JP2009009224A - 情報配信サーバ、移動通信端末、情報配信システム、情報配信サーバプログラム及び情報配信方法 - Google Patents

情報配信サーバ、移動通信端末、情報配信システム、情報配信サーバプログラム及び情報配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】移動通信端末を用いた予定情報の入力を支援して、ユーザが詳細な予定情報を入力する負担を軽減することができる情報配信サーバを提供する。
【解決手段】本発明の情報配信サーバ12は、予定情報に関連付けてタスクを保持したタスクモデル管理テーブル21aと、タスクに関連付けて配信情報を保持した配信情報管理テーブル23aと、移動通信端末14からユーザの予定情報を受信する履歴要求受信部24と、タスクモデル管理テーブル21aを参照してタスクリストを選択する予定関連タスク選択部25と、タスクリストを移動通信端末に送信するのに応じて移動通信端末から送信される予定関連タスクを受信し、配信情報管理テーブル23aから、予定関連タスクに基づき配信情報を取得する配信情報取得部30と、予定情報に基づくタイミングで配信情報を移動通信端末に送信する配信情報送信部33と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動通信端末に対して情報を配信する情報配信サーバ、移動通信端末、情報配信システム、情報配信サーバプログラム及び情報配信方法に関する。
携帯電話などの移動通信端末を利用したインターネット上の情報コンテンツなどへのアクセスが広く普及し、近年は、情報提供者がニュースや天気予報などの更新情報を移動通信端末へプッシュ型で配信するサービスが広く利用されている。
また、上記サービスのような情報配信機能を利用して、たとえば特許文献1には、携帯端末に配信された天気情報など予報情報に含まれる日付情報に基づき、携帯端末のスケジューラ機能のカレンダー表示の際に、この日付情報に対応するカレンダーの表示領域にこの予報情報を表示する手法が提案されている。また、特許文献2には、携帯端末から受け取ったユーザの予定を記憶して個々のユーザのスケジュールを管理し、各ユーザの予定に合致する情報をそれぞれに配信する情報配信システムが提案されている。
特開2006−42199号公報 特開2002−24124号公報
しかしながら、非特許文献1や特許文献1に記載されているように、移動通信端末へ更新された情報を配信する手法では、移動通信端末へ情報が配信されるタイミングはあらかじめ指定されたものであり、ユーザの予定に応じて適切なタイミングで所望の情報を配信することができない。
特許文献2に記載されているように、移動通信端末のユーザのスケジュールを管理して、当該ユーザの予定に合致する情報を配信することとすれば、上記の問題は解決されうる。しかしながら、特に移動通信端末などのように操作性に限界がある装置では、詳細な予定情報を入力することが困難である状況が考えられ、この場合、個人の予定に応じて適切な情報を配信するために必要な予定情報が得られないことが考えられる。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものであり、ユーザの予定に応じた情報配信において、移動通信端末を用いた予定情報の入力を支援して、ユーザが詳細な予定情報を入力する負担を軽減することができる情報配信サーバ、移動通信端末、情報配信システム、情報配信サーバプログラム及び情報配信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の情報配信サーバは、ユーザの行動を示す行動情報を、当該行動のカテゴリを示すカテゴリ情報に関連付けて保持したタスクモデル管理データベースと、移動通信端末に対して配信される配信情報を、前記行動情報に関連付けて保持した配信情報管理データベースと、移動通信端末から、ユーザが行う予定である行動のカテゴリ情報および当該行動が行われる時期を示す時期情報を含む予定情報を受信する予定情報受信手段と、前記タスクモデル管理データベースを参照して、前記予定情報受信手段により受信された予定情報に含まれるカテゴリ情報に関連付けられた行動情報のリストを選択する予定関連タスク選択手段と、前記予定関連タスク選択手段により選択された行動情報のリストを前記移動通信端末に送信する予定関連タスク送信手段と、前記予定関連タスク送信手段による行動情報のリストの送信に応じて前記移動通信端末から送信される行動情報を受信する予定関連タスク受信手段と、前記配信情報管理データベースから、前記予定関連タスク受信手段により受信された行動情報に対応付けられた配信情報を取得する配信情報取得手段と、前記配信情報取得手段により取得された配信情報を、前記予定情報受信手段により受信された予定情報に含まれる時期情報に応じたタイミングで、前記移動通信端末に送信する配信情報送信手段と、を備えている。
また、上記課題を解決するために、本発明の移動通信端末は、ユーザが行う予定である行動のカテゴリ情報および当該行動が行われる時期を示す時期情報を含む予定情報を情報配信サーバへ送信する予定情報送信手段と、前記予定情報送信手段による予定情報の送信に応じて、前記情報配信サーバから送信される行動情報のリストを受信し、該リストをユーザに提示して、ユーザにとって必要な行動情報を選択するよう促す予定関連タスク入力手段と、前記予定関連タスク入力手段でユーザにより選択された行動情報を前記情報配信サーバへ送信する行動情報送信手段と、前記行動情報送信手段による行動情報の送信に応じて、所定のタイミングで前記情報配信サーバから送信される配信情報を受信して、該配信情報をユーザに提示する配信情報表示制御手段と、を備えている。
また、上記課題を解決するために、本発明の情報配信システムは、上述の移動通信端末と、この移動通信端末に対して配信情報の配信を行う上述の情報配信サーバと、を含んでいる。
これらの構成により、ユーザの予定情報が移動通信端末から情報通信サーバに受信されると、この予定情報に含まれるカテゴリ情報に関連付けられた行動情報のリストが、情報通信サーバのタスクモデル管理データベースから取得されて、この行動情報のリストが移動通信端末に送信される。移動通信端末のユーザは情報配信サーバから送信された行動情報のリストの中から所望の行動情報を選択して必要な情報を登録する。これにより、ユーザの予定に応じた情報配信において、移動通信端末を用いた予定情報の入力を支援して、ユーザが詳細な予定情報を入力する負担を軽減することができる。
また、本発明の情報配信サーバは、前記移動通信端末のユーザの属性を示すプロファイル情報を保持するプロファイル管理データベースと、前記タスクモデル管理データベースに保持される行動情報を選択可能にするための前記プロファイル情報に関する選択可能条件を保持するタスク属性管理データベースと、前記プロファイル管理データベースを参照して前記移動通信端末に対応するプロファイル情報を取得し、前記タスク属性管理データベースを参照して前記予定関連タスク選択手段によって選択された前記行動情報のリストのそれぞれについて、前記プロファイル情報に関する選択可能条件を取得し、該プロファイル情報と該選択可能条件とを照合して、前記移動通信端末へ送信すべき行動情報を選択するタスクプロファイル照合手段と、をさらに備えることが好適である。
この構成により、移動通信端末のユーザに関するプロファイル情報(性別、年齢、住所など)に応じて、予定関連タスク選択手段によって選択された行動情報のリストの中から、前記移動通信端末へ送信すべき行動情報が選択される。これにより、ユーザの属性を考慮して行動情報を取捨選択することが可能となり、ユーザごとに各ユーザの嗜好に合致する行動情報を提供することができる。
また、本発明の情報配信サーバは、前記予定関連タスク受信手段によって受信された行動情報を、前記移動通信端末のユーザが過去に選択したことを示す選択履歴として保持するタスク選択履歴管理データベースをさらに備え、前記予定関連タスク選択手段が、前記タスク選択履歴管理データベースを参照して、前記選択した行動情報のリストのそれぞれについて選択履歴を取得し、該選択履歴に基づき前記行動情報のリストを並び替えることが好適である。
この構成により、ユーザが過去に行動情報を選択したことを示す選択履歴に基づき、移動通信端末へ送信される行動情報のリストが並び替えられる。これにより、たとえば、ユーザが選択する可能性の高い行動情報をリストの上位に並べ替えるので、ユーザが詳細な予定情報を入力する負担をさらに軽減することができる。
また、本発明の情報配信サーバは、前記予定関連タスク選択手段によって選択された行動情報の種別を判定するタスク種別判定手段をさらに備え、前記予定関連タスク選択手段が、前記タスク種別判定手段により判定された該行動情報の種別と同一の種別である行動情報の選択履歴を前記タスク選択履歴管理データベースから取得し、該選択履歴に基づき前記行動情報のリストを並び替えることが好適である。
この構成により、ユーザが過去に選択したことがある行動情報と同じ種別の行動情報の選択履歴を利用して、移動通信端末へ送信される行動情報のリストが並び替えられる。これにより、ユーザの選択履歴が十分に蓄積されていない場合でも、ユーザが選択する可能性の高い行動情報を提供することができる。
また、本発明の情報配信サーバは、過去に前記配信情報送信手段によって前記移動通信端末に送信された配信情報がユーザに閲覧された時期を示す情報を、該配信情報の閲覧履歴として保持する配信情報閲覧履歴管理データベースと、前記配信情報閲覧履歴管理データベースを参照して、前記配信情報送信手段によって前記移動通信端末へ送信される配信情報の閲覧履歴を取得し、該閲覧履歴に基づき配信情報を送信するタイミングを求める最適情報配信日時推定手段と、をさらに備えることが好適である。
この構成により、過去にユーザに送信された配信情報の閲覧履歴に基づいて、配信情報の最適な配信日時をユーザごとに決定することができる。これにより、個々のユーザの嗜好を考慮した配信情報の配信が可能となり、予定情報に基づく配信情報を適切なタイミングで配信することができる。
また、本発明の情報配信サーバは、前記配信情報取得手段によって取得された配信情報のそれぞれについて、前記最適情報配信日時推定手段によって求められた配信情報を送信するタイミングを中心として重み付けされた優先度を算出し、当該優先度に基づいて前記移動通信端末に配信すべき配信情報を選択する配信情報カテゴリ選択手段をさらに備えることが好適である。
