JP2009009192A - 自動販売機の商品見本展示装置 - Google Patents

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悟 葛山
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Abstract

【課題】ディスプレイ台に装着された商品見本のがたつきをなくすことが可能な自動販売機の商品見本展示装置を提供する。
【解決手段】自動販売機のディスプレイ室内に配設され、光透過性材料からなる複数の商品見本80を嵌合保持する複数の開口部72が形成されたディスプレイ台7を備えた自動販売機の商品見本展示装置であって、前記ディスプレイ台7の開口部72の近傍に商品見本80と当接し当該商品見本80のがたつきを防止して商品見本をディスプレイ台に緊密に保持させる保持手段(例えば、突部74)を備え、前記ディスプレイ台7に装着された商品見本80とディスプレイ台7との間の隙間を保持手段(例えば、突部74)により埋めてがたつきをなくすことにより、前記商品見本80をディスプレイ台7にしっかりと固定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数の商品見本を展示してなるディスプレイ室と、このディスプレイ室内に配設され、光透過性材料からなる複数の商品見本を嵌合保持する複数の開口部を有するディスプレイ台とを備えた自動販売機の商品見本展示装置に関する。
缶入り飲料,瓶入り飲料,ペットボトル飲料などの商品を販売する自動販売機は本体キャビネットの庫内に商品を冷蔵,温蔵状態に区分して保存し、外扉のディスプレイ室内に設置したディスプレイ台上に複数の商品見本を左右に並べて展示し、商品見本に応じて設けられた商品選択ボタンを押すことにより指定された商品を販売するように構成されている。この種の従来の自動販売機について図5乃至図8を用いて説明する。
図5に示すように、この自動販売機は、前面が開放した断熱筐体として形成された本体キャビネット1と、本体キャビネット1の前面に開閉可能に支持された外扉2とからなる。本体キャビネット1の開放面は開閉可能な断熱内扉3によって閉塞されて商品収納庫を画成している。本体キャビネット1の庫内は、断熱仕切壁により左右方向に複数の商品収納室に区分され、各商品収納室には缶入り飲料,瓶入り飲料,ペットボトル入り飲料などの商品を収容するとともにその下端に商品を搬出する商品払出機構を有する商品収納ラックが収設され、また、各商品収納室の下部には、当該各商品収納室を冷却もしくは加熱して商品収納ラックに収納した商品を冷却または加熱する冷却/加熱ユニットが配設されている。
前記外扉2の前面の上部域は透明板4で覆われ、この透明板4と外扉2に開閉可能に軸支された中扉6との間の空間がディスプレイ室5として形成されている。前記中扉6の前面には、本体キャビネット1の庫内に収容した商品に対応した複数の商品見本8を左右に一列に並べて載置したディスプレイ台7が上下方向に3段取付けられている。前記透明板4には各ディスプレイ台7と対峙する位置に商品選択ボタンユニット9が設けられ、当該商品選択ボタンユニット9は、ディスプレイ台7に載置された各商品見本8に対応して左右に一列に並べて設けた商品選択ボタン(不図示)を有している。前記商品選択ボタンには売り切れランプおよび販売可能ランプが内蔵されている。また、前記外扉2の前面には硬貨シュート21に連通した硬貨投入口、紙幣投入部22の投入口、釣銭返却シュート23に連通した硬貨返却口、商品取出口24に加え、不図示の返却レバーおよびロック付ハンドル(扉ロック装置)などが設けられている。さらに、前記外扉2の背面には硬貨シュート21を介して硬貨投入口に連通したコインメカニズム25、このコインメカニズム25に連通した金庫26、紙幣投入部22の投入口に連通した紙幣識別装置27などが設けられている。なお、ディスプレイ室5の上部およびディスプレイ台7の下部には商品サンプル8などを明るく照らす蛍光灯などの照明光源(不図示)が配設されている。
