JP2009005107A - 固定遅延ルート確認方法及び固定遅延ルート確認システム - Google Patents

固定遅延ルート確認方法及び固定遅延ルート確認システム Download PDF

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Abstract

【課題】固定遅延の挿入ルートの正当性の確認を可能とし、人為的なミスを防止できる無瞬断切替方式における固定遅延ルート確認方法及び固定遅延ルート確認システムを提供する。
【解決手段】ルート1、2の冗長構成の無瞬断切替方式の受信側ノードNode2における、ルート間の受信信号の位相差を制限する固定遅延203又は206を設定するルートの正当性を確認する固定遅延ルートの確認に関し、例えばルート1に固定遅延を設定して、ルート1(2)の受信信号による第1の正常性を確認し、第1の正常性の確認時に正常の場合にルート2に切り替えてルート2(1)の受信信号による第2の正常性を確認し、第2の正常性の確認時に正常でない場合にルート2に固定遅延を設定して、ルート1(2)の受信信号による第3の正常性を確認し、第3の正常性の確認時に正常の場合にルート1に切り替えてルート2(1)の受信信号による第4の正常性を確認し、確認結果を通知ないし警報する。
【選択図】図1

Description

本発明は、固定遅延ルート確認方法及びシステムに関し、特に、1+1冗長構成の無瞬断システムにおける固定遅延ルート確認方法及び固定遅延ルート確認システムに関する。
本発明の関連技術の1+1冗長構成のSDH(Synchronous Digital Hierarchy:同期ディジタルハイアラキー)伝送システムの無瞬断切替方式について説明する。
図18は本発明の関連技術の無瞬断切替方式の構成を示す図である(特許文献1参照)。送信側Node1 101と受信側Node1 102の間に運用系と予備系の2つのルート(伝送路)1、2を備える1+1冗長構成のSDH伝送システムにおいて、Node1 101では送信信号にJ1(パストレース)バイトを挿入し、Node1 102では位相比較部203によりJ1バイトによる64フレームの同期を利用して両ルートの位相比較を行い、検出した位相差により各ルートに遅延を与えるメモリ231、232の読み出し位相を自動調整して位相合わせを行い、切り替え部233でルートの無瞬断切替を可能とするものである。
しかしながら、このようなJ1バイトによる64マルチフレームの同期を用いた位相合わせ方式では、64マルチフレームの半分の32フレームまでしか正しい位相差の判定を行うことができなかった(同特許文献1、図3、段落0004等参照)。
そこで、短い側のルートにオフセットとなる固定遅延を入れて両ルートの位相差が32フレーム以内に収まるように制御端末から制御し、正しい位相差の判定を可能にすることが考えられる。次にこの固定遅延挿入方法について説明する。
図19は本発明の関連技術の無瞬断システムの構成を示す図である。SDH光伝送装置を構成するNode1 101とNode2 102の間にルート1及びルート2の伝送路を備える1+1冗長構成のSDH伝送システムの構成例であり、Node1にはマルチフレーム生成部202を備え、Node2には各ルート1、2に固定遅延メモリ203、206の挿入の有無を切替制御するスイッチSW204、207を設け、SW204、207の出力をそれぞれ自動調整メモリ205、208を介してパス切替スイッチ209に接続し、制御端末104からオペレータ103により各Node1とNode2を操作することで無瞬断切替の制御を可能に構成したものである。
この無瞬断システムでは入力側にSDHアナライザ401、出力側にSDHアナライザ402を備えており、このSDHアナライザ401、402は、SDHフォーマットで信号を入出力する試験器であり、導通試験時にデータを入出力するために用いられる。また、この無瞬断切替機能はPOH(Path Over Head)を用いていることから、データがAIS(Alarm Indication Signal)状態では無瞬断切替を行うことができないため、導通試験時にはデータをネットワークの外部から入力する必要がある。
オペレータ103は、固定遅延を入れるルートとその必要な遅延量を指定して制御端末104を操作する。この操作に基づき、制御端末104からの指示によりスイッチ204またはスイッチ207が動作して、ルート1またはルート2の何れか短い側のルートにオフセットとなる固定遅延を入れて両ルートの位相差を制限し、更に自動調整メモリ205または208により位相差をなくしてパス切替スイッチ209を切り替えることにより無瞬断切替を実現する。
特開2003−348061号公報
前述のように、1+1冗長構成のSDH伝送システムにおけるJ1バイトを用いた64マルチフレームの同期を用いた位相合わせ方式では、64マルチフレームの半分の32フレームまでしか正しい位相差の判定を行うことができなかった。
そこで、制御端末からの制御により短い側のルートにオフセットとなる固定遅延を入れて両ルートの位相差が32フレーム以内に収まるようにし、正しい位相差の判定を可能に構成することが考えられるが、このような構成としても固定遅延を入れる作業はオペレータが手動で行うことになるから、間違って長い側のルートに固定遅延を入れてしまうことが起こり得る。
以上のように、無瞬断システムの受信側の位相差の判定を如何なるルート別の遅延に対しても、固定遅延の挿入により正しく判定できるようにする場合には以下の点に課題がある。
第1に、固定遅延の挿入は、オペレータが経路長を認識して手動で挿入する操作を行う必要があるため、誤って別のルートに挿入するミスを避けられないという点である。
第2に、SDHアナライザや実際のデータを接続して、データを挿入しないと無瞬断切替ができないため、固定遅延を入れたルートが正しいことを試験することができないという点である。
第3に、遅延によるルート間の信号の位相関係に適した遅延量の固定遅延を選定することができないという点である。
本発明の目的は、以上の課題を解決するものであり、固定遅延の挿入ルートの選択の正当性の確認を可能とし、人為的なミスを防止できる無瞬断システムにおける固定遅延ルート確認方法及び固定遅延ルート確認システムを提供することにある。
第1の発明の固定遅延ルート確認方法は、1+1冗長構成の無瞬断切替方式の受信側ノードにおける、ルート間の受信信号の位相差を制限する固定遅延を設定するルートの正当性を確認する無瞬断切替方式の固定遅延ルート確認方法であって、一方のルートに固定遅延を設定して、第1又は第2のルートの受信信号による第1の正常性を確認し、第1の正常性の確認時に正常の場合に他方のルートに切り替えて第2又は第1のルートの受信信号による第2の正常性を確認し、第2の正常性の確認時に正常でない場合に他方のルートに固定遅延を設定して、第1又は第2のルートの受信信号による第3の正常性を確認し、第3の正常性の確認時に正常の場合に一方のルートに切り替えて第2又は第1のルートの受信信号による第4の正常性を確認することを特徴とする。
