JP2009001390A - 給紙装置および給紙分離装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給紙カセットの捌きローラ近傍の振動を抑制して,給紙装置からの騒音を防止することのできる給紙装置および給紙分離装置を提供すること。
【解決手段】本発明の給紙装置1は,給紙ローラ23と,給紙カセット10に固定された取付板33と,取付板33に対して支持軸35の回りに回転可能に支持された捌きホルダ34と,捌きホルダ34に捌きローラ軸36の回りに回転可能に支持され,給紙ローラ23へ向けて付勢される捌きローラ31と,捌きローラ31に給紙方向の一定以上のトルクがかかったときにのみその回転を許容するトルクリミッタ37とを有し,画像形成装置の画像形成部へシートを供給する給紙装置1であって,取付板33および捌きホルダ34における,支持軸35を受ける一対の軸受け部同士の間に,圧縮状態で挟持された緩衝部材を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は,画像形成装置等に用いられ,シート紙を1枚ずつ給紙するための給紙装置およびその給紙分離装置に関する。さらに詳細には,画像形成部へシートが重送されることを防止するための給紙装置および給紙分離装置に関するものである。
従来より,画像形成装置では,給紙カセット等に載置されたシートを1枚ずつ給紙して画像形成に供するための給紙装置を有している。さらに,給紙装置において重送を防止するための給紙分離装置として,捌きローラを使用した給紙分離装置も広く用いられている。このような給紙分離装置を有する給紙装置では一般に,押上板上に載置されたシート束がバネ等によって押し上げられ,上部の一枚がピックアップローラによって送り出される。この段階では,2枚以上のシートが送り出されることもある。そこで,その下流側において,給紙ローラと捌きローラとの対によってシートを挟持し,最上のシート以外のシートの進行を捌きローラが抑制することにより,確実に1枚のみが送り出されるように分離するものである。
このようにローラ間にシートを挟持して送り出すものでは,シートのローラ間への挿入時や送出時等に,ローラが振動することがある。そして,その振動が,ローラの回転軸の取り付け部等に伝達され,場合によっては他部材と共振する等により騒音として感知されることがある。そのため,従来より,ローラの振動やそれによる騒音を防止する技術が開発されている。
例えば,特許文献1には,重送防止ローラの保持部材を摩擦板に押圧することにより,重送防止ローラの振動を抑制する原稿搬送装置が開示されている。本文献の技術では,重送防止ローラの軸を保持する保持部材の側面に抵抗を与えることにより,重送防止ローラの振動を抑制できるとされている。また例えば,特許文献2には,分離手段とフロント部材との間に防音手段を設けた給紙カセットが開示されている。本文献の技術では,給紙カセットの外装カバー内に閉空間を形成することにより,騒音の拡散を防止するとされている。
特開2003−192164号公報 特開2007−31034号公報
前記した特許文献1の技術は,原稿搬送装置に関するものであり,一般に原稿搬送装置に100枚以上ものシートが載置されることはあまり多くない。そのため,上記のように保持部材の動きそのものを抑制しても,原稿の搬送に障害となることは少ない。しかしながら,給紙カセットでは,500枚程度まで載置できるものも少なからずある。このようなものでは,載置されているシートの多寡によって,ローラ間へのシートの突入角度はかなり異なるものとなる。これに対応するためには,ローラの保持部材の移動そのものが抑制されることは好ましくないのである。そのため,上記の特許文献1に記載の技術を,そのまま給紙カセットに適用することはできなかった。