かかる自動販売機はキー操作によりロック付ハンドル(扉ロック装置)を鎖錠して外扉2を閉じた状態で商用電源からの電力供給を受けてディスプレイ室5内の蛍光灯を点灯制御することにより商品見本8などを明るく照らし出すとともに冷却/加熱ユニットを運転制御して庫内の商品を冷却/加熱する。硬貨または紙幣が投入されるとコインメカニズム25または紙幣識別装置27により識別して投入金額を積算するととともにこの投入金額と商品価格とを比較して商品選択ボタンの販売可能ランプを点灯制御する。商品選択ボタンが操作されると選択された商品価格と投入金額とを演算して商品収納ラックに搭載された商品払出機構に販売信号を供給する。この販売信号に基づいて前記商品払出機構はソレノイドの励磁・釈放動作により商品収納ラックに収納した商品を1個づつ搬出する。
前記ディスプレイ室5に展示される商品見本8を図6および図7に示す。図6は缶入り飲料などの円筒状の商品見本を示し、(a)は(b)に記載した点線白抜き矢印の方向から見た商品見本の正面図、(b)はその底面図である。
図6において、80は光透過材料、例えばアクリル樹脂からなる中空円筒状の商品見本であり、この例では缶入り飲料の商品見本を示している。この商品見本80は缶入り飲料の容器形状と同一の外形形状を有し、その本体部81に飲料缶の意匠を施して飲料缶と同一の外観を呈するように構成されている。また、前記商品見本80の本体部81の底部には嵌合部82が一体に形成され、この嵌合部82には放射状に突出する一対の係合片821を有し、この係合片821の上面と本体部81の下端面との間に凹状の取付部822が形成されている。この取付部822の寸法(係合片821の上面と本体部81の下端面との間の間隙寸法)はディスプレイ台7の板厚寸法と略同一に定められている。そして、前記商品見本80の嵌合部82の底面には光導入部83が設けられている。
また、図7は半割り状の商品見本を示し、(a)はその正面図、(b)はその底面図である。図7において、84は光透過材料、例えばアクリル樹脂からなる半割り、すなわち、図6に示した中空円筒状の商品見本80を縦方向に切断した形状の半割り状の商品見本であり、この例では缶入り飲料の商品見本を示している。この商品見本84もその本体部85に飲料缶の意匠を施して正面から見たときに飲料缶と同一の外観を呈するように構成されている。また、前記商品見本84の本体部85の底部に嵌合部86が一体に形成され、この嵌合部86には放射状に突出する鍔部861を有し、この鍔部861の上面と本体部85の底面との間に凹状の取付溝862が形成されている。この取付溝862の寸法(鍔部861の上面と本体部85の下端面との間の間隙寸法)はディスプレイ台7の板厚寸法と略同一に定められている。そして、前記商品見本84の嵌合部86の底面には光導入部87が設けられている。
なお、瓶入り飲料,ペットボトル飲料などの商品見本も図6および図7に示す缶入り飲料と同様に光透過材料によりそれぞれの容器形状と同一の外形形状に形成されるとともに同一の外観を呈するように構成されている。
前記ディスプレイ室5に配設されたディスプレイ台7を図8に示す。図8はディスプレイ台7の要部平面図である。前記ディスプレイ台7は板金により横断面コ字形で底面部が開放した構造に形成され、ディスプレイ台7の載置面71には円形の開口部72が穿孔されている。また、前記開口部72には当該開口部72の口縁に連続して一対の矩形形状の切欠き73が形成されている。前記開口部72の直径は図6に示した商品見本80の取付部822の外径と略同一に定められ、そして、一対の切欠き73は商品見本80の係合片821が通過可能な大きさに形成されている。なお、図8では開口部72が1個のみ示されているが、この開口部72はディスプレイ台7の載置面に複数個形成されているものである。
