JP2007255216A - 冷却ファンの制御装置及び作業機械の冷却ファンの制御装置 - Google Patents

冷却ファンの制御装置及び作業機械の冷却ファンの制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】冷却ファンの制御装置に関し、負荷状態に応じて冷却ファンの回転数を最適に制御し、冷却ファンにより生じる騒音を抑制する。
【解決手段】被冷却流体を冷却するために外気を冷却風として導入する冷却ファンの回転数を制御する制御装置において、被冷却流体の流体温度Toを検知する流体温度センサ40と、外気の温度Taを検知する外気温センサ30と、流体温度センサ40により検知された流体温度Toと外気温センサ30により検知された外気の温度Taとの差分を算出し、差分の大きさに応じて冷却ファンの目標回転数Nfを設定する制御手段20とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、油圧ショベル等の作業機械に搭載された冷却ファンに用いて好適の、冷却ファンの回転数を制御する制御装置に関するものである。
近年、油圧ショベルに代表される作業機械は、都市部や住宅地で使用されることが多く、作業時に発生する騒音が問題となっている。そして、この騒音の発生には、オイルクーラやラジエータ等の冷却装置に外気を冷却風として導入する冷却ファンの存在が大きく影響している。
冷却ファンは、一般に、苛酷な作業環境を考慮して設計がなされている。つまり、例えば外気温度が30℃程度の高温且つエンジンが全開の状態のような、エンジンにかかる負荷が最大の状態で連続運転を行なったとしてもエンジンがオーバーヒートしないように、冷却ファンの回転数を大きくし、冷却風をより多く吸入して冷却装置の冷却性能を上げるような設計がなされている。
ところが、冷却ファンの回転数が大きいと、空気による回転抵抗が大きくなり、冷却ファンの回転による風きり音が大きくなり、騒音発生に大きく影響することになる。
騒音低減のためには、高負荷時等の必要なとき以外は、冷却ファンの回転数をできるだけ下げることが好ましい。
これに対して、冷却ファンの回転数を制御する種々の技術が開発されている。
例えば、作業機械の作業や走行のために用いられる作動油の油温に応じて冷却ファンの回転数を制御することが行なわれている。
また、例えば、特許文献1には、建設機械(作業機械)に関し、エンジン冷却水の温度(水温)Twと建設機械の油圧システム内の作動油の温度(油温)Toとに応じて、ファン制御装置により冷却ファンの回転数を制御する技術が開示されている。
詳しくは、特許文献1記載の技術では、水温Twを水温センサにより検出するとともに油温Toを油温センサにより検出する。そして、検出された水温Twと油温Toとがともに予め設定された第1温度Tw1,To1よりも小さいときは冷却ファンを駆動しない。
水温Twが第1温度Tw1と第1温度Tw1よりも高い温度の第2温度Tw2との間にあり且つ油温Toが第1温度To1よりも小さいとき、及び、水温Twが第1温度Tw1よりも小さく且つ油温Toが第1温度To1と第1温度To1よりも高い温度の第2温度To2との間にあるときは、冷却ファンを低速運転する。
水温Twと油温Toとがともに第1温度Tw1,To1と第2温度Tw2,To2との間にあるときは、冷却ファンを中速運転する。
水温Twが第2温度Tw2よりも大きく且つ油温Toが第1温度To1と第2温度To2との間にあるとき、水温Twが第1温度Tw1と第2温度Tw2との間にあり且つ油温Toが第2温度To2よりも大きいとき、及び、水温Twと油温Toとがともに第2温度Tw2,To2よりも大きいときは、冷却ファンを高速運転するようになっている。
特開平5−288053号公報
しかしながら、エンジンの負荷状態(即ちエンジンの発熱状態)は、油温や水温の状態以外にも影響されるものである。
ここで、作動油やエンジン冷却水を冷却する冷却装置の冷却性能は、冷却ファンにより導入される冷却風の温度と風量とに比例することが知られている。つまり、冷却風が冷たく風量が多いほど、作動油やエンジン冷却水が良く冷やされることになる。
