JP2009002390A - 油圧回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 パイロット油路14を介して取り出したアクチュエータ6の負荷圧とバネ2aのバネ力とが、ロードセンシング弁2の一端面側に作用し、パイロット油路13及びパイロット油路15によって取り出された吐出油路10のポンプ圧の中間圧が、合流圧油路20を介してロードセンシング弁2の他端面側に作用している。また、吐出油路10bとパイロット油路15bには、内径の大きなホースが用いられており、吐出油路10及びパイロット油路15における配管抵抗を小さく構成している。
【選択図】 図1
Description
図4に示されている可変容量型の油圧ポンプ40を用いた油圧回路では、油圧ポンプ40に接続した吐出油路46におけるピーク圧の発生を防止するため、ピークカット弁44が用いられている。ピークカット弁44は、吐出油路46におけるポンプ圧と負荷圧との差圧によって作動する弁として構成されている。
図5に示した油圧回路では、油圧回路の構造を簡素化するために、ポンプ容量を略ゼロ容量まで制御することのできる油圧ポンプ50が用いられている。そして、ロードセンシング弁52にはピークカット機能が設けられている。
このため、ロードセンシング弁52を制御するための基準となる差圧を予め設定しておいたとしても、実際に取り出して制御したい差圧と、基準となる差圧との間にずれが生じてしまうことになる。
即ち、本願発明の油圧回路では、ポンプ容量を略ゼロ容量まで制御できる、可変容量型の油圧ポンプと、前記油圧ポンプのポンプ容量を制御するロードセンシング弁と、前記油圧ポンプからの吐出流量によって作動するアクチュエータと、を備え、
前記ロードセンシング弁が、前記油圧ポンプの吐出油路における複数の異なる位置からそれぞれ取り出した圧油を合流して得たポンプ圧の中間圧と、前記アクチュエータの負荷圧と、の差圧に応じて制御されてなることを最も主要な特徴となしている。
更に、本願発明では、ポンプ圧の中間圧を得るために、油圧ポンプの吐出油路から圧油を取り出す位置の一つを特定したことを主要な特徴となしている。
更にまた、方向切換弁の入力ポート近傍の位置から取り出した圧油を、ホースを介して、吐出油路における他の位置から取り出した圧油と合流させた構成を特定したことを主要な特徴となしている。
ポンプ圧の中間圧を用いることによって、吐出油路における配管抵抗の影響を小さく構成しておくことができるようになる。しかも、ロードセンシング弁に対する操作が、過度のポンプ圧の変動をそのまま拾った状態で行われてしまうのを防止できる。このため、ロードセンシング弁に対する操作性を損なわずに、油圧ポンプのポンプ容量を制御することができる。
図1の二点鎖線で囲んだ部分が、油圧ポンプ装置8を構成しており、油圧ポンプ装置8における油圧ポンプ1は、略ゼロ容量まで制御することができる可変容量型の油圧ポンプとして構成されている。以下では、油圧ポンプ1としては、斜板式の油圧ポンプを例に挙げて説明を行うことにする。ポンプ容量を略ゼロ容量まで制御することができる油圧ポンプであれば、斜軸式等の他の形式による油圧ポンプを用いることができる。
そして、合流圧油路20から分岐した第一合流圧油路20aを介して、前記中間圧は、ロードセンシング弁2の一端面側に導かれている。
ロードセンシング弁2に作用するアクチュエータ6の負荷圧としては、方向切換弁5として示した可変絞り5cと操作油路11との間からパイロット油路14を介して取り出すことができる。
尚、方向切換弁5として可変絞り5cでもって代表して図示している。これは本願発明の構成を説明する上において方向切換弁5の操作のなかでも、吐出油路10から操作油路11に流出する圧油の流量制御を簡略して示しているためである。このため、方向切換弁5としての詳細な構成については省略している。しかし、方向切換弁5の構成としては、従来から公知の構成を採用しておくことができるものである。
合流圧油路20におけるポンプ圧の中間圧は、合流圧油路20から分岐した第一合流圧油路20aを介して、ロードセンシング弁2の一端面側に導かれている。
このように、油圧ポンプ1のポンプ容量を制御するロードセンシング弁2に対する操作性を損なうことがない。
また、本願発明に係わる油圧回路では、図3(c)及び図3(d)における時刻t2以降の時間範囲内では、実線で示す状態から外れて点線で示す作動状態を奏することになるが、他の時間範囲内では、従来の油圧回路と同様に実線で示す作動状態を奏することになる。
同様に、図5では、方向切換弁51が操作されると、ロードセンシング弁52に作用するLS差圧は減少して、油圧ポンプ50の斜板角が増大してポンプ容量を増大させ、油圧ポンプ50からのポンプ圧が上昇していくことになる。この状態は、図3の時刻t0から時刻t1における状態を示しているのと同じ実線を示すことになる。
Claims (4)
- ポンプ容量を略ゼロ容量まで制御できる、可変容量型の油圧ポンプと、
前記油圧ポンプのポンプ容量を制御するロードセンシング弁と、
前記油圧ポンプからの吐出流量によって作動するアクチュエータと、
を備え、
前記ロードセンシング弁が、前記油圧ポンプの吐出油路における複数の異なる位置からそれぞれ取り出した圧油を合流して得たポンプ圧の中間圧と、前記アクチュエータの負荷圧と、の差圧に応じて制御されてなることを特徴とする油圧回路。 - 前記ロードセンシング弁の切換位置が、前記ポンプ容量を制御する位置とアンロード位置とを有し、
前記アンロード位置が、前記ポンプ容量を略ゼロ容量とする位置であり、前記中間圧の圧油をタンクにドレインする位置であることを特徴とする請求項1記載の油圧回路。 - 前記複数の異なる位置には、前記吐出油路に接続した方向切換弁の入力ポート近傍における位置が含まれてなることを特徴とする請求項1又は2記載の油圧回路。
- 前記入力ポート近傍の位置から取り出した圧油は、ホースを介して、前記吐出油路における他の位置から取り出した圧油と合流してなることを特徴とする請求項3に記載の油圧回路。
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JPS57157802A (en) * | 1981-03-24 | 1982-09-29 | Daikin Ind Ltd | Surge pressure absorber circuit |
JPH0518365A (ja) * | 1991-07-05 | 1993-01-26 | Komatsu Ltd | 可変容量型油圧ポンプの容量制御装置 |
JP2006090419A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Komatsu Ltd | アンロード機能付ポンプ可変容量制御装置 |
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