JP2009006646A - インキング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インキパン内のインキや塗工材の交換に際し、インキパン内の洗浄にコストが嵩まず簡便で、かつ印刷物または塗工物が品質不良とならないインキング装置。
【解決手段】インキパン10と、インキパン10内のインキ3が供給される版胴5とでなり、インキ3の交換時にインキパン10の底部に敷かれた下敷シート4を交換するインキング装置1において、前記インキパンの底部が上底板11と下底板12とで二重底を形成し、上底板11には内径が5mm程度の多数の吸引孔13が均等に穿設され、該上底板と下底板との空間14に吸引ノズル15が設けられ、該吸引ノズルで空間の空気を吸引して上底板11内面に敷かれている下敷シート4を吸引して平坦にするインキング装置1である。
【選択図】図3

Description

本発明は、グラビア等各種印刷装置またはロールコート等各種塗工装置を構成するインキング装置に関するものであり、さらに詳しくは、液状のインキまたは塗工材を円筒状の版胴または塗布ロールに供給するインキング装置に関するものである。
従来、グラビア等各種印刷装置やロールコート等各種塗工装置のインキング装置として、典型的には、例えば、図7の側面概略図に示すようなグラビア印刷式のインキング装置があり、そのインキング装置は、円筒状の版胴(5)の下方にはインキパン(70)があり、このインキパン(70)内のインキ(3)に部分的に浸漬するようにファニッシァーローラー(8)が回転可能に設置されている。このファニッシァーローラー(8)は、版胴(5)の周面に接していて、その回転によってインキパン(70)内のインキ(3)を版胴(5)面に送り付着せしめている。このように版胴(11)に付着されて印刷に供されるインキ(3)は、版胴(5)の矢印方向(P)への回転につれドクターブレード(23)により余剰分が除去される。また、版胴(5)の上方には圧胴(9)が接しており、紙やプラスチックフィルム等被印刷体(20)は上記版胴(5)と圧胴(9)の間を通されて印刷される。
この印刷の品種あるいは色等が替わる際に、インキパン(70)内のインキ(3)は、排出口から排出されて回収されるが、インキパン(70)内には回収しきれないインキが残るので、そのインキの洗浄に多くの時間、すなわち多くの段取作業時間を要するという問題があった。
上記問題に対し、予め洗浄された予備のインキパンを準備しておき、段取作業時にインキが残っているインキパンと交換して解決を図る方法はがあるが、上記各種印刷装置や塗工装置が大型であると、インキパン自体も大きくなり、作業者が交換する場合は大きな負荷となってしまう問題を生じると共に、予備のインキパンを製作しておく必要もあり、コストが嵩むという問題も生じている。また、上記作業者の負荷が大きくなるという問題の解消に、インキが残って汚れているインキパンを予め洗浄されたインキパンと自動的に交換する方法もある(例えば、特許文献1参照。)。
以下に、上記先行技術文献を示す。
特開平7−89057号公報
しかしながら、上記の予め洗浄されたインキパンに自動的に交換する方法では、機械の構造が複雑で、かつ多大な装置コストが嵩むという問題があった。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、液状のインキまたは塗工材が溜められているインキパンと、その上方に位置する版胴または塗布ロールとでなるインキング装置において、前記インキパン内のインキまたは塗工材の交換に際し、インキパン内の洗浄にコストが嵩まず、かつ印刷または塗工されたものが品質不良とならないようなインキング装置を提供することにある。
本発明に於いて上記課題を達成するために、まず請求項1の発明では、液状のインキまたは塗工材を入れるインキパンと、該インキパンの上方に位置し、インキパン内のインキまたは塗工材が供給される円筒状の版胴または塗布ロールとでなり、前記インキまたは塗工材の交換時に前記インキパンの底部に敷かれた下敷シートを交換するインキング装置において、前記インキパンの底部は前記下敷シートが敷かれる上底板とその下にある下底板とで二重底を形成し、該上底板には多数の吸引孔が均等に穿設され、該上底板と下底板との空間に通ずるように吸引ノズルが設けられ、該吸引ノズルで前記空間の空気を吸引して前記上底板内面に敷かれている下敷シートを吸引することを特徴とするインキング装置としたものである。