しかし、例えば、ある所定の風量の冷却風で作動油を冷却する際に、冷却風が0℃程度と低温の条件下において油温は70℃程度の状態が続く状況と、冷却風が30℃程度と高温の条件下において油温は70℃程度の状態が続く状況がある。つまり、冷却風による冷却性能が異なるにも関わらず、油温は同一温度を保持する状況がある。
これは、前者の状況は、作動油の発熱量が大きい、即ち作動油に対して大きな仕事がなされ、エンジン負荷が高いということを意味している。一方、後者の状況は、作動油の発熱量が小さい、即ち、あまり作動油に対して仕事がなされておらず、エンジン負荷が低いということを意味している。そのため、前者の状況は、後者の状況に比べて冷却性能が良好であるにも関わらず、後者の状況と同一の油温までしか冷却されない。
したがって、単に油温だけで冷却ファンの回転数を制御すると、実際はエンジンに大きな負荷がかかっているのに冷却ファンの回転が不足してエンジンをオーバーヒートさせてしまったり、エンジンに大きな負荷がかかっていないのに過剰に冷却ファンを回転させて余計な騒音を発生させたりしてしまうことがある。
また、特許文献1記載のような油温や水温による制御でも、エンジンの負荷に厳密に応じているとは言い難く、上述したように冷却ファンの回転が不足したり、過剰に冷却ファンを回転させたりしてしまうことが考えられる。
冷却ファンの回転数は、エンジンの負荷に応じてきめ細やかに制御されることが好ましい。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、負荷状態に応じて冷却ファンの回転数を最適に制御し、冷却ファンにより生じる騒音を抑制する、冷却ファンの制御装置及び作業機械の冷却ファンの制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の本発明の冷却ファンの制御装置は、被冷却流体を冷却するために外気を冷却風として導入する冷却ファンの回転数を制御する制御装置であって、前記被冷却流体の流体温度を検知する流体温度センサと、前記外気の温度を検知する外気温センサと、前記流体温度センサにより検知された前記流体温度と前記外気温センサにより検知された前記外気の温度との差分を算出し、前記差分の大きさに応じて前記冷却ファンの目標回転数を設定する制御手段とを備えたことを特徴としている。
請求項2記載の本発明の冷却ファンの制御装置は、請求項1記載の冷却ファンの制御装置において、前記差分の基準値として、第1基準差分及び該第1基準差分よりも大きい値の第2基準差分を予め定めるとともに、前記目標回転数の下限値としての第1最小回転数及び前記目標回転数の上限値としての第1最大回転数を予め定め、前記制御手段は、前記差分が前記第1基準差分以下であれば、前記目標回転数を前記第1最小回転数に設定し、前記差分が前記第2基準差分よりも大きければ、前記目標回転数を前記第1最大回転数に設定し、前記差分が前記第1基準差分よりも大きく前記第2基準差分以下であれば、前記目標回転数を、前記差分の大きさに応じて前記第1最小回転数と前記第1最大回転数との間で直線補間した回転数に設定することを特徴としている。
請求項3記載の本発明の冷却ファンの制御装置は、請求項2記載の冷却ファンの制御装置において、前記流体温度の基準値として、第1基準流体温度及び該第1基準流体温度よりも大きい値の第2基準流体温度を予め定めるとともに、前記目標回転数の第2の下限値としての第2最小回転数及び前記目標回転数の第2の上限値としての第2最大回転数を予め定め、前記制御手段は、前記流体温度が前記第1基準流体温度以下であれば、前記目標回転数を前記第2最小回転数に設定し、前記流体温度が前記第2基準流体温度よりも大きければ、前記目標回転数を前記第2最大回転数に設定し、前記流体温度が前記第1基準流体温度よりも大きく前記第2基準流体温度以下であれば、前記目標回転数を、前記流体温度の大きさに応じて前記第2最小回転数と前記第2最大回転数との間で直線補間した回転数に設定し、前記差分により設定された目標回転数と、前記流体温度により設定された目標回転数とのうち大きいほうを最終的な目標回転数として決定することを特徴としている。
請求項4記載の本発明の作業機械の冷却ファンの制御装置は、請求項1〜3の何れか1項に記載の冷却ファンの制御装置が作業機械に適用されていることを特徴としている。
請求項5記載の本発明の作業機械の冷却ファンの制御装置は、請求項4記載の作業機械の冷却ファンの制御装置において、前記被冷却流体は、前記作業機械の作業や走行に用いられる作動油であることを特徴としている。
