JP2003017287A - 地絡保護機能付冷陰極放電管点灯用電源装置 - Google Patents

地絡保護機能付冷陰極放電管点灯用電源装置

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JP2003017287A
JP2003017287A JP2001200961A JP2001200961A JP2003017287A JP 2003017287 A JP2003017287 A JP 2003017287A JP 2001200961 A JP2001200961 A JP 2001200961A JP 2001200961 A JP2001200961 A JP 2001200961A JP 2003017287 A JP2003017287 A JP 2003017287A
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良一 宇田
Takahiro Takizuka
高広 滝塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波電力点灯においてトランスの構造を簡
単にし、かつ漏洩電流による誤動作が生じ難い。 【解決手段】 2次巻線の中点20を抵抗素子63−整
流素子61−抵抗素子62を通じて共通電位点48に接
続し、抵抗素子63の抵抗値を大にして、中点20が非
接地に近い状態とし、抵抗素子62を流れる電流を検出
回路64で検出し、この検出電圧と基準電圧VS を比較
器72で比較する。正常状態では中点20の電位はほぼ
ゼロで、抵抗素子62を流れる電流が小さく、比較器7
2の出力は低レベルであるが、2次側に地絡が生じる
と、中点20の電位が上り、抵抗素子62に大きな電流
が流れ、比較器72の出力が高レベルになり、これによ
りサイリスタ82が導通し、抵抗分圧器49,51の各
両端が短絡状態になり、FET52,53のゲートバイ
アスがなくなり、インバータ56は発振することができ
なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は交流電力、例えば
商用電力を整流回路により直流電力に変換し、その直流
電力を、インバータにより、交流電力の周波数よりも高
い周波数の高周波電力に変換し、その高周波電力をトラ
ンスで昇圧してネオン管、アルゴン管などの冷陰極放電
管を点灯させる電源装置、特にその2次側における地絡
事故が生じた場合にこれを検出して保護する機能が付け
られた装置に関する。 【0002】 【従来の技術】図4に商用電力をトランスにより昇圧し
てネオン管を点灯させる地絡保護機能付電源装置を示
す。漏洩変圧器(ネオン変圧器)11の1次巻線12の
一端はスイッチ13を通じて入力端子14に接続され、
1次巻線12の他端は入力端子15に接続されている。
2個の2次巻線16,17の巻始め端は互いに接続さ
れ、その接続点20は、変圧器ケース36の接地端子1
8に接続され、つまりケース36に接続される。そして
接地端子18が大地に接地され、2次巻線16,17の
両巻き終わり端は出力端子21,22に接続され、出力
端子21,22間に、ネオン管又はアルゴン管などのサ
イン灯(冷陰極放電管)23が接続される。入力端子1
4,15間に交流電力、例えば商用電力が商用電源19
から入力され、これが変圧器11で昇圧されてサイン灯
23に印加され、サイン灯23が点灯される。 【0003】サイン灯23やその配線がケース36やサ
イン灯23が取付けられている塔などと接触し、つまり
地絡事故が生じると、これを検出して、入力交流電力を
遮断する保護回路10が設けられている。つまり2次巻
線16,17の近傍に、これらとそれぞれ磁気的に結合
した3次巻線25,26が保護回路10の一部として設
けられる。通常は2次巻線16,17が巻かれた磁気コ
アに、これら2次巻線16,17の最下層間側におい
て、3次巻線25,26が巻かれ、2次巻線16,17
と3次巻線25,26との各間にはそれぞれ耐圧が60
00〜7000V程度の高耐電圧絶縁材層が介在されて
