122は、それぞれ基準電位185との間に設けられる第1入力側抵抗155および第2入力側抵抗156を有してもよい。第1入力側抵抗155は、例えば回路基板10において、第2デバイス22が第1伝送路および第2伝送路により信号が入力される入力側デバイスであり接続部品100が第2デバイス22近傍に配される場合、当該入力側デバイスである第2デバイス22の入力インピーダンスを整合するべく定められた大きさのインピーダンスを有することがより好ましい。これにより、第1伝送路および第2伝送路はそれぞれインピーダンスが整合されるので、伝送される信号が反射されずに入力側デバイスである第2デバイス22に高効率で伝送することができる。
また、回路基板10において、例えば第1デバイス21の第1のデバイス端子31を第2デバイス22の第2のデバイス端子32に接続し、第1デバイス21の第3のデバイス端子33を第2デバイス22の第4のデバイス端子34に接続したい場合に、上記のように各配線と接続部品100の各端子を接続することにより、互いに交差する第1伝送路および第2伝送路を容易に形成することができる。
図12は、接続部品100のさらに他の例である接続部品103の拡大上面図である。図13は、図12のC−C'断面を矢印の方向から見た断面図である。接続部品103において、接続部品100と同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。図12および図13に示すように、接続部品103は、チップ基板110に代えてチップ基板111を有し、当該チップ基板111の内部に導電性の中間層180を有する。
この中間層180は、チップ基板111の内部において第1接続部121および第2接続部122から所定の距離を有する位置に形成され、これら第1接続部121および第2接続部122よりも十分大きな面積を有する。また、中間層180は、チップ基板111の外部に配される複数のGND接続部183と接続する。このGND接続部183は、基板15上に形成された基準電位を有するGNDパターン(不図示)と接続する。なお、当該基準電位は、本実施形態では接地電位である。これにより、第1接続部121および第2接続部122は、マイクロストリップラインとして機能する。
接続部品103において、第1接続部121は、第1接続部121と中間層180とにより生じる容量成分および第1接続部121のインダクタンス成分により決まる一定の大きさのインピーダンスを有する。また、第2接続部122は、第2接続部122と中間層180とにより生じる容量成分および第2接続部122のインダクタンス成分により決まる一定の大きさのインピーダンスを有する。第1接続部121が有するインピーダンスの大きさは、上記接続部品100における第1接続部121が有する抵抗151の大きさと同様に、例えば第2配線42に対する出力インピーダンスを整合させるべく定められた大きさであることが好ましい。また、第2接続部122が有するインピーダンスの大きさは、同様に、例えば第4配線44に対する出力インピーダンスを整合させるべく定められた大きさであることが好ましい。
図14は、接続部品100のさらに他の例である接続部品104の拡大上面図である。図15は、接続部品104の拡大下面図である。接続部品104において、接続部品100と同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。図14および図15に示すように、接続部品104は、チップ基板110の上面に形成される第1共通伝送路171、第1非共通伝送路176および第3非共通伝送路178と、チップ基板110の下面に形成される第2共通伝送路172、第2非共通伝送路177および第4非共通伝送路179とを有する。
第1端子131および第2端子132の間を接続する第1接続部116は、第1共通伝送路171および第1非共通伝送路176により形成される。また、第3端子133および第4端子134の間を接続する第2接続部117は、第2共通伝送路172および第2非共通伝送路177により形成される。また、第5端子135および第6端子136の間を接続する第3接続部118は、第1共通伝送路171および第3非共通伝送路178により形成される。また、第7端子137および第8端子138の間を接続する第4接続部119は、第2共通伝送路172および第4非共通伝送路179により形成される。
回路基板10において、接続部品104を用いて互いに交差する上記第1伝送路と、上記第2伝送路とを形成する場合、第1配線41、第2配線42、第3配線43および第4配線44は、それぞれ第1端子131、第2端子132、第3端子133および第4端子134に接続される。この場合、接続部品104の第1接続部116が第1伝送路の一部を形成する。また、接続部品104の第2接続部117が第2伝送路の一部を形成する。なお、この場合の回路基板10の基板15上における接続部品104の配置を以下において「第1の配置」と称する。
