JP2009005737A - 超音波撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】心泊に同期して変化する血流の流速が、速い時相にある場合および遅い時相にある場合ともに、取得される断層画像の感度を高く保つ超音波撮像装置を実現する。
【解決手段】繰り返し周期変更手段21により、心電波形に同期して、送信される超音波パルスの繰り返し周期であるPRIを、フレームごとに変化させ、周波数特性変更手段20により、PRIが変更されるごとにウォールフィルタ部203の最高検出周波数fmaxを変更することとしているので、心電波形の血流の速さが遅い時相では、PRIを長いものに変更し、かつ周波数応答曲線43のゲインを高くし、クラッタの除去を行うと共に感度の高い低速の血流情報を取得することを実現させる。
【選択図】図2

Description

この発明は、超音波パルス(pulse)の送受信を繰り返しつつ、受信された超音波パルス列にデジタルフィルタ(digital filter)処理を行う超音波撮像装置に関する。
近年、超音波撮像装置を用いて、被検体中の血流をCFM(Colour Flow Mappinng:カラーフローマッピング)等のドップラ(doppler)効果を用いた処理により画像化し、観察することが行われる。CFMでは、動きのある被検体内部の、例えば血流を、ドップラ効果による周波数変移として検出し、この周波数変移を断層画像として表示する。この際、血管壁等の組織部分に生じる動きの情報も、血流情報に混入し、同時に画像化される。
血流を観察する場合には、血管壁等の組織部分に生じる動きは、不要な情報となる。これら組織部分の動きは、血流と比較して遅く、反射超音波パルス列にクラッタ(clatter)と呼ばれる低周波成分を形成する。クラッタは、ウォールフィルタ(Wall filter)と呼ばれる高周波通過型のデジタルフィルタにより除去され、血流のみからなる断層画像情報が取得される(例えば、特許文献1参照)。
ここで、高周波通過型のフィルタによる、組織部分の動きに起因する低周波成分の除去は、血流の速さが撮像部位および撮像時間により異なるものであること、組織部分からの低周波成分と低速の血流成分とが有する周波数成分が混在すること等の理由により、完全なものとはならない。そこで、オペレータは、超音波パルスの送受信を行う繰り返し周期であるPRI(Pulse Repetition Interval)を調整し、クラッタが軽減された状態にする。例えば、オペレータは、高速の血流を観察する際には、PRIを短くして超音波パルスの送受信を高速で繰り返し、クラッタが軽減された断層画像にする。
特開2001―204728号公報、(第1頁、第1図)
しかしながら、上記背景技術によれば、血流の速さは、心拍に同期して変化するものであり、血流の速い心拍の時相でPRIを調整してクラッタを軽減すると、低速の血流感度が低下し、また血流の遅い心拍の時相でPRIを調整して低速の血流感度を上昇させると、クラッタが増加する。
この様に、心拍の時相に応じて、最適なPRIが異なるので、取得される断層画像も、心拍の時相に応じて画質が異なったものとなる。
これらのことから、心泊に同期して変化する血流の流速が、速い時相にある場合および遅い時相にある場合ともに、取得される断層画像の感度を高く保つ超音波撮像装置をいかに実現するかが重要となる。
この発明は、上述した背景技術による課題を解決するためになされたものであり、心泊に同期して変化する血流の流速が、速い時相にある場合および遅い時相にある場合ともに、取得される断層画像の感度を高く保つ超音波撮像装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、第1の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、被検体に超音波パルスを複数回送信し、前記被検体から反射された反射超音波パルス列を受信し、前記反射超音波パルス列をA/D変換の後に、デジタルフィルタ処理を含むデジタル画像処理を行い、断層画像情報を形成する超音波撮像装置であって、前記断層画像情報ごとに、前記送信および前記受信を繰り返す際の繰り返し周期を変更する繰り返し周期変更手段と、前記繰り返し周期の変更に応じて、前記デジタルフィルタ処理を行うデジタルフィルタの周波数応答特性を変更する周波数特性変更手段とを備えることを特徴とする。
この第1の観点による発明では、繰り返し周期変更手段により、断層画像情報ごとに、送信および受信を繰り返す際の繰り返し周期を変更し、周波数特性変更手段により、繰り返し周期の変更に応じて、デジタルフィルタ処理を行うデジタルフィルタの周波数応答特性を変更する。