電気的絶縁を大にし、かつ2次巻線16,17と3次巻
線25,26との各磁気的結合が十分大とされている。 【0004】3次巻線25,26の一端は、その誘起電
圧が互いに打消し合うように逆相に接続され、3次巻線
25,26の両他端は整流平滑回路27の入力側に接続
され、整流平滑回路27の出力側はツェナーダイオード
28を通じて、抵抗器31、コンデンサ32の並列回路
の両端に接続され、また、この並列回路の両端はトライ
アック33のゲートと陰極とに接続される。トライアッ
ク33はリレー駆動コイル34を通じて入力端子14,
15間に接続され、リレー駆動コイル34の駆動により
制御されるリレー接点でスイッチ13が構成されてい
る。 【0005】正常な状態では3次巻線25,26に誘起
される電圧はほぼ等しく、互いに逆相であるから、整流
平滑回路27の入力電圧はほぼゼロである。しかしサイ
ン灯23、又はその配線が地絡すると、地絡された方の
2次巻線の両端がその地絡により短絡され、その2次巻
線と結合している3次巻線の誘起電圧が著しく減少する
ため、他方の3次巻線の全誘起電圧が整流平滑回路27
に印加されることになる。この電圧が整流平滑され、そ
の整流平滑出力電圧が上昇してツェナーダイオード28
がオンとなる。その結果、トライアック33がオンとな
りリレー駆動コイル34が駆動され、スイッチ13が開
となり、入力交流電力の変圧器11への供給が遮断され
る。リレー接点のスイッチ13は常開側NOに接続さ
れ、これを通じてリレー駆動コイル34に動作保持電流
が流れる。 【0006】また図5に図4と対応する部分に同一符号
を付けて示す地絡保護電源装置も提案されている。つま
り2次巻線16,17の接続点(2次巻線の中点)20
が整流用ダイオード35を通じ、更にツェナーダイオー
ド36とフォトカプラ113の発光素子113Lの直列
回路を通じて接地端子18に接続され、また2次巻線の
中点20が抵抗素子37を通じて接地端子18に接続さ
れ、リレー駆動コイル34とフォトカプラ113の受光
素子113Pとの直列回路が入力端子14及び15間に
接続される。なお、2次巻線16と2次巻線17は巻方
向が互いに逆とされている。 【0007】正常状態では出力端子21と22の電位
は、交流電圧の正の最大値と負の最大値との間を互いに
逆位相で変化し、中点20の電位はほぼゼロである。し
かし、一方の出力端子21側に地絡事故が発生すると、
出力端子21側がゼロ電位となり、出力端子22側が正
常時の約2倍の振幅で交流的に変化し、これに伴って中
点20の電位も変化し、この中点20の電位がダイオー
ド35で整流され、ツェナーダイオード36を通じて発
光素子113Lに電流が流れて発光し、その光が受光素
子113Pに受光され、受光素子113Pが導通し、リ
レーコイル34に電流が流れ、その接点13が常閉側か
ら常開側に切替り、交流電力の1次巻線12へ供給が遮
断される。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかし図4の従来回路
は2つの3次巻線を用い、これら3次巻線を、2つの2
次巻線の最下層の下(内側)に高耐圧絶縁物を介して設
けているため、この3次巻線を設けるために手数がかか
り、それだけネオン変圧器の生産効率を低くしていた。
特にインバータにより高周波電力を発生させて放電管を
点灯させる場合の昇圧トランスは、大きさが小さいた
め、3次巻線の巻回や絶縁フィルムの巻回、引き出し線
処理がやりにくかった。 【0009】一方図5に示した装置においては、商用交
流電力を例えば10kHz〜30kHzの高周波電力に
変換して放電管23を点灯させる、いわゆるインバータ
方式の電源に適用すると、高周波電力の周波数が高いた
め、2次側配線の浮遊容量C fの影響が無視できなくな
り、この浮遊容量Cfを通じて漏洩電流がかなり流れ
る。図5の装置における2次側の浮遊容量Cfを通じる
回路の等価回路は図6Aに示すようになる。例えば中点
20と一方の出力端子22間の2次巻線17に誘起され
た高周波電力はダイオード35−ツェナーダイオード3
6−発光素子113Lと抵抗素子37との並列回路と、
