JP2009000943A - カッターガイド - Google Patents
カッターガイド Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009000943A JP2009000943A JP2007165513A JP2007165513A JP2009000943A JP 2009000943 A JP2009000943 A JP 2009000943A JP 2007165513 A JP2007165513 A JP 2007165513A JP 2007165513 A JP2007165513 A JP 2007165513A JP 2009000943 A JP2009000943 A JP 2009000943A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- cutter
- cutter guide
- sheet
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
- Drawing Aids And Blackboards (AREA)
Abstract
【課題】被切断シートの上面に載置した状態で滑動を防止して、カッターナイフによりシートを容易に切断することができるカッターガイドを提供する。
【解決手段】カッターガイド11をガイド本体12と、ガイド本体12の斜面12aに接着剤14により接着されたガイドプレート13と、前記ガイド本体12の外表面に接着された滑動防止層15とにより構成する。両面粘着テープ24の剥離シート26の上面にカッターガイド11の滑動防止層15の下面を接触する。剥離シート26の上面に接触された滑動防止層15が剥離シート26の上面において滑らないので、剥離シート26の上面に対しカッターガイド11を小さい押圧力で安定して載置することができ、ガイドプレート13によってカッターナイフ29の切断刃30を容易に案内移動することができる。
【選択図】図1
【解決手段】カッターガイド11をガイド本体12と、ガイド本体12の斜面12aに接着剤14により接着されたガイドプレート13と、前記ガイド本体12の外表面に接着された滑動防止層15とにより構成する。両面粘着テープ24の剥離シート26の上面にカッターガイド11の滑動防止層15の下面を接触する。剥離シート26の上面に接触された滑動防止層15が剥離シート26の上面において滑らないので、剥離シート26の上面に対しカッターガイド11を小さい押圧力で安定して載置することができ、ガイドプレート13によってカッターナイフ29の切断刃30を容易に案内移動することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば織布、合成樹脂シートあるいは用紙等の被切断シートをカッターナイフによって切断する際に用いられるカッターガイドに関する。
従来、特許文献1には、布製の単調なデザインの紐(心材)の外周面に装飾布を巻着して趣のある手工芸品用の装飾紐を製造する方法が提案されている。この装飾紐を製造する方法を以下に説明する。図9に示すようにテーブル21の上面に裁断板22を載置し、この裁断板22の上面に装飾布23を載せる。次に、両面粘着テープ24の粘着層25の上下両面に接着された剥離シート26,27のうち、下部の剥離シート27を粘着層25から剥離して、図10に示すように、前記装飾布23の上面に両面粘着テープ24の粘着層25を接着する。次に、図10に示すように、前記剥離シート26の上面にカッターガイドとして竹或いは鋼製の物指28を載せ、この物指28の側端縁に沿ってカッターナイフ29の切断刃30を案内移動することにより、前記装飾布23及び両面粘着テープ24を直線状に裁断する。その後、所定形状に裁断された両面粘着テープ24の粘着層25から剥離シート26を図11に示すように剥離して粘着層25を露出した後、粘着層25の端縁に紐(心材)31を載せ、この紐31を矢印方向に転動させることにより、紐31の外周面に図12に示すように、装飾布23を粘着層25によって接着し、装飾紐を製造する。このようにして得られた装飾紐は、例えば渦巻き状に接着して敷物として用いられたり、その他の装飾品に用いられたりする。
特開平11−286858号公報
ところが、上記従来の装飾紐の製造工程においては、図10に示すように、両面粘着テープ24の剥離シート26の上面に物指28を載せ、この物指28の側端縁に沿ってカッターナイフ29の切断刃30を摺動案内するようにしていたので、次のような問題があった。即ち、前記両面粘着テープ24の剥離シート26は非常に滑りやすい合成樹脂シートで形成されているので、この剥離シート26の上面に物指28を乗せた状態において剥離シート26と物指28の接触面が滑り易いために、物指28を手の指によって強く下方に押さえて、物指28を所定位置に保持する必要があり、装飾布23及び面粘着テープ24の裁断作業が非常に煩わしいという問題があった。
