JP2001347223A - 自動車車体用高意匠性多層塗膜形成方法 - Google Patents

自動車車体用高意匠性多層塗膜形成方法

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JP2001347223A
JP2001347223A JP2000168833A JP2000168833A JP2001347223A JP 2001347223 A JP2001347223 A JP 2001347223A JP 2000168833 A JP2000168833 A JP 2000168833A JP 2000168833 A JP2000168833 A JP 2000168833A JP 2001347223 A JP2001347223 A JP 2001347223A
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coating
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paint
clear
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JP2000168833A
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Shinichi Fujiwara
真一 藤原
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Nippon Paint Co Ltd
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Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】既存のラインを改造せずに立体感のある意匠性
を維持し、ライン補修が容易であり、かつ、工程数を減
らすことができる自動車車体用高意匠性多層塗膜形成方
法を提供する。 【解決手段】被塗装物表面に下塗り塗膜および/または
中塗り塗膜を形成した後、(1)ベース塗装ゾーンの第
1ステージにおいて、着色成分および/または光輝材を
含有している第1ベース塗料を塗布して第1ベース塗膜
を得る工程、(2)ベース塗装ゾーンの第2ステージに
おいて、上記工程によって得られた第1ベース塗膜上
に、光輝材の含有量が、塗料中の樹脂固形分に対して
0.01〜1重量%である第2ベース塗料を塗布して第
2ベース塗膜を得る工程、(3)クリア塗装ゾーンにお
いて、上記工程によって得られた第2ベース塗膜上に、
クリア塗料を塗布してクリア塗膜を得る工程を含むこと
を特徴とする自動車車体用高意匠性多層塗膜形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層塗膜形成方
法、特に、高意匠性多層塗膜形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車車体には、通常、美観および各種
機能の付与の観点から、塗膜が形成されているが、近
年、この塗膜には意匠性が重視されるようになり、メタ
リック塗膜と呼ばれるベース塗膜とクリア塗膜とからな
る多層塗膜が好まれている。
【0003】このような自動車車体用多層塗膜の形成方
法としては、自動車車体の塗装ラインにおいて、光輝材
の配向の観点から、ベース塗装ゾーンで、ベース塗料を
第1ステージおよび第2ステージと呼ばれる2段階工程
に分けて塗布してベース塗膜を形成し、さらにクリア塗
装ゾーンで、クリア塗料を塗布してクリア塗膜を形成す
る方法が一般的である。
【0004】ところで、最近、塗膜の新たな意匠とし
て、立体感のある高意匠性多層塗膜の形成が実用化され
ている。このような高意匠性多層塗膜の形成方法とし
