JP2008542130A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 膨張可能なクッション用のフィルムであって、
   第１長手端縁と第２長手端縁を有する第１膜層、
   第１長手端縁と第２長手端縁を有し、前記第１膜層と実質的に同一に広がるように並べ
   られた第２膜層、
   前記第１膜層および前記第２膜層を横切って横断方向に延びて、隣接する膨張可能なクッションの分離を容易にする一連の脆弱なライン、および
   前記第１膜層および前記第２膜層の前記第１端縁近傍から前記第１膜層および前記第２膜層の前記第２端縁に向かって延びる一連の横断シール、隣接する一対の横断シールを含んで形成される境界でシールされたチャンバを含み、前記チャンバはそれぞれ互いに横断方向に配置される複数の多角形状のチャンバ部分に分割され、隣接する前記チャンバ部分はそれらの間で流体連通する流体通路により互いに接続され、前記流体通路は前記チャンバ部分よりも狭いことを特徴とするフィルム。
2. 前記横断シールはそれぞれジグザグ・パターンを有することを特徴とする請求項１に記載のフィルム。
3. 前記多角形状のチャンバ部分は、少なくとも略六角形状のチャンバ部分を含むことを特徴とする請求項１に記載のフィルム。
4. 前記多角形状のチャンバ部分は、少なくとも略八角形状のチャンバ部分を含むことを特徴とする請求項１に記載のフィルム。
5. 前記脆弱なラインは前記横断シールの少なくとも一つの内の前記フィルムを横切って延びることを特徴とする請求項１に記載のフィルム。
6. 前記多角形状の第１辺は前記複数の横断シールの一つにより形成され、前記多角形状の第２辺は前記チャンバ内に形成される一連の長手方向シール片の一つにより形成されることを特徴とする請求項１に記載のフィルム。
7. 前記一連の横断シールの各々はそれらの長さによって可変な幅を有し、前記複数の多角形状のチャンバ部分は少なくとも六つの辺を有し、前記横断方向の脆弱なラインは実質的に直線であり、前記横断シールの長手方向の境界内に完全に延びることを特徴とする請求項１に記載のフィルム。
8. 前記一連の横断シールの隣り合うシールは、それらの間で区画される前記チャンバの内側に複数の交互にとがった山と谷とを形成するジグザグ・パターンを有し、前記横断シールの前記山の各々から前記チャンバの中央線に向かって一連の長手方向シール片が延びることを特徴とする請求項１に記載のフィルム。
9. 前記一連の長手方向シール片は、前記隣接する横断シールから互いに向かって延びる複数対の対応シール片を形成し、前記多角形状のチャンバ部分は前記複数対の対応シール片により分離され、前記複数対の対応シール片は、それらの間に流体通路を形成するために互いに距離をあけて配置される端部を含むことを特徴とする請求項８のフィルム。
10. 流体通路を提供するために前記隣接する一対の横断シールの少なくとも一つから距離をあけて配置され、前記チャンバの前記隣接する一対の横断シールの間に配置された少なくとも一つのシール片をさらに含むことを特徴とする請求項１に記載のフィルム。
11. 前記シール片は、前記隣接する一対の横断シールからずれて対向する端部を有し、対向する各端部の周りに流体通路を提供することを特徴とする請求項１０に記載のフィルム。
12. 前記シール片は、略長手方向に配置されることを特徴とする請求項１０に記載のフィルム。
13. 長手方向に膨張ノズルを差し込まれる開放端を有する長手方向チャネルをさらに含み、流体連通において前記ノズルからの流体を前記チャンバに入れることにより前記チャンバを膨らませることを特徴とする請求項１に記載のフィルム。
14. 前記第１膜層および前記第２膜層を結合し、前記第１膜層および前記第２膜層の前記第１長手端縁から横断方向に距離をあけて隣接して延びる長手方向シールと、前記長手方向シールと互いに結合されていない前記第１長手端縁との間に延びて前記第１膜層及び前記第２膜層の端部により形成されるスカートとを含むことを特徴とする請求項１に記載のフィルム。