一方、回路基板10において、接続部品104を用いて第1配線41と第4配線44とを接続する伝送路(以下、これを「第3伝送路」と称する)、および第3配線43および第2配線42を接続する伝送路(以下、これを「第4伝送路」と称する)、すなわち並行かつストレートな伝送路を形成する場合、接続部品104は、基板15上において上記第1の配置から90度回転させた配置(以下においてこの配置を「第2の配置」と称する)で基板15上に固定される。このとき、第1配線41、第2配線42、第3配線43および第4配線44は、それぞれ第5端子135、第8端子138、第7端子137および第6端子136に接続される。この場合、接続部品104の第3接続部118が第3伝送路の一部を形成する。また、接続部品104の第4接続部119が第4伝送路の一部を形成する。
このように、回路基板10において、例えば第1デバイス21の第1のデバイス端子31を第2デバイス22の第2のデバイス端子32に接続し、第1デバイス21の第3のデバイス端子33を第2デバイス22の第4のデバイス端子34に接続すべき場合、接続部品104を第1の配置で基板15上に固定するとともに、上記のように各配線を接続部品104の各端子に接続する。これにより、互いに交差する第1伝送路および第2伝送路を形成することができる。
また、並行かつストレートな第1伝送路および第2伝送路を形成する場合は、接続部品104を第2の配置で基板15上に固定するとともに、上記のように各配線を接続部品104の各端子に接続する。これにより、基板15上において並行かつストレートな第3伝送路および第4伝送路を形成することができる。したがって、接続部品104は、第1の配置および第2の配置を選択することにより、第1伝送路および第2伝送路を形成することもでき、第3伝送路および第4伝送路を形成することもできる。
なお、接続部品104において、第1共通伝送路171および第2共通伝送路172は、上記接続部品100の第1接続部121および第2接続部122が有するインピーダンスの大きさと略等しいことが好ましい。また、この場合、第1非共通伝送路176、第2非共通伝送路177、第3非共通伝送路178および第4非共通伝送路179の各伝送路のインピーダンスは、各伝送路を伝送される信号への影響が無視できる程度に小さいことが好ましい。
図16は、接続部品100のさらに他の例である接続部品105の回路構成を示す図である。接続部品105において、接続部品100と同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。図16に示すように、接続部品105は、第1端子131と接続する第1共通伝送路173、第3端子133と接続する第2共通伝送路174、第1切替部161および第2切替部162を有する。第1切替部161は、第1共通伝送路173を第1接続部121または第3接続部123の一方と接続する。また、第2切替部162は、第2共通伝送路174を第2接続部122または第4接続部124の一方と接続する。
第1切替部161が第1共通伝送路173を第1接続部121に接続するとともに、第2切替部162が第2共通伝送路174を第2接続部122に接続する場合、回路基板10において第1デバイス21と第2デバイス22との間に第1伝送路および第2伝送路が形成される。これに対し、第1切替部161が第1共通伝送路173を第3接続部123に接続するとともに、第2切替部162が第2共通伝送路174を第4接続部124に接続する場合、回路基板10において第1デバイス21と第2デバイス22との間に第3伝送路および第4伝送路が形成される。
第1接続部121および第2接続部122は、それぞれ抵抗151および抵抗152を有する。第1接続部121の抵抗151の大きさ「Z」および第2接続部122の抵抗152の大きさ「Z」は、それぞれ第1デバイス21が第1伝送路および第2伝送路に信号を出力する出力側デバイスである場合、当該出力側デバイスである第1デバイス21の出力インピーダンスを整合するべく定められた大きさのインピーダンスを有することがより好ましい。
また、第3接続部123および第4接続部124は、それぞれインピーダンス153およびインピーダンス154を有する。第3接続部123のインピーダンス153の大きさ「Z」および第4接続部124のインピーダンス154の大きさ「Z」は、それぞれ第1デバイス21が第3伝送路および第4伝送路に信号を出力する出力側デバイスである場合、当該出力側デバイスである第1デバイス21の出力インピーダンスを整合するべく定められた大きさのインピーダンスを有することがより好ましい。また、この場合、第1共通伝送路173および第2共通伝送路174のインピーダンスは、各伝送路を伝送される信号への影響が無視できる程度に小さいことが好ましい。これにより、第1伝送路および第2伝送路は、それぞれインピーダンスが整合されるので、伝送される信号が入力側デバイスである第2デバイス22で反射されにくくなり、当該第2デバイス22に高効率で伝送することができる。
図17は、接続部品100のさらに他の例である接続部品106の回路構成を示す図である。図18は、接続部品106に取り付けられる接続ユニット300の回路構成を示す図である。接続部品106において、接続部品100と同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。図17に示すように、接続部品106は、第1端子131にそれぞれ接続される第1中継端子191および第5中継端子195と、第2端子132にそれぞれ接続される第2中継端子192および第6中継端子196と、第3端子133にそれぞれ接続される第3中継端子193および第7中継端子197と、第4端子134にそれぞれ接続される第4中継端子194および第8中継端子198とを備える。
