JP2009010037A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Atsushi Nishimura
淳 西村
Tetsuya Matsutani
哲也 松谷
Hideji Hirao
秀司 平尾
Kazuhito Ichinose
一仁 一之瀬
Akishige Yuya
明栄 油谷
Masashi Muranaka
誠志 村中
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Abstract

【課題】径が0.1μm以下のCuコンタクトプラグを有する半導体装置に関し、バリア性及び密着性に優れたCuコンタクトプラグを有する半導体装置を提供することである。
【解決手段】半導体装置は、半導体基板100の上に形成され、半導体基板100表面に設けられた金属シリサイド層101を露出するコンタクトホール102aを有する絶縁膜102と、コンタクトホール102aの側壁部及び底部に形成され、金属シリサイド層101と接続する第1の高融点金属膜103と、第1の高融点金属膜103の上に形成された第2の高融点金属膜104と、第2の高融点金属膜104の上に形成され、コンタクトホール102aの内部を充填する銅膜105とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、半導体集積回路等の半導体領域と接続されたコンタクトプラグを有する半導体装置及びその製造方法に関する。
半導体集積回路の高集積化及びチップサイズの縮小化に伴い、絶縁膜によって覆われた半導体集積回路等の半導体装置に電源又は信号を供給するためのコンタクトプラグの微細化も加速しており、コンタクト抵抗の高抵抗化が問題となっている。コンタクト抵抗の低抵抗化の要求に対しては、比抵抗の低い銅(Cu)をプラグ材料として使用するCuコンタクトプラグ形成プロセスが近年注目されている。
以下に、Cuコンタクトプラグ形成に関する従来の製造方法について、図10を参照しながら説明する。図10は、Cuコンタクトプラグ形成に関する従来の製造方法を説明するための断面図である。
図10に示すように、シリコン単結晶(Si)からなる半導体基板9におけるSTI(Shallow Trench Isolation)などの素子分離部10によって区画された素子形成領域には、MISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)などの半導体素子が形成されており、MISFETを構成するソース又はドレインとして機能する拡散層8の表層部にはコバルトシリサイド層7が形成されている。
この後、半導体基板9の上に、半導体素子を覆うように層間絶縁膜として酸化シリコン膜5を堆積した後に、例えばリソグラフィー及びエッチング技術を用いて、半導体素子に対してのコンタクトプラグを形成するために、酸化シリコン膜5に、ホール径が0.1μmのコンタクトホールを形成する。
次に、コンタクトホール内の汚染物質(酸化膜、炭素系膜など)をRFエッチングによって除去する。続いて、スパッタ法によってチタン膜4を形成した後、低抵抗化するために、窒素(N)雰囲気下、690℃、30sのアニール処理を行うことにより、チタンシリサイド膜6が形成され、コバルトシリサイド層7とオーミックコンタクトさせると共にチタン表面が窒化される。
次に、スパッタ法により、銅バリア膜として機能する窒化タンタル膜3、銅に対する密着層として機能する窒化チタン膜2を順に形成する。
次に、0.1μm径以下のコンタクトホールを銅によって完全に埋め込むために、銅シード膜を使用した電解めっき法を用いずに、成膜時のカバレッジに優れたMOCVD(Metal-organic Chemical Vapor Deposition)法を用いて銅を堆積して埋め込む。ここで、下地となる窒化チタン膜2はMOCVD原料に含まれるフッ素などと反応することはないため、高抵抗層が形成されることはなく、低抵抗のコンタクトを形成することができる。その後、窒素雰囲気下、350℃、30分のアニール処理、及びCMP(Chemical Mechanical Polishing)を順に行うことにより、コンタクトホール内のみに銅及び上記の導電性膜を残存させて、コンタクトプラグを形成する。
特開2003−309082号公報
ところで、Cuコンタクトプラグ形成に関する上記従来の製造方法によると、銅を埋め込む工程において、銅の埋め込み不良を抑制するために、MOCVDを用いて銅の埋め込みを行っているが、MOCVD法は、一般的に、例えば下地膜との密着性が悪いなどの種々の問題を有しており、未だに量産化技術の域にまで到達していないのが現状である。
また、コンタクトプラグの微細化の進展に伴って、径が0.1μm以下のコンタクトプラグを形成する際には、コンタクト底部の金属シリサイド層としてニッケルシリサイド層を使用する場合が多いが、上記従来の製造方法では500℃以上の熱処理を行う工程を含むため、細線部が高温下で断線する恐れのあるニッケルシリサイド層を金属シリサイド層として用いることができない。
