JP2009003848A - 摂取カロリー管理システム、方法およびプログラム - Google Patents

摂取カロリー管理システム、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報入力作業におけるユーザーの負担を軽減し、かつ、摂取カロリー量を正確に計算することのできる摂取カロリー管理システムを提供する。
【解決手段】摂取カロリー管理システムは、バーコード読み取り部を備えたユーザー端末11と、情報処理装置12と、飲食店に設置される会計レジスタ14と、を有する。会計レジスタ14が、ユーザーが食した料理のカロリー量を示すバーコードをレシートに印刷する。ユーザー端末11は、コード読み取り部により読み取ったレシートに印刷されたバーコードの情報を情報処理装置12へ送信する。情報処理装置12は、ユーザー端末11から受信したバーコードの情報から得られるユーザーのカロリー量に基づいてカロリー管理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザーが摂取したカロリーを管理する摂取カロリー管理システムに関する。
健康管理や美容の目的とし体重を調整するためには、摂取カロリーと消費カロリーの管理が重要である。また、内臓脂肪や高脂血漿などの生活習慣病、更には糖尿病等の病気を治療するための食事療法にも、摂取カロリーの管理が必要である。一般的な摂取カロリーの管理方法では、食事で摂取したカロリーの合計量がその人が一日に消費するカロリー量を越えないように食事の種類や量をコントロールする。この摂取カロリー管理方法では、毎食事の度に、摂取した食事の種類および量からカロリー量を計算して記録し、一日の合計量を算出する、といった非常に煩わしい作業を、継続して行なう必要がある。
そこで、摂取カロリーの管理を支援するシステムが提案されている。特許文献1には、ユーザーの入力した食品名と量から自動で摂取カロリーを算出し、一日の摂取カロリーを表示するカロリー管理サービスシステムが開示されている。このシステムによれば、身長、体重などの個人情報を入力することにより、その人に適切な基礎カロリー量を算出し、一日の摂取したカロリーと比較することが可能である。
特許文献2には、一日の基礎カロリー量と摂取したカロリー量を比較し、残りの摂取可能なカロリー量から摂取に適した食品を表示するカロリー管理装置が開示されている。
特許文献3には、一日のカロリー量を朝食、昼食、夕食、間食に配分して管理するカロリー管理装置が開示されている。
特許文献4には、間食の摂取カロリー算出の正確性を向上した間食摂取カロリー管理技術が開示されている。この間食摂取カロリー管理では、食品を特定する情報としてバーコードが用いられる。バーコードを読み取ることで得られた情報から食品を特定して、その食品のカロリー量を取得する。
特開2002−92179号公報 特開2003−30333号公報 特開2003−30334号公報 特開2006−134114号公報
特許文献1から3に記載のものはいずれも、食事の度に、ユーザーが、摂取した食事の種類及び量などの摂取情報をキー操作により入力する必要がある。このようなキー操作による手入力作業では、情報の入力ミスが生じる場合がある。情報の入力ミスにより、摂取したカロリーを正確に計算することができず、提示されるカロリー情報が不正確なものとなる。
また、同じ料理であっても、使用している材料が飲食店によって異なるため、カロリー量が異なる。特許文献1から4に記載のものはいずれも、料理名や食品名からそのカロリー量を一律に計算するだけで、そのような飲食店による材料の違いを考慮したカロリー量の計算は行われない。このため、カロリー量の計算結果に材料の違いよる誤差が含まれることとなり、摂取カロリー量を正確に算出することは困難である。
加えて、料理の量の入力に関しても、ユーザー側で計測して入力することができない場合がある。例えば、大盛りのカレーを食した場合、ユーザーはその増分量を計測することができない。このような場合は、特許文献1から4に記載のものでは、摂取カロリー量を正確に計算することは困難である。
本発明の目的は、情報入力作業におけるユーザーの負担を軽減し、かつ、摂取カロリー量を正確に計算することのできる摂取カロリー管理システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の摂取カロリー管理システムは、
1次元コードまたは2次元コードでコード化されたコード情報を読み取るコード読み取り部を備えたユーザー端末と、
前記ユーザー端末がネットワークを介して接続されるサーバと、
飲食店に設置される会計レジスタと、を有し、
前記会計レジスタは、
一人分の料理のカロリー量が料理名別に格納されるカロリー情報データベースと、
ユーザーが食した料理の名前および数量を入力するための入力部と、
前記入力部からの料理名および数量の入力を受け付けると、該入力した料理名に基づいて、前記カロリー情報データベースから前記ユーザーが食した料理に関するカロリー量を取得し、該取得したカロリー量に該入力した数量に対応する比率を乗じて、前記ユーザーが摂取したカロリー量を算出する検索部と、
前記検索部で算出したカロリー量を前記コード化によりコード情報に変換するコード情報変換部と、
前記コード情報変換部にて変換されたコード情報をレシートに印刷する出力部と、を有し、
前記ユーザー端末は、前記コード読み取り部により読み取った前記レシートに印刷されたコード情報を前記サーバへ送信し、
前記サーバは、
前記ユーザーが一日に消費する基礎カロリー量が格納される個人情報データベースと、
前記ユーザーが摂取したカロリー量が格納される摂取カロリー量記憶部と、
前記ユーザー端末から受信したコード情報から得られる前記ユーザーの摂取カロリー量を前記摂取カロリー量記憶部に格納する演算処理部と、を有し、
前記演算処理部は、前記ユーザー端末からのカロリー情報の提示の要求を受け付けると、前記個人情報データベースに格納されている前記ユーザーの基礎カロリー量から、前記摂取カロリー量記憶部に格納されている、前記ユーザーが一日に摂取したカロリー量の累積加算値を差し引くことで、前記ユーザーの摂取可能カロリー量を求め、該摂取可能カロリー量を前記累積加算値と一緒に前記ユーザー端末へ送信することを特徴とする。
