JP2008543562A - 多層コーティングの製造方法 - Google Patents

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Abstract

1)EDCプライマーが供給された基材上に、水性コーティング組成物Aから厚さ8〜20μmのコーティング層を塗布することと、2)該先に塗布されたコーティング層上に、水性コーティング組成物Bから、黒/白不透明度未満の5〜10μmのフィルム厚さでベースコート層を塗布することと、3)ベースコート層上にクリアコート層を塗布することと、4)前記の3層のコーティング層を連帯的に硬化することとの連続工程を含んでなる多層コーティングの製造方法であって、コーティング組成物AおよびBは互いに異なり、コーティング組成物Aは、0.2〜0.5:1の顔料内容物対樹脂固体の重量比を有し、顔料内容物は、重量%の合計が100重量%で、0〜100重量%の少なくとも1種の200〜500nmのプレートレット厚さを有するアルミニウムプレートレット顔料と、0〜90重量%の、金属酸化物コーティング酸化アルミニウムプレートレット顔料、金属酸化物コーティング二酸化ケイ素プレートレット顔料および金属酸化物コーティングマイカプレートレット顔料よりなる群から選択される少なくとも1種の干渉プレートレット顔料Cと、0〜15重量%の少なくとも1種のカーボンブラック顔料と、0〜60重量%の、アルミニウムプレートレット顔料、干渉プレートレット顔料Cおよびカーボンブラック顔料以外の少なくとも1種の顔料とからなり、顔料内容物の少なくとも40重量%は、少なくとも1種のアルミニウムプレートレット顔料および/または少なくとも1種の干渉プレートレット顔料Cにより形成され、そして少なくとも1種のアルミニウムプレートレット顔料の少なくとも20重量%の割合が6〜15μmの平均粒径を有する方法。

Description

本発明は、多層コーティングの製造方法に関する。
自動車のコーティングは、通例、別々に焼成された電着コーティング(EDC)プライマーと、それに塗布された、別々に焼成されたプライマーサーフェイサー層(フィラー層)と、それに塗布された、ウェット−オン−ウェット(wet−on−wet)塗布された色および/または特殊効果付与ベースコート層および保護、光沢付与クリアコート層を含んでなるトップコートとからなる。プライマーサーフェイサーとベースコート層の全体的な厚さは、一般的に30〜60μmである。
装飾用多層コーティングの製造に関する方法は、国際公開第97/47401号パンフレットおよび米国特許第5,976,343号明細書から既知である。これらの方法では、プライマーサーフェイサー層の塗布および別々の焼成の排除が可能であり、それによって当然、コーティング材料の消費量および全体的な層の厚さが低下する。これらの方法は、共通して、第1の改質された水性ベースコート、第2の未改質の水性ベースコートおよびクリアコートを含んでなる多層コーティング構造が、焼成されたEDCプライマーに塗布されたこれらの3層のコーティング層の連帯的硬化を含んでなるウェット−オン−ウェット−オン−ウェット(wet−on−wet−on−wet)法によって塗布されるという事実を有する。実際に、これらの方法では、従来のプライマーサーフェイサーおよびベースコートの厚さよりも著しく低い約15〜25μmまでの全体的な層厚さを可能にする2層のベースコートを使用する。これらの方法において、改質された水性ベースコートは、混合成分と混合することによって未改質の水性ベースコートから製造され、そして従来のプライマーサーフェイサーの機能と置き換えるように意図される。国際公開第97/47401号パンフレットには、混合成分としてポリイソシアネート架橋剤の添加が推奨されるが、米国特許第5,976,343号明細書にはポリウレタン樹脂の添加が記載されている。
国際公開第97/47401号パンフレットおよび米国特許第5,976,343号明細書から既知の方法の弱点は、特定の色明度(「問題を含む色明度」)で多層コーティングを製造することが容易に可能ではないということである。その理由は、プライマーサーフェイサー層がない場合、自然光の構成要素であるUV光(UV放射線)が、EDCプライマーに塗布されたコーティング層を通して、EDCプライマーの表面へと著しい程度まで通過し、そしてEDCプライマーの分解を引き起こすからである。
プライマーフェイサーを含まない多層コーティングの製造に関する問題を含む色明度は、(問題を含まない色明度と同様に)観察者には不透明に見えるコーティングを提供するが、クリアコート、未改質の水性ベースコートおよび改質された水性ベースコートからなる多層構造を通して、EDCプライマーの表面まで、承認しがたい大量のUV光を透過させ、EDC層に長期損傷を引き起こすものである。このような問題を含む色明度は、単(プレーン)色および特殊効果色明度の両方で見られる。例としては、特にフタロシアニン顔料をベースとする濃青色単色明度を有する水性ベースコートで、および具体的な特殊効果色明度、例えば濃青色金属色明度または淡金属色明度、例えば、特に、銀色明度を有する水性ベースコートで、ならびに高い割合、例えば50重量%以上のマイカ顔料(コーティングされた、特に金属酸化物コーティングされたマイカをベースとする特殊効果顔料)を顔料内容物中に含有する具体的な特殊効果色明度を有する水性ベースコートで見られ得る。問題を含む色明度の場合、UV光は、多層コーティング構造を通って、例えば具体的なUV透過レベルを超過する範囲まで透過し得、EDC層に到達する。
自動車製造業者の仕様書には、例えば、UV透過は、車両ボディの全外板のベースコート層を通して、280〜380nmの波長範囲で0.1%未満、そして380〜400の範囲で0.5%未満でなければならないと記載される。EDC層への承認しがたいレベルのUV光の透過により引き起こされる可能性のある望ましくない長期的結果は、コーティングされた基材の耐用年数にわたるEDC層のチョーキングおよび多層コーティングの層間剥離である。
あるいは、改質された、および/または未改質の水性ベースコートを、EDCプライマーへのUV光の接近を十分な程度まで防止するために十分な全体的により高い層厚さで塗布することも可能である。しかしながら、これは、全フィルム厚さが高くなる方向での技術的後退である。
クリアコートまたはベースコートでのUV吸収剤の使用は、例えば米国特許第5,574,166号明細書および国際公開第94/18278号パンフレットから既知であり、そして層間剥離の問題の解決策である。しかしながら、UV吸収剤の移動傾向のため、およびUV吸収剤の段階的な分解のため、ならびにコストの理由のため、ベースコート層および/またはクリアコート層にUV吸収剤を非常に高い範囲で使用することができない。
EDCの面から層間剥離問題を解決する他の解決策は、欧州特許出願公開第0 576 943 A1号明細書、米国特許第6,368,719号明細書、米国特許出願公開第2003/0054193A1号明細書および米国特許出願公開第2003/0098238A1号明細書から既知である。これらは、特別に選択されたバインダーのため、または適切な添加剤の添加のため、UV光の作用に耐性を示すEDCコーティング組成物の使用を開示している。これは必然的にEDC組成物を限定し、その結果、例えば腐食保護のような他の技術的特性に関して譲歩がなされなければならないかもしれない。