この構成により、複数の予定情報がユーザにより登録されている場合でも、各配信情報を配信する予定の日時に基づいて重み付けされた優先度を考慮して、移動通信端末に配信すべき配信情報を決定するので、すべての予定を考慮した上で優先度の高い情報を配信できる。
また、前記予定関連タスク受信手段は、前記予定関連タスク送信手段が行動情報のリストを前記移動通信端末に送信してから所定期間経過時に、前記移動通信端末から送信される行動情報を受信するか否かを判断し、前記予定関連タスク受信手段が前記所定期間経過までに移動通信端末から送信される行動情報を受信しないと判断した場合に、前記配信情報取得手段は前記予定関連タスク選択手段により選択された行動情報に対応付けられた配信情報を前記配信情報管理データベースから取得し、前記配信情報送信手段は、前記取得した配信情報を前記予定情報受信手段により受信された予定情報に含まれる時期情報に応じたタイミングで、前記移動通信端末に送信することが好適である。
この構成により、前記移動通信端末から送信される行動情報を受信しない場合であっても、ユーザが所望するであろう配信情報を送信することができる。また、前記予定関連タスク送信手段が送信した行動情報の全てを選択する意図がユーザにある場合に、ユーザは行動情報を全て選択する操作を行い、移動通信端末を介して情報配信サーバに選択した行動情報を送信することなく、配信情報を取得することができる。
また、前記配信情報取得手段は、前記予定関連タスク選択手段により選択された全ての行動情報について行動情報に対応付けられた配信情報を取得し、前記予定関連タスク受信手段は、前記予定情報受信手段により受信された予定情報に含まれる時期情報に応じたタイミングまでに、前記移動通信端末から送信される行動情報を受信するか否かを判断し、前記予定関連タスク受信手段が前記タイミングに移動通信端末から送信される行動情報を受信しないと判断した場合に、前記配信情報送信手段は、前記取得した配信情報を移動通信端末に送信することが好適である。
この構成により、ユーザからの行動情報の選択を配信情報の時期情報に応じたタイミングまで待って、選択された行動情報を受信しない場合には配信情報を配信するため、例えばユーザが行動情報の選択を忘れていたとしても、配信情報の配信タイミング経過間近まで待って配信情報を配信することができる。
これまで、本発明を、情報配信サーバ、移動通信端末及び情報配信システムとして説示してきたが、本明細書の記載より所謂当業者であれば明らかであるように、情報配信サーバプログラムまたは情報配信サーバによる情報配信方法としても把握することができる。
すなわち、本発明の情報配信サーバプログラムは、移動通信端末から、ユーザが行う予定である行動のカテゴリ情報および当該行動が行われる時期を示す時期情報を含む予定情報を受信する予定情報受信手段と、ユーザの行動を示す行動情報を、当該行動のカテゴリを示すカテゴリ情報に関連付けて保持したタスクモデル管理データベースを参照して、前記予定情報受信手段により受信された予定情報に含まれるカテゴリ情報に関連付けられた行動情報のリストを選択する予定関連タスク選択手段と、前記予定関連タスク選択手段により選択された行動情報のリストを前記移動通信端末に送信する予定関連タスク送信手段と、前記予定関連タスク送信手段による行動情報のリストの送信に応じて前記移動通信端末から送信される行動情報を受信する予定関連タスク受信手段と、移動通信端末に対して配信される配信情報を、前記行動情報に関連付けて保持した配信情報管理データベースから、前記予定関連タスク受信手段により受信された行動情報に対応付けられた配信情報を取得する配信情報取得手段と、前記配信情報取得手段により取得された配信情報を、前記予定情報受信手段により受信された予定情報に含まれる時期情報に応じたタイミングで、前記移動通信端末に送信する配信情報送信手段としてコンピュータを機能させることを特徴としている。
また、本発明の情報配信方法は、移動通信端末に対して情報を配信する情報配信サーバによる情報配信方法であって、移動通信端末から、ユーザが行う予定である行動のカテゴリ情報および当該行動が行われる時期を示す時期情報を含む予定情報を受信する予定情報受信ステップと、ユーザの行動を示す行動情報を、当該行動のカテゴリを示すカテゴリ情報に関連付けて保持したタスクモデル管理データベースを参照して、前記予定情報受信ステップにおいて受信された予定情報に含まれるカテゴリ情報に関連付けられた行動情報のリストを選択する予定関連タスク選択ステップと、前記予定関連タスク選択ステップにおいて選択された行動情報のリストを前記移動通信端末に送信する予定関連タスク送信ステップと、前記予定関連タスク送信ステップにおける行動情報のリストの送信に応じて前記移動通信端末から送信される行動情報を受信する予定関連タスク受信ステップと、移動通信端末に対して配信される配信情報を、前記行動情報に関連付けて保持した配信情報管理データベースから、前記予定関連タスク受信ステップにおいて受信された行動情報に対応付けられた配信情報を取得する配信情報取得ステップと、前記配信情報取得ステップにおいて取得された配信情報を、前記予定情報受信ステップにおいて受信された予定情報に含まれる時期情報に応じたタイミングで、前記移動通信端末に送信する配信情報送信ステップと、を含むことを特徴としている。
これまでの発明の説明は、本発明に必須となる特徴を列挙したものではなく、これら複数の特徴のサブコンビネーションも発明となり得る。
本発明の情報配信サーバ、移動通信端末および情報配信システムでは、ユーザの予定情報が移動通信端末から情報通信サーバに受信されると、この予定情報に含まれるカテゴリ情報に関連付けられた行動情報のリストが、情報通信サーバのタスクモデル管理データベースから取得されて、この行動情報のリストが移動通信端末に送信される。移動通信端末のユーザは、情報配信サーバから送信された行動情報のリストの中から所望の行動情報を選択して必要な情報を登録する。これにより、移動通信端末を用いた予定情報の入力を支援して、ユーザが詳細な予定情報を入力する負担を軽減することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る情報配信サーバ、移動通信端末、および情報配信システムの好適な実施形態について説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る情報配信システム10の構成図である。図1に示すように、情報配信システム10は、情報配信サーバ12と、移動通信端末14とを含んで構成されている。情報配信サーバ12および移動通信端末14は、移動体通信により互いに情報を送受信することができる。図1には、移動通信端末14は1つしか示されていないが、情報配信システム10には、通常、無数の移動通信端末14が含まれている。
情報配信システム10は、情報配信サーバ12が移動通信端末14に対して情報(配信情報)を配信するシステムである。配信情報は、通常、移動通信端末14のユーザにとって有用なものである。具体的には、例えば、ユーザが興味を示す商品またはサービスの宣伝広告の情報などである。
本実施形態の情報配信システム10では、まず、移動通信端末14のユーザが実行する予定の行動に関する「予定情報」が、当該ユーザの移動通信端末14によって情報配信サーバ12へ送信される。「予定情報」は、具体的には、ユーザが実行する予定の行動のカテゴリ情報を示す「行動カテゴリ」と、当該行動が実施される時期に関する時期情報を示す「予定日時」とを含む。
予定情報が情報配信サーバ12で受信されると、この予定情報に関連付けられ、当該予定の前または後に行うべき行動情報のリストを示す「予定関連タスク」の候補リストが、情報配信サーバ12により選択されて、移動通信端末14へ送信される。
予定関連タスクの候補リストが移動通信端末14で受信されると、候補リストの中から予定関連タスクがユーザにより選択されて、情報配信サーバ12へ送信される。そして、予定関連タスクのそれぞれが実行される時期に基づくタイミングで、各タスクに関連付けられた「配信情報」が、情報配信サーバ12から移動通信端末14へ配信される。
図2は、情報配信サーバ12のハードウェア構成を示す図である。図2に示すように、情報配信サーバ12は、CPU(Central Processing Unit)121、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)122及びROM(Read Only Memory)123、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信モジュール124、ハードディスク等の補助記憶装置125、キーボード等の情報配信サーバ12に対して情報を入力するための入力装置126、並びにモニタ等の情報を出力するための出力装置127等のハードウェアを備えるコンピュータとして構成される。これらの構成要素が動作することにより、情報配信サーバ12の後述する機能が発揮される。
図3は、移動通信端末14のハードウェア構成を示す図である。図3に示すように、移動通信端末14は、CPU141、RAM142、ROM143、操作部144、無線通信部145、ディスプレイ146及びアンテナ147等のハードウェアにより構成されている。これらの構成要素が動作することにより、以下に説明する移動通信端末14の各機能が発揮される。
引き続いて、情報配信サーバ12および移動通信端末14の機能について説明する。
図1に示すように、情報配信サーバ12は、タスクモデル格納部21と、ユーザ情報格納部22と、配信情報格納部23と、履歴要求受信部(予定情報受信手段、予定関連タスク受信手段)24と、予定関連タスク選択部(予定関連タスク選択手段)25と、予定関連タスク実行日時推定部26と、タスク種別判定部(タスク種別判定手段)27と、タスクプロファイル照合部(タスクプロファイル照合手段)28と、予定関連タスク送信部(予定関連タスク送信手段)29と、配信情報取得部(配信情報取得手段)30と、最適情報配信日時推定部(最適情報配信日時推定手段)31と、配信情報カテゴリ選択部(配信情報カテゴリ選択手段)32と、配信情報送信部33と、を備えている。
タスクモデル格納部21は、ユーザの行動を特定する行動情報を階層化して、当該行動のカテゴリや実行可能条件に関連付けて保持したデータベースである。具体的には、ユーザの行動情報は「タスク」として管理され、タスクモデルとしてモデル化される。なお、このタスクモデル格納部21は、個々のユーザの行動を特定するものではなく、ユーザが取りうる行動をモデル化してデータベース化したものである。タスクモデル格納部21は、具体的には、タスクモデル管理テーブル(タスクモデル管理データベース)21aと、タスク属性管理テーブル(タスク属性管理データベース)21bと、を保持しており、これらのテーブルにデータを格納することにより情報を保持する。
