JP2009004194A - 蛍光ランプの駆動装置、駆動方法、発光装置ならびに液晶テレビ - Google Patents

蛍光ランプの駆動装置、駆動方法、発光装置ならびに液晶テレビ Download PDF

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Abstract

【課題】蛍光ランプの異常を検出する。
【解決手段】駆動装置100はインバータを含み、駆動対象のCCFL2に交流電圧Vacを供給する。第1検出信号生成部(30a)は、交流電圧Vac1によって第1CCFL2aを駆動することにより発生する第1検出信号S1を生成する。第2検出信号生成部(30b)は、交流電圧Vac2によって第2CCFL2bを駆動することにより発生する第2検出信号S2を生成する。異常検出回路34は、第1検出信号S1の振幅と第2検出信号S2の振幅の差に応じた異常検出信号S4を生成する。駆動装置100は、異常検出信号S4を所定のしきい値と比較し、比較結果に応じて回路保護を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、蛍光ランプの駆動装置に関し、特にその回路保護技術に関する。
近年、ブラウン管テレビに代えて、薄型、大型化が可能な液晶テレビの普及が進んでいる。液晶テレビは、映像が表示される液晶パネルの背面に、冷陰極蛍光ランプ(Cold Cathode Fluorescent Lamp、以下CCFLという)を複数本配置し、バックライトとして発光させている。
CCFLの駆動には、たとえば12V程度の直流電圧を昇圧して交流電圧として出力するインバータ(DC/ACコンバータ)が用いられる。インバータは、CCFLに流れる電流を電圧に変換して制御回路に帰還し、この帰還電圧にもとづいてスイッチング素子のオンオフを制御している。たとえば、特許文献1には、こうしたインバータによるCCFLの駆動技術が開示される。
特開2003−323994号公報
こうした駆動回路には、CCFLが故障したり、接続不良が発生する異常状態を検出し、必要に応じて回路保護を行う必要がある。本発明はこうした状況においてなされたものであり、その目的は、異常を検出可能な蛍光ランプの駆動回路の提供にある。
本発明のある態様は、複数の蛍光ランプを駆動する駆動装置に関する。この駆動装置は、駆動対象の複数の蛍光ランプに交流電圧を供給するインバータと、交流電圧によって第1蛍光ランプを駆動することにより発生する第1電気信号に応じた第1検出信号を生成する第1検出信号生成部と、交流電圧によって第2蛍光ランプを駆動することにより発生する第2電気信号に応じた第2検出信号を生成する第2検出信号生成部と、第1検出信号の振幅と第2検出信号の振幅の差に応じた異常検出信号を生成する異常検出回路と、を備える。インバータは、異常検出信号を所定のしきい値と比較し、比較結果に応じて回路保護を実行する。
第1、第2電気信号は、ランプが正常駆動される際に、実質的に同一の振幅レベルを有する交流信号を選択する。第1、第2電気信号は、交流電圧と同一の周波数ωを有するから、それぞれの振幅をA1、A2と書くとき、
S1(t)=A1×SIN(ωt)
S2(t)=A2×SIN(ωt)
となる。回路が正常動作するとき、A1=A2であるから、振幅の差A1−A2=0となる。いずれかのランプに異常が発生すれば、第1検出信号S1の振幅A1と第2検出信号S2の振幅A2に差ΔAが発生するため、振幅の差ΔAに基づいて異常を検出することができる。
第1、第2検出信号生成部は、互いに逆相となる電気信号に基づいて、第1、第2検出信号が互いに逆相となるように生成してもよい。このとき、異常検出回路は、第1、第2検出信号の中点電圧にもとづいて、異常検出信号を生成してもよい。
中点電圧A12(t)の時間波形は、
A12(t)=(A1−A2)×SIN(ωt)
となる。第1、第2検出信号の振幅が同一であって、かつ逆相のとき、中点電圧は0Vとなる。振幅A1、A2に差ΔAが発生すると、中点電圧A12の振幅が大きくなる。したがって、中点電圧のレベルを監視することにより、振幅の差ΔAを検出できる。
第1検出信号生成部は、第1検出信号を、第1蛍光ランプに流れる電流に応じて生成し、第2検出信号生成部は、第2検出信号を、第2蛍光ランプに流れる電流に応じて生成してもよい。
いずれかの蛍光ランプに異常が発生すれば、その蛍光ランプに流れる電流が変化して、第1、第2検出信号の振幅に差が発生するため、異常を検出できる。