水性ベースコートへのポリウレタン樹脂を含有する水性フィラー(エクステンダー)ペーストの添加は、米国特許第5,968,655号明細書から既知である。フィラーペーストは、顔料を含有してもよい。フィラーペーストの添加によって改質された水性ベースコートをEDCプライム処理された基材に塗布し、未改質の水性ベースコートおよびクリアコートで上塗りし、そして一緒に焼成する。過度に高いUV透過の本発明によって解決される上記の問題は、米国特許第5,968,655号明細書には直接的にも間接的にも取り組まれない。
米国特許第6,221,949号明細書には、35μmまでの厚さのコーティング層、水性ベースコート層およびクリアコート層からなる3層コーティングがEDCプライマー上に塗布され、そして3層のコーティング層が連帯的に焼成される多層コーティングの製造方法が開示される。35μmまでの厚さのコーティング層は、バインダーとして水希釈ポリウレタン樹脂と、顔料および/またはフィラーとを含有する水性コーティング組成物から塗布される。顔料に関して、タルクがそれ自体で顔料またはフィラーであることがわかり、そして顔料およびフィラーの総量に対するその含有量が20〜80重量%であることが単に記載されている。実施例では、タルクおよび二酸化チタンを硫酸バリウム、酸化鉄顔料および/またはペリレン顔料と組み合わせる。
米国特許第6,221,949号明細書では、EDCプライマーへの過度に高いUV透過の問題については、直接または間接的に取り組まれていない。しかしながら、米国特許第6,221,949号明細書による方法の場合さえも、特に問題を含む色明度の場合、過度に高いUV透過の問題は生じ得る。米国特許第6,221,949号明細書の実施例部分から推論され得る顔料内容物の組成に関する提案に従う場合、十分低いEDCプライマーへのUV透過を有する多層コーティングが得られてもよいが、少なくとも問題を含む色明度の場合、ベースコート層が低いコーティング厚さで、特にその黒/白不透明度(黒/白隠ぺい力)より低く塗布されるならば、所望の色明度は達成され得ない。
国際公開第2005/021168号パンフレットは、第12頁および第13頁を連結する段落の中で、独国特許出願公開第44 38 504A1号明細書(米国特許第6,221,949号明細書の独国対応特許)から既知方法のさらなる開発に触れている。次に続く段落には、その方法で第1のベースコートとして使用されるコーティング組成物が、基本成分として、より詳細に明示されたポリウレタンの存在下で製造された少なくとも1種の(コ)ポリマーまたはグラフトコポリマーを含有することが発明に必須であると記載されている。
「黒/白不透明度」という用語は、本開示および請求の範囲で使用される。それは、コーティング組成物でコーティングされた白黒チャートの白と黒の領域間の対照がもはや識別できないコーティング組成物の乾燥コーティング厚さを指す。ISO6504−3(方法B)に従って、コーティングの厚さを決定するため、黒/白不透明度が調査されるコーティング組成物は、白黒チャート上のくさび形に塗布され、そして乾燥されるか、または硬化されてもよい。
特定の様式で着色された水性コーティング組成物の第1の薄コーティング層と、その黒/白不透明度より低いコーティング厚さの水性ベースコートの第2のコーティング層と、クリアコート層がウェット−オン−ウェット−オン−ウェット(wet−on−wet−on−wet)で塗布され、連帯的に焼成される場合、従来のプライマーサーフェイサー層を別々に焼成することなく、低い全コーティング厚さで、そして所望の色明度で多層コーティングを製造することが可能であること、そして長期の損傷を引き起こすUV光によるEDCプライマーへの接近を十分に防止することができることが見出された。
本発明は、
1)EDCプライマーが供給された基材上に、水性コーティング組成物Aから厚さ8〜20μmのコーティング層を塗布することと、
2)該先に塗布されたコーティング層上に、水性コーティング組成物Bから、黒/白不透明度未満の5〜10μmのフィルム厚さでベースコート層を塗布することと、
3)前記ベースコート層上にクリアコート層を塗布することと、
4)前記の3層のコーティング層を連帯的に硬化することと
の連続工程を含んでなる多層コーティングの製造方法であって、
コーティング組成物AおよびBは互いに異なり、コーティング組成物Aは、0.2〜0.5:1の顔料内容物対樹脂固体の重量比を有し、前記顔料内容物は、重量%の合計が100重量%で、0〜100重量%の少なくとも1種の200〜500nmのプレートレット厚さを有するアルミニウムプレートレット顔料と、0〜90重量%の、金属酸化物コーティング酸化アルミニウムプレートレット顔料、金属酸化物コーティング二酸化ケイ素プレートレット顔料および金属酸化物コーティングマイカプレートレット顔料よりなる群から選択される少なくとも1種の干渉プレートレット顔料Cと、0〜15重量%の少なくとも1種のカーボンブラック顔料と、0〜60重量%の、アルミニウムプレートレット顔料、干渉プレートレット顔料Cおよびカーボンブラック顔料以外の少なくとも1種の顔料とからなり、前記顔料内容物の少なくとも40重量%は、少なくとも1種のアルミニウムプレートレット顔料および/または少なくとも1種の干渉プレートレット顔料Cにより形成され、そして少なくとも1種のアルミニウムプレートレット顔料の少なくとも20重量%の割合が6〜15μmの平均粒径を有する方法に関する。
本開示および請求の範囲で使用される場合、「顔料内容物」という用語は、フィラー(エクステンダー)を含まないコーティング組成物に含まれる全ての顔料の合計を意味する。「顔料」という用語は、本明細書ではDIN 55944と同様に使用され、そして特殊効果顔料に加えて、無機白色、着色および黒色顔料、ならびに有機着色および黒色顔料を含む。従って、同時に、DIN 55944では顔料とフィラーとが区別される。
本発明による方法で、EDCプライマーが供給された従来の基材がコーティングされる。特に、基材は、EDCプライマー、特に陰極電着(CED)コーティングが供給された自動車ボディまたはボディ部品である。EDCプライマーが供給された基材の製造は当業者に既知である。EDCプライマーの選択に関する制限はなく、特に、UV光への長期暴露によって損傷を受けるEDCプライマーも適切である。
EDCプライマーを有する基材には、まず第1に、8〜20μmの範囲のプロセスフィルム厚さの水性コーティング組成物Aのコーティング層が提供され、次いで、5〜10μmのその黒/白不透明度より低いプロセスフィルム厚さの水性コーティング組成物Bのベースコート層が提供される。コーティング組成物AおよびBから製造された2層コーティングのコーティング厚さの合計は、例えば15〜30μmである。各個々のコーティング層のフィルム厚さ、そしてその結果としての全体のフィルム厚さは、とりわけ色明度に依存し;各フィルム厚さに関する自動車製造業者の必要条件は、いわゆるプロセスフィルム厚さ(自動車の最初のコーティングプロセスでボディ全体にわたって望ましい平均フィルム厚さ)で表現され、これは、基材での所望の色明度を達成するため、および技術的特性(例えば、ストーンチップ耐性)を達成するために必要とされる各色明度に関するフィルム厚さに関し、ならびに関連コーティング組成物の経済的塗布、すなわち、可能な限り薄いフィルムでの塗布に関する。コーティング組成物Aのコーティング層に関して8〜20μmのフィルム厚さおよびコーティング組成物Bのコーティング層に関して5〜10μmのフィルム厚さの範囲は、関連基材、例えば、自動車ボディのコーティングに関する必要条件を満たす。特に、これは、明示された範囲の具体的な値が各コーティング層に関するプロセスフィルム厚さを表すことを意味する。
コーティング層に関して本明細書および請求の範囲において示されるフィルム厚さ(層厚さ、コーティング厚さ)は、それぞれの場合で乾燥フィルム厚さを指す。