タスクモデル管理テーブル21aは、タスクモデルを構成するタスクのそれぞれを、当該タスクのカテゴリを示すカテゴリ情報に関連付けて保持している。図4は、タスクモデル管理テーブル21aの一例を示す図である。図4に示すように、タスクモデル管理テーブル21aでは、1つのレコードとして、「タスクID」、「タスク名」、「親タスクID」、「予定」、「タスクタイプ」、「想定実行時期」のデータを対応付けて保持している。
「タスクID」は、タスクを一意に識別するためのIDで、数文字の文字列により構成されている。「タスク名」は、例えば“観光場所を決める”や“レンタカーを予約する”などのタスクの具体的内容を示した情報である。
「親タスクID」は、当該タスクの親タスクを特定するタスクIDであり、タスクモデルの階層構造を形成する情報である。親タスクとは、そのタスクの上位のタスクである。親タスクから見ると、そのタスクはサブタスクとなる。例えば、“スキー情報を調べる”や“温泉情報を調べる”などのタスクは、「親タスクID」として“1002”を参照しており、参照先のタスク“観光情報を取得する”を達成するためのサブタスクであることを示している。なお、親タスクが存在しない場合、この情報は格納されない。
「予定」は、ユーザが行う予定の行動のカテゴリを示す情報である。本実施形態では、この「予定」欄に格納されるデータは、移動通信端末14から送られた予定情報に含まれる「予定カテゴリ」(カテゴリ情報)に対応しており、後述する予定関連タスクの選択処理においては、タスクモデル管理テーブル21aに保持されるタスクのそれぞれは、予定情報の「予定カテゴリ」と、タスクモデル管理テーブル21aの「予定」が一致するタスクが選択される。
「タスクタイプ」は、当該タスクの種別を示す情報である。例えば、“観光情報を決める”というタスクは、“場所決定”という種別の行動を示すタスクタイプが設定され、“飛行機のチケットの予約”というタスクは、“予約”という種別の行動を示すタスクタイプが設定される。
なお、本実施形態では、「カテゴリ」とは、誕生日や記念日、出張などの特定のイベントやドメイン(領域)に応じて、ユーザが取り得る行動を分類(グループ化)するものである。「タスクタイプ」とは、情報収集行動、購買行動、予約行動など、特定のイベントやドメイン(領域)に依存させずに一般化した形で行動を分類(一般化)するものである。
「想定実行時期」は、当該タスクがいつ実行されれば良いかを示す情報である。図4の例においては、「タスクID」が“1001”の“観光場所を決める”タスクは、“旅行”の予定よりも“3週間(=21日)”前までに実行することが望ましいことを示している。
タスク属性管理テーブル21bは、タスクモデル管理テーブル21aに保持されているタスクを選択可能にするための選択可能条件を保持している。図5は、タスク属性管理テーブル21bの一例を示す図である。図5に示すように、タスク属性管理テーブル21bでは、1つのレコードとして、「タスクID」、「性別」、「年齢」、「住所」、「子供あり」、「車保有」のデータを対応付けて保持している。「タスクID」は、タスクを一意に識別するためのIDであり、タスクモデル管理テーブル21aのものと同様である。
「性別」、「年齢」、「住所」、「子供あり」、「車保有」は、タスクIDで識別されるタスクの選択可能条件の一例である。図5に示すようにタスクの選択可能条件は、移動通信端末14のユーザの属性によって設定される。「性別」は、当該タスクが男性または女性に限定される行動である場合に、男女いずれかの条件が記述される。「年齢」は、年齢の条件によって当該タスクを選択することが制限される場合に、その条件が記述される。「住所」は、移動通信端末14のユーザの住所によって当該タスクを選択することが制限される場合に、その条件が記述される。「子供あり」は、ユーザに子供がいるか否かによって当該タスクの選択が制限される場合に、その条件が記述される。「車保有」は、ユーザが自動車を保有しているか否かによって当該タスクの選択が制限される場合に、その条件が記述される。例えば、図5の例においては、「タスクID」が“1009”のタスク“高速道路情報を取得する”は、「車保有」の属性が“Y(=YES)”のユーザの場合のみ選択可能なタスクであることを示している。
ユーザ情報格納部22は、移動通信端末14のユーザごとに、当該ユーザの属性を示すプロファイル情報や、当該ユーザによる過去のタスク選択または配信情報閲覧の履歴など、ユーザの嗜好に関する情報を保持したデータベースである。ユーザ情報格納部22は、具体的には、プロファイル管理テーブル(プロファイル管理データベース)22aと、タスク選択履歴管理テーブル(タスク選択履歴管理データベース)22bと、配信情報閲覧履歴管理テーブル(配信情報閲覧履歴管理データベース)22cと、を保持しており、これらのテーブルにデータを格納することにより情報を保持する。
プロファイル管理テーブル22aは、情報配信システム10を利用する移動通信端末14のユーザの属性を示すプロファイル情報が保持されている。図6は、プロファイル管理テーブル22aの一例を示す図である。図6に示すように、プロファイル管理テーブル22aでは、1つのレコードとして、「ユーザID」、「性別」、「年齢」、「住所」、「子供あり」、「車保有」のデータを対応付けて保持している。「ユーザID」は、個々の移動通信端末14のユーザを識別するための、情報配信システム10内で一意に定まる識別情報である。「ユーザID」は、個々の移動通信端末ごとに予め設定されており、プロファイル情報は、当該移動通信端末において、情報配信システム10のサービスを登録する際に併せて設定される。「性別」、「年齢」、「住所」、「子供あり」、「車保有」は、ユーザIDで識別されるユーザの属性の一例である。これら属性の項目は、タスク属性管理テーブル21bと同一になるよう設定されている。各属性の内容は、タスク属性管理テーブル21bのもの同様である。
タスク選択履歴管理テーブル22bは、移動通信端末14のユーザが過去に選択したタスクの情報を、選択履歴として保持している。図16を参照して後述する移動通信端末14のユーザによる予定の登録処理において、ユーザが予定情報を入力するのに応じて、情報配信サーバ12が、この予定情報に関連付けられた予定関連タスクの候補リストを移動通信端末14へ送信する。ユーザは、この候補リストの中から所望の予定関連タスクを選択する。このように選択されたタスクのIDと、ユーザに入力されたこのタスクの実行日時が情報配信サーバ12へ通知され、タスク選択履歴管理テーブル22bへ格納される。
図7は、タスク選択履歴管理テーブル22bの例を示す。図7に示すように、タスク選択履歴管理テーブル22bは、1つのレコードとして、「ユーザID」、「タスクID」、および「予定までの日数」のデータを対応付けて保持している。「ユーザID」は、移動通信端末14の個々のユーザを識別するための、情報配信システム10内で一意に定まる識別情報である。「タスクID」は、ユーザIDで識別されるユーザによって選択されたタスクを識別するためのIDである。「予定までの日数」は、ユーザIDで識別されるユーザによって設定された、タスクIDで識別されるタスクを実行する日時を示す情報であり、たとえば、予定情報に含まれる「予定日時」の何日前かが記入される。このように、タスク選択履歴管理テーブル22bは、予定関連タスクのユーザによる選択履歴をユーザIDごとに保持する。
配信情報閲覧履歴管理テーブル22cは、情報配信サーバ12から移動通信端末14へ過去に配信された配信情報が移動通信端末14のユーザに閲覧された時期を示す情報を、この配信情報の閲覧履歴として保持している。図8は、配信情報閲覧履歴管理テーブル22cの例を示す。図8に示すように、配信情報閲覧履歴管理テーブル22cは、1つのレコードとして、「ユーザID」、「配信情報カテゴリ」、「タスクタイプ」、および「閲覧時期」のデータを対応付けて保持している。「ユーザID」は、移動通信端末14の個々のユーザを識別するための、情報配信システム10内で一意に定まる識別情報である。「配信情報カテゴリ」は、当該ユーザに配信された配信情報のカテゴリである。「タスクタイプ」は、配信された配信情報に関連付けられているタスクの種別である。
「閲覧時期」は、過去に配信された配信情報が、ユーザに閲覧された時期を示す情報であり、たとえば配信情報が関連付けられている予定関連タスクの予定日時の何日前に、この配信情報がユーザに閲覧されたかが格納される。例えば、旅行の関連タスクである“場所決定”のタスクに対して配信された情報(観光地やイベントの案内など)を、ユーザがこのタスクの予定日時の3日前に閲覧した場合、“場所決定”のタスクに対して、“観光情報案内”に関する配信情報が“3日前に閲覧された”ことが配信情報閲覧履歴管理テーブル22cに格納される。なお、「ユーザが閲覧した」ことの判定は、たとえば、移動通信端末14の画面上にテロップで表示されたヘッダー情報をユーザがクリックして詳細情報を閲覧した場合など、事前に決定しておく。
配信情報格納部23は、移動通信端末14に配信される配信情報を、タスクモデル格納部21に保持されたタスクのいずれかに関連付けて保持したデータベースである。配信情報格納部23は、具体的には配信情報管理テーブル(配信情報管理データベース)23aを保持しており、このテーブルにデータを格納することにより情報を保持する。
図9は配信情報管理テーブル23aの一例を示す図である。図9に示したように、配信情報管理テーブル23aでは、1つのレコードとして、「配信情報ID」、「カテゴリ」、「内容」および「対象タスクID」のデータを対応付けて保持している。「配信情報ID」は、配信情報を一意に識別するためのIDで、数文字の文字列により構成されている。「カテゴリ」および「内容」は、移動通信端末14に対して配信される配信情報のカテゴリおよび内容である。「対象タスクID」は、その配信情報を配信するトリガとなるタスクを特定するタスクIDである。このタスクは、タスクモデル管理テーブル21aに格納されているものである。これらのレコードの各項目のデータは、移動通信端末14に対して情報配信が行われる際には、予め例えば情報配信サーバ12の管理者などにより入力されている。