接続ユニット300は、第1ユニット側端子311、第2ユニット側端子312と、第3ユニット側端子313および第4ユニット側端子314の4つの端子を備える。第1ユニット側端子311および第3ユニット側端子313と、第2ユニット側端子312および第4ユニット側端子314は、それぞれ隣り合って設けられる。この接続ユニット300において、第1ユニット側端子311は、第2ユニット側端子312と例えば抵抗321を含む配線で電気的に接続され、第3ユニット側端子313は、第4ユニット側端子314と例えば抵抗322を含む配線で電気的に接続される。なお、接続ユニット300は、抵抗321および抵抗322を有しない形態であってもよい。
接続部品106を用いて第1伝送路および第2伝送路を形成する場合、接続ユニット300は、接続部品106の図17に「X」で示す位置に配される。このとき、接続ユニット300の第1ユニット側端子311、第2ユニット側端子312、第3ユニット側端子313および第4ユニット側端子314は、それぞれ接続部品106の第1中継端子191、第2中継端子192、第3中継端子193および第4中継端子194とそれぞれ当接する。これにより、接続ユニット300は、第1中継端子191および第2中継端子192の間、および第3中継端子193および第4中継端子194の間をそれぞれ接続する。なお、この場合、第1ユニット側端子311と第2ユニット側端子312との間の抵抗321を含む配線が例えば上記第1接続部116、121、126、128に対応し、第3ユニット側端子313と第4ユニット側端子314との間の抵抗322を含む配線が例えば上記第2接続部117、122、127、129に対応する。
これに対し、接続部品106を用いて第3伝送路および第4伝送路を形成する場合、接続ユニット300は、接続部品106の図17に「Y」で示す位置に配される。このとき、接続ユニット300の第1ユニット側端子311、第2ユニット側端子312、第3ユニット側端子313および第4ユニット側端子314は、それぞれ接続部品106の第5中継端子195、第8中継端子198、第7中継端子197および第6中継端子196とそれぞれ当接する。これにより、接続ユニット300は、第5中継端子195および第8中継端子198の間、および第6中継端子196および第7中継端子197の間をそれぞれ接続する。なお、この場合、第1ユニット側端子311と第2ユニット側端子312との間の抵抗321を含む配線が例えば上記第3接続部118、123に対応し、第3ユニット側端子313と第4ユニット側端子314との間の抵抗322を含む配線が例えば上記第4接続部119、124に対応する。
このように、接続部品106は、第1伝送路および第2伝送路を形成する状態と第3伝送路および第4伝送路を形成する状態とを、接続ユニット300の配置替えにより、容易に実現することができる。
図19は、本発明の他の実施形態に係る回路基板11の構成を示す図である。回路基板11は、絶縁性の基板16上の複数の配線51、52、53、54、55、56、57、58間を接続する接続部品200を備える。接続部品200は、第1の辺221と、当該第1の辺221と平行な第2の辺222と、第1の辺221および第2の辺222に隣接する第3の辺223とを有する略方形状のチップ基板210を有する。
複数の配線51、52、53、54、55、56、57、58のうちの配線51、53、55、57は、それぞれ接続部品200におけるチップ基板210の第1の辺221に沿って設けられた複数の第1端子231、233、235、237に接続する。また、配線52、54、56、58は、それぞれ接続部品200におけるチップ基板210の第2の辺222に沿って設けられた複数の第2端子232、234、236、238に接続する。
接続部品200において、複数の第1端子231、233、235、237と複数の第2端子232、234、236、238とは1対1に対応する。すなわち、図19に示すように、第1端子231、233、235、237は、チップ基板210の内部において、それぞれ対応する第2端子232、234、236、238と接続部241、242、243、244を介して接続する。
これら複数の接続部241、242、243、244の各々は、当該複数の接続部241、242、243、244の他の少なくとも1つと交差する。具体的には、図19に示すように、接続部241は接続部242と交差し、接続部243は接続部244と交差する。また、複数の接続部241、242、243、244のうち少なくとも互いに交差する接続部同士は、基板16に直交する方向において離間する。すなわち、接続部241は、チップ基板210における基板16に直交する方向において接続部242と離間する。また、接続部243は、当該方向において接続部244と離間する。このような構成により、接続部品200は、容易に複数のクロス配線を一括して形成することができる。