浮遊容量Cfを通じる閉回路に漏洩電流が流れ、この漏
洩電流が比較的大きいとツェナーダイオード36が導通
し、発光素子113Lが発光して誤動作するおそれがあ
る。なお地絡事故が生じるとこれに基づく抵抗値が小さ
い地絡抵抗RSを通じて2次側が接地されたことにな
る。この時の抵抗素子37の両端電圧と、漏洩電流に基
づく抵抗素子37の両端電圧との差が比較的小さいた
め、漏洩電流に影響されることなく、地絡事故を確実に
検出することが難しい。以上のように図5に示した装置
はインバータ方式の電源装置に用いると誤動作のおそれ
があり、使用できない。 【0010】 【課題を解決するための手段】この発明によれば、交流
電力を整流回路により直流電力に変換し、更にその直流
電力をインバータを用いて高周波電力として冷陰極放電
管を点灯させる電源装置において、トランスの2次巻線
の中点と整流回路の負側出力端との間に、整流素子と抵
抗素子が直列に接続され、その抵抗素子を流れる電流が
検出回路で検出され、その検出した電流が所定値を超え
たか否かが判定回路により判定され、所定値を超えたと
判定されると、その判定出力によりインバータの動作が
停止回路により停止される。 【0011】 【発明の実施の形態】この発明の実施形態を実施例によ
り説明する。図1にこの発明を適用した、冷陰極放電管
点灯電源装置の実施例を示す。この発明では、商用電力
を高周波電力に変換し、高周波電力により冷陰極放電管
を点灯させる場合に適用される。商用電源19に接続さ
れるべき入力端子14,15は全波整流回路41の入力
側に接続され、整流回路41の出力側は限流用チョーク
コイル42を介して整流平滑回路43に接続され、全波
整流回路41の出力側に必要に応じて雑音除去用コンデ
ンサ44が接続される(なお、入力端子15は電源のニ
ュートラル端子である)。チョークコイル42及び整流
平滑回路43の接続点45は1次巻線12の中点に接続
される。整流平滑回路43の正側出力端、つまり整流用
ダイオード43a及び平滑用コンデンサ43bの接続点
は抵抗素子46を通じてツェナーダイオード47の一端
に接続され、ツェナーダイオード47の他端は共通電位
点48、つまり全波整流回路41及び整流平滑回路43
の各負側出力端に接続される。このツェナーダイオード
47の両端間に抵抗分圧器49,51がそれぞれ接続さ
れ、抵抗分圧器49,51の各分圧点は、FETよりな
るスイッチング素子52,53の各ゲートに接続されて
所定のバイアス電圧をそのゲートに与えると共に、1次
巻線12と磁気結合した帰還巻線54の両端に接続され
る。 【0012】1次巻線12の両端はそれぞれスイッチン
グ素子52,53を通じて共通電位点48に接続され、
また1次巻線12の両端間にコンデンサ55が接続され
る。1次巻線12、スイッチング素子52,53、帰還
巻線54、コンデンサ55により自励発振回路(プッシ
ュプルインバータ)56が構成される。このインバータ
56により例えば10kHz〜30kHzの高周波信号
が発生され、この高周波信号がトランス11により昇圧
されて2次巻線16,17の両端間に高電圧出力として
現われ、この高電圧出力が放電管23に印加され、放電
管23が点灯する。 【0013】つまり商用電力のような低周波交流電力が
全波整流されて直流電力に変換され、その直流電力がイ
ンバータ56により高周波電力に変換され、その高周波
電力がトランス11により昇圧される。この場合のトラ
ンス11は図4中に示した低周波用のものと比較して可
成り小形なものとなっている。この発明においてはトラ
ンス11の2次巻線16,17の中点20と整流回路4
1の負側出力端子、つまり共通電位点48との間に整流
素子61と抵抗素子62とが直列に接続される。この実
施例で2次巻線の中点20は抵抗素子63−整流素子6
1−抵抗素子62を通じて共通電位点48に接続され
る。これら素子を通じる中点20と共通電位点間のイン
ピーダンスが比較的大きくなるように、例えば抵抗素子
62,63の各抵抗値はそれぞれ100kΩ、20kΩ
とされ、トランス11の2次巻線中点が非接地状態に近
