JP2002172360A - 塗膜形成方法 - Google Patents
塗膜形成方法Info
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- JP2002172360A JP2002172360A JP2000369981A JP2000369981A JP2002172360A JP 2002172360 A JP2002172360 A JP 2002172360A JP 2000369981 A JP2000369981 A JP 2000369981A JP 2000369981 A JP2000369981 A JP 2000369981A JP 2002172360 A JP2002172360 A JP 2002172360A
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Abstract
れる有機溶剤の組合せ方を考察する事で、各塗膜層間の
界面でのなじみや反転を制御し、外観の優れた積層塗膜
を形成する方法を提供することにある。 【解決手段】 基材上に、水性ベース塗料とクリアー塗
料とを順次静電塗装機を用いてウエットオンウエットで
形成した後、両方の塗膜を一度に硬化する塗膜形成方法
において、前記水性ベース塗料が、塗装粘度に希釈した
状態で、固形分以外の希釈成分として、水と有機溶剤を
含み、前記有機溶剤の一部として水に対する溶解度が
0.1〜7%である有機溶剤を塗料全量に対し0.4〜
5.0重量%で含有し、かつ水に溶解しない有機溶剤を
塗料全量に対し0.05〜2.5重量%の量で含有する
ことを特徴とする塗膜形成方法。
Description
材に、水性ベース塗料を、静電塗装機を用いて塗膜形成
する方法およびその方法により得られた積層塗膜に関す
るものである。
により形成されている。例えば、有機溶剤を希釈媒体に
して塗装粘度に希釈、粘度調整される溶剤型塗料、水を
希釈媒体として用いる水性塗料、あるいは希釈媒体を用
いない無溶剤型塗料や粉体塗料等が用いられている。
含めた溶液型塗料は、様々な環境下で、外観の良好な塗
膜を形成できるように、塗装機や塗装環境に適合する特
定の粘度に調整されるだけでなく、様々な希釈媒体の組
合せによって、例えば、水性塗料であっても少量の有機
溶剤が配合されて、ワキやタレ等の外観不良が発生しな
いように、いわゆる塗装作業性を踏まえた希釈媒体の組
合せが検討され、用いられている。
では、溶剤型塗料における希釈媒体(いわゆるシンナ
ー)の使い方を開示したものではあるけれども、沸点が
150℃以上の溶剤を、垂直部用シンナーと水平部用シ
ンナーとで使い分ける方法を提案している。しかしこれ
は、希釈塗料を二種調整することを意味し現実的ではな
かった。
用いて、ウエットオンウエットで積層塗膜を形成する場
合、溶剤型ベース塗料のシンナー蒸発速度を調整するこ
とにより、艶引け、ワキ、反転、タレ等の不具合が生じ
ないように調整されている。しかしながら、有機溶剤を
多量に含む溶剤型塗料は、環境への影響が懸念され、水
性塗料への転換が進んでいる。水性ベース塗料の場合、
蒸発速度の低い水を希釈媒体として用いて積層塗膜を形
成するため、クリヤー塗料を塗布する前に、プレヒート
やエアーブロー等で水を揮散させることが多い。しかし
この場合、塗膜の表層のみが乾いた状態になり易く、ク
リヤー塗料を塗布した後に焼付けたときに、内在した水
が突沸し、ワキ等の外観不良が起こりやすかった。
上に、水性ベース塗膜及びクリヤー塗膜を、静電塗装機
を用いてウエットオンウエットで形成する塗膜形成方法
において、水性ベース塗料の希釈媒体の一部として含ま
れる有機溶剤の組合せ方を考察する事で、各塗膜層間の
界面でのなじみや反転を制御し、外観の優れた積層塗膜
を形成する方法を提供することにある。
性ベース塗料とクリアー塗料とを順次静電塗装機を用い
てウエットオンウエットで形成した後、両方の塗膜を一
度に硬化する塗膜形成方法において、前記水性ベース塗
料が、塗装粘度に希釈した状態で、固形分以外の希釈成
分として、水と有機溶剤を含み、前記有機溶剤の一部と
して水に対する溶解度が0.1〜7%である有機溶剤を
塗料全量に対し0.4〜5.0重量%で含有し、かつ水
に溶解しない有機溶剤を塗料全量に対し0.05〜2.