複数の配線51、52、53、54、55、56、57、58が図16に示すように配された回路基板11において、例えば配線51および配線53をそれぞれ配線52および配線54に接続し、配線55および配線57をそれぞれ配線56および配線58に接続したい場合に、各配線と接続部品200の各端子とを上記のように接続することにより、互いに交差する複数の伝送路を容易に形成することができる。
図20は、回路基板11の他の例の構成を示す図である。図20に示す回路基板11において、図19に示す回路基板11と同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。図20に示す回路基板11は、絶縁性の基板16上の複数の配線51、52、53、54、55、56、57、58間を接続する接続部品201を備える。
複数の配線51、52、53、54、55、56、57、58のうちの配線51、53、55、57は、それぞれ接続部品201におけるチップ基板210の第1の辺221に沿って設けられた複数の第1端子231、233、235、237に接続する。また、配線52、54、56、58は、それぞれ接続部品201におけるチップ基板210の第2の辺222に沿って設けられた複数の第2端子232、234、236、238に接続する。
接続部品201において、図20に示すように、第1端子231、233、235、237は、チップ基板210の内部において、それぞれ対応する第2端子232、234、236、238と接続部246、247、248、249を介して接続する。接続部品201は、このように、第1端子231、233、235、237を第3の辺223に近い順に、第2端子232、234、236、238を当該第3の辺223から遠い順に接続部246、247、248、249を介して接続する。なお、図20に示すように、接続部品201の複数の接続部246、247、248、249の各々は、当該複数の接続部246、247、248、249の他の少なくとも1つと交差する。
このように、回路基板11において、複数の配線51、52、53、54、55、56、57、58を介して複数ビットの信号を伝送するときに、配線51、53、55、57をそれぞれ配線52、54、56、58と接続する場合に、これらの配線を接続部品201の各端子に上記のように接続することにより、互いに交差する複数の伝送路を容易に実現することができる。なお、接続部品201は、チップ基板210における回路基板11に直交する方向(図20の紙面に直交する方向)において複数の層を有してもよい。また、この場合、複数の接続部246、247、248、249の各々は、当該複数の層のうちの異なる層に設けられることが好ましい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明の実施形態に係る回路基板10の構成を示す図である。 回路基板10の接続部品100近傍を拡大して示す図である。 回路基板10の接続部品100近傍を拡大して基板15の裏面側から見た図である。 図2のA−A'断面を矢印の方向から見た断面図である。 図2のB−B'断面を矢印の方向から見た断面図である。 接続部品100の回路構成を示す図である。 接続部品100の他の例である接続部品101の拡大上面図である。 接続部品101の拡大下面図である。 接続部品100のさらに他の例である接続部品102の拡大上面図である。 接続部品102の拡大下面図である。 接続部品100の回路構成の他の例を示す図である。 接続部品100のさらに他の例である接続部品103の拡大上面図である。 図12のC−C'断面を矢印の方向から見た断面図である。 接続部品100のさらに他の例である接続部品104の拡大上面図である。 接続部品104の拡大下面図である。 接続部品100のさらに他の例である接続部品105の回路構成を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る回路基板11の構成を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る回路基板11の構成を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る回路基板11の構成を示す図である。 回路基板11の他の例の構成を示す図である。
符号の説明
10、11 回路基板
15、16 基板
21 第1デバイス
31 第1のデバイス端子
32 第2のデバイス端子
22 第2デバイス
33 第3のデバイス端子
34 第4のデバイス端子
41 第1配線
42 第2配線
43 第3配線
44 第4配線
51、52、53、54、55、56、57、58 配線
81 GNDパターン
100、101、102、103、104、105、106 接続部品
110、111 チップ基板
116、121、126、128 第1接続部
117、122、127、129 第2接続部
118、123 第3接続部
119、124 第4接続部
131 第1端子
132 第2端子
133 第3端子
134 第4端子
135 第5端子
136 第6端子
137 第7端子
138 第8端子
141、142、143、144、145、146、147、148 接合部
151、152 抵抗
153、154 インピーダンス
155 第1入力側抵抗