いようにされる。 【0014】抵抗素子62を流れる電流が電流検出回路
64で検出され、その検出電流が所定値を超えるか否か
の判定が判定回路65で行われる。この例では整流素子
61と抵抗素子62の接続点は抵抗素子66−ダイオー
ド67−コンデンサ68を通じて共通電位点48に接続
され、コンデンサ68と並列に抵抗素子69が接続さ
れ、ダイオード67及びコンデンサ68の接続点は抵抗
素子71を通じて比較器72の非反転入力端に接続され
る。抵抗素子66と69は抵抗素子62の両端間電圧を
分圧するように作用し、ダイオード67は抵抗素子62
の両端間に生じる電圧を整流し、その整流出力がコンデ
ンサ68で平滑化される。抵抗素子71は比較器72に
入力される電流を制限して比較器72を保護するもので
あって、省略してもよい。 【0015】抵抗素子62に流れる電流に応じて抵抗素
子62の両端間に生じる電圧が整流平滑されて比較器7
2へ印加される。このようにして抵抗素子62に流れる
電流値を電圧として検出している。比較器72の非反転
入力端と共通電位点48の間にツェナーダイオード73
が接続され、比較器72に過電圧が入力されないように
保護されている。全波整流回路41の出力端間に整流平
滑回路75が接続され、その平滑用コンデンサ75bの
両端にツェナーダイオード76が接続され、整流用ダイ
オード75a及び平滑用コンデンサ75bの接続点は比
較器72の正側電源端子に接続され、比較器72の負側
電源端子は共通電位点48に接続される。ダイオード7
5a及びコンデンサ75bの接続点は抵抗素子77を通
じてツェナーダイオード78の一端に接続され、ツェナ
ーダイオード78の他端は共通電位点48に接続され
る。抵抗素子77及びツェナーダイオード78の接続点
が比較器72の反転端子に接続されて基準電圧VS がこ
の反転端子に印加される。比較器72により判定回路6
5が構成される。 【0016】検出電流が所定値を超えたと判定回路65
が判定すると、停止回路81によりインバータ56の動
作が停止される。即ち、抵抗素子46及びツェナーダイ
オード47の接続点はサイリスタ82を通じて共通電位
点48に接続され、比較器72の出力端子が逆流阻止用
ダイオード83を通じて、サイリスタ82のゲートに接
続される。サイリスタ82のゲートは抵抗素子84及び
コンデンサ85の並列回路を通じて共通電位点48に接
続される。トランスケース36の接地端子18は大地に
接地される。 【0017】なおこの実施例では高周波電力の過電圧を
検出してインバータ56を停止させるようにした場合
で、トランス11に過電圧検出用巻線91が2次巻線1
6,17と磁気的に結合され、過電圧検出用巻線91の
両端に整流平滑回路92が接続され、整流平滑回路92
の出力端間に抵抗素子93が接続され、整流平滑回路9
2の正側出力端は過電流保護用抵抗素子94を通じて比
較器95の非反転入力端に接続され、整流平滑回路92
の負側出力端は共通電位点48に接続され、比較器95
の反転入力端は抵抗素子77及びツェナーダイオード7
8の接続点に接続され、比較器95の出力端は逆流阻止
用ダイオード96を通じてサイリスタ82のゲートに接
続される。整流平滑回路92内の抵抗素子92aと抵抗
素子93は分圧回路を構成している。 【0018】上述の構成において正常の状態においては
2次巻線16,17の中点20はほぼ非接地状態にある
ため、2次巻線16,17の中点20と反対の端の電位
は高周波で一方が+VA から−VA へ、他方が−VA
ら+VA へ変化し、中点20は常にほぼ0電位にある。
従って中点20から抵抗素子62を通じて共通電位点4
8に流れる電流は著しく小さい。よって比較器72の非
反転入力端に印加される、前記電流と対応する電圧は基
準電圧VS より小さく、比較器72の出力は低レベルで
あってサイリスタ82は不導通状態にあり、インバータ
56は発振を継続する。 【0019】2次巻線16,17の出力側に地絡事故が
発生すると、例えば一方の出力端子21側が地絡する
と、出力端子21がほぼ接地電位状態になり、他方の出
力端子22の電位は高周波でほぼ+2VA と−2VA