履歴要求受信部24は、移動通信端末14から、ユーザによって登録された「予定情報」および当該ユーザの「ユーザID」を受信する。この予定情報は、当該予定のカテゴリに関するカテゴリ情報を含む「予定カテゴリ」、および当該予定が実施される時期に関する時期情報を含む「予定日時」を含み、さらに当該予定の名称を示す「予定名称」を含んでも良い。「ユーザID」は、移動通信端末14ごとに予め設定されている。移動通信端末14による予定情報の登録処理については図16を参照して後述する。また、履歴要求受信部24は、ユーザに選択されたタスク、ユーザが配信情報を閲覧したタイミングなどの履歴情報を移動通信端末14から受け取る。
予定関連タスク選択部25は、タスクモデル管理テーブル21aを参照して、履歴要求受信部24により受信された予定情報に含まれるカテゴリ情報に関連付けられたタスクを選択する。具体的には、予定関連タスク選択部25は、タスクモデル管理テーブル21aの「予定」欄を参照して、予定情報に含まれる「予定カテゴリ」と同一のタスクを選択する。たとえば、図4の例では、予定情報のカテゴリが“旅行”である場合に、すべてのタスクが選択される。
さらに、予定関連タスク選択部25は、タスク選択履歴管理テーブル22bを参照して、タスクモデル管理テーブル21aから選択したタスクのそれぞれについて、履歴要求受信部24により受信された「ユーザID」に対応する選択履歴を取得し、この選択履歴に基づいて、タスクモデル管理テーブル21aから選択したタスクをユーザに提示する順番を並べ替えるようにしても良い。具体的には、予定関連タスク選択部25は、タスクモデル管理テーブル21aから選択したタスクがタスク選択履歴管理テーブル22bに保持されているかどうかを確認し、タスク選択履歴管理テーブル22bに保持されている場合、当該タスクを上位に表示するように設定する。
たとえば、予定情報のカテゴリ「出張」に関連するタスクのリストが、デフォルトでは図10(a)に示すような順序で移動通信端末において表示されるとする。そして図10(b)のように、ユーザが“交通チケットの予約”タスク1001の中から“新幹線”タスク1004を選択し、“交通情報取得”タスク1002の中から“電車”タスク1005を選択し、“出張清算”タスク1003を選択すると、これらの選択履歴がタスク選択履歴管理テーブル22bに保持される。そして、この選択履歴に基づいて、次回、予定情報のカテゴリで“出張”が選択されると、図10(c)のように、“交通チケットの予約”タスク1001の中で“新幹線”タスク1004が上位に並べ替えられ、“交通情報取得”タスク1002および“出張清算”タスク1003が、“ホテルの予約”タスクおよび“乗り換え案内”タスクより上位に並べ替えられる。また、“交通情報取得”タスク1002の中で“電車”タスク1005が上位に並べ替えられる。
予定関連タスク実行日時推定部26は、予定関連タスク選択部25によりタスクモデル管理テーブル21aから選択されたタスクが実行される日時を設定する。具体的には、予定関連タスク実行日時推定部26は、予定関連タスク選択部25により選択されたタスクのそれぞれについて、タスク選択履歴管理テーブル22bを参照して当該タスクの選択履歴を取得する。そして、選択履歴の「予定までの日数」欄(図7参照)に登録されている日数を、履歴要求受信部24で受信された予定情報の「予定日時」から引いたものを、当該タスクの実行日時として設定する。タスク選択履歴管理テーブル22bに当該タスクの選択履歴が保持されていない場合には、予定関連タスク実行日時推定部26に予め記憶された所定のデフォルト日時を設定する。
なお、ユーザが過去に同一カテゴリの予定を複数回登録し、各々で設定された日時が異なる場合、タスク選択履歴管理テーブル22bには、同一ユーザ、同一タスクで「予定までの日数」が異なる複数の履歴が格納されることになる。この場合、予定関連タスク選択部25および予定関連タスク実行日時推定部26は、一定期間の過去の履歴を反映することで提示する予定関連タスクを決定する。例えば、リストの並び順は、指定される頻度の多い順に並び替えられる。また、デフォルト日時は、対象となる予定までの日数の平均日数(同じタスクが「3日前」と「5日前」に登録されたことがある場合は「4日前」など)を算出するなどして値を決定する。上記のような手法はあくまで一例であり、他の方法で決定しても構わない。
タスク種別判定部27は、予定関連タスク選択部25によりタスクモデル管理テーブル21aから選択されたタスクの種別を判定する。具体的には、タスク種別判定部27は、タスクモデル管理テーブル21aの「タスクタイプ」欄(図4参照)のデータを当該タスクのそれぞれについて取得する。
また、予定関連タスク選択部25は、タスク種別判定部27により判定された当該タスクの種別に基づいて、当該タスクの種別と同一のタスクの選択履歴をタスク選択履歴管理テーブル22bから取得し、この選択履歴に基づいて、タスクモデル管理テーブル21aから選択したタスクをユーザに提示する順番を並べ替えるようにしても良い。
再び図10を参照すると、上記の“出張”に関連するタスクを選択する処理(図10(a)〜(c))を行ったユーザが、別の予定として“旅行”の予定を登録し、さらに、このユーザが“旅行”の予定を初めて登録する場合、予定情報のカテゴリ“旅行”に関連するタスクのリストが、デフォルトでは図10(d)に示すような順序で表示される。予定関連タスク選択部25は、まず、履歴管理テーブルから“旅行”の関連タスクの選択履歴の有無を確認するが、この例では履歴が記録されていない。次に、タスク種別判定部27は、“旅行”の関連タスクの「タスクタイプ」をタスクモデル管理テーブル21aから読み込み、同じ「タスクタイプ」のタスクのすべての履歴をタスク選択履歴管理テーブル22bから読み出し、タスクタイプに応じた優先度を決定する。図10の例では、“交通チケットの予約”タスク1006の中の“新幹線”タスク1008および“交通情報取得”タスク1007の中の“電車”タスク1009のタスクタイプは、図4を参照すると、それぞれ“予約”および“交通情報取得”と定義されている。これらのタスクタイプは、過去に“出張”の予定に対して登録された“交通チケットの予約”タスク中の“新幹線”タスク1004および“交通情報取得”タスク中の“電車”タスク1005のタスクタイプと同じであるため、これらの履歴を参照する。結果として、このユーザは「旅行」の予定を初めて登録する場合であっても、図10(e)のように“交通チケットの予約”タスク1006および“交通情報取得”タスク1007が優先的に提示される。また、これらの予定を登録する際のデフォルトの実行時期にも過去の履歴が反映される。
タスクプロファイル照合部28は、予定関連タスク選択部25で選択されたタスクを、ユーザの属性を示すプロファイル情報に基づきフィルタリングする。ユーザのプロファイル情報は、プロファイル管理テーブル22aから読み込む。また、タスクモデルの各タスクの実行条件は、タスク属性管理テーブル21bから読み込む。タスクプロファイル照合部28は、読み込んだ2つの情報を照合し、条件に一致しないタスクを提示候補から削除する。
図11は、ユーザのプロファイル情報に基づき、移動通信端末14上に表示される予定関連タスクの例を示した図である。図11(a)は、“女性”、“25歳”、“神奈川在住”、“未婚”の属性1101を持つユーザに対して提示される予定関連タスクの候補リストの一例である。図11(b)は、“男性”、“40歳”、“東京在住”、“車所有”、“運転免許”、“既婚”、“子供2人”の属性1102を持つユーザに対して提示される予定関連タスクの候補リストの一例である。図11に示すように、予定関連タスクは、各タスクの「タスクID」や「親タスクID」(図4参照)に基づいて、親タスクIDを持たないタスクを最上位として階層的に表示される。
図11の例では、まず“旅行”カテゴリに関連する最上位の予定関連タスクのリスト1103が表示される。この最上位のタスクリスト1103は、例示したユーザ(a)、(b)の間では同一となっている。ここで、例えばタスクリスト1103の中から“お勧め観光情報”タスク1104が選択されると、ユーザの属性1101、1102に応じて、タスクプロファイル照合部28により取捨選択された、“お勧め観光情報”タスク1104を親タスクとするタスクのリストが新たに表示される。例えば、“女性”、“25歳”などの属性1101を持つユーザ(a)に対しては、“スキー&スノーボード”、“食べ歩き”などのタスクリスト1105が提示される。“男性”、“40歳”、“車保有”などの属性1102をもつユーザ(b)の場合は、“温泉巡り”、“紅葉巡り”、“ドライブ”などのタスクリスト1106が提示される。
予定関連タスク送信部29は、予定関連タスク選択部25で選択されたタスクを、予定関連タスクの候補リストとして移動通信端末14へ送信する。
配信情報取得部30は、予定関連タスク送信部29から移動通信端末14へ送られた予定関連タスクの候補リストの中からユーザが選択した予定関連タスクを受け取ると、配信情報管理テーブル23aを参照して、この予定関連タスクに関連付けられている配信情報を取得する。
最適情報配信日時推定部31は、配信情報閲覧履歴管理テーブル22cを参照して、配信情報送信部33によって移動通信端末14へ送信される配信情報の閲覧履歴を取得し、この閲覧履歴に基づいて配信情報を送信するタイミングを求める。具体的には、最適情報配信日時推定部31は、配信情報取得部30で取得された配信情報のそれぞれについて、配信情報閲覧履歴管理テーブル22cを参照して当該配信情報の閲覧履歴を取得する。そして、この閲覧履歴の「閲覧時期」欄(図8参照)に登録されている日数を、この配信情報に関連付けられている予定関連タスクの実行日時から引いたものを、最適な情報配信日時として設定する。
図8の例において、“場所決定”をタスクタイプとして定義されたタスクに関連付けられた“観光情報案内”の配信情報は、このタスクの予定日時の“3日前”が情報を配信する最適なタイミングであると判定され、当該タスクの予定日時から3日分を引いた日時を、最適情報配信日時として設定される。なお、配信情報閲覧履歴管理テーブル22cに、同一の配信情報が「2日前」に閲覧された履歴も同時に保持されている場合は、一定期間内の過去の履歴をすべて考慮して最適な情報配信日時であると判定する。最も簡単な実装は、単純平均を求める方法だが、別の方法で求めてもよい。なお、「ユーザが閲覧した」ことの判定は、たとえば、移動通信端末14の画面上にテロップで表示されたヘッダー情報をユーザがクリックして詳細情報を閲覧した場合など、事前に決定しておく。