第1検出信号生成部は、第1蛍光ランプの電流に応じた第1検出電流の経路上に設けられた第1検出抵抗を含み、当該第1検出抵抗に生ずる電圧降下を、第1検出信号として出力してもよい。第2検出信号生成部は、第2蛍光ランプの電流に応じた第2検出電流の経路上に設けられた第2検出抵抗を含み、当該第2検出抵抗に生ずる電圧降下を、第2検出信号として出力してもよい。異常検出回路は、第1、第2検出信号の中点電圧にもとづいて、異常検出信号を生成してもよい。
第1検出信号生成部は、第1検出信号を、第1蛍光ランプの一端に発生する電圧に応じて生成し、第2検出信号生成部は、第2検出信号を、第2蛍光ランプの一端に発生する電圧に応じて生成してもよい。
いずれかの蛍光ランプに異常が発生すれば、その蛍光ランプの一端に生ずる電圧が変化し、第1、第2検出信号の振幅に差が発生するため、異常を検出できる。
第1検出信号生成部は、第1蛍光ランプの一端に発生する電圧を分圧する第1キャパシタ対を含み、分圧された電圧を第1検出信号として出力してもよい。第2検出信号生成部は、第2蛍光ランプの一端に発生する電圧を分圧する第2キャパシタ対を含み、分圧された電圧を第2検出信号として出力してもよい。異常検出回路は、第1、第2検出信号の中点電圧にもとづいて、異常検出信号を生成してもよい。
異常検出回路は、第1端子に第1検出信号が印加された第1抵抗と、第1端子に第2検出信号が印加された第2抵抗と、第1抵抗と第2抵抗の共通接続された第2端子に、アノードが接続されたダイオードと、を含んでもよい。異常検出回路は、ダイオードのカソード電圧に応じた信号を異常検出信号として出力してもよい。
この場合、第1抵抗と第2抵抗の接続点には、第1検出信号と第2検出信号の中点電圧(平均電圧)が発生し、中点電圧がダイオードによって整流される。ダイオードのカソードに生ずる整流された電圧にもとづいて、第1、第2検出信号の振幅の差を検出できる。
異常検出回路は、カソード電圧をフィルタリングするフィルタをさらに含んでもよい。この場合、ダイオードとフィルタによって、中点電圧を整流平滑して、中点電圧の振幅に応じた直流信号を生成できる。
本発明の別の態様もまた、蛍光ランプの駆動装置に関する。この駆動装置は、蛍光ランプの両端にそれぞれ、互いに逆相となる交流電圧を供給するインバータと、蛍光ランプの一端に発生する電気信号に応じた第1検出信号を生成する第1検出信号生成部と、蛍光ランプの他端に発生する電気信号に応じた第2検出信号を生成する第2検出信号生成部と、第1検出信号の振幅と第2検出信号の振幅の差に応じた異常検出信号を生成する異常検出回路と、を備える。インバータは、異常検出信号を所定のしきい値と比較し、比較結果に応じて回路保護を実行する。
この態様によると、蛍光ランプに、開放、短絡などの不良が発生したときに、第1検出信号と第2検出信号の振幅に差が生ずるため、振幅の差に基づいて異常を検出できる。
第1、第2検出信号生成部は、第1、第2検出信号が互いに逆相となるように生成してもよい。異常検出回路は、第1、第2検出信号の中点電圧にもとづいて、異常検出信号を生成してもよい。
第1検出信号生成部は、蛍光ランプの一端をモニタし、蛍光ランプに第1の向きに流れる電流に応じた第1検出電流にもとづいて第1検出信号を生成し、第2検出信号生成部は、蛍光ランプの他端をモニタし、蛍光ランプに第2の向きに流れる電流に応じた第2検出電流にもとづいて第2検出信号を生成してもよい。
第1検出信号生成部は、蛍光ランプの一端の電圧に応じた第1検出信号を生成し、第2検出信号生成部は、蛍光ランプの他端の電圧に応じた第2検出信号を生成してもよい。
蛍光ランプは、U字型であってもよい。この場合、蛍光ランプの両端に電圧を印加するためのインバータを、蛍光ランプの片側に集中的に配置できる。
本発明のさらに別の態様は、発光装置である。この発光装置は、複数の蛍光ランプと、複数の蛍光ランプを駆動する上述のいずれかの駆動装置と、を備える。蛍光ランプは、冷陰極蛍光ランプであってもよい。
本発明のさらに別の態様は、液晶テレビである。この液晶テレビは、液晶パネルと、液晶パネルの背面に配置される複数の上述の発光装置と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、複数の蛍光ランプの駆動方法に関する。この駆動方法は、複数の蛍光ランプに交流の駆動電圧を供給するステップと、第1の蛍光ランプが正常点灯するとき、所定の振幅を有する第1交流信号が現れる第1端子を監視するステップと、第2の蛍光ランプが正常点灯するとき、所定の振幅を有する第2交流信号が現れる第2端子を監視するステップと、第1交流信号と第2交流信号の振幅の差が、所定のしきい値より大きくなったとき、異常と判定するステップと、回路異常と判定されると、回路保護を実行するステップと、を備える。