また、請求項2の発明では、前記吸引孔は、内径が5〜20mmの範囲で、上底板に対する開口率が30〜80%の範囲であることを特徴とする請求項1記載のインキング装置としたものである。
さらにまた、請求項3の発明では、前記下敷シートは、厚みが1〜50μmの範囲で可撓性を有し、インキまたは塗工材を構成する溶剤に侵されにくいものであることを特徴とする請求項1または2記載のインキング装置としたものである。
本発明は以上の構成であるから、下記に示す如き効果がある。
即ち、上記請求項1に係る発明によれば、従来の多大な作業時間を要するインキパンの洗浄方法に代え、インキパンの底部に敷く下敷シートを交換するというインキング装置において、前記インキパンの底部は下敷シートが敷かれる上底板とその下にある下底板とで二重底を形成し、該上底板には多数の吸引孔が均等に穿設され、該上底板と下底板との空間に通ずるように吸引ノズルが設けられている吸引ノズルで空間の空気を吸引して前記上底板内面に敷かれている下敷シートを吸引することによって、この下敷シートを凹凸部のない平坦にするので、印刷または塗工におけるムラや異物の付着、スジ等の発生による品質不良を撲滅できる効果がある。
また、上記請求項2に係る発明によれば、前記上底板に均等に穿設される吸引孔は、内径が5〜20mmの範囲で、上底板に対する開口率が30〜80%の範囲とすることによって、上底板上の下敷シートを均一に吸引して平坦にすることができ、その結果として、印刷または塗工におけるムラや異物の付着、スジ等の発生による品質不良のないインキング装置とすることができる。この吸引孔の内径が5mmに満たなく、開口率も30%に満たないと吸着不良となって下敷シートが平坦になり難くなり、逆に内径が20mmを越え、開口率も80%を越えると吸着過剰となって下敷シートが吸引孔に食い込んで、交換時に交換し難いなどの問題が生ずるので好ましくないものとなる。
また、上記請求項3に係る発明によれば、上底板の内面に敷かれる下敷シートを、厚みが1〜50μmの範囲で可撓性を有しているものとすることによって、吸引ノズルによる吸引で下敷シートが平坦で均一に上底板に吸着されるようになる。厚みが1μmに満たないと吸引ノズルによる吸引で下敷シートが吸引孔に食い込まれるように吸着されすぎ、逆に厚みが50μmを越えると吸引不良となって上底板に均一に吸着されないという問題があるので好ましくない。
従って本発明は、グラビア等各種印刷装置またはロールコート等各種塗工装置を構成するインキング装置の如き用途において、優れた実用上の効果を発揮するものである。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明のインキング装置を構成するインキパンの一事例の説明図であり、図2は、そのインキパンを用いたインキング装置とする工程の説明図であり、図3、図4は、本発明のインキング装置全体の一事例を説明する概略図である。
本発明は、例えば、上記図3の側面概略図に示すように、グラビア等各種印刷装置を構成し、液状のインキ(3)を入れるインキパン(10)と、このインキパン(3)の上方に位置し、インキパン(10)内のインキ(3)が供給される円筒状の版胴(5)とでなる印刷装置用のインキング装置(1)に関するものであり、さらに詳しくは、印刷終了後のインキの交換に際し、インキパン(3)内に残ったインキの洗浄作業が簡便でかつコストが嵩まないインキング装置に関するものである。
また、本発明は、例えば、図4の側面概略図に示すようなロールコート等各種塗工装置を構成し、液状の塗工材(6)を入れるインキパン(10)と、このインキパン(3)の上方に位置し、インキパン(10)内の塗工材(6)が供給される円筒状の塗布ロール(7)とでなる塗工装置用にも適用できるインキング装置(2)に関するものである。