間を変化し、中点20の電位が+VA と−VA の間で変
化する。よって、この中点20の電位変動が整流素子6
1で整流されて抵抗素子62に電流が流れ、この電流と
対応した電圧が検出回路64で検出されて比較器72の
非反転入力端に印加され、この電圧は基準電圧V S を超
え、比較器72の出力が高レベルに反転し、この高レベ
ルがダイオード83を通じてサイリスタ82のゲートに
印加されて、サイリスタ82が導通し、抵抗分圧器4
9,51の各両端がほぼ短絡され、スイッチング素子5
2,53に対するバイアス電圧がゼロとなり、インバー
タ56は発振できなくなり、2次巻線16,17に高周
波電力は現われず、地絡点に大きな電流が流れ続けるこ
とはない。これにより検出回路64の検出電圧が小さく
なり比較器72の出力端が低レベルになっても、ダイオ
ード83が存在するため、サイリスタ82は導通状態を
保持する。 【0020】なおこのように高周波電力で放電管23を
点灯する場合は、放電管駆動電力周波数が高いため、放
電管23の配線と大地間の浮遊容量Cf のインピーダン
スが比較的小さく、比較的大きな漏洩電流が大地へ流れ
る、つまり、例えば出力端子22側の電位が−VA の状
態で、中点20−抵抗素子63−整流素子61−抵抗素
子62−共通電位点48−電源のニュートラル端子15
−大地−浮遊容量Cf−出力端子22なる回路を通じて
漏洩電流が流れる。しかし整流素子61の存在で前記漏
洩電流と逆方向の電流は流れない。つまり抵抗素子62
には一方向の電流しか流れない。これに対し、整流素子
61が省略されている場合は、抵抗素子62には何れの
方向の漏洩電流も流れ、そのため漏洩電流が大きいと、
これを地絡事故として誤検出するおそれがある。しかし
この発明では整流素子61の存在によりそのようなおそ
れがない。 【0021】つまり、この場合の図6Aと対応した等価
回路は図6Bに示すようになり、ダイオード61と並列
に抵抗素子が接続されてなく、浮遊容量Cfを通じる漏
洩電流はダイオード61により整流され、浮遊容量Cf
が充電され、この充電電圧はダイオード61に対し、逆
バイアスを与えるため、それだけ漏洩電流により地絡検
出用抵抗素子62の両端に印加される電圧は小さくな
る。地絡事故により、例えば出力端子22側が地絡抵抗
Sにより浮遊容量Cfがほぼ短絡され、抵抗素子62に
大きな電流が流れ、抵抗素子62の両端電圧は大きくな
り、これと正常時の漏洩電流に基づく抵抗素子62の両
端電圧との差が大きく、誤動作なく、短絡事故を確実に
検出することができる。 【0022】図6Bは中点20に対し出力端子22につ
いて示したが、出力端子21側も、同様に漏洩電流に影
響されることなく、短絡事故を確実に検出できることは
容易に理解されよう。抵抗素子63を省略し、抵抗素子
62のみを用い、抵抗素子62の抵抗値を大きくして、
中点20が非接地に近い状態としてもよい。しかしこの
場合は抵抗素子66−ダイオード67−抵抗素子71を
通じて比較的大きな電流が比較器72に入力され、比較
器72が破壊されないようにするおそれがあり、そのよ
うなことがないように設計する必要がある。抵抗素子6
3を設け、抵抗素子62の抵抗値を抵抗素子63の抵抗
値よりも可成り小さな値にした方が設計がし易い。ダイ
オード67及びコンデンサ68を省略してもよい。しか
しこれらダイオード67及びコンデンサ68を設けて、
整流素子61により整流された出力を更に整流平滑する
ことにより、検出回路64の出力電圧の瞬時変動が少な
くなり、誤動作のおそれがなく、安定性の良いものとな
る。 【0023】なおトランス11の2次側に高周波電力の
電圧が所定値以上になると、整流平滑回路92の出力電
圧が大となり、比較器95の出力が高レベルとなり、サ
イリスタ82が導通して、インバータ56の動作が停止
する。インバータ56としては2つのスイッチング素子
によるものに限らず、4つのスイッチング素子により構
成してもよく、また自励形のみならず、他励形であって
もよい。図2にインバータ56として他励形にした例を
示し、図1と対応する部分に同一参照符号を付けてあ