て、具体的には、ベース塗装ゾーンにおいて得られたベ
ース塗膜上に、クリア塗装ゾーンにおいてミドルクリア
と呼ばれる光輝材を含んだクリア塗料を塗布した後、両
塗膜を同時に焼き付け硬化させ、得られた複層塗膜上
に、さらに、クリア塗装ゾーンにおいてトップクリア塗
料を塗布して焼き付け硬化させることによって多層塗膜
を得る、いわゆる4コート2ベーク方式を挙げることが
できる。
【0005】しかしながら、実際の塗装ラインにおける
このような高意匠性多層塗膜の形成方法は、工程数が増
加するため、経済的でなかった。
【0006】また、ミドルクリアとトップクリアとを同
一のクリア塗装ゾーンにて塗装する場合には、トップク
リアに光輝材が混入しないようにするために厳重なライ
ン管理や、ミドルクリア専用配管の増設が必要になる等
の問題があった。また、異なったクリア塗装ゾーンにて
塗装する場合には、ゾーンを新設しなければならない等
の問題があった。さらに、それに加えて、トップクリア
塗料の塗装前のライン補修が困難であったり、また、ミ
ドルクリア塗料中において光輝材の分散安定性が低下す
る等、様々な問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、既
存の自動車車体用塗装ラインの改造をすることなく、立
体感のある意匠性を維持し、ライン補修が容易であり、
かつ、工程数を減らすことができる自動車車体用高意匠
性多層塗膜形成方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、被塗装物表面
に下塗り塗膜および/または中塗り塗膜を形成した後、
(1)ベース塗装ゾーンの第1ステージにおいて、着色
成分および/または光輝材を含有している第1ベース塗
料を塗布して第1ベース塗膜を得る工程、(2)ベース
塗装ゾーンの第2ステージにおいて、上記工程によって
得られた第1ベース塗膜上に、光輝材を含有する第2ベ
ース塗料を塗布して第2ベース塗膜を得る工程、(3)
クリア塗装ゾーンにおいて、上記工程によって得られた
第2ベース塗膜上に、クリア塗料を塗布してクリア塗膜
を得る工程を含む自動車車体用多層塗膜の形成方法であ
って、上記第2ベース塗料の光輝材の含有量が、塗料中
の樹脂固形分に対して0.01〜1重量%であることを
特徴とする自動車車体用高意匠性多層塗膜形成方法であ
る。ここで、第2ベース塗料の光輝材の含有量が、塗料
中の樹脂固形分に対して0.01〜0.9重量%である
ことが好ましい。また、クリア塗料が、着色成分および
光輝材を含有しないことが好ましい。
【0009】また、本発明は、先の多層塗膜形成方法に
よって得られた自動車車体用高意匠性多層塗膜である。
【0010】
【発明の詳細な態様】本発明の自動車車体用高意匠性多
層塗膜形成方法は、被塗装物表面に下塗り塗膜および/
または中塗り塗膜を形成した後、(1)ベース塗装ゾー
ンの第1ステージにおいて、着色成分および/または光
輝材を含有している第1ベース塗料を塗布して第1ベー
ス塗膜を得る工程、(2)ベース塗装ゾーンの第2ステ
ージにおいて、上記工程によって得られた第1ベース塗
膜上に、光輝材を含有する含有する第2ベース塗料を塗
布して第2ベース塗膜を得る工程、(3)クリア塗装ゾ
ーンにおいて、上記工程によって得られた第2ベース塗
膜上に、クリア塗料を塗布してクリア塗膜を得る工程を
含む自動車車体用多層塗膜の形成方法であって、上記第
2ベース塗料の光輝材の含有量が、塗料中の樹脂固形分
に対して0.01〜1重量%であることを特徴とするも
のである。
【0011】第1ベース塗料 本発明の自動車車体用高意匠性多層塗膜形成方法に用い
られる第1ベース塗料は、硬化型塗料、乾燥型塗料のい
ずれであってもよく、膜形成性成分と、着色成分および
/または光輝材とを含んでいる。
【0012】上記膜形成性成分としては、例えば、アク
