JP2009008024A - 冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファンブレードの回転中心軸線に直交する方向に並列する複数の熱交換器のそれぞれで生成される放熱風の温度のすべてを、温度感応型冷却ファンによる冷却風の風量制御に反映させることができる冷却装置を提供すること。
【解決手段】温度感応型冷却ファン10は、その中央に設けられたバイメタル24の変形量に比例して回転速度が速くなるよう構成されている。回転中心軸線14aに直交する方向に、作動油クーラ3とラジエータ4が並列して配置されている。作動油クーラ3は、回転中心軸線14a上から外れて設けられバイメタル24に対向していない。この作動油クーラ3と温度感応型冷却ファン10との間には、作動油クーラ3により生成される放熱風を、冷却ファン10のバイメタル24に導くための導風板26が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、放射状に延びた複数のファンブレードの回転中心部に感温部を有し、この感温部の温度が高くなるほど、ファンブレードの回転速度が速くなる温度感応型冷却ファンと、この冷却ファンによって生起される冷却風への放熱により冷却される複数の熱交換器を備えた冷却装置に関する。
従来の冷却装置としては、特許文献1,2で開示されたものがある。以下では、特許文献1で開示された冷却装置を第1従来技術といい、特許文献2で開示された冷却装置を第2従来技術という。
第1従来技術は、放射状に延びた複数のファンブレードの回転中心部に感温部を有し、この感温部の温度が高くなるほど、ファンブレードの回転速度が速くなる温度感応型冷却ファンと、この冷却ファンによって生起される冷却風が通過する熱交換器とを備えている。冷却ファンは、熱交換器よりも冷却風の流れの下流側に設置されている。
このように構成された第1従来技術では、熱交換器から冷却風への放熱により生成される放熱風が感温部に当たることによって、感温部の温度が変化する。つまり、熱交換器から放熱される温度が高くなったことに伴って感温部の温度が高くなると、ファンブレードの回転速度が速くなり、熱交換器から放熱される温度が低下して感温部の温度が低下すると、ファンブレードの回転速度が遅くなる。この結果、熱交換器から放熱される温度に応じて冷却風の風量を制御することができる。
第2従来技術でも、冷却ファンは熱交換器よりも冷却風の流れの下流側に配置されている。特に、第2従来技術では、熱交換器と冷却ファンとの間でファンブレードよりも外側の領域に、回動可能な整流板が設けられている。この整流板は、熱交換器内を流れる被冷却流体の温度が所定温度未満の状態においてファンブレードの回転中心軸線と平行な姿勢に制御され、所定温度以上の状態において整流板の下流側の端部が冷却ファン側に傾斜した姿勢に制御される。
このように構成された第2従来技術では、熱交換器内を流れる被冷却流体の温度が所定温度以上の状態において、整流板は、その下流側の端部が冷却ファン側に傾斜した姿勢に制御される。これにより、ファンブレードよりも外側の領域から冷却ファン側への円滑な空気の流れ形成することができ、この結果、ファンブレードよりも外側に位置する熱交換器の部分における放熱性を向上させることができる。
特開2003−20944公報 特開平8−121397号公報
ところで、ホイールローダや油圧ショベル等の建設機械に備えられる冷却装置には、作動油クーラ、ラジエータおよびインタークーラ等の複数の熱交換器が、ファンブレードの回転中心軸線に直交する方向に並列して配置されたものがある。
この種の冷却装置の冷却性能を向上させるために、第1従来技術の温度感応型冷却ファンを採用することが考えられる。この場合、複数の熱交換器の中に、回転中心軸線上から外れて感温部に対向しない熱交換器が存在することになるため、そのセンター外熱交換器により生成される放熱風の温度が、ファンブレードの回転速度の制御に反映されず、感温部とセンター側熱交換器により生成される放熱風に応じた冷却風の風量制御しか行われない。つまり、感温部とセンター側熱交換器よりもセンター外熱交換器の方が冷却の必要性が大きい場合には、冷却風の風量が不足するという問題が生じる。
また、第1従来技術の温度感応型冷却ファンに加えて、第2従来技術の整流板を採用しても、ファンブレードよりも外側に位置する熱交換器の部分における放熱性は向上するものの、前記問題は解消されない。