配信情報カテゴリ選択部32は、配信情報取得部30によって取得された配信情報のそれぞれについて、最適情報配信日時推定部31によって求められた当該配信情報を配信するタイミングを中心として重み付けされた優先度を算出し、この優先度に基づいて移動通信端末14に配信すべき配信情報を選択する。たとえば、特にユーザによって複数の予定が登録されている場合、複数の配信情報が同一の日に配信されたり、何の情報も配信されなかったり、日によって情報の配信量にむらが生じることが考えられる。本実施形態では、配信情報を移動通信端末14の画面上特定エリアにテロップの様に表示する形式を想定しており、配信情報が毎日一定の件数移動通信端末14へ配信されることが望ましい。
具体的には、配信情報カテゴリ選択部32は、特定の日時における個々の配信情報の重みを、最適配信日時との日時の差により決定し、特定の日時に配信する情報カテゴリ、およびその割合を決定する。ここでは説明を簡易にするため、最適配信日の重みを1として、1日あたりの差により0.1ずつ線形的に重みが減っていくものとする。つまり10日の差があれば重み0となり配信されないこととなる。例えば、7月8日における配信情報は、最適配信日が7月9日である“ホテル予約”情報は、1日の差があるので、重みが0.9となる。また、7月14日が最適配信日である“空き室情報”は、6日の差があるので重みが0.4となる。したがって、7月8日に配信される情報は、“ホテル予約”と“空き室情報”が0.9:0.4の比率で優先度や情報量が決定される。
配信情報送信部33は、配信情報取得部30により選択された配信情報を、履歴要求受信部24により受信された予定情報に含まれる時期情報(「予定日時」)に応じたタイミングで移動通信端末14に送信する。ここで、「時期情報に応じたタイミング」とは、具体的には、配信情報カテゴリ選択部32で設定された優先度により決定される配信日と各日の配信情報量である。
以上が、情報配信サーバ12の機能に関する説明である。
続いて、移動通信端末14の機能について説明する。図1に示すように、移動通信端末14は、予定入力部40と、スケジュール管理部42と、スケジュール表示制御部44と、TODOリスト管理部46と、TODOリスト表示制御部48と、入力情報送信部(予定情報送信手段、行動情報送信手段)50と、予定関連タスク入力部(予定関連タスク入力手段)52と、配信情報表示制御部(配信情報表示制御手段)54と、を備えている。
予定入力部40は、移動通信端末14のユーザによるユーザが行う予定の行動に関する情報(予定情報)の入力を受け付ける手段である。図12(a)は、予定入力部40による予定情報の入力処理のための移動通信端末14の表示画面の一例を示す図である。ユーザにより入力される予定情報は、予定のカテゴリ情報を示す「予定カテゴリ」と、予定の時間情報を示す「予定日時」とを含む。また、予定情報は、予定の名称を示す「予定名称」を含んでも良い。「予定カテゴリ」は、例えばプルダウンメニューからユーザにより指定される。このプルダウンメニューの内容は、ユーザが予め登録する形式、または情報配信サーバ12から受信する形式などにより設定される。図12(a)では、予定カテゴリとして“旅行”がユーザにより指定され、予定日時として“2007年7月26日〜27日”がユーザにより入力されており、画面上の“登録”ボタンを押すことにより、この予定情報が移動通信端末14に登録される。
スケジュール管理部42は、予定入力部40により登録されたユーザの予定情報を保存する手段である。また、登録された予定情報は、情報配信サーバ12に送信するために入力情報送信部50へ送られる。
スケジュール表示制御部44は、スケジュール管理部42に保存されているユーザの予定情報を、スケジューラソフトなどのカレンダー機能に登録して表示する手段である。図12(b)は、スケジュール表示制御部44によって予定情報が登録されたカレンダー機能の一例を示す図である。図12(b)では、上述の予定入力部40から登録された予定情報(カテゴリ:旅行、日時:2007年7月26日〜27日)が、カレンダーの7月26日〜27日の部分に表示されている。ユーザが新たな予定を登録したい場合、または登録済みの予定を編集したい場合には、画面上の“登録”または“編集”ボタンを押すことにより、図12(a)の予定入力用の画面に切り替わり、この画面で新たな情報を入力する。
入力情報送信部50は、スケジュール管理部42およびTODOリスト管理部46より受け取った予定情報を、この移動通信端末14のユーザを識別するために予め設定された識別子である「ユーザID」とともに、情報配信サーバ12へ送信する手段である。
予定関連タスク入力部52は、入力情報送信部50により情報配信サーバ12へ送信された予定情報に関連付けられた予定関連タスクの候補リストを、情報配信サーバ12から受け取り、この候補リストをユーザに提示して所望のタスクを予定関連タスクとして登録するよう促す手段である。図13(a)は、予定関連タスク入力部52による予定関連タスクの選択処理のための移動通信端末14の表示画面の一例を示す図である。図13(a)では、図12に引き続き、予定入力部40により“旅行”の予定カテゴリが登録されたときの、“旅行”に関連付けられるタスクのリストが、各タスクの「タスクID」および「親タスクID」(図4参照)に基づき画面上に階層的に表示されている。
これらのリストの中から、“交通チケットの予約−新幹線”タスク1301が選択され、画面下部の“登録”ボタンが押されると、図13(b)のような登録確認画面に切り替えられる。この登録確認画面において、選択されたタスクを実施する予定日時が入力されて“登録”ボタンが押されると、このタスクが予定関連タスクとして登録される。予定関連タスク入力部52は、このような手順を繰り返して、複数の予定関連タスクを登録することができる。
予定関連タスク入力部52によって登録されたタスクは、スケジュール管理部42に送られて保存され、さらに、スケジュール表示制御部44へ送られて、先に登録されている予定情報とともに、スケジューラソフトなどのカレンダー機能に登録して表示される。図14は、スケジュール表示制御部44によって予定情報および予定関連タスクが登録されたカレンダー機能の一例を示す図である。なお、図13(b)に示す登録確認画面において予定日時を指定せずにタスクを登録することも可能であり、その場合、予定関連タスクはTODOリスト管理部46へ保存され、スケジューラソフトから起動可能なTODOリスト表示制御部48に表示される。この構成により、具体的な日時までは決まっていない場合でも、予定関連タスクの登録を忘れることを防ぐことができ、ユーザが詳細な予定情報を入力する負担を軽減することができる。
予定関連タスク入力部52によって登録された予定関連タスクは、スケジュール管理部42またはTODOリスト管理部46から入力情報送信部50を介して情報配信サーバ12へ送信される。これに応じて、登録された予定関連タスクのそれぞれに関連付けられた配信情報が、適宜設定された配信タイミングで情報配信サーバ12より移動通信端末14へ送信される。
配信情報表示制御部54は、配信情報を情報配信サーバ12より受け取ると、この配信情報をたとえばテロップ等の手段によって移動通信端末14の画面上に表示して、ユーザに提示する手段である。図15は、配信情報が表示された移動通信端末14の画面の一例を示す図である。図15に示すように、たとえば、7月12日〜13日に設定されている“場所決定”タスク1501に対して、このタスク1501の設定日時にあわせて、“温泉で心も体もリフレッシュ。鬼怒川温泉。”という“場所決定”タスクに有用な情報が情報配信サーバ12から移動通信端末14へ配信され、画面上のテロップ表示部1502に表示される。
引き続いて、図16〜18のフローチャートを用いて、本実施形態の情報配信システム10で実行される処理を説明する。
情報配信システム10では、情報配信が行われる前に移動通信端末14から情報配信サーバ12に対して、ユーザが行う予定の行動を示す予定情報と、この予定情報に関連付けられる予定関連タスクと、を登録する処理が行われる。移動通信端末14で行われるこの登録処理について、図16のフローチャートを用いて説明する。
まず、予定入力部40によって移動通信端末14のユーザが入力した予定情報が、入力情報送信部50を介して情報配信サーバ12へ送信される(S101)。具体的には、ユーザが入力した予定に関する「予定カテゴリ」および「予定日時」と、当該移動通信端末14の「ユーザID」が、情報配信サーバ12へ送信される。予定情報は、たとえば、図12(a)に示すような移動通信端末14の登録画面を利用して、ユーザにより登録される。
情報配信サーバ12では、予定情報の受信に応じて、この予定情報に関連付けられる予定関連タスクの候補リストを選択して、予定情報を送信した移動通信端末14へ送信する。この予定関連タスクの候補リストを選択する処理については、図17を参照して後述する。
続いて、移動通信端末14が情報配信サーバ12の予定関連タスク送信部29から予定関連タスクの候補リストを受け取り(S102)、この候補リストがユーザに提示される。予定関連タスクの候補リストは、たとえば、図13(a)のように、移動通信端末14の画面上に表示される。
予定関連タスク入力部52によって、移動通信端末14の画面上に提示された予定関連タスクの候補リストの中から、ユーザがタスクを選択したか否かが確認される(S103)。ユーザがタスクを選択している場合には、ステップS104に進んで処理が継続される。ユーザがタスクを選択していない場合には、新たにタスクを登録することなく処理を終了する。
ステップS103において、ユーザがタスクを選択していると判断された場合、引き続き、予定関連タスク入力部52によって、選択されたタスクを実行する日時がユーザによって指定されたか否かが確認される(S104)。タスクの日時が指定されている場合には、スケジュール管理部42に当該タスクが登録されて、例えば図14のように、スケジューラのカレンダ機能にタスクが表示される(S105)。タスクの日時が指定されていない場合には、TODOリスト管理部52に当該タスクが登録されてTODOリストにタスクが表示される(S106)。
続いて、予定関連タスク入力部52により、ユーザがさらに別のタスクを予定関連タスクとして登録するか否かが確認される(S107)。別のタスクが登録される場合には、ステップS104に戻り、新たな予定関連タスクの登録処理が継続される。別のタスクを登録しない場合には、ユーザにより選択されたタスクを予定関連タスクとして、入力情報送信部50により情報配信サーバ12へ送信され(S108)、処理を終了する。
以上が、移動通信端末14において実行される、ユーザが行う予定の行動を示す予定情報とこの予定情報に関連付けられる予定関連タスクを登録する処理である。