請求項1記載の本発明の冷却ファンの制御装置によれば、冷却ファンの回転数制御において、流体温度と外気の温度との差分を用いるので、冷却ファンの駆動源の負荷状態を適切に判断することができる。
そして、その判断された負荷状態に応じて冷却ファンの目標回転数を設定するので、冷却ファンの回転数をきめ細やかに最適に制御することができる。したがって、冷却ファンは必要以上に回転されることがなく、冷却ファンにより生じる騒音を抑制することができる。
請求項2記載の本発明の冷却ファンの制御装置によれば、目標回転数は、流体温度と外気の温度との差分の大きさに応じて直線補間された回転数に設定されるので、よりきめ細やかに冷却ファンの回転数を制御することができる。
また、目標回転数に上限値及び下限値を設定し、第1基準差分以下であれば第1最小回転数に設定され、第2基準差分以下よりも大きければ第1最大回転数に設定されるので、冷却性能を十分に確保しながら、騒音を抑制したり、燃費を良好にしたりすることができる。
請求項3記載の本発明の冷却ファンの制御装置によれば、流体温度と外気の温度との差分により設定された目標回転数と流体温度により設定された目標回転数とのうち大きいほうを最終的な目標回転数として決定するので、さらにきめ細やかに冷却ファンの回転数を制御することができる。そして、冷却性能を十分に確保しながら、騒音を抑制したり、燃費を良好にしたりすることができる。
請求項4記載の本発明の冷却ファンの制御装置によれば、作業機械に搭載される冷却ファンの回転数を最適に制御することができる。そして、冷却ファンが作業機械の動力源であるエンジン出力により駆動される場合には、冷却ファンを駆動するために消費される余分なエンジン出力を減少させることが可能である。
請求項5記載の本発明の冷却ファンの制御装置によれば、機体の負荷が反映されやすい作動油の温度を用いるので、エンジンの負荷状態を高精度で判断することができる。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
[一実施形態]
図1〜図6は本発明の一実施形態に係る冷却ファンの制御装置を示すもので、図1はそのブロック図、図2はその制御装置が行う制御内容を示すフローチャート、図3(a)及び(b)はその制御装置により設定される冷却ファンの回転数(目標回転数)を示すグラフ、図3(c)は従来の油温情報のみを利用する冷却ファンの制御装置により設定される冷却ファンの回転数(目標回転数)を示すグラフ、図4はその制御装置及び従来の制御装置により制御された実験結果の冷却ファンの回転数と油温とをそれぞれ比較して示すグラフであって、(a)は高負荷時,(b)は中負荷時,(c)は低負荷時を示している。また、図5はその制御装置を備えた油圧ショベルの斜視図、図6は図5のA−A矢視断面図である。なお、図6においてはハッチを省略して示している。
<構成>
ここでは、作業機械の代表的な例である油圧ショベル1に搭載された冷却ファンの制御装置について説明する。
図5に示すように、油圧ショベル1は、下部走行体2と、下部走行体2上に回転自在に結合された上部旋回体(機体)3と、上部旋回体3から前方へ延出するように取り付けられた作業装置4とから構成されている。
上部旋回体3は、架台となるスイングフレーム3aを有し、スイングフレーム3a上の後端部には、作業装置4との重量バランスをとるためのカウンタウエイト5が配設されている。そして、カウンタウエイト5の前方には、図6に示すように、油圧ショベル1の動力源であるエンジン10と、エンジン10により駆動される油圧ポンプ11と、エンジン冷却水を冷却するラジエータや作動油(被冷却流体)を冷却するオイルクーラ等の冷却装置12と、冷却装置12に冷却風を導入させる冷却ファン13と、作動油を貯留する作動油タンク(図示略)と、冷却ファン13の目標回転数(ファン回転数ともいう)Nfを設定するコントローラ(制御手段)20(図1参照)とが備えられている。
冷却ファン13は、その駆動軸(ファン駆動軸)14がエンジン10の駆動軸と同軸となっており、ファン駆動軸14と冷却ファン13との間には回転伝達手段であるビスカスクラッチ(流体継手)15が介装されている。
