JP2009002493A - 防振ブッシュ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】防振ブッシュ及びその製造方法において、金型を型締めしやすくするとともに、ゴム弾性体に予圧縮を十分に付与する。
【解決手段】防振ブッシュ1は、内筒体11と、内筒体11の周囲にこれと同軸に設けられた外筒体12と、両筒体11,12の間に設けられたゴム弾性体13と、ゴム弾性体13に埋設されているとともに、筒径方向に互いに対向しかつ筒周方向に延びるようにそれぞれ配置された一対の中間本体部14a,14aを有する中間体14とを備える。中間体14は、両中間本体部14a,14aの、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の間に筒周方向に延びるようにそれぞれ架設された架橋部14bを有する。外側ゴム弾性体13aには、各架橋部14bに対応する部分に外側孔部13bがそれぞれ形成される。各架橋部14bは、外筒体12が筒径方向内側に絞られることにより、各架橋部14bに対応する各外側孔部13b側に突出するように折れ曲がる。
【選択図】図1

Description

本発明は、防振ブッシュ及びその製造方法に関するものである。
従来から、自動車のサスペンションブッシュ等に利用される防振ブッシュが知られている。特許文献1に示す防振ブッシュは、内筒体と、この内筒体の周囲にこれと同軸に設けられた外筒体と、両筒体の間に設けられたゴム弾性体と、このゴム弾性体に筒径方向に互いに対向しかつ筒周方向に延びるようにそれぞれ埋設された一対の中間板とを備えている。
特許第3079154号公報
特許文献1に示す防振ブッシュは、一般に、金型に内筒体、外筒体及び中間板をそれぞれセットした状態でゴム弾性体を加硫成形することにより製造されるが、中間板はその構造上金型内で倒れやすく、金型を型締めしにくいという問題があった。
また、防振ブッシュでは、耐久性の向上の観点から、ゴム弾性体に予圧縮を十分に付与したいという要望がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、金型を型締めしやすくするとともに、ゴム弾性体に予圧縮を十分に付与することにある。
第1の発明は、内筒体と、該内筒体の周囲にこれと同軸に設けられた外筒体と、該両筒体の間に設けられたゴム弾性体と、該ゴム弾性体に埋設されているとともに、筒径方向に互いに対向しかつ筒周方向に延びるようにそれぞれ配置された一対の中間本体部を有する中間体とを備えた防振ブッシュであって、上記中間体は、上記両中間本体部の、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の間に筒周方向に延びるようにそれぞれ架設された架橋部をさらに有しており、上記ゴム弾性体の上記中間体よりも筒径方向外側部分には、上記各架橋部に対応する部分に外側孔部がそれぞれ形成されており、上記各架橋部は、上記外筒体が筒径方向内側に絞られることにより、該各架橋部に対応する各外側孔部側に突出するように折れ曲がっていることを特徴とするものである。
これにより、中間体の両中間本体部の、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の間に架橋部を筒周方向に延びるようにそれぞれ架設しているので、中間体が筒軸方向の一部にて筒周方向全体に亘って繋がる。このため、中間体が金型内で倒れにくくなり、金型を型締めしやすくなる。
また、外筒体を筒径方向内側に絞ることにより、ゴム弾性体の中間体よりも筒径方向外側部分に予圧縮を十分に付与できる。さらに、外筒体を筒径方向内側に絞ることにより、中間体の各架橋部を該各架橋部に対応する各外側孔部側に突出するように折り曲げると、中間体の各中間本体部が筒径方向内側に移動し、ゴム弾性体の中間体よりも筒径方向内側部分に予圧縮を十分に付与できる。以上から、ゴム弾性体に予圧縮を十分に付与できる。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記架橋部は、上記両中間本体部の、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の筒軸方向両端部の間にそれぞれ架設されていることを特徴とするものである。
これにより、架橋部を両中間本体部の、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の筒軸方向両端部の間にそれぞれ架設しているので、中間体が筒軸方向両端部にて筒周方向全体に亘ってそれぞれ連続する。このため、架橋部を両中間本体部の、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の間にそれぞれ1つずつ設けている場合と比較して、中間体が金型内でより倒れにくくなり、金型を一層型締めしやすくなる。