また、第2の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第1の観点に記載の超音波撮像装置において、前記周波数特性変更手段が、前記周波数応答特性の最高検出周波数を変更することを特徴とする。
この第2の観点の発明では、周波数応答特性を、エイリアシングが生じないように変更する。
また、第3の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第1または2の観点のいずれか一つに記載の超音波撮像装置において、前記周波数特性変更手段が、前記デジタルフィルタの構成要素をなす遅延部の遅延時間を、前記繰り返し周期に比例した値に変更することを特徴とする。
この第3の観点の発明では、周波数特性変更手段は、最高検出周波数を、繰り返し周期に比例した値に、簡便に変更する。
また、第4の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第1ないし3の観点に記載の超音波撮像装置において、前記デジタルフィルタが、高周波通過型のウォールフィルタであることを特徴とする。
この第4の観点の発明では、デジタルフィルタが、低速で動く、血管壁等の組織部分の情報を除去する。
また、第5の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第1ないし4の観点のいずれか一つに記載の超音波撮像装置において、前記デジタル画像処理が、カラーフローマッピング(CFM)画像処理、パワードップラ処理およびBフロー処理のいずれか一つであることを特徴とする。
また、第6の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第1ないし5の観点のいずれか一つに記載の超音波撮像装置において、前記繰り返し周期の時間変化を示す周期時間変化情報を入力する入力部を備えることを特徴とする。
この第6の観点の発明では、オペレータにより、繰り返し周期の時間変化を設定する。
また、第7の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第5の観点に記載の超音波撮像装置において、前記繰り返し周期変更手段が、前記周期時間変化情報に基づいて前記繰り返し周期を変更することを特徴とする。
また、第8の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第6または7の観点に記載の超音波撮像装置において、前記被検体の心電情報を取得するECG装置を備えることを特徴とする。
この第8の観点の発明では、ECG装置により、心電波形を取得する。
また、第9の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第8の観点に記載の超音波撮像装置において、前記繰り返し周期変更手段が、前記心電情報の心電波形に同期して、前記繰り返し周期を変更することを特徴とする。
この第9の観点の発明では、血流の速さに応じて、繰り返し周期を変更する。
また、第10の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第9の観点に記載の超音波撮像装置において、前記周期時間変化情報が、前記心電情報の心臓が拡張する拡張期に前記繰り返し周期を大きくし、前記心電情報の心臓が収縮する収縮期に前記繰り返し周期を小さくすることを特徴とする。
この第10の観点の発明では、血流が速い程、繰り返し周期を長くし、血流が遅い程、繰り返し周期を短くする。
また、第11の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第6または7の観点に記載の超音波撮像装置において、前記被検体の拍動情報を取得する拍動検出器を備えることを特徴とする。
この第11の観点の発明では、拍動検出器により、拍動情報を取得する。
また、第12の観点の発明にかかる超音波撮像装置は、第11の観点に記載の超音波撮像装置において、前記繰り返し周期変更手段が、前記拍動情報の拍動に同期して、前記繰り返し周期を変更することを特徴とする。
この第12の観点の発明では、簡易に、血流の速さに応じて、繰り返し周期を変更する。
本発明によれば、断層画像情報ごとに送信および受信を行う繰り返し周期を変更し、この変更に応じてデジタルフィルタの最高検出周波数を変更することとしているので、低速の血流の感度低下を軽微なものとしてクラッタの除去を行い、血流の速さに依存する画質の変動が少ないドップラ画像を取得することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる超音波撮像装置100を実施するための最良の形態について説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1に、本実施の形態にかかる超音波撮像装置100の全体構成を表すブロック(block)図を示す。超音波撮像装置100は、探触子部101、送受信部102、Bモード(mode)処理部103、ドップラ処理部109、シネメモリ(cine
