JP2008545482A - トレッキング又はノルディックウォーキングストック用緩衝器 - Google Patents

トレッキング又はノルディックウォーキングストック用緩衝器 Download PDF

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Abstract

本発明は、スティック(1)、特にステッキ又はトレッキングストック又はノルディックウォーキングストック用の緩衝器(2)に関する。緩衝器(2)は、その上端(4)に、特に凹所の形をした、ストックシャフト(1a)に取り付けるための手段(10)を有し、その下端には転がり面(5)を有する。この場合、転がり面(5)は、転がり運動に関して横断方向(22)には、実質的に平面又は僅かに凸状の構造であるが、それに垂直な長手方向(21)は、スティック(1)の使用者が動くとき、スティックで押し離す動きの間、ベース面(3)に転がり面を形成するよう凸状に曲がっている。この種の緩衝器(2)の場合、緩衝器(2)を少なくとも転がり面(5)の領域においてエラストマー材料から形成し、少なくとも1つの弾性的に取り付けられた、硬い、非弾性の保持部材(9)をエラストマー材料内に配置することによって、非常に多種多様なベース面に対する優れた適合性と接着作用と、同時に硬いベース面での静かで問題のない使用が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ストック、特にトレッキングストック、ステッキ又はノルディックウォーキングストック用の緩衝器に関し、その際、緩衝器が、その上端には、特に凹状を成した、ストックシャフトに固定するための手段を有し、その下端には転がり面を有し、転がり面は、転がり運動に対して、横断方向には実質的に平面又はわずかに凸状に曲がった構造を成しており、それと垂直な長手方向には、ストックの使用者が動くときストックが下にある表面を押し離すように転がり面を形成するべく凸状に曲がっている。本発明は、また、そのような緩衝器を有するトレッキングストック、ステッキ又はノルディックウォーキングストックに関し、そのような緩衝器又は減衰部材の製造方法に関する。
健康上の理由のため、少なくとも1つのストック、好ましくは同じ2つのストックを用いて、トレッキングや登山がますます行われている。特にいわゆるノルディックウォーキングは、2つのストックを使用して行われ、それによって関節に悪影響を及ぼさない動的な運動が可能となる。
両技術は多種多様の地形で使用され、特に、一方で、硬いシールドされた表面、例えばタールを塗った車道や道で、他方、例えば田舎道や野原等の軟らかい表面又は雪や氷で覆われた表面で使用される。
軟らかい表面又は雪や氷で覆われた表面に対しては、通常、例えばダウンヒル競技又はクロスカントリーで知られているような、従来の先端からなるものを使用することができる。しかしながら、このような硬い先端は、硬くてシールドされた表面には適さない。その理由は、一方で、結果として生じる衝撃が関節に悪く、他方で、ストックで地面を突き離すための付着力又は摩擦のレベルが低すぎ、衝撃で生まれる音/ノイズのレベルが高すぎるからである。これに対応して、エラストマー材料から成る、例えば従来のストックの上に押し当てることのできる緩衝器が、このような表面における使用を目的として既に提案されている。
下面が変わるごとに先端を修正する必要がないように、連結した構造がすでに提案されており、これらは、例えば、ゴム緩衝器等を通り抜ける従来の先端のようなものを有し、従ってストックが地面を突き離すことについては、両システムの利点を部分的に組み合わせている。このようなシステムは、例えば、EP−A−0978298に記載されている。
しかしながら、このようなシステムはそれでもやはり欠点がある。まず、突出する先端が硬い表面に対してなお激しく打ち当たり、それにより関節に悪影響を与える。他方で、硬い先端が下面に打ち当たるときに不愉快なレベルの音/ノイズが生じる。さらに、このような先端が転がる際に下面上を打ちつけるとき、抵抗又は摩擦が、ストックで地上を突き離すのには通常不十分である。
これに対応して、先端を、要求に応じて緩衝器の凹所に置き、又は緩衝器を通して押し出すことができるシステムが既に提案されている。しかしながら、このようなシステムは、機械的に複雑で、それに対応して高価であり、さらに、可動部品であるために通常汚れやすく、また、特に、地形が変化するときに使用者による操作を必要とすることは、通常望ましくない。