5重量%の量で含有することを特徴とする塗膜形成方法
を提供するものである。
0.1〜7%である有機溶剤が、沸点160〜280℃
の有機溶剤であり、且つ、上記水に溶解しない有機溶剤
が、沸点145〜200℃の炭化水素系有機溶剤である
ことを特徴とする塗膜形成方法を提供するものである。
を提供するものである。また更に、本発明は、上記方法
に用いられる水性ベース塗料を提供するものである。以
下、本発明についてさらに詳細に説明する。
には水性ベース塗料が用いられ、この水性ベース塗料に
は、希釈成分である水及び有機溶剤と、固形分である塗
膜形成性樹脂、硬化剤、有機系や無機系の各種着色顔
料、体質顔料及び必要により光輝性顔料等とを含有する
ことができる。
水性ベース塗料は、塗装粘度に希釈した状態で、水に対
する溶解度が0.1〜7%である有機溶剤を0.5〜5
重量%含有し、且つ、水に溶解しない有機溶剤を0.0
5〜2.5重量%含有する。上記範囲外では、ワキ限界
が低下し、形成した塗膜のフリップフロップ性が低下す
る。好ましくは、水に対する溶解度が0.1〜7%であ
る有機溶剤を0.8〜4重量%含有し、且つ、水に溶解
しない有機溶剤を0.1〜2重量%含有する。より好ま
しくは、水に対する溶解度が0.1〜7%である有機溶
剤を1〜3.5重量%含有し、且つ、水に溶解しない有
機溶剤を0.5〜1.8重量%含有する。尚、水に対す
る溶解度は、20℃の条件下で水に対して有機溶剤を混
合した場合に均一に混ざる有機溶剤の重量をパーセント
表示したものである。
る有機溶剤としては、ブタノール(沸点118℃、溶解
度6.4)、酢酸イソブチル(沸点118℃、溶解度
0.7%)、酢酸ブチル(沸点126℃、溶解度2.3
%)、酢酸イソアミル(沸点143℃、溶解度1.2
%)、エチレングリコールモノヘキシルエーテル(通称
「ヘキシルセロソルブ」、沸点208℃、溶解度0.9
9%)、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル
(沸点259℃、溶解度1.70%)、エチレングリコ
ール2エチルヘキシルエーテル(沸点229℃、溶解度
0.20%)、ジエチレングリコール2エチルヘキシル
エーテル(沸点272℃、溶解度0.30%)、エチレ
ングリコールブチルプロピレン(沸点170℃、溶解度
6.40%)、ジエチレングリコールブチルプロピレン
(沸点212℃、溶解度4.80%)、プロピレングリ
コールブチルエーテル(沸点170℃、溶解度6%)、
ジプロピレングリコールブチルエーテル(沸点229
℃、溶解度5%)、エチレングリコールモノブチルエー
テルアセテート(通称「ブチセルアセテート」、沸点1
91℃、溶解度1.1%)、ジエチレングリコールモノ
ブチルエーテルアセテート(通称「酢酸ブチルカルビト
ール」、沸点246℃、溶解度6.5%)、メチルメト
キシブチルアセテート(通称「ソルフィットアセテー
ト」、沸点188℃、溶解度6.8%)、エチルエトキ
シプロピオネート(通称「EEP」、沸点169℃、溶
解度1.6%)、ニトロプロパン(沸点122−199
℃、溶解度1.7%)、メチルイソブチルケトン(沸点
115℃、溶解度2.0%)、メチルアミルケトン(通
称「MAK」、沸点153℃、溶解度0.46%)、オ
キソヘキシルアセテート(通称「OHA」、沸点170
℃、溶解度0.27)等が挙げられる。
%である有機溶剤の内でも更に好ましくは、沸点160
〜280℃の有機溶剤であり、特に好ましくは、上記水
に対する溶解度が0.3〜3%である有機溶剤である。
例えば、エチレングリコールモノヘキシルエーテル(通
称「ヘキシルセロソルブ」、沸点208℃、溶解度0.