また,特許文献2に記載の技術では,騒音の拡散が防止されているのみであり,騒音の発生自体については何ら改善されていない。そのため,騒音の原因となる振動を抑制することが望まれていた。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,給紙カセットの捌きローラ近傍の振動を抑制して,給紙装置からの騒音を防止することのできる給紙装置および給紙分離装置を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた本発明の給紙装置は,画像形成装置本体に対して固定して配置された給紙ローラと,給紙ローラの回転軸に対して固定して配置された取付部材と,取付部材に対して第1の軸の回りに回転可能に支持された捌きホルダと,捌きホルダに第2の軸の回りに回転可能に支持され,給紙ローラへ向けて付勢される捌きローラと,捌きローラに給紙方向の一定以上のトルクがかかったときにのみその回転を許容するトルクリミッタとを有し,画像形成装置の画像形成部へシートを供給する給紙装置であって,取付部材および捌きホルダにはそれぞれ,第1の軸を受ける一対の軸受け部が設けられており,取付部材および捌きホルダの一方の軸受け部同士の間に,圧縮状態で挟持された緩衝部材を有するものである。
本発明の給紙装置によれば,捌きホルダが,第1の軸によって取付部材に対して回転可能に支持され,その捌きホルダに対して捌きローラが,第2の軸によって回転可能に支持されている。さらに,捌きローラが給紙ローラへ向けて付勢され,給紙動作時にはそれらの間にシートが挟まれる。そのため,給紙動作によって第2の軸が振動することがある。ここで,本発明では,取付部材および捌きホルダの,第1の軸を受ける軸受け部同士の間に,圧縮状態で緩衝部材が挟持されているので,第2の軸の振動が捌きホルダと第1の軸とを介して取付部材に伝達されることが防止されている。従って,取付部材を介して給紙ローラあるいは画像形成装置本体等に振動が伝達されることもない。このことから,給紙カセットの捌きローラ近傍の振動を抑制して,給紙装置からの騒音を防止することができる。
なお,ここでの「固定して配置され」とは,必ずしも直付けを意味しない。画像形成装置の動作時において,互いの位置関係が固定されていればよい。また,「取付部材」は,必ずしも別部材である必要はなく,画像形成装置本体あるいは給紙カセット等の一部であっても良い。また,「取付部材」は必ずしも1部材でなくとも良い。取り付け状態で固定されていればよい。
さらに本発明では,緩衝部材が,自然状態に対して圧縮率20%以上60%未満の範囲内の圧縮状態とされていることが望ましい。このようなものであれば,取付部材と捌きホルダとの間での振動の伝達が防止されるとともに,捌きホルダの回転移動の障害とはならない。
さらに本発明では,第1の軸の他方の軸受け部側には,捌きホルダと取付部材との,一方に滑り部材が設けられ,他方に滑り部材に接触するだぼが形成されており,第1の軸の一方の軸受け部側は,緩衝部材によって,取付部材と捌きホルダとが接触しないように保持されていることが望ましい。このようなものであれば,第1の軸の他方の軸受け部側では滑り部材とだぼとが接触しているので,滑り部材によってだぼの移動はスムーズである。また,第1の軸の一方の軸受け部側には,取付部材と捌きホルダとの間に緩衝部材が設けられているので,この部分から騒音が発生することは防止されている。
さらに本発明は,画像形成装置本体に対して固定して配置された取付部材と,取付部材に対して第1の軸の回りに回転可能に支持された捌きホルダと,捌きホルダに第2の軸の回りに回転可能に支持され,画像形成装置の給紙ローラへ向けて付勢される捌きローラと,捌きローラに給紙方向の一定以上のトルクがかかったときにのみその回転を許容するトルクリミッタとを有し,給紙ローラとの協働により画像形成装置の画像形成部へシートを供給する給紙分離装置であって,取付部材および捌きホルダにはそれぞれ,第1の軸を受ける一対の軸受け部が設けられており,取付部材および捌きホルダの一方の軸受け部同士の間に,圧縮状態で挟持された緩衝部材を有する給紙分離装置にも及ぶ。
本発明の給紙装置および給紙分離装置によれば,給紙カセットの捌きローラ近傍の振動を抑制して,給紙装置からの騒音を防止することができる。
以下,本発明を具体化した最良の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,画像形成装置等へシートを給紙するための給紙装置およびその給紙装置に使用される給紙カセットと給紙分離装置に本発明を適用したものである。
本形態の給紙装置1は,図1に示すように,給紙カセット10と給紙部20とを有している。給紙カセット10は,画像形成装置本体に対して着脱可能な部分である。着脱は図中左右方向に行われ,図中左向きに引き出すことにより画像形成装置本体から取り出すことができる。また,給紙部20は,装着された給紙カセット10に対面するように,画像形成装置本体側に取り付けられている部分である。