コーティング組成物Aは、例えば18〜35重量%、好ましくは20〜30重量%の固体内容物を有する水性コーティング組成物である。固体内容物は、樹脂固体、顔料内容物、任意に含まれるフィラーおよび任意に含まれる不揮発性添加剤から形成される。樹脂固体はバインダー固体からなり、またコーティング組成物Aに任意に含まれる架橋剤の固体の寄与がある。1種以上のバインダーに加えて、またバインダー固体は、任意に、コーティング組成物Aに含まれる反応性希釈剤を含んでなる。
水性コーティング組成物Aは、本明細書および請求の範囲では略してコーティング組成物Aとして記載される。コーティング組成物Aは、特別に製造されたコーティング組成物であり、特にコーティング組成物Bから製造されたコーティング組成物ではなく、混合物成分、例えば着色または無着色バインダー、着色または無着色ポリイソシアネート調製物または顔料ペーストと混合することによって製造される。
水、樹脂固体、顔料内容物、任意のフィラーおよび任意の有機溶媒に加えて、コーティング組成物Aは、従来のコーティング添加剤も含有してよい。
コーティング組成物Aの樹脂固体は、1種以上のバインダー含んでもよい。例としては、ポリエステル、ポリウレタンおよび(メタ)アクリルコポリマー樹脂が挙げられ、またこれらの種類のバインダーに由来する複合型バインダーも挙げられる。好ましくは、コーティング組成物Aの樹脂固体はポリウレタン樹脂を含んでなり、そして/またはウレタン基の形成によって架橋可能である。ウレタン基の形成によって架橋可能である樹脂固体は、一般的に少なくとも1種のヒドロキシル官能性バインダーおよび少なくとも1種のポリイソシアネート架橋剤を含んでなり;例えば10〜180mg KOH/バインダー固体gのヒドロキシル数に対応する1種以上のヒドロキシル官能性バインダーが含まれ、そしてバインダー固体とポリイソシアネート架橋剤との固体重量比は、例えば1〜10:1である。
樹脂固体に含まれるバインダーおよび/または架橋剤は、イオン的に、および/または非イオン的に、好ましくは陰イオン的に、および/または非イオン的に安定化している。陰イオン安定化は、好ましくは少なくとも部分的に中和されたカルボキシル基によって達成され、一方、非イオン安定化は、好ましくは側鎖または末端ポリエチレン酸化物単位によって達成される。
本明細書および請求の範囲で使用される「ポリウレタン樹脂」という用語は、問題のポリウレタン樹脂が、特にエステル基および/または尿素基のようなポリマー骨格鎖のウレタン基以外の基を含有してもよいということを除外しない。その代わり、「ポリウレタン樹脂」という用語は、もちろん、特にポリエステルポリオール構成ブロックおよび/または尿素基を含有するポリウレタン樹脂を含み、後者の場合、例えばイソシアネート基と水および/またはポリアミンとの反応によって形成され得る。
「ポリイソシアネート架橋剤」という用語は、「遊離ポリイソシアネート」という意味に限定されず、その代わりにブロック化ポリイソシアネートも含まれる。従って、ポリイソシアネートは、1つ以上の遊離ポリイソシアネート、1つ以上のブロック化ポリイソシアネートまたは1つ以上の遊離ポリイソシアネートと1つ以上のブロック化ポリイソシアネートとの組み合わせを含んでなる。遊離ポリイソシアネートが好ましい。
ポリイソシアネートは脂肪族、脂環族、アル脂肪族(araliphatically)および/またはあまり好ましくないが芳香族結合されたイソシアネート基を有するジおよび/またはポリイソシアネートを含んでなる。
ポリイソシアネートは室温で液体であるか、または有機溶液として存在し;ここではポリイソシアネートは、一般的に23℃で0.5〜2000mPa・sの粘度を示す。遊離または潜在的(ブロック化、熱再溶解性)イソシアネート基の形態で存在するポリイソシアネートのイソシアネート内容物は、一般的に2〜25重量%、好ましくは5〜25重量%の範囲である(NCOとして算出)。
ジイソシアネートの例は、ヘキサメチレンジイソシアネート、テトラメチルキシレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートおよびシクロヘキサンジイソシアネートである。
ポリイソシアネートの例は、イソシアネート基を連結する残基中にヘテロ原子を含有するものである。これらの例は、カルボジイミド基、アロファネート基、イソシアヌレート基、ウレチジオン基、ウレタン基、アシル化尿素基またはビウレット基を含有するポリイソシアネートである。ポリイソシアネートは、好ましくは、例えば、上記ジイソシアネートの二量体形成または三量体形成によって製造されるウレチジンまたはイソシアヌレート型のポリイソシアネートのように2より高いイソシアネート官能性を有する。さらなる例は、上記ジイソシアネートと水との反応によって製造されるポリイソシアネートであり、ポリオールおよびを含有ウレタン基との反応によって製造されるビウレット基またはポリイソシアネートを含有する。
例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートまたはジシクロヘキシルメタンジイソシアネートをベースとする「ポリイソシアネートをコーティングすること」は、特に適切である。これらのジイソシアネートをベースとする「ポリイソシアネートをコーティングすること」は、本質的に既知のビウレット、ウレタン、ウレチジオンおよび/またはイソシアヌレート基を含有するこれらのジイソシアネートの誘導体を意味する。
上記されるように、ポリイソシアネートはブロック化された形態で使用されてもよいが、これは好ましくない。熱の作用下で、例えばアルコール、オキシム、アミンおよび/またはCH−酸性化合物によって脱ブロック化可能な従来のブロック化剤によってブロック化されてよい。
ブロック化、または好ましくは遊離ポリイソシアネートは、そのまま使用されても、あるいは水および/または有機溶媒を含有する調製物として使用されてもよい。遊離ポリイソシアネートの場合、活性水素を有する水および有機溶媒は使用されない。例えば、ポリイソシアネートに関して、水と混和性の有機溶媒または溶媒混合物で予め希釈されることが望ましいかもしれない。この場合、特に好ましい遊離ポリイソシアネートが使用される場合、イソシアネート基に対して不活性である溶媒を使用することが好ましい。いかなる活性水素も含有しない溶媒の例は、例えば、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテルのようなエーテル;エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、メトキシプロピルアセテートのようなグリコールエーテルエステル;およびN-メチルピロリドンである。
また十分な数のイオン基および/または末端もしくは側鎖ポリエーテル鎖によって水相中で安定化される親水性ポリイソシアネートも適切であり得る。親水性ポリイソシアネートは市販品として、例えば、Bayerによって商品名Bayhydur(登録商標)で販売されている。