ビスカスクラッチ15は、粘度の高いシリコンオイルの剪断を利用して差動回転数に応じたトルクを発生させる装置である。つまり、ファン駆動軸14の回転力がシリコンオイルの流れを生み、冷却ファン13に回転力を伝えるようになっているが、シリコンオイルの粘性によってビスカスクラッチ15内部に滑りが生じファン駆動軸14の回転力は冷却ファン13に全て伝わらず、冷却ファン13はエンジン10の回転数と異なる回転数に制御されるようになっている。コントローラ20は、このシリコンオイルの滑り率を調整することで、冷却ファン13の回転数Nfを制御することができるようになっている。
ここで、機体3の適宜の箇所に、作業中の機体周囲の温度(外気の温度,外気温)Taを検知する外気温センサ30(図1参照)が設置されている。また、作動油タンクに対し、作動油の温度(流体温度,油温)Toを検知する油温センサ(流体温度センサ)40(図1参照)が設置されている。
そして、外気温センサ30で検知された外気温Taと、油温センサ40で検知された油温Toとは、コントローラ20に入力されるようになっている。
コントローラ20は、図1に示すように、入力された外気温Taと油温Toとの差(以下、気油差という)ΔTを算出する演算部21と、演算部21に入力される外気温Taにフィルターをかけるフィルター部22と、予め設定された外気温Ta,油温To及び冷却ファン13の目標回転数Nfの基準値(所定値)をそれぞれ記憶する記憶部23と、油温Toのみを用いて冷却ファン13の第1目標回転数Nf1を設定する第1設定部24と、気油差ΔTを用いて冷却ファン13の第2目標回転数Nf2を設定する第2設定部25と、第1設定部24及び第2設定部25でそれぞれ設定された目標回転数Nf1,Nf2のうちの大きいほうを最終的な目標回転数Nfとして決定する決定部26と、決定部26により決定された最終目標回転数Nfとなるように冷却ファン13の回転数を制御する制御部27とを有している。
演算部21には、まず、フィルター部22によりフィルターをかけられた外気温Taと油温センサ40で検知された油温Toとが入力される。そして、演算部21は、これら外気温Taと油温Toとを用いて算出した気油差ΔTを、第2設定部25へ出力するようになっている。ここで、気油差ΔTとは、作業中の機体負荷(エンジン10の負荷)に相関するものであって、気油差ΔTが大きいほど負荷が高いことが判明している。
フィルター部22は、演算部21にフィルターをかけた外気温Taを出力するものであって、フィルター部22には、外気温センサ30により検知された外気温Taと記憶部23に記憶されている後述する最小外気温Taminとが入力される。そして、フィルター部22は、まず、検知された外気温Taと記憶部23の最小外気温Taminとを比較する。そして、検知された外気温Taが最小外気温Tamin以下(Ta≦Tamin)であれば、演算部21に対して外気温Taとして最小外気温Taminを出力する。一方、検知された外気温Taが最小外気温Taminよりも大きければ(Ta>Tamin)、演算部21に対して外気温Taとして外気温センサ30で検知された通りの外気温Taを出力するようになっている。つまり、ここでは、演算部21に入力される外気温Taの下限値Taminが規定されるようになっている。
また、記憶部23には、冷却ファン13の目標回転数Nfの下限値として予め設定された最小回転数Nfmin、及び、冷却ファン13の目標回転数Nfの上限値として予め設定された第1最大回転数Nfmax1,第2最大回転数Nfmax2が記憶されている。ここで、第2最大回転数Nfmax2は第1最大回転数Nfmax1よりも高い値に設定されている。つまり、目標回転数Nfの上限値Nfmaxが2段階に設定されている。
また、記憶部23には、気油差ΔTの基準値として予め設定された第1基準気油差(第1基準差分)ΔT1及び第1基準差分ΔT1よりも大きい値の第2基準気油差(第2基準差分)ΔT2が記憶されている。同時に、記憶部23には、油温Toの基準値として予め設定された第1基準油温(第1基準流体温度)To1及び第1基準油温To1よりも大きい値の第2基準油温(第2基準流体温度)To2も記憶されている。
さらに、記憶部23には、外気温Taの基準値として予め設定された最小外気温Taminも記憶されている。