第2の発明の固定遅延ルート確認システムは、1+1冗長構成の無瞬断切替方式における、受信側ノードのルート間受信信号の位相差を制限する固定遅延を設定したルートの正当性を確認する固定遅延ルート確認システムであって、一方のルートに固定遅延を設定して、第1又は第2のルートの受信信号による第1の正常性を確認する機能と、第1の正常性の確認時に正常の場合に他方のルートに切り替えて第2又は第1のルートの受信信号による第2の正常性を確認する機能と、第2の正常性の確認時に正常でない場合に他方のルートに固定遅延を設定して、第1又は第2のルートの受信信号による第3の正常性を確認する機能と、第3の正常性の確認時に正常の場合に一方のルートに切り替えて第2又は第1のルートの受信信号による第4の正常性を確認する機能と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、冗長構成の両方のルートに順番に固定遅延を入れてデータを通し、エラー(ERR)の有無等で両方のルートの受信信号の正常性を確認することにより、固定遅延を入れたルートが正しいか否かを確認することが可能である。
また、試験パタンを使用してパス切替時のERRの有無等を確認することにより、無瞬断切替の正常性をも確認することが可能である。
(実施形態1)
(構成の説明)
本発明の無瞬断切替方式における固定遅延ルート確認方法及び固定遅延ルート確認システムの一実施形態の構成について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態1を示す図である。本発明の概要構成を示す実施形態であり無瞬断システムの構成と固定遅延の設定方法及び正常性の確認を行う構成を示すものである。
本実施形態1は、SDH光伝送システムにおける1+1パス冗長構成の無瞬断切替方式において、各ルートの間の有限である位相差の吸収範囲を増やすために、片側のルート(伝送路)にあらかじめ固定量の遅延(メモリ)を挿入して位相差をオフセットすることを可能とし、オフセットを挿入するルートの人為的な誤りを防ぐため、オペレータによる片側のルートへの遅延のオフセット挿入の操作に連動して、装置が自動的に正常性確認試験を行う手段を提供する。
Node1 101とNode2 102はSDH光伝送装置であり、Node1 101とNode2 102は現用系及び予備系を構成する2つのルート111、112の伝送路で接続され、Node1 101とNode2 102は、人間であるオペレータ103が操作するコンピュータ等の端末の制御端末104に接続された制御部(1)211及び制御部(2)212により制御される。
以下、各部の機能を説明する。
Node1の試験パタン生成部201は、試験パタンを生成しデータとして挿入する。また、Node1のマルチフレーム生成部202は、64マルチフレームを生成し、SDH信号の特定のPOHバイトであるJ1バイトに挿入する。
ルート1 111とルート2 112は光ファイバを用いた伝送路であり、経路の長さはルートによって異なる。Node2 102の固定遅延203は、経路の長さの相違による生じる信号の位相差を制限するため、メモリを用いてルート1のデータを固定的に遅延させるメモリであり、固定遅延206は同様にメモリを用いてルート2のデータを固定的に遅延させるメモリである。
スイッチ204は、オペレータ103の指示に基づき、ルート1に固定遅延203を通したデータを使うか否かを切替するスイッチであり、スイッチ207は、同様にオペレータ103の指示に基づき、ルート2に固定遅延206を通したデータを使うか否かを切替えるスイッチである。
自動調整メモリ205及び自動調整メモリ208は、メモリを用いてそれぞれのルートのデータを可変遅延させてルート1、2の距離差による位相差を自動調整する機能を有し、ルート1とルート2の64マルチフレームの位相差の検出結果を元にフレーム単位での位相差を算出し、経路長さの短い方のルートのデータに対して、それぞれ自動的に遅延を与えることにより、パス切替スイッチ209に入力するルート1とルート2のデータの位相を合わせる機能を有する。
パス切替スイッチ209は、SDHにおけるパスレベルでの切り替えを行う切替スイッチであり、試験パタンERR検出部210は、試験パタンのエラー有無を検出する。
オペレータ103が制御端末104に対し、ルート1とルート2の距離の比較により短いルートに対して位相差をオフセットするための固定量の遅延挿入設定を行うコマンド操作を行うと、制御部(2)212は制御端末104から固定遅延を入れる指示、パス切替の指示及び正常性の確認の指示を受け、制御部(1)211は制御端末104からNode1の試験パタン生成部201から試験パタンの挿入の指示を受け、制御部(2)212は所定のシーケンスによりNode2を制御するとともに、制御部(1)211はNODE(1)201を制御する。
具体的には制御部(2)212は、所定のシーケンスによりスイッチ204とスイッチ207を操作し、片方のルートずつ順番に固定遅延を入れて、それに合わせてパス切替スイッチ209の切替操作を行い、試験パタンERR検出部210でそれぞれのルートに固定遅延を入れたときに挿入された試験パタンによりERR有無を検出し、例えばオペレータが指定したルート1に固定遅延を設定して、ルート1(又は2)の受信信号による正常性を確認し、正常の場合にルート2(又は1)に切り替えてルート2の受信信号による正常性を確認し、正常でない場合にルート2(又は1)に固定遅延を設定して、ルート1(又は2)の受信信号による正常性を確認し、正常の場合にルート1(又は2)に切り替えてルート2(又は1)の受信信号による正常性を確認し、それぞれ確認結果をオペレータ103等に通知ないし警告して固定遅延の設定ルートの正当性を確認する。
以上のように、オペレータ103による固定遅延の挿入設定時の方向(挿入ルート)の誤りを防ぐため、オペレータからの操作にあわせて、制御部(1)211と制御部(2)212において、自動的に順番に両方のルートに固定遅延を入れ、試験パタンを挿入し、試験パタンによるエラー確認の制御を行って導通の確認を行うことにより、固定遅延挿入設定のルート誤りを防ぐことが可能である。
(実施形態2)
次に、本発明の無瞬断切替方式における固定遅延ルート確認方法及び固定遅延ルート確認システムのより具体的な第2の実施形態2について詳細に説明する。
本発明の第2の実施形態2も無瞬断システムの固定遅延ルート確認システムとしての図1に示すSDH光伝送装置を構成するNode1 101及びNode2 102と、両Node1、2間を接続する2つのルートの光信号の伝送路からなる基本構成を備えている。また、オペレータ103は制御端末104を操作し、制御部(1)211及び制御部(2)212は両方のNode1 101及びNode2 102を制御する。本実施形態2でも固定遅延の挿入時はオペレータ103の人間がコマンド操作により距離が短いルートに対して位相差をオフセットするための固定遅延挿入設定を行う例で以下説明する。
