JP2009005275A - Pll回路、pll制御装置、及びpll制御方法 - Google Patents

Pll回路、pll制御装置、及びpll制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 実用上の制御性能を低下させることなく回路規模の削減、動作速度の向上を図ることのできるPLL回路、PLL制御装置及びPLL制御方法を提供する。
【解決手段】 2値化された再生データと抽出クロックとの位相誤差を検出して位相誤差に対応した振幅をもつ位相誤差パルス信号を生成する位相差検出部(10)と、前記位相誤差パルス信号を調整した調整パルス信号を生成する位相器感度調整部(11,12)と、前記調整パルス信号から前記抽出クロック生成のためのフィードバック制御用パルス列信号を生成するループフィルタ部(7)とを備え、前記位相器感度調整部は、前記位相誤差パルス信号の時間幅を2倍とする拡張パルス信号を生成する2パルス化部(11)と、前記拡張パルス信号の振幅を増幅して前記調整パルス信号を生成する増幅部(12)とを有するPLL回路である。
【選択図】図2

Description

この発明は、光ディスクドライブなどに用いられるPLL回路に関し、特に位相比較、ループフィルタなどの処理をデジタルでおこなうデジタルPLL回路に関する。
CD,DVD等の光ディスクからの再生信号に正確に同期した周波数の信号を発信するためにPLL回路(位相同期回路)が用いられている。そして、近年デジタルLSIの進捗に伴い、デジタルPLL回路が広く使用されている。
PLL回路では、入力信号と出力信号の位相差を検出し、フィードバック制御を行うことで入力信号に同期した信号を生成する。そのため、入力信号に変動が有った場合であっても精度の高い同期信号が生成できるように種々の技術が開発されている。
特許文献1に開示された技術では、アナログ信号をデジタル信号に変換して等化し、等化データから実行ゲインを求め、実行ゲインの逆特性となる逆特性実行ゲインを用いて実効ゲインの変動を吸収している。
特開2004−235858号公報
ところで、実際のPLL回路のフィードバックループを構成する各要素の内、いくつかの要素については設計時点では見積もりが正確性に欠けるため、特性が充分に把握できないことも多い。また、製品のセットが変わると求められるPLL回路の特性も変化してしまう。
従って、デジタルPLL回路を幅広く利用されるように構成するためには、所望のフィードバックループが得られるようにループゲインの調整などが余裕をもって行えることが望ましい。
しかしながら、ループゲインに余裕をもたせるなど設計マージンをもたせることは、PLL回路のダイナミックレンジの拡大、ループゲイン調整後の信号のbit数の拡張につながり、使用されるフィルタ等の回路規模の増大、及び回路動作高速化の障壁などの問題が発生する。
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであって、実用上の制御性能を低下させることなく回路規模の削減、動作速度の向上を図ることのできるPLL回路、PLL制御装置及びPLL制御方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための本発明は、2値化された再生データと抽出クロックとの位相誤差を検出して位相誤差に対応した振幅をもつ位相誤差パルス信号を生成する位相差検出部と、前記位相誤差パルス信号を調整した調整パルス信号を生成する位相器感度調整部と、前記調整パルス信号から前記抽出クロック生成のためのフィードバック制御用パルス列信号を生成するループフィルタ部とを備え、前記位相器感度調整部は、前記位相誤差パルス信号の時間幅を2倍とする拡張パルス信号を生成する2パルス化部と、前記拡張パルス信号の振幅を増幅して前記調整パルス信号を生成する増幅部とを有するPLL回路である。
また本発明は、2値化された再生データと抽出クロックとの位相誤差を検出して位相誤差に対応した振幅をもつ位相誤差パルス信号を生成する位相差検出部と、前記位相誤差パルス信号を調整した第1及び第2の調整パルス信号を生成する位相器感度調整部と、前記第1及び第2の調整パルス信号から前記抽出クロック生成のためのフィードバック制御用パルス列信号を生成するループフィルタ部とを備え、前記位相器感度調整部は、前記位相誤差パルス信号の時間幅を2倍とする拡張パルス信号を生成する2パルス化部と、前記拡張パルス信号の振幅を増幅して前記第1の調整パルス信号を生成する第1の増幅部と、前記位相誤差パルス信号の振幅を増幅して前記第2の調整パルス信号を生成する第2の増幅部とを有する。