本発明は、前述の実状を考慮してなされたものであり、その目的は、ファンブレードの回転中心軸線に直交する方向に並列する複数の熱交換器のそれぞれで生成される放熱風の温度のすべてを、温度感応型冷却ファンによる冷却風の風量制御に反映させることができる冷却装置を提供することにある。
〔1〕本発明は、放射状に延びた複数のファンブレードの回転中心部に感温部を有し、この感温部の温度が高くなるほど、冷却ファンの回転速度が速くなる温度感応型冷却ファンと、この冷却ファンによって生起される冷却風が通過する複数の熱交換器とを備え、前記冷却ファンが前記複数の熱交換器よりも前記冷却風の流れの下流側に設置された冷却装置において、前記複数の熱交換器は、前記複数のファンブレードの回転中心軸線上に設けられ前記感温部と対向するセンター側熱交換器と、前記回転中心軸線上から外れて前記センター側熱交換器と並列に配置され、前記感温部と対向しないセンター外熱交換器とからなり、前記センター外熱交換器と前記冷却ファンとの間に、前記センター外熱交換器から前記冷却風に放熱されて生成された放熱風を、前記感温部に導く導風板が設けられたことを特徴とする。
このように構成された本発明によれば、センター外熱交換器により生成された放熱風が、導風板によって感温部に導かれるので、感温部とセンター外熱交換器により生成された放熱風の温度を、温度感応型冷却ファンによる冷却風の風量制御に反映させることができる。これにより、感温部とセンター側熱交換器であるのか、センター外熱交換器であるのかに関係なく、並列する熱交換器のそれぞれで生成される放熱風の温度のすべてを、温度感応型冷却ファンによる冷却風の風量制御に反映させることができる。
〔2〕本発明は、「〔1〕」に記載の発明において、前記導風板が回動可能に支持され、前記導風板を駆動する駆動手段と、この駆動手段を制御する制御手段とが設けられ、前記センター外熱交換器内の温度を直接または間接的に検出する温度検出手段が設けられ、前記制御手段は、前記温度検出手段により検出される温度に応じて、前記導風板の姿勢が、前記回転中心軸線に平行な姿勢、および、前記感温部に向って傾斜した姿勢のいずれか一方に選択的に切り換わるよう前記駆動手段を制御することを特徴とする。
このように構成された本発明によれば、導風板による放熱風の誘導が不要なときに、導風板を回転中心軸線に平行な姿勢にできるので、導風板の姿勢に起因する放熱風に対する抵抗を低減できる。
〔3〕本発明は、「〔1〕」に記載の発明において、前記導風板が回動可能に支持され、前記導風板を駆動する駆動手段と、この駆動手段を制御する制御手段とが設けられ、前記センター外熱交換器により生成される放熱風の温度を検出する第1温度検出手段と、前記センター側熱交換器により生成される放熱風の温度を検出する第2温度検出手段とが設けられ、前記制御手段は、温度の閾値を予め記憶していて、前記第1温度検出手段が前記閾値未満の温度を検出したときに、前記導風板が前記回転中心軸線に平行な姿勢に保持されるよう前記駆動手段を制御し、また、前記第1,第2温度検出手段の両方が閾値以上の温度を検出したときであって、前記第1温度検出手段が前記第2温度検出手段よりも高い温度を検出した高いときに、前記導風板が前記感温部に向って傾斜した姿勢に保持されるよう前記駆動手段を制御し、また、前記第1,第2温度検出手段の両方が閾値以上の温度を検出したときであって、前記第2温度検出手段が前記第1温度検出手段よりも高い温度を検出したときに、前記導風板が前記回転中心軸線に平行な姿勢に保持されるよう前記駆動手段を制御することを特徴とする。
このように構成された本発明によれば、センター側熱交換器により生成される放熱風の温度が、センター外熱交換器により生成される放熱風の温度よりも高いときに、センター側熱交換器における冷却を優先した冷却風の風量を設定できる。
〔4〕本発明は、「〔1〕」に記載された発明において、前記センター外熱交換器と、回動可能に支持された前記導風板と、この導風板を駆動する駆動手段と、前記センター外熱交換器により生成される放熱風の温度を検出する前記温度検出手段との組合せが複数設けられるとともに、複数の前記駆動手段を制御する制御手段が設けられ、前記制御手段は、温度の閾値を予め記憶していて、前記複数の温度検出手段のそれぞれにより検出される温度のうち、前記閾値を最も大きく上回った温度を検出した温度検出手段に対応する導風板のみが、前記感温部に向って傾斜した姿勢に保持され、その他の導風板が前記回転中心軸線に平行な姿勢に保持されるよう前記複数の駆動手段を制御することを特徴とする。