また、架橋部を両中間本体部の、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の筒軸方向両端部の間にそれぞれ架設しているので、外筒体を筒径方向内側に絞ることにより、各架橋部を該各架橋部に対応する各外側孔部側に突出するように折り曲げると、架橋部を両中間本体部の、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の間にそれぞれ1つずつ設けている場合と比較して、確実に各中間本体部が筒径方向内側に移動する。このため、ゴム弾性体の中間体よりも筒径方向内側部分に予圧縮を確実かつ十分に付与できる。
第3の発明は、上記第1又は2の発明において、上記ゴム弾性体の上記中間体よりも筒径方向内側部分には、上記各架橋部に対応する部分に内側孔部がそれぞれ形成されていることを特徴とするものである。
これにより、ゴム弾性体の中間体よりも筒径方向内側部分に、各架橋部に対応する部分に内側孔部をそれぞれ形成しているので、こじり剛性を低くできる。
第4の発明は、内筒体と、該内筒体の周囲にこれと同軸に設けられた外筒体と、該両筒体の間に設けられたゴム弾性体と、該ゴム弾性体に筒径方向に互いに対向しかつ筒周方向に延びるようにそれぞれ埋設された一対の中間本体部を有する中間体とを備えた防振ブッシュの製造方法であって、上記中間体として、上記両中間本体部に加えて、該両中間本体部の、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の間に筒周方向に延びるようにそれぞれ架設された架橋部をさらに有するものを用意し、金型に上記内筒体、上記中間体、及び上記外筒体をそれぞれセットした状態で上記中間体よりも筒径方向外側部分における上記各架橋部に対応する部分に外側孔部を有するゴム弾性体を加硫成形し、上記外筒体を筒径方向内側に絞ることにより、上記各架橋部を該各架橋部に対応する各外側孔部側に突出するように折り曲げることを特徴とするものである。
これにより、上記第1の発明と同様の作用・効果が得られる。
本発明によれば、中間体の両中間本体部の、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の間に架橋部を筒周方向に延びるようにそれぞれ架設しているので、中間体が筒軸方向の一部にて筒周方向全体に亘って繋がり、このため、中間体が金型内で倒れにくくなり、金型を型締めしやすくなる。
また、外筒体を筒径方向内側に絞ることにより、ゴム弾性体の中間体よりも筒径方向外側部分に予圧縮を十分に付与でき、さらに、外筒体を筒径方向内側に絞ることにより、中間体の各架橋部を該各架橋部に対応する各外側孔部側に突出するように折り曲げると、中間体の各中間本体部が筒径方向内側に移動し、ゴム弾性体の中間体よりも筒径方向内側部分に予圧縮を十分に付与でき、以上から、ゴム弾性体に予圧縮を十分に付与できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る防振ブッシュ1は、自動車のサスペンションブッシュとして用いられるものであり、図1、図2に示すように、円筒状の金属製内筒体11と、この内筒体11の周囲にこれと同軸に設けられた円筒状の金属製外筒体12と、両筒体11,12の間に設けられてこれらを互いに連結するゴム弾性体13と、このゴム弾性体13に両筒体11,12と同軸に埋設されているとともに、筒径方向に互いに対向しかつ筒周方向に延びるようにそれぞれ配置された断面円弧状の一対の中間本体部14a,14aを有する略円筒状の金属製中間体14とを備えている。
上記内筒体11は、筒軸方向長さが外筒体12及び中間体14よりも長く、自動車の車体(図示せず)に連結される。上記外筒体12はサスペンションアームのブラケットの取付孔(図示せず)に嵌装される。
上記ゴム弾性体13の中間体14よりも筒径方向外側部分(以下、外側ゴム弾性体という)13aの筒軸方向両端面には、後述する各架橋部14bに対応する部分に外側すぐり部(外側孔部)13bが筒周方向に延びるようにそれぞれ形成されている。この各外側すぐり13bの筒軸方向の深さ位置は、各架橋部14bの筒軸方向内側端縁の筒軸方向位置よりも若干筒軸方向内側に位置している。各外側すぐり部13bは、外筒体12を筒軸方向全体に亘って筒径方向内側に絞る前の状態では、幅(筒径方向長さ)がほぼ一定であるが(図3を参照)、外筒体12に絞り加工を施すと、各架橋部14bの屈曲(この詳細については後述する)により筒径方向外側に押し潰される。
ゴム弾性体13の中間体14よりも筒径方向内側部分(以下、内側ゴム弾性体という)13cの筒軸方向両端面には、各架橋部14bに対応する部分に内側すぐり部(内側孔部)13dが筒周方向に延びるようにそれぞれ形成されている。この各内側すぐり部13dの筒軸方向の深さ位置は、各架橋部14bの筒軸方向内側端縁の筒軸方向位置よりもいくらか筒軸方向内側に位置している。各内側すぐり部13dは、外筒体12を筒径方向内側に絞る前の状態では、幅がほぼ一定であるが(図3を参照)、外筒体12に絞り加工を施すと、各架橋部14bの屈曲により筒径方向外側に引き伸ばされる。