第1の蛍光ランプと第2の蛍光ランプは同一であってもよいし、別のランプであってもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係る蛍光ランプの駆動装置によれば、異常を検出できる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aと部材Bが接続」された状態とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る発光装置200の構成を示す回路図である。図2は、図1の発光装置が搭載される液晶テレビ300の構成を示すブロック図である。液晶テレビ300は、アンテナ310と接続される。アンテナ310は、放送波を受信して受信部304に受信信号を出力する。受信部304は、受信信号を検波、増幅して、信号処理部306へと出力する。信号処理部306は、変調されたデータを復調して得られる画像データを液晶ドライバ308に出力する。液晶ドライバ308は、画像データを走査線ごとに液晶パネル302へと出力し、映像、画像を表示する。液晶パネル302の背面には、バックライトとして複数の発光装置200が配置されている。本実施の形態に係る発光装置200は、このような液晶パネル302のバックライトとして好適に用いることができる。以下、図1に戻り、発光装置200の構成を説明する。
本実施の形態に係る発光装置200は、第1CCFL2a、第2CCFL2b(以下、CCFL2と総称する)と、駆動装置100を含む。CCFL2は、I字型の蛍光ランプであって、液晶パネル302の背面に配置される。
駆動装置100は、インバータを含み、直流電圧Vdcを交流電圧に変換して昇圧し、第1CCFL2a、第2CCFL2bの第1端子P1に、互いに逆相となる第1交流電圧Vac1、第2交流電圧Vac2を供給し、CCFL2の発光輝度を帰還制御する。第1CCFL2a、第2CCFL2bの第2端子P2は接地される。
駆動装置100は、制御回路10、ドライバ12、ブリッジ回路14、キャパシタC1、トランス20、第1電流検出部30a、第1電圧検出部32a、第2電流検出部30b、第2電圧検出部32b、異常検出回路34を備える。
トランス20は、一次コイルL1、二次コイルL2a、二次コイルL2bを備える。一次コイルL1、二次コイルL2aは、同じ極性で配置され、二次コイルL2bは一次コイルL1に対して逆極性にて配置されている。一次コイルL1は、キャパシタC1を介してブリッジ回路14と接続される。ブリッジ回路14は、ハーフブリッジ回路やフルブリッジ回路であって、ドライバ12から出力される駆動信号S3にもとづいて、一次コイルL1の両端に、スイッチング電圧Vsw1を印加する。
二次コイルL2aの両端には、一次コイルL1との巻線比に応じた第1交流電圧Vac1が発生する。同様に二次コイルL2bの両端には、一次コイルL1との巻線比に応じた第2交流電圧Vac2が発生する。二次コイルL2aと二次コイルL2bは逆極性で配置されるため、第1交流電圧Vac1、第2交流電圧Vac2は逆相となる。
第1電流検出部30aは、交流電圧Vac1によって第1CCFL2aを駆動することにより発生するランプ電流Ilamp1に応じた電流帰還信号IS1、電流検出信号IPRO1を生成する。第1電流検出部30aはランプ電流Ilamp1の経路上に設けられた抵抗R1、R2を含む。電流帰還信号IS1は、抵抗R1にランプ電流Ilamp1が流れることにより発生する電圧降下である。電流検出信号IPRO1は、抵抗R1、R2にランプ電流Ilamp1が流れることにより発生する電圧降下である。
同様に、第2CCFL2bに対して第2電流検出部30bが設けられている。
第1電圧検出部32aは、交流電圧Vac1によって第1CCFL2aを駆動することにより、第1CCFL2aの第1端子P1に発生する電圧に応じた第1電圧検出信号VS1を生成する。第1電圧検出部32aは、キャパシタ対C2、C3を含む。キャパシタ対C2、C3は、第1CCFL2aの一端P1に発生する電圧Vac1を分圧し、第1電圧検出信号VS1として出力する。
同様に、第2CCFL2bに対して第2電圧検出部32bが設けられている。
制御回路10は、電圧検出部32により生成される電圧検出信号VS1、VS2(VSと総称する)、電流検出部30により生成される電流帰還信号IS1、IS2(ISと総称する)の少なくともひとつに基づいて、帰還によって交流電圧Vac1、Vac2を調節する。たとえば、CCFL2の点灯前においては、電圧検出信号VSにもとづいて交流電圧Vacを制御し、CCFL2が点灯可能なレベルまで交流電圧Vacを上昇させる。点灯後は電流帰還信号ISにもとづいて交流電圧Vacを調節し、CCFL2に流れるランプ電流Ilampを一定値に保ち、輝度を安定化させる。