当該インキング装置は、例えば、図3に示すように、液状のインキ(3)を入れるインキパン(10)と、このインキパン(10)内のインキ(3)が供給される円筒状の版胴(5)とでなり、インキ(3)の交換に際し、インキパン(10)の底部に敷かれた下敷シート(4)を交換するという構成を有する。またインキパン(10)の底部は下敷シート(4)が敷かれる上底板(11)とその下にある下底板(12)とで二重底を形成している。
そして、この上底板(11)には、例えば、図1(a)の側面図および図1(b)の上面図に示すように、多数の吸引孔(13)が均等に穿設されていて、この吸引孔(13)が穿設されている上底板(11)と下底板(12)との空間(14)には、この空間(14)の空気を吸引する吸引ノズル(15)が設けられている。
そして、例えば、図2の側面概略図に示すように、吸引ノズル(15)により上底板(11)と下底板(12)との空間(14)の空気を吸引孔(13)を介して外部へ吸引して上底板(11)の内面に敷かれている下敷シート(4)を吸引して上底板(11)に吸着するようにする。
続いて、例えば、図3に示すように、インキ(3)が供給されたインキパン(10)をラックギア(18)で上昇させ、円筒状の版胴(5)の下部にあるファニッシャーローラー(8)がインキ(3)に侵漬するようにする。
そして、印刷終了後のインキ交換に際し、吸引ノズル(15)からの吸引を停止し、インキパン(10)内のインキ(3)を排出して回収し、回収後に残ったインキ(3)で汚れている下敷シート(4)を上底板(11)から取り外し、新しい下敷シート(4)と取替える。
すなわち、以上のようなインキング装置(1)とすることによって、上底板(11)の内面に吸着されている下敷シート(4)には凹凸がなく平坦なものとすることができ、その結果として、このインキパン(10)内に循環供給されるインキ(3)が均一に流れ(滞留がなく)るようになるので、紙等でなる被印刷体(20)に印刷されたものには、印刷ムラや異物の付着あるいはスジ等の発生による品質不良のない印刷物を供給できる。
以上のような下敷シート(4)の交換法は、例えば、図4の側面概略図に示すロールコート法による塗工装置のインキング装置(2)にも適用することができる。すなわち、この4本ロールコート法では、接着剤等液状の塗工材(6)を入れるインキパン(10)と、このインキパン(10)の上方に位置し、インキパン(10)内の塗工材(6)が供給される円筒状のコーティングローラー(30)とでなり、塗工終了後等の塗工材(6)の交換に際し、インキパン(10)の底部に敷かれた下敷シート(4)を交換する塗工装置用のインキング装置(2)において、インキパン(10)の底部は下敷シート(4)が敷かれる上底板(11)とその下にある下底板(12)とで二重底を形成している。
この上底板(11)には、例えば、図1(a)の側面図および図1(b)の上面図に示すように、多数の吸引孔(13)が均等に穿設されている。そしてこの吸引孔(13)が穿設されている上底板(11)と下底板(12)との空間(14)には、この空間(14)の空気を吸引する吸引ノズル(15)が設けられている。
そして、図2に示すように、吸引ノズル(15)により空間(14)の空気を吸引孔(13)を介して外部へ吸引して上底板(11)の内面に敷かれている下敷シート(4)を吸引して上底板(11)に吸着するようにする。続いて、図4に示すように、塗工材(6)が供給されたインキパン(10)をラックギア(18)で上昇させ、円筒状のコーティングローラー(30)の下部にあるアプリケーターローラー(31)が塗工材(6)に侵漬するようにするインキング装置(2)である。
そして、塗工終了後、吸引ノズル(15)からの吸引を停止し、インキパン(10)内の塗工材(6)を回収し、回収後に残った塗工材で汚れている下敷シート(4)を上底板(11)から取り外し、新しい下敷シート(4)と取替えるのみというシンプルで段取作業時間も要せず、かつ装置等のコストが嵩まない塗工装置用のインキング装置(2)とすることもできる。
以上のような下敷シートを交換する方法は、例えば、図5の側面概略図に示すように、インキ(3)が循環供給されるインキパン(10)に浸漬するアニロックスローラー(33)を介してシリンダー状のフレキソ印刷版(32)にインキ(3)を供給するフレキソ印刷装置のインキング装置(1)などにも適用することができる。