給紙カセット10には,図1に示すように,筐体11中に押上板12,押上バネ13が取り付けられ,筐体の図中右側に給紙分離装置30が設けられている。図では,給紙分離装置30の範囲を太線で示している。押上板12は,図中実線で示す位置と二点鎖線で示す位置との間の範囲で回転移動可能なものである。この押上板12の上にシートが載置されたとき,押上バネ13によって押上板12が押し上げられることによって,最上部の一枚が給紙部20に当接するようにされている。
そのため,載置されるシートの枚数によりシートの突入角度はかなり異なるものとなる。図1では,シート枚数が少なく最も上昇している状態の押上板12を実線で,許容される最大枚数(ここでは500枚)が載置されて最も下降している状態の押上板12を二点鎖線で示している。そして,ラストのシートは実線位置の押上板12の上面からその延長線方向に給紙される。500枚載置時のトップのシートは,図中上方に二点鎖線で示したシートの上面位置から,略水平方向に給紙される。
給紙部20には,図1に示すように,ハウジング21にピックアップローラ22と給紙ローラ23との2つのローラが設けられている。ピックアップローラ22は,上記のシート突入角度に応じて,その回転軸位置が移動できるように構成されている。給紙実行時には,これらのローラはいずれも,図中反時計回りに回転される。そして,シート束の最上部から,ピックアップローラ22によってシートが取り出されて,給紙ローラ23側へ送り出される。
さらに,本形態の給紙カセット10では,図1に太線で示すように,筐体11の図中右外側に,給紙分離装置30が取り付けられている。給紙分離装置30は,給紙ローラ23と対向する位置に配置された捌きローラ31と,その捌きローラ31を給紙部20に向けて押圧する圧縮バネ32とを有している。すなわち,圧縮バネ32により,捌きローラ31は常時,給紙ローラ23に向けて押圧されている。これにより,後述するように,給紙ローラ23と捌きローラ31との間に挿入されたシートはその間で捌かれ,図中右方へと搬送される。
本形態の給紙分離装置30は,図2に示すように,給紙カセット10に給紙分離装置30を固定するための取付板33と,捌きローラ31を回転可能に保持する捌きホルダ34とを有している。取付板33と捌きホルダ34とは,支持軸35によって互いに回転可能に取りつけられている。また,捌きローラ31と捌きホルダ34とは,捌きローラ軸36によって互いに回転可能に取りつけられている。この捌きローラ軸36は,支持軸35とは異なる位置において,支持軸35と平行に捌きホルダ34に設けられている。圧縮バネ32は,取付板33と捌きホルダ34との間に設けられている。
ここで,支持軸35が第1の軸,捌きローラ軸36が第2の軸にそれぞれ相当する。そして,取付板33と捌きホルダ34とにはそれぞれ,支持軸35を受けるための貫通穴である軸受け部が形成され,そこに支持軸35が通されている。
捌きローラ軸36にはさらに,捌きローラ軸36の回転を制限するトルクリミッタ37が設けられている。これにより,捌きローラ31は,所定の回転方向に所定以上の力が加えられたときにのみ回転する。回転可能な方向は,給紙カセット10に取り付けられたときにシートを送り出す方向(図1参照)であり,逆方向には回転しない。なお,捌きローラ31の表面は,摩擦の大きい樹脂で形成されている。そして,本形態では,取付板33,捌きホルダ34,支持軸35,捌きローラ軸36はいずれも金属製である。さらに,給紙分離装置30には,樹脂製の滑り部材38が,支持軸35と捌きローラ軸36との両方に取り付けられている。
さらに本形態では,図2に示すように,支持軸35の一端部(図中左手前端)において,取付板33と捌きホルダ34との間に緩衝部材41が挟持されている。緩衝部材41は,円環形状の弾性部材であり,支持軸35がその中央の孔を貫通している。本形態では,緩衝部材41としては,スポンジ状の樹脂部材が適している。例えば,イノアック社製の「ポロン」を使用することができる。さらに,本形態では緩衝部材41は,自然状態での厚さからの圧縮率が20%以上60%未満となるように圧縮された状態で,取付板33と捌きホルダ34との間の隙間に挟み込まれている。