156 第2入力側抵抗
161 第1切替部
162 第2切替部
171、173 第1共通伝送路
172、174 第2共通伝送路
176 第1非共通伝送路
177 第2非共通伝送路
178 第3非共通伝送路
179 第4非共通伝送路
180 中間層
183 GND接続部
185 基準電位
191 第1中継端子
192 第2中継端子
193 第3中継端子
194 第4中継端子
195 第5中継端子
196 第6中継端子
197 第7中継端子
198 第8中継端子
200、201 接続部品
210 チップ基板
221 第1の辺
222 第2の辺
223 第3の辺
231、233、235、237 第1端子
232、234、236、238 第2端子
241、242、243、244、246、247、248、249 接続部
300 接続ユニット
311 第1ユニット側端子
312 第2ユニット側端子
313 第3ユニット側端子
314 第4ユニット側端子
321、322 抵抗

Claims (20)

  1. 基板上に搭載され、前記基板上の配線間を接続する接続部品であって、
    前記基板上に設けられた第1配線および第2配線の間を接続することにより、前記第1配線および前記第2配線を含む第1伝送路を形成する第1接続部と、
    前記基板上において前記第1伝送路に対し異なる側に設けられた第3配線および第4配線の間を接続することにより、前記第3配線および前記第4配線を含み前記第1伝送路と交差する第2伝送路を形成する第2接続部と
    を備える接続部品。
  2. 前記第1接続部および前記第2接続部は、互いに交差する請求項1に記載の接続部品。
  3. チップ基板と、
    前記第1配線に接続される第1端子と、前記第2配線に接続される第2端子と、前記第3配線に接続される第3端子と、前記第4配線に接続される第4端子と
    をさらに備え、
    前記第1端子および前記第3端子は、互いに隣り合って設けられ、
    前記第2端子および前記第4端子は、互いに隣り合って設けられ、
    前記第1端子および前記第4端子は、前記チップ基板を挟んで対向して設けられ、
    前記第2端子および前記第3端子は、前記チップ基板を挟んで対向して設けられる
    請求項2に記載の接続部品。
  4. 前記第1接続部は、前記チップ基板の上面側で前記第1端子および前記第2端子の間を接続し、
    前記第2接続部は、前記チップ基板の下面側で前記第3端子および前記第4端子の間を接続する
    請求項3に記載の接続部品。
  5. 前記第1接続部は、前記第1端子に対して信号を出力する出力側デバイスの、前記第2配線に対する出力インピーダンスを整合させるべく定められた大きさの抵抗値を有し、
    前記第2接続部は、前記第3端子に対して信号を出力する出力側デバイスの、前記第4配線に対する出力インピーダンスを整合させるべく定められた大きさの抵抗値を有する請求項4に記載の接続部品。
  6. 前記チップ基板は、前記基板上のGNDパターンに接続される導電性の中間層を有し、
    前記第1接続部は、前記第1配線および前記第2配線と同一の特性インピーダンスを有し、
    前記第2接続部は、前記第3配線および前記第4配線と同一の特性インピーダンスを有する請求項4に記載の接続部品。
  7. 前記第1接続部と基準電位との間に設けられ、前記第1端子に接続される前記第1配線と前記第2配線に接続されて前記第2配線から信号が入力される入力側デバイスの入力インピーダンスを整合するべく定められた大きさのインピーダンスを有する第1入力側抵抗と、
    前記第2接続部と基準電位との間に設けられ、前記第3端子に接続される前記第3配線と前記第4配線に接続されて前記第4配線から信号が入力される前記入力側デバイスの入力インピーダンスを整合するべく定められた大きさのインピーダンスを有する第2入力側抵抗と、
    をさらに備える請求項4に記載の接続部品。
  8. 前記第1伝送路および前記第2伝送路を形成しない場合において、前記第1配線および前記第4配線の間を接続することにより、前記第1配線および前記第4配線を含む第3伝送路を形成する第3接続部と、
    互いに交差する前記第1伝送路および前記第2伝送路を形成しない場合において、前記第2配線および前記第3配線の間を接続することにより、前記第2配線および前記第3配線を含み前記第3伝送路と並行する第4伝送路を形成する第4接続部と
    をさらに備える請求項1に記載の接続部品。
  9. 前記第1接続部および前記第3接続部は、少なくとも一部において共通する第1共通伝送路を有し、
    前記第2接続部および前記第4接続部は、少なくとも一部において共通する第2共通伝送路を有する
    請求項8に記載の接続部品。
  10. 前記第1伝送路および前記第2伝送路を形成する場合において、前記第1配線に接続される第1端子、前記第2配線に接続される第2端子、前記第3配線に接続される第3端子、および前記第4配線に接続される第4端子と、
    前記第3伝送路および前記第4伝送路を形成する場合において、前記第1配線に接続される第5端子、前記第2配線に接続される第6端子、前記第3配線に接続される第7端子、および前記第4配線に接続される第8端子と、