前記に鑑み、本発明の目的は、径が0.1μm以下のCuコンタクトプラグを有する半導体装置及びその製造方法に関し、銅を埋め込む方法として一般的に使用されているPVD(Physical Vapor Deposition )法によって形成された銅シード膜上に電解めっき法を用いて銅を埋め込む方法を用いて、バリア性及び密着性に優れたCuコンタクトプラグを有する半導体装置及びその製造方法を提供することである。また、500℃以上の熱処理工程を行わないことにより、特にニッケルシリサイド層よりなる金属シリサイド層を用いた場合のその断線を防止して、該ニッケルシリサイド層とのオーミックコンタクトを実現するCuコンタクトプラグを有する半導体装置及びその製造方法を提供することである。
本発明の目的を達成するために、本発明の一形態に係る半導体装置の第1の構造は、半導体基板の上に形成され、半導体基板表面に設けられた金属シリサイド層を露出するコンタクトホールを有する絶縁膜と、コンタクトホールの側壁部及び底部に形成され、金属シリサイド層と接続する第1の高融点金属膜と、第1の高融点金属膜の上に形成された第2の高融点金属膜と、第2の高融点金属膜の上に形成され、コンタクトホールの内部を充填する銅膜とを備える。
第1の構造において、第1の高融点金属膜は、チタン膜又はタンタル膜であることが好ましい。
第1の構造において、第2の高融点金属膜は、窒化タンタル膜であることが好ましい。
第1の構造において、金属シリサイド層は、ニッケルシリサイド層であることが好ましい。
本発明の一形態に係る半導体装置の第2の構造は、上記第1の構造において、第1の高融点金属膜と第2の高融点金属膜との間に形成され、第1の高融点金属膜の窒化膜である第3の高融点金属膜をさらに備える。
第2の構造において、第1の高融点金属膜は、チタン膜又はタンタル膜であることが好ましい。
第2の構造において、第2の高融点金属膜は、窒化タンタル膜であることが好ましい。
第2の構造において、金属シリサイド層は、ニッケルシリサイド層であることが好ましい。
本発明の一形態に係る半導体装置の第3の構造は、第1の構造において、第2の高融点金属膜と銅膜との間に形成されたタンタル膜をさらに備える。
第3の構造において、第1の高融点金属膜は、チタン膜又はタンタル膜であることが好ましい。
第3の構造において、第2の高融点金属膜は、窒化タンタル膜であることが好ましい。
第3の構造において、金属シリサイド層は、ニッケルシリサイド層であることが好ましい。
本発明の一形態に係る半導体装置の第4の構造は、第2の構造において、第2の高融点金属膜と銅膜との間に形成されたタンタル膜をさらに備える。
第4の構造において、第1の高融点金属膜は、チタン膜又はタンタル膜であることが好ましい。
第4の構造において、第2の高融点金属膜は、窒化タンタル膜であることが好ましい。
第4の構造において、金属シリサイド層は、ニッケルシリサイド層であることが好ましい。
本発明の一形態に係る半導体装置の第5の構造は、第1の構造において、絶縁膜は、吸湿性が相対的に高い材料からなり、コンタクトホールの側壁部において、絶縁膜と第1の高融点金属膜との間に形成され、第1の高融点金属膜の酸化膜である高融点金属酸化膜をさらに備える。
第5の構造において、第1の高融点金属膜は、チタン膜又はタンタル膜であることが好ましい。
第5の構造において、第2の高融点金属膜は、窒化タンタル膜であることが好ましい。
第5の構造において、金属シリサイド層は、ニッケルシリサイド層であることが好ましい。
第5の構造において、絶縁膜は、O−TEOS膜、SOD膜、又は低誘電率膜かならることが好ましい。
本発明の一形態に係る半導体装置の第6の構造は、第5の構造において、第1の高融点金属膜と第2の高融点金属膜との間に形成され、第1の高融点金属膜の窒化膜である第3の高融点金属膜をさらに備える。
第6の構造において、第1の高融点金属膜は、チタン膜又はタンタル膜であることが好ましい。
第6の構造において、第2の高融点金属膜は、窒化タンタル膜であることが好ましい。
第6の構造において、金属シリサイド層は、ニッケルシリサイド層であることが好ましい。
第6の構造において、絶縁膜は、O−TEOS膜、SOD膜、又は低誘電率膜からなることが好ましい。
本発明の一形態に係る半導体装置の第7の構造は、第5の構造において、第2の高融点金属膜と銅膜との間に形成されたタンタル膜をさらに備える。
第7の構造において、第1の高融点金属膜は、チタン膜又はタンタル膜である、半導体装置。
第7の構造において、第2の高融点金属膜は、窒化タンタル膜であることが好ましい。
第7の構造において、金属シリサイド層は、ニッケルシリサイド層であることが好ましい。
第7の構造において、絶縁膜は、O−TEOS膜、SOD膜、又は低誘電率膜からなることが好ましい。
本発明の一形態に係る半導体装置の第8の構造は、第6の構造において、第2の高融点金属膜と銅膜との間に形成されたタンタル膜をさらに備える。
第8の構造において、第1の高融点金属膜は、チタン膜又はタンタル膜であることが好ましい。
第8の構造において、第2の高融点金属膜は、窒化タンタル膜であることが好ましい。
第8の構造において、金属シリサイド層は、ニッケルシリサイド層であることが好ましい。
第8の構造において、絶縁膜は、O−TEOS膜、SOD膜、又は低誘電率膜からなることが好ましい。
本発明の一形態に係る半導体装置の製造方法は、上記第1〜第8のいずれかの構造を有する半導体装置の製造方法であって、Atomic Layer Deposition(ALD)法により、第2の高融点金属膜を堆積する。