また本発明は、上記記載の発明であるPLL回路と、前記PLL回路からのフィードバック制御用パルス列信号をアナログ制御信号に変換するDA変換部と、前記アナログ制御信号に対応して、前記抽出クロックの周波数を変換する電圧制御発信部とを備えたPLL装置である。
また本発明は、2値化された再生データと抽出クロックとの位相誤差を検出して位相誤差に対応した振幅をもつ位相誤差パルス信号を生成し、前記位相誤差パルス信号を調整して当該位相誤差パルス信号の時間幅を2倍とする拡張パルス信号を生成し、前記拡張パルス信号の振幅を増幅して調整パルス信号を生成し、前記調整パルス信号から前記抽出クロック生成のためのフィードバック制御用パルス列信号を生成するPLL制御方法である。
この発明によれば、実用上の制御性能を低下させることなく回路規模の削減、動作速度の向上を図れることのできるPLL回路、PLL制御装置及びPLL制御方法を得ることができる。
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態のPLL回路は、例えば、光ディスク再生装置に使用されている。
図1は、本発明を用いた光ディスク再生装置の構成の一部を示す図である。
図1において、光ディスク再生装置は、光ディスク媒体Dからの情報の読み取りを行う装置である。
ピックアップヘッドPUHは、光ディスク媒体Dに記録された情報に対応する信号を再生するものであり、光ディスク媒体Dにレーザ光を照射するレーザ光源、光ディスク媒体Dから反射されたレーザ光を受光する受光器(図示せず)を備える。受光器から出力される再生信号は、前置増幅器によって増幅されさらに前置波形等化手段を経て再生RF信号となる。
ところで、再生RF信号は、後段において更に種々の処理が施されるが、後段において、再生RF信号を処理するために再生RF信号に同期したクロック信号が必要となる。そこでこのクロック信号を生成するために、再生信号はデジタルPLL回路を備えた位相比較制御装置1に入力される。
位相比較制御装置1には、アナログディジタル変換器(ADC)2、デジタルPLL回路3、デジタルアナログ変換器(DAC)4及び電圧制御発信器(VCO)5が設けられている。そして、デジタルPLL回路3には、位相比較器6及びループフィルタ7が備わっている。
ADC2は、再生信号をVCO5からのクロック信号に同期してサンプリングし、サンプリングしたデータをデジタルRF信号に変換する。位相比較器6は、デジタルRF信号とVCO5からのクロック信号との位相を比較して位相誤差信号PEを出力する。ループフィルタ7は、位相比較器6から出力される位相誤差信号PEに基づいてVCO5を制御する信号を発生する。DAC4は、ループフィルタ7からの制御信号をアナログ信号に変換する。VCO5は、DAC4からのアナログ信号によりクロック信号の周波数を制御する。VCO5は、クロック信号をADC2に出力する。
図2は、第1の実施の形態のデジタルPLL回路3のブロック図である。
位相比較器6には、位相誤差検出部10、2パルス化部11及び位相器感度調整部12が設けられている。ループフィルタ7には、ループフィルタ調整部13、積分器14、ループフィルタ調整部15及び加算器16が設けられている。
ループフィルタの主要な役割はフィードバックループの高域ループの利得を変えずに直流ゲインを大きくすることである。図2に示すループフィルタ7では、フィルタの特性を調整する機能として、ループフィルタ調整用ゲインG2、G3を有するループフィルタ調整部13,15を設けている。
一般に、光ディスクの種類毎に入力波形の特性がばらつくことが予想される。そのため、それぞれの位相誤差検出部で出力される位相誤差検出値と位相差との関係は一意に決まらず状況に応じて調整が必要となる。このため図2に示す位相比較器6では、位相器感度調整ゲインG1を有する位相器感度調整部12を設けている。
次に、デジタルPLL回路3の動作について説明する。