本発明によれば、レシートに印刷されたコード情報を読み取ることで情報を入力するので、情報入力作業におけるユーザーの負担を軽減することができ、かつ、情報の入力ミスを抑制することができる。
また、会計レジスタにより、ユーザーが食した料理の量に応じたカロリー量がコード情報としてレシートに印刷される構成としたことで、飲食店による材料の違いや食事量を考慮したカロリー量の提示が可能となっており、これにより、摂取カロリー量を正確に計算することができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態である摂取カロリー管理システムの構成を示すブロック図である。図1を参照すると、摂取カロリー管理システムは、ユーザー端末11と、情報処理装置12、飲食店端末13および会計レジスタ14からなる。便宜上、ユーザー端末11は1台しか示されていないが、通常は、複数のユーザーが本システムを利用するため、複数のユーザー端末が情報処理装置12に接続される。同様に、飲食店端末13も複数台存在する。
ユーザー端末11、情報処理装置12および飲食店端末13は、インターネットに代表される通信ネットワーク10を介して相互に接続されている。会計レジスタ14は、専用線を通じて飲食店端末13に接続されている。
ユーザー端末11は、コンピュータがプログラムに従って動作する、通信機能を備えたコンピュータシステムである。ユーザー端末11には、例えば、パーソナルコンピュータなどの情報通信端末や携帯電話機を用いることができる。図2に、ユーザー端末11の基本構成を示す。
図2を参照すると、ユーザー端末11は、プログラムやデータなどを蓄積する記憶部111と、キーボードやマウスなど入力手段およびバーコード読み取り手段からなる入力部112と、CRTやLCDなどの表示部113と、外部との通信を行うモデムなどの通信部114と、記憶部111に格納されたプログラム従って動作し、各部の動作を制御する制御部110とを有する。
情報処理装置12へのアクセス情報がユーザーに予め与えられている。情報処理装置12へのアクセス情報は、例えば通信ネットワーク10上における情報処理装置12のアドレス情報や、情報処理装置12が通信ネットワーク10上で提供しているサイトのアドレス情報などである。
ユーザーが、入力部112よりアクセス情報を入力することで、制御部110が、そのアクセス情報に基づいて、通信部114を通じて情報処理装置12へアクセスする。情報処理装置12がそのアクセスを受け付けると、制御部110は、情報処理装置12との間で摂取カロリー管理に必要な種々の情報(データやプログラムを含む)を送受信し、受信情報を記憶部11に格納して管理し、また、受信情報のうち必要な情報を表示部113に表示させる。
情報処理装置12からの受信情報として、ユーザーの個人情報(年齢、性別、身長、体重、生活習慣、嗜好など)を登録するための画面情報や、摂取カロリー情報を入力するための画面情報、推奨食事メニュー情報、摂取可能カロリー量情報などを適宜に受信することができる。画面情報は表示部113にて表示される。
ユーザーは、入力部112を通じて、画面上で、カロリー量などの必要な情報を入力することができる。また、カロリー量などの情報を入力する場合、レシートや商品自体に摂取カロリー量に関する情報を示すバーコード情報が印刷されている場合は、そのバーコード情報をバーコード読み取り手段で読み取ってもよい。制御部110は、入力部112により入力または読み取った情報を情報処理装置12へ送信する。
情報処理装置12は、コンピュータがプログラムに従って動作する、通信機能を備えたコンピュータシステム、例えばサーバである。図3に、情報処理装置12の構成を示す。図3を参照すると、情報処理装置12は、情報入出力部121、演算処理部122、検索処理部123、摂取カロリー量記憶部124、およびデータベース部120からなる。図3には示されていないが、記憶部にプログラムが格納されており、コンピュータがそのプログラムを実行することで、情報入出力部121、演算処理部122および検索処理部123の各動作を含む、情報処理装置12全体の動作を実現する。
情報入出力部121は、外部との通信を行うモデム機能を備え、通信ネットワーク10を介してユーザー端末11や飲食店端末13と接続される。情報入出力部121は、ユーザー端末11や飲食店端末13との間で、摂取カロリー管理に必要な種々の情報(データやプログラムを含む)を送受信する。情報入出力部121から送信される情報は、ユーザーの個人情報やユーザーの摂取したカロリー量情報などを入力するための各種画面情報や、演算処理部122による計算結果、検索処理部123による検索結果などの情報である。
演算処理部122は、データベース部120の登録および編集の処理、基礎カロリー量計算処理、摂取カロリー量計算処理、および摂取可能カロリー量計算処理を行う。各計算処理において、演算処理部122は、データベース部120、摂取カロリー量記憶部124、ユーザー端末11、および飲食店端末13から計算に必要な情報を取得することができる。摂取カロリー量記憶部124には、カロリー計算部122による計算結果が格納される。
データベース部120は、食品情報データベース125、メニュー情報データベース126、ユーザー情報データベース127および飲食店情報データベース128からなる。
食品情報データベース125には、種々の食品および料理に関し、単位当たりのカロリー量が食品名別および料理名別に格納される。単位当たりのカロリー量は、例えばグラム当たりのカロリー量である。
メニュー情報データベース126には、店の名前、その店が取り扱っている料理のメニュー名、それぞれのメニューのカロリー量(一人分)といった項目についての情報(メニュー情報)が格納される。飲食店情報データベース128には、店名、所在地、電話番号、収容客数、料理の種類などの飲食店の固有情報が飲食店別に格納される。飲食店情報データベース128の店名は、メニュー情報データベース126の店の名前とリンクしている。