次に、本実施形態2のNode1 101及びNode2 102の詳細構成を説明する。
図2は、本実施形態2のNode1 101の一般的なSDH光伝送装置の構成を示す図である。同図に示すようにNode1 101は、SDHインタフェース終端部121、無瞬断機能挿入部125、クロスコネクト部122及びSDHインタフェース生成部123、124を備える。各部の機能は以下のとおりである。
SDHインタフェース終端部121は、外部から入力する光信号に対する光SDHインタフェースの光電気変換とSDHフレームの終端し、装置内部はSDHパスレベルでの処理を行う。
無瞬断機能挿入部125は、マルチフレームの挿入と試験パタンの挿入機能を有する。この機能については図4を用いて詳細に説明する。
クロスコネクト部122は、SDHインタフェース終端部からの信号を分岐して、ルート1用のSDHインタフェース生成部123とルート2用のSDHインタフェース生成部124に信号を出力する。
SDHインタフェース生成部123は、SDHフレームを生成し、電気光変換を行い、装置からルート1用の光SDHインタフェース信号を出力する。SDHインタフェース生成部124は、SDHフレームを生成し、電気光変換を行い、装置からルート2用の光SDHインタフェース信号を出力する。
なお、図2のSDHインタフェース終端部、SDHインタフェース生成部は当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。また、Node1 101の信号の受信方向については、ルート1、ルート2から逆に受信する方向もあるが、ここでは省略する。
図3は、本実施形態2のNode2 102の一般的なSDH光伝送装置の構成を示す図である。同図に示すようにNode2 102は、SDHインタフェース終端部141、142、クロスコネクト部143、無瞬断切替機能部144及びSDHインタフェース生成部145から構成される。各部の機能は以下のとおりである。
SDHインタフェース終端部141は、ルート1からの信号に対する光SDHインタフェースの光電気変換とSDHフレームの終端の処理を行う。SDHインタフェース終端部142は、ルート2からの信号に対する光SDHインタフェースの光電気変換とSDHフレームの終端の処理を行う。
クロスコネクト部143は、SDHインタフェース終端部141とSDHインタフェース終端部142の出力を無瞬断切替機能部144に出力することでパス切替対象となる信号をつなぐ処理を行う。装置内部はSDHパスレベルでの処理を行う。
無瞬断切替機能部144は、装置から光SDHインタフェース信号を出力する機能を有する。この機能については図5により詳細に説明する。
SDHインタフェース生成部145は、SDHフレームを生成し、電気光変換を行う。
なお、図3のSDHインタフェース終端部、SDHインタフェース生成部は当業者にとってよく知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。Node2 102の信号の送信方向については、ルート1、ルート2に逆に送信する方向もあるが、ここでは省略する。
また、図2、3に関連して、Node1 101については、ネットワークの外部から入力し、Node2 102に送出する方向のみを示し、Node2 102については、ネットワークから外部に出力する方向のみを示しているが、実際には、逆方向の信号も存在しているが、逆方向の構成と動作は同じであるからその説明は省略する。
次に、図2、3に示す無瞬断機能挿入部125及び無瞬断切替機能部144の構成を詳細に説明する。
図4は、本実施形態2のNode1 101の無瞬断機能挿入部125の構成を示す図である。制御部(1)211により制御される試験パタン生成部201、試験データ挿入部172、マルチフレーム生成部202及びマルチフレーム挿入部173から構成される。各部の機能は以下のとおりである。
マルチフレーム生成部202は、Node2側で無瞬断切替を行うためのルート1とルート2の位相差を測る基準となる64マルチフレームを生成する。
マルチフレーム挿入部173は、SDHパスにおけるPOHのJ1バイト位置に、マルチフレーム生成部202の出力を挿入する。
試験パタン生成部201は、データとして試験パタンを生成する。試験パタンにはPNパタンを用いるが、パタンのリセットタイミングを65フレーム以上として、切替の正常性を確認するため、隣接フレームでフレーム位相に対して同じタイミングで同じパタンがないことが必要である。
試験データ挿入部172は、通常のデータと試験パタン生成部201が出力するパタンを切替出力する。試験実施時に制御部(1)211からの指示により試験パタン生成部201から出力するパタンをデータとして挿入する。
図5は、本実施形態2のNode2 102の無瞬断切替機能部144の構成を示す図である。固定遅延メモリ203、206、制御部(2)212により制御されるスイッチ204、207とマルチフレーム終端部151、161、自動調整メモリ205、208、位相差検出部162、メモリ読み出し制御部156、制御部(2)212により制御されるパス切替スイッチ209及び試験パタンERR検出部210から構成される。各部の機能は以下のとおりである。
固定遅延メモリ203はメモリで構成され、ルート1のデータを一定量遅延させ、固定遅延メモリ206はメモリで構成され、ルート2のデータを一定量遅延させる。
スイッチ204は、ルート1のデータを固定遅延メモリ203を通したデータと固定遅延メモリ203を通していないデータの何れかを選択する。スイッチ207は、ルート2のデータを固定遅延メモリ206を通したデータと固定遅延メモリ206を通していないデータの何れかを選択する。
マルチフレーム終端部151は、ルート1で伝送されてきたデータのマルチフレームを終端し位相を抽出する。マルチフレーム終端部161は、ルート2で伝送されてきたデータのマルチフレームを終端し、位相を抽出する。
自動調整メモリ205は、スイッチ204で選択されたルート1のデータを蓄積し、メモリ読み出し制御部156からの読み出し制御によりスイッチ204で選択されたデータを遅延することができる。自動調整メモリ208は、スイッチ207で選択されたルート2のデータを蓄積し、メモリ読み出し制御部156からの読み出し制御によりスイッチ207で選択されたデータを遅延することができる。
位相差検出部162は、ルート1とルート2のマルチフレームの位相をもとに位相差を検出する。ルート1とルート2の位相差からどちらのルートからのデータが遅く到着したかを判定して、その差をフレーム単位で検出する。検出した位相差情報をメモリ読み出し制御部156に出力する。