ここで、最小外気温Taminは、第2設定部25の気油差ΔTによる制御が開始される最小油温To3を設定するためのものである。ある油温(第3基準油温)To3以下では、油圧機器性能の観点から、ファン回転数Nfを上げて作動油を冷却する必要はなく、油圧機器に熱疲労が生じない程度の最小回転数Nfminに固定しておくことが、騒音・燃費の観点から望ましいことが判明している。このような要望に対し、最小外気温Taminを設定することで、油温Toが所定の温度To3に上昇するまでは、冷却ファン13は第2設定部25により第2目標回転数Nf2が最小回転数Nfminに設定されるようになっている。
第1設定部24には、まず、記憶部23から第1基準油温To1,第2基準油温To2,最小回転数Nfmin及び第2最大回転数Nfmax2が入力されるとともに、油温センサ40で検知された油温Toが入力される。
そして、第1設定部24は、図3(a)に実線で示すように、油温Toが第1基準油温To1以下である(To≦To1)ときは、第1目標回転数Nf1を最小回転数Nfminに設定するようになっている。また、油温Toが第2基準油温To2よりも大きい(To>To2)ときは、第1目標回転数Nf1を第2最大回転数Nfmax2に設定するようになっている。
さらに、油温Toが第1基準油温To1よりも大きく第2基準油温To2以下である(To1<To≦To2)ときは、次式(1)のように、第1目標回転数Nf1を油温Toの大きさに応じて最小回転数Nfminと第2最大回転数Nfmax2の間で直線補間した値に設定するようになっている。
Figure 2007255216
つまり、油温Toが第1基準油温To1から第2基準油温To2に上昇するまで、第1目標回転数Nf1を最小回転数Nfminから第2最大回転数Nfmax2まで直線状に上昇させるようになっている。なお、第1基準油温To1は、図3(c)に示す従来の制御装置による目標回転数上昇開始時の油温To1′よりも高い温度に設定されている。ここで、従来の制御装置は、油温Toのみにより目標回転数Nfを設定するものであって、図3(c)に示すように、油温Toが予め設定された温度To1′を超えると、目標回転数Nf1を上限値Nfmax2に達するまで所定の勾配で直線状に上昇させるものである。
第2設定部25には、まず、演算部21で算出された気油差ΔTが入力されるととともに、記憶部23から第1基準気油差ΔT1,第2基準気油差ΔT2,最小回転数Nfmin,第1最大回転数Nfmax1及び最小外気温Taminが入力される。
そして、第2設定部25は、図3(b)に示すように、気油差ΔTが第1基準気油差ΔT1以下である(ΔT≦ΔT1)ときは、第2目標回転数Nf2を最小回転数Nfminに設定し、気油差ΔTが第2基準気油差ΔT2よりも大きい(ΔT>ΔT2)ときは、第2目標回転数Nf2を第1最大回転数Nfmax1に設定するようになっている。
また、気油差ΔTが第1基準気油差ΔT1よりも大きく第2基準気油差ΔT2以下である(ΔT1<ΔT≦ΔT2)ときは、第2設定部25は、図3(a)に点線,一点鎖線及び二点鎖線で示すとともに図3(b)に示すように、第2目標回転数Nf2を、気油差ΔTに応じて最小回転数Nfminと第1最大回転数Nfmax1の間で直線補間した値に設定するようになっている。
Figure 2007255216
つまり、数式(2)のように、第2目標回転数Nf2を、所定の勾配を有して直線状に第1最大回転数Nfmax1に達するまで上昇させるようになっている。さらに換言すれば、第2目標回転数Nf2が上昇する時点の油温Toを、外気温Taが低くなるに従い低温側にシフトさせるようになっている。
なお、図3(a)では、グラフ中左側に進むにつれ、外気温Taが低くなるようになっている(Ta1<Ta2<Ta3)。また、ここでの目標回転数Nf2が上昇を始める最初の油温To3は、最小外気温Taminに第1基準気油差ΔT1を足した温度(To3=Tamin+ΔT1)である。
決定部26は、第1設定部24から入力された第1目標回転数Nf1と第2設定部25から入力された第2目標回転数Nf2とのうちの大きいほうを最終的な目標回転数Nfとして決定し、最終目標回転数Nfを制御部へ出力するようになっている。
制御部27は、決定部26から入力された最終目標回転数Nfに対応するビスカスクラッチ15の滑り率を設定し、その設定信号をビスカスクラッチ15に送信し、冷却ファン13の回転数が最終目標回転数Nfとなるように制御するようになっている。