ユーザー情報データベース127には、ユーザー個人情報(年齢、性別、身長、体重、生活習慣、嗜好など)およびその個人情報に基づいて基礎カロリー量計算処理により算出される基礎カロリーの情報が、ユーザー別に格納される。基礎カロリーは、ユーザーが一日に消費するカロリーである。例えば、年齢、性別、身長、体重の項目別に予め与えられている日本人の平均消費カロリーから、ユーザーから入手した、年齢、性別、身長および体重に基づいて該当する平均消費カロリーを選択する。そして、その選択した平均消費カロリーに、ユーザーから入手した生活習慣および嗜好を考慮した補正係数を掛けることで、基礎カロリーを算出する。生活習慣は、例えば運動量(運動時間/周)である。嗜好は、例えば、脂っこいものが好き、といった情報である。これらの運動量や嗜好の情報別に補正係数を格納したテーブルを用意し、このテーブルを参照して、ユーザー個人情報から補正係数を求める。
検索処理部123は、ユーザー毎に、摂取可能カロリー量計算処理の計算結果に基づいて、推奨するメニューをデータベース部120から検索する。検索結果は、情報入出力部121を通じてユーザー端末11に送信される。
飲食店端末13は、コンピュータがプログラムに従って動作する、通信機能を備えたコンピュータシステムである。飲食店端末13には、例えば、パーソナルコンピュータなどの情報通信端末を用いることができる。飲食店端末13の基本構成は、図2に示した構成と同様であり、記憶部、入力部、表示部、通信部および制御部からなる。
情報処理装置12へのアクセス情報は、飲食店端末13の操作者に予め与えられている。操作者が、入力部よりアクセス情報を入力することで、制御部が、そのアクセス情報に基づいて情報処理装置12へアクセスする。情報処理装置12がそのアクセスを受け付けると、制御部は、情報処理装置との間で必要な情報(データやプログラムを含む)を送受信する。制御部は、受信情報を記憶部に格納して管理し、また、受信情報のうち必要な情報を表示部に表示させる。
受信情報は、飲食店情報や、メニューおよびカロリー量などの情報を入力するのに必要な画面情報を含む。画面情報は表示部にて表示され、操作者は、入力部を通じて、表示画面上で必要な情報を入力することができる。制御部は、入力情報を情報処理装置12へ送信する。
会計レジスタ14は、飲食店内に配置される端末であって、通常の会計処理に加えて、ユーザーが食べた料理のカロリー量の情報がバーコード情報として印刷されたレシートを出力する。図4に、会計レジスタ14の構成を示す。
図4を参照すると、会計レジスタ14は、入力部141、出力部142、カロリー情報データベース143、および入力部141からの入力情報に基づいて、会計処理や、カロリー情報データベース143に対する情報の登録や更新の処理を行う処理部140からなる。
入力部141は、複数のキーや機能ボタンを備える。会計レジスタ14の操作者は、入力部141を通じて、会計に必要な情報(ユーザーが食した料理の名前や数量)を入力することができる。カロリー情報データベース143には、料理名とそのカロリー量(一人分)の情報が格納される。
通信部146は、専用線を通じて飲食店端末13に接続されている。飲食店端末13の操作者は、飲食店端末13の入力部を通じて、カロリー情報データベース143の登録/更新に必要な情報を入力することができる。この入力情報は、飲食店端末13から会計レジスタ14に供給される。
処理部140は、会計処理を行う他、飲食店端末13から受信した情報に基づいて、カロリー情報データベース143に対する情報の登録および更新の処理を行う。さらに、処理部140は、検索部144およびバーコード情報変換部145を有する。検索部144は、入力部141から供給される会計に必要な情報に基づいて、ユーザーが食べた料理毎のカロリー量(一人分)をカロリー情報データベース143から取得し、取得したカロリー量(一人分)を用いて、ユーザーが食べた全料理の総カロリー量を算出する。バーコード情報変換部145は、検索部144で算出した総カロリー量をバーコード情報に変換する。このバーコード情報は、会計処理結果と一緒に、処理部140から出力部142に供給される。
出力部142は、処理部140から供給された会計処理結果およびバーコード情報が印刷されたレシートを出力する。
次に、本実施形態の摂取カロリー管理システムの動作を詳細に説明する。
(1)ユーザー情報の登録/編集:
ユーザーは、ユーザー端末11を用いて情報処理装置12へアクセスする。このアクセスの際に、情報処理装置12が、ユーザー認証処理を行っても良い。このユーザー認証処理は、パスワードや暗証番号を用いた既存の認証処理である。ユーザー認証処理では、ユーザー端末11が、情報処理装置12から供給される認証用情報入力画面を表示し、該画面上でユーザーが入力したパスワードおよび暗証番号の情報を情報処理装置12に送信する。情報処理装置12は、ユーザー端末11から受信した情報と、ユーザーが予め登録したパスワードおよび暗証番号の情報との照合を行う。そして、照合により正当であると確認された場合にのみ、情報処理装置12が、ユーザー端末11からのアクセスを受け付ける。
ユーザー端末11からのアクセスを受け付けると、情報処理装置12は、摂取カロリー管理用のメニュー画面情報をユーザー端末11へ送信する。ユーザー端末11は受信したメニュー画面情報を表示する。表示されたメニュー画面には、ユーザー個人情報の登録や編集を行う画面や摂取カロリー量を入力する画面など、種々の画面に関する項目が用意されている。
ユーザーが、メニュー画面上で、ユーザー個人情報の登録画面の項目を選択すると、その選択した画面の情報が情報処理装置12からユーザー端末11へ供給される。ユーザー端末11は、受信した登録画面情報を表示する。登録画面には、年齢、性別、身長、体重、生活習慣、嗜好などの個人情報を入力するための項目が設けられている。ユーザーが、画面上で各項目の情報を入力すると、ユーザー端末11が、その入力個人情報を情報処理装置12へ送信する。入力個人情報には、ユーザーまたはユーザー端末11を識別するための識別情報が付与されている。