また,支持軸35の図2中右奥端の近傍には,取付板33の内面側に滑りシート42が貼り付けられている。これは,後述するように,捌きホルダ34から図中右奥向きに突出して形成されているだぼ44(図4参照)と,取付板33の内面との間の滑り性を向上させるためのものである。この滑りシート42としては,例えば,PETシートを両面テープで貼り付けて用いることができる。なお,緩衝部材41の捌きホルダ34側の面にも,PETシート等を両面テープで貼り付けて滑り性を向上させても良い。
本形態では,取付板33は,図3に示すように,両翼に給紙カセット10に取り付けるための取り付け部33aを有し,それらの間に枠状のホルダ保持部33bが設けられている。支持軸35の取り付けられる位置は,ホルダ保持部33bの図中上方に一点鎖線で示した位置である。この取付板33は取り付け部33aによって給紙カセット10に固定されるものである。従って,給紙カセット10に対して常時固定して配置されているとともに,給紙カセット10が画像形成装置本体に対して装着されることによって,画像形成装置本体に対する配置も固定される。給紙動作時にはこの装着された状態であり,画像形成装置本体に対して固定して配置されている。
また,捌きホルダ34は,図4に示すような形状であり,その図中左右外面には,それぞれ外向きに突出した小さな凸部であるだぼ43,44が設けられている。ここで,捌きホルダ34の図中左右方向の幅は,だぼ43,44を含めても,取付板33のホルダ保持部33b内面の間隔よりやや狭い。すなわち,捌きホルダ34の幅は,取付板33の左右のホルダ保持部33bの内側に余裕を持ってはめ込むことのできる大きさとされている。支持軸35の取り付けられる位置は,図中に一点鎖線で示すように捌きホルダ34の図中上方である。また,捌きローラ軸36は,捌きホルダ34の図中上下方向の中央付近に取り付けられる。
そして,図2に示すように組み立てられた状態では,ホルダ保持部33bの内側に捌きホルダ34がはめ込まれ,これらを貫通して支持軸35が設けられる。これにより,捌きホルダ34は,捌きローラ31を含んでその全体が,取付板33に対して支持軸35を中心に回転可能に支持される。捌きローラ31が手前向きに押されると,支持軸35を中心に捌きホルダ34が下から手前に回転し,圧縮バネ32を圧縮する。そのため,圧縮バネ32の反発力によって,捌きローラ31は押し返される。
なお,捌きホルダ34は,ホルダ保持部33bの内側より小さく形成されているため,支持軸35の軸方向へも多少自由度を有している。本形態では,だぼ43,44を設けることによって,このズレが大きくなりすぎないようにされている。これにより,上記のように捌きホルダ34が回転するとき,捌きローラ軸36の端部等が取付板33に当接して回転の妨げとなることは防止されている。
次に,給紙カセット10に取り付けられた状態の給紙分離装置30を,図1の右側から見た様子を図5に示す。捌きホルダ34は,取付板33のホルダ保持部33bの間に挟み込まれている。捌きローラ軸36は滑り部材38の向こう側にあり,この図には現れない。捌きローラ31もこの図には現れていないが,給紙ローラ23に対面して配置されている。圧縮バネ32によって,捌きホルダ34を介して,捌きローラ31は給紙ローラ23に圧接されている。以下では,圧縮バネ32によって,捌きローラ31から給紙ローラ23へ向けて加えられる押圧力を捌き圧という。
そして,緩衝部材41は,捌きホルダ34の図中左側において,取付板33のホルダ保持部33bの内面と捌きホルダ34の外面との間に,やや圧縮された状態で挟まれている。ここでは,この緩衝部材41は自然状態から20%以上60%未満の圧縮率で圧縮された状態で挟み込まれている。この圧縮率とは,自然状態での厚さと挟み込まれた状態での厚さとの差の,自然状態での厚さに対する割合である。このようになっているので,緩衝部材41は,これ以上はほとんど圧縮されない。すなわち,緩衝部材41によって隙間が確保されているので,だぼ43は,取付板33に接触していない。一方,だぼ44は,捌きホルダ34の図中右外側において,滑りシート42に当接している。