memory)部104、画像表示制御部105、表示部106、入力部107、コントローラ(controller)部108およびECG(ElectroCardioGraph)装置110を備えている。
探触子部101は、超音波を送受信するための部分、つまり被検体1の撮像断面の特定方向に超音波を照射し、被検体1内から都度反射された超音波パルス列を時系列的な音線として受信する。一方、探触子部101は、超音波の照射方向を順次切り替えながら電子走査するための部分である。図には明示していないが、この探触子部101には、圧電素子がアレイ(array)状に配置されている。
送受信部102は、探触子部101と同軸ケーブル(cable)によって接続されており、探触子部101の圧電素子を駆動するための電気信号を発生する。一方、送受信部102は、受信した反射超音波パルス列の初段増幅を行う部分でもある。
Bモード処理部103は、送受信部102で増幅された反射超音波パルス列からBモード画像をリアルタイム(real
time)で生成するための処理を行う。具体的な処理内容は、例えば受信した反射超音波パルス列の遅延加算処理、A/D(analog/digital)変換処理、変換した後のデジタル情報をBモード画像情報として後述のシネメモリ部104に書き込む処理等である。
ドップラ処理部109は、送受信部102で増幅された反射超音波パルス列から位相変化情報を抽出し、リアルタイムで、周波数偏移のパワー値、分散といった、ドップラ撮像領域に含まれる各撮像位置に付随する血流情報を算出する部分である。なお、詳細は、後に説明する。
シネメモリ部104は、画像メモリ(memory)であり、Bモード処理部103で生成されたBモード画像情報およびドップラ処理部109で生成された血流情報を蓄積する。
画像表示制御部105は、Bモード処理部103で生成されたBモード画像情報およびドップラ処理部109で生成された血流情報等の表示フレームレート(frame
rate)変換、並びに、画像表示の形状や位置制御を行うための部分である。
表示部106は、CRT(Cathode Ray Tube)あるいはLCD(Liquid Crystal Display)等からなり、Bモード画像あるいはドップラ画像等の表示を行う。なお、ドップラ処理を行う場合には、Bモード画像上にドップラ処理を行うドップラ撮像領域が重ねて設置および表示される。
入力部107は、キーボード(keyboard)等からなり、オペレータにより、操作入力信号が入力される。例えば、Bモードによる表示あるいはドップラ処理の表示を選択するための操作入力、あるいはドップラ処理を行うドップラ撮像領域の設定を入力する操作入力等の情報を、コントローラ部108に与える部分である。
コントローラ部108は、入力部107から入力された操作入力信号および予め記憶したプログラム(program)やデータ(data)に基づいて、上述した超音波撮像装置各部の動作を制御するための部分である。
ECG装置110は、被検体1の心電波形を検出する装置である。被検体1には、ECG装置110と接続するリード(lead)端子が装着される。ECG装置110で検出された心電波形は、コントローラ部108に入力され、超音波パルスを送信する際の同期信号とされる。
図2は、ドップラ処理部109およびコントローラ部108の具体的な構成を示す図である。ドップラ処理部109は、直交検波部201、利得調節器202、ウォールフィルタ(Wall filter)部203、自己相関器204、演算部205および周波数特性変更手段20を含む。また、コントローラ部108は、繰り返し周期変更手段21を含む。
直交検波部201は、送受信部102からの反射超音波パルス列を、図示しない0度およびこれと90度の位相差を持つ参照信号により直交検波し、2つの検波出力IおよびQからなる電気信号を出力する。2つの検波出力IおよびQは、利得調節器202により利得調節され、ウォールフィルタ部203に送信される。
ウォールフィルタ部203は、デジタルフィルタからなる高域通過型のフィルタで、心臓壁や心臓弁の運動に含まれる低周波のドップラ信号を除去し、血流のドップラ信号のみを通過させる。
その後、ウォールフィルタ部203の出力は、自己相関器204に送信され、自己相関演算が行われる。この自己相関演算は、高速で行われ、リアルタイムに血流情報、すなわち、血流のパワー値および平均速度、速さの分散を算出する基となる複数の中間演算結果を出力する。