本発明は、上記従来の問題点を解消して、被切断シートの上面に載置した状態で滑動を防止することができ、カッターナイフによる被切断シートの切断作業を容易に行うことができるカッターガイドを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、カッターナイフの切断刃を案内する案内部を有するカッターガイドの本体の下面に滑動防止層を設けたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記カッターガイドの本体の厚さ寸法は、5mm〜50mmの範囲に設定されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2において、前記本体の側面には下端ほど本体から横方向に張り出す斜面が形成され、該斜面には前記案内部が設けられていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2において、前記本体の側面には下端ほど本体から横方向に張り出す斜面が形成され、該斜面には前記案内部が設けられていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項において、前記本体の上面に滑動防止層が設けられていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項において、前記本体の上面には把手が設けられていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項において、前記本体の上面には把手が設けられていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項において、前記案内部には長さを測定する目盛が設けられていることを要旨とする。
本発明によれば、カッターガイドの本体の下面に対し、滑動防止層が設けられているので、被切断シートの上面に前記滑動防止層を載せた状態でカッターガイド本体が滑動するのを防止することができ、被切断シートを容易に切断することができる。
以下、本発明を具体化したカッターガイドの一実施形態を図1及び図2に従って説明する。
この実施形態のカッターガイド11は、背景の技術で述べた裁断板22に支持された装飾布23及び両面粘着テープ24を切断するものである。図1に示すように、このカッターガイド11は、木製の肉厚寸法の厚いガイド本体12の一側面を下端ほど水平方向に張り出す斜面12aとし、この斜面12aにステンレススチールよりなる帯状のガイドプレート13を接着剤14によって接着している。前記ガイド本体12の前記斜面12aを除いた全表面に対し、絨毯を床面に載せる際に滑りを防止することができる滑り止めシートよりなる滑動防止層15を接着剤16によって接着している。滑り止めシートとしては、多孔質樹脂シート、多孔質ゴムシート、表面を粗く仕上げたり、表面に多数の凸部を形成したりした樹脂シートあるいはゴムシートがある。
この実施形態のカッターガイド11は、背景の技術で述べた裁断板22に支持された装飾布23及び両面粘着テープ24を切断するものである。図1に示すように、このカッターガイド11は、木製の肉厚寸法の厚いガイド本体12の一側面を下端ほど水平方向に張り出す斜面12aとし、この斜面12aにステンレススチールよりなる帯状のガイドプレート13を接着剤14によって接着している。前記ガイド本体12の前記斜面12aを除いた全表面に対し、絨毯を床面に載せる際に滑りを防止することができる滑り止めシートよりなる滑動防止層15を接着剤16によって接着している。滑り止めシートとしては、多孔質樹脂シート、多孔質ゴムシート、表面を粗く仕上げたり、表面に多数の凸部を形成したりした樹脂シートあるいはゴムシートがある。
図2に示すように、前記カッターガイド11のガイドプレート13の表面には、長さを測定するための目盛13aがミリメートル単位で形成されている。
上記のカッターガイド11の幅w寸法は2cm〜10cmの範囲において例えば5cmに設定されている。カッターガイド11の長さL寸法は10cm〜70cmの範囲において例えば32cmに、厚さt寸法は5mm〜50mmの範囲において例えば15mmに設定されている。
上記のカッターガイド11の幅w寸法は2cm〜10cmの範囲において例えば5cmに設定されている。カッターガイド11の長さL寸法は10cm〜70cmの範囲において例えば32cmに、厚さt寸法は5mm〜50mmの範囲において例えば15mmに設定されている。
上記のように構成したカッターガイド11を用いて、前述した装飾布23及び両面粘着テープ24の裁断を行う場合には、図1に示すように両面粘着テープ24の剥離シート26の上面に、カッターガイド11の滑動防止層15の下面を接触する。この状態で、前記ガイドプレート13の下端縁にカッターナイフ29の切断刃30を接触させた状態で該ガイドプレート13の下端縁に沿って切断刃30を移動させ、装飾布23及び両面粘着テープ24を直線状に切断する。