コーティング組成物Aの顔料内容物は、重量%の合計が100重量%で、0〜100重量%の少なくとも1種の200〜500nmのプレートレット厚さを有するアルミニウムプレートレット顔料と、0〜90重量%の、金属酸化物コーティング酸化アルミニウムプレートレット顔料、金属酸化物コーティング二酸化ケイ素プレートレット顔料および金属酸化物コーティングマイカプレートレット顔料よりなる群から選択される少なくとも1種の干渉プレートレット顔料Cと、0〜15重量%の少なくとも1種のカーボンブラック顔料と、0〜60重量%の、アルミニウムプレートレット顔料、干渉プレートレット顔料Cおよびカーボンブラック顔料以外の少なくとも1種の顔料とからなり、顔料内容物の少なくとも40重量%は、少なくとも1種のアルミニウムプレートレット顔料および/または少なくとも1種の干渉プレートレット顔料Cにより形成され、そして少なくとも1種のアルミニウムプレートレット顔料の少なくとも20重量%の割合が6〜15μmの平均粒径を有する。かかる顔料内容物と樹脂固体との間の重量比がコーティング組成物A中で0.2〜0.5:1に支持される場合、280〜380nmの波長範囲で0.1%未満および380〜400nmの波長範囲で0.5%未満のUV透過のみに相当するUV光が、コーティング組成物AおよびBから塗布された2層コーティング構造を通して透過することが可能であり、そしてそれぞれの場合、クリアコートがその後提供された多層コーティングの所望の色明度を達成することができ、すなわち、所定のコーティング組成物B、ならびにコーティング組成物AおよびBに対して規定された所望の色明度およびフィルム厚さの知識を仮定すると、当業者が、上記で教示されたそれぞれの範囲内でコーティング組成物Aに関して、顔料内容物の組成および/または顔料/バインダー重量比を選択することは可能である。
UV透過は、コーティング組成物AおよびBから塗布された相当するコーティング構造をUV光透過支持物、例えば石英ガラスプレートに塗布し、そして相当する未コーティングのUV光透過支持体を対照として使用して相当する波長範囲でUV透過を測定するという点で測定されてもよい。
コーティング組成物Aの顔料内容物は、200〜500nmのプレートレット厚さを有する1種以上のアルミニウムプレートレット顔料を含んでもよい。コーティング組成物Aが200〜500nmのプレートレット厚さを有する1種以上のアルミニウムプレートレット顔料を含有する場合、これらの少なくとも20重量%の割合は比較的小さい粒度範囲にあり、すなわち、平均粒径は6〜15μmのみである。言い換えると、少なくとも1種のアルミニウムプレートレット顔料の20〜100重量%は、それぞれが6〜15μmの平均粒径を有する1種以上の異なる種類のアルミニウムプレートレット顔料のみからなってもよい。少なくとも1種のアルミニウムプレートレット顔料の残りの0〜80重量%は、より大きい平均粒径、好ましくは17〜25μmを有するか、または言い換えれば、これらの0〜80重量%は、それぞれが大きい、好ましくは17〜25μmの平均粒径を有する1種以上の異なる種類のアルミニウムプレートレット顔料のみからなる。「平均粒径」という用語は、レーザー回折によって決定されるd50値(粒子の50%が平均粒径より大きい粒径を有し、そして粒子の50%が平均粒径より小さい粒径を有する)を指し、例えば、アルミニウムプレートレット顔料の製造業者の技術文献から推論されてもよい。アルミニウムプレートレット顔料は、特に、ペイントおよびコーティングで慣例的であり、そして当業者に既知のリーフィングまたは好ましくは非リーフィング型のアルミニウムプレートレット顔料であり;アルミニウムプレートレット顔料は、例えば、リン酸処理(リン酸および/またはホスホン酸誘導体による処理)、クロメート処理またはケイ素−酸素網状組織のコーティングとして既知であるものによって不動態化されてもよい。それらは、酸化鉄または酸化アルミニウムでコーティングされたアルミニウムプレートレットのような着色されたアルミニウムプレートレット顔料であってもよい。
リン酸処理によって不動態化された非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料は既知である。市販品として入手可能なリン酸処理によって不動態化された非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料の例は、Eckart−Werke社から商品名「STAPA Hydrolac(登録商標)」で販売される非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料である。
クロメート処理によって不動態化された非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料は既知である。市販品として入手可能なクロメート処理によって不動態化された非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料の例は、Eckart−Werke社から商品名「STAPA Hydrolux(登録商標)」で販売される非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料である。
ケイ素−酸素網状組織によってコーティングされた非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料およびそれらの製造も、例えば、国際公開第99/57204号パンフレット、米国特許第5,332,767号明細書ならびにA.KiehlおよびK.Greiwe,Encapsulated aluminum pigments,Progress in Organic Coatings 37(1999),pp.179〜183から既知である。非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料の表面にケイ素−酸素網状組織のコーティングが提供される。ケイ素−酸素網状組織は、共有結合によって非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料の表面に連結可能である。
「ケイ素−酸素網状組織によってコーティングされた非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料」という用語には、上記説明に従って、純粋な無機ケイ素−酸素網状組織のコーティングによる非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料と、相当する有機基によって変性された、またはポリマー変性されたケイ素−酸素網状組織のコーティングによる非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料の両方が含まれる。
市販品として入手可能なケイ素−酸素網状組織によってコーティングされた非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料の例は、Eckart−Werke社から商品名「STAPA IL Hydrolan(登録商標)」で販売される非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料、およびSchlenk社から商品名「Aquamet(登録商標)CP」で販売されるものである。
コーティング組成物Aの顔料内容物は、金属酸化物コーティング酸化アルミニウムプレートレット顔料、金属酸化物コーティング二酸化ケイ素プレートレット顔料および金属酸化物コーティングマイカプレートレット顔料よりなる群から選択される少なくとも1種の干渉プレートレット顔料Cを含んでなってもよい。プレートレット顔料の金属酸化物コーティングは、特に、チタン、鉄および/またはクロム酸化物層である。干渉プレートレット顔料Cは、ペイントおよびコーティングにおいて慣例的な特殊効果顔料として当業者に既知である。干渉プレートレット顔料Cの例えばレーザー回折によって決定される平均粒径、すなわちd50値は8〜22μmである。
コーティング組成物Aの顔料内容物は、1種以上のカーボンブラック顔料を含んでなってよい。これらは、ペイントおよびコーティングで慣例的であり、そして当業者に既知であるカーボンブラックをベースとする黒色顔料である。市販品として入手可能なカーボンブラック顔料の例には、DegussaによるRuss FW200またはColumbian CarbonによるRaven5000もしくはRaven410Dが含まれる。