本発明は上述に鑑みて成されたものである。従って、本発明の1つの目的は、トレッキングストック、ステッキ又はノルディックウォーキングストックのために使用することが可能で、多種多様な地形に適合する、改良された緩衝器を提供することである。特にこの課題は、ストック、特にトレッキングストック、ステッキ又はノルディックウォーキングストック用の緩衝器を提供することであり、その際、緩衝器が、その上端には、ストックシャフトに固定するための、例えば凹状を成した固定部材を有し、その下端には転がり面を有し、好ましくは、この転がり面が、転がり運動に対して、横断方向には、実質的に平面又はわずかに凸状に曲がった構造(適切であれば、隙間のような刻み目又はくぼみ)であり、それと垂直な長手方向においては、ストックの使用者が動くときに、ストックが下にある表面を押し離すように転がり面を形成するべく凸状に曲がっている。
この目的は、好ましくは、緩衝器が少なくとも転がり面の領域においてエラストマー材料からなっており、エラストマー材料中に、少なくとも1つの弾性的に取り付けられた、硬い、実質的に非弾性の保持部材が配置されていることによって達成される。
従って、本発明の1つの知見は、ある程度、先端の機能が、エラストマー材料中に弾性的に取り付けられた少なくとも1つの保持部材によって行われることである。このことは、例えば金属及び/又はセラミック材料からなる硬い非弾性保持部材が、軟らかい地形に係合でき、従って伝統的なストックの先端と同様に、そのような軟らかい地形に適合することを意味する。しかしながら、保持部材がエラストマー材料中に弾性的に取り付けられるという事実が、ストックが硬い下にある表面で使用されるとき、驚くべき効果をもたらす。つまり、弾性的に埋め込まれたことにより、この保持部材がストックの取っ手に何ら硬い衝撃を伝えず、それによって運動器官に何ら悪影響を及ぼさず、さらに、保持部材を弾性的に埋め込むことは、従来の先端では避けられない耳障りな衝撃ノイズが実質的にないことを意味する。従って、この効果は冬タイヤにおける使用で知られるスパイクの効果に似ている。
本発明の保持部材は、好ましくはモース硬度計で3より大きい、特に好ましくは4又は5、若しくは6又は7より大きい硬度を有する。記載の硬度は、この場合、地形と接触する、又は地形に入り込む保持部材の領域に関連する。地形に接触しない、又は入り込まない保持部材の領域は、簡単に(readily)低いレベルの硬度を有していてもよく、確実に緩衝器の材料に十分な程度固定される限り、軟らかく、部分的に弾性的な材料で構成することさえできる。
第1の実施の形態によると、少なくとも1つの弾性的に取り付けられた保持部材が、少なくとも一部分、転がり面を超えて、通常0.5mmから2又は3mm以上の範囲だけ突出する。この保持部材が本発明の緩衝器に固定される深さは、通常、転がり面を超えて突出する高さより大きい。
転がり面は、好ましくは、通常、前端で(つまり歩行方向に)引き上げられ、後端は実質的に先端を形成する、非対称構造である。これにより、例えば、通常ノルディックウォーキング用に使用されるかなり長めのストックでも理想的な転がり動作が可能となる。
さらなる実施形態によると、少なくとも2、好ましくは少なくとも4、少なくとも6、又は少なくとも8個の保持部材が、転がり面上又は転がり面内に配置される。保持部材は、好ましくは、長手方向、つまり歩行方向に間隔をあけて配置され、少なくとも2又は少なくとも3又は少なくとも4個の保持部材が、長手方向に、少なくとも1列に配置されるか、又は、互いに特に横にずらして配置されることが可能である。この特有の保持部材の配置は、特に、歩行方向に対して凸状を成す、特殊な構成の転がり面と連動して、極めて適していることが分かっている。これは、それにより、連続動作を通して、常に保持部材が地形に接触していることが確実化するからである。
さらなる実施の形態は、少なくとも4、好ましくは6又は8個の保持部材が設けられ、これらの保持部材が、それぞれ(correspondingly)2、3又は4個の保持部材の、少なくとも2個の横断方向にずれた列に配置される点で、区別される。異なる列が横にずれているという事実は、ストックが斜めに降ろされる場合、又は地形が平らでない場合に、常に保持部材が地形に接触するという付加的な利点を与える。
さらなる実施形態により、転がり面がさらに刻み目(profile)を有する場合、多種多様の下にある表面に対して特に良好な適合を達成できる。この場合、少なくとも1つの保持部材が、少なくとも1つの、刻み目のクリート(cleat)の上面に配置されることが好ましい。刻み目は、少なくとも1つの、好ましくは中央、長手方向の溝(channel)と、そこから特に横に、対称的に分岐している少なくとも2,3又は4個の横断する溝を有し、例えば、各場合において、長手方向に延びる4個の保持部材の2つの列を、転がり面のクリートの上面に配置することができ、これらのクリート面は溝によって形成される。