情報処理装置12では、情報入出力部121が、ユーザー端末11から個人情報および識別情報を受信し、受信した情報を演算処理部122に供給する。演算処理部120は、供給された個人情報および識別情報をユーザー情報データベース127に登録する。
個人情報を更新(編集)する場合は、ユーザーは、メニュー画面上で、ユーザー個人情報の編集画面の項目を選択する。編集画面の情報が、情報処理装置12からユーザー端末11へ供給される。ユーザーは、ユーザー端末11にて表示され編集画面上で、自由にユーザー個人情報を編集することができる。ユーザー端末11は、編集情報を識別情報と一緒に情報処理装置12へ送信する。
情報処理装置12では、情報入出力部121が、ユーザー端末11から編集情報および識別情報を受信し、受信した情報を演算処理部122に供給する。演算処理部122は、供給された識別情報に基づいてユーザー情報データベース127から該当する個人情報を検出し、その検出した個人情報を、受信した編集情報に従って更新する。
ユーザー情報データベース127にてユーザー個人情報の登録または編集が行われると、演算処理部122は、登録または編集された個人情報に基づいて基礎カロリー量を計算し、その結果を、個人情報と一緒にユーザー情報データベース127に格納する。
(2)飲食店の固有情報およびメニュー情報の登録/更新:
飲食店主は、飲食店端末13を用いて情報処理装置12へアクセスする。このアクセスの際に、情報処理装置12が、認証処理を行っても良い。この認証処理も、上述のパスワードや暗証番号を用いた認証処理と同様の手順で行われる。照合により飲食店主の正当性が確認された場合にのみ、情報処理装置12が、飲食店端末13からのアクセスを受け付ける。
飲食店端末13からのアクセスを受け付けると、情報処理装置12は、飲食店管理用のメニュー画面情報を飲食店端末13へ送信する。飲食店端末13は、受信したメニュー画面情報を表示する。表示されたメニュー画面には、飲食店情報(固有情報およびメニュー情報)の登録や編集を行うための画面に関する項目が用意されている。
飲食店主が、メニュー画面上で、飲食店情報の登録画面の項目を選択すると、その選択した画面の情報が情報処理装置12から飲食店端末13へ供給される。飲食店端末13は、受信した登録画面情報を表示する。登録画面には、固有情報(店名、所在地、収容客数、電話番号、料理の種類)およびメニュー情報(店名、飲食店で取り扱って料理のメニュー、そのメニューの料理のカロリー量(一人分)など)を入力するための項目が設けられている。飲食店主が、画面上で各項目の情報を入力すると、飲食店端末13が、その入力された飲食店情報を情報処理装置12へ送信する。飲食店情報には、飲食店主または飲食店端末13を識別するための識別情報が付与されている。
情報処理装置12では、情報入出力部121が、飲食店端末13から飲食店情報および識別情報を受信し、受信した情報を演算処理部122に供給する。演算処理部120は、供給された飲食店情報および識別情報をメニュー情報データベース126および飲食店情報データベース128に登録する。
飲食店情報を更新(編集)する場合は、飲食店主は、メニュー画面上で、飲食店情報の編集画面の項目を選択する。編集画面の情報が、情報処理装置12から飲食店端末13へ供給される。飲食店主は、飲食店端末13にて表示された編集画面上で、自由に飲食店情報を編集することができる。飲食店端末13は、編集情報を識別情報と一緒に情報処理装置12へ送信する。
情報処理装置12では、情報入出力部121が、飲食店端末13から編集情報および識別情報を受信し、受信した情報を演算処理部122に供給する。演算処理部122は、供給された識別情報に基づいてメニュー情報データベース126および飲食店情報データベース128から該当する飲食店情報を検出し、その検出した飲食店情報を、受信した編集情報に従って更新する。
なお、メニュー情報の登録/更新において、飲食店主が、飲食店端末13に表示された画面上でメニューの材料と量を入力し、情報処理装置12の演算処理部122が、その入力された材料と量からそのメニューの単位当りのカロリーを計算して、その結果をメニュー情報としてメニュー情報データベース126に格納してもよい。
(3)摂取カロリー量の算出:
ユーザーが食した食品または料理に関する摂取カロリー量を算出する処理モードでは、手動入力モードとバーコード入力モードの2つのモードを選択することができる。手動入力モードは、ユーザーが、自身の食した食品の名前および量を入力部112にて手動で入力するモードである。バーコード入力モードは、ユーザーが、入力部112を用いて、食品またはレシートに印刷されているバーコード情報を読み取るモードである。
(3−1)手動入力モード:
図5は、手動入力モードによる摂取カロリー量の算出動作を示すフローチャートである。
ユーザーは、ユーザー端末11を用いて情報処理装置12にアクセスする(ステップS10)。ユーザーによるアクセスがなされると、情報処理装置12は、そのユーザーの認証処理を行う(ステップS20)。情報処理装置12では、ユーザーの正当性が確認されると、情報入出力部121が、メニュー画面情報をユーザー端末11に送信する。
ユーザー端末11は、情報処理装置12から受信したメニュー画面情報を表示する。メニュー画面には、摂取カロリー量の算出モードである摂取カロリー入力ルーチンの項目が用意されている。ユーザーは、選択画面上で、その摂取カロリー入力ルーチンの項目を選択する(ステップS11)。ユーザー端末11は、選択された項目情報を情報処理装置12に送信する。
情報処理装置12では、情報入出力部121が、ユーザー端末11から受信した選択項目情報を演算処理部122に供給する。演算処理部122は、供給された選択項目情報にしたがって、不図示の記憶部から摂取カロリー量の算出用のプログラム読み出してそれを実行する。これにより、情報処理装置12の状態が、摂取カロリー量の算出モードに設定される(ステップS21)。