制御回路10による帰還制御は、実施の形態のそれに限定されず、公知のさまざまな技術が利用できる。また、複数のCCFL2を駆動するためのトランス20およびブリッジ回路14のトポロジーも、図1のそれに限定されるものではない。
異常検出回路34は、その機能を一般化あるいは抽象化すると、以下の処理を実行する。すなわち、異常検出回路34は、第1交流電圧Vac1によって第1CCFL2aを駆動することにより発生する電気信号に応じた第1検出信号S1と、第2交流電圧Vac2によって第2CCFL2bを駆動することにより発生する電気信号に応じた第2検出信号S2を受ける。第1検出信号S1、第2検出信号S2は、互いに同一の電気量(電流、電圧もしくは電力)に対応した信号であり、第1CCFL2a、第2CCFL2bが正常駆動されるときに、実質的に同一の振幅を有する信号を選択する。「同一の電気量」とは、異なる蛍光ランプにおいて、対応する箇所に生ずる電気量を意味する。
S1(t)=A1×SIN(ωt)
S2(t)=A2×SIN(ωt)
とする。A1、A2は、第1検出信号S1、第2検出信号S2の振幅である。異常検出回路34は、第1検出信号S1の振幅A1と第2検出信号S2の振幅A2の差ΔA(=A1−A2)に応じた異常検出信号S4を出力する。
制御回路10は、異常検出信号S4を受け、これを所定のしきい値と比較し、比較結果に応じた所定の回路保護を実行する。回路保護は、たとえばCCFL2の駆動停止や、交流電圧Vacの低下などである。
この実施の形態によれば、第1CCFL2a、第2CCFL2bが正常に駆動されるとき、第1検出信号S1、第2検出信号S2の振幅はほぼ等しくなるため、振幅の差ΔAは、しきい値より小さくなる。もし、いずれかのCCFL2に開放、短絡やアーク放電などの回路異常が発生した場合、第1検出信号S1、第2検出信号S2の振幅A1、A2が等しくならないため、振幅の差ΔAが増大し、しきい値Sthより大きくなる。したがって、振幅の差ΔAとしきい値Sthとの比較によって、回路異常を好適に検出することができる。しきい値Sthは、回路異常が発生したときの、第1検出信号S1、第2検出信号S2の振幅A1、A2の差ΔAにもとづいて設定すればよい。
具体的に、異常検出回路34は、以下の処理1、2のいずれか、あるいは組み合わせを実行する。
1.電流検出による異常検出
第1の処理では、第1検出信号S1を、第1CCFL2aに流れるランプ電流Ilamp1に応じた信号とし、第2検出信号S2を第2CCFL2bに流れるランプ電流Ilamp2に応じた信号とする。
この場合、第1検出信号S1として、第1電流検出部30aにより生成される第1電流検出信号IPRO1を用い、第2検出信号S2として第2電流検出部30bにより生成される第2電流検出信号IPRO2を用いればよい。
異常検出回路34は、第1電流検出信号IPRO1の振幅A1と、第2電流検出信号IPRO2の振幅A2の差ΔAを、異常検出信号S4として出力する。第1CCFL2a、第2CCFL2bは逆相で駆動されるため、それぞれに流れるランプ電流Ilamp1、Ilamp2は逆相の交流波形となる。つまり、第1電流検出信号IPRO1、第2電流検出信号IPRO2は逆相の交流信号であるから、図1の異常検出回路34は、2つの交流信号を加算、もしくは平均することにより、振幅の差ΔAに応じた信号S5を生成する。
S5=(A1−A2)×SIN(ωt)=ΔA×SIN(ωt)
異常検出回路34は、第1抵抗Ra1、第2抵抗Ra2、ダイオードD1、フィルタ36を含む。第1抵抗Ra1の第1端子には、第1検出信号S1が印加される。第2抵抗Ra2の第1端子には、第2検出信号S2が印加される。第1抵抗Ra1、第2抵抗Ra2の第2端子同士は接続される。ダイオードD1のアノードは、2つの抵抗の第2端子と接続される。抵抗Ra1、Ra2の抵抗値が等しいとき、アノード電圧S6は、
S6=(A1−A2)/2×SIN(ωt)=ΔA/2×SIN(ωt)
となり、第1検出信号S1、第2検出信号S2の中点電圧となる。
第1検出信号S1と第2検出信号S2が逆相で、かつ振幅が等しければ、中点電圧S6は0Vとなる。もし、回路異常によって、振幅や位相が変動すれば、中点電圧S6はある振幅をもった交流信号となる。ダイオードD1のカソードには、中点電圧S6が整流された電圧が出力される。