メモリ読み出し制御部156は、位相差検出部162からの位相差情報をもとに、自動調整メモリ205又は自動調整メモリ208の読み出しタイミングを制御し、早く到着したルートのデータをメモリに蓄積した後読み出すことで遅延させ、遅れて到着したルートのデータと位相を一致させる制御を行う。
パス切替スイッチ209は、SDHにおけるパスレベルでの切替スイッチであり、自動調整メモリ205、208によりルート1とルート2のデータの位相が合っている状態でデータを切り替えることで無瞬断でデータ切り替えを行うことができる。
制御部(2)212は、制御端末104によるオペレータ103からの指示によりスイッチ204、207を制御し、固定遅延メモリ203、206を使用するか否かを制御するとともに、オペレータ103から指示によりパス切替スイッチ209の切り替えを制御する。
試験パタンERR検出部210は、制御端末104によるオペレータ103から指示により図5に示す固定遅延メモリ203又は206を入れる指示を受けると、図4に示す制御部(1)211は、所定のシーケンスにより試験パタンの挿入を行い、スイッチ204、207で選択されパス切替スイッチ209により選択されたルートの試験パタンによりエラー有無を検出する。
以上の構成により、オペレータ103が制御端末104より固定遅延を入れる操作を行った場合に、試験パタンの挿入機能と試験パタンのERR検出機能等により、シーケンスによる固定遅延の挿入、試験パタンの挿入、切替の実行、試験結果の確認といった一連の動作試験の制御を行い、固定遅延の設定ルート等の正常性の確認を行うことにより、人為的なミスを防ぐ。
(動作の説明)
次に図1〜5の構成及び図6〜9のタイムチャートにより実施形態2の無瞬断システムの動作を説明する。
図6は、スイッチ204、205で固定遅延メモリを通さないルート1のデータを選択した場合のマルチフレーム位相を示す図である。スイッチ204がB側を選択し、スイッチ207もB側を選択しているときに、マルチフレーム終端部151とマルチフレーム終端部161が検出するマルチフレーム位相を示している。
この例ではルート1とルート2の位相差は、64マルチフレームの半分である32フレーム以下として、ルート1の距離がルート2に比べて短い場合である。
図6の位相関係から位相差検出部162は、ルート1の位相が前にあると判定して、ルート1とルート2の位相差により距離の差を計測する。その結果をメモリ読み出し制御部156に伝え、メモリ読み出し制御部156は、ルート1側の自動調整メモリ205からの読み出しを位相差分遅らせて読み出すように制御することでデータに遅延を与える。また、ルート2は遅延無しで、書き込み後、すぐに読み出しを行う。
図7は、ルート1にのみ前記位相差分の遅延を与えた場合の位相関係を示す図である。自動調整メモリ205からパス切替スイッチ209に渡す信号の位相と、自動調整メモリ208からパス切替スイッチ209に渡す信号の位相との関係を示している。このように、ルート1とルート2の位相はパス切替スイッチ209に入力する際には位相は一致するように制御し、位相が一致した状態でパス切替スイッチ209でルート1からルート2へ切り替えると信号が無瞬断で切り替えることができる。
図8は、ルート1とルート2の位相差が32フレームを超えている場合の位相関係を示す図である。位相差検出部162の出力で、ルート1の距離がルート2に比べて短いが、ルート1とルート2の距離差が大きく、位相差が32フレームを超えている場合を示している。
この場合、実際にはルート1の距離がルート2に比べて短いが、位相差検出部162はルート2が先に到着したと判定し、ルート1の距離がルート2に比べて長いと判定してしまう。このように位相差がマルチフレームの半分を超えている場合は、距離差を正常に判定することができない。
そこで、短い方のルートに固定的に遅延を与えて位相差をオフセットし、位相差をマルチフレームの半分以下に抑えれば、距離差を正常に判定することが可能となる。
図9は、図8に示す場合にルート1に固定遅延を与えた場合の位相関係を示す図である。図8に示す状態からルート1側のスイッチ204をA側に切替て固定遅延メモリ203を通した信号を選択する。ルート1の信号は後ろに動き、これによりルート1とルート2の位相差はマルチフレームの半分以内に収まるから、図6と図7に示す関係と同様になり、位相検出部162から得られる正常な位相差の情報により自動調整メモリの読み出しにより位相差の自動調整動作が可能となる。
しかし、固定遅延の挿入するルートを間違えると位相差をマルチフレームの半分以下に抑えることができないばかりか、信号の無瞬断切替は不可能となる。
図10は、図8に示す状態からオペレータが誤った操作を行った場合を示す図である。オペレータが図8の状態から誤ってルート2側のスイッチ207をA側に切り替えてしまった場合、ルート2の信号は後ろに動くことで、本来のマルチフレーム長の半分に収めることができない。
本発明では、図10のような固定遅延の挿入ルートを間違えるというような人為的なミスを防ぐとともに、最終的にどのルートに遅延を入れるかまで、人手を介さずに自動判断させることを可能とする手段を提供する。
図5に示す実施形態では、制御端末104と制御部(1)211と制御部(2)212がこの手段を構成する。
図11は本発明の第2の実施形態2の動作シーケンスを示す図である。オペレータ103がルートを指定して固定遅延メモリを挿入する操作を行った場合の制御端末104と制御部(1)211と制御部(2)212が行うシーケンスを示している。
本実施形態の動作シーケンスについて、オペレータ103が図8に示す位相状態から一方のルート1に固定遅延を入れる操作を行った場合の動作例により図4と図5を参照して以下説明する。
まず、オペレータ103が制御端末104からルート1側に固定遅延を入れる操作を行う(ステップ302)。
この操作に基づいて、制御端末104、制御部(1)211及び制御部(2)212はそれぞれ図4に示す無瞬断機能挿入部125及び図5に示す無瞬断切替機能部144を以下のように制御する。つまり、
制御部(2)212は図5のルート1側のスイッチ204をA側(固定遅延)に切り替え(ステップ303)、ルート2側のスイッチ207をB側(通常)に切り替える(ステップ304)。
次に、制御部(1)211は図4の試験データ挿入部172及び試験パタン生成部201を制御して、試験パタン生成部201で試験パタンを生成させ、試験データ挿入部172を介して伝送路に試験パタンを挿入する(ステップ305)。
また、制御部(2)212は図5の試験パタンERR検出部210により、挿入された試験パタンによるエラー(ERR)検出を開始する(ステップ306)。
試験パタンERR検出部210でERR有無を確認し(ステップ307)、もし、パス切替前にERRが検出されれば回線が異常であることをオペレータ103等に警告する(ステップ312)。また、パス切替前の状態が正常であることを確認すると(ステップ307)、制御部(2)212は図5のパス切替スイッチ209でパス切替を実行する(ステップ308)。