デジタルRF信号は、位相比較器6の位相誤差検出部10に入力する。位相誤差検出部10は、ADC2のサンプル値であるデジタルRF信号とVCO5からのクロック信号との位相を比較して位相誤差信号PEをパルス信号として出力する。出力されたパルス信号は2パルス化部11において、そのパルス幅(時間幅)が2倍に拡張される。そして、位相器感度調整部12において、パルス強度(振幅)が増幅される。
ここで、位相器感度調整部12の調整ゲインG1は式(1)で表される。
G1 = 1/2 × Kadj ・・・式(1)
位相比較器6から出力する位相誤差信号PEは、次にループフィルタ7に入力する。ループフィルタ7において、位相誤差信号PEは2つのルートに分岐する。片方の位相誤差信号PEは、ループフィルタ調整部13によってパルス強度(振幅)が増幅された後、積分器14に入力される。ここで、ループフィルタ調整部13の調整ゲインG2は式(2)で表される。
G2 = Kc ・・・式(2)
この位相誤差信号PEは、上述のルートを通過することによって積分動作(I動作)に対応する制御信号に変換される。
他方の位相誤差信号PEは、ループフィルタ調整部15によってパルス強度(振幅)が増幅される。ここで、ループフィルタ調整部15の調整ゲインG3は式(3)で表される。
G3 = Kr ・・・式(3)
この位相誤差信号PEは、上述のルートを通過することによって比例動作(P動作)に対応する制御信号に変換される。
そして、これらの2つの制御信号は加算器16で加算されてVCO5に対する制御信号となり、デジタルPLL回路3から出力される。
このように、本実施の形態のデジタルPLL回路3を用いた位相比較制御装置では、PI制御により位相誤差を制御している。
なお、図2では、位相器感度調整部12を位相比較器6内に設けて示しているが、この形態に限定されず、位相器感度調整部12を後段のループフィルタ7のループフィルタ調整部13,15と統合しても良い。もちろん、位相感度調整部12と2パルス化部11が前後しても良い。
また、位相比較器6には、公知の種々の位相誤差検出方式を適用することができる。例えば、ゼロクロス位相を検出して交差点での振幅がちょうど0になるようにフィードバック制御を行なう方式や、サンプル点のちょうど中間点でゼロレベルと交差するように制御する方式、ビタビ複合結果からビタビ復号入力時点での等化誤差との傾きから位相誤差を求める方式などを適用することができる。
さらに、図2では位相器感度調整ゲインG1とループフィルタ調整用ゲインG2,G3とでフィードバックループのループゲインの調整を行なう様子を示しているが、この形態に限られず、位相誤差検出部10の前段に入力信号のゲイン調整部等を追加して、ループゲインの調整として使用しても良い。
次に、本実施の形態のデジタルPLL回路3の応答特性について説明する。
図3は、本実施の形態のデジタルPLL回路3の伝達関数を示す図である。デジタルPLL回路3では、離散時間における入出力信号を扱うため、Z変換によって伝達関数を表す。Z変換は、連続時間における入出力信号を扱うラプラス変換に対応する解析手法である。
第1項の伝達関数TF1は、2パルス化部11の伝達関数を表している。2パルス化によりパルス信号は2サンプリング周期に渡る時間幅をもつため、1サンプリング周期だけ過去の信号であることを示す要素(Z−1)が加えられている。
第2項の伝達関数TF2は、位相器感度調整部12、ループフィルタ調整部13、積分器14、ループフィルタ調整部15及び加算器16の合成伝達関数を表している。
ループフィルタ調整部13及び積分器14の合成伝達関数Tfiは式(4)で表される。
Tfi=Kc(Z−1+Z−2+Z−3+Z−4+・・・・・)
=Kc × Z−1/(1−Z−1) ・・・式(4)
従って、ループフィルタ調整部15及び加算器16を加えたループフィルタ7の合成伝達関数Tfpiは、式(5)で表される。
Tfpi=Kr + Kc × Z−1/(1−Z−1) ・・・式(5)
定数KC、定数KRをそれぞれ式(6)、式(7)で定義すると、伝達関数FF2は、式(8)で表される。
KC = Kc × Kadj ・・・式(6)
KR = Kr × Kadj ・・・式(7)
TF2= 1/2×KR+1/2×KC×Z−1/(1−Z−1) ・・・式(8)
図4は、従来のデジタルPLL回路103の構成を示すブロック図である。この従来のデジタルPLL回路103は、対比を明確にするため、本実施の形態のデジタルPLL回路3と対応するように構成している。