フィルタ36は、抵抗R5、キャパシタC6を含み、ダイオードD1のカソード電圧S5をフィルタリングして、異常検出信号S4として出力する。抵抗R6は、異常検出信号S4をプルダウンするために設けられる。抵抗R6によって、異常検出信号S4は、ノーマリーロー(NORMALLY LOW)となる。
以上のように構成された発光装置200の動作を説明する。図3(a)〜(c)は、図1の発光装置200の動作波形図である。図3(a)は正常動作時の、同図(b)はランプ開放時、同図(c)はアーク放電時の動作を示す。各波形図の縦軸および横軸は、理解を容易とするために適宜拡大、縮小したものであり、また示される各波形も、理解の容易のために簡略化されている。
図3(a)に示すように、正常動作時には、第1検出信号S1、第2検出信号S2の振幅A1、A2は等しいため、その中点電圧S6は0Vとなり、異常検出信号S4も0Vとなる。制御回路10は、異常検出信号S4を受け、しきい値Sthと比較する。比較の結果、異常検出信号S4のレベルがしきい値Sthより小さいため、通常の駆動を継続する。
一方の第1CCFL2aが開放となった場合、図3(b)に示すように、第1検出信号S1の振幅A1が小さくなる。その結果、中点電圧S6は、振幅A1、振幅A2の差ΔAに応じた振幅を持つ交流信号となる。この中点電圧S6が、ダイオードD1により整流され、フィルタ36を介して平滑化されて、直流の異常検出信号S4が生成される。このときの異常検出信号S4の電圧レベルは、しきい値Sthより大きいため、制御回路10は所定の回路保護を実行する。
第1CCFL2aがアーク放電した場合においても、図3(c)に示すように、異常検出信号S4の電圧レベルは、しきい値Sthより大きいため、制御回路10は所定の回路保護を実行する。図1の異常検出回路34は、第1検出信号S1、第2検出信号S2を平均(加算)するため、第1検出信号S1、第2検出信号S2の位相差が逆相(180度)から変化した場合にも、中点電圧S6は振幅を有する交流信号となるため、異常を検出することができる。
このように、図1の発光装置200によれば、開放やアーク放電から回路を保護することができる。
2. 電圧検出による異常検出
上述した電流検出に替えて、電圧検出により異常を検出してもよい。すなわち、異常検出回路34は、第1CCFL2aの第1端子P1に発生する第1交流電圧Vac1に応じた第1電圧検出信号VS1を、第1検出信号S1として受け、第2CCFL2bの第1端子P2に発生する第2交流電圧Vac2に応じた第2電圧検出信号VS2を、第2検出信号S2として受けてもよい。
この場合、第1CCFL2aまたは第2CCFL2bに異常が発生すると、第1検出信号S1と第2検出信号S2の中点電圧S6が振幅を有する交流信号となるため、電流検出の場合と同様に、回路保護を行うことができる。
図1の発光装置200は、2つのCCFL2を駆動する回路について説明した。次に、本実施の形態に係る回路保護技術を、多数のCCFL2に適用する技術を説明する。
図4は、n本のCCFL2を備える発光装置200aの構成を示す回路図である。発光装置200aは、共通のブリッジ回路14によって、スイッチング電圧Vsw1が供給される複数のトランス20を備える。各トランス20と、CCFL2a、2bの接続態様は、図1と同様である。以降の回路図では、電流検出部30、電圧検出部32を適宜省略する。
図4の発光装置200aにおいて、異常検出回路34aには、各CCFL2ごとの電流検出信号IPRO1〜IPROnが入力されている。電流検出信号IPROに代えて、電圧検出信号VSを利用してもよい。
異常検出回路34は、複数のダイオードD1〜Dn−1を備える。i番目のダイオードDiは、連続するi番目とi+1番目の電流検出信号IPROi、IPROi+1の組ごとに設けられる。隣接する電流検出信号は、互いに逆相である。複数のダイオードD1〜Dn−1のカソードは共通に接続されており、カソード電圧S5がフィルタ36を介して出力される。
i番目のダイオードDiのアノードには、抵抗Ra1を介してi番目の電流検出信号IPROiが入力され、抵抗Ra2を介してi+1番目の電流検出信号IPROi+1が入力される。ダイオードDiを共通とする電流検出信号IPROiの振幅と、IPROi+1の振幅に差が発生すると、ダイオードDiのアノードに現れる中点電圧S6が上昇する。その結果、異常検出信号S4のレベルも上昇し、制御回路10による回路保護が実行される。
図4の発光装置200aによれば、いずれかのCCFL2に異常が発生すれば、異常検出信号S4がしきい値Sthより高くなるため、回路保護を実行することができる。
図5は、図1の発光装置の変形例の構成を示す回路図である。図1の発光装置200では、I字型のCCFLの一端に交流電圧Vacを供給した。図5の発光装置200bでは、I字型のCCFLの両端に、逆相の交流電圧Vacを供給する。