<作用>
本発明の一実施形態にかかる冷却ファンの制御装置は、図1に示すように外気温センサ30と油温センサ40とコントローラ20とにより構成され、図2に示すようなフローチャートに従い制御される。
図2に示すように、まず、ステップA1では、外気温センサ30により検知された外気温Taがコントローラ20のフィルター部22に入力されるとともに、油温センサ40により検知された油温Toがコントローラ20の演算部21及び第1設定部24に入力され、ステップA2に進む。
ステップA2では、フィルター部22が、入力された外気温Taと記憶部23に記憶されている最小外気温Taminとを比較する。そして、入力された外気温Taが最小外気温Tamin以下(Ta≦Tamin)であればステップA3に進み、外気温Taが最小外気温Taminよりも大きい(Ta>Tamin)のであればステップA4に進む。
ステップA3では、フィルター部22は、演算部21に対して、外気温Taとして最小外気温Taminを出力する。そして、ステップB1及びステップC1に進む。
ステップA4では、フィルター部22は、演算部21に対して外気温Taとして外気温センサ30で検知された通りの外気温Taを出力し、ステップB1及びステップC1に進む。
ステップB1では、第1設定部24が、油温Toが記憶部23に記憶されている第1基準油温To1以下(To≦To1)であるかを判定する。そして、Yes(To≦To1)であればステップB2に進み、No(To>To1)であればステップB3に進む。
ステップB2では、油温制御による第1目標回転数Nf1が最小回転数Nfminに設定される。
ステップB3では、第1設定部24がさらに、油温Toが記憶部23に記憶されている第2基準油温To2以下(To≦To2)であるかを判定する。Yes(To1<To≦To2)であればステップB4に進み、No(To>To2)であればステップB5に進む。
ステップB4では、油温制御による第1目標回転数Nf1が、数式(1)のように、最小回転数Nfminと第2最大回転数Nfmax2との間で油温に応じて直線補間されて設定される。
ステップB5では、油温制御による第1目標回転数Nf1が第2最大回転数Nfmax2に設定される。
そして、ステップB6で、第1設定部24は、油温制御による第1目標回転数Nf1を決定部26に出力し、ステップA5に進む。
ステップC1では、演算部21により、油温Toと外気温Taとの差(気油差)ΔTが算出され、第2設定部25に入力される。そして、第2設定部25が、気油差ΔTが記憶部23に記憶されている第1基準気油差ΔT1以下(ΔT≦ΔT1)であるかを判定する。Yes(ΔT≦ΔT1)であればステップC2に進み、No(ΔT>ΔT1)であればステップC3に進む。
ステップC2では、気油差制御による第2目標回転数Nf2が最小回転数Nfminに設定される。
ステップC3では、第2設定部25がさらに、油温Toが記憶部23に記憶されている第2基準気油差ΔT2以下(ΔT1<ΔT≦ΔT2)であるかを判定する。Yes(ΔT1<ΔT≦ΔT2)であればステップC4に進み、No(ΔT>ΔT2)であればステップC5に進む。
ステップC4では、気油差制御による第2目標回転数Nf2が、数式(2)のように、最小回転数Nfminと第1最大回転数Nfmax1との間で気油差ΔTに応じて直線補間されて設定される。
ステップC5では、気油差制御による第2目標回転数Nf2が第1最大回転数Nfmax1に設定される。
そして、ステップC6では、第2設定部25は、気油差制御による第2目標回転数Nf2を決定部26に出力し、ステップA5に進む。
ステップA5では、決定部26が、ステップB6で設定された油温による第1目標回転数Nf1とステップC6で設定された気油差ΔTによる第2目標回転数Nf2とを比較し、第1目標回転数Nf1と第2目標回転数Nf2とのうち大きいほうを最終目標回転数Nfとして決定する。
そして、制御部27が、冷却ファン13の回転数が決定部26で決定された最終目標回転数Nfとなるように制御する。
このフローは、所定の周期で繰り返し実行される。
<効果>