このディスプレイ台7への商品見本80の取付け(装着)は、商品見本80の底部をディスプレイ台7の載置面71に対峙させ、商品見本80の一対の係合片821を一対の切欠き73に対向させつつ商品見本80の嵌合部82を開口部72に嵌め込む。そして、商品見本80の本体部81の下端面がディスプレイ台7の載置面に当接するまで押し込み、この状態で商品見本80を回転させて商品見本80の一対の係合片821がディスプレイ台7の載置面71の背面に位置し、かつ、開口部72の一対の切欠き73の位置から外れた位置に移動させる。これによりディスプレイ台7の開口部72の口縁に商品見本80の凹状の取付部822が嵌合して商品見本80がディスプレイ台7に装着される。なお、図示は省略しているが、商品見本80の取付位置を確定するため、商品見本80の取付部822の所定位置に可撓性の凸部を形成する一方、ディスプレイ台7の開口部72における口縁の所定位置に前記凸部と係合する切欠きを形成し、両者の係合によりクリック感覚が得られるように構成されている(例えば、特許文献1)。
また、前記商品見本84のディスプレイ台7への取付け(装着)は、商品見本84の嵌合部86をディスプレイ台7の開口部72に嵌め込み、商品見本84における本体部85の下端面をディスプレイ台7の載置面71に当接させつつ商品見本84の嵌合部86における鍔部861がディスプレイ台7における載置面71の背面に位置するようにスライドさせる。これによりディスプレイ台7の開口部72の口縁に商品見本84の凹状の取付溝862が嵌合して商品見本84がディスプレイ台7に装着される(例えば、特許文献2)。
なお、前記ディスプレイ台7の下方には不図示の蛍光灯などの照明光源が設けられ、当該照明光源からの光がディスプレイ台7の開口部72と商品見本80,84の底部に形成した光導入部83,87とを通して中空状の商品見本80,84の内部に照射され、商品見本80,84が恰も発光しているように展示される。
特許第2719501号 特開2006−12084号公報
前述したように、図6に示した中空円筒状の商品見本80の嵌合部82における凹状の取付部822の寸法(係合片821の上面と本体部81の下端面との間の間隙寸法であり、以下間隙寸法という)はディスプレイ台7を構成する板金の板厚寸法と略同一に定められている。ところで、この種の自動販売機ではコストダウンが図られ、ディスプレイ台7も例に漏れずにコストダウンの対象となり、板厚の薄い板金が用いられるようになった。このため、商品見本80の取付部822の間隙寸法がディスプレイ台7の板厚と一致しなくなり、商品見本80をディスプレイ台7に取付けた際に商品見本80ががたつくという問題が派生し、前記がたつきによって商品見本80が傾いてしまい利用者の購買意欲を削ぐという課題を惹起し、さらにディスプレイ室を清掃するために中扉6(図5参照)を開放した際に商品見本80が脱落してしまうおそれがある。この問題はディスプレイ台7(の板厚)に合わせて商品見本80を新規に製作すれば解決することができる。しかしながら、商品見本80を新規に製作することはコストの上昇を招いてディスプレイ台7のコストダウンが相殺されてしまうことから、商品見本80を消尽するのが一般的であり、前記課題が依然として存在する。
また、図7に示した半割り状の商品見本84は図6に示した中空円筒状の商品見本80に対して半分の材料で形成できることから近年採用されるに至っているが、この半割り状の商品見本84を載置するディスプレイ台7は従前のもの、すなわち、ディスプレイ台7の載置面に穿孔された開口部72が円形のものを使用している。これは、半割り状の商品見本84に合わせて新規にディスプレイ台を製作すると、新たにディスプレイ台7を開発せねばならないとともに新たな金型や製造ラインを必要とし、さらに、2種類のディスプレイ台を管理しなければならないことからコストの上昇を招くためである。一方、半割り状の商品見本84においてはその製造過程において商品見本84の周縁に薄いフランジやばり(以下、これらをばりと総称する)88が発生し、ディスプレイ台7の開口部72に装着した際に前記ばり88が開口部72の口縁に乗り上げて商品見本84が浮き上がった状態となり、ディスプレイ台7にしっかりと保持されないという問題を有する。この問題は商品見本84の周縁にはみ出したばり88を取り除くことにより解決できるが、ばり取り作業が煩雑で、かつ、一台の自動販売機に展示される商品見本は数十にも及ぶことから手間がかかり、コストアップとなる。