さらにまた、図4に示す4本ロールコート法としての塗工装置用のインキング装置(2)の他、例えば、図6の側面概略図に示すように、塗工材(6)が循環供給されるインキパン(10)に浸漬するコーティングローラー(30)を介して塗工材(6)を被印刷体(20)に供給され、その塗工材(6)をエアナイフ(34)の口からエアを噴射しながら平らに仕上げるエアナイフコート法のインキング装置(2)や、特に図示しないが、その他例えば、ダイレクトグラビアコーター、4本ロールリバースコーター、2本ロールビートコーターなどのインキング装置にも適用することができる。
例えば、図1(b)の上面図に示すインキパン(10)の上底板(11)に穿設される吸引孔(13)は、内径が5〜20mm、好ましくは5mm程度で、上底板(11)に対する開口率が30〜80%、好ましくは40%程度とするものである。
上記吸引孔(13)の内径と開口率が大き過ぎると、特に薄目の下敷シートでは、吸引孔(13)に入り込むように吸着され、下敷シートを交換する際に剥がし難くくなたりし、逆に内径と開口率が小さ過ぎると、特に厚目の下敷シートでは、吸着不良となるので、好ましくは、内径が5mm程度で、開口率が40%程度の吸引孔(13)とすることによって、下敷シートが適度の吸着力で上底板(11)の内面に敷かれるようにすることができる。
さらにまた、上記請求項に係る発明は、例えば、図2に示すように、上底板(11)の内面に敷かれる下敷シート(4)は、厚みが1〜50μm、好ましくは1〜20μmの範囲で可撓性を有し、かつインキを構成するアセトンや酢酸エチル等溶剤に侵され難いものとするものである。
上記下敷シート(4)の厚みが1μmに満たなく薄過ぎると吸引ノズル(15)による吸引で下敷シート(4)が吸引孔(13)に食い込まれるように吸着され、逆に厚みが厚過ぎると吸引不良となって上底板(11)に均一に吸着されないという問題があるので、好ましくは、1〜20μmとすることによって、上底板(11)に均一に吸着されて平坦にすることができる。
上記可撓性を有し、かつインキを構成するアセトンや酢酸エチル等溶剤に侵され難い下敷シート(4)としては、例えば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルム、ナイロンフィルムなどのプラスチックフィルム、ポリエチレンを主体とした合成紙、あるいはアルミニウム箔などの金属箔などが挙げられる。
以下に、本発明の具体的実施例について説明する。
<実施例1>
図1(b)に示すように、奥行き(X)が600mm、横幅(Y)が1300mmの上底板(11)に内径5mmで開口率が40%の吸引孔(13)を設けたインキパン(10)を用い、図2に示すように、その上底板(11)の内面に厚み20μmのポリエチレンフィルムでなる下敷シート(4)を敷き、吸引ノズル(15)により空間(14)の空気を吸引して下敷シート(4)を上底板(11)の内面に吸着した。続いて図3に示すように、インキパン(10)内にインキ(3)を循環供給して厚み20μmのポリエステルフィルムでなる被印刷体(20)に印刷した。
以下に、本発明の比較例について説明する。
<比較例1>
図8の側断面概略図に示すように、奥行きが600mm、横幅が1300mmの底部内面(72)でなるインキパン(70)を用い、そのインキパン(70)の底部内面(72)の形状に合わせ、インキ(3)を構成する溶剤に侵されない厚み20μmのポリエチレンフィルムでなる下敷きシート(4)を敷き、その周縁を金属製の錘(21)で止めた以外は、実施例1と同様にして印刷を行った。
<比較例2>
図7の側断面概略図に示すように、奥行きが600mm、横幅が1300mmの底部内面(72)でなるインキパン(70)を用い、インキパン(70)の底部(72)には下敷シートを敷かないこと以外は上記比較例1と同様にして印刷を行った。
上記実施例および比較例で得られた印刷物の印刷ムラ、スジ等による不良率と、実施例1および比較例1での下敷シートの交換に要する時間(段取時間)、比較例2でのインキ洗浄に要する時間(段取時間)を表1に示した。