緩衝器は好ましくは、エラストマー材料、特に好ましくは場合により加硫処理された天然ゴム及び/又は合成ゴムの、完全な一体成形物からなり、特に好ましくは、20から80ショアA、好ましくは50から70ショアA、例えば55から64ショアAの硬度を有する。例えば典型的なタイヤ材料を使用できる。
他の実施形態によると、保持部材は、エラストマー材料に埋め込まれた第1の端部と、転がり面の上面を超えて突出する第2の端部を有するピンの形状に設計される。好ましくは、第2の端部で突出する領域が、特に好ましくは環状フランジ又はカラーによって転がり面から境界を画定され、及び/又は、転がり面に関して支持される。第2の端部は典型的には、0.05〜5mm、特に好ましくは1〜2mmの範囲の高さだけ転がり面の上面を超えて突出する。カラーは、0.5〜1.5mmの円環幅を有するのが好ましい。
保持部材は、好ましくは、特に硬い、特に硬化させた先端をその第2の端部に有する。保持部材は、フランジ又はカラーを除いて(フランジ又はカラーは固定部材と一体的に又は個別の部材として形成することができる)、エラストマー材料に埋め込まれる一体成形の固定部材を有することができ、その場合、それの転がり面の方に向けられた側面に、固定部材は、中に例えば金属ピンの形状の先端部材を組み込み固定する凹所を有することが好ましい。固定部材は、例えばプラスチック、鉄、スチール、特にステンレス鋼、真鍮、アルミニウム又は他の非鉄金属からなることができる。先端部材は、例えば、セラミック材料、硬化メタル、特に硬化スチール、焼結硬質メタル又は他の耐摩耗性材料からなることができる。先端部材はまた、適切な方法を用いて、摩耗を最小限化する表面(例えば、TiN、TiCN等)でコーティングすることもできる。
さらなる実施形態によると、エラストマー材料に埋め込まれる領域において、固定部材が、特に好ましくは固定薄板(anchoring lamellae)の形状の固定手段を有することが好ましい。好ましくは複数の環状の固定薄板が設けられ、これらは、転がり面から離れる方向では円錐構造であり、転がり面に向かう方向では階段状構造である。このような特有の構造の場合、固定部材、又は保持部材は全体として、特に、後述の方法により、緩衝器内に簡単に導入又は挿入することができる。
弾性的に取り付けられた、硬い、唯一の非弾性保持部材がエラストマー材料内に配置され、この保持部材が好ましくは少なくとも一部において転がり面を超えて下向きに突出している場合、特に簡単な構造が実現する。この場合、保持部材は、好ましくはフランジを除いてエラストマー材料内に埋め込まれる固定部材を有し、エラストマー材料内に埋め込まれる領域において、保持部材が、特に好ましくは固定薄板の形状の固定手段を有する。上に説明したように、転がり面の方へ向けられたその側面に、固定部材は、中に先端部材が組み込まれ固定される凹所を有することができる。このような唯一の保持部材は、特に好ましくは横断方向、中央に配置される。
緩衝器は、特に、上に説明したように、エラストマー材料の完全な一体成形物からなっている場合、付加的に特有の可撓性を与えることができる。この特有の可撓性は、凹所をより柔らかい構造であることが可能な領域に設けることによって可能となる。この種の特に好ましい領域は、緩衝器の前縁である。また、本発明のさらなる好ましい実施形態によると、その前縁に緩衝器が2つの横に設けられた凹所によって形成される横木を有し、この横木が、前縁の全長の、好ましくは少なくとも10%を超えて、特に好ましくは20〜40%の範囲を超えて延びている場合、有利である。後縁に関しても同じ寸法をとることができる。
緩衝器のつかみ力(grip)を高めるため、特に、緩衝器がかなりの程度まで入り込む柔らかい材料においては、転がり面に、下向き方向にだけでなく、横向きにも刻み目を設けることも可能である。従って、さらなる好ましい実施形態によると、前端で引き上げられ、後端は実質的に先端を形成するような非対称の転がり面を有する緩衝器を形成することが可能であり、加えて、緩衝器の外側の輪郭を超えて横に突出し、これに対応して地面の材料により良好な係合が可能となる横の突起部を設けることが可能である。この場合、好ましくは少なくとも2つ、特に好ましくは少なくとも3つの、そのような横の突出部が、緩衝器の各側に設けられる。