リル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン
樹脂等の樹脂成分を例示することができる。上記第1ベ
ース塗料が硬化型塗料である場合には、上記樹脂成分の
うち硬化官能基を有するものと、これらの官能基に応じ
たアミノ樹脂や必要によりブロック化されたイソシアネ
ート樹脂等の硬化剤との組合せを例示することができ
る。
【0013】上記着色成分としては、例えば、二酸化チ
タン、カーボンブラック、酸化鉄、黄色酸化鉄等の無機
着色顔料、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリ
ーン、カルバゾールバイオレット、アントラピリジン、
アゾオレンジ、フラバンスロンイエロー、イソインドリ
ンイエロー、アゾイエロー、インダスロンブルー、ジブ
ロムアンザスロンレッド、ペリレンレッド、アゾレッ
ド、アントラキノンレッド、キナクリドンレッド等の有
機着色顔料等、1:2クロム錯体ブラック、1:2クロ
ム錯体イエロー、1:2コバルト錯体イエロー等の染料
を例示することができる。
【0014】また、上記光輝材としては、例えば、上記
アルミニウム粉、アルミナ粉、ガラス粉、ブロンズ粉、
銅粉、スズ粉、亜鉛粉、リン化鉄、金属コーティングマ
イカ粉、二酸化チタンコーティングマイカ粉、二酸化チ
タンコーティングガラス粉等を例示することができる。
【0015】上記第1ベース塗料の着色成分および光輝
材の含有量としては特に限定されないが、意匠性の観点
から、塗料中の樹脂固形分に対して1〜60重量%であ
ることが好ましい。ここで、本発明でいう塗料中の樹脂
固形分とは、上記膜形成性成分の固形分重量をいう。
【0016】なお、本発明の自動車車体用高意匠性塗装
塗膜形成方法に用いられる第1ベース塗料は、意匠性の
観点から、上記光輝材を含んでいることが好ましい。
【0017】上記第1ベース塗料は、さらに、樹脂粒子
を含むことができる。上記樹脂粒子を含むことによっ
て、塗布時および塗布後の塗膜の粘性を制御することが
でき、例えば、後述の工程(2)において、第1ベース
塗膜と第2ベース塗膜の層間のなじみや反転を抑制する
ことができる。上記樹脂粒子としては特に限定されず、
例えば、有機媒体中で、有機溶剤に可溶な部分と不溶な
部分を有するポリエステル樹脂またはアルキド樹脂の存
在下でエチレン性不飽和モノマーを重合させて得られる
NAD粒子と呼ばれるアクリル樹脂粒子や、水性媒体中
で、界面活性剤を存在下でエチレン性不飽和モノマーを
乳化重合させて得られるアクリル樹脂粒子等を例示する
ことができる。これらの樹脂粒子は、架橋樹脂粒子であ
ってもよいし、非架橋樹脂粒子であってもよい。上記樹
脂粒子の平均粒子径は、貯蔵安定性の観点から、20〜
500nmであることが好ましい。上記第1ベース塗料
中の樹脂粒子の含有量としては、通常、塗料中の樹脂固
形分に対して1〜20重量%である。
【0018】上記第1ベース塗料は、必要に応じて、体
質顔料、硬化触媒、表面調整剤、紫外線吸収剤、光安定
剤、当業者によってよく知られているものを含むことが
できる。
【0019】なお、上記第1ベース塗料の形態としては
特に限定されず、溶剤型、水分散型または水溶型のいず
れであってもよい。
【0020】第2ベース塗料 本発明の自動車車体用高意匠性多層塗膜形成方法に用い
られる第2ベース塗料は、硬化型塗料、乾燥型塗料のい
ずれであってもよく、膜形成性成分および光輝材を含ん
でいる。上記膜形成性成分および光輝材としては、具体
的には、上記第1ベース塗料で述べたものを挙げること
ができる。
【0021】上記第2ベース塗料の光輝材の含有量とし
ては、塗料中の樹脂固形分に対して0.01〜1重量%
であり、0.01〜0.9重量%であることが好まし
い。上記含有量が0.01重量%未満である場合、得ら
れる多層塗膜の立体感が不充分であり、また、1重量%