この後、再度、図5の試験パタンERR検出部210でERR有無を確認し(ステップ309)、ERR無しであれば、固定遅延の挿入方向は正常と判断し、ルート1に固定遅延が設定された旨をオペレータ103等に通知して(ステップ310)、処理を終了する(ステップ311)。
また、ERRを確認するステップ309で、ERRが検出された場合は、制御部(2)212は固定遅延を挿入するルートを変更するため、図5のルート1側のスイッチ204をB側(通常)に切り替え(ステップ321)、ルート2側のスイッチ207をA側(固定遅延)に切り替える(ステップ322)。
制御部(1)211は、再び図4の試験パタン生成部201で試験パタンの生成を制御し、試験データ挿入部172を介して伝送路に試験パタンを挿入する(ステップ323)。また、制御部(2)212は図5の試験パタンERR検出部210で、挿入された試験パタンによるERR検出を開始する(ステップ324)。
試験パタンERR検出部210でERR有無を確認し(ステップ325)、もし、パス切替前にERRがあれば回線が異常であることをオペレータ103等に警告する(ステップ329)。また、パス切替前の状態が正常であることを確認すると、制御部(2)212は図5のパス切替スイッチ209でパス切替を実行する(ステップ326)。
この後、再度、図5の試験パタンERR検出部210でERR有無を確認し(ステップ327)、ERR無しであれば、固定遅延の挿入方向はルート2が正常と判断し、固定遅延の挿入ルートが誤りであることをオペレータ103に警告して(ステップ328)、処理を終了する。
また、ERRを確認するステップ327でERRが検出された場合は、正常に無瞬断切替が行えない旨をオペレータ103等に警告する(ステップ330)。
以上の動作により、オペレータ103のルート1への固定遅延の設定操作によるパス切替前の正常性の確認と、固定遅延の設定によるパス切替後の正常性の確認によるオペレータ103の前記操作の正常性の確認と、オペレータ103の前記操作が間違いである場合、ルート2側への固定遅延の自動的な切替設定、前記切替設定後の回線の正常性の確認と、固定遅延の切替設定によるパス切替後の正常性の確認によるオペレータ103に対する挿入ルートのERR警告と、各ERR検出の結果(ERR)の警告等の全てが自動的に実施され、人為的な操作ミスを完全に防止することが可能となる。
(実施形態3)
以上の実施形態1、2では、オペレータ103が2つのルート1、2の遅延による信号の位相関係を予め予測する等により、固定遅延メモリを挿入するルートを制御端末104から指定する例を説明したが、実施形態1、2と同様の構成でオペレータ103が固定遅延メモリを挿入するルートを特定しなくても最適なルートに固定遅延メモリを自動的に挿入できるように構成することが可能である。
本実施形態3のNode1及びNode2の構成は実施形態1、2と同様であり、特に、無瞬断機能挿入部及び無瞬断機能切替部も図4及び図5に示す構成と同じである。
図12は本発明の第3の実施形態3の動作シーケンスを示す図である。オペレータ103が制御端末104からルートを指定せずに固定遅延メモリを挿入する操作を行った場合の制御端末104と制御部(1)211と制御部(2)212が行うシーケンスを示している。本実施形態3の動作シーケンスではシーケンスに予め設定されている一方のルートに固定遅延が設定され、当該ルートへの固定遅延の設定が不適切であれば他のルートへの設定の切替を行い、適切なルートへの設定が自動的に実施される。
オペレータ103が図8に示す位相状態からルートを指定せずに固定遅延を入れる操作を行った場合の動作例を、図4と図5を参照して以下説明する。
まず、オペレータ103が制御端末104から固定遅延を入れる操作を行う(ステップ402)。
この操作に基づいて、制御部(2)212は動作シーケンスに予め設定されているルートに固定遅延を設定する。例えば、図5のルート1側のスイッチ204をA側(固定遅延)に切り替え(ステップ403)、ルート2側のスイッチ207をB側(通常)に切り替える(ステップ404)。
次に、制御部(1)211は図4の試験データ挿入部172及び試験パタン生成部201を制御して、試験パタン生成部201で試験パタンを生成させ、試験データ挿入部172を介して伝送路に試験パタンを挿入する(ステップ405)。また、制御部(2)212は図5の試験パタンERR検出部210により、挿入された試験パタンによるERR検出を開始する(ステップ406)。
試験パタンERR検出部210でERR有無を確認し(ステップ407)、もし、パス切替前にERRが検出されれば回線が異常であることをオペレータ103等に警告する(ステップ412)。また、パス切替前の状態が正常であることを確認すると(ステップ407)、制御部(2)212は図5のパス切替スイッチ209でパス切替を実行する(ステップ408)。
この後、再度、図5の試験パタンERR検出部210でERR有無を確認し(ステップ409)、ERR無しであれば、固定遅延の挿入方向は正常と判断し、ルート1に固定遅延を設定した旨をオペレータ103等に通知して(ステップ410)、処理を終了する(ステップ411)。
また、ERRを確認するステップ409で、ERRが検出された場合は、制御部(2)212は固定遅延を挿入するルートを変更するため、図5のルート1側のスイッチ204をB側(通常)に切り替え(ステップ421)、ルート2側のスイッチ207をA側(固定遅延)に切り替える(ステップ422)。
制御部(1)211は、再び図4の試験パタン生成部201で試験パタンの生成を制御し、試験データ挿入部172を介して伝送路に試験パタンを挿入する(ステップ423)。また、制御部(2)212は図5の試験パタンERR検出部210で、挿入された試験パタンによるERR検出を開始する(ステップ424)。
試験パタンERR検出部210でERR有無を確認し(ステップ425)、もし、パス切替前にERRがあれば回線が異常であることをオペレータ103等に警告する(ステップ438)。また、パス切替前の状態が正常であることを確認すると、制御部(2)212は図5のパス切替スイッチ209でパス切替を実行する(ステップ426)。
この後、再度、図5の試験パタンERR検出部210でERR有無を確認し(ステップ427)、ERR無しであれば、固定遅延の挿入方向はルート2が正常と判断し、ルート2に固定遅延を設定した旨をオペレータ103に通知して(ステップ428)、処理を終了する。
また、ERRを確認するステップ427でERRが検出された場合は、正常に無瞬断切替が行えない旨をオペレータ103等に警告する(ステップ430)。