る。整流回路41の出力側にチョークコイル42を通じ
てコンデンサ101,102の直列回路の両端が接続さ
れ、コンデンサ101と102の直列回路と並列にスイ
ッチング素子としてのFET52と53の直列回路が接
続され、FET52,53の各ゲート、ソース間にパル
ストランス103の2次巻線104,105がそれぞれ
接続され、コンデンサ101と102の接続点及びFE
T52と53の接続点間にトランス11の1次巻線12
が接続される。2次巻線104と105は互いに逆極性
としてFET52,53にそれぞれ接続される。 【0024】発振制御用集積回路106の一番ピンに、
チョークコイル42とコンデンサ101の接続点が抵抗
素子107を通じて接続され、整流回路41の負側出力
端、つまり共通電位点48が集積回路106の5番ピン
に接続され、また集積回路106の1番ピン及び5番ピ
ン間にコンデンサ108が接続され、集積回路106の
8番ピンと5番ピンとの間に1次巻線12と磁気的に結
合した3次巻線109が接続され、7番ピンと共通電位
点48の間にパルストランス103の1次巻線111が
コンデンサ112を介して接続される。集積回路106
には発振回路が内蔵され、その発振出力がパルストラン
ス103の1次巻線111に与えられ、その1次巻線1
11に印加されるパルスの極性により、2次巻線104
と105に誘起されるパルスによりFET52,53の
一方はオン、他方はオフに制御されることが交互に行わ
れ、1次巻線12に互いに逆方向に、コンデンサ10
1,102の電荷が交互に流れて、整流回路41の出力
が高周波電力に変換され、その高周波電力がトランス1
1で昇圧されて2次巻線16,17に誘起される。この
高周波電力の一部が3次巻線109より集積回路106
に帰還され、集積回路106の動作電力とされる。 【0025】この実施例では図1に示した場合と同様に
2次巻線の中点20が整流素子61及び抵抗素子62を
通じて共通電位点48に接続され、その抵抗素子62を
流れる電流が検出回路64で検出され、その検出値が判
定回路65で基準電圧VS を超えるか否か判定される。
ただし、この場合は検出回路64の出力は比較器72の
反転入力端に印加され、非反転入力端に基準電圧VS
印加される。また比較器72の出力端は逆流阻止用ダイ
オード83を通じ、更にホトカプラ113の発光素子1
13Lを通じて、整流用ダイオード75a及び平滑用コ
ンデンサ75bの接続点に接続される。ダイオード83
はカソード側が比較器72の出力端に接続される。抵抗
素子107及びコンデンサ108の接続点はホトカプラ
113の受光素子113Pを通じて集積回路106の3
番ピンに接続される。 【0026】正常な状態においては前述したように検出
回路64の出力電圧が基準電圧VSより小さく、比較器
72の出力は高レベル状態であり、ダイオード83によ
り、電流が阻止され、発光素子113Lに電流が流れず
発光しない。よって集積回路106は動作を継続し、高
周波電力がトランス11から出力される。地絡事故が発
生すると検出回路64の出力電圧が基準電圧VS を超
え、比較器72の出力は低レベルとなり、ダイオード8
3を通じて発光素子113Lに電流が流れ、これが発光
し、この光を受けて受光素子113Pが導通して集積回
路106の3番ピンに受光素子113Pを通じて正電圧
が印加され、集積回路106はその動作が停止され、F
ET52,53に対するスイッチング制御が行われなく
なり、高周波電力の2次巻線16,17への供給が遮断
される。 【0027】なお半導体集積回路106は例えば図3に
示すように、市販のスイッチングレギュレータコントロ
ール半導体集積回路202(例えば三菱電機株式会社製
M51996A)に対して、いくつかの素子を組み込ん
で1つのパッケージとしたものである。つまり集積回路
106の1番ピンが集積回路202の1番及び14番
ピンと接続され、集積回路106の3番ピンが集積回
路202の4番ピンに接続され、集積回路106の5番
ピンが集積回路202の3番、6番、12番及び13
番ピンに接続され、集積回路106の7番ピンが集積
回路202の2番ピンに抵抗素子203−ダイオード2