このため、ばり88を有する商品見本84がディスプレイ台7に装着されることから商品見本84ががたつき、ディスプレイ室を清掃する際などに商品見本84が脱落してしまうという問題を有する。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、ディスプレイ台に装着された商品見本のがたつきをなくすことが可能な自動販売機の商品見本展示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1に係る発明は、複数の商品見本を展示してなるディスプレイ室と、このディスプレイ室内に配設され、光透過性材料からなる複数の商品見本を嵌合保持する複数の開口部を有するディスプレイ台とを備えた自動販売機の商品見本展示装置において、前記ディスプレイ台の開口部近傍に商品見本と当接若しくは商品見本の一部を逃して当該商品見本のがたつきを防止して商品見本をディスプレイ台に緊密に保持させる保持手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1の自動販売機の商品見本展示装置において、保持手段がディスプレイ台と商品見本の対峙面のいずれか一方に設けた係合部であることを特徴とし、請求項3に係る発明は、請求項1の自動販売機の商品見本展示装置において、保持手段がディスプレイ台の開口部の口縁に連続するスリットであることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る自動販売機の商品見本展示装置によれば、複数の商品見本を展示してなるディスプレイ室と、このディスプレイ室内に配設され、光透過性材料からなる複数の商品見本を嵌合保持する複数の開口部を有するディスプレイ台とを備えた自動販売機の商品見本展示装置において、前記ディスプレイ台の開口部近傍に商品見本と当接若しくは商品見本を逃して当該商品見本のがたつきを防止して商品見本をディスプレイ台に緊密に保持させる保持手段を備えたことにより、前記ディスプレイ台に装着された商品見本のがたつきを防止することができ、前記ディスプレイ台に商品見本をしっかりと固定して展示することができる。したがって、板金の板厚を薄くしてコストダウンを図ったディスプレイ台に従前の光透過材料からなる中空円筒状の商品見本を装着して展示することができ、前記中空円筒状の商品見本の展示用としてのディスプレイ台を光透過材料からなるとともに周縁にばりを有する半割り状の商品見本の展示用として共用することができるという効果を有する。
また、本発明の請求項2に係る自動販売機の商品見本展示装置によれば、保持手段をディスプレイ台と商品見本の対峙面のいずれか一方に設けた係合部とすることによって、例えばディスプレイ台に係合部を設けた場合にはディスプレイ台を製作する際に追加工を施せばよく、請求項3に係る自動販売機の商品見本展示装置によれば、保持手段をディスプレイ台の開口部の口縁に連続するスリットとすることによって、光透過材料からなる半割り状の商品見本の周縁に残るばりを前記スリットに逃がすことができ、これによりばりを有する商品見本をディスプレイ台にしっかりと固定して展示することが可能である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態を図1に示す実施例に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態である自動販売機の商品見本展示装置を示すディスプレイ台の要部平面図である。なお、図8に示す部材と同一機能を有するものには同一の符号を付している。