摂取カロリー量の算出モードに設定されると、情報入出力部121が、入力モード選択画面の情報をユーザー端末11に送信する。ユーザー端末11は、受信した入力モード選択画面の情報を表示する。入力モード選択画面には、手動入力モードの項目とバーコード入力モードの項目が用意されている。ユーザーは、入力モード選択画面上で、手動入力モードの項目を選択する(ステップS12)。ユーザー端末11は、選択された項目情報を情報処理装置12に送信する。
情報処理装置12では、情報入出力部121が、ユーザー端末11から受信した選択項目情報を演算処理部122に供給する。演算処理部122は、供給された選択項目情報にしたがって、不図示の記憶部から手動入力モード用のプログラム読み出してそれを実行する。これにより、情報処理装置12の状態が、手動入力モードに設定される(ステップS22)。
手動入力モードに設定されると、情報入出力部121が、食品情報データベース125に登録されている食品およびメニューの一覧情報を含む食事情報入力画面の情報をユーザー端末11に送信する。ユーザー端末11は、受信した食事情報入力画面の情報を表示する。入力モード選択画面には、食品およびメニューの名称およびその数量を入力するための欄が設けられている。名称の入力欄では、食品およびメニューの一覧情報から所望の食品またはメニューの名称を選択することができる。数量の入力欄では、「特大」、「大」、「中」、「小」といった数量を示す項目を選択することができる。ユーザーは、食事情報入力画面上で、自身の食した商品または料理に関する情報を入力する(ステップS13)。例えば、特大のカレーライスを食べた場合は、名称の入力欄において、「カレー」の項目を選択し、数量の入力欄において、「特大」の項目を選択する。ユーザー端末11は、選択された食事情報を情報処理装置12に送信する。
情報処理装置12では、情報入出力部121が、ユーザー端末11から受信した食事情報を演算処理部122に供給する。演算処理部122は、供給された食事情報に含まれている商品または料理の名称に基づいて、食品情報データベース125から単位当たりのカロリー量の情報を取得する(ステップS23)。次いで、演算処理部122は、取得した単位当たりのカロリー量と食事情報に含まれている数量とから摂取カロリー量を計算する(ステップS24)。摂取カロリー量は、「単位当たりのカロリー量」の値に「数量」の値を乗じた値である。
摂取カロリー量の計算の後、演算処理部122は、ユーザーからのアクセス時に取得したユーザーまたはユーザー端末の識別情報に基づいて、ユーザー情報データベース127からユーザーの基礎カロリー量の情報を取得する。次いで、演算処理部122は、摂取可能カロリー量を計算する(ステップS25)。摂取可能カロリー量は、摂取カロリー量記憶部124に格納されている当日に摂取したカロリー量の累積値とステップS24で計算した摂取カロリー量との合計値をユーザーの基礎カロリー量から引いた値である。
次いで、演算処理部122が、ステップS24で計算した摂取カロリー量とステップS25で計算した摂取可能カロリー量を摂取カロリー量記憶部124に格納し(ステップSS26)、情報入出力部121が、それら摂取カロリー量および摂取可能カロリー量をユーザー端末11に送信する(ステップS27)。
ユーザー端末11は、情報処理装置12から受信した摂取カロリー量および摂取可能カロリー量を表示する(ステップS14)。
(3−2)バーコード入力モード:
図6は、バーコード入力モードによる摂取カロリー量の算出動作を示すフローチャートである。
ステップS30の情報処理装置12へのアクセスし、ステップS40のユーザー認証、ステップS31の摂取カロリー入力ルーチンの選択、およびステップS41の摂取カロリー入力ルーチンの設定の動作は、図5に示したステップS10、S20、S11、S21の動作と同じである。
ステップS41で、情報処理装置12が摂取カロリー量の算出モードに設定されると、情報入出力部121が、入力モード選択画面の情報をユーザー端末11に送信する。ユーザー端末11は、受信した入力モード選択画面の情報を表示する。入力モード選択画面には、手動入力モードの項目とバーコード入力モードの項目が用意されている。ユーザーは、入力モード選択画面上で、バーコード入力モードの項目を選択する(ステップS32)。ユーザー端末11は、選択された項目情報を情報処理装置12に送信する。
情報処理装置12では、情報入出力部121が、ユーザー端末11から受信した選択項目情報を演算処理部122に供給する。演算処理部122は、供給された選択項目情報にしたがって、不図示の記憶部からバーコード入力モード用のプログラム読み出してそれを実行する。これにより、情報処理装置12の状態が、バーコード入力モードに設定される(ステップS42)。
情報処理装置12がバーコード入力モードに設定された後、ユーザーは、ユーザー端末11のバーコード読取り機能を作動させ、入力部112を用いて、自身の食した商品またはレシートに印刷されているバーコード情報を読み取る(ステップS33)。バーコード情報は、その商品または料理の摂取カロリー量を示す情報を含む。ユーザー端末11は、入力部112にて読み取ったバーコード情報を情報処理装置12に送信する。
情報処理装置12では、情報入出力部121が、ユーザー端末11から受信したバーコード情報を演算処理部122に供給する。演算処理部122は、供給されたバーコード情報から摂取カロリー量を取得する(ステップS43)。次いで、演算処理部122は、ユーザーからのアクセスを受け付けた際に取得したユーザーまたはユーザー端末の識別情報に基づいて、ユーザー情報データベース127からユーザーの基礎カロリー量の情報を取得する。次いで、演算処理部122は、摂取可能カロリー量を計算する(ステップS44)。摂取可能カロリー量は、摂取カロリー量記憶部124に格納されている当日に摂取したカロリー量の累積値とステップS43で計算した摂取カロリー量との合計値をユーザーの基礎カロリー量から引いた値である。
