JP2009008216A - ハブユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】 センサを保持する環状カバー体が周方向やアキシャル方向にズレる恐れがないように固定することができる回転速度検出装置を備えたハブユニットを提供することにある。
【解決手段】ハブユニット1において、外輪52の外周面52aには凹状又は凸状の係合部52dが形成されており、回転速度検出装置6における環状カバー体80は、外周縁部82dからアキシャル方向に延設される外輪固定部81がその係合部52dに係合することにより固定されているので、十分な固定力(嵌合力)を確保することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハブユニットに関し、例えば回転速度検出装置を備えたハブユニットに関する。
一般に、自動車のハブユニットには車輪の回転速度を検出する回転速度検出装置(回転検出装置)が取り付けられている。その回転検出装置は、例えば自動車のアンチロックブレーキシステム(ABS)の情報入力手段として用いられる。例えば回転検出装置は、ハブユニットの内輪側に固定されるパルス発生器(パルサリング)と、外輪側に固定されるセンサホルダ(環状カバー体)に保持されるセンサとを有し、車輪の回転に伴い回転するパルサリングの回転変化をセンサによって検出するように構成されたものが知られている(特許文献1,2参照)。
特開2005−241351号公報 特開2005−315632号公報
特許文献1記載の技術は、クリップ部の弾性力によりセンサのヘッドをクリップオン式に収容ポケット(保持部)に装着できるようにしたもので、そのセンサホルダの環状リング部が外方部材(外輪)のインナ側の端部外周面に嵌合されて取り付けられている。また、特許文献2記載の技術は、収容ポケットにセンサを挿し入れた状態でセンサの前面下端(先端)に当接する爪部の長さを規定したものであり、特許文献1と同様にセンサホルダの環状リング部が外方部材(外輪)のインナ側の端部外周面に嵌合されて取り付けられている。
ところで、アクスルの構造上において、ハブユニットにおける軸受の軸寸法の規制により、軸受幅のコンパクト化が図られている。しかしながら、上記した特許文献に記載の技術のように、ハブユニットにおける回転検出装置のセンサホルダ(環状カバー体)は、通常、金属嵌合のみの固定手段によって外方部材(外輪)に固定されているに過ぎず、アキシャル方向における一定の嵌り合い寸法を設けることができなくなると、十分な嵌合力を確保できなくなる恐れがある。その場合には、センサホルダ(環状カバー体)における周方向のズレ(例えば、回転)や、アキシャル方向のズレ(例えば、浮き上がり、抜け、脱落)が生じてしまい、パルス発生器(パルサリング)とセンサとの距離が変動してしまい正確なデータを得ることができなくなるという不具合が生じてしまう。
本発明は上記実情に鑑みなされたものであり、センサを保持する環状カバー体が周方向やアキシャル方向にズレる恐れがないように固定することができる回転速度検出装置を備えたハブユニットを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために本発明のハブユニットは、
車体に車輪を回転自在に支持するために、車体側に非回転に取り付けられる外輪と、その外輪と同心配置されるとともに該外輪の内周面を軌道面とする転動体を介して車輪と一体回転するように車輪側に取り付けられる内輪と、該内輪及び外輪の車両インナ側端部に装着されて車輪の回転速度変化を検出する回転速度検出装置とを有するハブユニットであって、
回転速度検出装置は、内輪の外周面に固定されて該内輪と一体回転するパルサリングの回転変化を検出するためのセンサのヘッド部を、パルサリングに対向して配置するための保持部を有するとともに、内輪と外輪との間に形成された転動体配置空間を覆う環状カバー体を備え、
その環状カバー体は、外周縁部からアキシャル方向に延設されるとともに外輪の外周面に形成された凹状又は凸状の係合部に係合する外輪固定部を含み構成され、その外輪固定部によって外輪に固定されていることを特徴とする。
上記本発明によれば、外輪の外周面には凹状又は凸状の係合部が形成されており、回転速度検出装置における環状カバー体は、外周縁部からアキシャル方向に延設される外輪固定部がその係合部に係合することにより固定されているので、十分な固定力(嵌合力)を確保することができ、環状カバー体の周方向のずれやアキシャル方向のズレ等が生じる恐れがあるという問題を解消することができる。したがって、センサとパルサリングとの距離が一定に保持(変動しない)されるので、センサがパルサリングを介して回転変化について正確なデータを得ることができる。すなわち、ハブユニットにおける軸受の軸寸法の規制により、軸受幅のコンパクト化が図られた場合においても、回転速度検出装置を安定して取り付けることができる(機能させることができる)。