本発明はまた、前述したような緩衝器を有するトレッキングストック又はノルディックウォーキングストックに関する。
さらに本発明は、前述したような緩衝器を製造する方法に関する。本方法は、特に、少なくとも1つの保持部材が、転がり面に実質的に垂直に、適切な場所、例えば刻み目のクリート上で、転がり面内に打ち込まれ、場合によってはあらかじめ適切な止まり穴(blind hole)が掘削、融解、燃焼によって形成され、又は予備成形物を製造するための工程中に形作られていることを特徴とする。
これに代わる方法は、少なくとも1つの保持部材が、適切な場所で、転がり面に実質的に垂直に、転がり面に押し込まれ、この工程において、対応して掘削又は予備成形物を製造するための工程で形成された止まり穴に押し込まれ、その中で接着される。
本発明のさらなる実施形態を、従属請求項に記載する。
本発明を、添付図面と併せて、典型的な実施形態に参照しつつ、以下により詳しく説明する。
図は、本発明の説明として使用されるべきであり、請求項に明示するような権利保護範囲を制限するために使用されるべきではないが、以下、模範的な実施形態を記載するために使用することとする。
図1は、底部領域、つまり通常、使用中に地面3の方に向けられる領域の、ノルディックウォーキング又はトレッキングストック1を示す。このようなストックは通常、上側(図示せず)に、ストックを握るためのハンドストラップが付いたグリップを有する。ストックはストックシャフト1aを有し、例えばアルミニウムシャフト及び/又は繊維強化プラスチックシャフトであってもよい。
下端の領域において、緩衝器2がこのストックシャフト1aに固定されている。このために、緩衝器2は、その上端4に、止まり穴又は凹所10が設けられており(図2参照)、その中に、ストックシャフト1aが押し込まれ、場合によりその上、さらにその中でストックシャフトを接着接合される。ここで、ストックシャフト1aは、さらなる加工を受けていないか、あるいは付加的な部材を設けられていないシャフト端部を有することもできる(この場合、例えば、プラスチックスリーブを凹所に設けてもよく、このスリーブがストック及び/又は緩衝器に一体的に又は圧力嵌めによって固定されている)。しかしながら、また、シャフト管1aの底部に、例えばスキー又はトレッキングから公知の先端を設けることもでき、つまりこの場合、緩衝器2はそのような先端に押し当てられる。
緩衝器2は、その下端に転がり面5を有する。この転がり面5は、歩行方向に対して前及び後ろの、前端6及び後端7を有する。
言い換えると、図1の説明図は、紙面の平面に見られるように、歩行者は右から左に歩行しており、対応して、ストックが実質的に直角に着地されると、まず転がり面が後端7で着地し、歩行者の進行に連れて、ストックの左側の傾きの増加の結果、最後に、ストックを持ち上げる直前、転がり面が前端6の領域において地面3にただ載っているだけの状態になるまで、ストックは転がり面5を転がるというように理解すべきである。
その形状は、側面から見て大体三角形の構造を有する限りにおいて、運動に対し最適化されており、三角形構造の長辺は、後部に向けられ、実質的にストックの軸に沿って形成され、この長辺の下側の先端は後端7によって形成されている。三角形構造の下側の短辺は、転がり面として、地面の方向に凸状に形成され、この場合、前部に向けられる先端は、転がり面5の前端6により形成されている。
転がり面5上又はこの転がり面5内に組み込まれて、地面の方向に転がり面をいくらか超えて突出する保持部材9がある。図2からわかるように、これらの保持部材は、ピンのような構造で、各ピンのかなりの部分が緩衝器2の材料に組み込まれている。
緩衝器2は、弾性プラスチック材料、例えばタイヤ生産において従来より用いられている材料から製造される。すなわち、適切な材料の例は、加硫合成ゴムである。このような緩衝器2は鋳造によって製造することができる。
また、異なる材料から緩衝器を製造することもでき、例えば、上端に向けられる領域においては、第1の、場合により非弾性のプラスチック材料から、例えば高さ2〜10mmを有する転がり面の領域においては、弾性プラスチック材料から緩衝器を製造することが可能である。このような緩衝器は、共押出成形あるいは二成分射出成形によって製造してもよいし、又は例えば異なる材料を接着接合して製造してもよい。絶対不可欠な要因は、緩衝器が常に、転がり面の領域においてエラストマー材料からなることである。なぜなら、そうでなければ、本発明による、保持部材9を弾性的に取り付けることが不可能となるからである。