このように構成された本発明によれば、閾値を最も大きく上回った温度を検出した任意の温度検出手段に対応する導風板のみが、感温部に向って傾斜した姿勢に保持され、その他の導風板が回転中心軸線に平行な姿勢に保持されるので、感温部に対向しない複数の熱交換器のうちの最も温度の高い熱交換器における冷却を優先した冷却風の風量を設定できる。
本発明によれば、前述したようにセンター側熱交換器であるのか、センター外熱交換器であるのかに関係なく、並列する熱交換器のそれぞれで生成される放熱風の温度のすべてを、温度感応型冷却ファンによる風量制御に反映させることができる。これにより、並列する熱交換器のすべてに対する冷却風の風量不足の発生を抑えることができる。
本発明の実施形態に係る冷却装置について説明する。
[第1実施形態]
第1実施形態に係る冷却装置について図1,2を用いて説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る冷却装置の概略上面図である。図2は図1に示した制御機構部の断面図である。
図1に示す冷却装置1は、例えばホイールローダやパワーショベルなどの建設機械に搭載されるものであって、エンジン2と、このエンジン2の出力軸2aの回転を伝達されて駆動する温度感応型冷却ファン10と、この冷却ファン10によって生起される冷却風が通過する複数の熱交換器、例えば作動油クーラ3およびラジエータ4とを備えている。図1における矢印Wは、冷却ファン10により生起される冷却風または放熱風の流れの方向を示している。冷却ファン10は、複数の熱交換器よりも冷却風の流れの下流側に設置されている。
冷却ファン10の中央には、ファンブレード11の回転速度を制御する制御機構部12が設けられている。制御機構部12は流体継手13を備えている。この流体継手13は、ファン駆動軸14にベアリング15を介して取り付けられたケース16を備えている。このケース16を中心として複数のファンブレード11が放射状に延びている。ケース16内にはトルク伝達室17が形成されている。ファン駆動軸14には、ドライブディスク18がファン駆動軸14と一体で回転するように取付けられていて、このドライブディスク18は、トルク伝達室17内に配置されている。
ケース16には、シリコンオイルなどの伝達オイルが貯蔵されたオイル貯蔵室19が形成されている。このオイル貯蔵室19とトルク伝達室17は、オイルポート20と、このオイルポート20の開度を調整するバルブプレート21とによって連通可能になっている。ラジエータ4側に位置するケース16の壁部には、ファン駆動軸14と平行な方向に移動可能なロッド22が設けられている。オイルポート20とロッド22との間に位置したバルブプレート21の部分には、リニアウェイト23が設けられている。
制御機構部12は、感温部としてのバイメタル24を備えている。このバイメタル24は、ラジエータ4側に位置するケース16の壁部に設けられている。このバイメタル24は、バルブプレート21と反対側のロッド22の端部に固着されている。
このように構成された制御機構部12では、バイメタル24が変形すると、ロッド22がバルブプレート21をオイルポート20から離れる方向に変形させながら移動し、これにより、オイル貯蔵室19からトルク伝達室17に伝達オイルが供給され、ドライブディスク18の回転がケース16、すなわちファンブレード11に伝達される。バイメタル24が復元すると、リニアウェイト23の作用によりバルブプレート21がオイルポート20を塞ぐ形状に戻り、伝達オイルの供給が停止される。
ドライブディスク18とケース16との間の滑り率は、トルク伝達室17に充填される伝達オイルが多くなるほど小さくなる。トルク伝達室17への伝達オイルの供給量、すなわちオイルポート20の開度は、バイメタル24の変形量に比例して変形量が大きくなる。バイメタル24の変形量は、温度が高くなるほど大きくなる。つまり、バイメタル24の温度が高くなるほど、ファンブレード11の回転速度が速くなる。
作動油クーラ3およびラジエータ4は、ファンブレード11の回転中心軸線14aに対し直交する方向に並列して配置されている。ラジエータ4は、回転中心軸線14a上に設けられバイメタル24と対向するセンター側熱交換器である。作動油クーラ3は、回転中心軸線14a上から外れて設けられバイメタル24と対向しないセンター外熱交換器である。
作動油クーラ3、ラジエータ4およびファンブレード11は、シュラウド5で覆われている。このシュラウド5は、作動油クーラ3から冷却風への放熱により生成された放熱風、および、ラジエータ4から冷却風への放熱により生成された放熱風を、冷却ファン10の方向に導く導風路を形成している。