本発明に係る半導体装置及びその製造方法によると、微細Cuコンタクトプラグの形成プロセスにおいて、ALD法による窒化タンタルからなる薄膜のバリア膜形成が可能であるため、これまで一般的に使用されているPVD法による銅シード膜上に電解めっき法で0.1μm径のコンタクトホールへの銅の埋め込みが実現できる。その結果、量産性の高いCuコンタクトプラグを形成することができる。また、第1の高融点金属膜として、エッチング処理後残存している金属シリサイド層上の酸化膜を還元するために必要となる膜厚以上を有するチタン膜又はタンタル膜を堆積することにより、500℃以上の熱処理を行うことなく、オーミックコンタクトを形成することができる。
また、微細コンタクトプラグの層間膜として吸湿性が相対的に高い材料からなる絶縁膜を用いる場合には、該絶縁膜と第1の高融点金属膜との間に第1の高融点金属膜の酸化膜が形成されるため、銅に対するバリア性が更に向上する。
以下、本発明の各実施形態に係る半導体装置及びその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置及びその製造方法について、図1〜図4を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置及びその製造方法を説明するための要部断面図を示している。
図1に示すように、例えばシリコン単結晶(Si)からなる半導体基板100における例えばSTI(Shallow Trench Isolation)などの素子分離部(図示せず)によって区画された素子形成領域には、MISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)などの半導体素子が形成されており、MISFETを構成するソース又はドレインとして機能する拡散層の表層部には、例えばニッケルシリサイド層からなる金属シリサイド層101が形成されている。
次に、半導体基板100の上に、MISトランジスタなどの半導体素子を覆うように、例えば酸化シリコン膜からなる絶縁膜102を堆積する。続いて、例えばリソグラフィー及びエッチング技術を用いて、半導体素子に対してのコンタクトプラグを形成するために、絶縁膜102に、ホール径が0.1μmであって、底部に金属シリサイド層101を露出するコンタクトホール102aを形成する。続いて、エッチングにより、コンタクトホール102a内の汚染物質(金属シリサイド層101上の酸化膜、他の炭素系膜など)を除去する。
次に、絶縁膜102の上、並びに、コンタクトホール102aの底部及び側壁部に、例えば膜厚2nm(金属シリサイド層101上)以上のチタン膜又はタンタル膜からなり、凹部103aを有する第1の高融点金属膜103を形成する。この第1の高融点金属膜103は、コンタクトホール102aの底部において、金属シリサイド層101とオーミックコンタクトを形成する。ここで、第1の高融点金属膜103として、エッチング処理後残存している金属シリサイド層101上の酸化膜を還元するために必要となる膜厚以上を有するチタン膜又はタンタル膜を堆積することにより、500℃以上の熱処理を行うことなく、オーミックコンタクトを形成することができる。また、第1の高融点金属膜103としてのチタン膜又はタンタル膜の形成は、例えば、Ar雰囲気下、高指向性のスパッタ法を用いて行う。なお、チタン膜については、CVD(Chemical Vapor Deposition)法を用いて形成してもよく、その場合は、例えば塩化チタン及び水素を用い、450℃の下で、PE(Plazma Enhanced)−CVD法を用いればよい。
次に、第1の高融点金属膜103の上、並びに、第1の高融点金属膜103の凹部103aの底部及び側壁部に、例えば膜厚5nm以下の窒化タンタル膜からなり、凹部104aを有する第2の高融点金属膜104を形成する。ここで、第2の高融点金属膜104としての窒化タンタル膜の形成は、例えば、ALD(Atomic Layer Deposition)法を用いて、275℃の雰囲気下で行う。このように、ALD法を用いて第2の高融点金属膜104を形成することにより、膜厚が均一的で且つ薄膜の第2の高融点金属膜104を実現できる。すなわち、次工程で銅を埋め込んでCuコンタクトプラグを形成するため、第2の高融点金属膜104には、銅の拡散を防止するバリア性に優れると共に銅の埋め込み特性に資する構造を有することが要求されるところ、ここでは、第2の高融点金属膜104は膜厚が均一的であるので、膜厚がばらつく他の方法で形成された場合と比較して、一定のバリア性を薄い膜厚で実現できることにより、コンタクト上部の開口径を広げることができ、銅の埋め込み特性を向上させることができる。
次に、第2の高融点金属膜104の上、並びに、第2の高融点金属膜104の凹部104aの底部及び側壁部に、Ar雰囲気下、高指向性のスパッタ法により、例えば膜厚が40nm(絶縁膜102上)の銅シード層を堆積した後に、電解めっき法により、凹部104aの内部に銅膜を埋め込み、コンタクトホール102aの内部から外にはみ出している銅膜及びその他の上記導電性膜をCMP(Chemical Mechanical Polishing)法により研磨除去する。なお、銅膜の比抵抗を低減させる目的で、電解めっき法によって銅の埋め込みを行った後に、100℃の窒素雰囲気下で90分間のアニール処理を行ってもよい。
以上のようにして、コンタクトホール102aの内部のみに形成され、第1の高融点金属膜103、第2の高融点金属膜104及び銅膜105からなるコンタクトプラグが形成される。