さらに、緩衝器2は好ましくは、転がり面5上に刻み目8を有する。これは図2に示された方向Rから見た図を示す、図3から最もわかりやすい。刻み目8の場合、異なる溝11,12がエラストマー材料中に設けられている。刻み目のクリート(cleat)が、これらの溝の間に、例えば1〜4mmの範囲の深さをもって生じる。クリートはそれぞれ上面13を有し、この上面は少なくとも一定の部分は平らで、及び/又は長手方向21には凸状構造である。保持部材9はこれらの上面13に、又はその下側に位置するクリートに組み込まれている。
典型的な運動経過と関連して、そこから横断する溝11が横に分岐する、中央、長手方向の溝12を有する刻み目を設けることが有利であることが実証されている。これが、長手方向に平行に延びる2列のクリートの形成をもたらし、その上面に保持部材9を同じく2列に配置することができる。特に負荷のかかる、前端6及び/又は後端7の周辺領域における摩耗を防ぐため、又はクリートがなくなることを防ぐため、長手方向の溝12が中央の部分を渡って延びるようにすることが有利であることがわかり、この場合最後のクリートは、いわば、端部6,7で互いに連結される。
緩衝器2内に保持部材9を組み入れ又は固定するという操作を、図4を用いて詳細に説明する。図4aは、長手方向21と図4b)に図示した切断面A−Aを付加して示されてはいるが、図1の図と類似の図を示す。ここでは、保持部材9が、クリート内の凹所又は孔又は穴14にどのように組み込まれているかを見ることができる。保持部材は、典型的には0.5〜3mmの範囲の高さhだけ、転がり面の表面を超えて突出する。
可能な保持部材9を、図5に詳細に示す。保持部材9は、一体的に形成することができるが、この場合、保持部材は、2つの部材、つまり固定部材16と先端部材15を含む。
固定部材16は、実質的に、緩衝器2のエラストマー材料内に先端部材15を固定する役目をする。固定部材は、この目的のため、円筒形構造となっており、緩衝器の方に向けられるその側面に、わずかに円錐形に先細る先端20を有し、このような部材9を導入又は挿入しやすくしている。
また、固定薄板17が設けられており、保持部材9が、機械的な負荷がかかっている状態で、緩衝器から「抜け出る」ことを防ぐようになっている。この点において、エラストマー材料内の固定は問題があると知られており、このような状況での固定を持続させるために、逆鉤状の(barb−like)薄板17が適切であるということがわかった。
転がり面の方に向けられるその端部に、固定部材16は、例えば円錐形に先細る止まり穴の形で、凹所19を有し、この止まり穴に先端部材15を導入し固定することができる。ここでの固定は、圧力ばめ、力学的接合(force fitting)(例えばネジ接合)、圧締又は接着等により、行うことができる。
さらに、固定部材16は、その最も外側の端部に、カラー又はフランジを有する。このカラーは、保持部材9が荷重下でエラストマー材料内に完全に沈むことを防ぐ役目をする。
固定部材16は、1〜3mmの範囲の直径dを有する。カラーは、0.2〜1.5mmの範囲の厚みaと、0.5〜2mmの範囲の環状リング幅bを有する。さらに、固定部材16は、1〜15mm以上、好ましくは2〜7mm又は5〜10mmの範囲の、固定深さtを有する。
固定部材は金属、例えばスチール、鉄、ステンレス鋼、真鍮、アルミニウム又は他の非鉄金属から製造でき、その場合、鋳造または機械加工によって製造することができる。同様に、プラスチック材料(より軽い)、例えばポリエチレン、ポリカーボネート、ポリプロピレン、PVC、ポリアミド等を使用することもでき、このような材料は、繊維強化されていることも可能である。このようなプラスチック材料で作られる固定部材は、例えば、射出成形によって製造することができる。
先端部材15は、固定部材16と一体的に形成されてもよく、その場合、次いで、先端部材15を特別な硬化工程又はコーティング工程にかけることが推奨される。
しかしながら、図5に示したように、先端部材15は、好ましくは、固定部材16内に据え付けられる、又は何らかの他の方法でそれに連結される別個の部材として、設計することもできる。
先端部材は、例えば、好ましくは硬化材料、例えば硬化鋼、焼結硬質金属又は他の耐摩耗性材料等の金属からなるピンであってもよい。先端部材は、また、適当な方法を用いて、摩耗を最小化する表面(例えば、TiN、TiCN等)でコーティングすることもできる。しかしながら、セラミック材料からなる先端を設けることも可能である。このような先端部材15は通常、1〜2.5mmの範囲の直径Dを有する。