99%)、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル
(沸点259℃、溶解度1.70%)、エチレングリコ
ール2エチルヘキシルエーテル(沸点229℃、溶解度
0.20%)、ジエチレングリコール2エチルヘキシル
エーテル(沸点272℃、溶解度0.30%)、エチレ
ングリコールモノブチルエーテルアセテート(通称「ブ
チセルアセテート」、沸点191℃、溶解度1.1
%)、エチルエトキシプロピオネート(通称「EE
P」、沸点169℃、溶解度1.6%)、ニトロプロパ
ン(沸点122−199℃、溶解度1.7%)等が挙げ
られる。上記水に溶解しない有機溶剤としては、nヘキ
サン(沸点67℃)、ヘプタン(沸点98℃)、シクロ
ヘキサン(沸点81℃)、ミネラルスピリット(沸点1
40−180℃)、スワゾール310(エクソン社製、
沸点153−177℃、商品名)、シェルゾール70
(昭和シェル社製、沸点143−164℃、商品名)、
シェルゾール71(昭和シェル社製、沸点165−19
2℃、商品名)、シェルゾールD40(昭和シェル社
製、沸点151−188℃、商品名)、シェルゾールA
(昭和シェル社製、沸点160−182℃、商品名)、
トルエン(沸点110℃)、キシレン(沸点144
℃)、S−100(エッソ社製有機溶剤、沸点158−
177℃、商品名)、S−150(エッソ社製有機溶
剤、沸点185−211℃、商品名)等の炭化水素系有
機溶剤等が挙げられる。尚、本発明において水に溶解し
ないということは、20℃の条件下で、水に有機溶剤を
混合した場合に、均一に混ざる有機溶剤の重量が0.1
%未満であるということを意味する。
も、沸点145〜200℃の炭化水素系有機溶剤である
ことが更に好ましく、例えば、スワゾール310(エク
ソン者社製、沸点153−177℃、商品名)、シェル
ゾール70(昭和シェル社製、沸点143−164℃、
商品名)、シェルゾール71(昭和シェル社製、沸点1
65−192℃、商品名)、シェルゾールD40(昭和
シェル社製、沸点151−188℃、商品名)、シェル
ゾールA(昭和シェル社製、沸点160−182℃、商
品名)、S−100(エッソ社製有機溶剤、沸点158
−177℃、商品名)、S−150(エッソ社製有機溶
剤、沸点185−211℃、商品名)等の炭化水素系有
機溶剤等が挙げられる。
である有機溶剤と、上記水に溶解しない有機溶剤との混
合比が、1/2〜8/1の範囲で用いることが好まし
い。上記範囲に希釈媒体中の有機溶剤量を調整すること
で、フリップフロップ性とワキ性及び外観とに優れた塗
膜を得ることができる。特に好ましくは、1/1〜4/
1の混合比である。
としてその他に用いることができる有機溶剤は、特に限
定されるものではなく、例えば、酢酸エチル(沸点77
℃、溶解度7.9%)、エチレングリコールモノメチル
エーテルアセテート(通称「メチセロ」、沸点145
℃、溶解度∞)、エチレングリコールモノエチルエーテ
ルアセテート(通称「セロアセ」、沸点156℃、溶解
度22.9%)、プロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテート(通称「PMAC」、沸点144℃、溶
解度20.5%)、ジエチレングリコールモノエチルエ
ーテルアセテート(通称「酢酸カルビトール」、沸点2
17℃、溶解度∞)等のエステル系有機溶剤が挙げられ
る。
レングリコールメチルエーテル(通称「メトキシプロパ
ノール」、沸点119℃、溶解度∞)、プロピレングリ
コールエチルエーテル(通称「エトキシプロパノー
ル」、沸点130℃、溶解度∞)、エチレングリコール
モノエチルエーテル(通称「エチセロ」、沸点136
℃、溶解度∞)、メチルメトキシブタノール(通称「ソ
ルフィット」、沸点174℃、溶解度∞)、エチレング
リコールモノブチルエーテル(通称「ブチセロ」、沸点
171℃、溶解度∞)、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル(通称「エチルカルビトール」、沸点196
℃、溶解度∞)、ジエチレングリコールモノブチルエー
テル(通称「ブチルカルビトール」、「BDG(日本乳
化剤社製、商品名)」、沸点230℃、溶解度∞)等の
エーテル系有機溶剤が挙げられる。
∞)エタノール(沸点78℃、溶解度∞)、プロパノー
ル(沸点97℃、溶解度∞)等のアルコール系有機溶
剤、アセトン(沸点56℃、溶解度∞)、メチルエチル
ケトン(沸点80℃、溶解度22.6%)等のケトン系
有機溶剤等が挙げられる。
釈媒体として含有される有機溶剤の総量としては、0.