給紙分離装置30を図5中左から見ると,図6に示すようになっている。これは,給紙分離装置30を単独で,図1と同じ向きから見た状態を示す図である。給紙動作を行っていない状態では,圧縮バネ32はさほど圧縮されておらず,図6の(a)の配置に近い。これに対して,非常に大きな力で捌きローラ31を図中右向きに押し込むことにより,圧縮バネ32を限界まで縮め,図6(b)に示すような配置とすることができる。これは,例えば数十枚のシートが給紙ローラ23と捌きローラ31との間に挟まれた場合であり,実際にはここまで大きく移動することはまずない。
給紙分離装置30を図6の(a)の状態から(b)の状態へと動かすと,取付板33に対して,捌きホルダ34が支持軸35を中心に図中反時計回りに回転される。この回転により,支持軸35の図中奥側の端部に設けられているだぼ44は,(b)に示す位置まで移動する。このとき,本形態では,だぼ44が摺動する可能性のある範囲の捌きホルダ34の面は全て,滑りシート42によってカバーされている。従って,だぼ44の移動はスムーズである。
次に,本形態の給紙装置1による給紙動作について説明する。給紙カセット10の押上板12上に載置され,押上バネ13によって押し上げられたシートは,その最上部の一枚がピックアップローラ22に接触する。この状態で,ピックアップローラ22をシートの送り出し方向(図1中では反時計回り方向)に回転させ,最上部のシートを送り出す。送り出されたシートは,給紙ローラ23と捌きローラ31との間のニップに突入される。このとき,捌きローラ31は給紙ローラ23へ向けて捌き圧によって押圧されている。この段階では,送り出されているのは必ずしも1枚とは限らない。
捌きローラ31と給紙ローラ23とのニップに挟まれたシートが1枚であれば,給紙ローラ23による送り出し方向の力が,捌き圧に応じて,シートを介して捌きローラ31へ伝わる。その力がトルクリミッタ37のリミッタ値を上回るように適切に捌き圧が設定されていれば,このシートは送り出される。リミッタ値を上回らなければ送り出すことができない。このように,1枚のシートを送り出すことのできる最小の捌き圧を順転側限界という。
一方,捌きローラ31と給紙ローラ23とのニップにシートが重送されて来た場合は,給紙ローラ23による送り出し方向の力が,シート同士の摩擦移動によって減殺されて捌きローラ31に伝わる。この伝達された力がトルクリミッタ37のリミッタ値を下回っていれば,捌きローラ31は回転せず,下側のシートは捌きローラ31との間の摩擦力によって停止される。これにより,上側のシートのみが送出される。捌き圧が大きすぎると,この重送の場合にも捌きローラ31が回転してしまい,給紙分離装置30における分離に失敗する。このように,重送されてきたシートを捌いて,1枚のみを送り出すことのできる最大の捌き圧を重送側限界という。
すなわち,本形態においてシート捌き処理が適切に機能するためには,トルクリミッタ37のリミッタ値と捌き圧とが所定の関係を満たすことが必要である。リミッタ値と捌き圧との関係の許容される範囲は,図7に示すように,順転側限界L1と重送側限界L2との間に挟まれた範囲である。L1より下ではシート送りそのものが不可能となり,L2より上では重送が発生する。
従来の給紙装置は,緩衝部材41や滑りシート42を有していないものであり,リミッタ値と捌き圧との関係が,例えば,図7中に枠Eで示した範囲内となるように設計されていた。これに対し,このような従来の装置に単に,緩衝部材41や滑りシート42を付加しても,捌き圧そのものには直接影響を与えないことが確認できた。すなわち,本形態においても,リミッタ値と捌き圧との関係がL1とL2との間にあるように,各部の部材が選択されている。
ただし,緩衝部材41や滑りシート42をを付加することにより,支持軸35を中心とした捌きホルダ34の回転移動に対しては若干の抵抗となる。そこで,本形態では,この抵抗がシート捌き機能の障害とならない範囲で,緩衝部材41および滑りシート42の大きさおよび材質を選択した。特に,リミッタ値が最大の条件で,捌き圧が最小の場合でも,順転側限界L1を下回らないように緩衝部材41の厚さが選択されている。従って,確実にシート捌き処理が機能する。
ここで,本案の課題である騒音について説明する。緩衝部材41や滑りシート42を有していない従来の装置では,特に重送が発生した場合に,給紙分離装置の近辺から音が発生することが分かっていた。そこで,本発明者がその騒音(捌き音)をマイクロフォンで集音し,主な周波数を測定したところ,駆動ギアの周波数等とは異なる特定の周波数で特に音圧が大きいことが分かった。その音源をさらに追求することにより,2枚以上のシートが給紙ローラ23と捌きローラ31との間に挟まれた場合に特に,捌き音が発生することが分かった。これは,捌きローラ31が回転せず停止されるために,支持軸35が振動し,その振動が取付板33を介して本体に伝達されたものであると考えられる。さらには,その振動によって本体内の部材が共振し,捌き音が発生したのである。