従来のデジタルPLL回路103は、位相比較器106及びループフィルタ107を備えている。そして、位相比較器106には、位相誤差検出部110及び位相器感度調整部12が設けられている。ループフィルタ107には、ループフィルタ調整部113、積分器114、ループフィルタ調整部115及び加算器116が設けられている。
この従来のデジタルPLL回路103と比較すると、本実施の形態のデジタルPLL回路3は、新たに2パルス化部11を備え、位相器感度調整部12の調整ゲインを1/2と半減している点が異なっている。
即ち、本実施の形態のデジタルPLL回路3は、位相感度調整として通常パルス出力される位相比較器出力を2パルス幅のパルスに拡張する機能を追加した構成である。この機能追加部分で、ループゲインを2倍相当に高ゲイン化することができるため、位相器感度調整部12の調整ゲインを半減してもデジタルPLL回路3全体としては、従来と同程度のゲインを維持することを可能としている。そして、位相器感度調整部12の調整ゲインを半減することができるため、ループフィルタへの入力のダイナミックレンジを削減することが可能となっている。
図5は、従来のデジタルPLL回路103の伝達関数を示す図である。
伝達関数TF3は、位相器感度調整部112、ループフィルタ調整部113、積分器114、ループフィルタ調整部115及び加算器116の合成伝達関数を表している。
なお、この伝達関数TF3の各要素は上述の伝達関数TF2と同じ変数名を用いており、伝達関数TF3を求める手順も上述のTF2と同様であるため、その詳細の説明は省略する。
続いて、本実施の形態のデジタルPLL回路3と従来のデジタルPLL回路103との応答性能について説明する。図6、図7はそれぞれの伝達関数に基づいて求めた周波数特性を示している。
この周波数特性によれば、周波数の低い帯域ではデジタルPLL回路3とデジタルPLL回路103との特性には差は見られない。即ち、標本周波数であるADC2の動作クロック周波数に比べて十分低い帯域に制御系のループの帯域を設定可能な場合には、デジタルPLL回路3とデジタルPLL回路103とがほぼ同等の特性を実現することができる。
一方、帯域が高域にシフトするほど従来のデジタルPLL回路103と比較してデジタルPLL回路3の特性が劣化している。しかし、この結果から、デジタルPLL回路3が高帯域を利用できないとするのは誤りである。位相比較制御装置として許容できる周波数の範囲であれば、ダイナミックレンジの削減とのトレードオフで高帯域を利用することが出来る。
〔第1のバリエーション〕
図8は、第1のバリエーションに係るデジタルPLL回路3のブロック図である。このデジタルPLL回路3では、2パルス化部11は2パルス化の機能をオン、オフできる機能を備えている。2パルス化機能のオン、オフは、オンオフ制御信号に基づいて制御される。
2パルス化機能のオン/オフは、不図示のファームウェアに設けられたホストコントローラからのオンオフ制御信号によって制御される。2パルス化機能のオン/オフは、設定によって切替えるように構成してもよく、またホストコントローラが動的に切り換え制御を実施するように構成してもよい。この動的な切り換えに関してはステートマシン等を用いてハードウェアで実現してもよい。
図9は、2パルス化機能のオン/オフを動的に切り換える例を示している。
光ディスクからの再生信号を処理する際、引き込み性能を重視したフェーズ(引き込みフェーズ)とジッタを低減させるなどの追従性能を重視したフェーズ(追従フェーズ)とで位相誤差の制御方法を切り換える。
図9(1)に示すように、引き込みフェーズでは位相誤差は大きく変化する。このため、図9(2)に示すように、引き込みフェーズではループゲインを高くして応答性を良くする。 図9(2)に示すように、追従フェーズでは位相誤差の変化は小さい。このため、図9(2)に示すように、応答性を求める代わりにジッタを低減させるために追従フェーズではループゲインを低くする。
