JP2008541872A5

JP2008541872A5 -

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Publication number: JP2008541872A5
Application number: JP2008513676A
Authority: JP
Filing date: 2006-05-23
Publication date: 2009-07-09
Anticipated expiration: 2026-05-23

Claims

体腔の小孔に人工器官を配置するための装置であって、
基端と、体腔に導入するための大きさの末端と、基端と末端との間を伸び、それによって長軸を形成する第１及び第２のルーメンとを構成する伸長部と、
前記伸長部の末端上で、前記第１のルーメンと連通する内部を有する第１膨張可能部と、
前記伸長部の末端上で、前記第２のルーメンと連通する内部を有する第２膨張可能部と、
前記第１膨張可能部を囲む第１の部位と、前記第２膨張可能部を囲む第２の部位とを有する人工器官とを備え、
前記第２膨張可能部は、前記第１の部位が収縮状態のままで前記第２の部位を拡張状態にまで膨張させるために、前記第１膨張可能部と独立に膨張可能であり、前記第１膨張可能部は、前記第１の部位を拡張状態での第２の部位より小さい拡張状態にまで膨張させるために、膨張可能である装置。
さらに、前記第２膨張可能部が膨張している間、前記第１の部位を収縮した状態で維持するための拘束部を有する請求項１に記載の装置。
前記拘束部は、
前記第１の部位の上に横たわり、前記第１の部位を覆う第１の位置と前記第１の部位を覆わない第２の位置との間を移動可能な管状部を有する請求項２に記載の装置。
前記管状部は、前記第２の部位を覆う第３の位置と、前記第１の位置との間で移動可能である請求項３に記載の装置。
前記第２膨張可能部は、膨張した時、前記第１膨張可能部の近傍に配置される横表面を有し、
前記第２の部位は、前記第２の膨張可能部が膨張させられた場合、前記横表面によって横方向に変形され、それによって、前記第２の部位がその拡張した状態に膨張した場合、前記第２の部位が長軸に対して横方向に伸びる請求項１に記載の装置。
前記横表面は、前記第２の膨張可能部が膨張した場合、概略凹面形状を有する請求項５に記載の装置。
前記第１膨張可能部材が膨張する場合、前記第１膨張可能部は、前記横表面の凹面形状の中で、少なくとも部分的にぴったり組み合わさる先細りの部位を有する請求項６に記載の装置。
前記第２の部位は、前記第２膨張可能部が膨脹して前記第１及び第２の部位で鋭角が形成される場合に、少なくとも部分的に前記横表面に接触する請求項６に記載の装置。
前記第１の部位は第１の長さを有し、前記第２の部位は第２の長さを有し、前記第２の長さは、前記第１の長さより短い請求項１に記載の装置。
前記第１膨張可能部は少なくとも前記第１の長さと同じ長さを有する請求項９の装置。
前記第２の膨張可能部が、前記伸長部末端の前記第１の膨張可能部に対して基端側に配置される請求項１に記載の装置。
前記第２膨張可能部は、前記第１膨張可能部の極く近傍に配置され、それによって、前記第１及び第２膨張可能部が膨張させられた場合、前記第１及び第２膨張可能部の近傍表面が互いに接触する請求項１に記載の装置。
前記第２膨張可能部は、少なくとも部分的に前記第１膨張可能部に重なり、それによって、前記第２膨張可能部がその拡張状態にまで膨張する場合、前記第１及び第２膨張可能部の間にすき間が形状されることを防止する請求項１に記載の装置。
前記第２膨張可能部の一部が前記第１膨張可能部に取り付けられる請求項１３に記載の装置。
前記第２膨張可能部の末端は、前記第１膨張可能部の末端上に伸びており、該第１膨張可能部の末端に取り付けられる請求項１４に記載の装置。
前記伸長部は、前記基端のポートと、前記第１及び第２のルーメンの少なくとも１つを前記ポートに選択的に接続するバルブとを含む請求項１に記載の装置。
前記バルブは、前記第１及び第２のルーメンの両方が前記ポートに接続される位置に移動可能であり、それによって、前記第１及び第２の拡張可能部は、実質的に同時に膨張させられ又は収縮させられる請求項１６に記載の装置。
体腔の小孔に人工器官を配置するための装置であって、
基端と、体腔に導入するための大きさの末端と、基端と末端との間を伸びる長軸とを有する伸長部と、
前記伸長部の末端上で前記第１のルーメンと内部的に連通し、前記伸長部の基端から膨張可能であり、自身の上で管状の人工器官の第１の部位を受け入れるための長さを有する第１膨張可能部と、
前記第１膨張可能部の近傍の伸長部の末端にあり、一部が前記第１膨張可能部に取り付けられ、前記第１の部位が収縮状態である間、拡張状態に前記第２の部位を膨張させるために、伸長部の基端から前記第１膨張可能部と独立に膨張可能であり、その結果、拡張状態において、前記人工器官の第２の部位をフレア状態に膨張させるために、前記第１膨張可能部の近傍に横表面を形成し、小孔内での人工器官の位置付けを容易にする第２膨張可能部とを備える装置。
さらに、前記第１膨張可能部を囲む第１の部位と、前記第２膨張可能部を囲む第２の部位とを有する人工器官を備える請求項１８に記載の装置。