1〜15重量%程度であるが、上記水性ベース塗料の揮
発分の総重量は50〜85重量%である。上記範囲外で
は、塗装作業性及び色戻り性が低下する。好ましくは、
有機溶剤の総量は0.1〜13重量%、揮発分の総重量
は55〜80重量%である。
塗料に含有される塗膜形成性樹脂としては、数平均分子
量が5000〜30000であることが好ましく、更に
好ましくは7000〜25000である。5000より
小さいと作業性および硬化性が十分でなく、30000
を越えると塗装時の不揮発分が低くなりすぎ、かえって
作業性が悪くなる。なお、本明細書では、分子量はスチ
レンポリマーを標準とするGPC法により決定される。
0の水酸基価を有することが好ましく、好ましくは30
〜160である。上限を越えると塗膜の耐水性が低下
し、下限を下回ると塗膜の硬化性が低下する。また、1
0〜80mgKOH/gの酸価を有することが好まし
く、更に好ましくは15〜70mgKOH/gである。
上限を越えると塗膜の耐水性が低下し、下限を下回ると
塗膜の硬化性が低下する。
脂、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリエーテル樹
脂、ポリオレフィン樹脂、ウレタン樹脂等の塗膜形成性
樹脂を好ましいものとして挙げることができ、1種また
は2種以上を併用して用いることができる。アクリル樹
脂、ポリエステル樹脂を用いることが耐候性、耐水性等
の塗膜性能面から好ましい。
クイソシアネート樹脂、エポキシ化合物、アジリジン化
合物、カルボジイミド化合物、オキサゾリン化合物等が
好ましいものとして挙げられる。得られた塗膜の諸性
能、コストの点からアミノ樹脂および/またはブロック
イソシアネート樹脂が一般的に用いられる。上記硬化剤
の含有量は上記塗膜形成性樹脂の固形分に対して20〜
100重量%である。含有量が20重量%を下回ると硬
化性が不十分となり、100%重量%を上回ると硬化膜
が堅くなりすぎ脆くなる。
ゾキレート系顔料、不溶性アゾ系顔料、縮合アゾ系顔
料、ジケトピロロピロール系顔料、ベンズイミダゾロン
系顔料、フタロシアニン系顔料、インジゴ顔料、ペリノ
ン系顔料、ペリレン系顔料、ジオキサン系顔料、キナク
リドン系顔料、イソインドリノン系顔料、金属錯体顔料
等が挙げられ、無機系では黄鉛、黄色酸化鉄、ベンガ
ラ、カーボンブラック、二酸化チタン等があげられる。
また、体質顔料としては、炭酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、クレー、タルク等が用いられる。更に、光輝性顔料
を添加しても良い。
されず、更に着色されていても良いが、例えば、平均粒
径(D50)が2〜50μmであり、且つ厚さが0.1〜
5μmであるものが好ましい。また、平均粒径が10〜
35μmの範囲のものが光輝感に優れ、更に好適に用い
られる。
C)は、一般的に20.0%以下である。上限を越える
と塗膜外観が低下する。好ましくは、0.01%〜1
8.0%であり、より好ましくは、0.1%〜15.0
%である。光輝剤の含有量が20.0重量%を超える
と、塗膜外観が低下する。
銅、亜鉛、鉄、ニッケル、スズ、酸化アルミニウム等の
金属または合金等の無着色あるいは着色された金属製光
輝剤及びその混合物が挙げられる。更に、干渉マイカ顔
料、ホワイトマイカ顔料、グラファイト顔料その他の着
色、有色偏平顔料等を併用しても良い。
を含めた塗料中の全顔料濃度(PWC)としては、0.