上記実施形態のカッターガイド11によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、前記ガイド本体12の下面に接着された滑動防止層15の下面が両面粘着テープ24の剥離シート26の上面に接触されるので、剥離シート26の上面と滑動防止層15の下面とが滑動することはなく、カッターガイド11を手で軽く下方に押圧するだけで、カッターガイド11を所定位置に保持することができる。従って、カッターナイフ29の切断刃30によって、装飾布23及び両面粘着テープ24を容易に切断することができる。
(1)上記実施形態では、前記ガイド本体12の下面に接着された滑動防止層15の下面が両面粘着テープ24の剥離シート26の上面に接触されるので、剥離シート26の上面と滑動防止層15の下面とが滑動することはなく、カッターガイド11を手で軽く下方に押圧するだけで、カッターガイド11を所定位置に保持することができる。従って、カッターナイフ29の切断刃30によって、装飾布23及び両面粘着テープ24を容易に切断することができる。
(2)上記実施形態では、カッターガイド11のガイド本体12を厚肉寸法としたので、カッターガイド11が指によって持ち易くなり、前記両面粘着テープ24の剥離シート26の上面にカッターガイド11を配置したり、剥離シート26の上面からカッターガイド11を離したりする作業を容易に行うことができる。
(3)上記実施形態では、ガイド本体12の側面に斜面12aを形成し、この斜面12aにガイドプレート13を接着剤14によって傾斜状態に接着したので、ガイドプレート13の下端縁にカッターナイフ29の切断刃30を線接触させることができ、切断時の切断刃30の案内移動を適正に行うことができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図3に示すように、ガイドプレート13をガイド本体12として使用し、該ガイドプレート13の上面に把手41を取り付けてもよい。この場合には、把手41を把持して、カッターガイド11を容易に移動することができる。又、前記ガイドプレート13の側端縁に刷毛42を取付板43によって取り付けてもよい。この場合には、切断された屑の清掃を容易に行うことができる。
・図3に示すように、ガイドプレート13をガイド本体12として使用し、該ガイドプレート13の上面に把手41を取り付けてもよい。この場合には、把手41を把持して、カッターガイド11を容易に移動することができる。又、前記ガイドプレート13の側端縁に刷毛42を取付板43によって取り付けてもよい。この場合には、切断された屑の清掃を容易に行うことができる。
・図4及び図5に示すように、前記ガイドプレート13及び滑動防止層15に対し、例えば直線状のカッターガイド溝13b,15aを互いに平行に形成してもよい。この場合には、前記ガイド溝13b,15aに沿ってカッターナイフの切断刃を案内移動することにより被切断シートを平行に容易に切断することができる。
・図6に示すように、前記カッターガイド11のガイド本体12に対し、凹部12bを形成し、カッターガイド11を傾斜状態で使用する際に手によって、カッターガイド11を持ち易くするようにしてもよい。前記凹部12bはカッターガイド11の全長にわたって形成してしもよいし、部分的に形成してもよい。
・図7に示すように、ガイドプレート13を四角形状に形成し、その上下両面に滑動防止層15を接着剤により接着してもよい。
・図8(a)〜(f)に示すように、ガイドプレート13の平面形状を、蒲鉾状、山形状、三角状、六角状、円形、楕円形等各種の形状に変更してもよい。
・図8(a)〜(f)に示すように、ガイドプレート13の平面形状を、蒲鉾状、山形状、三角状、六角状、円形、楕円形等各種の形状に変更してもよい。
・カッターガイド11を用いて、紙、皮、ビニール等の各種の被切断シートを所定位置に保持するようにしてもよい。
11…カッターガイド、12…ガイド本体、12a…斜面、13a…目盛、15…滑動防止層、30…切断刃、41…把手。
Claims (6)
- カッターナイフの切断刃を案内する案内部を有するカッターガイドの本体の下面に滑動防止層を設けたことを特徴とするカッターガイド。
- 請求項1において、前記カッターガイドの本体の厚さ寸法は、5mm〜50mmの範囲に設定されていることを特徴とするカッターガイド。
- 請求項2において、前記本体の側面には下端ほど本体から横方向に張り出す斜面が形成され、該斜面には前記案内部が設けられていることを特徴とするカッターガイド。
- 請求項1〜3のいずれか一項において、前記本体の上面に滑動防止層が設けられていることを特徴とするカッターガイド。
- 請求項1〜3のいずれか一項において、前記本体の上面には把手が設けられていることを特徴とするカッターガイド。