引き続いて、情報配信サーバ12において実行される、ユーザの予定情報に基づいてこの予定情報に関連付けられる予定関連タスクの候補リストを選択する処理について、図17のフローチャートを用いて説明する。この処理は、図16に示した移動通信端末14による予定関連タスクを登録する処理において、ステップS101とステップS102との間に情報配信サーバ12により実行される。
まず、履歴要求受信部24によって、移動通信端末14からユーザの予定情報(予定カテゴリ、予定日時)およびこの移動通信端末14のユーザIDが受信される(予定情報受信ステップ:S201)。そして、予定関連タスク選択部25によって、履歴要求受信部24で受信された予定情報に含まれる予定カテゴリに基づいてタスクモデル管理テーブル21aを参照して、予定カテゴリに対応するタスクが選択される(予定関連タスク選択ステップ:S202)。
続いて、タスクプロファイル照合部28によって、履歴要求受信部24で受信された移動通信端末のユーザIDに基づいてプロファイル管理テーブル22aを参照して、ユーザIDに対応するプロファイル情報が保持されているか否かが確認される(S203)。プロファイル管理テーブル22aに当該ユーザIDに対応するプロファイル情報が保持されていない場合には、ステップS204〜S205を迂回してステップS206に移行する。
ステップS203において、プロファイル管理テーブル22aに当該ユーザIDに対応するプロファイル情報が保持されていた場合には、タスクプロファイル照合部28によって、ユーザIDに対応するユーザのプロファイル情報がプロファイル管理テーブル22aから読み込まれる(S204)。また、タスクプロファイル照合部28によって、タスク属性管理テーブル21bを参照して、ステップS202で予定関連タスク選択部25によって選択されたタスクのそれぞれが選択できるユーザ属性の条件(選択可能条件)も読み込まれる。
そして、タスクプロファイル照合部28によって、ユーザのプロファイル情報とタスクの選択可能条件とが照合され、予定関連タスク選択部25によって選択されたタスクの中からユーザのプロファイル情報に基づく選択可能条件とマッチしないタスクが削除されて、移動通信端末14のユーザへ提示する予定関連タスクの候補リスト(提示タスクリスト)が作成される(S205)。
続いて、予定関連タスク選択部25により、タスク選択履歴管理テーブル22bを参照して、提示タスクリストに含まれるタスクの選択履歴が読み込まれる(S206)。予定関連タスク選択部25により、この選択履歴に基づいて提示タスクリストに含まれるタスクの優先度が決定され(S207)、この優先度に応じて提示タスクリストが並び替えられる。具体的には、提示タスクリストに含まれるタスクのうち、過去にユーザに選択されたことのあるタスクが上位にくるように提示タスクリストが並び替えられる。
また、予定関連タスク実行日時推定部26により、提示タスクリストに含まれるタスクのうちタスク選択履歴管理テーブル22bに保持されているタスクについて、選択履歴に基づいて当該タスクの実行日時が決定される(S208)。具体的には、提示タスクリストの各タスクについて、タスク選択履歴管理テーブル22bの「予定までの日数」欄のデータを参照し、このデータを当該タスクの実行日時として設定する。
続いて、タスク種別判定部27により、提示タスクリストに含まれるタスクの種別(タスクタイプ)が判定される(S209)。予定関連タスク選択部25により、タスク選択履歴管理テーブル22bの中から、提示タスクリストに含まれるタスクと同一のタスクタイプをもつタスクの履歴が読み出され、この履歴に基づいて提示タスクリストに含まれるタスクの優先度が求められ(S210)、この優先度に応じて提示タスクリストが並び替えられる。
そして、予定関連タスク送信部29によって、提示タスクリストが移動通信端末14へ送信される(予定関連タスク送信ステップ:S211)。以上が、情報配信サーバ12において実行される、ユーザの予定情報に基づいてこの予定情報に関連付けられる予定関連タスクの候補リストを選択する処理である。
引き続いて、情報配信サーバ12において実行される、配信情報を移動通信端末14へ配信する処理について、図18のフローチャートを用いて説明する。この処理は、図16に示した移動通信端末14による予定関連タスクを登録する処理が終了した後に、情報配信サーバ12により実行される。
まず、履歴要求受信部24により、移動通信端末14のユーザにより登録された予定関連タスクが、移動通信端末14から受信される(予定関連タスク受信ステップ:S301)。配信情報取得部30によって、受信された予定関連タスクのそれぞれについて、配信情報管理テーブル23aを参照して、当該タスクのタスクIDに関連付けられた配信情報カテゴリが取得される(配信情報取得ステップ:S302)。
続いて、最適情報配信日時推定部31により、配信情報閲覧履歴管理テーブル22cを参照して、配信情報取得部30で取得された配信情報カテゴリの最適配信日が決定される(S303)。具体的には、配信情報閲覧履歴管理テーブル22cの「閲覧時期」欄のデータを最適配信日として設定する。
続いて、配信情報カテゴリ選択部32により、最適情報配信日時推定部31で設定された各配信情報の最適配信日に基づいて、配信情報のそれぞれについて、日毎の重みを計算する(S304)。具体的には、たとえば、最適配信日の重みを1として、1日ずれるごとに0.1ずつ減少するように設定する。
続いて、配信情報取得部30により、他に移動通信端末14から送信された予定情報があるか否かが確認される(S305)。他に予定情報がある場合には、ステップS301に戻って予定情報がなくなるまでステップS301〜S304の処理を繰り返す。
ステップS305において、移動通信端末14から送信された予定情報が他にないと判断された場合には、配信情報カテゴリ選択部32により、すべての配信情報カテゴリの重みに基づいて、日毎に移動通信端末14へ送信する配信情報の種類と割合が算出され、これらの算出結果に基づいて各日の配信情報リストが生成される(S306)。具体的には、たとえば、日毎に配信情報のそれぞれの重みを比較して、重みが大きい順に所定の個数の配信情報を選択し、また重みの割合に応じて配信する頻度を設定する。
配信情報カテゴリ選択部32で生成された配信情報リストは、配信情報の内容とともに配信情報送信部33に保持される。そして、配信情報送信部33により、配信情報リストで設定された配信タイミングにしたがって、配信情報が移動通信端末14に配信される(配信情報送信ステップ:S307)。以上が、情報配信サーバ12において実行される、配信情報を移動通信端末14へ配信する処理である。
続いて、本実施形態に係る情報配信サーバ12、移動通信端末14、および情報配信システム10の作用および効果について説明する。
本実施形態によれば、移動通信端末14の入力情報送信部50から送信されたユーザの予定情報を情報配信サーバ12の履歴要求受信部24が受信すると、予定関連タスク選択部25がタスクモデル管理テーブル21aを参照して、受信した予定情報の「予定カテゴリ」に関連付けられた予定関連タスクの候補リストを選択し、予定関連タスク送信部29がこの選択された予定関連タスクの候補リストを移動通信端末14の予定関連タスク入力部52へ送信する。移動通信端末14のユーザは、情報配信サーバ12から送信された予定関連タスクの候補リストの中から所望のタスクを選択して登録する。これにより、移動通信端末14を用いた予定情報の入力を支援して、ユーザが詳細な予定情報を入力する負担を軽減することができる。
また、本実施形態の情報配信サーバ12において、タスクプロファイル照合部28が、プロファイル管理テーブル22aを参照して移動通信端末14のユーザIDに対応するプロファイル情報を取得し、タスク属性管理テーブル21bを参照して、予定関連タスク選択部25によって選択された予定関連タスクの候補リストのそれぞれについて選択可能条件を取得し、このプロファイル情報と選択可能条件とを照合して、移動通信端末14へ送信すべきタスクを選択する。これにより、ユーザの属性を考慮して予定関連タスクを取捨選択することが可能となり、ユーザごとに各ユーザの嗜好に合致する予定関連タスクの候補リストを提供することができる。
また、本発明の情報配信サーバ12において、予定関連タスク選択部25が、タスク選択履歴管理テーブル22bを参照して、予定関連タスクの候補リストのそれぞれについて選択履歴を取得し、この選択履歴に基づき候補リストを並び替える。この構成により、ユーザが過去に当該タスクを選択したことを示す選択履歴に基づき、移動通信端末14へ送信される予定関連タスクの候補リストが並び替えられる。これにより、たとえば、ユーザが選択する可能性の高いタスクをリストの上位に並べ替えるので、ユーザが詳細な予定情報を入力する負担をさらに軽減することができる。
また、本発明の情報配信サーバ12において、予定関連タスク選択部25が、タスク種別判定部27により判定された予定関連タスクの種別と同一の種別であるタスクの選択履歴をタスク選択履歴管理テーブル22bから取得し、この選択履歴に基づき予定関連タスクの候補リストを並び替える。この構成により、ユーザが過去に選択したことがあるタスクと同じ種別のタスクの選択履歴を利用して、移動通信端末14へ送信される予定関連タスクの候補リストが並び替えられる。これにより、ユーザの選択履歴が十分に蓄積されていない場合でも、ユーザが選択する可能性の高い予定関連タスクを提供することができる。
また、本発明の情報配信サーバ12において、最適情報配信日時推定部31が、配信情報閲覧履歴管理データベースを参照して、配信情報送信部33によって移動通信端末14へ送信される配信情報の閲覧履歴を取得し、この閲覧履歴に基づき配信情報を送信するタイミングを求める。この構成により、過去にユーザに送信された配信情報の閲覧履歴に基づいて、配信情報の最適な配信日時をユーザごとに決定することができる。これにより、個々のユーザの嗜好を考慮した配信情報の配信が可能となり、予定情報に基づく配信情報を適切なタイミングで配信することができる。
また、本発明の情報配信サーバ12において、配信情報カテゴリ選択部32が、配信情報取得部30によって取得された配信情報のそれぞれについて、最適情報配信日時推定部31によって求められた配信情報を送信するタイミングを中心として重み付けされた優先度を算出し、当該優先度に基づいて移動通信端末14に配信すべき配信情報を選択する。この構成により、複数の予定情報がユーザにより登録されている場合でも、各配信情報を配信する予定の日時に基づいて重み付けされた優先度を考慮して、移動通信端末に配信すべき配信情報を決定するので、すべての予定を考慮した上で優先度の高い情報を配信できる。