1〜50%であり、好ましくは、0.5%〜40%であ
り、より好ましくは、1.0%〜30%である。上限を
越えると塗膜外観が低下する。
塗膜とのなじみ防止、塗装作業性を確保するために、粘
性制御剤を添加することができる。粘性制御剤として
は、一般にチクソトロピー性を示すものを使用でき、例
えば、脂肪酸アマイドの膨潤分散体、アマイド系脂肪
酸、長鎖ポリアミノアマイドの燐酸塩等のポリアマイド
系のもの、酸化ポリエチレンのコロイド状膨潤分散体等
のポリエチレン系等のもの、有機酸スメクタイト粘土、
モンモリロナイト等の有機ベントナイト系のもの、ケイ
酸アルミ、硫酸バリウム等の無機顔料、顔料の形状によ
り粘性が発現する偏平顔料、架橋あるいは非架橋の樹脂
粒子等を粘性制御剤として挙げることができる。
は、上記成分の他に塗料に通常添加される添加剤、例え
ば、表面調整剤、酸化防止剤、消泡剤等を配合してもよ
い。これらの配合量は当業者の公知の範囲である。
は、後述するものを含めて、特に限定されず、顔料等の
配合物をニーダーまたはロール等を用いて混練、分散す
る等の当業者に周知の全ての方法を用い得る。
る。このクリヤー塗料は、特に限定されず、塗膜形成性
熱硬化性樹脂および硬化剤等を含有するものを利用でき
る。このクリヤー塗料の形態としては、溶剤型、水性型
および粉体型のものが挙げられる。
ては、透明性あるいは耐酸エッチング性等の点から、ア
クリル樹脂および/またはポリエステル樹脂とアミノ樹
脂との組合わせ、あるいはカルボン酸・エポキシ硬化系
を有するアクリル樹脂および/またはポリエステル樹脂
等が挙げられる。
は、上記溶剤型クリヤー塗料の例として挙げたものに含
有される塗膜形成性樹脂を、塩基で中和して水性化した
樹脂を含有するものが挙げることができる。この中和は
重合の前又は後に、ジメチルエタノールアミンおよびト
リエチルアミンのような3級アミンを添加することによ
り行うことができる。
塑性および熱硬化性粉体塗料のような通常の粉体塗料を
用い得ることができる。良好な物性の塗膜が得られるた
め、熱硬化性粉体塗料が好ましい。熱硬化性粉体塗料の
具体的なものとしては、エポキシ系、アクリル系および
ポリエステル系の粉体クリヤー塗料等が挙げられるが、
耐候性が良好なアクリル系粉体クリヤー塗料が特に好ま
しい。
て、硬化時の揮散物が無く、良好な外観が得られ、そし
て黄変が少ないことから、エポキシ含有アクリル樹脂/
多価カルボン酸の系の粉体塗料が特に好ましい。
り塗料同様に、塗装作業性を確保するために、粘性制御
剤を添加されていることが好ましい。粘性制御剤は、一
般にチクソトロピー性を示すものを使用できる。このよ
うなものとして、例えば、上述の中塗り塗料についての
記載で挙げたものを使用することができる。また必要に
より、硬化触媒、表面調整剤等を含むことができる。
ラスチック、発泡体等、特に金属表面、および鋳造物に
有利に用い得るが、カチオン電着塗装可能な金属製品に
対し、特に好適に使用できる。
アルミニウム、スズ、亜鉛等およびこれらの金属を含む
合金が挙げられる。具体的には、乗用車、トラック、オ
ートバイ、バス等の自動車車体および部品が挙げられ
る。これらの金属は予めリン酸塩、クロム酸塩等で化成
処理されたものが特に好ましい。
用いられる基材には、化成処理された鋼板上に電着塗膜
及び中塗り塗膜が形成されていても良い。電着塗膜を形
成する電着塗料としては、カチオン型及びアニオン型を
使用できるが、カチオン型電着塗料組成物が防食性にお
いて優れた積層塗膜を与えるため好ましい。
は、カーボンブラックと二酸化チタンとを主要顔料とし
たグレー系のメラミン硬化系あるいはイソシアネート硬
化系のものが用いられる。更に、上塗りとの色相を合わ
せたものや各種の着色顔料を組み合わせたものを用いる
こともできる。
及びクリヤー塗膜を、静電塗装機を用いてウエットオン
ウエットで形成する。
装する場合は、作業性及び外観を高めるために静電塗装
機を用いる。この静電塗装機の例としては、例えば「リ
アクトガン」等と言われるエアー静電スプレー塗装、或
いは、通称「μμ(マイクロマイクロ)ベル」、「μ
(マイクロ)ベル」あるいは「メタベル」等と言われる
回転霧化式の静電塗装機が挙げられる。好ましくは2〜