以上の動作により、オペレータ103のルートを指定しない固定遅延の設定の操作に対し、何れかのルートへの固定遅延の設定と、その正常性の確認と、正常時にパス切替後のルートの正常性の確認と、パス切替後の確認による異常時に固定遅延の自動的な切替設定、その正常性の確認と、その正常時にパス切替後のルートの正常性の確認と、オペレータ103に対する設定ルートの通知と、各ERR検出の結果(ERR)の警告等の全てが自動的に実施され、人為的な操作ミスを完全に防止することが可能となる。
(実施形態4)
以上の実施形態1〜3において、2つの固定遅延メモリは一方のみが切り替えて使用されることから、単一の固定遅延メモリをスイッチ切り替えにより各ルートに挿入可能に構成することが可能である。
図13は第4の実施形態4の単一の固定遅延メモリを用いた無瞬断切替機能部の構成を示す図である。本実施形態4では図5に示すNode2の無瞬断切替機能部144の一方の固定遅延メモリ206を取り除き、ルート1及びルート2に対する切替スイッチ213を設け、何れかのルートに固定遅延メモリ203の切替挿入を可能に構成したものであり、その他の基本的回路構成は図5に示す実施形態1と同様である。
制御部(2)212は、例えば図11に示す動作シーケンスにおいて、切替スイッチ213の切り替えとスイッチ204及びスイッチ207の切り替えを同期させて、何れかのルートに固定遅延メモリ203を挿入し、又は何れのルートにも挿入しないように動作させ、同シーケンスと同様の固定遅延メモリの切替挿入を行う。本実施形態3によれば、単一の固定遅延メモリ203の共用により回路規模を縮小させることが可能となる。なお、動作シーケンスは、オペレータ103による固定遅延メモリの挿入ルートの指定又は無指定のそれぞれ図11及び図12の動作シーケンスで動作させるように構成できる。
(実施形態5)
以上、各ルートにそれぞれ単一の固定遅延メモリを挿入可能に構成した実施形態を示したが、本発明の第5の実施形態5として、それぞれのルートに遅延量の異なる複数個の固定遅延メモリを切り替え挿入可能に構成した例を以下説明する。
図14は本発明の第5の実施形態5の無瞬断切替機能部の構成を示す図である。本実施形態5は基本的構成が図5と同様であるが、各ルートの固定遅延メモリ203、206として、それぞれ2つの固定遅延STEP1及び固定遅延STEP2を切り替え挿入可能に設け、2段階(ステップ)に遅延量を変えることができるように構成したものである。
ここで、固定遅延STEP1 203では、ルート1の固定遅延メモリとして、たとえば4フレーム分データを遅延させ、固定遅延STEP1 204では、ルート2の固定遅延メモリとして、たとえば4フレーム分データを遅延させる。また、固定遅延STEP2 220では、ルート1の固定遅延メモリとして、STEP1の倍の8フレーム分データを遅延させ、固定遅延STEP2 221では、ルート2の固定遅延メモリとして、STEP1の倍の8フレーム分データを遅延させる。このように異なる遅延量の固定遅延を用いることにより、最適な固定遅延の遅延量の設定の自動化が実現され、システム全体の遅延を減らすことが可能である。
図15はルート1に小さい固定遅延STEP1 203を挿入した場合の位相関係を示す図である。図8の状態からルート1に小さい固定遅延STEP1 203を入れた場合を示しており、固定遅延STEP1 203を入れてもルート1、2間の位相差がマルチフレームの半分未満にならないので、パス切替でERR有りとなる例である。
図16はルート1に大きい固定遅延STEP1 220を挿入した場合の位相関係を示す図である。図8の状態からルート1に大きい固定遅延STEP2 220を入れた場合を示しており、パス切替でERR無しとなる例である。
以上のように本実施形態5のシーケンスでは、例えば固定遅延STEP1 203を入れた場合と固定遅延STEP2 220を入れた場合を試し、固定遅延STEP2 220を入れた場合が正しい等と判定し、オペレータ103に通知する自動化の動作が可能となる。
図17は本実施形態5の動作シーケンスを示す図である。オペレータ103がルートを指定せずに固定遅延メモリを挿入する操作を行った場合の制御端末104と制御部(1)211と制御部(2)212が行うシーケンスを示している。
まず、オペレータ103が制御端末104からルートを指定せずに固定遅延を入れる操作を行う(ステップ502)。
この操作に基づいて、制御部(2)212は動作シーケンスに予め設定されているルートに固定遅延を設定する。例えば、図5のルート1側のスイッチ204をA側(通常)に切り替え(ステップ503)、ルート2側のスイッチ207をB側(固定遅延STEP1)に切り替える(ステップ504)。
次に、制御部(1)211は図4の試験データ挿入部172及び試験パタン生成部201を制御して、試験パタン生成部201で試験パタンを生成させ、試験データ挿入部172を介して伝送路に試験パタンを挿入する(ステップ505)。また、制御部(2)212は図5の試験パタンERR検出部210により、挿入された試験パタンによるERR検出を開始する(ステップ506)。
試験パタンERR検出部210でERR有無を確認し(ステップ507)、もし、パス切替前にERRが検出されれば回線が異常であることをオペレータ103等に警告する(ステップ513)。また、パス切替前の状態が正常であることを確認すると(ステップ507)、制御部(2)212は図5のパス切替スイッチ209でパス切替を実行する(ステップ508)。
この後、再度、図5の試験パタンERR検出部210でERR有無を確認し(ステップ509)、ERR無しであれば、パスの切替回数を確認し(ステップ510)、切替は1回目であるから、固定遅延STEP1の挿入及び挿入ルートは正常と判断し、ルート1に固定遅延STEP1を設定した旨をオペレータ103等に通知して(ステップ511)、処理を終了する(ステップ516)。
また、ERRを確認するステップ509で、ERRが検出された場合は、パスの切替回数を確認し(ステップ514)、切替は1回目であるから、制御部(2)212は、再度パスを切り替え(切り戻し)(ステップ515)、ルート2側のスイッチ207をC(固定遅延STEP2)に切り替え(ステップ516)、制御部(1)211は、試験パタン生成部202で試験パタンを生成させ、試験データ挿入部172を介して伝送路に試験パタンを挿入し(ステップ505)、制御部(2)212は試験パタンERR検出部210により、挿入された試験パタンによるERR検出を開始する(ステップ506)。
試験パタンERR検出部210でERR有無を確認し(ステップ507)、もし、パス切替前にERRが検出されれば回線が異常であることをオペレータ103等に警告する(ステップ513)。また、パス切替前の状態が正常であることを確認すると(ステップ507)、制御部(2)212はパス切替スイッチ209でパス切替を実行する(ステップ508)。