次いで、演算処理部122が、ステップS43で取得した摂取カロリー量とステップS44で計算した摂取可能カロリー量を摂取カロリー量記憶部124に格納し(ステップSS45)、情報入出力部121が、それら摂取カロリー量および摂取可能カロリー量をユーザー端末11に送信する(ステップS46)。摂取カロリー量記憶部124には、摂取カロリー量および摂取可能カロリー量がユーザーの識別情報と関連付けられて格納される。
ユーザー端末11は、情報処理装置12から受信した摂取カロリー量および摂取可能カロリー量を表示する(ステップS34)。
(4)カロリー管理情報および推奨飲食店メニュー情報の提示:
図7は、カロリー管理情報および推奨飲食店メニュー情報の提示動作を示すフローチャートである。
ステップS50の情報処理装置12へのアクセスし、ステップS60のユーザー認証は、図5に示したステップS10、S20の動作と同じである。情報処理装置12では、ユーザーの正当性が確認されると、情報入出力部121が、メニュー画面情報をユーザー端末11に送信する。
ユーザー端末11は、情報処理装置12から受信したメニュー画面情報を表示する。メニュー画面には、カロリー管理情報および推奨飲食店メニュー情報の提示を行う情報出力ルーチンの項目が用意されている。ユーザーは、選択画面上で、その情報出力ルーチンの項目を選択する(ステップS51)。ユーザー端末11は、選択された項目情報を情報処理装置12に送信する。
情報処理装置12では、情報入出力部121が、ユーザー端末11から受信した選択項目情報を演算処理部122に供給する。演算処理部122は、供給された選択項目情報にしたがって、不図示の記憶部から情報出力ルーチン用のプログラム読み出してそれを実行する。これにより、情報処理装置12の状態が、情報出力ルーチンのモードに設定される(ステップS61)。
情報処理装置12が情報出力ルーチンのモードに設定された後、情報入出力部121が、情報出力選択画面の情報をユーザー端末11に送信する。ユーザー端末11は、情報処理装置12から受信した情報出力選択画面の情報を表示する。情報出力選択画面には、カロリー管理情報の提示を行う項目と推奨飲食店メニュー情報の提示を行う項目が用意されている。ユーザーは、情報出力選択画面上で、カロリー管理情報の提示を行う項目を選択する(ステップS52)。ユーザー端末11は、選択された項目情報を情報処理装置12に送信する。
情報処理装置12では、情報入出力部121が、ユーザー端末11から受信した選択項目情報を演算処理部122に供給する。演算処理部122は、供給され選択項目情報から、カロリー管理情報の提示であると判断する。演算処理部122は、ユーザー認証の際に取得したユーザーの識別情報に基づいて、摂取カロリー量記憶部124から、情報出力の要求をしたユーザーに関する摂取カロリー量(累積値)および摂取可能カロリー量を取得する(ステップS62)。演算処理部122は、情報入出力部121を通じて、その取得した摂取カロリー量および摂取可能カロリー量をユーザー端末11へ送信する(ステップS63)。
ユーザー端末11は、情報処理装置12から受信した摂取カロリー量(累積値)および摂取可能カロリー量を表示する(ステップS53)。
また、ユーザーが、情報出力選択画面上で、推奨飲食店メニュー情報の提示を行う項目を選択すると(ステップS54)、ユーザー端末11は、選択された項目情報を情報処理装置12に送信する。
情報処理装置12では、情報入出力部121が、ユーザー端末11から受信した選択項目情報を演算処理部122に供給する。演算処理部122は、供給され選択項目情報から、推奨飲食店メニュー情報の提示を行う項目の提示であると判断する。演算処理部122は、ユーザー認証の際に取得したユーザーの識別情報に基づいて、摂取カロリー量記憶部124から、情報出力の要求をしたユーザーに関する摂取可能カロリー量を取得する。演算処理部122は、取得した摂取可能カロリー量を検索処理部123に供給する。検索処理部123は、演算処理部122から供給された摂取可能カロリー量を上限とするカロリー範囲内で、メニュー情報データベース126から推奨メニューを取得する(ステップS64)。検索処理部123は、情報入出力部121を通じて、その取得した推奨メニューをユーザー端末11へ送信する(ステップS65)。
推奨メニューの検索において、検索処理部123は、メニュー情報データベース126に格納されているメニューのうちから、カロリー量が摂取可能カロリー量以下であるメニューを全て取得し、その一覧を推奨メニューとしてユーザー端末11へ送信してもよい。また、検索処理部123は、ユーザーの識別情報に基づいて、ユーザー情報データベース127から該当するユーザーの嗜好を取得し、その取得した嗜好に基づいて、メニュー情報データベース126から検索した推奨メニューからユーザーが好みのメニューを選択してもよい。例えば、嗜好が、脂っこいものが好き、といった情報である場合は、検索した推奨メニューのうち、カロリー量の多い順から複数のメニューを選択する。
ユーザー端末11は、情報処理装置12から受信した推奨メニューを表示する(ステップS55)。ユーザーは、その表示された推奨メニューの中から所望のメニューを選択する(ステップS56)。
ステップS56でユーザーがメニューを選択した場合に、その選択したメニューを取り扱っている飲食店の固有情報をその画面上に表示させることもできる。この場合は、ユーザー端末11が、ユーザーの選択したメニューの情報を情報処理装置12へ送信する。情報処理装置12では、演算処理部122が、ユーザー端末11から受信した選択メニュー情報に含まれている店名を参照して、飲食店情報データベース128から飲食店の固有情報を取得し、その固有情報をユーザー端末11へ送信する。ユーザー端末11は、演算処理部122から受信した固有情報を、選択した推奨メニューと一緒に表示する。
また、推奨メニューの送信の際に、検索処理部123が、推奨メニューの情報に含まれている店名を参照して、飲食店情報データベース128から飲食店の固有情報を取得し、その固有情報を推奨メニューと一緒にユーザー端末11へ送信してもよい。この場合は、ユーザー端末11は、推奨メニューと一緒に飲食店の固有情報を表示する。