発光装置200bは、2つの駆動装置100m、100sを備える。マスターチャンネルの駆動装置100mは、第1CCFL2a、第2CCFL2bの一端に、交流電圧Vac1、Vac2を供給する。交流電圧Vac1、Vac2は逆相で与えられる。スレーブチャンネルの駆動装置100sは、第1CCFL2a、第2CCFL2bの他端に、出力電圧*Vac1、*Vac2を供給する。電圧Vac1と電圧*Vac1は逆相であり、電圧Vac2と電圧*Vac2も逆相である。
マスターチャンネルの異常検出回路34mは、マスターチャンネルの第1電流検出信号IPRO1m、第2電流検出信号IPRO2mにもとづいて、異常検出信号S4を生成する。マスターチャンネルの制御回路10は、異常検出信号S4がしきい値Sthより高くなると、回路保護を実行する。スレーブチャンネル側においても同様の処理が行われる。
図5の発光装置200bにおいても、いずれかのCCFL2に異常、不良が発生すると、それを確実に検出することができる。なお、図5の発光装置200bを、図4に示すようにさらに多くのCCFL2の駆動に適用することも可能である。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、第1検出信号S1、第2検出信号S2として、異なるCCFL2の対応する箇所に現れる信号を利用した。第2の実施の形態では、第1検出信号S1、第2検出信号S2として、同一のCCFL2に生ずる信号を利用する場合を説明する。
図6は、第2の実施の形態に係る発光装置200cの構成を示す回路図である。図6の発光装置200cは、図1の発光装置200の第1CCFL2a、第2CCFL2bをU字型のCCFL2cに置換した構成を具備する。すなわち、U字型のCCFL3の第1端子P1には、第1交流電圧Vac1が印加され、第2端子P2には逆相の第2交流電圧Vac2が印加される。
異常検出回路34は、CCFL2cの両端に生ずる逆相の交流信号(電流または電圧)の振幅に基づいて異常検出を行う。つまり、第1検出信号S1、第2検出信号S2として、電流検出信号IPRO1、IPRO2を利用してもよいし、電圧検出信号VS1、VS2を利用してもよい。また、U字型のCCFL2cに代えて、図1の第1CCFL2a、第2CCFL2bの第2端子同士を接続してもよい。
この場合、ひとつのCCFL2cの両端をモニタするため、図1の回路よりも多様に、あるいは確実に異常を検出することができる。
第1、第2の実施の形態で説明した回路保護方法を別の観点から抽象化すれば、以下の技術思想を得ることができる。すなわち、この駆動方法は、以下の処理(1)〜(5)を実行する。
(1)複数の蛍光ランプに交流の駆動電圧を供給する。
(2)第1の蛍光ランプが正常点灯するとき、所定の振幅を有する第1交流信号が現れる第1端子を監視する。
(3)第2の蛍光ランプが正常点灯するとき、第1交流信号と実質的に同一の所定の振幅を有する第2交流信号が現れる第2端子を監視する。第1の蛍光ランプと第2の蛍光ランプは同一であってもよい。
(4)第1交流信号と第2交流信号の振幅の差が、所定のしきい値より大きくなったとき、回路異常と判定する。
(5)回路異常が判定されると、回路保護を実行する。
この技術思想によれば、回路異常が発生するときに、2つの交流信号の振幅に差が生ずるため、振幅の差に応じて回路保護を実行できる。
実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、例示する。
実施の形態では、第1検出信号S1と第2検出信号S2を逆相となるように生成し、これにより、中点電圧S6によって、第1検出信号S1と第2検出信号S2の振幅の差ΔAを生成した。中点電圧S6の生成には、抵抗Ra1、Ra2による分圧を利用したが、演算増幅器を含む加算器を用いてもよい。
また、第1検出信号S1と第2検出信号S2は、正常動作時に実質的に同一の振幅を有する同相信号であってもよい。この場合、第1検出信号S1と第2検出信号S2の差信号を生成するために、減算器を利用してもよい。
実施の形態では、第1検出信号S1と第2検出信号S2の差信号(S6)を生成し、その振幅を検出した。変形例として、第1検出信号S1、第2検出信号S2をそれぞれ整流平滑し、振幅に応じた第1、第2の直流信号を生成し、2つの直流信号の差にもとづいて、振幅の差ΔAに応じた異常検出信号S4を生成してもよい。