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置及びその製造方法によると、微細Cuコンタクトプラグの形成プロセスにおいて、ALD法による窒化タンタルからなる薄膜のバリア膜形成が可能であるため、これまで一般的に使用されているPVD法による銅シード膜上に電解めっき法で0.1μm径のコンタクトホール102aへの銅の埋め込みが実現できる。その結果、量産性の高いCuコンタクトプラグを形成することができる。
−第1の変形例−
図2は、本発明の第1の実施形態の第1の変形例に係る半導体装置及びその製造方法を説明するための要部断面図を示している。
図2に示す第1の変形例に係る半導体装置は、上述の図1に示した半導体装置の構造と比較すると、第1の高融点金属膜103と第2の高融点金属膜104との間に第3の高融点金属膜106をさらに備えている点が異なるが、その他の構成は同様であるため、以下では、その異なる構成及びその製造方法を中心に説明する。
まず、上述の図1を用いた説明と同様に、例えば膜厚2nm(金属シリサイド層101上)以上のチタン膜又はタンタル膜からなり、凹部103aを有する第1の高融点金属膜103までを形成する。
次に、第1の高融点金属膜103の上、並びに、第1の高融点金属膜103の凹部103aの底部及び側壁部に、例えば膜厚1〜5nm(第1の高融点金属膜103上)程度の金属窒化膜からなり、凹部106aを有する第3の高融点金属膜106を形成する。ここで、第3の高融点金属膜106として、第1の高融点金属膜103にチタン膜を用いた場合には、CVD法を用いて窒化チタン膜を形成する一方、第1の高融点金属膜103にタンタル膜を用いた場合には、スパッタ法を用いて窒化タンタル膜を形成する。
以降の工程は、第3の高融点金属膜106の上、並びに、第3の高融点金属膜106の凹部106aの底部及び側壁部に、上述した凹部104aを有する第2の高融点金属膜104を同様に形成し、さらに、該凹部104a内のみに銅膜が埋め込まれるように上述と同様の工程を行う。
以上のようにして、コンタクトホール102aの内部のみに形成され、第1の高融点金属膜103、第3の高融点金属膜106、第2の高融点金属膜104及び銅膜105からなるコンタクトプラグが形成される。
本変形例によると、上述した効果を奏することに加えて、第1の高融点金属膜103の上に、金属窒化膜からなる第3の高融点金属膜106を形成することにより、その上層にALD法を用いて窒化タンタル膜からなる第2の高融点金属膜104を堆積する前に大気解放された場合であっても、コンタクトプラグの底部が酸化して高抵抗によるオーミックコンタクトの不良が発生することを防止できると共に、金属窒化膜は銅に対するバリア性が優れるため、銅を埋め込んでコンタクトプラグを形成する際のバリア性を向上させることができる。
−第2の変形例−
図3は、本発明の第1の実施形態の第2の変形例に係る半導体装置及びその製造方法を説明するための要部断面図を示している。
図3に示す第2の変形例に係る半導体装置は、上述の図1に示した半導体装置の構造と比較すると、第2の高融点金属膜104と銅膜105との間にタンタル膜107をさらに備えている点で異なるが、その他の構成は同様であるため、以下では、その異なる構成及びその製造方法を中心に説明する。
まず、上述の図1を用いた説明と同様に、例えば膜厚5nm以下の窒化タンタル膜からなり、凹部104aを有する第2の高融点金属膜104までを形成する。
次に、第2の高融点金属膜104の上、並びに、第2の高融点金属膜104の凹部104aの底部及び側壁部に、基板バイアスを印加しない低カバレッジな成膜条件で例えば膜厚1nm〜10nmで凹部107aを有するタンタル膜107を形成する。
以降の工程は、タンタル膜107の凹部107a内のみに銅膜が埋め込まれるように上述と同様の工程を行う。
以上のようにして、コンタクトホール102aの内部のみに形成され、第1の高融点金属膜103、第2の高融点金属膜104、タンタル膜107及び銅膜105からなるコンタクトプラグが形成される。
本変形例によると、上述した効果を奏することに加えて、第2の高融点金属膜104の上に、タンタル膜107を形成することにより、その凹部107a内に埋め込まれる銅膜105との密着性をさらに向上させることができる。
−第3の変形例−
図4は、本発明の第1の実施形態の第3の変形例に係る半導体装置及びその製造方法を説明するための要部断面図を示している。
図4に示す第3の変形例に係る半導体装置は、上述の図2に示した半導体装置の構造と上述した図3に示した半導体装置の構造とを組み合わせた構造であって、すなわち、上述の図1に示した半導体装置の構造と比較すると、第1の高融点金属膜103と第2の高融点金属膜104との間に第3の高融点金属膜106をさらに備えると共に、第2の高融点金属膜104と銅膜105との間にタンタル膜107をさらに備えている点で異なるが、その他の構成は同様である。
したがって、本変形例によると、上述した効果を奏することに加えて、第1及び第2の変形例で説明した効果を同時に奏することができる。なお、本変形例に係る半導体装置の構造の詳細は、上述した第2の変形例までの説明から明らかであるので、その説明は繰り返さない。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置及びその製造方法について、図5〜図8を参照しながら説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置及びその製造方法を説明するための要部断面図を示している。