- 請求項1〜5のいずれか一項において、前記案内部には長さを測定する目盛が設けられていることを特徴とするカッターガイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007165513A JP2009000943A (ja) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | カッターガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007165513A JP2009000943A (ja) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | カッターガイド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009000943A true JP2009000943A (ja) | 2009-01-08 |
Family
ID=40317863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007165513A Pending JP2009000943A (ja) | 2007-06-22 | 2007-06-22 | カッターガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009000943A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106914934A (zh) * | 2017-04-24 | 2017-07-04 | 湖州东方皮革有限公司 | 一种皮革制造用切割装置 |
-
2007
- 2007-06-22 JP JP2007165513A patent/JP2009000943A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106914934A (zh) * | 2017-04-24 | 2017-07-04 | 湖州东方皮革有限公司 | 一种皮革制造用切割装置 |
CN106914934B (zh) * | 2017-04-24 | 2018-08-28 | 骆泽锋 | 一种皮革制造用切割装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009000943A (ja) | カッターガイド | |
KR102485756B1 (ko) | 커팅날이 양면에 구비되는 도배용 칼날 | |
US20040060955A1 (en) | Tape-cutting device | |
US20080201863A1 (en) | Knife attachment preventing food sticking to knife surface | |
RU2308864C1 (ru) | Способ изготовления подставки для ножей, подставка для ножей и способ размещения ножей в подставке для ножей | |
WO2014110079A1 (en) | Multi-die cut with common axis | |
KR200429467Y1 (ko) | 도배용 칼 | |
JP4512917B2 (ja) | ロ−ルペ−パ−切断器 | |
JP5742043B2 (ja) | トイレットペーパーホルダー | |
JP3167893U (ja) | 清掃用粘着ロール | |
US846974A (en) | Bar-soap cutter. | |
US20150210037A1 (en) | Absorbent, cushioned, impermeable, reversible, non-slip, non-curling laminate liner kit with cutting guide | |
JP3137994U (ja) | 包丁 | |
JP3146944U (ja) | トイレット、ペーパー、ホルダーのペーパー切断装置 | |
JP2016141543A (ja) | ロール状物の保持・切断具 | |
KR200479776Y1 (ko) | 컷팅가이드용 절개홈을 구비한 헤라 | |
TWI618610B (zh) | Tape cutter with anti-seize grip | |
JP5721340B2 (ja) | トイレットペーパー切断用ツール | |
US20120183704A1 (en) | Cut-resistant exhibit board | |
JP3148795U (ja) | ペーパーロールに張り付かないペーパーホルダー。 | |
JP2002098501A (ja) | 滑り止め付定規 | |
JP2018153399A (ja) | まな板シート | |
JP2003340174A (ja) | 剥離紙付粘着シート等の剥離紙切断用工具 | |
JP6062143B2 (ja) | 工作用マット | |
JP3150752U (ja) | ローラークリーナーに装着するロールペーパー |