また、係合部が位置決め手段として機能するため、環状カバー体を外輪に対して簡単に一義的に組み付け固定することが可能となる。
また、外輪の外周面に形成された係合部が、周方向に沿って延びる凹状の溝形態をなして形成される一方、
外輪固定部には、係合部に嵌り込むようにラジアル方向内方に膨出する膨出部が形成されており、
環状カバー体は、外輪固定部の膨出部が外輪の係合部に嵌り込んで係合することにより外輪に固定されている。これによれば、外輪の外周面に形成される係合部を凹状の溝形態とすることで、係合部を簡単に形成することができる。そして、環状カバー体を外輪に組み付ける組み付け性が阻害されることがなく、組み付け固定した後には十分な固定力(嵌合力)を確保することができる。
この場合に、外輪固定部が、ばね作用によってラジアル方向外側から押圧することにより膨出部が外輪の係合部に係合する構成とすることができる。これによれば、外輪固定部がばね作用を有しているので、環状カバー体(外輪固定部)を外輪の外周に例えば圧入していくだけで、自動的に膨出部を係合部に嵌りこませることができる。
また、外輪固定部における膨出部は、環状カバー体の外輪固定部が外輪の外周面に嵌入された状態で、係合部に対応してカシメることにより形成してもよい。これによれば、環状カバー体は外輪に強固に固定することができる。
外輪固定部は、環状カバー体の外周縁部において周方向に等間隔で複数設けられた構成とすることができる。これによれば、外輪固定部を、例えば外周縁部において全周にわたり形成したときに比べてコスト低減となり、組み付け性を向上させることができる。
以下、本発明に係るハブユニットの実施形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施形態に係るハブユニットの断面構造の一例を示す図、図2は回転速度検出装置の一例を示す分解斜視図、図3は図1におけるA部分拡大図である。なお、図1において、図中左側が車両アウタ側、図中右側が車両インナ側である。
図1に示すように、ハブユニット1は、駆動車軸2と車軸ケース3との間に介装され、車体(車軸ケース3)に対して図示しない車輪(駆動車軸2)を回転自在に支持している。ハブユニット1は、ハブホイール4と、転がり軸受5と、その転がり軸受5の内輪及び外輪の車両インナ側端部に装着されて車輪の回転速度変化を検出する回転速度検出装置6とを備えている。
ハブホイール4は、駆動車軸2にスプライン嵌合される軸部41と、その軸部41の車両アウタ側端部に図示しない車輪を固定するハブフランジ42とを有している。ハブフランジ42には、ボルト43を挿通させるボルト挿通孔43aが形成され、そのボルト43を介して車輪が固定される。
転がり軸受5は、複列外向きアンギュラ玉軸受で形成されている。また、転がり軸受5は、車体側に非回転に取り付けられる外輪52と、その外輪52と同心配置されるとともに該外輪52の内周面を軌道面とする転動体53(以下、玉53ともいう)を介して車輪と一体回転するように車輪側に取り付けられる内輪51とを備えている。具体的には、転がり軸受5は、ハブホイール4の軸部41の外周面の一部を車両アウタ側の内輪として利用するとともに、軸部41の外周に圧入外嵌された車両インナ側の単列用の内輪51と、車軸ケース3の内周に圧入内嵌されるとともに複列(2列)の軌道溝を有する外輪52と、複列で配設される複数の玉53と、2つの冠形保持器54,54とを備えている。したがって、本実施形態においては、外輪52を非回転として内輪51(ハブホイール4)を回転させる形態で形成されている。
次に、回転速度検出装置6について説明する。回転速度検出装置6は、図1及び2に示すように、異なる極性の磁極(N極,S極)が周方向に交互に並んで形成される環状のパルサリング60と、そのパルサリング60の回転変化を検出するセンサのヘッド部70と、そのヘッド部70を保持する環状カバー体80とを備えている。すなわち、センサのヘッド部70が、パルサリング60の回転変化を検知することで車輪の回転変化を検知する。
図2に示すように、パルサリング60は、N極,S極が交互に着磁されたパルサリング本体61と、円筒状をなしラジアル方向外側にフランジ形態で延出される端面にパルサリング本体61を固定するパルサリング支持部62とを含み形成されている。そして、パルサリング60は、転がり軸受5の内輪51の外周に圧入外嵌され、アキシャル方向における車両インナ側端部で固定されている(図1参照)。これにより、パルサリング60は内輪51と一体回転することとなる。