を超える場合、得られる多層塗膜の立体感および透明感
が得られない。
【0022】また、上記第2ベース塗料は、光輝材の他
に着色成分を含むことができる。上記着色成分として
は、具体的には、上記第1ベース塗料で述べたものを挙
げることができる。なお、上記着色成分を含む場合であ
っても、上記光輝材および着色成分との合計の固形分重
量は、得られる塗膜の立体感および透明感の観点から、
塗料中の樹脂固形分に対して0.01〜1重量%であ
り、0.01〜0.9重量%であることが好ましい。
【0023】上記第2ベース塗料は、さらに、樹脂粒子
を含むことができる。上記樹脂粒子および第2ベース塗
料中の樹脂粒子の含有量は、具体的には、それぞれ上記
第1ベース塗料で述べたものを挙げることができる。
【0024】上記第2ベース塗料は、必要に応じて、体
質顔料、硬化触媒、表面調整剤、紫外線吸収剤、光安定
剤等、当業者によってよく知られているものを含むこと
ができる。
【0025】なお、上記第2ベース塗料の形態としては
特に限定されず、溶剤型、水分散型または水溶型のいず
れであってもよい。
【0026】クリア塗料 本発明の自動車車体用高意匠性多層塗膜形成方法に用い
られるクリア塗料は、得られる塗膜の性能の観点から、
硬化型クリア塗料であることが好ましい。上記硬化型ク
リア塗料は、硬化塗膜形成性成分を含んでいる。上記硬
化塗膜形成性成分としては、上記第1ベース塗料が硬化
型塗料である場合に述べた樹脂成分と硬化剤との組合せ
を挙げることができるが、耐酸性の観点から、水酸基等
の活性水素含有官能基を有するアクリル樹脂および/ま
たはポリエステル樹脂と、必要に応じてブロック化され
たポリイソシアネート樹脂の硬化剤との組合わせや、カ
ルボン酸基含有アクリル樹脂および/またはポリエステ
ル樹脂とエポキシ基含有アクリル樹脂との組み合わせで
あることが好ましい。
【0027】さらに、本発明の自動車車体用高意匠性多
層塗膜形成方法に用いられるクリア塗料は、表面調整
剤、粘性制御剤、紫外線吸収剤、光安定剤等の当業者に
よってよく知られている各種添加剤を含むことができ
る。
【0028】また、上記クリア塗料は、得られる塗膜の
色落ち性や耐候性および色の深みの観点から、着色成分
および光輝材を含有しないことが好ましい。
【0029】なお、上記クリア塗料の形態としては特に
限定されず、溶剤型、水分散型、水溶型または粉体のい
ずれであってもよい。
【0030】自動車車体用高意匠性多層塗膜形成方法 本発明の自動車車体用高意匠性多層塗膜形成方法は、被
塗装物表面に対して形成するものである。
【0031】上記被塗装物としては、例えば、鉄、鋼、
アルミニウム、スズ、亜鉛等の金属やこれらを含む合
金、および、これらの金属のメッキまたは蒸着した成型
物、ならびに、ガラス、プラスチックや発泡体による成
型物等を挙げることができる。これら被塗装物は、脱脂
処理や表面処理されていることが好ましい。さらに、上
記被塗装物表面には、下塗り塗膜および/または中塗り
塗膜が形成されている。
【0032】上記下塗り塗膜は、素材表面の隠蔽性や防
食性および防錆性を付与するために形成されるものであ
り、下塗り塗料を塗布した後、焼き付け硬化することで
得ることができる。上記下塗り塗膜の膜厚は、例えば、
10〜50μmである。このような下塗り塗膜を形成す
るために用いられる下塗り塗料としては特に限定され
ず、具体的には、カチオン電着塗料やアニオン電着塗料
等を挙げることができ、具体的には、水酸基含有樹脂お
よびブロック化ポリイソシアネートを含んだものや、ス
ルホニウム基およびプロパルギル基を含有する樹脂を含
んだもの等、当業者によってよく知られているものを例
示することができる。これらは電着塗装された後、用い
た塗料の種類に応じて焼き付け硬化される。
【0033】また、上記中塗り塗膜は、被塗装物表面や