コーティング組成物Aの顔料内容物は、アルミニウムプレートレット顔料、干渉プレートレット顔料Cおよびカーボンブラック顔料以外の1種以上の顔料を含んでなってもよい。例としては、前記顔料以外の特殊効果顔料、ならびにまた例えば、グラファイト効果付与顔料、フレーク型の酸化鉄、液晶顔料、二酸化チタン、酸化鉄顔料、アゾ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン顔料、ピロロピロール顔料およびペリレン顔料のような無機または有機白色、着色および黒色顔料が挙げられる。
上記で説明されるように、所与のコーティング組成物Bに対するコーティング組成物Aの具体的な顔料内容物の選択は、コーティング組成物AおよびBに関して規定された所望の色明度およびフィルム厚さ次第である。関連するコーティング組成物Bに応じてコーティング組成物Aの好ましい顔料内容物の3例を以下に示す。各例は、問題を含む色明度の特定の群に属する。
1)コーティング組成物Aと、淡金属色明度を有するコーティング組成物Bとの組み合わせ。コーティング組成物Aの顔料内容物は、重量%の合計が100重量%で、50〜90重量%の200〜500nmの厚さを有する少なくとも1種のアルミニウムプレートレット顔料と、0〜40重量%の少なくとも1種の干渉プレートレット顔料Cと、0〜5重量%の少なくとも1種のカーボンブラック顔料と、5〜20重量%の、アルミニウムプレートレット顔料、干渉プレートレット顔料Cおよびカーボンブラック顔料以外の少なくとも1種の顔料とからなり、そして少なくとも1種のアルミニウムプレートレット顔料の少なくとも20重量%の割合が6〜15μmの平均粒径を有する。
2)コーティング組成物Aと、銀色明度を有するコーティング組成物Bとの組み合わせ。コーティング組成物Aの顔料内容物は、重量%の合計が100重量%で、80〜100重量%の200〜500nmの厚さを有する少なくとも1種のアルミニウムプレートレット顔料と、0〜10重量%の少なくとも1種の干渉プレートレット顔料Cと、0〜5重量%の少なくとも1種のカーボンブラック顔料と、0〜5重量%の、アルミニウムプレートレット顔料、干渉プレートレット顔料Cおよびカーボンブラック顔料以外の少なくとも1種の顔料とからなり、そして少なくとも1種のアルミニウムプレートレット顔料の少なくとも20重量%の割合が6〜15μmの平均粒径を有する。
3)コーティング組成物Aと、顔料内容物中のマイカ顔料の割合が高いため、特殊効果色明度を有するコーティング組成物Bとの組み合わせ。コーティング組成物Aの顔料内容物は、重量%の合計が100重量%で、0〜20重量%の200〜500nmの厚さを有する少なくとも1種のアルミニウムプレートレット顔料と、40〜80重量%の少なくとも1種の干渉プレートレット顔料Cと、0〜15重量%の少なくとも1種のカーボンブラック顔料と、0〜40重量%の、アルミニウムプレートレット顔料、干渉プレートレット顔料Cおよびカーボンブラック顔料以外の少なくとも1種の顔料とからなり、そして少なくとも1種のアルミニウムプレートレット顔料の少なくとも20重量%の割合が6〜15μmの平均粒径を有する。
本発明による方法は、一般的に、複数、例えば、10〜15の色明度を含んでなる色明度プログラムで、連続する基材をコーティングするために使用される。すなわち、異なる色のコーティング組成物Bの相当する数が使用される。しかしながら、同数の異なる着色コーティング組成物Aが使用される必要はない。むしろ、より少ない数、例えば、単一または数種類、例えば、2〜4の異なる着色コーティング組成物Aが一般的に十分である。
またコーティング組成物Aは、例えば、顔料内容物およびフィラーの合計に基づき0〜20重量%未満の割合でフィラーを含有してもよい。フィラーは、コーティング組成物Aの顔料内容物部分を構成しない。例は、硫酸バリウム、カオリン、タルク、二酸化ケイ素、層状ケイ酸塩およびいかなるそれらの混合物である。
アルミニウムプレートレット顔料および干渉プレートレット顔料C、ならびに任意の追加の特殊効果顔料を除き、顔料内容物に任意に含まれる他の顔料は一般的に研削される。研削は、当業者に既知の従来のアセンブリにおいて実行されてよい。一般的に、研削は、ある割合のバインダーにおいて、または特定の研削樹脂(ペースト樹脂)において行なわれる。次いで、残りの割合のバインダーまたはペースト樹脂によって配合が完了する。
アルミニウムプレートレット顔料、干渉プレートレット顔料Cおよび任意の追加の特殊効果顔料は研削されないが、一般的に最初に、市販品として入手可能なペーストの形態で導入され、任意に、好ましくは水混和性有機溶媒および任意に添加剤と組み合わせられ、次いで1種または複数のバインダーと混合される。粉末形態のアルミニウムプレートレット顔料、干渉プレートレット顔料Cおよび任意の追加の特殊効果顔料は、最初に好ましくは水混和性有機溶媒および任意に添加剤で処理され、ペーストが得られ得る。
コーティング組成物Aの水含有量は、例えば、60〜82重量%である。
水性コーティング組成物Aは、例えば0〜20重量%の割合で従来の溶媒を含有してもよい。かかる溶媒の例は、プロパノール、ブタノール、ヘキサノールのようなアルコール;グリコールエーテルまたはエステル、例えば、ジエチレングリコールジ−C1〜C6−アルキルエーテル、ジプロピレングリコールジ−C1〜C6−アルキルエーテル、エトキシプロパノール、エチレングリコールモノブチルエーテル;グリコール、例えばエチレングリコールおよび/またはプロピレングリコールおよびそれらの二量体または三量体;例えばN−メチルピロリドンのようなN−アルキルピロリドン;メチルエチルケトン、アセトン、シクロヘキサノンのようなケトン;芳香族または脂肪族炭化水素、例えばトルエン、キシレンまたは直鎖もしくは分枝鎖脂肪族C6〜C12炭化水素である。
水性コーティング組成物Aは、それらの固体内容物と比較して、例えば0.1〜5重量%の従来の量で従来の添加剤を含有してもよい。例は、消泡剤、湿潤剤、接着促進剤、触媒、レベリング剤、抗凹み剤、濃厚剤および光安定剤、例えばUV吸収剤および/またはHALSベースの化合物(HALS、ヒンダードアミン光安定剤)である。コーティング組成物Aが光安定剤を含有する場合、これらは、280〜380nmの波長範囲で0.1%未満および380〜400nmの波長範囲で0.5%未満のUV透過に一致する以外、コーティング組成物AおよびBから形成されたコーティング構造を通してUV光が透過可能となることを決して招かない。この効果は、その代わり、特にその耐久性に関して、コーティング組成物Aの顔料内容物によって達成される。
コーティング組成物Bは水性ベースコートであり、例えば、自動車ボディおよびボディ部品のベースコート/クリアコート2層コーティングの製造において慣例的である。また水性コーティング組成物Bは、本明細書および請求の範囲で、コーティング組成物Bとして、または略して水性ベースコートBとして記載される。
水性ベースコートBは、例えば10〜40重量%、好ましくは15〜30重量%の固体内容物を有する。顔料内容物対樹脂固体の重量比は、例えば0.05:1〜0.6:1である。水に加えて、樹脂固体内容物は、バインダー、任意に、ペースト樹脂および任意に、架橋剤、顔料、任意に、フィラーおよび任意に有機溶媒を含んでなる。これらも一般的に従来からの添加剤を含有する。