第1の実施の形態に係る発光装置の構成を示す回路図である。 実施の形態に係る発光装置が搭載される液晶テレビの構成を示すブロック図である。 図3(a)〜(c)は、図1の発光装置の動作波形図である。 n本のCCFLを備える発光装置の構成を示す回路図である。 図1の発光装置の変形例の構成を示す回路図である。 第2の実施の形態に係る発光装置の構成を示す回路図である。
符号の説明
S1・・・第1検出信号、S2・・・第2検出信号、P1・・・第1端子、P2・・・第2端子、C1・・・キャパシタ、2・・・CCFL、2a・・・第1CCFL、2b・・・第2CCFL、S4・・・異常検出信号、10・・・制御回路、12・・・ドライバ、14・・・ブリッジ回路、20・・・トランス、L1・・・一次コイル、L2a・・・二次コイル、L2b・・・二次コイル、30・・・電流検出部、30a・・・第1電流検出部、30b・・・第2電流検出部、32・・・電圧検出部、32a・・・第1電圧検出部、32b・・・第2電圧検出部、34・・・異常検出回路、36・・・フィルタ、100・・・駆動装置、200・・・発光装置、300・・・液晶テレビ、302・・・液晶パネル、304・・・受信部、306・・・信号処理部、308・・・液晶ドライバ、310・・・アンテナ。

Claims (21)

  1. 複数の蛍光ランプを駆動する駆動装置であって、
    駆動対象の前記複数の蛍光ランプに交流電圧を供給するインバータと、
    前記交流電圧によって第1蛍光ランプを駆動することにより発生する第1電気信号に応じた第1検出信号を生成する第1検出信号生成部と、
    前記交流電圧によって第2蛍光ランプを駆動することにより発生する第2電気信号に応じた第2検出信号を生成する第2検出信号生成部と、
    前記第1検出信号の振幅と前記第2検出信号の振幅の差に応じた異常検出信号を生成する異常検出回路と、
    を備え、
    前記インバータは、前記異常検出信号を所定のしきい値と比較し、比較結果に応じて回路保護を実行することを特徴とする駆動装置。
  2. 前記第1、第2検出信号生成部は、互いに逆相となる電気信号に基づいて、前記第1、第2検出信号が互いに逆相となるように生成し、
    前記異常検出回路は、前記第1、第2検出信号の中点電圧にもとづいて、前記異常検出信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記第1検出信号生成部は、前記第1検出信号を、前記第1蛍光ランプに流れる電流に応じて生成し、
    前記第2検出信号生成部は、前記第2検出信号を、前記第2蛍光ランプに流れる電流に応じて生成することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  4. 前記第1検出信号生成部は、前記第1蛍光ランプの電流に応じた第1検出電流の経路上に設けられた第1検出抵抗を含み、当該第1検出抵抗に生ずる電圧降下を、前記第1検出信号として出力し、
    前記第2検出信号生成部は、前記第2蛍光ランプの電流に応じた第2検出電流の経路上に設けられた第2検出抵抗を含み、当該第2検出抵抗に生ずる電圧降下を、前記第2検出信号として出力し、
    前記異常検出回路は、前記第1、第2検出信号の中点電圧にもとづいて、前記異常検出信号を生成することを特徴とする請求項3に記載の駆動装置。
  5. 前記第1検出信号生成部は、前記第1検出信号を、前記第1蛍光ランプの一端に発生する電圧に応じて生成し、
    前記第2検出信号生成部は、前記第2検出信号を、前記第2蛍光ランプの一端に発生する電圧に応じて生成することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  6. 前記第1検出信号生成部は、前記第1蛍光ランプの一端に発生する電圧を分圧する第1キャパシタ対を含み、分圧された電圧を前記第1検出信号として出力し、
    前記第2検出信号生成部は、前記第2蛍光ランプの一端に発生する電圧を分圧する第2キャパシタ対を含み、分圧された電圧を前記第2検出信号として出力し、
    前記異常検出回路は、前記第1、第2検出信号の中点電圧にもとづいて、前記異常検出信号を生成することを特徴とする請求項5に記載の駆動装置。
  7. 前記異常検出回路は、
    第1端子に前記第1検出信号が印加された第1抵抗と、
    第1端子に前記第2検出信号が印加された第2抵抗と、
    前記第1抵抗と第2抵抗の共通接続された第2端子に、アノードが接続されたダイオードと、
    を含み、前記ダイオードのカソード電圧に応じた信号を異常検出信号として出力することを特徴とする請求項4または6に記載の駆動装置。