緩衝器2のさらなる典型的な実施形態を図6に示す。緩衝器は、上述したような保持部材9を有し、全体として、エラストマー材料の一体成形物から製造される。緩衝器はその上端4に凹所10を有し、この凹所の中に、ストックシャフト(図示せず)を押し込むことができる。下側に緩衝器2は非対称な転がり面5を有し、6個の保持部材9が、弾性的な転がり面5内に、実質的に2列に配置される。転がり面の僅かにレンズ状の形に従って、特に図6h)からわかるように、これら2つの列は、平行であるというよりはむしろ、前端6に配置された保持部材9は互いに接近しており、保持部材間の間隔が後端7の方向に徐々に大きくなるようにこのレンズ形状に追従するように配置される。この場合、転がり面5は同様に刻み目を有するが、この刻み目は、ジグザグの形に設けられた横断方向の溝11を有するだけである。
図6の緩衝器は、特に、付加的に、転がり面5の領域において、下側の方向に刻み目を有することに加えて、横の突起部26の形で設けられた、横の刻み目を有することを特徴とする。これらの横の突起部26は、外側の輪郭の対応する切り込みによって形成されてもよく(その際、特に好ましくは、横断する溝11と同じ方向に向いている)、緩衝器が、例えば柔らかい地面の素材に入り込むとき、歩行方向におけるこの地面の素材内でのより効果的な固定をもたらす。これらの横の突起部26は好ましくは両側に対称的に配置され、この場合のように、2又は3個のこのような突起部が各側に設けられる。
図6による実施形態のさらなる特有の特徴は、前縁の領域において、つまり前端6の上方に、先細の部分又は細長い凹所23が両側に設けられる。一種の横木24又はウェブが、これらの凹所23間に残っている。緩衝器のこの形状は、緩衝器が転がり面の前端で地面の上にのっているとき(つまり転がり運動の終わりに)、前縁の領域において、実質的に、力を吸収することができるのは、狭い弾力性のある横木24だけであるから、より柔らかいということを意味する。前方の領域におけるこのより柔らかい形状は、ストックが地面を突き離すとき、より弾力性のある、従ってより快適な動きが達成され、保持部材9が硬い地面にぶつかるときに生じるノイズのレベルがそれほど高くないということを意味する。緩衝器の特定の可撓性を達成するために、同様の先細部分が他の領域であってもまた可能で、好都合であるかもしれない。横木24は、交換可能な形状であってもよい。従って、要求に応じて、例えば異なる減衰挙動(例えば異なる色で異なる横木に示した、つまり、例えば異なる材料を選択することによって異なる減衰挙動を調節できる)を有する異なる横木を使用することができる。
さらに、図には示されていないが、歩行方向に見られるように、特に緩衝器の中心軸に沿って、そのような非対称の緩衝器の転がり面に、上で詳細に述べたような、つまり、1つのフランジと1つの先端部材15を組み込んだ、保持部材9を1つだけ設けることもできる。このような構造は特に簡単であるにもかかわらず、本発明の利点を有する。このような保持部材9はまた、既存の緩衝器にあとから差し込むこともできる。
図6e)及びi)からもわかるように、何ら無理な力を要することなく、緩衝器をストックの先端から確実に再び取り外すこともできるようにするため、凹所10の内部を特別な形にすることが可能である。これは、特に完全に弾性的な緩衝器の場合、通常、緩衝器がストックに吸着カップのように付着し、取り外すのが非常に難しいからである。これは、例えば、図6に示されるように、円筒状の内面に、ストック又は凹所の長手方向に延びる筋又は溝を設けることで回避できる。これらの筋又は溝は好ましくは、凹所の深さ全体にわたり延びるが、一定部分にだけ形成されてもよい。同様に、類似の効果を隆起部又は類似の突起部によって保証することもできる。
本発明による緩衝器を具備したストックの側面図を示す。 ストックシャフトなしの緩衝器の、詳細な側面図を示す。 図2の方向Rから見た転がり面の平面図を示す。 a)は図1の側面図を示し、b)は図4a)の線A−Aに沿った断面図を示す。 部分的に断面の、保持部材の側面図を示す。 本発明によるさらなる緩衝器の異なる図を示し、a)は側面図、b)は後上部側を上から見た図、c)は転がり面を下側から見た図、d)後部裏側を下側から見た図、e)は背後からの図、f)は前からの図、g)はストック軸に沿った転がり面の下側からの図、h)前から斜めに見た転がり面の下側からの図、及びi)上からの図を示す。
符号の説明
1 ストック
1a ストックシャフト
2 緩衝器/減衰部材
3 地面
4 2の上端
5 2の転がり面