図5に示すように、例えばシリコン単結晶(Si)からなる半導体基板100における例えばSTI(Shallow Trench Isolation)などの素子分離部(図示せず)によって区画された素子形成領域には、MISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)などの半導体素子が形成されており、MISFETを構成するソース又はドレインとして機能する拡散層の表層部には、例えばニッケルシリサイド層からなる金属シリサイド層101が形成されている。
次に、半導体基板100の上に、MISトランジスタなどの半導体素子を覆うように、吸湿性が相対的に高い材料からなる絶縁膜102bを堆積する。ここで、吸湿性が相対的に高い材料からなる絶縁膜102bとしては、例えばO−TEOS(Tetraetylorthosilicate)膜若しくはSOD(Spin on Dielectric)膜などの狭ピッチのゲート間のギャップをボイドなく埋め込むことができる埋め込み特性に優れた材料、又は、OSG(organo-silicates)膜、メチルシルセスシオキサン(MSQ:methyl-silsesquioxane)膜、若しくは炭素含有シリコン酸化膜(SiOCH)膜などの低誘電率絶縁膜材料を用いる。また、本実施形態において吸湿性が相対的に高い材料とは、具体的には、後述する高融点金属酸化膜108が絶縁膜102aと第1の高融点金属膜103との間に形成されるだけの水分を含む材料のことである。言い換えると、第1の高融点金属膜103との間に高融点金属酸化膜108が形成された半導体装置の構成が存在すれば、絶縁膜102aとして吸湿性が相対的に高い材料を用いていると言える。また、温度条件によっては、絶縁膜102aに含まれる水分が蒸発してしまうため、吸湿性が相対的に高い材料からなる絶縁膜102aは、後述する高融点金属酸化膜108が形成されるまでは、500℃以上の熱処理プロセスが行われていない状態で存在している膜である必要がある。
続いて、例えばリソグラフィー及びエッチング技術を用いて、半導体素子に対してのコンタクトプラグを形成するために、絶縁膜102bに、径が0.1μmであって、底部に金属シリサイド層101を露出するコンタクトホール102aを形成する。続いて、エッチングにより、コンタクトホール102a内の汚染物質(金属シリサイド層101上の酸化膜、他の炭素系膜など)を除去する。
次に、絶縁膜102の上、並びに、コンタクトホール102aの底部及び側壁部に、例えば膜厚2nm(金属シリサイド層101上)以上のチタン膜又はタンタル膜からなり、凹部103aを有する第1の高融点金属膜103を形成する。この第1の高融点金属膜103は、コンタクトホール102aの底部において、金属シリサイド層101とオーミックコンタクトを形成する。ここで、第1の高融点金属膜103として、エッチング処理後残存している金属シリサイド層101上の酸化膜を還元するために必要となる膜厚以上を有するチタン膜又はタンタル膜を堆積することにより、500℃以上の熱処理を行うことなく、オーミックコンタクトを形成することができる。また、第1の高融点金属膜103としてのチタン膜又はタンタル膜の形成は、例えば、Ar雰囲気下、高指向性のスパッタ法を用いて行う。なお、チタン膜については、CVD(Chemical Vapor Deposition)法を用いて形成してもよく、その場合は、例えば塩化チタン及び水素を用い、450℃の下で、PE(Plazma Enhanced)−CVD法を用いればよい。この工程では、コンタクトホール102aの側壁において、上記列挙した埋め込み特性に優れた材料や低誘電率材料からなる絶縁膜102b中の水分の影響により、絶縁膜102bと第1の高融点金属膜103との間に、第1の高融点金属膜103の酸化膜である高融点金属酸化膜108が形成される。第1の高融点金属膜103がチタン膜からなる場合には、酸化チタン膜からなる高融点金属酸化膜108が形成され、第1の高融点金属膜103がタンタル膜からなる場合には、酸化タンタル膜からなる高融点金属酸化膜108が形成される。但し、第1の高融点金属膜103としてのチタン膜又はタンタル膜の成膜温度が非常に低い場合、例えば室温程度である場合には、この工程では高融点金属酸化膜108が形成されることはなく、後工程の熱処理においてこの高融点金属酸化膜108が形成されることになる。
次に、第1の高融点金属膜103の上、並びに、第1の高融点金属膜103の凹部103aの底部及び側壁部に、例えば膜厚5nm以下の窒化タンタル膜からなり、凹部104aを有する第2の高融点金属膜104を形成する。ここで、第2の高融点金属膜104としての窒化タンタル膜の形成は、例えば、ALD(Atomic Layer Deposition)法を用いて、275℃の雰囲気下で行う。このように、ALD法を用いて第2の高融点金属膜104を形成することにより、膜厚が均一的で且つ薄膜の第2の高融点金属膜104を実現できる。すなわち、次工程で銅を埋め込んでCuコンタクトプラグを形成するため、第2の高融点金属膜104には、銅の拡散を防止するバリア性に優れると共に銅の埋め込み特性に資する構造を有することが要求されるところ、ここでは、第2の高融点金属膜104は膜厚が均一的であるので、膜厚がばらつく方法で形成された場合と比較して、一定のバリア性を得るために薄い膜厚で実現できることにより、コンタクト上部の開口径を広げることができ、銅の埋め込み特性を向上させることができる。