演算部205は、自己相関器204の出力である中間演算結果を用いて血流情報を算出する。この際、演算部205は、入力部107から選択されるモード指定によりパワー値、速度、分散等を算出し、画像表示制御部105に出力する。この出力は、表示部106のドップラ撮像領域に、Bモード画像と共に表示される。
周波数特性変更手段20は、繰り返し周期変更手段21から入力される、超音波パルスの送信および受信の繰り返し周期であるPRI(Pulse Repetition Interval)情報に基づいて、ウォールフィルタ部203の最高検出周波数を変更する。
図3は、送信および受信の繰り返し周期であるPRIを説明する図である。図3には、探触子部101の圧電素子を駆動して被検体1内に送信される超音波パルス3が示されている。ここで、超音波パルス3の繰り返し周期がPRIである。なお、PRIの逆数である超音波パルス3の繰り返し周波数は、PRF(Pulse Repetition Frequency)と呼ばれ、PRIとはPRF=1/PRIの関係を有し、同様に用いられる。
図4は、周波数特性変更手段20による、ウォールフィルタ部203の最高検出周波数の変更を模式的に示す図である。図4(A)は、高周波通過型のデジタルフィルタであるウォールフィルタ部203の概略の構成を示したものである。デジタルフィルタは、入力信号f(t)に時間Tの遅延を行う複数の遅延部41および結線部42を構成要素として含む。各遅延部41は、入力信号f(t)に対して時間Tの遅延を行い出力信号f(t−T)を出力する。結線部42は、複数の遅延部41を、直列または並列に結線し、あるいは加算し、あるいはデジタルフィルタの出力信号を遅延部41の入力信号する巡回型の操作等を行い、所望の周波数応答特性を有するデジタルフィルタを形成する。図4(B)は、ウォールフィルタ部203が有する高周波通過型の周波数応答特性を示す周波数応答曲線43の一例を示す図である。横軸は、周波数、縦軸は、出力信号を入力信号で除算したゲイン(gain)をデシベル(dB)で示したもので、最大値は0デシベルとなる。周波数応答曲線43の立ち上がり部分は、用いられた遅延部41の段数および結線部42で行われる結線の仕方により決定される。
一方、周波数応答曲線43の最高検出周波数fmaxは、ドップラ信号の折り返しによるノイズ混入を防止するために、fmax=PRF/2とされ、PRF、言い換えればPRIが変更されるごとに変化させられる。デジタルフィルタでは、最高検出周波数fmaxと遅延部41の遅延時間Tとは、fmax∝1/Tの関係にあるので、遅延時間Tの調整により最高検出周波数fmaxを変化させる。例えば、PRFを1/2倍にする場合、言い換えればPRIを2倍にする場合には、遅延時間Tを2倍にすることで、最高検出周波数fmaxを、所望の値にすることができる。
なお、周波数応答曲線43は、最高検出周波数fmaxの変更により、応答曲線の形状を相似形として維持したまま最高検出周波数fmaxの位置のみを変更する。例えば、周波数応答曲線43の立ち上がり部分の形状は、結線部42により決定されるものであり、最高検出周波数fmaxの変更により変化しない。ゲインが概ね半分となる−6dBの周波数fpは、最高検出周波数fmaxの変化と共に周波数軸上の相対位置を保ったまま変化する。
ここで、所定の流速を有する血流を、ドップラ効果を用いて観察する際には、PRFを変化させることにより血流の感度も変化する。例えば、図4(B)において、PRFを2倍にする場合には、ゲインが−6dBの周波数fpも2倍となる。しかし、観測される血流のドップラ信号の周波数は、所定の値を有するものであるので、図4(B)に示す周波数応答特性の横軸上の相対位置が、周波数の低い左方に移動する。これにより、血流のドップラ信号は、ゲインの低下が生じ、感度の低いものとなる。
特に、低速の血流情報は、周波数応答曲線43の立ち上がり部分に相当する低周波数側に位置する。この場合、最高検出周波数fmaxの変更によるゲインの変動は、一層顕著なものとなる。
図5は、被検体1から取得されるCFMのパワースペクトル10と、ウォールフィルタ部203の周波数応答曲線43の関係を示す説明図である。縦軸はパワー、横軸は周波数を示している。なお、パワースペクトル10に重畳して示されている周波数応答曲線43の縦軸は、図4(B)に示した図と同様のデシベル表示のゲインを示している。