6 5の前端
7 5の後端
8 5の刻み目
9 保持部材
10 2内の凹所
11 2内の横断方向の溝
12 2内の長手方向の溝
13 クリートの上面
14 9のための凹所
15 9の先端部材
16 9の固定部材
17 固定薄板
18 フランジ
19 9内の15のための凹所
20 9の円錐形の先端部
21 長手方向
22 横断方向
23 横の凹所
24 横木
25 前面の凹所
26 横の突出部
27 1の先端部

Claims (22)

  1. ストック(1)、特にトレッキングストック、ステッキ又はノルディックウォーキングストック用の緩衝器(2)であって、その際、緩衝器(2)は、その上端(4)に、特に凹状を成した、ストックシャフト(1a)に固定するための固定部材(10)を有し、その下端には転がり面(5)を有し、転がり面(5)は、転がり運動に対して、横断方向(22)には実質的に平面又は僅かに凸状に曲がった構造を成しており、それと垂直な長手方向(21)においては、ストック(1)の使用者が動くとき、該ストックが下にある表面(3)を押し離すように転がり面を形成するべく凸状に曲がっており、
    緩衝器(2)が、少なくとも転がり面(5)の領域においてエラストマー材料からなり、該エラストマー材料中に、少なくとも1つの弾性的に取り付けられた、硬い、非弾性の保持部材(9)が配置されていることを特徴とする緩衝器(2)。
  2. 少なくとも1つの弾性的に取り付けられた保持部材(9)が、少なくとも一部分、転がり面(5)を超えて突出し、転がり面(5)は、好ましくは、前端(6)で引き上げられ、後端は実質的に先端を形成する、非対称構造であることを特徴とする、請求項1に記載の緩衝器(2)。
  3. 少なくとも2、好ましくは少なくとも4、少なくとも6、又は少なくとも8個の保持部材(9)が設けられることを特徴とする、請求項2に記載の緩衝器(2)。
  4. 保持部材(9)は、長手方向(21)に間隔をあけて配置され、好ましくは、少なくとも2又は少なくとも3又は少なくとも4個の保持部材(9)が、長手方向(21)に1列に配置されることを特徴とする、請求項3に記載の緩衝器(2)。
  5. 少なくとも4個の保持部材(9)が設けられ、保持部材(9)が、横断方向(22)にずらされた、少なくとも2列に配置されることを特徴とする、請求項4に記載の緩衝器(2)。
  6. 転がり面(5)が刻み目(8)を有し、少なくとも1つの保持部材(9)が、少なくとも1つの、刻み目(8)のクリートの上面(13)に配置され、好ましくは、刻み目(8)は、少なくとも1つの、好ましくは中央、長手方向の溝(12)と、そこから分岐している少なくとも2つの横断する溝(11)を有し、長手方向(21)に延びる保持部材(9)の2つの列が、転がり面(5)のクリートの上面(13)に配置され、これらのクリート面は溝(11,12)によって形成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の緩衝器(2)。
  7. 緩衝器(2)は、エラストマー材料、特に好ましくは場合により加硫処理された天然ゴム及び/又は合成ゴムの一体成形物からなり、特に好ましくは、20から80ショアA、好ましくは50から70ショアAの硬度を有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の緩衝器(2)。
  8. 緩衝器(2)は、ストックシャフト(1a)に固定される硬い本体部材と、転がり面(5)を形成する、好ましくは1つ以上の横断するピンを用いて、特に交換可能に、該本体部材の下端に固定されるエラストマー底部部材を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の緩衝器(2)。
  9. 少なくとも1つの保持部材(9)が前記底部部材に固定されるか、あるいは、前記底部部材を通り抜けて、前記本体部材に弾性的に固定されることを特徴とする、請求項7に記載の緩衝器(2)。
  10. 保持部材(9)が、エラストマー材料に埋め込まれた第1の端部と、転がり面(5)の上面を超えて突出する第2の端部を有するピンの形状に設計され、好ましくは、第2の端部で突き出る領域が、特に好ましくは環状フランジ(18)によって転がり面(5)から境界を画定されていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の緩衝器(2)。