次に、第2の高融点金属膜104の上、並びに、第2の高融点金属膜104の凹部104aの底部及び側壁部に、Ar雰囲気下、高指向性のスパッタ法により、例えば膜厚が40nm(絶縁膜102上)の銅シード層を堆積した後に、電解めっき法により、凹部104aの内部に銅膜を埋め込み、コンタクトホール102aの内部から外にはみ出している銅膜及びその他の上記導電性膜をCMP(Chemical Mechanical Polishing)法により研磨除去する。なお、銅膜の比抵抗を低減させる目的で、電解めっき法によって銅の埋め込みを行った後に、100℃の窒素雰囲気下で90分間のアニール処理を行ってもよい。
以上のようにして、コンタクトホール102aの内部のみに形成され、第1の高融点金属膜103、第2の高融点金属膜104及び銅膜105からなるコンタクトプラグが形成される。
本発明の第2の実施形態に係る半導体装置及びその製造方法によると、微細Cuコンタクトプラグの形成プロセスにおいて、ALD法による窒化タンタルからなる薄膜のバリア膜形成が可能であるため、これまで一般的に使用されているPVD法による銅シード膜上に電解めっき法で0.1μm径のコンタクトホール102aへの銅の埋め込みが実現できる。その結果、量産性の高いCuコンタクトプラグを形成することができる。
さらに、微細コンタクトプラグの層間膜として吸湿性が相対的に高い上記列挙したような材料からなる絶縁膜102bを用いた本実施形態では、該絶縁膜102aと第1の高融点金属膜103との間に高融点金属酸化膜108が形成されるため、銅に対するバリア性が更に向上する。
−第1の変形例−
図6は、本発明の第2の実施形態の第1の変形例に係る半導体装置及びその製造方法を説明するための要部断面図を示している。
図6に示す第1の変形例に係る半導体装置は、上述の図5に示した半導体装置の構造と比較すると、第1の高融点金属膜103と第2の高融点金属膜104との間に第3の高融点金属膜106をさらに備えている点が異なるが、その他の構成は同様であるため、以下では、その異なる構成及びその製造方法を中心に説明する。
まず、上述の図5を用いた説明と同様に、例えば膜厚2nm(金属シリサイド層101上)以上のチタン膜又はタンタル膜からなり、凹部103aを有する第1の高融点金属膜103までを形成する。なお、高融点金属膜108が形成されるタイミングについても、上述と同様に、第1の高融点金属膜103の形成時又は以降の熱処理時である。
次に、第1の高融点金属膜103の上、並びに、第1の高融点金属膜103の凹部103aの底部及び側壁部に、例えば膜厚1〜5nm(第1の高融点金属膜103上)程度の金属窒化膜からなり、凹部106aを有する第3の高融点金属膜106を形成する。ここで、第3の高融点金属膜106として、第1の高融点金属膜103にチタン膜を用いた場合には、CVD法を用いて窒化チタン膜を形成する一方、第1の高融点金属膜103にタンタル膜を用いた場合には、スパッタ法を用いて窒化タンタル膜を形成する。
以降の工程は、第3の高融点金属膜106の上、並びに、第3の高融点金属膜106の凹部106aの底部及び側壁部に、上述した凹部104aを有する第2の高融点金属膜104を同様に形成し、さらに、該凹部104a内のみに銅膜が埋め込まれるように上述と同様の工程を行う。
以上のようにして、コンタクトホール102aの内部のみに形成され、第1の高融点金属膜103、第3の高融点金属膜106、第2の高融点金属膜104及び銅膜105からなるコンタクトプラグが形成される。
本変形例によると、上述した効果を奏することに加えて、第1の高融点金属膜103の上に、金属窒化膜からなる第3の高融点金属膜106を形成することにより、その上層にALD法を用いて窒化タンタル膜からなる第2の高融点金属膜104を堆積する前に大気解放された場合であっても、コンタクトプラグの底部が酸化して高抵抗によるオーミックコンタクトの不良が発生することを防止できると共に、金属窒化膜は銅に対するバリア性が優れるため、銅を埋め込んでコンタクトプラグを形成する際のバリア性を向上させることができる。
−第2の変形例−
図7は、本発明の第2の実施形態の第2の変形例に係る半導体装置及びその製造方法を説明するための要部断面図を示している。
図7に示す第2の変形例に係る半導体装置は、上述の図1に示した半導体装置の構造と比較すると、第2の高融点金属膜104と銅膜105との間にタンタル膜107をさらに備えている点で異なるが、その他の構成は同様であるため、以下では、その異なる構成及びその製造方法を中心に説明する。
まず、上述の図5を用いた説明と同様に、例えば膜厚5nm以下の窒化タンタル膜からなり、凹部104aを有する第2の高融点金属膜104までを形成する。
次に、第2の高融点金属膜104の上、並びに、第2の高融点金属膜104の凹部104aの底部及び側壁部に、基板バイアスを印加しない低カバレッジな成膜条件で例えば膜厚1nm〜10nmで凹部107aを有するタンタル膜107を形成する。
以降の工程は、タンタル膜107の凹部107a内のみに銅膜が埋め込まれるように上述と同様の工程を行う。
以上のようにして、コンタクトホール102aの内部のみに形成され、第1の高融点金属膜103、第2の高融点金属膜104、タンタル膜107及び銅膜105からなるコンタクトプラグが形成される。
本変形例によると、上述した効果を奏することに加えて、第2の高融点金属膜104の上に、タンタル膜107を形成することにより、その凹部107a内に埋め込まれる銅膜105との密着性をさらに向上させることができる。