作動油クーラ3と冷却ファン10との間には、作動油クーラ3により生成された放熱風を、バイメタル24に導くための導風板26が設けられている。この導風板26は、シュラウド5に回動可能に支持されている。また、導風板26を駆動する駆動手段としてのモータ27と、このモータ27を制御する制御手段としての、コントローラ28とが設けられている。
作動油クーラ3よりも下流であって作動油クーラ3の近傍には、作動油クーラ3により生成された放熱風の温度を検出する温度検出手段としての温度センサ25が設けられている。
コントローラ28は、温度の閾値と、モータ27の制御を行うためのプログラムとを予め記憶している。そのプログラムにより定められた指令は、閾値未満の温度が温度センサ25により検出されたとき、導風板26が回転中心軸線14aに平行な姿勢(図1において2点差線で示す姿勢)に保持されるようモータ27の制御を行い、閾値以上の温度が温度センサ25により検出されたとき、導風板26の姿勢が制御機構部12に向って傾斜した姿勢(図1において塗りつぶされた姿勢)に保持されるようモータ27の制御を行うためのものである。
第1実施形態に係る冷却装置1は、次のように動作する。
エンジン2の出力軸2aの回転により、ファン駆動軸14がドライブディスク18とともに回転する。これに伴い、ドライブディスク18の回転がトルク伝達室17内の伝達オイルを介してケース16に伝達され、ケース16とともにファンブレード11が回転する。これにより、冷却風が生起される。
冷却風が作動油クーラ3を通過する際、作動油クーラ3から冷却風への放熱が行われ、放熱風が生成される。この放熱風の温度は、温度センサ25により検出され、その検出温度に相応する電気信号がコントローラ28に送信される。
コントローラ28は、温度センサ25からの電気信号を基に得られた検出温度が閾値以上かどうかを判定する。そして、検出温度が閾値未満であるという判定結果のとき、導風板26が回転中心軸線14aに平行な姿勢(図1において2点差線で示す姿勢)に保持されるようモータ27を制御する。一方、検出温度が閾値以上であるという判定結果のとき、導風板26が回転中心軸線14aに平行な姿勢から、バイメタル24に向って傾斜した姿勢(図1において塗りつぶして示す姿勢)なるようモータ27を制御する。
導風板26が回転中心軸線14aに平行な姿勢のとき、バイメタル24には、ラジエータ4からの放熱風が当たる。これにより、制御機構部12は、ファンブレード11の回転速度、すなわち、冷却風の風量を、ラジエータ4からの放熱風の温度に応じて設定する。
導風板26がバイメタル24に向って傾斜した姿勢のとき、導風板26の導きにより作動油クーラ3からの放熱風もバイメタル24に当たる。これにより、制御機構部12は、冷却風の風量を、ラジエータ4から放熱風の温度だけでなく、作動油クーラ3からの放熱風の温度も反映させて設定する。
第1実施形態に係る冷却装置1によれば、次の効果を得られる。
第1実施形態に係る冷却装置1によれば、バイメタル24と対向しない作動油クーラ3により生成された放熱風が、導風板26によってバイメタル24に導かれるので、バイメタル24に対向しない作動油クーラ3により生成された放熱風の温度を、温度感応型冷却ファン10による冷却風の風量制御に反映させることができる。これにより、バイメタル24に対向するセンター側熱交換器であるのか、対向しないセンター外熱交換器であるのかに関係なく、並列するラジエータ4と作動油クーラ3のそれぞれで生成される放熱風の温度の両方を、温度感応型冷却ファン10による冷却風の風量制御に反映させることができる。この結果、並列するラジエータ4と作動油クーラ3の両方に対する冷却風の風量不足の発生を抑えることができる。
第1実施形態に係る冷却装置1によれば、温度センサ25により検出された温度が閾値未満のときに、すなわち、導風板26による放熱風の誘導が不要なときに、導風板26が回転中心軸線14aに平行な姿勢に保持されるので、導風板26の姿勢に起因する放熱風に対する抵抗を低減することができる。
なお、第1実施形態に係る冷却装置1では、バイメタル24に対向しない作動油クーラ3により生成される放熱風の温度を温度センサ25により検出する、すなわち、作動油クーラ3内の温度を間接的に温度センサ25により検出するが、本発明はこれに限定されるものではなく、作動油クーラ3内の温度を直接検出してもよい。