パワースペクトル10は、低周波数領域に組織からの反射信号であるクラッタを含み、高周波数領域に血流からの反射信号を含む。周波数応答曲線43は、概ね組織からの反射信号と血流からの反射信号とが混在する境界領域にカットオフ周波数を有する。ここで、低速の血流からの反射信号は、この境界領域の近傍に位置し、高域通過型の周波数応答曲線43の低周波数側に位置するので、周波数応答曲線43のゲイン低下による感度低下を生じる。一方、高速の血流からの反射信号は、高域通過型の周波数応答曲線43の高周波数側に位置するので、周波数応答曲線43のゲイン低下による感度低下は、軽微なものとなる。また、低速の血流からの反射信号は、周波数応答曲線43の立ち上がり部分に位置するので、周波数応答曲線43の最高検出周波数fmaxの変更により、大きくゲインが変動する。
図2に戻り、繰り返し周期変更手段21は、入力部107からの設定またはECG装置110からの同期信号に基づいて、PRIを変更し、周波数特性変更手段20または送受信部102等へPRI情報を送信する。繰り返し周期変更手段21は、入力部107から、PRIの周期時間変化情報が設定される。
図6は、入力部107から設定されるPRIの周期時間変化情報の一例である。横軸は、時間軸、縦軸は、PRIの値を示したものである。時間軸は、取得された断層画像情報の枚数であるフレーム数で示されている。図6の周期時間変化情報は、時間と共に送受信の繰り返し周期であるPRIが長くなる場合を例示している。ここで、PRIを変化させる全時間は、例えば後述する心電波形と同期を行う場合には、概ね一心拍の時間長さとされる。なお、周期時間変化情報は、縦軸にPRIの逆数であるPRFを用いることもできる。
つぎに、本実施の形態にかかる超音波撮像装置100の動作について説明する。図7は、本実施の形態にかかる超音波撮像装置100の動作を示すフローチャートである。まず、オペレータは、超音波撮像装置100にECG装置110を接続する(ステップS601)。これにより、ECG装置110から出力される心電波形またはこの同期信号を、超音波撮像装置100のコントローラ部108に入力する。
その後、オペレータは、被検体1の体表に心電波形を検出するリード端子を装着し、かつ探触子部101を被検体1の表面に密着させ(ステップS602)、心電同期を行い、かつカラーフローマッピング等のドップラ処理を行う準備を整える。
その後、オペレータは、図6に示す様なPRIの周期時間変化情報を、入力部107から、コントローラ部108の繰り返し周期変更手段21に設定し(ステップS603)、またCFMを行うドップラ撮像領域を、Bモード画像上に設定する(ステップS604)。
図9は、表示部106のBモード画像61に設定される、ドップラ撮像領域60を示す例である。ドップラ撮像領域60は、Bモード画像61の組織画像を参照しつつ、目的とする血流が存在する位置に設定される。
その後、超音波撮像装置100は、ドップラ撮像処理を行って(ステップS605)、本処理を終了する。
図8は、ステップS605で行われるドップラ撮像処理の動作を示すフローチャートである。コントローラ部108の繰り返し周期変更手段21は、ECG装置110から心電波形情報が入力したかどうかを判定する(ステップS801)。繰り返し周期変更手段21は、心電波形情報が入力していない場合は(ステップS801否定)、心電波形が入力する迄、入力のチェック(check)を繰り返す。
また、繰り返し周期変更手段21は、心電波形情報が入力した場合には(ステップS801肯定)、タイマー(timer)を起動する(ステップS802)。このタイマーは、PRIを変化させる全時間を計測する。なお、タイマーの代わりに、これ以後撮像されたフレームの枚数を計数するカウンター(counter)等を用いることもできる。
その後,繰り返し周期変更手段21は、入力部107から設定されたPRIの周期時間変化情報を参照する(ステップS803)。周期時間変化情報は、例えば、図6に示した様なもので、繰り返し周期変更手段21は、この周期時間変化情報からタイマーの時間に対応するPRIの値を求め、送受信部102および周波数特性変更手段20に送信する。
その後、周波数特性変更手段20は、繰り返し周期変更手段21からのPRIに基づいて、周波数応答曲線43の最大検出周波数fmaxを変更し(ステップS804)、一枚の断層画像情報を構成する1フレーム分の超音波パルスの送信および反射超音波パルス列の受信を行う(ステップS805)。そして、ドップラ処理部109は、受信された反射超音波パルス列を用いてパワー値の算定を行い、表示部106にCFM画像として表示する(ステップS806)。
その後、コントローラ部108は、タイマーの時間が、周期時間変化情報に設定された全時間を超えたかどうかを判定し(ステップS807)、全時間を超えていない場合には(ステップS807否定)、ステップS803に移行し、タイマーの時間情報と共に再度PRIの周期時間変化情報を参照し、PRIの変更を行う。