上記中間体14は、上記両中間本体部14a,14aに加えて、この両中間本体部14a,14aの、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の筒軸方向両端部の間に筒周方向に延びるようにそれぞれ1つずつ一体架設された架橋部14b,…をさらに有している(図5を参照)。すなわち、架橋部14bは、一方の中間本体部14aの筒周方向一端部とこの一端部と筒周方向に隣接する、他方の中間本体部14aの筒周方向一端部との間(図5の手前側の端部の間)、及び一方の中間本体部14aの筒周方向他端部とこの他端部と筒周方向に隣接する、他方の中間本体部14aの筒周方向他端部との間(図5の奥側の端部の間)にて、その筒軸方向両端部にそれぞれ1つずつ掛け渡されている。この各架橋部14bは、幅が中間本体部14aの筒軸方向長さよりもかなり小さく、外筒体12を筒径方向内側に絞る前の状態(後述する金型にセットされる前の状態)では、筒軸方向視円弧状である(図3、図5を参照)。言い換えると、中間体14は、外筒体12に絞り加工を施す前の状態では、筒径方向の互いに対向する部分に一対の略矩形状窓部14c,14cが形成された円筒状の筒体である。各架橋部14bは、外筒体12が絞られると座屈して、筒周方向中央部にて該各架橋部14bに対応する各外側すぐり部13b側に突出するように折れ曲がる。つまり、各架橋部14bは、筒周方向中心部にて筒径方向外側に山折りされる。この各屈曲部14bの屈曲により、両中間本体部14a,14aが筒軸方向全体に亘ってこれらの対向方向内側に移動して、外筒体12に絞り加工を施す前の状態よりも互いに近付く。
そして、上記防振ブッシュ1では、中間体14の各中間本体部14aを上述のように配置することにより、両中間本体部14a,14aの対向方向の、筒軸直交方向のばね剛性を高くしており、外側及び内側すぐり部13b,13dを上述のように配設することにより、こじり剛性を低くしている。
−防振ブッシュの製造方法−
以下、図1〜図4を参照しながら、防振ブッシュ1を製造する方法について説明する。
まず、筒軸方向に2分割されたゴム成形用の金型(図示せず)に内筒体11、外筒体12及び中間体14をそれぞれ所定位置にセットした状態で、外側ゴム弾性体13aにおける各架橋部14bに対応する部分に外側すぐり部13b,…を、内側ゴム弾性体13cにおける各架橋部14bに対応する部分に内側すぐり部13d,…をそれぞれ有するゴム弾性体13を加硫成形する。すると、図3、図4に示すように、内筒体11、外筒体12及び中間体14にゴム弾性体13が一体モールド成形されてなる半製品2ができる。
半製品2の出来上がり後、外筒体12を筒軸方向全体に亘って筒径方向内側に絞ると、図1、図2に示すように、中間体14の各架橋部14bが該各架橋部14bに対向する各外側孔部13b側に突き出るように折れ曲がる。外筒体12に絞り加工を施すと各架橋部14bが筒径方向外側に屈曲するのは、外筒体12を絞る前の状態において各架橋部14bが筒径方向外側に湾曲しているからである。そして、外筒体12を筒径方向内側に絞ることにより、外側ゴム弾性体13aに十分な筒径方向の予圧縮を付与するとともに、中間体14の各窓部14c(図5を参照)を介して内側ゴム弾性体13bに筒径方向の予圧縮をかける。
各架橋部14bが折れ曲がると、各外側すぐり部13bが筒径方向外側に圧迫されて潰され、かつ、各内側すぐり部13dが筒径方向外側に拡大されるとともに、各中間本体部14aが筒軸方向全体に亘って筒径方向内側に移動して、外筒体12に絞り加工を施す前の状態よりも互いに近くなる。このように、両中間本体部14aがこれらの対向方向内側に移動することにより、内側ゴム弾性体13cに筒径方向の予圧縮が十分に付与される。
以上のようにして、防振ブッシュ1が完成する。
−効果−
以上により、本実施形態によれば、中間体14の両中間本体部14a,14aの、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の筒軸方向両端部の間に架橋部14bを筒周方向に延びるようにそれぞれ架設しているので、中間体14が筒軸方向両端部にて筒周方向全体に亘って繋がる。このため、中間体14が金型内で倒れにくくなり、金型を型締めしやすくなる。
また、外筒体12を筒径方向内側に絞ることにより、外側ゴム弾性体13aに予圧縮を十分に付与できる。さらに、架橋部14bを両中間本体部14a,14aの、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の筒軸方向両端部の間にそれぞれ架設しているので、外筒体12を筒径方向内側に絞ることにより、各架橋部14bを該各架橋部14bに対応する各外側すぐり部13b側に突出するように折り曲げると、各中間本体部14aが筒径方向内側に移動する。このため、内側ゴム弾性体13cに予圧縮を十分に付与できる。以上から、ゴム弾性体13に予圧縮を十分に付与できる。