ヘッド部70は、樹脂などの高分子材料で形成され、磁気回路を有するIC(Integrated circuit)チップ等のセンサ71(図3参照)をモールドする形で形成されている。なお、センサ71は、パルサリング60の回転による磁束密度変化で磁気回路に電圧が発生することで、パルサリング60の回転を検出することができる。また、ヘッド部70には、リード線79が引き出されている。
環状カバー体80は、内輪51と外輪52との間に形成された転動体配置空間53a(図1,3参照)を覆う環状のカバー部82と、そのカバー部82の外周縁部82bからアキシャル方向に延設される外輪固定部81とを有している。そして、カバー部82には、周方向の所定位置に厚み方向(アキシャル方向)に貫通する開口部82aが形成されており、開口部82aに対応してヘッド部70を車両インナ側で保持する保持部83が設けられている。すなわち、センサ71のヘッド部70を保持部83に固定することにより、センサ71をパルサリング60に対向して配置することができ、パルサリング60の回転変化を検出することができる。
具体的には、環状カバー体80は、外輪固定部81が短冊形態をなしてカバー部82の外周縁部82bからアキシャル方向(車両アウタ側)に延設されるとともに、外輪52の外周面52aに外嵌固定されている(図1参照)。そして、外輪固定部81は、環状のカバー部82の外周縁部82bにおいて周方向に等間隔(等角度間隔)で複数設けられている。なお、本実施例において外輪固定部81は、保持部83及び開口部82aを基準として90度間隔おきに都合4つ設けられている。これにより、保持部83にヘッド部70を安定して保持固定するとともに、ガタつきなく安定して環状カバー体80を外輪52に固定することができる。
また、外輪固定部81は、図3に示すように、ラジアル方向内方に膨出する膨出部81aが形成されている。そして、外輪52の外周面52aには、凹状の係合部52dが形成されている。具体的には、外輪52の外周面52aに形成された係合部52dは、周方向に沿って延びる凹状の溝形態をなして形成されている。これにより、環状カバー体80は、外輪固定部81の膨出部81aが外輪52の係合部52dに嵌り込むように係合することによってアキシャル方向の位置決め機能及び抜け防止機能を兼ね備えた構造とすることができる。
図4は環状カバー体の変形例を示す斜視図及び縦断面図である。図4に示すように、変形例に係る環状カバー体80Aは、カバー部82の外周縁部82aにおいて全周にわたり外輪固定部81が筒状をなして形成されている。これによっても、外輪52の外周面52aには溝形態をなす係合部52dが形成されているので、問題なく取り付け固定することができ、十分な嵌合力を確保することができる
ここで、環状カバー体80は、例えばSCM(クロムモリブデン鋼)などの鋼材で形成され、さらに熱処理を施し、ロックウェル硬さのCスケールを使用した測定法で評価したときにHRCが25以上35以下となるように形成することが望ましい。特に、外輪固定部81に硬さ(強度)を持たせることで、ばね力を得ることが可能となり、そのばね作用によって膨出部81aが外輪52の係合部52dをラジアル方向外側から押圧するように係合させることができる。ひいては、ガタを防止して安定して固定することができ、ヘッド部70(センサ71)による安定したパルサリング60の出力検知が可能となる。
なお、保持部83にヘッド部70が保持されたときに、開口部82aを介してパルサリング60の回転が検出される。また、ヘッド部70を保持部83に取り付けるときは、ヘッド部70を環状カバー体80の径方向(図2中矢印P方向)から保持部83に押し込んで固定する構成となっている。
次に、図3を用いて、ヘッド部70及び保持部83についてヘッド部70の保持部83への取付構造とともに説明する。図3に示すように、ヘッド部70には、車両インナ側となる表面において蛇腹状の凹凸形態をなす弾発受け止め部73が形成されている。
また、環状カバー体80の保持部83は、上述の押し込み方向に沿って押し込まれてくるセンサ71のヘッド部70をアキシャル方向における車両インナ側から押圧することによりヘッド部70に形成された弾発受け止め部73に係合する弾発片85を有している。これにより、ヘッド部70をアキシャル方向から挟むように保持することができる。
また、弾発片85は、カバー部82の内周縁から立ち上がる弾発基部85aと、弾発基部85aの上端から径方向(ラジアル方向外側)に折れ曲る弾発作用部85bとを有している。そして、弾発作用部85bは、ヘッド部70の弾発受け止め部73を押圧して係合する押圧部85cを含み形成されている。すなわち、弾発片85は、保持部83にヘッド部70が取り付けられたとき、そのヘッド部70の先端から上部にかけて回り込むように形成されている。