  11. 前記第2の端部は、0.05〜5mm、特に好ましくは1〜2mmの範囲の高さ(h)だけ、転がり面(5)の上面を超えて突出することを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の緩衝器(2)。
  12. 保持部材(9)は、硬化させた先端部(15)をその第2の端部に有することを特徴とする、請求項10又は11に記載の緩衝器(2)。
  13. 保持部材(9)は、フランジ(18)を除いて、エラストマー材料に埋め込まれる固定部材(16)を有し、その際、その転がり面(5)の方に向けられた側面に、固定部材(16)が、中に先端部材(15)を組み込み固定する凹所(19)を有することを特徴とする、請求項10〜12のいずれか1項に記載の緩衝器(2)。
  14. 固定部材(16)は、プラスチック、鉄、スチール、特にステンレス鋼、真鍮、アルミニウム又は他の非鉄金属からなり、好ましくは、先端部材(15)は、セラミック材料、硬化金属、特に硬化スチール、焼結硬質メタル又は他の耐摩耗性材料からなり、又は、適切な方法を用いて、摩耗を最小限化する表面でコーティングされることを特徴とする、請求項13に記載の緩衝器(2)。
  15. エラストマー材料に埋め込まれる領域において、固定部材(16)が、特に好ましくは固定薄板(17)の形状の固定手段を有し、好ましくは複数の環状の固定薄板が設けられ、これらは、転がり面(5)から離れる方向では円錐構造で、転がり面(5)に向かう方向では階段状構造であることを特徴とする、請求項13又は14に記載の緩衝器(2)。
  16. 唯一の、弾性的に取り付けられた、硬い、非弾性保持部材(9)がエラストマー材料内に配置され、その際、保持部材(9)は、好ましくはフランジ(18)を除いて、エラストマー材料内に埋め込まれる固定部材(16)を有し、該エラストマー材料内に埋め込まれる領域において、保持部材(9)が、特に好ましくは固定薄板(17)の形状の固定手段を有し、転がり面(5)の方へ向けられたその側面に、固定部材(16)は、中に先端部材(15)が組み込まれ固定される凹所(19)を有し、保持部材(9)は、特に好ましくは横断方向(22)中央に配置されることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載の緩衝器(2)。
  17. その前縁に緩衝器(2)が、2つの横に設けられた凹所(23)によって形成される横木(24)を有し、この横木(24)が、前縁の全長の、好ましくは少なくとも10%を超えて、特に好ましくは20〜40%の範囲を超えて延びていることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項に記載の緩衝器(2)。
  18. 転がり面(5)は、前端(6)で引き上げられ、後端(7)は実質的に先端を形成するような、非対称な形状であり、さらに、緩衝器(2)の外側の輪郭を超えて横に突出する横の突起部(26)が設けられ、好ましくは少なくとも2つ、特に好ましくは少なくとも3つの、そのような横の突出部(26)が、緩衝器(2)の各側に設けられることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか1項に記載の緩衝器(2)。
  19. 前記ストックの先端部を収容するための凹所(10)が、内面に刻み目及び/又はコーティングを有し、これにより、使用には十分なほどに固定されているにもかかわらず、前記緩衝器を前記ストックから取り外しやすくし、刻み目は、好ましくは、前記ストックの方向に長手方向に延びる筋及び/又は溝の形であることを特徴とする、請求項1〜18のいずれか1項に記載の緩衝器(2)。
  20. 請求項1〜19のいずれか1項に記載の緩衝器(2)を有するトレッキングストック、ステッキ又はノルディックウォーキングストック。
  21. 少なくとも1つの保持部材(9)が、転がり面(5)に実質的に垂直に、適切な場所で、転がり面(5)に押し込まれ、場合により、あらかじめ、適切な止まり穴(14)が掘削、又は予備成形物を製造するための工程中に形成されていることを特徴とする、請求項1〜19のいずれか1項に記載の緩衝器を製造する方法。
  22. 少なくとも1つの保持部材(9)が、転がり面(5)に実質的に垂直に、適切な場所で、転がり面(5)に押し込まれ、この工程において、対応して掘削又は予備成形物を製造するための工程中に形成された止まり穴(14)に押し込まれ、その中で接着されることを特徴とする、請求項1〜19のいずれか1項に記載の緩衝器を製造する方法。
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