第1実施形態に係る発明では、水平方向に熱交換器が並列されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、鉛直方向に熱交換器が並列されていてもよい。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る冷却装置について図3を用いて説明する。図3は本発明の第2実施形態に係る冷却装置の概略上面図である。図3において、図1に示したものと同等のものに対しては、図1に付した符号と同じ符号を付してある。
図3に示すように、第2実施形態に係る冷却装置30において、ラジエータ4よりも下流であってラジエータ4の近傍には、ラジエータ4により生成される放熱風の温度を検出する温度検出手段としての温度センサ31が設けられている。以下、第2実施形態に係る冷却装置30の説明においては、温度センサ25を第1温度センサ25といい、温度センサ31を第2温度センサ31という。
コントローラ32は、温度の閾値と、モータ27の制御を行うためのプログラムとを予め記憶している。そのプログラムで定められた指令は、第1温度センサ25が閾値未満の温度を検出したときに、導風板26が回転中心軸線14aに平行な姿勢(図3において2点鎖線で示す姿勢)に保持されるようモータ27を制御し、また、第1,第2温度センサ25,31の両方が閾値以上の温度を検出したときであって、第1温度センサ25が第2温度センサ31によりも高い温度を検出したときに、導風板26の姿勢が制御機構部12に向って傾斜した姿勢(図3において塗りつぶして示す姿勢)に保持されるようモータ27を制御し、また、第1,第2温度センサ25,31の両方が閾値以上の温度を検出したときであって、第2温度センサ31が第1温度センサ25よりも高い温度を検出したときに、導風板26が回転中心軸線14aに平行な姿勢に保持されるようモータ27の制御を行うためのものである。
第2実施形態に係る冷却装置30は、次のように動作する。
冷却風が作動油クーラ3を通過する際、作動油クーラ3から冷却風への放熱行われ、放熱風が生成される。この放熱風の温度は、第1温度センサ25により検出され、その検出温度(以下「第1検出温度)という)に相応する電気信号がコントローラ32に送信される。同様に、冷却風がラジエータ4を通過する際、ラジエータ4から冷却風への放熱が行われ、放熱風が生成される。この放熱風の温度は、第2温度センサ31により検出され、その検出温度(以下「第2検出温度」という)に相応する電気信号がコントローラ32に送信される。
コントローラ32は、第1温度センサ25からの電気信号を基に得られた第1検出温度が閾値以上かどうかを判定する。そして、第1検出温度が閾値未満であるという判定結果のとき、導風板26が回転中心軸線14aに平行な姿勢(図3において2点差線で示す姿勢)に保持されるようモータ27を制御する。
一方、第1,第2検出温度の両方が閾値以上であり、第1検出温度が第2検出温度よりも高いという判定結果のとき、導風板26が回転中心軸線14aに平行な姿勢から、バイメタル24に向って傾斜した姿勢に(図3において塗りつぶして示す姿勢)なるようモータ27を制御する。
また、第1,第2検出温度の両方が閾値以上であり、第2検出温度が第1検出温度よりも高いという判定結果のとき、導風板26が回転中心軸線14aに平行な姿勢に保持されるようモータ27を制御する。
第2実施形態に係る冷却装置30によれば、第1実施形態に係る冷却装置1によって得られる効果に加えて、次の効果を得られる。
第2実施形態に係る冷却装置30によれば、バイメタル24に対向するラジエータ4により生成される放熱風の温度が、バイメタル24に対向しない作動油クーラ3により生成される放熱風の温度よりも高いときに、バイメタル24に対向するラジエータ4における冷却を優先した冷却風の風量を設定できる。
[第3実施形態]
第3実施形態に係る冷却装置について図4を用いて説明する。図4は本発明の第3実施形態に係る冷却装置の概略上面図である。図4において、図1に示したものと同等のものに対しては、図1に付した符号と同じ符号を付してある。