そこで、図9(3)に示すように、引き込みフェーズ、追従フェーズでのゲイン切り換えに際し、引き込みフェーズでは必要に応じてより高ゲインを求められる際には2パルス化機能をオンとしてループゲインを高くし、追従フェーズでは2パルス化機能をオフとして低いループゲインに切替える。なお、引き込みフェーズと追従フェーズとの制御の切り換えは再生波形に含まれるSYNCパターン検出の安定検出を認知するなどにより実行する。またこの切り換えはファームウエア、ステートマシンなどのハードウエアを用いて実現することができる。
なお、2パルス化機能の切り換え制御は、上述の引き込みフェーズと追従フェーズには限られない。高ループゲインを必要とするフェーズでは2パルス化機能を有効として利用し、高ループゲインが必要ないフェーズではこの機能を無効とすることができる。
次に、2パルス化機能を有効とするか無効とするかを決定する方法について説明する。
図10は、引き込みフェーズにおいて2パルス化機能を利用するか否かを判定するフローチャートである。このフローに従って、人間が判定しても良く、自動で判定しても良い。
ステップS01において、先ず2パルス化機能を無効に設定してデジタルPLL回路3のキャリブレーションを開始する。ここで、キャリブレーションは、例えば引き込みフェーズの複数の再生信号と複数のループゲインとの組合わせの下にデジタルPLL回路3の動作を測定することで実行される。
ステップS02において、1水準のループゲインの下でデジタルPLL回路3のキャリブレーションをキャリブレーション期間が終わるまで実行する。
ステップS02でYesの場合、即ち1水準のループゲインの下でキャリブレーションが終了したときは、ステップS03において、引き込みフェーズの再生信号に対してデジタルPLL回路3が所定の性能を発揮できたかどうかを調べる。
ステップS03でYesの場合、即ちデジタルPLL回路3が所定の性能を発揮できた場合は、2パルス化機能を利用しなくても所望の性能をえることができる。従って、ステップS04において、2パルス化機能を無効と設定することに決定し、本処理を終了する。
ステップS03でNoの場合、即ちデジタルPLL回路3が所定の性能を発揮できなかった場合は、ステップS05において、全ての水準のループゲインについてキャリブレーションを実行したかどうかを調べる。
ステップS05でNoの場合、即ちまだキャリブレーションで使用されていないループゲインがある場合は、ステップS06において、ループゲインの設定を変更してキャリブレーションを開始する。そして、ステップS02に戻り上述のステップを再度実行する。
ステップS05でYesの場合、即ち全ての水準のループゲインについてキャリブレーションを実行した場合は、ステップS11において、2パルス化機能を有効に設定してデジタルPLL回路3のキャリブレーションを開始する。このキャリブレーションは、上述のように引き込みフェーズの複数の再生信号と複数のループゲインとの組合わせの下にデジタルPLL回路3の動作を測定することで実行される。
ステップS12において、1水準のループゲインの下でデジタルPLL回路3のキャリブレーションをキャリブレーション期間が終わるまで実行する。
ステップS12でYesの場合、即ち1水準のループゲインの下でキャリブレーションが終了したときは、ステップS13において、引き込みフェーズの再生信号に対してデジタルPLL回路3が所定の性能を発揮できたかどうかを調べる。
ステップS13でYesの場合、即ちデジタルPLL回路3が所定の性能を発揮できた場合は、2パルス化機能を利用して所望の性能をえることができる。従って、ステップS14において、2パルス化機能を有効と設定することに決定し、本処理を終了する。
ステップS13でNoの場合、即ちデジタルPLL回路3が所定の性能を発揮できなかった場合は、ステップS15において、全ての水準のループゲインについてキャリブレーションを実行したかどうかを調べる。
ステップS15でNoの場合、即ちまだキャリブレーションで使用されていないループゲインがある場合は、ステップS16において、ループゲインの設定を変更してキャリブレーションを開始する。そして、ステップS12に戻り上述のステップを再度実行する。
ステップS15でNoの場合、即ち全ての水準のループゲインについてキャリブレーションを実行した場合は、使用した全てのループゲインでは所望の性能を得ることができないことを表している。従って、エラーを出力して本処理を終了する。
なお、上述のフローチャートのキャリブレーションの仕組みは、適宜デジタルPLL回路3の調整に関する手順に置き換えても良い。例えば、実機評価時のゲイン設定手順や、工場出荷時の調整手順に置き換えてもよい。