図1において、7で再びディスプレイ台を示し、このディスプレイ台7は従来のディスプレイ台と同様に板金により横断面コ字形で底面部が開放した構造に形成されている。この実施の形態に係るディスプレイ台7は当該ディスプレイ台を構成する板金として従来のディスプレイ台を構成する板金の板厚よりも薄い板金を用いて形成されている。そして、前記ディスプレイ台7の載置面71に穿孔された円形の開口部72および当該開口部72の口縁に連続して形成された一対の切欠き73は従来のディスプレイ台と同一であるが、前記開口部72の近傍に形成した上方に凸(紙面に対して手前側に凸)の突部74を設けた点が図8に示した従来のディスプレイ台と相違している。前記突部74はディスプレイ台7の開口部72に装着された商品見本80(図1中に二点鎖線で示す)における本体部81(図6参照)の下端面と対峙する位置に形成され、当該商品見本80との相対的な移動を容易にするために縦断面が円弧状に形成されている。また、前記突部74の高さ寸法は、ディスプレイ台7の板厚をT1とし、商品見本80の嵌合部の間隙寸法(図6に示す商品見本80における係合片821の上面と本体部81の下端面との間の間隙寸法)をT2とすると、(T2−T1)よりも若干大きな寸法に定められている。前記突部74はディスプレイ台7を製造する工程、例えば展開された板金に開口部72となる穴をプレスによって穿孔する工程において同時に形成することができる。前記突部74が本発明の係合部に相当し、保持手段を構成するものである。なお、図では前記突部74を開口部72の近傍の1箇所のみに設けているが、開口部72の近傍の複数箇所に設けてもよいものである。
図1に示すディスプレイ台7への商品見本80の取付けは従来と同様であるので重複する説明は省略し、商品見本80をディスプレイ台7に装着した際の突部74の作用について次に説明する。商品見本80をディスプレイ台7に取付けた際、ディスプレイ台7の突部74は商品見本80の本体部81における下端面に当接する。つまり、商品見本80の嵌合部の間隙寸法(図6に示す商品見本80における係合片821の上面と本体部81の下端面との間の間隙寸法)からディスプレイ台7の板厚寸法を差し引いた隙間を突部74が埋めることによって商品見本80はディスプレイ台7にしっかりと固定される。したがって、従来のディスプレイ台7に対して板厚の薄い板金を用いてコストダウンを図ったディスプレイ台7に従来の商品見本80を装着しても当該商品見本80のがたつきを防止することができるものである。
なお、ディスプレイ台7に形成した突部74に代えて商品見本80に係合部を形成することもでき、この場合には、商品見本80における本体部81の下端面にプラスチックからなる半球状の係合部を接着剤などにより固着若しくは一体成型する。これによって前記半球状の係合部がディスプレイ台7の載置面に当接し、商品見本80がディスプレイ台7にしっかりと固定される。さらに、ディスプレイ台7に形成した突部74に代えて開口部72の口縁を塑性変形させて上下方向の段差、例えば、図1の紙面に対して手前側または後方側に凸の段差部を設け、この段差部を係合部とすることもできる。さらにまた、前記段差部を発展させて開口部72の口縁にフランジを形成し、このフランジを係合部とすることもできる。
(実施の形態2)
次に、本発明の異なる実施の形態を図2に示す実施例に基づいて説明する。図2は本発明の異なる実施の形態である自動販売機の商品見本展示装置を示すディスプレイ台の要部平面図である。なお、図1に示す部材と同一機能を有するものには同一の符号を付してその説明を省略する。
図2に示す実施の形態が図1に示す実施の形態と異なる点は、図1の突部74に変えて突部75を設けた点である。前記突部75はディスプレイ台7の載置面71の背面における開口部72の近傍であって、図6に示した商品見本80の嵌合部82から放射状に突出する一対の係合片821の回動軌跡に対応する位置に、下方に凸(紙面に対して後方側に凸)に形成されている。この突部75の高さ寸法は、図1に示した実施の形態における突部74の高さ寸法と同様に定められている。
図2に示すディスプレイ台7への商品見本80の取付けは従来と同様であるので重複する説明は省略するが、商品見本80をディスプレイ台7に取付けた際、商品見本80の嵌合部82から放射状に突出する一対の係合片821(の一方)がディスプレイ台7の突部75の位置に相対的に移動して当該突部75に一方の係合片821が乗り上げる。これにより商品見本80の嵌合部の間隙寸法(図6に示す商品見本80における係合片821の上面と本体部81の下端面との間の間隙寸法)からディスプレイ台7の板厚寸法を差し引いた隙間を突部75が埋めることによって商品見本80はディスプレイ台7にしっかりと固定される。