下塗り塗膜の隠蔽性や付着性、さらに耐チッピング性を
付与するために形成され、上記被塗装物表面や上記下塗
り塗膜上に形成されるものであり、中塗り塗料を塗布す
ることで得ることができる。上記中塗り塗膜の膜厚は、
例えば、10〜50μmである。上記中塗り塗膜を形成
するために用いられる中塗り塗料は、膜形成性成分を含
んでおり、例えば、水酸基含有ポリエステル樹脂および
/または水酸基含有アクリル樹脂と、メラミン樹脂およ
び/またはブロック化ポリイソシアネートとを含んだも
の等、当業者によってよく知られているものを例示する
ことができる。これらは用いる塗料の形態に応じて、塗
布された後、常温または焼き付けることによって、乾燥
または硬化される。
【0034】以下、図1を参照して、本発明の塗膜形成
方法について説明する。
【0035】<工程(1)>本発明の自動車車体用高意
匠性多層塗膜形成方法における工程(1)は、被塗物表
面に下塗り塗膜および/または中塗り塗膜を形成した
後、(1)ベース塗装ゾーンの第1ステージにおいて、
着色成分および/または光輝材を含有している第1ベー
ス塗料によって塗布して第1ベース塗膜を得る工程であ
る。この第1ベース塗膜によって、被塗装物表面の色を
隠蔽し、後述の第2ベース塗膜およびクリア塗膜と相ま
って、立体感のある高い意匠性を発現することができ
る。
【0036】下塗り塗膜および/または中塗り塗膜が形
成された被塗装物1が図1に示す塗装ラインのベース塗
装ゾーン2に搬送される。ここで、ベース塗装ゾーン2
内における被塗装物の搬送速度は、例えば、2.0〜
8.0m/sである。搬送された被塗装物1は、まず、
第1ステージ2Aの塗装機2aによって第1ベース塗料
が塗布される。この第1ベース塗料の塗布方法として
は、塗着効率の観点から、静電塗装方法が好ましい。ま
た、上記塗装機2aとして、具体的には、ベル型静電塗
装機(回転霧化型静電塗装機)を挙げることができ、塗
装条件としては、吐出量150〜300cc/min、
コーン径5〜10φ、回転数30000〜40000r
pm、シェーピングエアー圧1.0〜3.0kg/cm
2を例示することができる。また、塗布膜厚としては特
に限定されないが、通常、5〜20μmである。
【0037】なお、塗布される第1ベース塗料の固形分
濃度および粘度は、有機溶剤および/または水を用いて
希釈することによって適宜調整することができる。
【0038】さらに、上記工程(1)によって得られた
第1ベース塗膜と後述の工程(2)で得られる第2ベー
ス塗膜との層間でのなじみや反転を抑制するために、上
記工程(1)の後、続く工程(2)へ進む前に、インタ
ーバルと呼ばれる時間的間隔を開ける操作を行うことが
好ましい。このインターバルによって、上記第1ベース
塗膜に含まれる有機溶剤および/または水を充分に揮発
させることができ、得られる多層塗膜の外観が向上す
る。上記インターバルは、例えば、15秒〜15分間で
ある。また、上記第1ベース塗料の形態が水分散型また
は水溶型である場合は、上記インターバル中に、第1ベ
ース塗膜を形成した被塗装物に対してプレヒートと呼ば
れる加熱操作を行ってもよい。このプレヒートによっ
て、上記第1ベース塗膜に含まれる有機溶剤および/ま
たは水の揮発を、短時間で効率的に行うことができる。
この加熱操作は、第1ベース塗膜を積極的に硬化させる
ものではなく、上記加熱条件としては、例えば、40〜
80℃で2〜10分間である。上記プレヒートは、例え
ば、温風ヒータや赤外線ヒータを用いて行うことができ
る。
【0039】<工程(2)>本発明の自動車車体用高意
匠性多層塗膜形成方法における工程(2)は、ベース塗
装ゾーンの第2ステージにおいて、上記工程(1)によ
って得られた第1ベース塗膜上に、光輝材を含有する第
2ベース塗料によって塗布して第2ベース塗膜を得る工
程である。この第2ベース塗膜によって、得られる多層