次に、候補リスト送信時から所定期間経過後に、配信情報を自発的に配信する手法について説明する。本発明の情報配信サーバ12において、履歴要求受信部24は、予定関連タスク送信部29が移動通信端末14に予定関連タスクの候補リストを送信した日時から所定期間内に、ユーザが選択した予定関連タスクを移動通信端末14から受信したか否かを判断する。履歴要求受信部24が予定関連タスクを移動通信端末14から受信していない場合に、既に移動通信端末14に送信した予定関連タスクの候補リスト全てのタスクをユーザが選択した予定関連タスクとしてみなし、配信情報取得部30が配信情報管理テーブル23aを参照してみなされた予定関連タスクに関連付けられている配信情報を取得する。そして、最適情報配信日時推定部31により配信情報を送信するタイミングを求め、配信情報カテゴリ選択部32により配信すべき配信情報を選択し、配信情報送信部33が選択された配信情報を時期情報に応じたタイミングで移動通信端末14に送信する。図19は本構成のフローチャートを示す。情報配信サーバ12は、予定関連タスク送信部29によって提示タスクリストが移動通信端末14へ送信された(図17のS211)後に、この提示タスクリストの送信タイミングより所定時間内に、履歴要求受信部24が移動通信端末14からユーザにより選択された予定関連タスクを受信したか否かを判断する(S401)。ステップS401において予定関連タスクを受信したと判断した場合には、図18のステップS301に進む。一方、ステップS401において予定関連タスクを受信しないと判断した場合には、ステップS211で送信した提示タスクリストの全てのタスクを予定関連タスクとみなし(ステップ402)、ステップS403以降の処理を実行する。この以降の処理であるステップS403、ステップS404、ステップS405、ステップS406、ステップS407、ステップS408はそれぞれ、図18のステップS302、ステップS303、ステップS304、ステップS305、ステップS306、ステップS307に相当するため、説明を省く。
この構成により、移動通信端末14に送信された予定関連タスクの候補リストをユーザが選択しない場合であっても、ユーザの予定関連タスクの候補リストの選択の手間を省きつつ、ユーザが所望されるであろう配信情報を配信することができる。なお、ユーザは予めこの構成で動作することを有効とするか無効とするかを設定できることが好ましい。
続いて、配信情報の最適配信日に基づいて、配信情報を自発的に配信する手法について説明する。上述のように、図18を参照して、履歴要求受信部24がユーザが選択した予定関連タスクを受信することをトリガとして、受信した予定関連タスクに応じた配信情報を取得して適切なタイミングで配信する構成を説示した。これに対し、この手法では、ユーザが選択した予定関連タスクを受信することを待つことなく(仮に永続的に待つとすると配信タイミングを徒過する場合がある)、予定関連タスク選択部25により予定関連タスクが選択された以降に、予定関連タスク送信部29が送信した予定関連タスクの候補リスト全てのタスクをユーザが選択した予定関連タスクとみなす。配信情報取得部30が配信情報管理テーブル23aを参照してみなされた予定関連タスクに関連付けられている配信情報を取得する。そして、最適情報配信日時推定部31により配信情報を送信するタイミングを求め、配信情報カテゴリ選択部32により配信すべき配信情報を選択し、対象となる配信情報の時期情報に応じたタイミングになってもユーザが選択した予定関連タスクを履歴要求受信部24にて受信していない場合に配信情報送信部33が対象となる配信情報を移動通信端末14に送信する。図20は本構成のフローチャートを示す。情報配信サーバ12は、予定関連タスク送信部29によって提示タスクリストが移動通信端末14へ送信された(図17のS211)後に(ただし、提示タスクリストが構築される以降であればよい)、ステップS211で送信した提示タスクリストの全てのタスクを予定関連タスクとみなし(S221)、ステップS222以降の処理を実行する。この以降の処理であるステップS222、ステップS223、ステップS224、ステップS225、ステップS226はそれぞれ、図18のステップS302、ステップS303、ステップS304、ステップS305、ステップS306に相当するため、説明を省く。ステップS226の配信情報のリストの生成の後に、配信情報送信部33が対象となる配信情報を配信する時期情報に応じたタイミングになってもユーザが選択した予定関連タスクを履歴要求受信部24が受信していないか否かを判断する(S227)。このステップS227において履歴要求受信部24が受信していると判断した場合、図18のステップS301に進む。一方、ステップS227において履歴要求受信部24が受信していないと判断した場合、対象となる配信情報を移動通信端末14に送信する(S228)。
この構成により、図19を参照して説明した配信情報の自発的な配信手法と同様に、ユーザの予定関連タスクの候補リストの選択の手間を省きつつ、ユーザが所望されるであろう配信情報を配信することができる。
なお、図20を参照して説明した配信情報の自発的な配信手法の構成において、配信情報の選択と配信情報の配信タイミングが決定した後に、移動通信端末14からユーザが選択した予定関連タスクを受信する場合があるが、その場合に再度ステップ301の処理を実行する構成としてもよいし、既に選択された配信情報のうちユーザに選択された予定関連タスク以外のタスクに関連付けられた配信情報を削除して残った配信情報について配信する構成とすることもできる。
ここで、本発明は多くの異なる形態で実施可能である。したがって、上記の実施形態の記載内容のみで解釈すべきではない。
上述の実施形態では、主にシステムについて説明したが、所謂当業者であれば明らかであるように、本発明はコンピュータで使用可能なプログラム及び方法としても実施できる。また、本発明は、ハードウェア、ソフトウェア、または、ソフトウェア及びハードウェアの実施形態で実施可能である。プログラムは、ハードディスク、CD-ROM、DVD-ROM、光記憶装置または磁気記憶装置等の任意のコンピュータ可読媒体に記録できる。さらに、プログラムはネットワークを介した他のコンピュータに記録することができる。
引き続いて、上述した一連の情報配信処理をコンピュータに実行させるための情報配信プログラムを説明する。図21に示すように、情報配信プログラム211は、コンピュータが備える記憶媒体210に形成されたプログラム格納領域210a内に格納されている。
情報配信プログラム211は、情報配信処理を総括的に制御するメインモジュール211aと、タスクモデル格納モジュール211bと、ユーザ情報格納モジュール211cと、配信情報格納モジュール211dと、履歴要求受信モジュール211eと、予定関連タスク選択モジュール211fと、予定関連タスク実行日時推定モジュール211gと、タスク種別判定モジュール211hと、タスクプロファイル照合モジュール211iと、予定関連タスク送信モジュール211jと、配信情報取得モジュール211kと、最適情報配信日時推定モジュール211lと、配信情報カテゴリ選択モジュール211mと、配信情報送信モジュール211nとを備えて構成される。
タスクモデル格納モジュール211b、ユーザ情報格納モジュール211c、配信情報格納モジュール211d、履歴要求受信モジュール211e、予定関連タスク選択モジュール211f、予定関連タスク実行日時推定モジュール211g、タスク種別判定モジュール211h、タスクプロファイル照合モジュール211i、予定関連タスク送信モジュール211j、配信情報取得モジュール211k、最適情報配信日時推定モジュール211l、配信情報カテゴリ選択モジュール211m、および配信情報送信モジュール211nを実行させることにより実現される機能は、上述した図1の情報配信サーバ12のタスクモデル格納部21、ユーザ情報格納部22、配信情報格納部23、履歴要求受信部24、予定関連タスク選択部25、予定関連タスク実行日時推定部26、タスク種別判定部27、タスクプロファイル照合部28、予定関連タスク送信部29、配信情報取得部30、最適情報配信日時推定部31、配信情報カテゴリ選択部32、および配信情報送信部33の機能とそれぞれ同様である。
なお、情報配信プログラム211は、その一部若しくは全部が、通信回線等の伝送媒体を介して伝送され、他の機器により受信されて記録(インストールを含む)される構成としても良い。
本実施形態に係る情報配信システムの構成図である。 情報配信サーバのハードウェア構成図である。 移動通信端末のハードウェア構成図である。 タスクモデル管理テーブルの一例を示す図である。 タスク属性管理テーブルの一例を示す図である。 プロファイル管理テーブルの一例を示す図である。 タスク選択履歴管理テーブルを示す図である。 配信情報閲覧履歴管理テーブルを示す図である。 配信情報管理テーブルを示す図である。 ユーザの選択履歴に基づく予定関連タスクの候補リストの表示例を示す図である。 ユーザのプロファイル情報に基づく予定関連タスクの表示例を示す図である。 予定情報の入力処理のための移動通信端末の画面の表示例を示す図である。 予定関連タスクを選択する処理のための移動通信端末の画面の表示例を示す図である。 予定情報および予定関連タスクが登録されたカレンダー機能の表示例を示す図である。 配信情報が表示された移動通信端末の画面の一例を示す図である。 移動通信端末で行われる予定情報および予定関連タスクを登録する処理を示すフローチャートである。 情報配信サーバで行われる予定関連タスクの候補リストを選択する処理を示すフローチャートである。 情報配信サーバで行われる配信情報を移動通信端末へ配信する処理を示すフローチャートである。 情報配信サーバで行われる配信情報を移動通信端末へ配信する処理を示すフローチャートである。 情報配信サーバで行われる配信情報を移動通信端末へ配信する処理を示すフローチャートである。 本発明に係る情報配信プログラムの構成を示す図である。
符号の説明