そこで,本形態では,支持軸35の一端側に緩衝部材41を設けることにより,支持軸35の振動を吸収している。さらに,だぼ43が取付板33に当接しないようにするとともに,他端側のだぼ44は滑りシート42に常時当接させることとしたのである。これにより,支持軸35の振動が取付板33に伝達されないようにして捌き音の発生を防止することがするできた。さらに,だぼ43,44と取付板33との当接を防止し,当接音の発生をも防止することが出来た。
次に,上記の各条件を満たす緩衝部材41の選択範囲について説明する。まず,異なる厚さの緩衝部材41を取り付けることによって,取り付け時の緩衝部材の圧縮率の異なるものを用意し,それぞれの捌き音の程度と捌き圧への影響の程度を評価した。ここでは,緩衝部材として,外径φ10mm,内径φ4.4mmの円環形状に形成されたイノアック社製の「ポロン」を使用した。また,比較例1として緩衝部材を取り付けていないものについても調査した。
この実験では,取付板33として,そのホルダ保持部33bの間の内面距離が70.0±0.2mm,捌きホルダ34として,支持軸35方向の幅にだぼ44の高さを加えたものが67.4±0.2mmのものを使用した。さらに,滑りシート42として,両面テープを含めた厚さが0.35mmのものを使用した。従って,緩衝部材41の挿入される箇所である,ホルダ保持部33bの内面と捌きホルダ34の外面との距離は,約2.25mmである。
また上記したように,トルクリミッタ値が大きく捌き圧が小さいときに,緩衝部材41の厚さによる捌き圧への影響が許容範囲内であるかどうかが重要である。そこで,この実験では,トルクリミッタ37は,その設計値(55±4mN・m)に対して上限の設定とした。すなわち,トルクリミッタ値59mN・mで測定を行った。また,捌き圧は3.92±0.39Nのうちの下限設定,ピックアップローラ22のピックアップ圧は1.72±0.245Nのうちの上限設定とした。なお,捌き圧またはピックアップ圧としているものは実際には力であり,そのためこの単位はN(ニュートン)で表される。
ここで,捌き音の評価は次のようにした。まず,加速度ピックアップセンサにて測定した振動の加速度をFFTアナライザに取り込み,その出力電圧の実効値Pを対数表示した。この実効値Pの単位は,dBVrmsである。なお,この加速度ピックアップセンサは,図5中にAで示す位置に取り付けた。次に,その結果を以下の計算式で変換して,振動振幅値Qを算出した。振動振幅値Qの単位は,Vrmsである。
P = 10 × log(Q2
すなわち,Q = √(10P/10
そして,捌き音の評価基準は,以下の通りとした。
捌き音による最大の振動振幅値が,0.05(Vrms)未満であったものに○
捌き音による最大の振動振幅値が,0.05(Vrms)以上0.10(Vrms)未満であったものに△
捌き音による最大の振動振幅値が,0.10(Vrms)以上であったものに×
また,捌き圧に対する影響の評価は次のようにした。緩衝部材41による滑り抵抗力の,支持軸35から圧縮バネ32までの距離によるモーメントを算出し,緩衝部材が無い場合と比較した。そして,捌き圧に対する影響度の評価基準は,以下の通りとした。
緩衝部材の抵抗力から換算した捌き圧の低下幅が,0.1N以内であったものに○
緩衝部材の抵抗力から換算した捌き圧の低下幅が,0.1Nを超えているものに△
Figure 2009001390
実験の結果は表1の通りであった。なお,表1中の「緩衝部材厚さ」とは,その一面にPETシート(厚さ0.1mm)を両面テープで貼り付けた全体の自然状態での厚さを示している。緩衝部材に貼り付けられているPETシートの厚さが両面テープを含めて0.25mmであることから,
自然状態での緩衝部材のみの厚さ = 緩衝部材厚さ − 0.25
である。また,緩衝部材の挿入される箇所の間隔が約2.25mmであることから,
緩衝部材の圧縮量 = 緩衝部材厚さ − 2.25
である。これらより,「緩衝部材圧縮率」は,次式で求められる。