−第3の変形例−
図8は、本発明の第2の実施形態の第3の変形例に係る半導体装置及びその製造方法を説明するための要部断面図を示している。
図8に示す第3の変形例に係る半導体装置は、上述の図6に示した半導体装置の構造と上述した図7に示した半導体装置の構造とを組み合わせた構造であって、すなわち、上述の図5に示し半導体装置の構造と比較すると、第1の高融点金属膜103と第2の高融点金属膜104との間に第3の高融点金属膜106をさらに備えると共に、第2の高融点金属膜104と銅膜105との間にタンタル膜107をさらに備えている点で異なるが、その他の構成は同様である。
したがって、本変形例によると、上述した効果を奏することに加えて、第1及び第2の変形例で説明した効果を同時に奏することができる。なお、本変形例に係る半導体装置の構造の詳細は、上述した第2の変形例までの説明から明らかであるので、その説明は繰り返さない。
以上、本発明の第1及び第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法を用いて形成される半導体装置の構造を具体的に確認するために、図9に示すように、実際に、0.1μm径以下のコンタクトホールに銅の埋め込みを行った際の断面SEMデータを得た。
図9から明らかなように、0.095μm径のコンタクトホールに銅が埋め込み特性良く埋め込まれてなるCuコンタクトプラグが形成されていることが分かる。なお、図9のコンタクトプラグの構造は、上記図5に示した構造を採用した場合に得られた結果であるが、図1〜図4、及び図6〜図8に示した構造を採用した場合であっても同様の結果が得られた。
以上、本発明者によってなされた発明を上記各実施形態に基づいて具体例を説明したが、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能であることはいうまでもない。また、上記各実施形態では、半導体集積回路の製造方法に適用した場合について説明したが、本発明は高融点金属膜を利用した電極形成プロセスを伴うすべての半導体集積回路の製造方法に適用可能である。
以上説明したように、本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、銅を材料とすると共に0.1μm径以下のコンタクトプラグを有する半導体装置及びその製造方法にとって有用である。
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置及びその製造方法を説明するための要部断面図である。 本発明の第1の実施形態の第1の変形例に係る半導体装置及びその製造方法を説明するための要部断面図である。 本発明の第1の実施形態の第2の変形例に係る半導体装置及びその製造方法を説明するための要部断面図である。 本発明の第1の実施形態の第3の変形例に係る半導体装置及びその製造方法を説明するための要部断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置及びその製造方法を説明するための要部断面図である。 本発明の第2の実施形態の第1の変形例に係る半導体装置及びその製造方法を説明するための要部断面図である。 本発明の第2の実施形態の第2の変形例に係る半導体装置及びその製造方法を説明するための要部断面図である。 本発明の第2の実施形態の第3の変形例に係る半導体装置及びその製造方法を説明するための要部断面図である。 本発明に係る半導体装置及びその製造方法の効果を説明するための要部断面図であって、0.1μm径のコンタクトホールに銅の埋め込みを行った際の断面SEMデータである。 従来の半導体装置の構造を示す要部断面図である。
符号の説明
100 半導体基板
101 金属シリサイド層
102 絶縁膜
102b 吸湿性が相対的に高い絶縁膜
103 第1の高融点金属膜
104 第2の高融点金属膜
105 銅膜
106 第3の高融点金属膜
107 タンタル膜
108 高融点金属酸化膜
102a コンタクトホール
103a、104a、106a、107a 凹部

Claims (37)

  1. 半導体基板の上に形成され、前記半導体基板表面に設けられた金属シリサイド層を露出するコンタクトホールを有する絶縁膜と、
    前記コンタクトホールの側壁部及び底部に形成され、前記金属シリサイド層と接続する第1の高融点金属膜と、
    前記第1の高融点金属膜の上に形成された第2の高融点金属膜と、
    前記第2の高融点金属膜の上に形成され、前記コンタクトホールの内部を充填する銅膜とを備える、半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記第1の高融点金属膜は、チタン膜又はタンタル膜である、半導体装置。
  3. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記第2の高融点金属膜は、窒化タンタル膜である、半導体装置。
  4. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記金属シリサイド層は、ニッケルシリサイド層である、半導体装置。
  5. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記第1の高融点金属膜と前記第2の高融点金属膜との間に形成され、前記第1の高融点金属膜の窒化膜である第3の高融点金属膜をさらに備える、半導体装置。