塗膜に立体感および透明感を付与することができ、ま
た、第1ベース塗膜で得られた色を微調整することがで
きる。
【0040】上記工程(1)の終了後、被塗装物1は、
続いてベース塗装ゾーン2の第2ステージ2Bへ搬送さ
れ、塗装機2bによって第2ベース塗料が塗布される。
この第2ベース塗料の塗布方法としては、塗着効率の観
点から、静電塗装方法が好ましい。塗装機2bとして、
具体的には、メタリック塗料用ベル型静電塗装機(メタ
リック塗料用回転霧化型静電塗装機)やエアー霧化型静
電塗装機を挙げることができる。上記塗装機2bとして
メタリック塗料用ベル型静電塗装機を利用する場合、塗
装条件としては、例えば、吐出量200〜350cc/
min、コーン径5〜10φ、回転数10000〜20
000rpm、シェーピングエアー圧2.0〜4.0k
g/cm2であり、エアー霧化型静電塗装方法を利用す
る場合、塗装条件としては、例えば、吐出量400〜5
00cc/min、エアー圧3.0〜5.0kg/cm
2である。また、塗布膜厚としては特に限定されない
が、通常、5〜20μmである。
【0041】なお、上記第2ベース塗料の固形分濃度お
よび粘度は、有機溶剤および/または水を用いて希釈す
ることによって適宜調整することができる。
【0042】さらに、上記工程(2)で得られた第2ベ
ース塗膜と後述の工程(3)で得られる上記クリア塗膜
との層間でのなじみや反転を抑制するために、上記工程
(2)の後、続く工程(3)へ進む前に、上記工程
(1)の後と同様に、インターバルと呼ばれる時間的間
隔を開ける操作、および、上記インターバル中に、第2
ベース塗膜を形成した被塗装物に対してプレヒートと呼
ばれる加熱操作を行ってもよい。上記インターバルおよ
びプレヒートは上記工程(1)と同様にして行うことが
できる。
【0043】<工程(3)>本発明の自動車車体用高意
匠性多層塗膜形成方法における工程(3)は、クリア塗
装ゾーン3において、上記工程によって得られた第2ベ
ース塗膜上に、クリア塗料によって塗布してクリア塗膜
を得る工程である。このクリア塗膜は、上記第1ベース
塗膜および第2ベース塗膜の色落ちを防止し、さらに、
得られる多層塗膜に高い透明感と色の深みを与えること
ができる。
【0044】上記工程(2)終了後、被塗装物1は、ク
リア塗装ゾーン3へ搬送され、塗装機3aによってクリ
ア塗料が塗布される。このクリア塗料の塗装方法として
は、塗着効率の観点から、静電塗装方法が好ましい。塗
装機3aとして、具体的には、クリア塗料が溶剤型、水
分散型および水溶型である場合、ベル型静電塗装機(回
転霧化型静電塗装機)を、また、粉体である場合、静電
粉体塗装機を挙げることができる。上記塗装機3aとし
てベル型静電塗装機を利用する場合、塗装条件として
は、例えば、吐出量250〜350cc/min、コー
ン径5〜10φ、回転数20000〜35000rp
m、シェーピングエアー圧1.0〜3.0kg/cm2
である。また、上記塗装機3aとして静電粉体塗装機を
利用する場合、例えば、搬送および加速エアー圧がそれ
ぞれ1.0〜4.0Kgf/cm2であり、さらに塗装
ガンがコロナ帯電型塗装ガンである際には粉体に与える
荷電圧が−50〜−100KVであり、また、摩擦帯電
型塗装ガンである際には粉体の内部発生電流が2.0〜
8.0μAとなるように摩擦帯電処理する。また、クリ
ア塗装ゾーン3内における被塗装物の搬送速度は、例え
ば、2.0〜8.0m/sである。塗布膜厚としては特
に限定されないが、通常、30〜50μmである。
【0045】なお、上記工程(3)において、塗布され
るクリア塗料が溶剤型、水分散型および水溶型である場
合、その固形分濃度および粘度は、有機溶剤および/ま
たは水を用いて希釈することによって適宜調整すること
ができる。
【0046】上記工程(1)、(2)および(3)の
後、例えば、所定温度にて所定時間乾燥または硬化工程
