JP2009007456A - 複合材、その製造方法及び製造装置 - Google Patents
複合材、その製造方法及び製造装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009007456A JP2009007456A JP2007169167A JP2007169167A JP2009007456A JP 2009007456 A JP2009007456 A JP 2009007456A JP 2007169167 A JP2007169167 A JP 2007169167A JP 2007169167 A JP2007169167 A JP 2007169167A JP 2009007456 A JP2009007456 A JP 2009007456A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic
- piece
- composite material
- extruder
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
【解決手段】 プラスチックからなる母材2中に木片からなる多数の介在片3が混在してなる複合材1において、各介在片3を、それぞれの長手方向が一定方向を向くことなく、ランダムな方向を向くように配置する。
【選択図】図1
Description
また、このような複合材を製造するために、この発明に係る複合材の製造方法は、シリンダ及びその内部に回転可能に設けられたスクリューを有する押出機の上記シリンダの内部にプラスチックの固形片と長手方向を有する固体の介在片とを投入し、上記スクリューを回転させることによって上記プラスチック及び上記介在片を前方へ送りながら上記プラスチックの固形片が流動性を有する状態になるまで混練する混練工程を備えた複合材の製造方法において、上記介在片を上記プラスチックが流動性を有する状態になっている箇所において上記シリンダ内に投入することを特徴としている。
さらに、上記の複合材を製造するために、この発明に係る複合材の製造装置は、内部にプラスチックの固形片が投入されるシリンダと、このシリンダの内部に回転可能に設けられ、上記プラスチックの固形片が流動性を有する状態になるまで混練するスクリューを有する押出機を備えた複合材の製造装置において、上記押出機の後段に設けられた第2押出機をさらに備え、上記第2押出機が、内部に上記第1押出機から押し出された流動性を有するプラスチック及び長手方向を有する固体の介在片が投入される第2シリンダと、この第2シリンダの内部に回転可能に設けられ、上記流動性を有するプラスチックと上記介在片とを混練する第2スクリューとを有していることを特徴としている。
この場合、上記第2押出機の上記プラスチックと上記介在片とを混練する部分の長さが、上記押出機の上記プラスチックの固形片を混練する部分の長さより短いことが望ましい。
また、上記特徴構成を有するこの発明の製造方法及び製造装置によれば、各介在片がその長手方向をランダムな方向に向けた状態でプラスチックの母材中に混在する複合材を製造することができる。
図1は、この発明に係る複合材1の断面図を示す。複合材1は、プラスチックからなる母材2と、この母材2中にほぼ均一に分散した状態で混在する多数の介在片3とによって構成されている。母材2と介在片3とは、重量比(体積比)で前者が20〜80%に、後者が80〜20%になるように混合される。特に、前者を40〜60%とし、後者を60〜40%にするのが望ましい。
なお、この実施の形態においては、ねじ山が第2スクリュー32のほぼ全長にわたって形成されているが、中央部の所定の長さを有する範囲を除く第2スクリュー32の両端部にのみねじ山を形成して、当該所定範囲の外周面に綾目のローレット状の凹凸部を形成してもよい。その場合、凹凸部の外径は、ねじ山の外径より若干小径に、例えば2〜3mm程度小径にする。また、凹凸部の長さは、第2スクリュー32の全長の1/4〜1/3程度にし、凸部の高さは第2スクリューの外径の1/10〜1/6程度にする。
例えば、上記の実施の形態においては、第1押出機20によってプラスチックの固形片を混練し、第2押出機30によって流動性を有するプラスチックに介在片3を混合しているが、第1押出機20の全長を前方に向かって長さL2だけ長くするとともに、基端側から長さL1だけ離間した箇所に介在片3を投入するためのホッパを設けることにより、プラスチックの固形片の流動性を有する状態までの混練と、介在片3のプラスチックへの混練とを第1押出機20だけで行ってもよい。このようにした場合でも、介在片3の移送長さがL2であるから、製造された複合材の介在片3は、その長手方向をランダムな方向に向けている。
また、第1押出機20によってプラスチックの固形片を流動性を有するようになるまで混練しているが、固形片をヒータ等の加熱手段によって加熱することにより流動性を有する状態にし、それを第2押出機30に供給するようにしてもよい。
さらに、上記の実施の形態においては、第2押出機30から押し出された混合物4を圧延機40によって板状に成形し、型枠80や化粧パネル90の素材としているが、圧延機40に代えて他の成形機を用い、それによって所定の最終製品を成形してもよい。
2 母材
3 混合片
10 複合材の製造装置
20 第1押出機(押出機)
21 第1シリンダ(シリンダ)
22 第1スクリュー(スクリュー)
30 第2押出機
31 第2シリンダ
32 第2スクリュー
Claims (4)
- プラスチックからなる母材中に長手方向を有する多数の介在片が混在してなる複合材において、
上記多数の介在片がその長手方向をランダムな方向に向けて上記母材中に混在されていることを特徴とする複合材。 - シリンダ及びその内部に回転可能に設けられたスクリューを有する押出機の上記シリンダの内部にプラスチックの固形片と長手方向を有する固体の介在片とを投入し、上記スクリューを回転させることによって上記プラスチック及び上記介在片を前方へ送りながら上記プラスチックの固形片が流動性を有する状態になるまで混練する混練工程を備えた複合材の製造方法において、
上記介在片を上記プラスチックが流動性を有する状態になっている箇所において上記シリンダ内に投入することを特徴とする複合材の製造方法。 - 内部にプラスチックの固形片が投入されるシリンダと、このシリンダの内部に回転可能に設けられ、上記プラスチックの固形片が流動性を有する状態になるまで混練するスクリューを有する押出機を備えた複合材の製造装置において、
上記押出機の後段に設けられた第2押出機をさらに備え、上記第2押出機が、内部に上記第1押出機から押し出された流動性を有するプラスチック及び長手方向を有する固体の介在片が投入される第2シリンダと、この第2シリンダの内部に回転可能に設けられ、上記流動性を有するプラスチックと上記介在片とを混練する第2スクリューとを有していることを特徴とする複合材の製造装置。 - 上記第2押出機の上記プラスチックと上記介在片とを混練する部分の長さが、上記押出機の上記プラスチックの固形片を混練する部分の長さより短いことを特徴とする請求項3に記載の複合材の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007169167A JP2009007456A (ja) | 2007-06-27 | 2007-06-27 | 複合材、その製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007169167A JP2009007456A (ja) | 2007-06-27 | 2007-06-27 | 複合材、その製造方法及び製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009007456A true JP2009007456A (ja) | 2009-01-15 |