3ステージ塗装が挙げられ、エアー静電スプレー塗装
と、回転霧化式の静電塗装機等とを組み合わせた塗装方
法等により塗膜を形成することもできる。
状態とは、上述した静電塗装機の霧化方式、あるいは温
度、湿度等の塗装環境等の要因を踏まえた経験的に求め
られた塗装粘度に、希釈媒体である水あるいは有機溶剤
を用いて希釈され、粘度調整された状態を示すものであ
る。一般に、温度が15℃〜40℃、湿度が10〜98
%の範囲での塗装粘度は、20〜90秒(/20℃・N
o.4フォードカップ)であることが好ましい。この範
囲外ではタレ、ワキ等の外観上の不具合が発生し易い。
更に好ましくは25〜80秒(/20℃・No.4フォ
ードカップ)である。
燥塗膜の膜厚は所望の用途により変化するが、その塗膜
の乾燥膜厚は5〜35μmに設定することができ、好ま
しくは7〜25μmである。ベース塗膜の膜厚が35μ
mを超えると、鮮映性が低下したり、塗膜にムラ、ワキ
または流れが生じることがあり、5μm未満であると、
下地隠蔽性が不充分となり、膜切れ(塗膜が不連続な状
態)が生じることがあるため、いずれも好ましくない。
水性ベース塗膜の上に、クリヤー塗料をウエットオンウ
エットで塗布し、クリヤー塗膜を形成する。
ス塗膜を形成した後に塗装されるクリヤー塗膜は、上記
ベース塗膜に起因する凹凸、光輝性顔料が含まれる場合
に起こるチカチカ等を平滑にし、保護するために形成さ
れる。塗装方法として具体的には、先に述べたμμベ
ル、μベル等の回転霧化式の静電塗装機により塗膜形成
することが好ましい。
ー塗膜の乾燥膜厚は、一般に10〜80μm程度が好ま
しく、より好ましくは20〜60μm程度である。上限
を越えると、塗装時にワキあるいはタレ等の不具合が起
こることもあり、下限を下回ると、下地の凹凸が隠蔽で
きない。
は、同時に硬化させる、いわゆる2コート1ベークによ
って塗膜形成を行うが、水性ベース塗装後に40〜10
0℃で1〜10分間水分を揮散させる工程を入れること
が好ましい。
〜180℃、好ましくは120〜160℃に設定するこ
とで高い架橋度の硬化塗膜が得られる。上限を越える
と、塗膜が固く脆くなり、下限未満では硬化が充分でな
い。硬化時間は硬化温度により変化するが、120℃〜
160℃で10〜30分が適当である。
くの場合30〜300μmであり、好ましくは50〜2
50μmである。上限を越えると、冷熱サイクル等の膜
物性が低下し、下限を下回ると膜自体の強度が低下す
る。
に説明するが、本発明は以下の実施例により限定される
ものではない。尚、以下に於いて「部」とあるのは「重
量部」を意味する。
却管を備えた2Lの反応容器にプロピレングリコールエ
チルエーテル450部を仕込んで、温度を107℃とし
た。次に、アクリルアミド100部をプロピレングリコ
ールメチルエーテル200部に溶かし、これにスチレン
50部、2−エチルヘキシルメタクリレート200部、
n−ブチルアクリレート313部、メタクリル酸77
部、プラクセルFM−1(ダイセル社製水酸基含有重合
性単量体)260部およびt−ブチルパーオキシ−2−
ヘキサノエート8部を混合することによりモノマー溶液
を別途調製した。このモノマー溶液を反応容器に撹拌
下、3時間かけて滴下した後、30分間撹拌を継続し、
更にt−ブチルパーオキシ−2−ヘキサノエート5部と
プロピレングリコールメチルエーテル50部との混合液
を15分間で滴下した後、1時間攪拌を継続し、樹脂固
形分が59%、数平均分子量13000、水酸基価60
および酸価50mgKOH/gのアクリル樹脂を得た。
が75%になるまで脱溶剤し、ジメチルエタノールアミ
ン23.4部、イオン交換水925部を加えて、樹脂固
形分が22%の水溶性アクリル樹脂を得た。
ルミニウム顔料ペースト「アルミペースト MH−88
01」(旭化成社製)19部を加えて均一分散し、更
に、メラミン樹脂「サイメル202」(三井サイテック
社製)50部を加えて均一分散することによりメタリッ
クベース塗料を得た。
スパーで攪拌しながら、エチレングリコールモノヘキシ
ルエーテル(通称「ヘキシルセロソルブ」、沸点208
℃、溶解度0.99%)、シェルゾール71(昭和シェ
ル社製、沸点165−192℃、商品名)を徐々に添加