また、コントローラ部108は、タイマーの時間が、周期時間変化情報に設定された全時間を超えた場合には(ステップS807肯定)、例えば入力部107からの停止信号等により、心電波形との同期を継続するかどうかを判定し(ステップS808)、心電波形との同期を継続する場合には(ステップS808肯定)、ステップS801に移行し、心電波形との同期、並びに、CFM画像の取得および表示を継続する。
また、コントローラ部108は、心電波形との同期を継続しない場合には(ステップS808否定)、ドップラ撮像処理を終了し、図7に示したメインルーチン(main routine)に戻る。
図10は、ステップS801〜808の処理を行った際に、PRIが時間的に変化する様子を示したものである。図10(A)は、ECG装置110から入力される、心電波形を例示したものである。心電波形には、心臓の鼓動に同期して発生されるR波およびT波等が図示されている。このR波近傍では、心臓が収縮期にあり、血流は速いものとなる。また、T波が発生した辺りから、心臓は拡張期に入り、血流は遅いものとなる。
図10(B)は、図6に示した様な周期時間変化情報を用いてR波に同期を行った場合の,繰り返し周期変更手段21による、PRIの時間変化を示した図である。R波が入力される一心拍ごとに、図6に示した様なPRIの時間変化が繰り返される。また、一心拍内では、血流の速い収縮期に、短いPRIとなり、血流の遅い拡張期に長いPRIとなる。
図11は、被検体1のパワースペクトル10と、PRIを変化させた時の周波数応答曲線43が変化する様子を、周波数軸を固定とした状態で、重畳して図示したものである。PRIを長くするに従い、周波数応答曲線43の最高検出周波数fmaxは低いものとなる。図11に示す様な周波数軸が固定された状態では、周波数軸に沿って周波数応答曲線43が圧縮された形状となり、PRIを長くするに従い、周波数応答曲線43は、周波数応答曲線43a〜43cの様に変化する。
これにより、図11に示す低速血流領域44では、PRIが長くなる程、周波数応答曲線43のゲインが高いものとなり、低速の血流情報の感度が、高いものとなる。同時にクラッタ部分のカットオフ特性も急峻なものとなり、クラッタの除去も良好に行われる。
図10では、血流が遅くなる拡張期にPRIが長くされているので、低速の血流情報が有する感度を高く保つと共に、良好なクラッタの除去が行われる。また、図10では、血流が速くなる収縮期にPRIが短くされている。図11に示す周波数応答曲線43は、PRIが短くなることにより、逆になまった形状となり、低速血流領域44の感度は低下する。しかし、この状態では、血流は、概ね速い状態にあるので、この感度の低下が、ドップラ画像に与える影響は少ない。
上述してきたように、本実施の形態では、繰り返し周期変更手段21により、心電波形に同期して、送信される超音波パルスの繰り返し周期であるPRIを、フレームごとに変化させ、周波数特性変更手段20により、PRIが変更されるごとにウォールフィルタ部203の最高検出周波数fmaxを変更することとしているので、心電波形の血流の速さが遅い時相では、PRIを長いもの変更し、かつ周波数応答曲線43のゲインを高くし、クラッタの除去を行うと共に感度の高い低速の血流情報を取得することができる。
また、本実施の形態では、主として送受信の繰り返し周期であるPRIを用いて説明を行ったが、代わりに送受信の繰り返し周波数であるPRFを用いることもできる。上述した様に、PRI=1/PRFの関係があり、周期および周波数の違いを除いて意味するところは同様である。
また、本実施の形態では、繰り返し周期変更手段21は、心電波形のR波を同期信号として、R波の直後からPRIの周期時間変化情報に基づいたPRIの変更を行うこととしたが、同期信号と周期時間変化情報に基づいたPRIの変更との間に待ち時間を設定することもできる。これにより、例えば、R波の直前から始まる心臓の収縮期の血流情報を、確実に観察することができる。
また、本実施の形態では、ECG装置110からの心電情報に同期して、送受信の繰り返し周期であるPRIを変更することとしたが、その他の同期手段、例えば、指先に装着され、赤外線を用いて拍動を検出する拍動検出器等からの拍動情報に同期して、PRIを変更することもできる。
また、本実施の形態では、ECG装置110からの心電情報に同期して、PRIを変更することとしたが、繰り返し周期変更手段21の内部に同期信号を発生するタイマーを備え、入力部107からこのタイマーに設定される時間ごとに同期信号を発生し、PRIを変更することもできる。
また、本実施の形態では、カラーフローマッピング(CFM)を行うドップラ処理を用いた例を示したが、カラーフローマッピングにおいて血流の拍動を検出し、色付けを行うPFD(Pulsatile Flow Detection)にも全く同様に用いることができ、さらにパワードップラ処理または送信パルスをコード化するBフロー処理等を用いることもできる。