内側ゴム弾性体13cに、各架橋部14bに対応する部分に内側すぐり部13dをそれぞれ形成しているので、こじり剛性を低くできる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、架橋部14bを両中間本体部14aの、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の筒軸方向両端部の間にそれぞれ1つずつ架設しているが、これに限らない。例えば、架橋部14bを両中間本体部14aの、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の筒軸方向中央部の間にそれぞれ1つずつ掛け渡してもよい。この場合、外側すぐり部13bを筒軸方向に貫通させる必要がある。また、架橋部14bを両中間本体部14aの、筒周方向に相隣り合う一対の筒周方向端縁部の筒軸方向一端部の間、及びもう一組の筒周方向端縁部の筒軸方向他端部の間にそれぞれ1つずつ設けてもよい。ただし、金型を型締めしやすくし、ゴム弾性体13に予圧縮を十分に付与する観点からは、両中間本体部14aの、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の筒軸方向両端部の間にそれぞれ1つずつ配設するのが望ましい。
上記実施形態では、架橋部14bが座屈しやすくするため、例えば、架橋部14bの筒周方向中央部に切欠きを形成してもよい。
上記実施形態では、外側すぐり部13bや内側すぐり部13dを筒軸方向に貫通させてもよい。
上記実施形態では、内側ゴム弾性体13cの筒軸方向両端面に内側すぐり部13dを形成しているが、これを設けなくてもよい。こうすると、内側すぐり部13dがある場合と比較して、各架橋部14bが折れ曲がりやすい。
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
このように、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書には何ら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明にかかる防振ブッシュ及びその製造方法は、金型を型締めしやすくするとともにゴム弾性体に予圧縮を十分に付与する用途等に適用できる。
本発明の実施形態に係る防振ブッシュの平面図である。 図1のII−II線の矢視断面図である。 半製品の平面図である。 図3のIV−IV線の矢視断面図である。 金型にセットされる前の状態における中間体の斜視図である。
符号の説明
1 防振ブッシュ
11 内筒体
12 外筒体
13 ゴム弾性体
13a 外側ゴム弾性体
13b 外側すぐり部(外側孔部)
13c 内側ゴム弾性体
13d 内側すぐり部(内側孔部)
14 中間体
14a 中間本体部
14b 架橋部
14c 窓部

Claims (4)

  1. 内筒体と、該内筒体の周囲にこれと同軸に設けられた外筒体と、該両筒体の間に設けられたゴム弾性体と、該ゴム弾性体に埋設されているとともに、筒径方向に互いに対向しかつ筒周方向に延びるようにそれぞれ配置された一対の中間本体部を有する中間体とを備えた防振ブッシュであって、
    上記中間体は、上記両中間本体部の、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の間に筒周方向に延びるようにそれぞれ架設された架橋部をさらに有しており、
    上記ゴム弾性体の上記中間体よりも筒径方向外側部分には、上記各架橋部に対応する部分に外側孔部がそれぞれ形成されており、
    上記各架橋部は、上記外筒体が筒径方向内側に絞られることにより、該各架橋部に対応する各外側孔部側に突出するように折れ曲がっていることを特徴とする防振ブッシュ。
  2. 請求項1記載の防振ブッシュにおいて、
    上記架橋部は、上記両中間本体部の、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の筒軸方向両端部の間にそれぞれ架設されていることを特徴とする防振ブッシュ。
  3. 請求項1又は2記載の防振ブッシュにおいて、
    上記ゴム弾性体の上記中間体よりも筒径方向内側部分には、上記各架橋部に対応する部分に内側孔部がそれぞれ形成されていることを特徴とする防振ブッシュ。
  4. 内筒体と、該内筒体の周囲にこれと同軸に設けられた外筒体と、該両筒体の間に設けられたゴム弾性体と、該ゴム弾性体に筒径方向に互いに対向しかつ筒周方向に延びるようにそれぞれ埋設された一対の中間本体部を有する中間体とを備えた防振ブッシュの製造方法であって、
    上記中間体として、上記両中間本体部に加えて、該両中間本体部の、筒周方向に相隣り合う筒周方向端縁部の間に筒周方向に延びるようにそれぞれ架設された架橋部をさらに有するものを用意し、
    金型に上記内筒体、上記中間体、及び上記外筒体をそれぞれセットした状態で上記中間体よりも筒径方向外側部分における上記各架橋部に対応する部分に外側孔部を有するゴム弾性体を加硫成形し、
    上記外筒体を筒径方向内側に絞ることにより、上記各架橋部を該各架橋部に対応する各外側孔部側に突出するように折り曲げることを特徴とする防振ブッシュの製造方法。
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