図3に示すように、第3実施形態に係る冷却装置40は、回転中心軸線14aに直交する方向に並列する複数の熱交換器として、作動油クーラ3、ラジエータ4およびインタークーラ41を備えている。インタークーラ41は、回転中心軸線14a上から外れて設けられバイメタル24に対向しないセンター外熱交換器である。このインタークーラ41と冷却ファン10との間には、インタークーラ41により生成された放熱風を、バイメタル24に導くための導風板43が設けられている。この導風板43も、導風板26と同様に、シュラウド5に回動可能に支持されていて、モータ44により駆動されるようになっている。また、インタークーラ41よりも下流であってインタークーラ41の近傍には、ラジエータ4により生成される放熱風の温度を検出する温度検出手段としての温度センサ42が設けられている。
つまり、冷却装置40では、感温部にセンター外熱交換器と、回動可能に支持された導風板と、この導風板を駆動する駆動手段と、感温部にセンター外熱交換器により生成される放熱風の温度を検出する温度検出手段としての温度センサとの組合せが、2組設けられている。
図3における45は、モータ27,44を制御する制御手段としてのコントローラである。このコントローラ45は、温度の閾値と、モータ27,44を制御するためのプログラムとを予め記憶している。そのプログラムによる指令は、温度センサ25,42のそれぞれにより検出される温度のうち、閾値をより大きく上回った温度を検出した温度センサ25または42に対応する一方の導風板26または43のみが、バイメタル24に向って傾斜した姿勢に保持され、他方の導風板43または26が回転中心軸線14aに平行な姿勢に保持されるようモータ27,44の制御を行うためのものである。
このように構成された第3実施形態に係る冷却装置40は次のように動作する。
冷却風が作動油クーラ3を通過する際、作動油クーラ3から冷却風への放熱行われ、放熱風が生成される。この放熱風の温度は、温度センサ25により検出され、その検出温度に相応する電気信号がコントローラ45に送信される。同様に、冷却風がインタークーラ41を通過する際、インタークーラ41から冷却風への放熱が行われ、放熱風が生成される。この放熱風の温度は、温度センサ42により検出され、その検出温度に相応する電気信号がコントローラ45に送信される。
コントローラ45は、温度センサ25,42からの電気信号を基に得られた2つの検出温度が閾値以上かどうかを判定する。そして、2つの検出温度の両方が閾値未満であるという判定結果のとき、導風板26,43の両方が回転中心軸線14aに平行な姿勢に保持されるようモータ27,44を制御する。
一方、2つの検出温度の両方が閾値以上であり、温度センサ25による検出温度が温度センサ42による検出温度よりも高いという判定結果のとき、導風板26のみが、回転中心軸線14aに平行な姿勢(図4において塗りつぶして示す姿勢)から、バイメタル24に向って傾斜した姿勢(図4において2点鎖線で示す姿勢)なるようモータ27,44を制御する。
また、2つの検出温度の両方が閾値以上であり、温度センサ42による検出温度が温度センサ25による検出温度よりも高いという判定結果のとき、導風板43のみが、回転中心軸線14aに平行な姿勢(図4において2点鎖線で示す姿勢)から、回転中心軸線14aにバイメタル24に向って傾斜した姿勢(図4において塗りつぶして示す姿勢)に保持されるようモータ27,44を制御する。
第3実施形態に係る冷却装置40によれば、第1実施形態に係る冷却装置1によって得られる効果に加えて、次の効果を得られる。
第3実施形態に係る冷却装置40によれば、閾値をより大きく上回った温度を検出した温度センサ25または42に対応する一方の導風板26または43のみが、バイメタル24に向って傾斜した姿勢に保持され、他方の導風板43または26が回転中心軸線に平行な姿勢に保持されるので、バイメタル24に対向しない2つの熱交換器(作動油クーラ3、インタークーラ41)のうちの温度のより高い熱交換器における冷却を優先した冷却風の風量を設定できる。
なお、第3実施形態に係る冷却装置40に、第2実施形態に係る冷却装置30の構成を加えてもよい。つまり、ラジエータ4により生成される放熱風の温度を検出する温度センサ31を追加し、この温度センサ31による検出温度が閾値を超え、他の温度センサ25,42による検出温度よりも高いとき、導風板26,43が回転中心軸線14aに平行な姿勢に保持されるようモータ27,44を制御する構成としてもよい。
第3実施形態に係る冷却装置40では、感温部に対向しないセンター外熱交換器と、回動可能に支持された導風板と、この導風板を駆動する駆動手段と、センター外熱交換器により生成される放熱風の温度を検出する温度検出手段としての温度センサとの組合せが、2組設けられているが、本発明はこれに限定されるものではなく、その組合せが3組以上設けられていてもよい。