超音波撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 実施の形態にかかるドップラ処理部およびコントローラ部の構成を示すブロック図である。 送信超音波パルスの繰り返し周期PRIを示す説明図である。 デジタルフィルタの構成および特性を示す説明図である。 被検体のパワースペクトルおよびウォールフィルタの周波数応答を示す説明図である。 PRIの時間変化を示す周期時間変化情報の一例を示す説明図である。 実施の形態にかかる超音波撮像装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態にかかるドップラ撮像処理の動作を示すフローチャートである。 Bモード画像に設定されるドップラ撮像領域を示す説明図である。 心電波形および心電波形に同期して変化するPRIを示す説明図である。 被検体のパワースペクトルおよびPRIの変化と共に変化する周波数応答曲線を示す説明図である。
符号の説明
1 被検体
3 超音波パルス
10 パワースペクトル
20 周波数特性変更手段
21 繰り返し周期変更手段
41 遅延部
42 結線部
43、43a、43b、43c 周波数応答曲線
44 低速血流領域
60 ドップラ撮像領域
61 Bモード画像
100 超音波撮像装置
101 探触子部
102 送受信部
103 Bモード処理部
104 シネメモリ部
105 画像表示制御部
106 表示部
107 入力部
108 コントローラ部
109 ドップラ処理部
110 ECG装置
201 直交検波部
202 利得調節器
203 ウォールフィルタ部
204 自己相関器
205 演算部

Claims (12)

  1. 被検体に超音波パルスを複数回送信し、前記被検体から反射された反射超音波パルス列を受信し、前記反射超音波パルス列をA/D変換の後に、デジタルフィルタ処理を含むデジタル画像処理を行い、断層画像情報を形成する超音波撮像装置であって、
    前記断層画像情報ごとに、前記送信および前記受信を繰り返す際の繰り返し周期を変更する繰り返し周期変更手段と、
    前記繰り返し周期の変更に応じて、前記デジタルフィルタ処理を行うデジタルフィルタの周波数応答特性を変更する周波数特性変更手段と、
    を備えることを特徴とする超音波撮像装置。
  2. 前記周波数特性変更手段は、前記周波数応答特性の最高検出周波数を変更することを特徴とする請求項1に記載の超音波撮像装置。
  3. 前記周波数特性変更手段は、前記デジタルフィルタの構成要素をなす遅延部の遅延時間を、前記繰り返し周期に比例した値に変更することを特徴とする請求項2に記載の超音波撮像装置。
  4. 前記デジタルフィルタは、高周波通過型のウォールフィルタであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の超音波撮像装置。
  5. 前記デジタル画像処理は、カラーフローマッピング(CFM)画像処理、パワードップラ処理およびBフロー処理のいずれか一つであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載の超音波撮像装置。
  6. 前記超音波撮像装置は、前記繰り返し周期の時間変化を示す周期時間変化情報を入力する入力部を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載の超音波撮像装置。
  7. 前記繰り返し周期変更手段は、前記周期時間変化情報に基づいて前記繰り返し周期を変更することを特徴とする請求項6に記載の超音波撮像装置。
  8. 前記超音波撮像装置は、前記被検体の心電情報を取得するECG装置を備えることを特徴とする請求項6または7に記載の超音波撮像装置。
  9. 前記繰り返し周期変更手段は、前記心電情報の心電波形に同期して、前記繰り返し周期を変更することを特徴とする請求項8に記載の超音波撮像装置。
  10. 前記周期時間変化情報は、前記心電情報の心臓が拡張する拡張期に前記繰り返し周期を大きくし、前記心電情報の心臓が収縮する収縮期に前記繰り返し周期を小さくすることを特徴とする請求項9に記載の超音波撮像装置。
  11. 前記超音波撮像装置は、前記被検体の拍動情報を取得する拍動検出器を備えることを特徴とする請求項6または7に記載の超音波撮像装置。
  12. 前記繰り返し周期変更手段は、前記拍動情報の拍動に同期して、前記繰り返し周期を変更することを特徴とする請求項11に記載の超音波撮像装置。
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