緩衝部材圧縮率(%)
= (緩衝部材厚さ−2.25)×100 / (緩衝部材厚さ−0.25)
ここで,比較例1は,緩衝部材の無いものである。また,実施例1,2は緩衝部材がやや薄すぎるため,圧縮率が20%未満であり,捌き音を低減する効果が小さかった。これは,緩衝部材の反発力が小さく,支持軸35の振動を吸収しきれないためと考えられる。また,実施例7は,緩衝部材が厚すぎるため,圧縮率が60%以上であり,その反発力によって捌き圧にやや影響があることも分かった。本形態では,圧縮率が20%以上60%未満となるように緩衝部材41を選択しているので,捌き音と捌き圧とのいずれも問題のないレベルであった。
次に,実施例4の圧縮率30%のものについて,上記と同様の実験を行い,耐久前後の捌き音の程度を比較した。ここでは,トルクリミッタ値は,上記の実験と同様に上限の設定とした。すなわち,トルクリミッタ値59mN・mで測定を行った。また,捌き圧は3.92±0.39Nのうちの上限設定および下限設定の両方,ピックアップローラ22のピックアップ圧は1.72±0.245Nのうちの上限,中央,下限の3種類の設定とした。さらに,各設定条件ごとに,新品の捌きローラ31および緩衝部材41を使用したものと,1万枚の通紙を行った後の捌きローラ31および緩衝部材41を使用したものとの両方で行った。
Figure 2009001390
実験の結果は,表2の通りであった。いずれも,最大の振動振幅値は0.05(Vrms)未満であり,捌き音は十分に低減されている。従って,耐久性も十分であることが確認できた。
さらに,表1に示した例のうちの実施例4と比較例1のものについて,給紙時の音圧を測定した結果を図8に,振動の実効値を測定した結果を図9にそれぞれグラフにして示す。いずれの図においても,実施例4の結果を実線で,比較例1の結果を破線で示している。図8に示した音圧は,画像形成装置の手差しユニットを外して給紙分離装置30にマイクロフォンを近づけて測定した。また,図9に示した振動の実効値は,加速度ピックアップセンサにて測定した加速度をFFTアナライザに取り込み,その出力電圧の実効値を対数表示したデータである。
図8と図9から分かるように,緩衝部材のない比較例1では,150Hzと300Hz近傍において,振幅値にそれぞれピークがあった。特に周波数150Hzは,給紙装置の駆動ギアによる振動周波数とはかなりずれており,この給紙分離装置に特有なものである。これに対して,実施例4ではこれらのピークがほとんど無くなり,緩衝部材41を加えたことの効果が確認できた。
さらに,上記の実施例4の給紙分離装置を画像形成装置に取り付け,シートの種類や通紙モード,動作環境を変えてその効果を検証した。試験機としては,コニカミノルタ社製Tigris1を使用した。その第2給紙ユニットの給紙カセットの給紙分離装置を本形態のものに置き換える改造を施し,連続給紙処理を実施した。ここでは,上記表1の場合と同じ基準で,捌き音のみを評価した。
なお,「NN」とは気温23℃湿度65%,「LL」とは気温10℃湿度15%,「HH」とは気温30℃湿度85%の環境下でそれぞれ実験を行ったことを示す。また,各通紙モードの内容は,以下の通りである。
「フルセット上50枚」とは,カセットの最大収容能力である500枚をセットし,上から50枚を連続給紙させたものである。
「強制つれ送りモード」とは,給紙時に次の1枚を手で強制的に送り込み,重送状態を再現させて,50枚連続給紙させたものである。
「ラスト50枚」とは,カセットに50枚のみをセットし,その全てを連続給紙させたものである。
なお,参考のために,本形態のものから緩衝部材41を取り外しただけの給紙分離装置を画像形成装置に取り付け,NN環境において「強制つれ送りモード」のみ同様の実験を行った。
Figure 2009001390
試験の結果は,表3に示す通りとなった。すなわち,いずれのシートでも,緩衝部材無しでは捌き音が発生したのに対し,本実施形態ではいずれの環境でも許容範囲外の捌き音は発生しなかった。また,異なる給紙カセットについて実施した結果も同様に,許容範囲外の捌き音は発生しなかった。
以上詳細に説明したように本形態の給紙装置1によれば,支持軸35によって互いに回動する取付板33と捌きホルダ34との間に,緩衝部材41および滑りシート42が設けられている。従って,支持軸35が振動しても,その振動が取付板33や画像形成装置本体に伝達されることが無く,共振による騒音の発生が抑制されている。これにより,捌きローラ31近傍の振動を抑制して,騒音を防止することができる給紙装置1となっている。