したがって、本実施形態の冷却ファンの制御装置によれば、油温Toによる第1目標回転数Nf1と気油差ΔTによる第2目標回転数Nf2とのうち最大の方を最終的な目標回転数Nfとするので、図4(a)〜(c)に示したような目標回転数Nfで冷却ファン13を制御することができる。なお、図4(a)〜(c)には、比較のために、従来の油温Toのみで制御する制御装置によるファン回転数を破線で示している。また、図4(a)〜(c)は、上述の各パラメータ値が、Nfmin=980rpm,Nfmax1=1400rpm,Nfmax2=1280rpm,To1=76℃,To2=84℃,To1′=50℃,Tamin=20℃,ΔT1=41℃,ΔT2=47℃、として設定された際のグラフである。
詳述すると、図4(a)に示すように、高負荷時(即ち、気油差ΔTが比較的大きいとき)においては、従来の油温Toのみによる制御に比べて略全体的にファン回転数Nfが上がり、冷却性能を確保することができる。
また、図4(b)に示すように、中負荷時においては、従来と比べて略全体的にファン回転数Nfが抑えられ、冷却性能を十分に確保しながら冷却ファン13が回転することを回避することができる。
また、図4(c)に示すように、低負荷時(即ち、気油差ΔTが比較的小さいとき)においても、従来と比べて全体的にファン回転数Nfが抑えられ、冷却性能を十分に確保しながらも冷却ファン13が過剰に回転することを回避することができる。
したがって、負荷状態に応じて冷却ファン13の回転数Nfを最適に制御し、高負荷時の冷却性能を保証しつつ、低負荷時や中負荷時の作業で騒音・燃費を改善することができる。
また、最大回転数Nfmaxが2段階に設定されているので、外気温Taが高温のときには、最大回転数Nf2が通常温度時の最大回転数Nf1と比べて高い値に設定されることになり、エンジン10のオーバーヒートを確実に防止することができる。
また、油圧機器に使用する油温Toを用いて、外気温Taと油温Toとの差である気油差ΔTを算出するので、作業中の機体負荷に関する情報を適切に利用することができる。
[その他]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
例えば、上記実施形態において、第1設定部24が利用する最小回転数Nfminと第2設定部25が利用する最小回転数Nfminとは同じ値に設定されているが、それぞれ異なる値に設定されていても良い。
また、上記実施形態では、油温センサ40は作動油タンクに対して設置されているが、作動油が流れる油圧回路上の適宜の位置に設置されていても良い。
また、上記実施形態では油温により制御したが、エンジン冷却水等の被冷却流体の温度に代えても良い。
また、上記実施形態では、エンジン駆動軸と同軸のファン駆動軸14と冷却ファン13との間にビスカスクラッチ15が介装されることで、ファン回転数は任意の値に制御されているが、エンジン回転数とファン回転数とを可変にし得るクラッチ(流体継手)であれば、どのようなクラッチが介装されていても良い。
また、ファン駆動軸14は、エンジン駆動軸と別になっていても良い。つまり、上記実施形態では、冷却ファン13はエンジン10の駆動力の一部が利用され回転していたが、専用の電動モータにより駆動され回転しているものであっても良い。この場合、冷却ファン13とファン駆動軸14との間のクラッチは不要であり、コントローラ20は、電動モータの回転数を制御することでファン回転数を制御することができる。
さらに、上記実施形態では、本発明の冷却ファンの制御装置を油圧ショベル1に適用した場合について説明したが、本発明の冷却ファンの制御装置は、ブルドーザやクレーン等の他の作業機械や、冷却ファンを有する様々な工業製品にも適宜変形して適用することが可能である。
本発明の一実施形態に係る冷却ファンの制御装置を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る冷却ファンの制御装置の制御内容を示すフローチャートである。 (a)及び(b)は本発明の一実施形態に係る冷却ファンの制御装置により設定される冷却ファンの回転数を示すグラフ、(c)は従来の制御装置により設定される冷却ファンの回転数を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る冷却ファンの制御装置の実験結果と従来の制御装置により制御された実験結果とを同時に示すグラフであって、(a)は高負荷時,(b)は中負荷時,(c)は低負荷時を示している。 本発明の一実施形態に係る冷却ファンの制御装置を備えた油圧ショベルの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る冷却ファンの制御装置を備えた油圧ショベルの要部断面図(図5のA−A矢視断面図)である。