なお、ディスプレイ台7に形成した突部75に代えて商品見本80における係合片821に係合部を形成することもでき、この場合には、商品見本80における一方の係合片821の上端面にプラスチックからなる半球状の係合部を接着剤などにより固着若しくは一体成型する。これによって前記半球状の係合部がディスプレイ台7における載置面の背面に当接し、商品見本80がディスプレイ台7にしっかりと固定される。
(実施の形態3)
次に、本発明の異なる実施の形態を図3に示す実施例に基づいて説明する。図3は本発明の異なる実施の形態である自動販売機の商品見本展示装置を示すディスプレイ台の要部平面図である。なお、図1に示す部材と同一機能を有するものには同一の符号を付してその説明を省略する。
図3に示す実施の形態における自動販売機の商品見本展示装置は図7に示す半割り状の商品見本84を載置するものであり、図1に示す実施の形態と異なる点は、図1の突部74に変えて一対のスリット76を設けた点である。前記スリット76はディスプレイ台7の載置面71に形成された開口部72の口縁に連続して形成され、前記開口部72の中心点を通るとともに当該開口部72を半割りする弦の線分上に放射状に延在するように形成されている。すなわち、前記スリット76は図7に示した半割り状の商品見本84の本体部85から左右に突出するばり88に対応して形成され、当該ばり88を逃がす役目を有するものである。
図3に示すディスプレイ台7への商品見本84の取付けは従来と同様であるので重複する説明は省略するが、商品見本84をディスプレイ台7に取付けた際、図7に示した商品見本84の本体部85から左右に突出するばり88がディスプレイ台7の一対のスリット76に進入する。このように商品見本80のばり88は一対のスリット76に進入することによりディスプレイ台7の開口部72の口縁に当接することがない。したがって、商品見本84はディスプレイ台7にしっかりと固定される。
なお、この実施の形態におけるスリット76は商品見本80のばり88を逃がす役目を有するものとして説明したが、商品見本80のばり88を逃がすとともに前記ばり88を挟み付けるように形成、すなわち、スリット76の幅をばり88の厚さと略同一に形成することによって商品見本80をより一層確実に保持することができる。
(実施の形態4)
次に、本発明の異なる実施の形態を図4に示す実施例に基づいて説明する。図4は本発明の異なる実施の形態である自動販売機の商品見本展示装置を示すディスプレイ台の要部平面図である。なお、図3に示す部材と同一機能を有するものには同一の符号を付してその説明を省略する。
図4に示す実施の形態における自動販売機の商品見本展示装置が図3に示すものと相違する点は、ディスプレイ台7の載置面71に穿孔された開口部72の近傍に上方に凸(紙面に対して手前側に凸)の突部77を形成した点である。この突部77はディスプレイ台7の開口部72に装着された商品見本84(図4中に二点鎖線で示す)における本体部85(図7参照)の下端面と対峙する位置に形成され、当該商品見本84との相対的な移動を容易にするために縦断面が円弧状に形成されている。また、前記突部77の高さ寸法は、ディスプレイ台7の板厚をT1とし、商品見本84の嵌合部の間隙寸法(図7に示す商品見本84における鍔部861の上面と本体部85の下端面との間の間隙寸法)をT2とすると、(T2−T1)よりも若干大きな寸法に定められている。前記突部77はディスプレイ台7を製造する工程、例えば展開された板金に開口部72となる穴をプレスによって穿孔する工程において同時に形成することができる。なお、図では前記突部77を開口部72の近傍の1箇所のみに設けているが、開口部72の近傍の複数箇所に設けてもよいものである。
図4に示すディスプレイ台7へ商品見本84を取付けた際、図7に示した商品見本84の本体部85から左右に突出するばり88がディスプレイ台7の一対のスリット76に進入する。このように商品見本80のばり88は一対のスリット76に進入することによりディスプレイ台7の開口部72の口縁に当接することがない。そして、ディスプレイ台7の突部77が商品見本84の本体部85における下端面に当接することによって商品見本84はディスプレイ台7にしっかりと固定される。