〔第2のバリエーション〕
図11は、第2のバリエーションに係るデジタルPLL回路3のブロック図である。このデジタルPLL回路3には、第1のバリエーションに係る図8に示す回路において、ループフィルタ7の比例項演算のパスに位相器感度調整部17及びクリップ部18が追加して設けられている。
図6、図7に示す周波数特性のうち、高周波帯域における位相遅れの影響が無視できない状況が想定されうる場合は、比例項については、式(9)に示す位相器感度調整ゲインG4を持つ位相器感度調整部17を使用する。
G4=2×G1=Kadj ・・・式(9)
また、このとき位相器感度調整部17の出力側にクリップ部18を設けても良い。クリップ部18は、制御出力が所定値よりも大きくなるのを防止してダイナミックレンジを制限することで、回路規模の削減、動作速度の向上を担保する。
〔第3のバリエーション〕
図12は、第3のバリエーションに係るデジタルPLL回路3のブロック図である。このデジタルPLL回路3には、第2のバリエーションに係る図11に示す回路において、ループフィルタ7の比例項演算のパスにさらに2パルス化部19が追加して設けられている。そして、この2パルス化部19は、他のオンオフ制御信号によって2パルス化機能のオンオフが制御される。
通常比例項のパスは2パルス化オフで使用し、高ゲイン設定時にクリップ処理等の比例項パスのダイナミックレンジ制限により影響の出る場合に、2パルス化部をオンにし、ゲイン設定を1/2にすることを試行する。この場合、クリップ等による上下限値の抑制の影響と、2パルス化による位相遅れの影響とのトレードオフになるがより性能の出る方を選択可能とする。
次に、2パルス化処理について詳細に説明する。
2パルス化の実現に際しては、位相誤差検出が連続して行われた結果、元の位相誤差出力パルスが連続して発生するケースを考慮する必要がある。ここでは、位相誤差検出方式として、ADCサンプル値がゼロクロスする時の0に近い値を位相誤差検出値として用いる方式を想定する。
位相誤差検出が連続して行われるのは、光ディスクの再生波形に対して、再生用クロックの周波数誤差が大きい場合である。通常、再生用クロックの周波数は制御されており、周波数誤差がPLLのキャプチャレンジに入る程度にまで小さくされた後に、PLLの制御が動作するようになっている。
そうすると、位相誤差検出が連続して行われるのは、ゼロクロスが再生クロック2クロック分で発生するに対して、若干の周波数誤差が存在する状況で処理された場合に限定される。即ち、ゼロクロスが再生波形中の最短周期2Tの波形部分に対して発生し、再生クロックの周波数が低い場合に限定される。この発生頻度は高くないと考えられるため、厳密に位相誤差検出が連続が行われるケースまで考慮して2パルス化処理部を構成しなくても、それが性能差として顕在化する可能性は低いと考えられる。
図13(1)は、2パルス化の回路構成を示し、図13(2)は、その信号処理例を示している。
この2パルス化回路は、2パルス化によって検出値出力が重なる部分では、加算結果を出力する。このため、位相誤差出力のダイナミックレンジを制限する目的でクリップ回路を設けても良い。
図14(1)は、他の2パルス化の回路構成を示し、図14(2)は、その信号処理例を示している。
この2パルス化回路は1パルス延長して出力するものであり、パルス数が連続する場合に最初のパルス出力を連続数+1パルスにして出力する。
さらに2パルス化回路として種々のバリエーションが考えられる。
例えば、連続する最初のパルスだけを処理するようにしても良い。また短周期で検出が行われるものに対する検出誤差のフィードバック制御は実施しないようにしても良い。
本発明の代表的な構成要素を例示すると以下のように示すことができる。
<図2について>
2値化された再生データと抽出クロックとの位相誤差を検出して位相誤差に対応した振幅をもつ位相誤差パルス信号を生成する位相差検出部(10)と、
前記位相誤差パルス信号を調整した調整パルス信号を生成する位相器感度調整部(11,12)と、
前記調整パルス信号から前記抽出クロック生成のためのフィードバック制御用パルス列信号を生成するループフィルタ部(7)とを備え、
前記位相器感度調整部は、