上述したカロリー管理情報の提示によれば、ユーザーは、1日の摂取カロリー総量、摂取可能カロリー量の情報をユーザー端末11の画面上で確認することができる。そして、表示された情報を参考に、その後の食事のメニュー選択やカロリー消費のための運動量の増減を判断しながら、摂取カロリー量管理を行うことができる。
また、上述した推奨飲食店メニュー情報の提示によれば、食事メニューの選択を支援するために、現在のユーザーの摂取可能カロリー量を上限とする範囲内で、飲食店の推奨メニューとそのメニューのカロリー量がユーザー端末11上に表示される。ユーザーは、推奨メニューから好きなメニューを選択できる。
(5)レシートへのバーコード印刷の動作:
飲食店主は、飲食店端末13を会計レジスタ14に接続し、飲食店端末13の画面からメニューとそのメニューのカロリー量情報を会計レジスタ14のカロリー量データベースに登録し、会計レジスタ14の初期設定をする。
店員が、会計レジスタ14の入力部141を通じて、会計に必要な情報(ユーザーが食した料理の名前や数量)を入力する。会計レジスタ14では、その入力情報に基づいて、処理部140による会計処理および検索部144によるカロリー計算処理が行われる。
カロリー計算処理において、検索部144は、入力部141から供給される会計に必要な情報(料理名および数量)に基づいて、ユーザーが食べた料理毎のカロリー量をカロリー情報データベース143から取得し、その取得したカロリー量の合計を、ユーザーが食べた全料理の総カロリー量とする。具体的には、検索部144は、入力部141からの料理名および数量の入力を受け付けると、入力した料理名に基づいて、カロリー情報データベース143からユーザーが食した料理に関するカロリー量を取得し、取得したカロリー量に入力した数量に対応する比率を乗じて、ユーザーが摂取したカロリー量を算出する。ここで、数量とは、「特大」、「大」、「中」、「小」といった言葉で定義された数量である。例えば、ユーザーが特大のカレーライスを食べた場合は、入力部141にて、料理名「カレー」および数量「特大」が入力される。検索部144は、「カレー」の一人分のカロリー量をカロリー情報データベース143から取得し、取得したカロリー量に数量「特大」に対応する比率を乗じて、ユーザーが摂取したカロリー量を算出する。「特大」、「大」、「中」、「小」の各数量について、カロリー量に乗じる比率が予め決定されている。この比率は、料理名毎に用意される。例えば、数量の比率が料理名別に格納されたデータベースを用意し、検索部144が、そのデータベースを参照して、カロリー量を計算してもよい。総カロリー量は、検索部144からバーコード情報変換部145に供給される。
バーコード情報変換部145は、検索部144から供給された総カロリー量をバーコード情報に変換する。このバーコード情報は、会計処理結果と一緒に、処理部140から出力部142に供給される。出力部142は、処理部140から供給された会計処理結果およびバーコード情報が印刷されたレシートを出力する。このレシートに印刷されたバーコード情報を、ユーザー端末11にて読み取る。このバーコードによる入力方式によれば、手入力する場合のような情報の誤入力を抑制することができ、また、入力作業も簡易なものとなる。
以上説明した摂取カロリー管理システムによれば、レシートに印刷されたコード情報を読み取ることで情報を入力するので、情報入力作業におけるユーザーの負担を軽減することができ、かつ、情報の入力ミスを抑制することができる。例えば、小売店で購入した食品に製造元にて印刷されたカロリー量を示すバーコードを付与したことにより、ユーザーは、摂取カロリー量の情報入力を容易かつ正確に行うことができる。また、飲食店で食事をした料理の摂取カロリー量の入力も代金支払い後に貰うレシートに摂取カロリー量がバーコードで印刷されているため、ユーザーの摂取カロリー量の入力が容易でかつ、正確なカロリー量を入力できるようになる。
また、会計レジスタにより、ユーザーが食した料理の量に応じたカロリー量がコード情報としてレシートに印刷される構成としたことで、飲食店による材料の違いや食事量を考慮したカロリー量の提示が可能となっており、これにより、摂取カロリー量を正確に計算することができる。
また、ユーザーは、摂取可能カロリー量に基づいた飲食店の推奨メニュー一覧を見ることできるので、カロリー量を意識することなく、推奨メニュー一覧から好きなメニューを選択することで自然にカロリー管理が行われることになる。このようにカロリー管理を意識せずに食事を楽しむことができるので、ユーザーへの精神的な負担を軽減することができる。
なお、上述した実施形態の摂取カロリー管理システムは本発明の一例であり、その構成及び動作は発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更することができる。例えば、カロリー情報の入力に、バーコード情報を用いた入力方式を用いているが、これに替えて、QRコード(2次元コード)を用いた入力方式やICタグを用いた入力方式を用いることができる。QRコードを用いる場合、バーコード(1次元コード)との併用も可能である。この場合の読み取り装置には、1次元コードおよび2次元コードの両方を読み取ることが可能な装置を用いる。
本発明の一実施形態である摂取カロリー管理システムの構成を示すブロック図である。 図1に示すユーザー端末の基本構成を示すブロック図である。 図1に示す情報処理装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す会計レジスタの構成を示すブロック図である。 図1に示す摂取カロリー管理システムにおいて行われる、手動入力モードによる摂取カロリー量の算出動作を示すフローチャートである。 図1に示す摂取カロリー管理システムにおいて行われる、バーコード入力モードによる摂取カロリー量の算出動作を示すフローチャートである。 図1に示す摂取カロリー管理システムにおいて行われる、カロリー管理情報および推奨飲食店メニュー情報の提示動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 通信ネットワーク