04を介して接続され、集積回路106の8番ピン
が、抵抗素子205−ダイオード206を通じて集積回
路202の1番及び14番ピンに接続される。1番ピン
及び5番ピン間にコンデンサ207及びツェナーダ
イオード208がそれぞれ接続され、抵抗素子203及
びダイオード204の接続点は抵抗素子209及び21
1をそれぞれ通じて1番ピン及び5番ピンに接続さ
れ、1番ピン及び5番ピン間にツェナーダイオード
212−サイリスタ213−抵抗素子214が接続さ
れ、サイリスタ213のゲートは抵抗素子215−ダイ
オード216を通じて集積回路202の2番ピンに接続
され、サイリスタ213のゲート及びカソード間にコン
デンサ217及び抵抗素子218の並列回路が接続さ
れ、ダイオード204のアノード−カソード間にトラン
ジスタ219が逆極性で接続され、トランジスタ219
のベースはサイリスタ213のカソードに接続される。 【0028】トランス11に印加された高周波電力の一
部が3次巻線109を介して8番ピンに入力され、そ
の高周波電力はダイオード206で整流され、その整流
出力はコンデンサ207及びツェナーダイオード208
により一定の電源電圧として集積回路202の電源ピン
に供給される。集積回路202よりのパルス出力は、正
パルスでダイオード204を通じてパルストランスの1
次巻線111へ供給され、この正パルスはコンデンサ2
17、抵抗素子215により遅らされてサイリスタ21
3に印加され、これが導通され、この結果トランジスタ
219が導通可能な状態になり、コンデンサ112の電
荷がトランジスタ219を介して放電される。この遅れ
動作により、動作開始時におけるFET52,53に対
するスイッチング制御が不安定にならないようにされて
いる。 【0029】 【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、高
周波電力で冷陰極放電管を点灯させる電源装置におい
て、地絡保護のためにトランスに2次巻線の内側に高耐
圧絶縁層を介して3次巻線を設ける必要がなく、小形の
トランス11の製造がやり易い。また漏洩電流による誤
動作のおそれもない。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施例を示す回路図。 【図2】この発明の他の実施例を示す回路図。 【図3】図2中の集積回路106の一部詳細例を示す
図。 【図4】従来の保護機能付冷陰極放電管点灯用電源装置
を示す回路図。 【図5】提案されている他の電源装置を示す回路図。 【図6】Aは図5に示した装置の2次側回路の一部の等
価回路、Bは図1に示した装置の2次側回路の一部の等
価回路を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K072 AA19 AB03 BA03 BB01 CA16 DD01 EA02 EA07 EB06 FA05 GA02 GB14 GC03 5H007 BB03 CA02 CB03 CB06 DB01 DC05 FA00 FA12 FA13 FA14 FA19

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 交流電力を整流回路により直流電力に変
    換し、その直流電力を、インバータにより、上記交流電
    力の周波数よりも高い周波数の高周波電力に変換し、そ
    の高周波電力をトランスで昇圧して冷陰極放電管を点灯
    させる電源装置において、 上記トランスの2次巻線の中点と上記整流回路の負側出
    力端子との間に直列に接続された、整流素子及び抵抗素
    子と、 上記抵抗素子を流れる電流を検出する回路と、 上記検出電流が所定値以上か否かを判定する判定回路
    と、 その判定回路が所定値以上と判定した出力により上記イ
    ンバータの動作を停止させる停止回路と、 を具備する地絡保護機能付冷陰極放電管点灯用電源装
    置。
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