前記位相誤差パルス信号の時間幅を2倍とする拡張パルス信号を生成する2パルス化部(11)と、
前記拡張パルス信号の振幅を増幅して前記調整パルス信号を生成する増幅部(12)とを有するPLL回路。
<図2について>
前記ループフィルタ部(7)は、
前記調整パルス信号にPI制御演算を施して、前記フィードバック制御用パルス列信号を生成する制御信号演算部(13,14,15,16)を備えたPLL回路。
<図8について>
前記2パルス化部は、
前記拡張パルス信号を生成する機能の有効、無効を外部からの信号に基づいて切り換える機能切換部(11)を備えたPLL回路。
<図2について>
前記位相器感度調整部(11、12)の前記増幅部(12)のゲインは、前記2パルス化部(11)が設けられていない場合のゲインの約1/2であるPLL回路。
<図14について>
前記2パルス化部(11)は、前記位相誤差パルス信号が連続して入力される場合は、最初に入力されたパルス信号を連続数+1パルスの時間幅の拡張パルス信号として出力するように構成されたPLL回路。
<図11について>
2値化された再生データと抽出クロックとの位相誤差を検出して位相誤差に対応した振幅をもつ位相誤差パルス信号を生成する位相差検出部(10)と、
前記位相誤差パルス信号を調整した第1及び第2の調整パルス信号を生成する位相器感度調整部(11,12,17,18)と、
前記第1及び第2の調整パルス信号から前記抽出クロック生成のためのフィードバック制御用パルス列信号を生成するループフィルタ部(13,14,15,16)とを備え、
前記位相器感度調整部は、
前記位相誤差パルス信号の時間幅を2倍とする拡張パルス信号を生成する2パルス化部(11)と、
前記拡張パルス信号の振幅を増幅して前記第1の調整パルス信号を生成する第1の増幅部(12)と、
前記位相誤差パルス信号の振幅を増幅して前記第2の調整パルス信号を生成する第2の増幅部(17)と
を有するPLL回路。
<図12について>
前記位相器感度調整部は、前記位相誤差パルス信号の時間幅を2倍とする他の拡張パルス信号を生成する他の2パルス化部(19)を更に有し、
前記第2の増幅部に代る新たな増幅部(17)は、前記他の拡張パルス信号の振幅を増幅して前記第2の調整パルス信号を生成するPLL回路。
<図1について>
上記PLL回路(1)と、
前記PLL回路(1)からのフィードバック制御用パルス列信号をアナログ制御信号に変換するDA変換部(4)と、
前記アナログ制御信号に対応して、前記抽出クロックの周波数を変換する電圧制御発信部(5)と
を備えたPLL装置。
<図1について>
前記2値化された再生データは、光ディスク(D)からの再生RF信号をA/D変換したデジタルRF信号であるPLL装置。
<図2について>
2値化された再生データと抽出クロックとの位相誤差を検出して位相誤差に対応した振幅をもつ位相誤差パルス信号を生成し、
前記位相誤差パルス信号を調整して当該位相誤差パルス信号の時間幅を2倍とする拡張パルス信号を生成し、
前記拡張パルス信号の振幅を増幅して調整パルス信号を生成し、
前記調整パルス信号から前記抽出クロック生成のためのフィードバック制御用パルス列信号を生成するPLL制御方法。
尚、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明を用いた光ディスク再生装置の構成の一部を示す図。 第1の実施の形態のデジタルPLL回路のブロック図。 本実施の形態のデジタルPLL回路の伝達関数を示す図。 従来のデジタルPLL回路の構成を示すブロック図。 従来のデジタルPLL回路の伝達関数を示す図。 それぞれの伝達関数に基づいて求めた周波数特性を示す図。 それぞれの伝達関数に基づいて求めた周波数特性を示す図。 第1のバリエーションに係るデジタルPLL回路のブロック図。 2パルス化機能のオン/オフを動的に切り換える例を説明する図。 引き込みフェーズにおいて2パルス化機能を利用するか否かを判定するフローチャート。 第2のバリエーションに係るデジタルPLL回路のブロック図。 第3のバリエーションに係るデジタルPLL回路のブロック図。 2パルス化の回路構成とその信号処理例を説明する図。 2パルス化の回路構成とその信号処理例を説明する図。
符号の説明