なお、前述した各実施の形態では商品見本の外形が円筒形状のものについて説明したが、商品見本の形状は販売する飲料容器の形状に合わせて形成されるものであり、実施の形態の形状に限定されるものではない。また、ディスプレイ台7の開口部72近傍に商品見本80と当接して当該商品見本80のがたつきを防止して商品見本80をディスプレイ台7に緊密に保持させる保持手段は実施の形態に記載したものに限定されるものではない。
前述したとおり本発明によれば、複数の商品見本80,84を展示してなるディスプレイ室5と、このディスプレイ室5内に配設され、光透過性材料からなる複数の商品見本80,84を嵌合保持する複数の開口部72を有するディスプレイ台7とを備えた自動販売機の商品見本展示装置において、前記ディスプレイ台7の開口部72の近傍に商品見本80,84と当接若しくは商品見本84のばり88を逃して当該商品見本84のがたつきを防止して商品見本をディスプレイ台に緊密に保持させる保持手段(突部74,75,77、スリット76など)を備えたことにより、前記ディスプレイ台7に装着された商品見本80,84のがたつきを防止することができ、前記ディスプレイ台7に商品見本80,84をしっかりと固定して展示することができる。したがって、板金の板厚を薄くしてコストダウンを図ったディスプレイ台7に従前の光透過材料からなる中空円筒状の商品見本80を装着して展示することができ、前記中空円筒状の商品見本80の展示用としてのディスプレイ台7を光透過材料からなるとともに周縁にばり88を有する半割り状の商品見本84の展示用として共用することができるものである。
本発明の実施の形態1に係る自動販売機の商品見本展示装置を示すディスプレイ台の要部平面図である。 本発明の実施の形態2に係る自動販売機の商品見本展示装置を示すディスプレイ台の要部平面図である。 本発明の実施の形態3に係る自動販売機の商品見本展示装置を示すディスプレイ台の要部平面図である。 本発明の実施の形態4に係る自動販売機の商品見本展示装置を示すディスプレイ台の要部平面図である。 本発明の実施対象に係る自動販売機の全体構成を示す斜視図である。 図5の自動販売機のディスプレイ室に展示される円筒状の商品見本を示し、(a)はその正面図、(b)はその底面図である。 図5の自動販売機のディスプレイ室に展示される半割り状の商品見本を示し、(a)はその正面図、(b)はその底面図である。 図5のディスプレイ室に配設されたディスプレイ台の平面図である。
符号の説明
1 本体キャビネット
2 外扉
5 ディスプレイ室
7 ディスプレイ台
8、80、84 商品見本
71 載置面
72 開口部
73 切欠き
74、75、77 突部
76 スリット
81、85 本体部
82、86 嵌合部
83、87 光導入部
821 係合片
822、862 取付部

Claims (3)

  1. 複数の商品見本を展示してなるディスプレイ室と、このディスプレイ室内に配設され、光透過性材料からなる複数の商品見本を嵌合保持する複数の開口部を有するディスプレイ台とを備えた自動販売機の商品見本展示装置において、前記ディスプレイ台の開口部近傍に商品見本と当接若しくは商品見本を逃して当該商品見本のがたつきを防止して商品見本をディスプレイ台に緊密に保持させる保持手段を備えたことを特徴とする自動販売機の商品見本展示装置。
  2. 請求項1に記載の自動販売機の商品見本展示装置において、保持手段がディスプレイ台と商品見本の対峙面のいずれか一方に設けた係合部であることを特徴とする自動販売機の商品見本展示装置。
  3. 請求項1に記載の自動販売機の商品見本展示装置において、保持手段がディスプレイ台の開口部の口縁に連続するスリットであることを特徴とする自動販売機の商品見本展示装置。
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