したがって、ヘッド部70を保持部83に向けて径方向(図2参照)に押し込んでいくことにより、ヘッド部70は保持部83の所定位置に固定することができる。すなわち、予め定められた弾発受け止め部73の凹み位置に押圧部85cが係合することにより、ヘッド部70の保持部83に対しての径方向の位置決めが行なわれている。これにより、弾発片85がヘッド部70を押圧することで、ヘッド部70の抜けを抑制している。
上記構造によりハブユニット1における軸受の軸寸法の規制により、軸受幅のコンパクト化が図られた場合においても、回転速度検出装置6を安定して取り付けることができる。
なお、本発明において、上記実施例に限定されるものではなく、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることもできる。例えば、上記実施形態では、回転速度検出装置6を自動車の駆動車軸用のハブユニット1に用いた例で説明したが、従動車軸用のハブユニットに用いてもよい。
例えば、図5に示すように、膨出部81aは、圧入工程において、環状カバー体80の外輪固定部81を外輪52の外周面52aに嵌入させた状態で、カシメ工程において、外輪52の係合部52dに対応して図示しない治具で外力Fを加えてカシメることにより形成することができる。この場合において、環状カバー体80は、外輪52に安定的に固定することができる。
また、図6に示すように、外輪52の外周面52aには、凸状の係合部52eが形成されている。具体的には、外輪52の外周面52aに形成された係合部52eは、周方向に沿って延びる凸状の稜線を構成するように形成されている(換言すれば、断面山形形態をなすように形成されている)。また、外輪固定部81は、ラジアル方向外方に膨出する膨出部81bが形成されている。これにより、環状カバー体80は、外輪固定部81の膨出部81bが外輪52の係合部52eに嵌り込むように係合することによってアキシャル方向の位置決め機能及び抜け防止機能を兼ね備えた構造とすることができる。
なお、変形例における以上の説明では、上述した実施例の実施形態と重複する部分については同番号を付して説明を省略または簡略化し、異なる部分について主に述べた。
本発明の実施形態に係るハブユニットの断面構造の一例を示す図。 回転速度検出装置の一例を示す分解斜視図。 図1におけるA部分拡大図。 環状カバー体の変形例を示す図。 外輪固定部の変形例を示す図。 変形例に係るハブユニットの断面構造の一例を示す図。
符号の説明
1 ハブユニット
2 駆動車軸
3 車軸ケース
4 ハブホイール
5 転がり軸受
51 内輪
52 外輪
52a 外輪の外周面
52d,52e 係合部
6 回転速度検出装置
60 パルサリング
61 パルサリング本体(被検知部)
62 パルサリング支持部
62a 内輪固定部
62b フランジ部
70 ヘッド部
71 センサ
72 ガイドレール
73 弾発受け止め部
80 環状カバー体
81 外輪固定部
81a,81b 膨出部
82 カバー部
82a 開口部
83 保持部
85 弾発片

Claims (3)

  1. 車体に車輪を回転自在に支持するために、車体側に非回転に取り付けられる外輪と、その外輪と同心配置されるとともに該外輪の内周面を軌道面とする転動体を介して前記車輪と一体回転するように車輪側に取り付けられる内輪と、該内輪及び前記外輪の車両インナ側端部に装着されて前記車輪の回転速度変化を検出する回転速度検出装置とを有するハブユニットであって、
    前記回転速度検出装置は、前記内輪の外周面に固定されて該内輪と一体回転するパルサリングの回転変化を検出するためのセンサのヘッド部を、前記パルサリングに対向して配置するための保持部を有するとともに、前記内輪と前記外輪との間に形成された転動体配置空間を覆う環状カバー体を備え、
    その環状カバー体は、外周縁部からアキシャル方向に延設されるとともに前記外輪の外周面に形成された凹状又は凸状の係合部に係合する外輪固定部を含み構成され、その外輪固定部によって前記外輪に固定されていることを特徴とするハブユニット。
  2. 前記外輪の外周面に形成された係合部が、周方向に沿って延びる凹状の溝形態をなして形成される一方、
    前記外輪固定部には、前記係合部に嵌り込むようにラジアル方向内方に膨出する膨出部が形成されており、
    前記環状カバー体は、前記外輪固定部の膨出部が前記外輪の係合部に嵌り込んで係合することにより前記外輪に固定されている請求項1に記載のハブユニット。
  3. 前記外輪固定部が、ばね作用によってラジアル方向外側から押圧することにより前記膨出部が前記外輪の係合部に係合する請求項2に記載のハブユニット。
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