JP3148795U - ペーパーロールに張り付かないペーパーホルダー。 - Google Patents

Abstract

【課題】トイレットのペーパーホルダーのペーパーがペーパーロールに張り付くことのないペーパーホルダーを提供する。【解決手段】ペーパーホルダー１の先をペーパーロール６の径より伸ばし、ペーパー押さえ２とペーパー戻り止め３の間にペーパー４を挟み、ペーパー戻り止め３と少し離してペーパー切り５を、ペーパーホルダー１の伸ばした部分に取り付ける。ペーパーロール６から引き出したペーパー４を、ペーパー戻り止めの上を通しペーパー切り５の下方に引き延ばし、その後ペーパー押さえ２を下げてペーパー４を挟む。使用時に引き出したペーパー４をペーパー切り５で切り離すと、ペーパー戻り止めの下数センチで切れているため指で簡単に引き出す事ができるようになる。【選択図】図１

Description

本考案はペーパーロールに張り付かないペーパーホルダーに関する。

従来のトイレのペーパーホルダーは切り取ったあとの切り口が、ペーパーロールに張りつき指先では取り外すのが困難であった。

特許３６４４９４６ 吉野金属株式会社キリコＰシリーズ

従来のトイレのペーパーホルダー特に高速道路のサービスエリヤのトイレのホルダーは上部又は横に予備のペーパーが収納されているため、ペーパー切りがあまり上がらずロールに張りついたペーパーを剥がし取るためカラカラと回し、あまり良い風景ではなく特に手の不自由な人や子供にはペーパーの端が取りづらく大変でした。上記の欠点を解消するため、ペーパーホルダーに張り付かないペーパーホルダーを提供することを目的としている。

上記の目的を達成するために、本考案は（請求項１）と（請求項２）の構成要件とでペーパーロールに張り付かないペーパーホルダーを構成している。

０００４でも述べたように高速道路のサービスエリヤのトイレのホルダーは、全部とは言えないがロールに張りついて取れないためカラカラ回しているのが聞こえる。この考案は従来の簡単な物に比べ価格は多少高価になるが、新築住宅及び一般住宅でも永久的であり使い勝手から考えると最良のホルダーである。特に（請求項１）では家庭用であるが、（請求項２）ではサービスエリヤ等での使用であるため、ストックボックスより順次スライドさせるが、ペーパーロールをストックボックスに入れる時にペーパーの取り出し口が逆になっていた時は、ペーパーロール６の下方よりペーパーを引き上げ、ペーパー押さえ２とペーパー戻り止め３の間を通すため支障なく使用出来る。

以下、図面に示す考案を実施するための最良の形態により本考案を詳細に説明する。

図１と図２は本考案の請求項１の実施例で、トイレのペーパーホルダー１の支点７にて上下するペーパー押さえ２をペーパーロール６の径より長く突き出し、ペーパー戻り止め３と数センチ先にペーパー切り５をペーパーホルダー１に取り付ける。ペーパーロール受け１３を押し上げ又はホルダー替え心にペーパーロール６を取り付け、ペーパー４を引出し、ペーパー戻り止め３の上からペーパー切り５の下に所定の長さに引き延ばすが、ペーパー戻り止め３のペーパー４は、ペーパー押さえ２とペーパー戻り止め３の間に挟まれ、適宜に伸ばしたペーパー４をペーパー切り５で切り取るが、ペーパー４はペーパー戻り止め３とペーパー押さえ２に挟まれ戻らず、ペーパー４より離れて数センチ下に垂れ下がるため次回使用時は容易にペーパーを指で引き出す事ができる。

考案を実施するための異なる形態

図３図４は本考案の請求項２の実施例であるが、特に高速道路等のサービスエリヤのトイレではペーパーロールをストックボックスに入れ順次スライドして使用している。この考案は、トイレのペーパーホルダー９の片側にペーパーロール６が通る穴１２を開け、ストックボックス８に取り付け、トイレのペーパーホルダー９の他の側にペーパーロール受け１０を固着させ、ストックボックス８よりペーパーロール６をスライドさせてペーパーロール受け１０にペーパーロール６を保持する。ペーパーロール受け１０に保持されたペーパーロール６よりペーパー４を取り出し、ペーパー押さえ２とペーパー戻り止め３の間にペーパー４を通して挟み、ペーパー切り５の下より所定の長さに引き出しペーパー切り５で切り取り使用する。切り取られた後のペーパーはペーパー戻り止め３より垂れ下がるためペーパーロールー６に張りつくことなく指先にて引き出せる。又ストックボックス８にペーパーロール６を入れた時、ペーパー４の取り出し片が逆の時はペーパーロール６の下方よりペーパー押さえ２とペーパー戻り止め３の間に引き上げればそのまま使用出来る。

図５は、図２図４の拡大部分１４の一部断面図であり、ペーパー押さえ２とペーパー戻り止め３及びペーパー４とペーパー切り５の詳細図である。

従来のペーパーホルダーは指先で引出し片手で切ることが出来なかったが、この考案ではペーパーの先がペーパーロールに張りつくことなく離れてなおかつ数センチ下がっているため、手の不自由な人また子供でも楽に指先で引き出し切る取る事が出来る。

本考案を実施するための請求項１の斜視図 本考案を実施するための請求項１の側面図 本考案を実施するための請求項２の斜視図 本考案を実施するための請求項２の側面図 図２および図４の符号１４の拡大図

符号の説明

１ ペーパーホルダー
２ ペーパー押さえ
３ ペーパー戻り止め
４ ペーパー
５ ペーパー切り
６ ペーパーロール
７ 支点
８ ストックボックス
９ ペーパーホルダー
１０ ペーパーロール受け
１１ ペーパーロールの芯
１２ 穴
１３ ペーパーロール受け
１４ 拡大部分

Claims (2)

1. ペーパーホルダー１のペーパー押さえ２の先でペーパー４が挟まるようペーパー戻り止め３を取り付け、ペーパー戻り止め３より先にペーパー切り５を設け、ペーパーロール６より引き出したペーパー４をペーパー押さえ２とペーパー戻り止め３の間を通して挟み、ペーパー切り５の下え所定の長さに引出し、ペーパー切り５で切り取ると、ペーパー戻り止め３とペーパー切り５との間があるためその長さのペーパー４がペーパー戻り止め３より垂れ下がり、ペーパーロール６にペーパー４が張りつく事なく垂れ下がったペーパー４を指先で引き出せるようにした、ペーパーロールに張り付かないペーパーホルダーの構造。
2. ペーパーロール６を横にスライドして押し出すようにしたストックボックス８の横に、片側がペーパーロール６がスライドして入るようにしたペーパーホルダー９を取り付け、ペーパーロール６を保持するペーパーロール受け１０をペーパーホルダー９の他の片側にペーパーロール受け１０の一端を固着させ、ペーパーロール６をストックボックス８よりスライドさせペーパーロール受け１０に差し込み、ペーパー押さえ２の先とペーパー戻り止め３の間にペーパー４を通して挟み、ペーパー切り５の下より所定の長さに引出し、ペーパー切り５で切り取るとペーパー戻り止め３とペーパー切り５との間があるため、その長さのペーパー４がペーパー戻り止め３より垂れ下がり、指先でペーパー４を引き出せるようにした請求項１記載の、ベーパーロールに張り付かないペーパーホルダーの構造。

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