した後、更に、イオン交換水を希釈媒体として用いて6
0秒(No.4フォードカップを使用し、20℃で測
定)に希釈した。
分24%(揮発分76%)、エチレングリコールモノヘ
キシルエーテル含有量が2%及びシェルゾール71含有
量が1.5%、希釈水性ベース塗料内の総有機溶剤含有
量は11.0重量%の均一な水性ベース塗料であった。
酸亜鉛処理した後、カチオン電着塗料「パワートップV
−6」(日本ペイント社製)及び中塗り塗料「オルガP
−2グレー」(日本ペイント社製)を塗布された基材
に、先の予め希釈された水性ベース塗料を、乾燥膜厚1
5μmとなるように外部印可型の「メタベル」を用い、
印可電圧−60kV、回転数25000rpm、シェー
ビングエアー圧3.5kg/cm2、吐出量120cc
/分で2ステージ塗装した。2回の塗布の間に、1.5
分間のインターバルを行った。2回目の塗布後、3分間
セッティングを行った後、80℃で3分間プレヒートを
行った。
半面に、「スーパーラック O−150クリヤー」(日
本ペイント社製アクリルメラミン硬化型溶剤クリヤー塗
料)を、乾燥膜厚35μmとなるように「マイクロマイ
クロベル」を用いて、印可電圧−90kV、回転数30
000rpm、シェービングエアー圧1.5kg/cm
2、吐出量280cc/分で、1ステージ塗装し、7分
間セッティングした。次いで、得られた塗装板を乾燥機
で140℃で20分間焼き付けを行った。外観(肌感)
及び艶感に優れた塗装板が得られた。
3」(ミノルタ社製変角色彩色差計)により、測定角度
が25度及び75度でL値を測定した後、FF値(25
度のL値/75度のL値)を算出し、フリップフロップ
性の評価とした。
に、手吹きスプレーガンにより前補正を加え、ベース膜
厚が13〜30μmの膜厚勾配ができるように塗装した
後、均一にクリヤー塗膜を形成した以外は、フリップフ
ロップ性評価板と同様に塗膜形成したワキ限界評価板を
作成した。ワキが発生していない最大限界膜厚を測定
し、ワキ限界とした。以上の結果を表1に示した。
塗料を調製し、実施例1と同様に、水性ベース塗料及び
クリヤー塗料を組み合わせ、積層塗膜を作製し、評価し
た。
した他は同様に、水性ベース塗料及びクリヤー塗料を組
み合わせ、積層塗膜を作製し、評価した。比較例2は、
エチレングリコールモノヘキシルエーテルのみを2.0
%添加したベース塗料を用いた他は実施例1と同様に、
積層塗膜を作製し、評価した。以上の実施例及び比較例
について評価結果を表1に示した。
クリヤー塗膜を、順次ウエットオンウエットで形成して
も、ワキ限界が高く、フリップフロップ性の高い、艶感
に優れた積層塗膜を得ることができた。
ス塗膜に含有される塗膜形成性樹脂が有する官能基と少
量の特定有機溶剤とが相互作用することにより、塗装作
業性が向上し、優れたフリップフロップが発現されたと
考えられる。これにより、水性ベース塗膜及びクリヤー
塗膜を順次塗装した場合でも、意匠性に優れた積層塗膜
を工業的に提供することができるようになった。
Claims (4)
- 【請求項1】 基材上に、水性ベース塗料とクリアー塗
料とを順次静電塗装機を用いてウエットオンウエットで
形成した後、両方の塗膜を一度に硬化する塗膜形成方法
において、前記水性ベース塗料が、塗装粘度に希釈した
状態で、固形分以外の希釈成分として、水と有機溶剤を
含み、前記有機溶剤の一部として水に対する溶解度が
0.1〜7%である有機溶剤を塗料全量に対し0.4〜
5.0重量%で含有し、かつ水に溶解しない有機溶剤を
塗料全量に対し0.05〜2.5重量%の量で含有する
ことを特徴とする塗膜形成方法。 - 【請求項2】 前記水に対する溶解度が0.1〜7%で
ある有機溶剤が、沸点160〜280℃の有機溶剤であ
り、且つ、前記水に溶解しない有機溶剤が、沸点145
〜200℃の炭化水素系有機溶剤であることを特徴とす
る請求項1記載の塗膜形成方法。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の方法により形成
された積層塗膜。 - 【請求項4】 請求項1または2記載の方法に用いられ
る水性ベース塗料。
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