11 ユーザー端末
12 情報処理装置
13 飲食店端末
14 会計レジスタ

Claims (5)

  1. 1次元コードまたは2次元コードでコード化されたコード情報を読み取るコード読み取り部を備えたユーザー端末と、
    前記ユーザー端末がネットワークを介して接続されるサーバと、
    飲食店に設置される会計レジスタと、を有し、
    前記会計レジスタは、
    一人分の料理のカロリー量が料理名別に格納されるカロリー情報データベースと、
    ユーザーが食した料理の名前および数量を入力するための入力部と、
    前記入力部からの料理名および数量の入力を受け付けると、該入力した料理名に基づいて、前記カロリー情報データベースから前記ユーザーが食した料理に関するカロリー量を取得し、該取得したカロリー量に該入力した数量に対応する比率を乗じて、前記ユーザーが摂取したカロリー量を算出する検索部と、
    前記検索部で算出したカロリー量を前記コード化によりコード情報に変換するコード情報変換部と、
    前記コード情報変換部にて変換されたコード情報をレシートに印刷する出力部と、を有し、
    前記ユーザー端末は、前記コード読み取り部により読み取った前記レシートに印刷されたコード情報を前記サーバへ送信し、
    前記サーバは、
    前記ユーザーが一日に消費する基礎カロリー量が格納される個人情報データベースと、
    前記ユーザーが摂取したカロリー量が格納される摂取カロリー量記憶部と、
    前記ユーザー端末から受信したコード情報から得られる前記ユーザーの摂取カロリー量を前記摂取カロリー量記憶部に格納する演算処理部と、を有し、
    前記演算処理部は、前記ユーザー端末からのカロリー情報の提示の要求を受け付けると、前記個人情報データベースに格納されている前記ユーザーの基礎カロリー量から、前記摂取カロリー量記憶部に格納されている、前記ユーザーが一日に摂取したカロリー量の累積加算値を差し引くことで、前記ユーザーの摂取可能カロリー量を求め、該摂取可能カロリー量を前記累積加算値と一緒に前記ユーザー端末へ送信する、摂取カロリー管理システム。
  2. 前記サーバは、
    複数の飲食店のそれぞれについて、当該飲食店で取り扱っている料理の品目およびそのカロリー量が飲食店名別に格納されるメニュー情報データベースと、
    前記メニュー情報データベースから、カロリー量が前記ユーザーの摂取可能カロリー量以下である品目を検索し、該検索した品目およびそのカロリー量ならびに飲食店名を推奨メニュー情報として前記ユーザー端末に送信する検索処理部と、をさらに有する、請求項1に記載の摂取カロリー管理システム。
  3. 前記サーバは、
    前記複数の飲食店のそれぞれについて、当該飲食店の概要を示す固有情報が飲食店名別に格納される飲食店情報データベースをさらに備え、
    前記検索処理部は、前記推奨メニュー情報に含まれている飲食店名に基づいて前記飲食店情報データベースから該当する固有情報を取得し、該固有情報を前記推奨メニュー情報と一緒に前記ユーザー端末に送信する、請求項2に記載の摂取カロリー管理システム。
  4. 1次元コードまたは2次元コードでコード化されたコード情報を読み取るコード読み取り部を備えたユーザー端末と、前記ユーザー端末がネットワークを介して接続されるサーバと、一人分の料理のカロリー量が料理名別に格納されるカロリー情報データベースを備える会計レジスタと、を有するシステムにおいて行われる摂取カロリー管理方法であって、
    前記会計レジスタが、ユーザーが食した料理の名前および数量の入力を受け付け、該入力された料理名に基づいて、前記カロリー情報データベースから前記ユーザーが食した料理に関するカロリー量を取得し、該取得したカロリー量に該入力された数量に対応する比率を乗じて、前記ユーザーが摂取したカロリー量を算出し、該算出したカロリー量を前記コード化により変換したコード情報をレシートに印刷し、
    前記ユーザー端末が、前記コード読み取り部により読み取った前記レシートに印刷されたコード情報を前記サーバへ送信し、
    前記サーバが、前記ユーザー端末から受信した前記コード情報から得られる前記ユーザーの摂取カロリー量を摂取カロリー量記憶部に格納し、前記ユーザー端末からのカロリー情報の提示の要求を受け付けると、個人情報データベースに格納されている前記ユーザーが一日に消費する基礎カロリー量から、前記摂取カロリー量記憶部に格納されている、前記ユーザーが一日に摂取したカロリー量の累積加算値を差し引くことで、前記ユーザーの摂取可能カロリー量を求め、該摂取可能カロリー量を前記累積加算値と一緒に前記ユーザー端末へ送信する、摂取カロリー管理方法。
  5. 1次元コードまたは2次元コードでコード化されたコード情報を読み取るコード読み取り部を備えたユーザー端末とネットワークを介して接続されるサーバに用いられるプログラムであって、
    前記コード読み取り部にてレシートから読み取った、ユーザーが食した料理のカロリー量を1次元コードまたは2次元コードでコード化したコード情報を、前記ユーザー端末から受信する処理と、
    前記受信部で受信した前記コード情報から得られる前記ユーザーの摂取カロリー量を摂取カロリー量記憶部に格納する処理と、
    前記ユーザー端末からのカロリー情報の提示の要求を受け付けると、個人情報データベースに格納されている前記ユーザーの基礎カロリー量から、前記摂取カロリー量記憶部に格納されている、前記ユーザーが一日に摂取したカロリー量の累積加算値を差し引くことで、前記ユーザーの摂取可能カロリー量を求め、該摂取可能カロリー量を前記累積加算値と一緒に前記ユーザー端末へ送信する処理と、を前記サーバのコンピュータに実行させるプログラム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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