Family
ID=40322860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007169167A Pending JP2009007456A (ja) | 2007-06-27 | 2007-06-27 | 複合材、その製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009007456A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS627509A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-14 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 炭素繊維混入樹脂複合材の製造方法 |
JP2001062901A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-13 | Sekisui Chem Co Ltd | 複合ペレット及び複合成形体の製造方法 |
JP2001071367A (ja) * | 1999-09-08 | 2001-03-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 熱可塑性樹脂成形体の製造方法 |
JP2002129035A (ja) * | 2000-10-26 | 2002-05-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 繊維複合熱可塑性樹脂 |
JP2003300240A (ja) * | 2002-04-10 | 2003-10-21 | Tokai Kogyo Co Ltd | 長尺体 |
-
2007
- 2007-06-27 JP JP2007169167A patent/JP2009007456A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS627509A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-14 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 炭素繊維混入樹脂複合材の製造方法 |
JP2001062901A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-13 | Sekisui Chem Co Ltd | 複合ペレット及び複合成形体の製造方法 |
JP2001071367A (ja) * | 1999-09-08 | 2001-03-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 熱可塑性樹脂成形体の製造方法 |
JP2002129035A (ja) * | 2000-10-26 | 2002-05-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 繊維複合熱可塑性樹脂 |
JP2003300240A (ja) * | 2002-04-10 | 2003-10-21 | Tokai Kogyo Co Ltd | 長尺体 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
JPN6012048412; 樹脂/フィラー系 混練技術 第3版, 20011020, 187-189,261頁, 株式会社技術情報協会 * |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100781932B1 (ko) | 천연원목의 외관 및 질감을 가진 합성목재판 패널의 연속식제조방법 및 제조장치 | |
KR20170127782A (ko) | 다중 조형 용융액을 토출하는 3차원 프린터 헤드 및 이를 포함하는 3차원 프린터 | |
US6616877B2 (en) | Resilient article and method of manufacturing same using recycled material | |
TW506885B (en) | Method of and apparatus for manufacturing molded materials of thermosetting resin composition | |
KR101135630B1 (ko) | 목칩을 심재로한 합성 수지 이중 압출 패널 제조 장치 및 제조방법과 그 패널 | |
KR20110096851A (ko) | 무늬 시트 제조장치 및 이를 이용한 무늬 시트 제조방법 | |
JP2006510505A (ja) | 鉱物性および/あるいは植物性の充填剤入りの熱可塑性樹脂などの複合材料を製造するための方法 | |
KR20070056009A (ko) | 천연원목의 외관 및 질감을 가진 합성목재판 패널의제조방법 및 제조장치 | |
JP2009007456A (ja) | 複合材、その製造方法及び製造装置 | |
JP5043535B2 (ja) | 建築材 | |
JP2009007802A (ja) | 型枠 | |
JP2009072915A (ja) | 成形板の製造方法および製造装置 | |
KR20190044892A (ko) | 복합재료판재 제조장치 및 제조방법 | |
JP5467807B2 (ja) | 表面処理方法 | |
JP4633585B2 (ja) | 樹脂含有積層体の製造方法 | |
JP5592544B2 (ja) | 表面処理装置および表面処理方法 | |
JP2002307537A (ja) | プラスチック複合パネルの製造方法 | |
JP3974316B2 (ja) | 木質成形体の製造方法 | |
KR101034641B1 (ko) | 자동차용 헤드라이닝 보강재의 제조장치 | |
JPH0359804B2 (ja) | ||
JP2001121655A (ja) | 合成樹脂積層板及びその製造方法 | |
KR101461266B1 (ko) | 창호용 프로파일의 공압출용 보조압출기 및 이를 포함하는 프로파일 제조장치 | |
RU2813278C2 (ru) | Многослойная композитная доска из сыпучих материалов и пластика | |
JPS6015116A (ja) | 着色合成樹脂成形品の製造方法および装置 | |
JP2004338277A (ja) | 板状成形体の曲げ加工方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20090421 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20090421 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100315 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110714 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120918 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121030 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121225 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130417 |