水性ベースコートBは、イオン的および/または非イオン的に安定化されたバインダー系を含有する。これらは好ましくは、陰イオン的および/または非イオン的に安定化される。陰イオン安定化は、好ましくは、バインダー中の少なくとも部分的に中和されたカルボキシル基によって達成され、一方、非イオン安定化は、好ましくは、バインダー中の側鎖または末端ポリエチレン酸化物単位によって達成される。水性ベースコートBは、物理的に乾燥していても、または共有結合の形成によって架橋可能であってもよい。共有結合の形成によって架橋可能な水性ベースコートBは、自己または外部架橋性の系であってもよい。
水性ベースコートBは、1種以上の従来のフィルム形成バインダーを含有する。バインダーが自己架橋性ではないか、または物理的に乾燥していない場合、それらはまた任意に架橋剤を含有してもよい。使用されてもよいフィルム形成バインダーの例は、従来のポリエステル、ポリウレタン、(メタ)アクリル酸コポリマーおよびこれらの種類の樹脂に由来する複合型樹脂である。任意に含有される架橋剤の選択は、当業者に周知の様式で、バインダーの官能性次第であり、すなわち、それらがバインダーの官能性に対して相補的な反応官能性を示すような様式で、架橋剤が選択される。バインダーと架橋剤との間のかかる相補的な官能性の例は、カルボキシル/エポキシ、ヒドロキシル/メチロールエーテルおよび/またはメチロール(好ましくは、アミノプラスト樹脂、特にメラミン樹脂の架橋可能な基としてメチロールエーテルおよび/またはメチロール)である。
水性ベースコートBは、従来の顔料、例えば、特殊効果顔料および/または白色、着色および黒色顔料から選択される顔料を含有する。
特殊効果顔料の例は、観察の角度次第でコーティングカラーフロップおよび/またはライトネスフロップを与える従来の顔料であり、例えば、アルミニウム、銅または他の金属の非リーフィング金属顔料、干渉顔料、例えば、金属酸化物コーティング金属顔料、例えば、酸化鉄コーティングアルミニウム、コーティングマイカ、例えば、二酸化チタンコーティングマイカ、グラファイト効果付与顔料、フレーク型の酸化鉄、液晶顔料、コーティング酸化アルミニウム顔料、コーティング二酸化ケイ素顔料である。
白色、着色および黒色顔料の例は、当業者に既知の従来の無機または有機顔料であり、例えば、二酸化チタン、酸化鉄顔料、カーボンブラック、アゾ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン顔料、ピロロピロール顔料およびペリレン顔料である。
水性ベースコートBは、特に、問題を含む色明度を有するものであり、すなわち、280〜380nmの波長範囲において0.1%より多いUV透過および/または380〜400nmの波長範囲において0.5%より多いUV透過に一致するUV光が、1.5重量部のコーティング組成物B対1重量部の三量体ヘキサンジイソシアネート−ポリイソシアネート(ヘキサンジイソシアネート−イソシアヌレート)の樹脂固体重量比で製造された混合物から塗布された厚さ10μmの層と、コーティング組成物B自体から塗布された厚さ5μmの層とからなる2層コーティング構造を透過することを特徴とするコーティング組成物Bである。
言い換えると、問題を含む色明度を有する水性ベースコートBは、構成顔料の種類および割合によって、280〜380nmの波長範囲において0.1%より多いUV透過および/または380〜400nmの波長範囲において0.5%より多いUV透過に一致するUV光が、1.5重量部のコーティング組成物B対1重量部の三量体ヘキサンジイソシアネート−ポリイソシアネート(ヘキサンジイソシアネート−イソシアヌレート)の樹脂固体重量比で製造された混合物から塗布された厚さ10μmの層と、コーティング組成物B自体から塗布された厚さ5μmの層とからなる2層コーティング構造を透過するような低いレベルの染色(顔料内容物対樹脂固体内容物の重量比)および/または顔料内容物を有する。
BayerからのDesmodur(登録商標) N 3600は、例えば、前記文脈において使用されてもよい市販品として入手可能な三量体ヘキサンジイソシアネート-ポリイソシアネートである。
問題を含む色明度を有するコーティング組成物Bは、従って、著しく少ない割合の有効にUV透過を低下させる顔料の有無にかかわらず、著しく低いレベルの染色および/または顔料内容物を有する。問題を含む色明度を有するかかる水性ベースコートBは、単色明度および特殊効果色明度を有する水性ベースコートBで見出され得る。例えば、特に、フタロシアニン顔料をベースとする濃青色単色明度を有する水性ベースコートBで、および具体的な特殊効果色明度、例えば、濃青色金属色明度または淡金属色明度、例えば、特に、銀色明度を有する水性ベースコートBで、ならびに高い割合、例えば、50重量%以上のマイカ顔料(コーティングされた、特に、金属酸化物コーティングされたマイカをベースとする特殊効果顔料)を顔料内容物中に含有する具体的な特殊効果色明度を有する水性ベースコートBで見られる。淡金属色明度、または淡金属色明度の具体的なサブグループとして銀色明度を有するコーティング組成物Bは、不透明なフィルム厚さで塗布され、厚さ35μmのクリアコートでオーバーコーティングされる場合、垂直に対して45度の照明角度および少なくとも80ユニットの鏡面反射に対して15度の観察角度で測定される輝度L*(CIEL***、DIN 6174による)を示すコーティング組成物である。この場合、本発明による方法の用途で使用されるクリアコートが使用されることは当業者に明白であり、説明する必要はないだろう。
上記のUV透過測定は、1.5重量部のコーティング組成物B対1重量部の三量体ヘキサンジイソシアネート−ポリイソシアネート(ヘキサンジイソシアネート−イソシアヌレート)の樹脂固体重量比で製造された混合物から塗布された厚さ10μmの層と、コーティング組成物B自体から塗布された厚さ5μmの層とからなる2層コーティング構造を、例えば石英ガラスプレートのようなUV光透過性支持体に塗布し、そして、対照として未コーティングの相当するUV光透過性支持体を使用して、相当する波長範囲でUV透過を測定するという様式で実行されてもよい。
またコーティング組成物Bは、例えば、樹脂固体内容物と比較して0〜30重量%の割合でフィラーを含有してもよい。フィラーは、コーティング組成物Bの顔料内容物部分を構成しない。例は、硫酸バリウム、カオリン、タルク、二酸化ケイ素、層状ケイ酸塩およびいかなるそれらの混合物である。
特殊効果顔料は、従来から市販品の水性または非水性ペーストの形態で一般的に最初に導入され、任意に、好ましくは水で希釈可能な有機溶媒および添加剤と組み合わせ、次いで水性バインダーと混合される。粉末状特殊効果顔料は、好ましくは水で希釈可能な有機溶媒および任意に添加剤で最初に処理されて、ペーストを得てもよい。
白色、着色および黒色顔料および/またはフィラーは、例えば、ある割合の水性のバインダー中で研削されてもよい。研削は、好ましくは特殊な水性ペースト樹脂中で実行されてもよい。研削は、当業者に既知の従来のアセンブリにおいて実行されてもよい。次いで、残りの割合の水性バインダーまたは水性ペースト樹脂で配合は完成する。
コーティング組成物Bは、それらの固体内容物と比較して、例えば0.1〜5重量%の従来の量で従来の添加剤を含有してもよい。例は、消泡剤、湿潤剤、接着促進剤、触媒、レベリング剤、抗凹み剤、濃厚剤および光安定剤、例えばUV吸収剤および/またはHALSベースの化合物(HALS、ヒンダードアミン光安定剤)である。コーティング組成物Bが光安定剤を含有する場合、これらは、280〜380nmの波長範囲で0.1%未満および380〜400nmの波長範囲で0.5%未満のUV透過に一致する以外、コーティング組成物AおよびBから形成されたコーティング構造を通してUV光が透過可能となることを決して招かない。この効果は、その代わり、特にその耐久性に関して、コーティング組成物Aの顔料内容物によって達成される。