  6. 請求項5に記載の半導体装置において、
    前記第1の高融点金属膜は、チタン膜又はタンタル膜である、半導体装置。
  7. 請求項5に記載の半導体装置において、
    前記第2の高融点金属膜は、窒化タンタル膜である、半導体装置。
  8. 請求項5に記載の半導体装置において、
    前記金属シリサイド層は、ニッケルシリサイド層である、半導体装置。
  9. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記第2の高融点金属膜と前記銅膜との間に形成されたタンタル膜をさらに備える、半導体装置。
  10. 請求項9に記載の半導体装置において、
    前記第1の高融点金属膜は、チタン膜又はタンタル膜である、半導体装置。
  11. 請求項9に記載の半導体装置において、
    前記第2の高融点金属膜は、窒化タンタル膜である、半導体装置。
  12. 請求項9に記載の半導体装置において、
    前記金属シリサイド層は、ニッケルシリサイド層である、半導体装置。
  13. 請求項5に記載の半導体装置において、
    前記第2の高融点金属膜と前記銅膜との間に形成されたタンタル膜をさらに備える、半導体装置。
  14. 請求項13に記載の半導体装置において、
    前記第1の高融点金属膜は、チタン膜又はタンタル膜である、半導体装置。
  15. 請求項13に記載の半導体装置において、
    前記第2の高融点金属膜は、窒化タンタル膜である、半導体装置。
  16. 請求項13に記載の半導体装置において、
    前記金属シリサイド層は、ニッケルシリサイド層である、半導体装置。
  17. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記絶縁膜は、吸湿性が相対的に高い材料からなり、
    前記コンタクトホールの側壁部において、前記絶縁膜と前記第1の高融点金属膜との間に形成され、前記第1の高融点金属膜の酸化膜である高融点金属酸化膜をさらに備える、半導体装置。
  18. 請求項17に記載の半導体装置において、
    前記第1の高融点金属膜は、チタン膜又はタンタル膜である、半導体装置。
  19. 請求項17に記載の半導体装置において、
    前記第2の高融点金属膜は、窒化タンタル膜である、半導体装置。
  20. 請求項17に記載の半導体装置において、
    前記金属シリサイド層は、ニッケルシリサイド層である、半導体装置。
  21. 請求項17に記載の半導体装置において、
    前記絶縁膜は、O−TEOS膜、SOD膜、又は低誘電率膜からなる、半導体装置。
  22. 請求項17に記載の半導体装置において、
    前記第1の高融点金属膜と前記第2の高融点金属膜との間に形成され、前記第1の高融点金属膜の窒化膜である第3の高融点金属膜をさらに備える、半導体装置。
  23. 請求項22に記載の半導体装置において、
    前記第1の高融点金属膜は、チタン膜又はタンタル膜である、半導体装置。
  24. 請求項22に記載の半導体装置において、
    前記第2の高融点金属膜は、窒化タンタル膜である、半導体装置。
  25. 請求項22に記載の半導体装置において、
    前記金属シリサイド層は、ニッケルシリサイド層である、半導体装置。
  26. 請求項22に記載の半導体装置において、
    前記絶縁膜は、O−TEOS膜、SOD膜、又は低誘電率膜からなる、半導体装置。
  27. 請求項17に記載の半導体装置において、
    前記第2の高融点金属膜と前記銅膜との間に形成されたタンタル膜をさらに備える、半導体装置。
  28. 請求項27に記載の半導体装置において、
    前記第1の高融点金属膜は、チタン膜又はタンタル膜である、半導体装置。
  29. 請求項27に記載の半導体装置において、
    前記第2の高融点金属膜は、窒化タンタル膜である、半導体装置。
  30. 請求項27に記載の半導体装置において、
    前記金属シリサイド層は、ニッケルシリサイド層である、半導体装置。
  31. 請求項27に記載の半導体装置において、
    前記絶縁膜は、O−TEOS膜、SOD膜、又は低誘電率膜からなる、半導体装置。
  32. 請求項22に記載の半導体装置において、
    前記第2の高融点金属膜と前記銅膜との間に形成されたタンタル膜をさらに備える、半導体装置。
  33. 請求項32に記載の半導体装置において、
    前記第1の高融点金属膜は、チタン膜又はタンタル膜である、半導体装置。
  34. 請求項32に記載の半導体装置において、
    前記第2の高融点金属膜は、窒化タンタル膜である、半導体装置。
  35. 請求項32に記載の半導体装置において、
    前記金属シリサイド層は、ニッケルシリサイド層である、半導体装置。
  36. 請求項32に記載の半導体装置において、
    前記絶縁膜は、O−TEOS膜、SOD膜、又は低誘電率膜からなる、半導体装置。
  37. 請求項3、7、11、15、19、24、29、又は34に記載の半導体装置の製造方法であって、
    Atomic Layer Deposition(ALD)法により、前記第2の高融点金属膜を堆積する、半導体装置の製造方法。
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