符号の説明
1 油圧ショベル
2 下部走行体
3 上部旋回体
3a スイングフレーム
4 作業装置
5 カウンタウエイト
10 エンジン
11 油圧ポンプ
12 冷却装置
13 冷却ファン
14 ファン駆動軸
15 ビスカスクラッチ(流体継手)
20 コントローラ(制御手段)
21 演算部
22 フィルター部
23 記憶部
24 第1設定部
25 第2設定部
26 決定部
27 制御部
30 外気温センサ
40 油温センサ(流体温度センサ)
f 冷却ファンの回転数(目標回転数)
fmin 最小回転数(第1最小回転数,第2最小回転数)
fmax1 第1最大回転数
fmax2 第2最大回転数
ΔT 気油差(差分)
ΔT1 第1基準気油差(第1基準差分)
ΔT2 第2基準気油差(第2基準差分)
o 油温
o1 第1基準油温(第1基準流体温度)
o2 第2基準油温(第2基準流体温度)
o3 第3基準油温(第3基準流体温度)
a 外気温
amin 最小外気温
o1′ 従来の目標回転数上昇開始時の油温

Claims (5)

  1. 被冷却流体を冷却するために外気を冷却風として導入する冷却ファンの回転数を制御する制御装置であって、
    前記被冷却流体の流体温度を検知する流体温度センサと、
    前記外気の温度を検知する外気温センサと、
    前記流体温度センサにより検知された前記流体温度と前記外気温センサにより検知された前記外気の温度との差分を算出し、前記差分の大きさに応じて前記冷却ファンの目標回転数を設定する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする、冷却ファンの制御装置。
  2. 前記差分の基準値として、第1基準差分及び該第1基準差分よりも大きい値の第2基準差分を予め定めるとともに、前記目標回転数の下限値としての第1最小回転数及び前記目標回転数の上限値としての第1最大回転数を予め定め、
    前記制御手段は、
    前記差分が前記第1基準差分以下であれば、前記目標回転数を前記第1最小回転数に設定し、
    前記差分が前記第2基準差分よりも大きければ、前記目標回転数を前記第1最大回転数に設定し、
    前記差分が前記第1基準差分よりも大きく前記第2基準差分以下であれば、前記目標回転数を、前記差分の大きさに応じて前記第1最小回転数と前記第1最大回転数との間で直線補間した回転数に設定する
    ことを特徴とする、請求項1記載の冷却ファンの制御装置。
  3. 前記流体温度の基準値として、第1基準流体温度及び該第1基準流体温度よりも大きい値の第2基準流体温度を予め定めるとともに、前記目標回転数の第2の下限値としての第2最小回転数及び前記目標回転数の第2の上限値としての第2最大回転数を予め定め、
    前記制御手段は、
    前記流体温度が前記第1基準流体温度以下であれば、前記目標回転数を前記第2最小回転数に設定し、
    前記流体温度が前記第2基準流体温度よりも大きければ、前記目標回転数を前記第2最大回転数に設定し、
    前記流体温度が前記第1基準流体温度よりも大きく前記第2基準流体温度以下であれば、前記目標回転数を、前記流体温度の大きさに応じて前記第2最小回転数と前記第2最大回転数との間で直線補間した回転数に設定し、
    前記差分により設定された目標回転数と、前記流体温度により設定された目標回転数とのうち大きいほうを最終的な目標回転数として決定する
    ことを特徴とする、請求項2記載の冷却ファンの制御装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の冷却ファンの制御装置が作業機械に適用されている
    ことを特徴とする、作業機械の冷却ファンの制御装置。
  5. 前記被冷却流体は、前記作業機械の作業や走行に用いられる作動油である
    ことを特徴とする、請求項4記載の作業機械の冷却ファンの制御装置。
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