1…位相比較制御装置、2…ADC、3…デジタルPLL回路、4…ADC、5…電圧制御発信器、6…位相比較器、7…ループフィルタ、10…位相誤差検出部、11…2パルス化部、12…位相器感度調整部、13…ループフィルタ調整部、14…積分器、15…ループフィルタ調整部、17…位相器感度調整部、19…2パルス化部。

Claims (10)

  1. 2値化された再生データと抽出クロックとの位相誤差を検出して位相誤差に対応した振幅をもつ位相誤差パルス信号を生成する位相差検出部と、
    前記位相誤差パルス信号を調整した調整パルス信号を生成する位相器感度調整部と、
    前記調整パルス信号から前記抽出クロック生成のためのフィードバック制御用パルス列信号を生成するループフィルタ部とを備え、
    前記位相器感度調整部は、
    前記位相誤差パルス信号の時間幅を2倍とする拡張パルス信号を生成する2パルス化部と、
    前記拡張パルス信号の振幅を増幅して前記調整パルス信号を生成する増幅部とを有することを特徴とするPLL回路。
  2. 前記ループフィルタ部は、
    前記調整パルス信号にPI制御演算を施して、前記フィードバック制御用パルス列信号を生成する制御信号演算部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のPLL回路。
  3. 前記2パルス化部は、
    前記拡張パルス信号を生成する機能の有効、無効を外部からの信号に基づいて切り換える機能切換部を備えたことを特徴とする請求項2に記載のPLL回路。
  4. 前記位相器感度調整部の前記増幅部のゲインは、前記2パルス化部が設けられていない場合のゲインの約1/2であることを特徴とする請求項2に記載のPLL回路。
  5. 前記2パルス化部は、前記位相誤差パルス信号が連続して入力される場合は、最初に入力されたパルス信号を連続数+1パルスの時間幅の拡張パルス信号として出力するように構成されたことを特徴とする請求項2に記載のPLL回路。
  6. 2値化された再生データと抽出クロックとの位相誤差を検出して位相誤差に対応した振幅をもつ位相誤差パルス信号を生成する位相差検出部と、
    前記位相誤差パルス信号を調整した第1及び第2の調整パルス信号を生成する位相器感度調整部と、
    前記第1及び第2の調整パルス信号から前記抽出クロック生成のためのフィードバック制御用パルス列信号を生成するループフィルタ部とを備え、
    前記位相器感度調整部は、
    前記位相誤差パルス信号の時間幅を2倍とする拡張パルス信号を生成する2パルス化部と、
    前記拡張パルス信号の振幅を増幅して前記第1の調整パルス信号を生成する第1の増幅部と、
    前記位相誤差パルス信号の振幅を増幅して前記第2の調整パルス信号を生成する第2の増幅部と
    を有することを特徴とするPLL回路。
  7. 前記位相器感度調整部は、前記位相誤差パルス信号の時間幅を2倍とする他の拡張パルス信号を生成する他の2パルス化部を更に有し、
    前記第2の増幅部に代る新たな増幅部は、前記他の拡張パルス信号の振幅を増幅して前記第2の調整パルス信号を生成することを特徴とする請求項6に記載のPLL回路。
  8. 請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載のPLL回路と、
    前記PLL回路からのフィードバック制御用パルス列信号をアナログ制御信号に変換するDA変換部と、
    前記アナログ制御信号に対応して、前記抽出クロックの周波数を変換する電圧制御発信部と
    を備えたことを特徴とするPLL装置。
  9. 前記2値化された再生データは、光ディスクからの再生RF信号をA/D変換したデジタルRF信号であることを特徴とする請求項8に記載のPLL装置。
  10. 2値化された再生データと抽出クロックとの位相誤差を検出して位相誤差に対応した振幅をもつ位相誤差パルス信号を生成し、
    前記位相誤差パルス信号を調整して当該位相誤差パルス信号の時間幅を2倍とする拡張パルス信号を生成し、
    前記拡張パルス信号の振幅を増幅して調整パルス信号を生成し、
    前記調整パルス信号から前記抽出クロック生成のためのフィードバック制御用パルス列信号を生成すること
    を特徴とするPLL制御方法。
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