Figure 2009006646
上記表1より、本発明のインキング装置(1)、すなわち実施例1では、印刷ムラ、異物の付着、スジ等の印刷不良が比較例1での下敷シートの交換法に比べ確実に減少し、さ
らに段取り時間も減少した。より詳細には、例えば、図8に示すように、下敷きシート(4)をインキパン(70)の底部内面(72)の形状に合わせ、均一に敷くことは非常に困難でかつ多くの時間を要し、この下敷きシート(4)に凹凸部(22)が発生することが頻繁にあり、循環供給されるインキ(3)が下敷きシート(4)の凹凸部(22)により均一な流れが阻害されて滞留等の現象が発現し、その結果として印ムラや塗工ムラとなったり、あるいはこのような滞留現象により、インキ(3)が凝縮して印刷面または塗工面へ異物が付着したり、スジムラが発生したりするといった品質不良の問題があり、さらにまた、下敷きシート(4)の周縁に置かれる金属製の錘(21)によって、循環供給されるインキ(3)や塗工材(6)の均一な流れが阻害されるため、上記と同様な品質不良となるからである。
また、図7に示す従来のインキパン(70)の洗浄法である比較例2に比べ本発明のインキング装置(1)、すなわち実施例1では、段取時間が激減した。
本発明のインキング装置を構成するインキパンの一事例を説明するもので、(a)は、その側面概略図であり、(b)は、上面図である。 本発明のインキング装置を構成するインキパンを用いてインキング装置とする工程を説明する側面概略図である。 本発明のインキング装置の一事例を示す側面概略図である。 本発明のインキング装置の他の一事例を示す側面概略図である。 本発明のインキング装置の他の一事例を示す側面概略図である。 本発明のインキング装置の他の一事例を示す側面概略図である。 従来の一般的なインキング装置の一事例を示す側面概略図である。 下敷シートの交換法のインキング装置の一事例を示す側面概略図である。 下敷シートの交換法のインキング装置の他の一事例を示す側面概略図である。
符号の説明
1‥‥印刷装置用のインキング装置
2‥‥塗工装置用のインキング装置
3‥‥インキ
4‥‥下敷シート
5‥‥版胴
6‥‥塗工材
7‥‥塗布ロール
8‥‥ファニッシャーローラー
9‥‥圧胴
10‥‥インキパン
11‥‥上底板
12‥‥下底板
13‥‥吸引孔
14‥‥空間
15‥‥吸引ノズル
20‥‥被印刷体
21‥‥金属製の錘
22‥‥凹凸部
23‥‥ドクターブレード
30‥‥コーティングローラー
31‥‥アプリケーターローラー
32‥‥フレキソ印刷版
33‥‥アニロックスローラー
34‥‥エアナイフ
70‥‥一般的なインキパン
72‥‥一般的なインキパンの底部内面

Claims (3)

  1. 液状のインキまたは塗工材を入れるインキパンと、該インキパンの上方に位置し、インキパン内のインキまたは塗工材が供給される円筒状の版胴または塗布ロールとでなり、前記インキまたは塗工材の交換時に前記インキパンの底部に敷かれた下敷シートを交換するインキング装置において、前記インキパンの底部は前記下敷シートが敷かれる上底板とその下にある下底板とで二重底を形成し、該上底板には多数の吸引孔が均等に穿設され、該上底板と下底板との空間に通ずるように吸引ノズルが設けられ、該吸引ノズルで前記空間の空気を吸引して前記上底板内面に敷かれている下敷シートを吸引することを特徴とするインキング装置。
  2. 前記吸引孔は、内径が5〜20mmの範囲で、上底板に対する開口率が30〜80%の範囲であることを特徴とする請求項1記載のインキング装置。
  3. 前記下敷シートは、厚みが1〜50μmの範囲で可撓性を有し、インキまたは塗工材を構成する溶剤に侵されにくいものであることを特徴とする請求項1または2記載のインキング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101177392B1 (ko) * 2012-01-20 2012-08-27 (주)우진티엠씨 강판 코터기용 페인트 팬 구조 및 비닐지 교환방법

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