なお,本形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。
例えば,本形態では,緩衝部材41をだぼ43の側に,滑りシート42をだぼ44の側に取り付けるとしたが,これらは逆の配置としても良い。また,だぼ43は無くても良い。また例えば,支持軸35が緩衝部材41を貫通するとしたが,支持軸35の近傍で,取付板33の内面に緩衝部材41を固定してもよい。また,緩衝部材の材質や形状等は,上記の実施の形態のものに限らない。
また,支持軸35の一端側のみに緩衝部材41を設けているが,厚さの小さいものを両端部に設けるようにしても良い。また,本形態では,給紙分離装置30は給紙カセット10に取り付けられているものとしたが,画像形成装置本体に対して取り付けられているものでも良い。また,取付板33は複数個に分割されたものでも良い。給紙カセットが本体に装着された状態で,給紙ローラと給紙分離装置との位置関係が固定されていればよい。本発明は,プリンタ,コピー機,FAX等のあらゆる画像形成装置の給紙装置に適用可能である。
本形態に係る給紙装置を示す断面図である。 給紙分離装置を示す斜視図である。 取付板を示す正面図である。 捌きホルダを示す正面図である。 本形態に係る給紙装置を示す平面図である。 給紙分離装置を示す側面図である。 リミッタ値と捌き圧との関係を示すグラフ図である。 給紙音圧の比較を示すグラフ図である。 振動の比較を示すグラフ図である。
符号の説明
1 給紙装置
23 給紙ローラ
30 給紙分離装置
31 捌きローラ
33 取付板
34 捌きホルダ
35 支持軸
36 捌きローラ軸
37 トルクリミッタ
41 緩衝部材
42 滑りシート
44 だぼ

Claims (4)

  1. 画像形成装置本体に対して固定して配置された給紙ローラと,前記給紙ローラの回転軸に対して固定して配置された取付部材と,前記取付部材に対して第1の軸の回りに回転可能に支持された捌きホルダと,前記捌きホルダに第2の軸の回りに回転可能に支持され,前記給紙ローラへ向けて付勢される捌きローラと,前記捌きローラに給紙方向の一定以上のトルクがかかったときにのみその回転を許容するトルクリミッタとを有し,画像形成装置の画像形成部へシートを供給する給紙装置において,
    前記取付部材および前記捌きホルダにはそれぞれ,前記第1の軸を受ける一対の軸受け部が設けられており,
    前記取付部材および前記捌きホルダの一方の軸受け部同士の間に,圧縮状態で挟持された緩衝部材を有することを特徴とする給紙装置。
  2. 請求項1に記載の給紙装置において,
    前記緩衝部材が,自然状態に対して圧縮率20%以上60%未満の範囲内の圧縮状態とされていることを特徴とする給紙装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の給紙装置において,
    前記第1の軸の他方の軸受け部側には,前記捌きホルダと前記取付部材との,一方に滑り部材が設けられ,他方に前記滑り部材に接触するだぼが形成されており,
    前記第1の軸の一方の軸受け部側は,前記緩衝部材によって,前記取付部材と前記捌きホルダとが接触しないように保持されていることを特徴とする給紙装置。
  4. 画像形成装置本体に対して固定して配置された取付部材と,前記取付部材に対して第1の軸の回りに回転可能に支持された捌きホルダと,前記捌きホルダに第2の軸の回りに回転可能に支持され,画像形成装置の給紙ローラへ向けて付勢される捌きローラと,前記捌きローラに給紙方向の一定以上のトルクがかかったときにのみその回転を許容するトルクリミッタとを有し,給紙ローラとの協働により画像形成装置の画像形成部へシートを供給する給紙分離装置において,
    前記取付部材および前記捌きホルダにはそれぞれ,前記第1の軸を受ける一対の軸受け部が設けられており,
    前記取付部材および前記捌きホルダの一方の軸受け部同士の間に,圧縮状態で挟持された緩衝部材を有することを特徴とする給紙分離装置。
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