    をさらに備え、
    前記第1接続部は、前記第1端子および前記第2端子の間を接続し、
    前記第2接続部は、前記第3端子および前記第4端子の間を接続し、
    前記第3接続部は、前記第5端子および前記第6端子の間を接続し、
    前記第4接続部は、前記第7端子および前記第8端子の間を接続する
    請求項9に記載の接続部品。
  11. 当該接続部品は、
    第1の配置において前記基板上に搭載された場合に、前記第1端子、前記第2端子、前記第3端子、および前記第4端子が前記第1配線、前記第2配線、前記第3配線、および前記第4配線に接続し、
    前記第1の配置に対し、向きおよび位置の少なくとも一方が異なる第2の配置において前記基板上に搭載された場合に、前記第5端子が前記第1端子と同じ位置において前記第1配線に接続し、前記第6端子が前記第4端子と同じ位置において前記第4配線に接続し、前記第7端子が前記第3端子と同じ位置において前記第2配線に接続し、前記第8端子が前記第2端子と同じ位置において前記第2配線に接続する
    請求項10に記載の接続部品。
  12. 当該接続部品は、前記基板上で前記第1の配置に対し当該接続部品を90度回転させた第2の配置において前記基板上に搭載された場合に、前記第5の端子が前記第1端子と同じ位置において前記第1配線に接続し、前記第6の端子が前記第5端子と同じ位置において前記第4配線に接続し、前記第7端子が前記第3端子と同じ位置において前記第3配線に接続し、前記第8端子が前記第2端子と同じ位置において前記第2配線に接続する請求項11に記載の接続部品。
  13. 前記第1配線に接続される第1端子と、前記第2配線に接続される第2端子と、前記第3配線に接続される第3端子と、前記第4配線に接続される第4端子と
    前記第1端子にそれぞれ接続される第1中継端子および第5中継端子と、前記第2端子にそれぞれ接続される第2中継端子および第6中継端子と、前記第3端子にそれぞれ接続される第3中継端子および第7中継端子と、前記第4端子にそれぞれ接続される第4中継端子および第8中継端子と、
    前記第1伝送路および前記第2伝送路を形成する場合において、前記第1中継端子および前記第2中継端子の間、および前記第3中継端子および前記第4中継端子の間をそれぞれ接続し、前記第3伝送路および前記第4伝送路を形成する場合において、前記第5中継端子および前記第8中継端子の間、および前記第6中継端子および前記第7中継端子の間をそれぞれ接続する接続ユニットと
    をさらに備える請求項8に記載の接続部品。
  14. 基板上に搭載され、前記基板上の複数の配線間を接続する接続部品であって、
    複数の第1端子と、
    前記複数の第1端子と1対1に対応する複数の第2端子と、
    前記複数の第1端子および前記複数の第2端子と1対1に対応し、対応する前記第1端子および前記第2端子の間をそれぞれ接続する複数の接続部と
    を備え、
    前記複数の接続部の少なくとも1つを含む伝送路は、前記複数の接続部の他の少なくとも1つを含む伝送路と交差する接続部品。
  15. 前記複数の接続部の各々は、前記複数の接続部の他の少なくとも1つと交差する請求項14に記載の接続部品。
  16. 前記複数の接続部のうち少なくとも互いに交差する接続部同士は、前記基板に直交する方向において離間する請求項15に記載の接続部品。
  17. 当該接続部品は、前記基板に直交する方向において複数の層を有し、
    前記複数の接続部の各々は、前記複数の層のうちの異なる層に設けられる請求項16に記載の接続部品。
  18. 第1の辺と、前記第1の辺と平行する第2の辺と、前記第1の辺および前記第2の辺に隣接する第3の辺とを有するチップ基板をさらに備え、
    前記複数の第1端子は、前記チップ基板の前記第1の辺に沿って設けられ、
    前記複数の第2端子は、前記チップ基板の前記第2の辺に沿って設けられ、
    前記複数の接続部は、前記第3の辺に近い順に選択したそれぞれの前記第1端子と、前記第3の辺から遠い順に選択したそれぞれの前記第2端子とを接続する
    請求項14に記載の接続部品。
  19. 回路基板であって、
    基板と、
    第1のデバイス端子および第3のデバイス端子を有する第1デバイスと、
    前記第1のデバイス端子に接続され、前記基板上において延伸する第1配線と、
    前記第3のデバイス端子に接続され、前記基板上において延伸する第3配線と、
    第2のデバイス端子および第4のデバイス端子を有する第2のデバイスと、
    前記第2のデバイス端子に接続され、前記基板上において延伸する第2配線と、
    前記第4のデバイス端子に接続され、前記基板上において延伸する第4配線と、
    前記第1配線および前記第2配線と、前記第3配線および前記第4配線とをそれぞれ接続する接続部品と、
    を備え、
    前記接続部品は、前記第1配線および前記第2配線の間を直列に接続することにより、前記第1配線および前記第2配線を含む第1伝送路を形成する第1接続部と、