コーティング組成物Bの水含有量は、例えば60〜90重量%である。
コーティング組成物Bは、例えば、好ましくは20重量%未満、特に好ましくは15重量%未満の割合で従来の溶媒を含有してもよい。これらは従来のコーティング溶媒であり、例えばバインダーの製造から供給されてもよく、または別に添加される。かかる溶媒の例は、プロパノール、ブタノール、ヘキサノールのようなアルコール;グリコールエーテルまたはエステル、例えば、ジエチレングリコールジ−C1〜C6−アルキルエーテル、ジプロピレングリコールジ−C1〜C6−アルキルエーテル、エトキシプロパノール、エチレングリコールモノブチルエーテル;グリコール、例えばエチレングリコールおよび/またはプロピレングリコールおよびそれらの二量体または三量体;例えばN−メチルピロリドンのようなN−アルキルピロリドン;メチルエチルケトン、アセトン、シクロヘキサノンのようなケトン;芳香族または脂肪族炭化水素、例えばトルエン、キシレンまたは直鎖もしくは分枝鎖脂肪族C6〜C12炭化水素である。
本発明による方法の方法工程1)で、EDCプライム処理された基材は、8〜20μmの乾燥フィルム厚さで水性コーティング組成物Aによってスプレーコーティングされる。これは、好ましくは、静電的に補助された高速回転噴霧を使用して実行される。
次いで、好ましくは、例えば20〜25℃の気温で30秒〜5分の短時間のフラッシュオフ(flash−off)段階の後、本発明による方法の方法工程2)の間、5〜10μmのその黒/白不透明度より低い乾燥フィルム厚さで水性コーティング組成物Bをスプレー塗布する。このスプレー塗布は、好ましくは空気スプレー塗布である。いずれの場合も、本発明による方法の工程2)で塗布されるコーティング組成物Bは、方法工程1)で塗布されるコーティング組成物Aとは異なることは留意されるべきである。この差異は、少なくとも問題のコーティング組成物AおよびBの異なる構成の顔料内容物に関して決定される。
コーティング組成物B)のスプレー塗布の後、好ましくは、例えば20〜100℃の気温で30秒〜10分の短時間のフラッシュオフ段階が続き、その後、本発明による方法の方法工程3)の間、例えば20〜60μmの乾燥フィルム厚さでクリアコートを塗布する。
全ての既知のクリアコートは、原則として、クリアコートとして適切である。使用可能なクリアコートは、溶媒含有1成分(1パック)または2成分(2パック)クリアコートの両方、水で希釈可能な1パックまたは2パッククリアコート、粉末状クリアコートまたは水性粉末クリアコートスラリーである。
任意のフラッシュオフ段階の後、例えば、本発明による方法の方法工程4)の間、例えば80〜160℃の対象温度での焼成によって、コーティング組成物AおよびBから塗布された2層コーティングおよびクリアコート層を連帯的に硬化する。クリアコート層は追加的なUV保護を提供し得るが、クリアコート層がUV吸収特性を有さない場合でさえ、UV光は、280〜380nmの波長範囲で0.1%未満および380〜400nmの波長範囲で0.5%未満のUV透過のみと一致して、コーティング組成物A、Bおよびクリアコートから形成されたコーティング構造を通してEDCプライマーまで透過することができる。
以下の実施例によって本発明を例示する。
実施例1(ポリイソシアネート組成物1の製造):
30pbw(重量部)のN−メチルピロリドンと、46pbwの、17.4のNCO価を有するヘキサメチレンジイソシアネートをベースとする親水性脂肪族ポリイソシアネートと、24pbwのBayerからのDesmodur(登録商標)N3600(23のNCO価を有する三量体ヘキサメチレンジイソシアネート)を混合した。
実施例2(ポリイソシアネート組成物2の製造):
30pbwのN−メチルピロリドンと、70pbwのBayerからのDesmodur(登録商標)N3600を混合した。
実施例3(コーティング剤A1の製造):
100pbwの以下の組成物を10pbwのポリイソシアネート組成物1と混合した:
10.4pbwの樹脂固体(5.2pbwのポリエステルポリウレタン樹脂、2.1pbwのポリエステルアクリレート樹脂、1.2重量部のポリウレタン樹脂、1.9pbwのヘキサメトキシメチルメラミン;樹脂固体のヒドロキシル価はKOH40.8mg/g)
2.8pbwの金属酸化物コーティングマイカ顔料(2.4pbwのMerckからのIriodin(登録商標)SW9221 Rutile Fine Blue;0.4pbwのMearl−EngelhardからのEXT Merlin Lumina(登録商標)Turquoise T303D)
0.4pbwのBASFからのPALIOGENBLAU(登録商標)L6480
0.1pbwのBASFからのHELIOGENBLAU(登録商標)L6930
0.6pbwのClariantからのHOSTAPERMROSA(登録商標)E
0.4pbwのBASFからのPALIOGENBLAU(登録商標)L6385
0.5pbwのDegussaからのカーボンブラックFW200F
1.0重量部のタルク
0.2pbwのジメチルエタノールアミン
0.5pbwの泡制止剤
0.6pbwのポリアクリル酸増粘剤
0.8pbwのポリプロピレングリコール400
12.4pbwの有機溶媒(6.5pbwのエチレングリコールモノブチルエーテル、0.8pbwのエチレングリコールモノヘキシルエーテル、0.6pbwのN−メチルピロリドン、1.5pbwのn−ブタノール、2.5pbwのn−プロパノール、0.5pbwのShellsol T)
69.3pbwの水。
実施例4(コーティング剤B1の製造):
以下の組成の水性ベースコートB1を製造した:
10.2pbwの樹脂固体(5.2pbwのポリエステルポリウレタン樹脂、2.1pbwのポリエステルアクリレート樹脂、1.0重量部のポリウレタン樹脂、1.9pbwのヘキサメトキシメチルメラミン;樹脂固体のヒドロキシル価はKOH40.8mg/g)
2.8pbwの金属酸化物コーティングマイカ顔料(2.4pbwのMerckからのIriodin(登録商標)SW9221 Rutile Fine Blue;0.4pbwのMearl−EngelhardからのEXT Merlin Lumina(登録商標)Turquoise T303D)
0.3pbwのBASFからのPALIOGENBLAU(登録商標)L6480
0.1pbwのBASFからのHELIOGENBLAU(登録商標)L6930
0.5pbwのClariantからのHOSTAPERMROSA(登録商標)E
0.3pbwのBASFからのPALIOGENBLAU(登録商標)L6385
0.1pbwのDegussaからのカーボンブラックFW200F
1.0重量部のタルク
0.2pbwのジメチルエタノールアミン
0.5pbwの泡制止剤
0.6pbwのポリアクリル酸増粘剤
0.8pbwのポリプロピレングリコール400
12.4pbwの有機溶媒(6.5pbwのエチレングリコールモノブチルエーテル、0.8pbwのエチレングリコールモノヘキシルエーテル、0.6pbwのN−メチルピロリドン、1.5pbwのn−ブタノール、2.5pbwのn−プロパノール、0.5pbwのShellsol T)
70.2pbwの水。
実施例5(コーティング剤B1’の製造):
100pbwの水性ベースコートB1を10pbwのポリイソシアネート組成物1と混合した。
実施例6(コーティング剤B1”の製造):
100pbwの水性ベースコートB1を9.7pbwのポリイソシアネート組成物2と混合した。
実施例7(コーティング剤A2の製造):
100pbwの以下の組成物を10pbwのポリイソシアネート組成物1と混合した:
12.2pbwの樹脂固体(5.9pbwのポリエステルポリウレタン樹脂、6.3pbwのポリエステルアクリレート樹脂;樹脂固体のヒドロキシル価はKOH38.5mg/g)
4.1pbwの非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料(2.1pbwの200〜300nmのプレートレット厚さおよび14μmの平均粒径を有するStapa Hydrolac(登録商標)WH66NL、非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料、2.0pbwの200〜300nmのプレートレット厚さおよび18μmの平均粒径を有するStapa Hydrolac(登録商標)WHH44668、非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料;Hydrolac(登録商標)はEckartからのアルミニウムプレートレット顔料である)
0.2pbwのジメチルエタノールアミン
0.5pbwの泡制止剤
0.6pbwのポリアクリル酸増粘剤
1.2pbwのポリプロピレングリコール400
12.8pbwの有機溶媒(7.3pbwのエチレングリコールモノブチルエーテル、0.8pbwのN−メチルピロリドン、2.3pbwのn−ブタノール、2.4pbwのn−プロパノール)
68.4pbwの水。
実施例8(コーティング剤B2の製造):
以下の組成の銀色、水性ベースコートB2を製造した:
12.2pbwの樹脂固体(5.9pbwのポリエステルポリウレタン樹脂、6,3pbwのポリエステルアクリレート樹脂;樹脂固体のヒドロキシル価はKOH38.5mg/g)
4.1pbwの非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料(1.6pbwの300〜500nmのプレートレット厚さおよび19μmの平均粒径を有するStapa Hydrolac(登録商標)WHH2154、非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料;1.5pbwの300〜500nmのプレートレット厚さおよび16μmの平均粒径を有するStapa Hydrolac(登録商標)WHH2156、非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料;1.0pbwの200〜300nmのプレートレット厚さおよび18μmの平均粒径を有するStapa Hydrolac(登録商標)WHH44668、非リーフィングアルミニウムプレートレット顔料;Hydrolac(登録商標)はEckartからのアルミニウムプレートレット顔料である)
0.2pbwのジメチルエタノールアミン
0.5pbwの泡制止剤
0.6pbwのポリアクリル酸増粘剤
1.2pbwのポリプロピレングリコール400
12.8pbwの有機溶媒(7.3pbwのエチレングリコールモノブチルエーテル、0.8pbwのN−メチルピロリドン、2.3pbwのn−ブタノール、2.4pbwのn−プロパノール)
68.4pbwの水。
実施例9(コーティング剤B2’の製造):
100pbwの水性ベースコートB2を10pbwのポリイソシアネート組成物1と混合した。
実施例10(コーティング剤B2”の製造):
100pbwの水性ベースコートB2を11.6pbwのポリイソシアネート組成物2と混合した。
実施例11(コーティング構造のUV透過の測定):
a)静電補助高速回転噴射によって、各コーティング剤A1、B1’およびB1”を石英ガラスプレートにそれぞれ塗布する。
室温で2分のフラッシュオフ後、各場合で、水性ベースコートB1を黒/白隠ぺい力未満のフィルム厚さで空気スプレー塗布し、5分間70℃でフラッシュオフし、そして15分間140℃で焼成した。次いで、この様式で2層コーティング構造によってコーティングされた石英ガラスプレートのUV透過を測光によって決定した(参照ビーム路に未コーティングの石英ガラスプレート;コーティングされた側面からUV照射)。
同様の実験を、コーティング剤A2、B2’およびB2”でそれぞれ、各場合、水性ベースコートB2と組み合わせて実行した。
結果を表1に示す。
Figure 2008543562

Claims (7)

  1. 1)EDCプライマーが供給された基材上に、水性コーティング組成物Aから厚さ8〜20μmのコーティング層を塗布することと、
    2)該先に塗布されたコーティング層上に、水性コーティング組成物Bから、黒/白不透明度未満の5〜10μmのフィルム厚さでベースコート層を塗布することと、
    3)前記ベースコート層上にクリアコート層を塗布することと、
    4)前記の3層のコーティング層を連帯的に硬化すること
    の連続工程を含んでなる多層コーティングの製造方法であって、
    コーティング組成物AおよびBは互いに異なり、コーティング組成物Aは、0.2〜0.5:1の顔料内容物対樹脂固体の重量比を有し、前記顔料内容物は、重量%の合計が100重量%で、0〜100重量%の少なくとも1種の200〜500nmのプレートレット厚さを有するアルミニウムプレートレット顔料と、0〜90重量%の、金属酸化物コーティング酸化アルミニウムプレートレット顔料、金属酸化物コーティング二酸化ケイ素プレートレット顔料および金属酸化物コーティングマイカプレートレット顔料よりなる群から選択される少なくとも1種の干渉プレートレット顔料Cと、0〜15重量%の少なくとも1種のカーボンブラック顔料と、0〜60重量%の、アルミニウムプレートレット顔料、干渉プレートレット顔料Cおよびカーボンブラック顔料以外の少なくとも1種の顔料とからなり、前記顔料内容物の少なくとも40重量%は、少なくとも1種のアルミニウムプレートレット顔料および/または少なくとも1種の干渉プレートレット顔料Cにより形成され、そして少なくとも1種のアルミニウムプレートレット顔料の少なくとも20重量%の割合が6〜15μmの平均粒径を有する、前記方法。
  2. コーティング組成物AおよびBから製造される2層コーティングのコーティング厚さの合計が15〜30μmである請求項1に記載の方法。
  3. コーティング組成物Aの樹脂固体がポリウレタン樹脂を含んでなり、および/またはウレタン基の形成によって架橋可能である請求項1または2に記載の方法。
  4. 少なくとも1種のアルミニウムプレートレット顔料の残りの0〜80重量%が17〜25μmの平均粒径を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. コーティング組成物Bが、280〜380nmの波長範囲で0.1%より多いUV透過および/または380〜400nmの波長範囲で0.5%より多いUV透過に対応するUV光が、1.5重量部のコーティング組成物B対1重量部の三量体ヘキサンジイソシアネート−ポリイソシアネートの樹脂固体重量比で製造された混合物から塗布された厚さ10μmの層と、コーティング組成物B自体から塗布された厚さ5μmの層とからなる2層コーティング構造を透過し得ることにおいて特徴付けられる請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. EDCプライマーが供給された基材が、自動車ボディおよびボディ部品よりなる群から選択される請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法によって製造された多層コーティングでコーティングされた基材。
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