本発明の第1実施形態に係る冷却装置の概略上面図である。 図1に示した制御機構部の断面図である。 本発明の第2実施形態に係る冷却装置の概略上面図である。 本発明の第3実施形態に係る冷却装置の概略上面図である。
符号の説明
1 冷却装置
2 エンジン
2a 出力軸
3 作動油クーラ
4 ラジエータ
5 シュラウド
10 温度感応型冷却ファン
11 ファンブレード
12 制御機構部
13 流体継手
14 ファン駆動軸
14a 回転中心軸線
15 ベアリング
16 ケース
17 トルク伝達室
18 ドライブディスク
19 オイル貯蔵室
20 オイルポート
21 バルブプレート
22 ロッド
23 リニアウェイト
24 バイメタル
25 温度センサ
26 導風板
27 モータ
28 コントローラ

30 冷却装置
31 温度センサ
32 コントローラ

40 冷却装置
41 インタークーラ
42 温度センサ
43 導風板
44 モータ
45 コントローラ

Claims (4)

  1. 放射状に延びた複数のファンブレードの回転中心部に感温部を有し、この感温部の温度が高くなるほど、冷却ファンの回転速度が速くなる温度感応型冷却ファンと、この冷却ファンによって生起される冷却風が通過する複数の熱交換器とを備え、前記冷却ファンが前記複数の熱交換器よりも前記冷却風の流れの下流側に設置された冷却装置において、
    前記複数の熱交換器は、前記複数のファンブレードの回転中心軸線上に設けられ前記感温部と対向するセンター側熱交換器と、前記回転中心軸線上から外れて前記センター側熱交換器と並列に配置され、前記感温部と対向しないセンター外熱交換器とからなり、
    前記センター外熱交換器と前記冷却ファンとの間に、前記センター外熱交換器から前記冷却風に放熱されて生成された放熱風を、前記感温部に導く導風板が設けられたことを特徴とする冷却装置。
  2. 前記導風板が回動可能に支持され、前記導風板を駆動する駆動手段と、この駆動手段を制御する制御手段とが設けられ、
    前記センター外熱交換器内の温度を直接または間接的に検出する温度検出手段が設けられ、
    前記制御手段は、前記温度検出手段により検出される温度に応じて、前記導風板の姿勢が、前記回転中心軸線に平行な姿勢、および、前記感温部に向って傾斜した姿勢のいずれか一方に選択的に切り換わるよう前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記導風板が回動可能に支持され、前記導風板を駆動する駆動手段と、この駆動手段を制御する制御手段とが設けられ、
    前記センター外熱交換器により生成される放熱風の温度を検出する第1温度検出手段と、前記センター側熱交換器により生成される放熱風の温度を検出する第2温度検出手段とが設けられ、
    前記制御手段は、温度の閾値を予め記憶していて、前記第1温度検出手段が前記閾値未満の温度を検出したときに、前記導風板が前記回転中心軸線に平行な姿勢に保持されるよう前記駆動手段を制御し、また、前記第1,第2温度検出手段の両方が閾値以上の温度を検出したときであって、前記第1温度検出手段が前記第2温度検出手段よりも高い温度を検出した高いときに、前記導風板が前記感温部に向って傾斜した姿勢に保持されるよう前記駆動手段を制御し、また、前記第1,第2温度検出手段の両方が閾値以上の温度を検出したときであって、前記第2温度検出手段が前記第1温度検出手段よりも高い温度を検出したときに、前記導風板が前記回転中心軸線に平行な姿勢に保持されるよう前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  4. 前記センター外熱交換器と、回動可能に支持された前記導風板と、この導風板を駆動する駆動手段と、前記センター外熱交換器により生成される放熱風の温度を検出する前記温度検出手段との組合せが複数設けられるとともに、複数の前記駆動手段を制御する制御手段が設けられ、
    前記制御手段は、温度の閾値を予め記憶していて、前記複数の温度検出手段のそれぞれにより検出される温度のうち、前記閾値を最も大きく上回った温度を検出した温度検出手段に対応する導風板のみが、前記感温部に向って傾斜した姿勢に保持され、その他の導風板が前記回転中心軸線に平行な姿勢に保持されるよう前記複数の駆動手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
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