この後、再度、試験パタンERR検出部210でERR有無を確認し(ステップ509)、ERR無しであれば、パスの切替回数を確認し(ステップ510)、切替は2回目であるから、固定遅延STEP2の挿入及び挿入ルートは正常と判断し、ルート2に固定遅延SUTE2を設定した旨をオペレータ103等に通知して(ステップ512)、処理を終了する。
また、ERRを確認するステップ509で、ERRが検出された場合は、パスの切替回数を確認し(ステップ514)、切替回数は2回目であるから、制御部(2)212は固定遅延を挿入するルートを変更するため、ルート1側のスイッチ204をB側(固定遅延STEP1)に切り替え(ステップ521)、ルート2側のスイッチ207をA側(通常)に切り替える(ステップ522)。
制御部(1)211は、再び図4の試験パタン生成部201で試験パタンの生成を制御し、試験データ挿入部172を介して伝送路に試験パタンを挿入する(ステップ523)。また、制御部(2)212は図5の試験パタンERR検出部210で、挿入された試験パタンによるERR検出を開始する(ステップ524)。
試験パタンERR検出部210でERR有無を確認し(ステップ525)、もし、パス切替前にERRがあれば回線が異常であることをオペレータ103等に警告する(ステップ571)。また、パス切替前の状態が正常であることを確認すると、制御部(2)212は図5のパス切替スイッチ209でパス切替を実行する(ステップ526)。
この後、再度、図5の試験パタンERR検出部210でERR有無を確認し(ステップ527)、ERR無しであれば、パスの切替回数を確認し(ステップ528)、切替は1回目であるから、固定遅延STEP1の挿入及び挿入ルートは正常と判断し、ルート1に固定遅延SUTE1を設定した旨をオペレータ103等に通知して(ステップ529)、処理を終了する。
また、ERRを確認するステップ527で、ERRが検出された場合は、パスの切替回数を確認し(ステップ532)、切替は1回目であるから、制御部(2)212は、再度パスを切り替え(切り戻し)(ステップ533)、ルート1側のスイッチ204をC(固定遅延STEP2)に切り替え(ステップ534)、制御部(1)211は、試験パタン生成部201で試験パタンを生成させ、試験データ挿入部172を介して伝送路に試験パタンを挿入し(ステップ523)、制御部(2)212は試験パタンERR検出部210により、挿入された試験パタンによるERR検出を開始する(ステップ524)。
試験パタンERR検出部210でERR有無を確認し(ステップ525)、もし、パス切替前にERRが検出されれば回線が異常であることをオペレータ103等に警告する(ステップ571)。また、パス切替前の状態が正常であることを確認すると(ステップ525)、制御部(2)212はパス切替スイッチ209でパス切替を実行する(ステップ526)。
この後、再度、試験パタンERR検出部210でERR有無を確認し(ステップ527)、ERR無しであれば、パスの切替回数を確認し(ステップ528)、切替は2回目であるから、固定遅延STEP2の挿入及び挿入ルートは正常と判断し、ルート1に固定遅延SUTE2を設定した旨をオペレータ103等に通知して(ステップ530)、処理を終了する。
ERRを確認するステップ527でERRが検出されれば、パスの切替回数を確認し(ステップ532)、切替は2回目であるから、正常に無瞬断切替が行えない旨をオペレータ103等に通知する(ステップ535)。
以上の動作により、オペレータ103のルートを指定しない固定遅延の設定の操作による何れかのルートへの遅延量の異なる2個の固定遅延の順次設定と、各ルートでそれぞれの正常性の確認と、パス切替後の各ルートのそれぞれの正常性の確認と、固定遅延の自動的な切替設定によるオペレータ103に対する設定ルートの通知と、各ERR検出の結果(ERR)の警告の全てが自動的に実施され、人為的な操作ミスを完全に防止でき、遅延量の設定も自動化することが可能となる。なお、実施形態5で実施形態2に示すようなオペレータのルートを指定した固定遅延の設定を行う動作シーケンスとすることが可能である。
このように、本実施形態5は挿入する固定遅延の値を2つのステップ(2段階)に換えるように構成したものであり、固定遅延としてステップを設けることで、必要なルートに最適な遅延量を自動的に入れることができるという効果を奏する。
(他の実施形態)
実施形態5は2個の固定遅延メモリを使用した例を示したが、本発明の第6の実施形態6として固定遅延をN(>2)個のステップとするように構成することが可能である。各ルートの固定遅延メモリを遅延量の異なるN個の固定遅延メモリに増やし、最適ルートと最適遅延量の固定遅延メモリを探すように順番に遅延を増やして切り替えを実行し、ERR有無を確認するシーケンスを組むことで、システム全体の遅延を一層減らすことが可能である。
以上の実施形態において、パス切替前及びパス切替後の正常性の確認(例えば図11のステップ307、325と309、327)は、何れのルートから行うように動作シーケンスを設定することが可能である。
また、本発明の実施形態としてSDH光伝送システムに関して説明したが、本発明はSDH光伝送システムに限られるものではなく、1+1冗長構成の無瞬断切替方式のルート間受信信号の位相差を制限する固定遅延の設定の正当性を確認するという本発明の要旨の範囲で、2ルートから検出される同期信号による位相差の判定範囲に制限がある他の伝送システムの無瞬断切替方式にも適用可能であることは明らかである。
本発明の第1の実施形態を示す図である。 第2の実施形態のNode1 101の一般的なSDH光伝送装置の構成を示す図である。 第2の実施形態のNode2 102の一般的なSDH光伝送装置の構成を示す図である。 第2の実施形態のNode1 101の無瞬断機能挿入部125の構成を示す図である。 第2の実施形態のNode2 102の無瞬断切替機能部144の構成を示す図である。 スイッチ204、205で固定遅延メモリを通さないルート1のデータを選択した場合のマルチフレーム位相を示す図である。 ルート1にのみ前記位相差分の遅延を与えた場合の位相関係を示す図である。 ルート1とルート2の位相差が32フレームを超えている場合の位相関係を示す図である。 図8に示す場合にルート1に固定遅延を与えた場合の位相関係を示す図である。 図8に示す状態からオペレータが誤った操作を行った場合を示す図である。 本発明の第2の実施形態2の動作シーケンスを示す図である。 本発明の第3の実施形態3の動作シーケンスを示す図である。 第4の実施形態4の単一の固定遅延メモリを用いた無瞬断切替機能部の構成を示す図である。 本発明の第5の実施形態5の無瞬断切替機能部の構成を示す図である。 ルート1に小さい固定遅延STEP1 203を挿入した場合の位相関係を示す図である。 ルート1に大きい固定遅延STEP1 220を挿入した場合の位相関係を示す図である。 本実施形態5の動作シーケンスを示す図である。 本発明の関連技術の無瞬断切替方式の構成を示す図である(特許文献1参照)。 本発明の関連技術の無瞬断システムの構成を示す図である。