を経ることによって、上記被塗装物表面に高意匠性多層
塗膜を得ることができる。上記所定温度および所定時間
は、上記クリア塗料の種類に応じて適宜設定することが
できる。
【0047】高意匠性多層塗膜 本発明の自動車車体用高意匠性多層塗膜は、先の高意匠
性多層塗膜の形成方法によって得られるものであり、高
い立体感、色の深みおよび透明性を有するものである。
上記自動車車体用高意匠性多層塗膜は、着色成分および
/または光輝材を含有している第1ベース塗膜、光輝材
を含有している第2ベース塗膜およびクリア塗膜からな
るものである。上記第1ベース塗膜、第2ベース塗膜お
よびクリア塗膜は、それぞれ先の自動車車体用高意匠性
多層塗膜形成方法のところで述べた第1ベース塗料、第
2ベース塗料およびクリア塗料によって得られるもので
ある。
【0048】
【実施例】製造例1〜4 第1ベース塗料A〜Bおよび
第2ベース塗料A〜Bの調製 表1の配合に従って、原料を均一になるように分散混合
して、第1ベース塗料A〜Bおよび第2ベース塗料A〜
Bを得た。
【0049】製造例5 被塗装物の調製 リン酸亜鉛処理した300×400×0.8mmのダル
鋼板に、パワートップU−50(日本ペイント社製カチ
オン型電着塗料)を、乾燥膜厚が20μmとなるように
電着塗装し、160℃で30分間焼き付け硬化させた。
次に、得られた電着塗膜上に、オルガ P−2グレー
(日本ペイント社製メラミン硬化型ポリエステル樹脂中
塗り塗料、グレー色)を、乾燥膜厚が30μmとなるよ
うにスプレー塗装し、10分間セッテイングの後、14
0℃で20分間焼き付け硬化させ、被塗装物表面を中塗
り塗膜にした。
【0050】実施例1 製造例5で得られた被塗装物を、コンベアにて搬送し、
ベース塗装ゾーン内において2ステージで均一に中塗り
塗膜を隠蔽できるように搬送速度を設定した。第1ステ
ージにおいて、予め、酢酸エチル:酢酸ブチル:キシレ
ン:ソルベッツ#100(エッソ社製芳香族系溶剤):
セロソルブアセテート=30:10:30:20:10
(重量比)で混合して得られた希釈溶剤を用いて、#3
フォードカップで18秒(20℃)となるように希釈さ
れた製造例1で得られた第1ベース塗料Aを、乾燥膜厚
が9μmとなるように、ベル型塗装機にて塗布し第1ベ
ース塗膜を得た。なお、第1ベース塗料の塗布条件は、
吐出量200cc/min、コーン径7φ、回転数35
000rpm、シェーピングエアー圧1.5kg/cm
2に設定した。
【0051】60秒間のセッティングの後、被塗装物を
第2ステージに搬送し、同様して希釈された製造例3で
得られた第2ベース塗料Aを、乾燥膜厚が9μmとなる
ように、第1ベース塗膜上にメタリック塗料用ベル型塗
装機にて塗布し第2ベース塗膜を得た。なお、第2ベー
ス塗料の塗布条件は、吐出量280cc/min、コー
ン径8φ、回転数15000rpm、シェーピングエア
ー圧3.5kg/cm 2に設定した。
【0052】続いて4分間のセッティングの後、被塗装
物をクリア塗装ゾーンに搬送した。このクリア塗装ゾー
ンにおいて、予め、ソルベッツ#100(エッソ社製芳
香族系溶剤):ソルベッツ#150(エッソ社製芳香族
系溶剤):ジエチレングリコールモノブチルエーテル=
36:55:9(重量比)で混合して得られた希釈溶剤
を用いて、#4フォードカップで20秒(20℃)とな
るように希釈されたMAC−O−380クリア塗料(日
本ペイント社製カルボン酸/エポキシ硬化型溶剤型塗
料)を、乾燥膜厚が35μmとなるように、第2ベース
塗膜上にベル型塗装機にて塗布しクリア塗膜を得た。な
お、クリア塗料の塗布条件は、吐出量280cc/mi
n、コーン径7φ、回転数25000rpm、シェーピ
ングエアー圧1.5kg/cm2に設定した。
【0053】さらに10分間のセッティングの後、14
0℃で20分間焼き付け硬化させて多層塗膜1を得た。