    前記基板上において前記第1伝送路に対し異なる側に設けられた第3配線および第4配線の間を直列に接続することにより、前記第3配線および前記第4配線を含み前記第1伝送路と交差する第2伝送路を形成する第2接続部と
    を有する回路基板。
  20. 前記第1デバイスは、差動信号の正側信号を前記第1のデバイス端子から出力し、前記差動信号の負側信号を前記第3のデバイス端子から出力し、
    前記第2デバイスは、前記差動信号の正側信号を前記第2のデバイス端子から入力し、前記差動信号の負側信号を前記第4のデバイス端子から入力し、
    前記第1配線および前記第3配線は、前記基板上において並行して配され、
    前記第2配線および前記第4配線は、前記基板上において並行して配される
    請求項19に記載の回路基板。
JP2007171002A 2007-06-28 2007-06-28 接続部品および回路基板 Withdrawn JP2009010218A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007171002A JP2009010218A (ja) 2007-06-28 2007-06-28 接続部品および回路基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007171002A JP2009010218A (ja) 2007-06-28 2007-06-28 接続部品および回路基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009010218A true JP2009010218A (ja) 2009-01-15

Family

ID=40325004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007171002A Withdrawn JP2009010218A (ja) 2007-06-28 2007-06-28 接続部品および回路基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009010218A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015002188A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 Necパーソナルコンピュータ株式会社 プリント配線基板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015002188A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 Necパーソナルコンピュータ株式会社 プリント配線基板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8552308B2 (en) Differential signal pair transmission structure, wiring board and electronic module
JP6614903B2 (ja) プリント回路板及びプリント配線板
JP2008130976A (ja) プリント配線基板
US20150041207A1 (en) Printed circuit board
JP4012040B2 (ja) センタタップ終端回路及びセンタタップ終端回路を有するプリント配線板
US8878627B2 (en) Monolithic power splitter for differential signal
CN101389182B (zh) 印刷电路板
JP2016066946A (ja) 信号伝送用ケーブル
JP2009010218A (ja) 接続部品および回路基板
JP2009129649A (ja) 基板のコネクタ実装部構造
CN101187950A (zh) 多重负载拓扑布线架构
US6812576B1 (en) Fanned out interconnect via structure for electronic package substrates
CN102348323A (zh) 电路板
WO2013146904A1 (ja) 配線基板
US9148114B2 (en) Monolithic power splitter for differential signal
US7277006B2 (en) Chip resistor
JP5617740B2 (ja) 信号伝送システムおよび信号伝送方法
JP5666946B2 (ja) 分岐コネクタ
TW201419800A (zh) 等化器陣列
TWI756860B (zh) 訊號傳輸之通道結構
JP2010062025A (ja) ジャンパーチップ部品及び実装構造
JP2009147058A (ja) インピーダンス整合フィルタ、および、実装基板
JP2006115337A (ja) インピーダンス整合回路
JP2006066507A (ja) プリント配線板
JP5705601B2 (ja) 分岐コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20100907