  8. 前記異常検出回路は、前記カソード電圧をフィルタリングするフィルタをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の駆動装置。
  9. 蛍光ランプの駆動装置であって、
    前記蛍光ランプの両端にそれぞれ、互いに逆相となる交流電圧を供給するインバータと、
    前記蛍光ランプの一端に発生する電気信号に応じた第1検出信号を生成する第1検出信号生成部と、
    前記蛍光ランプの他端に発生する電気信号に応じた第2検出信号を生成する第2検出信号生成部と、
    前記第1検出信号の振幅と前記第2検出信号の振幅の差に応じた異常検出信号を生成する異常検出回路と、
    を備え、
    前記インバータは、前記異常検出信号を所定のしきい値と比較し、比較結果に応じて回路保護を実行することを特徴とする駆動装置。
  10. 前記第1、第2検出信号生成部は、前記第1、第2検出信号が互いに逆相となるように生成し、
    前記異常検出回路は、前記第1、第2検出信号の中点電圧にもとづいて、前記異常検出信号を生成することを特徴とする請求項9に記載の駆動装置。
  11. 前記第1検出信号生成部は、前記蛍光ランプの一端をモニタし、前記蛍光ランプに第1の向きに流れる電流に応じた第1検出電流にもとづいて前記第1検出信号を生成し、
    前記第2検出信号生成部は、前記蛍光ランプの他端をモニタし、前記蛍光ランプに第2の向きに流れる電流に応じた第2検出電流にもとづいて前記第2検出信号を生成することを特徴とする請求項10に記載の駆動装置。
  12. 前記第1検出信号生成部は、前記第1検出電流の経路上であって、前記蛍光ランプの一端側に設けられた第1検出抵抗を含み、当該第1検出抵抗に生ずる電圧降下を、前記第1検出信号として出力し、
    前記第2検出信号生成部は、前記第2検出電流の経路上であって、前記蛍光ランプの他端側に設けられた第2検出抵抗を含み、当該第2検出抵抗に生ずる電圧降下を、前記第2検出信号として出力することを特徴とする請求項11に記載の駆動装置。
  13. 前記第1検出信号生成部は、前記蛍光ランプの一端の電圧に応じた第1検出信号を生成し、
    前記第2検出信号生成部は、前記蛍光ランプの他端の電圧に応じた第2検出信号を生成することを特徴とする請求項10に記載の駆動装置。
  14. 前記第1検出信号生成部は、前記蛍光ランプの一端の電圧を分圧する第1キャパシタ対を含み、分圧された電圧を前記第1検出信号として出力し、
    前記第2検出信号生成部は、前記蛍光ランプの他端の電圧を分圧する第2キャパシタ対を含み、分圧された電圧を前記第2検出信号として出力することを特徴とする請求項13に記載の駆動装置。
  15. 前記異常検出回路は、
    第1端子に前記第1検出信号が印加された第1抵抗と、
    第1端子に前記第2検出信号が印加された第2抵抗と、
    前記第1抵抗と第2抵抗の共通接続された第2端子に、アノードが接続されたダイオードと、
    を含み、前記ダイオードのカソード電圧を前記異常検出信号として出力することを特徴とする請求項10に記載の駆動装置。
  16. 前記異常検出回路は、前記カソード電圧をフィルタリングするフィルタをさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の駆動装置。
  17. 前記蛍光ランプは、U字型であることを特徴とする請求項9に記載の駆動装置。
  18. 複数の蛍光ランプと、
    前記複数の蛍光ランプを駆動する請求項1から17のいずれかに記載の駆動装置と、
    を備えることを特徴とする発光装置。
  19. 前記蛍光ランプは、冷陰極蛍光ランプであることを特徴とする請求項18に記載の発光装置。
  20. 液晶パネルと、
    前記液晶パネルの背面に配置される複数の請求項18に記載の発光装置と、
    を備えることを特徴とする液晶テレビ。
  21. 複数の蛍光ランプの駆動方法であって、
    前記複数の蛍光ランプに交流の駆動電圧を供給するステップと、
    第1の蛍光ランプが正常点灯するとき、所定の振幅を有する第1交流信号が現れる第1端子を監視するステップと、
    第2の蛍光ランプが正常点灯するとき、前記所定の振幅を有する第2交流信号が現れる第2端子を監視するステップと、
    前記第1交流信号と前記第2交流信号の振幅の差が、所定のしきい値より大きくなったとき、異常と判定するステップと、
    異常と判定されると、回路保護を実行するステップと、
    を備えることを特徴とする駆動方法。
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