10…情報配信システム、12…情報配信サーバ、14…移動通信端末、21…タスクモデル格納部、21a…タスクモデル管理テーブル、21b…タスク属性管理テーブル、22…ユーザ情報格納部、22a…プロファイル管理テーブル、22b…タスク選択履歴管理テーブル、22c…配信情報閲覧履歴管理テーブル、23…配信情報格納部、23a…配信情報管理テーブル、24…履歴要求受信部、25…予定関連タスク選択部、26…予定関連タスク実行日時推定部、27…タスク種別判定部、28…プロファイル照合部、29…予定関連タスク送信部、30…配信情報取得部、31…最適情報配信日時推定部、32…配信情報カテゴリ選択部、33…配信情報送信部、40…予定入力部、42…スケジュール管理部、44…スケジュール表示制御部、46…TODOリスト管理部、48…TODOリスト表示制御部、50…入力情報送信部、52…予定関連タスク入力部、54…配信情報表示制御部、210…記憶媒体、210a…プログラム格納領域、211…情報配信プログラム、211a…メインモジュール、211b…タスクモデル格納モジュール、211c…ユーザ情報格納モジュール、211d…配信情報格納モジュール、211e…履歴要求受信モジュール、211f…予定関連タスク選択モジュール、211g…予定関連タスク実行日時推定モジュール、211h…タスク種別判定モジュール、211i…タスクプロファイル照合モジュール、211j…予定関連タスク送信モジュール、211k…配信情報取得モジュール、211l…最適情報配信日時推定モジュール、211m…配信情報カテゴリ選択モジュール、211n…配信情報送信モジュール。

Claims (12)

  1. ユーザの行動を示す行動情報を、当該行動のカテゴリを示すカテゴリ情報に関連付けて保持したタスクモデル管理データベースと、
    移動通信端末に対して配信される配信情報を、前記行動情報に関連付けて保持した配信情報管理データベースと、
    移動通信端末から、ユーザが行う予定である行動のカテゴリ情報および当該行動が行われる時期を示す時期情報を含む予定情報を受信する予定情報受信手段と、
    前記タスクモデル管理データベースを参照して、前記予定情報受信手段により受信された予定情報に含まれるカテゴリ情報に関連付けられた行動情報のリストを選択する予定関連タスク選択手段と、
    前記予定関連タスク選択手段により選択された行動情報のリストを前記移動通信端末に送信する予定関連タスク送信手段と、
    前記予定関連タスク送信手段による行動情報のリストの送信に応じて前記移動通信端末から送信される行動情報を受信する予定関連タスク受信手段と、
    前記配信情報管理データベースから、前記予定関連タスク受信手段により受信された行動情報に対応付けられた配信情報を取得する配信情報取得手段と、
    前記配信情報取得手段により取得された配信情報を、前記予定情報受信手段により受信された予定情報に含まれる時期情報に応じたタイミングで、前記移動通信端末に送信する配信情報送信手段と、
    を備える情報配信サーバ。
  2. 前記移動通信端末のユーザの属性を示すプロファイル情報を保持するプロファイル管理データベースと、
    前記タスクモデル管理データベースに保持される行動情報を選択可能にするための前記プロファイル情報に関する選択可能条件を保持するタスク属性管理データベースと、
    前記プロファイル管理データベースを参照して前記移動通信端末に対応するプロファイル情報を取得し、前記タスク属性管理データベースを参照して前記予定関連タスク選択手段によって選択された前記行動情報のリストのそれぞれについて、前記プロファイル情報に関する選択可能条件を取得し、該プロファイル情報と該選択可能条件とを照合して、前記移動通信端末へ送信すべき行動情報を選択するタスクプロファイル照合手段と、
    をさらに備える請求項1に記載の情報配信サーバ。
  3. 前記予定関連タスク受信手段によって受信された行動情報を、前記移動通信端末のユーザが過去に選択したことを示す選択履歴として保持するタスク選択履歴管理データベースをさらに備え、
    前記予定関連タスク選択手段が、前記タスク選択履歴管理データベースを参照して、前記選択した行動情報のリストのそれぞれについて選択履歴を取得し、該選択履歴に基づき前記行動情報のリストを並び替える、請求項1または2に記載の情報配信サーバ。
  4. 前記予定関連タスク選択手段によって選択された行動情報の種別を判定するタスク種別判定手段をさらに備え、
    前記予定関連タスク選択手段が、前記タスク種別判定手段により判定された該行動情報の種別と同一の種別である行動情報の選択履歴を前記タスク選択履歴管理データベースから取得し、該選択履歴に基づき前記行動情報のリストを並び替える、請求項3に記載の情報配信サーバ。
  5. 過去に前記配信情報送信手段によって前記移動通信端末に送信された配信情報がユーザに閲覧された時期を示す情報を、該配信情報の閲覧履歴として保持する配信情報閲覧履歴管理データベースと、
    前記配信情報閲覧履歴管理データベースを参照して、前記配信情報送信手段によって前記移動通信端末へ送信される配信情報の閲覧履歴を取得し、該閲覧履歴に基づき配信情報を送信するタイミングを求める最適情報配信日時推定手段と、
    をさらに備える請求項1乃至4のいずれかに記載の情報配信サーバ。
  6. 前記配信情報取得手段によって取得された配信情報のそれぞれについて、前記最適情報配信日時推定手段によって求められた当該配信情報を配信するタイミングを中心として重み付けされた優先度を算出し、当該優先度に基づいて前記移動通信端末に配信すべき配信情報を選択する配信情報カテゴリ選択手段をさらに備える、請求項5に記載の情報配信サーバ。
  7. 前記予定関連タスク受信手段は、前記予定関連タスク送信手段が行動情報のリストを前記移動通信端末に送信してから所定期間までに、前記移動通信端末から送信される行動情報を受信するか否かを判断し、
    前記予定関連タスク受信手段が前記所定期間経過時に移動通信端末から送信される行動情報を受信しないと判断した場合に、前記配信情報取得手段は、前記予定関連タスク選択手段により選択された行動情報に対応付けられた配信情報を前記配信情報管理データベースから取得し、
    前記配信情報送信手段は、前記取得した配信情報を前記予定情報受信手段により受信された予定情報に含まれる時期情報に応じたタイミングで、前記移動通信端末に送信する、請求項1乃至6のいずれかに記載の情報配信サーバ。
  8. 前記配信情報取得手段は、前記予定関連タスク選択手段により選択された全ての行動情報について行動情報に対応付けられた配信情報を取得し、
    前記予定関連タスク受信手段は、前記予定情報受信手段により受信された予定情報に含まれる時期情報に応じたタイミングまでに、前記移動通信端末から送信される行動情報を受信するか否かを判断し、
    前記予定関連タスク受信手段が前記タイミングまでに移動通信端末から送信される行動情報を受信しないと判断した場合に、前記配信情報送信手段は、前記取得した配信情報を移動通信端末に送信する、請求項1乃至6のいずれかに記載の情報配信サーバ。
  9. ユーザが行う予定である行動のカテゴリ情報および当該行動が行われる時期を示す時期情報を含む予定情報を情報配信サーバへ送信する予定情報送信手段と、
    前記予定情報送信手段による予定情報の送信に応じて、前記情報配信サーバから送信される行動情報のリストを受信し、該リストをユーザに提示して、ユーザにとって必要な行動情報を選択するよう促す予定関連タスク入力手段と、
    前記予定関連タスク入力手段でユーザにより選択された行動情報を前記情報配信サーバへ送信する行動情報送信手段と、
    前記行動情報送信手段による行動情報の送信に応じて、所定のタイミングで前記情報配信サーバから送信される配信情報を受信して、該配信情報をユーザに提示する配信情報表示制御手段と、
    を備える移動通信端末。
  10. 請求項9に記載の移動通信端末と、該移動通信端末に対して配信情報の配信を行う請求項1乃至8のいずれかに記載の情報配信サーバと、を含む情報配信システム。
  11. 移動通信端末から、ユーザが行う予定である行動のカテゴリ情報および当該行動が行われる時期を示す時期情報を含む予定情報を受信する予定情報受信手段と、
    ユーザの行動を示す行動情報を、当該行動のカテゴリを示すカテゴリ情報に関連付けて保持したタスクモデル管理データベースを参照して、前記予定情報受信手段により受信された予定情報に含まれるカテゴリ情報に関連付けられた行動情報のリストを選択する予定関連タスク選択手段と、
    前記予定関連タスク選択手段により選択された行動情報のリストを前記移動通信端末に送信する予定関連タスク送信手段と、
    前記予定関連タスク送信手段による行動情報のリストの送信に応じて前記移動通信端末から送信される行動情報を受信する予定関連タスク受信手段と、
    移動通信端末に対して配信される配信情報を、前記行動情報に関連付けて保持した配信情報管理データベースから、前記予定関連タスク受信手段により受信された行動情報に対応付けられた配信情報を取得する配信情報取得手段と、
    前記配信情報取得手段により取得された配信情報を、前記予定情報受信手段により受信された予定情報に含まれる時期情報に応じたタイミングで、前記移動通信端末に送信する配信情報送信手段としてコンピュータを機能させるための情報配信サーバプログラム。
  12. 移動通信端末に対して情報を配信する情報配信サーバによる情報配信方法であって、
    移動通信端末から、ユーザが行う予定である行動のカテゴリ情報および当該行動が行われる時期を示す時期情報を含む予定情報を受信する予定情報受信ステップと、
    ユーザの行動を示す行動情報を、当該行動のカテゴリを示すカテゴリ情報に関連付けて保持したタスクモデル管理データベースを参照して、前記予定情報受信ステップにおいて受信された予定情報に含まれるカテゴリ情報に関連付けられた行動情報のリストを選択する予定関連タスク選択ステップと、
    前記予定関連タスク選択ステップにおいて選択された行動情報のリストを前記移動通信端末に送信する予定関連タスク送信ステップと、
    前記予定関連タスク送信ステップにおける行動情報のリストの送信に応じて前記移動通信端末から送信される行動情報を受信する予定関連タスク受信ステップと、
    移動通信端末に対して配信される配信情報を、前記行動情報に関連付けて保持した配信情報管理データベースから、前記予定関連タスク受信ステップにおいて受信された行動情報に対応付けられた配信情報を取得する配信情報取得ステップと、
    前記配信情報取得ステップにおいて取得された配信情報を、前記予定情報受信ステップにおいて受信された予定情報に含まれる時期情報に応じたタイミングで、前記移動通信端末に送信する配信情報送信ステップと、を含む情報配信方法。
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