符号の説明
101 Node1
102 Node2
103 オペレータ
104 制御端末
121、141、142 SDHインタフェース終端部
122 クロスコネクト部
123、124 SDHインタフェース生成部
125 無瞬断機能挿入部
143 クロスコネクト部
144 無瞬断切替機能部
145 SDHインタフェース生成部
156 メモリ読み出し制御部
151、161 マルチフレーム終端部
172 試験データ挿入部
173 マルチフレーム挿入部
201 試験パタン生成部
202 マルチフレーム生成部
203、206 固定遅延(STEP2)
204、207 スイッチ
205、208 自動調整メモリ
209 パス切替スイッチ
210 試験パタンERR検出部
211 制御部(1)
212 制御部(2)
220、121 固定遅延(STEP1)
401、402 SDHアナライザ

Claims (18)

  1. 1+1冗長構成の無瞬断切替方式における、受信側ノードのルート間受信信号の位相差を制限する固定遅延を設定したルートの正当性を確認する固定遅延ルート確認方法であって、
    一方のルートに固定遅延を設定して、第1又は第2のルートの受信信号による第1の正常性を確認し、第1の正常性の確認時に正常の場合に他方のルートに切り替えて第2又は第1のルートの受信信号による第2の正常性を確認し、第2の正常性の確認時に正常でない場合に他方のルートに固定遅延を設定して、第1又は第2のルートの受信信号による第3の正常性を確認し、第3の正常性の確認時に正常の場合に一方のルートに切り替えて第2又は第1のルートの受信信号による第4の正常性を確認することを特徴とする固定遅延ルート確認方法。
  2. 前記固定遅延には、遅延量が段階的に異なる複数の固定遅延を含み、第2の正常性の確認の結果、正常でない場合、一方のルートに異なる遅延量の固定遅延を順次設定して、正常性が確認されるまで第1の正常性の確認と第2の正常性の確認とを繰り返し、全ての固定遅延による第2の正常性の確認の結果、正常でない場合、他方のルートに異なる遅延量の固定遅延を順次設定して、正常性が確認されるまで第3の正常性の確認と第4の正常性の確認とを繰り返すことを特徴とする請求項1記載の固定遅延ルート確認方法。
  3. 前記正常性の確認は、前記送信側ノードから第1及び第2のルートに試験パタンを挿入して行うことを特徴とする請求項1又は2記載の固定遅延ルート確認方法。
  4. 前記ルートの切り替えは、第1及び第2のルートの受信信号の位相差を検出し、検出結果により第1及び第2のルートの信号の位相差をなくするように自動調整を行って切り替えることを特徴とする請求項1、2又は3記載の固定遅延ルート確認方法。
  5. 第1の正常性の確認時又は第3の正常性の確認時に異常が確認されれば、エラー警告を行うことを特徴とする請求項1ないし4の何れかの請求項記載の固定遅延ルート確認方法。
  6. 第4の正常性の確認時に異常が確認されれば、無瞬断切替は不可の警告を行うことを特徴とする請求項1ないし5の何れかの請求項記載の固定遅延ルート確認方法。
  7. 第2の正常性の確認時及び第4の正常性の確認時に正常が確認されれば、それぞれ一方又は他方のルートへの固定遅延の設定を通知ないし警告することを特徴とする請求項1ないし6の何れかの請求項記載の固定遅延ルート確認方法。
  8. 前記受信側ノードはSDH光伝送装置として構成されていることを特徴とする請求項1ないし7の何れかの請求項記載の固定遅延ルート確認方法。
  9. 前記一方のルートへの固定遅延の設定は、制御端末からのオペレータの指示により行うことを特徴とする請求項1ないし8の何れかの請求項記載の固定遅延ルート確認方法。
  10. 1+1冗長構成の無瞬断切替方式における、受信側ノードのルート間受信信号の位相差を制限する固定遅延を設定したルートの正当性を確認する固定遅延ルート確認システムであって、
    一方のルートに固定遅延を設定して、第1又は第2のルートの受信信号による第1の正常性を確認する機能と、第1の正常性の確認時に正常の場合に他方のルートに切り替えて第2又は第1のルートの受信信号による第2の正常性を確認する機能と、第2の正常性の確認時に正常でない場合に他方のルートに固定遅延を設定して、第1又は第2のルートの受信信号による第3の正常性を確認する機能と、第3の正常性の確認時に正常の場合に一方のルートに切り替えて第2又は第1のルートの受信信号による第4の正常性を確認する機能と、を備えることを特徴とする固定遅延ルート確認システム。
  11. 前記固定遅延には、遅延量が段階的に異なる複数の固定遅延を含み、第2の正常性の確認の結果、正常でない場合、一方のルートに異なる遅延量の固定遅延を順次設定して、正常性が確認されるまで第1の正常性の確認と第2の正常性の確認とを繰り返し、全ての固定遅延による第2の正常性の確認の結果、正常でない場合、他方のルートに異なる遅延量の固定遅延を順次設定して、正常性が確認されるまで第3の正常性の確認と第4の正常性の確認とを繰り返すことを特徴とする請求項10記載の固定遅延ルート確認システム。
  12. 前記正常性の確認は、前記送信側ノードから第1及び第2のルートに試験パタンを挿入して行う機能を備えることを特徴とする請求項10又は11記載の固定遅延ルート確認システム。
  13. 前記ルートの切り替えは、第1及び第2のルートの受信信号の位相差を検出し、検出結果により第1及び第2のルートの信号の位相差をなくするように自動調整を行って切り替えることを特徴とする請求項10、11又は12記載の固定遅延ルート確認システム。
  14. 第1の正常性の確認時又は第3の正常性の確認時に異常が確認された場合に、エラー警告を行う機能を備えることを特徴とする請求項10ないし13の何れかの請求項記載の固定遅延ルート確認システム。
  15. 第4の正常性の確認時に異常が確認された場合に、無瞬断切替は不可の警告を行う機能を備えることを特徴とする請求項10ないし14の何れかの請求項記載の固定遅延ルート確認システム。
  16. 第2の正常性の確認時及び第4の正常性の確認時に正常が確認された場合に、それぞれ一方又は他方のルートへの固定遅延の設定を通知ないし警告する機能を備えることを特徴とする請求項10ないし15の何れかの請求項記載の固定遅延ルート確認システム。
  17. 前記受信側ノードはSDH光伝送装置として構成されていることを特徴とする請求項10ないし16の何れかの請求項記載の固定遅延ルート確認システム。
  18. 前記一方のルートへの固定遅延の設定は、制御端末からのオペレータの指示により行うことを特徴とする請求項10ないし17の何れかの請求項記載の固定遅延ルート確認システム。
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