得られた多層塗膜を目視にて観察したところ、立体感お
よび透明感があった。
【0054】実施例2 製造例1の第1ベース塗料Aの代わりに、製造例2で得
られた第1ベース塗料Bとしたこと以外は、実施例1と
同様にして、多層塗膜2を得た。得られた多層塗膜を目
視にて観察したところ、立体感および透明感があった。
【0055】実施例3 製造例3の第2ベース塗料Aの代わりに、製造例4で得
られた第2ベース塗料Bとしたこと、および、第2ステ
ージにおける塗装機をメタリック塗料用回転霧化型塗装
機の代わりにエアー霧化型塗装機として、塗装条件を吐
出量420cc/min、エアー圧3.5kg/cm2
としたこと以外は、実施例1と同様にして、多層塗膜3
を得た。得られた多層塗膜を目視にて観察したところ、
立体感および透明感があった。
【0056】
【表1】
【0057】
【発明の効果】本発明の高意匠性多層塗膜形成方法によ
って得られる多層塗膜は、第2ベース塗料に含む着色成
分の含有量を規定しているので、従来4コート2ベーク
の複雑な工程でしか得ることができなかった立体感およ
び透明感のある多層塗膜を、より簡単な3コート1ベー
ク工程によって得ることができる。
【0058】また、本発明の高意匠性多層塗膜形成方法
はクリア塗料に光輝材を用いないので、ラインでの補修
を容易に行うことができる。さらに、本発明の形成方法
を用いると、光輝材の含まれる塗料の塗装においてクリ
ア塗料用配管を用いないので、形成されるクリア塗膜に
光輝材が混入することがない。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の形成方法による自動車車体用塗装ライ
ンを示す平面図。
【符号の説明】 1・・・被塗装物 2・・・ベース塗装ゾーン 2A・・・第1ステージ 2a・・・第1ステージ用塗装機(ベル型静電塗装装
置) 2B・・・第2ステージ 2b・・・第2ステージ用塗装機(メタリック塗料用ベ
ル型静電塗装装置) 3・・・クリア塗装ゾーン 3a・・・クリア用塗装機(ベル型静電塗装装置)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被塗装物表面に下塗り塗膜および/または
    中塗り塗膜を形成した後、(1)ベース塗装ゾーンの第
    1ステージにおいて、着色成分および/または光輝材を
    含有している第1ベース塗料を塗布して第1ベース塗膜
    を得る工程、(2)ベース塗装ゾーンの第2ステージに
    おいて、前記工程によって得られた第1ベース塗膜上
    に、光輝材を含有する第2ベース塗料を塗布して第2ベ
    ース塗膜を得る工程、(3)クリア塗装ゾーンにおい
    て、前記工程によって得られた第2ベース塗膜上に、ク
    リア塗料を塗布してクリア塗膜を得る工程を含む自動車
    車体用多層塗膜の形成方法であって、前記第2ベース塗
    料の光輝材の含有量が、塗料中の樹脂固形分に対して
    0.01〜1重量%であることを特徴とする自動車車体
    用高意匠性多層塗膜形成方法。
  2. 【請求項2】前記第2ベース塗料の光輝材の含有量が、
    塗料中の樹脂固形分に対して0.01〜0.9重量%で
    ある請求項1に記載の自動車車体用高意匠性多層塗膜形
    成方法。
  3. 【請求項3】前記クリア塗料が、着色成分および光輝材
    を含有しない請求項1または2に記載の自動車車体用高
    意匠性多層塗膜形成方法。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のうちのいずれか1つに
    記載の多層塗膜形成方法によって得られた自動車車体用
    高意匠性多層塗膜。
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