JP2008513103A5 - - Google Patents

Claims (3)

1. 脈管の遷移点であって、該脈管の遷移点において、脈管は、比較的大きな径の主枝と、比較的小さな径の側枝とを有し、該脈管の遷移点は主枝と側枝の間にある脈管の遷移点において使用される形状決めされた血管形成バルーンカテーテルにおいて、該カテーテルは、
   ガイドワイヤを受け入れるようになった第１のルーメンと、膨張流体のための膨張および収縮路を提供するように構成された第２のルーメンとを有するカテーテルシャフトを含むカテーテル本体と、
   前記第２のルーメンを通して印加される流体圧力によって収縮状態から比較的大きな径の膨張状態まで膨張可能なカテーテルの遠位端に位置決めされた二重径の単一バルーンと、を備え、前記二重径のバルーンは、膨張されたときに２つの異なる径の外側スキン輪郭を有し、前記二重径のバルーンは、第１の平均膨張径を備えた第１の近位セクションと、第２の平均膨張径を備えた第２の遠位セクションとを有し、前記二重径のバルーンの第２の平均膨張径は、第１の平均膨張径よりも小さく、前記二重径のバルーンの第１の近位セクションと第２の遠位セクションは、バルーン遷移セクションによって接合されており、膨張状態の前記バルーンの第１の径および第２の径および遷移セクションは、脈管の遷移点に位置決めされたときに脈管の損傷を低減させるように寸法形状決めされており、
   前記バルーンの遷移セクションと整合している前記カテーテルシャフト上に位置決めされた少なくとも１つの放射線不透過性マーカをさらに備え、前記放射線不透過性マーカは、バルーンの膨張前にＸ線透視下で脈管の遷移点に血管形成術中に位置決めされ、
   それによって、前記バルーンは、その膨張状態において、前記第１の近位セクションが側枝を占め、前記遷移セクションが脈管の遷移点に位置決めされるように位置決めされる、ことを特徴とする形状決めされた血管形成バルーンカテーテル。
2. 現場で形状決めされた二重径ステントを、比較的大きな径の主枝と、比較的小さな径の側枝と、主枝と側枝の間の遷移点とを有する脈管に設置するためのステント配給システムにおいて、該ステント配給システムは、
   ガイドワイヤを受け入れるようになった第１のルーメンと、膨張流体のための膨張および収縮路を提供するように構成された第２のルーメンとを有するカテーテルシャフトを含むカテーテル本体と、
   前記第２のルーメンを通して印加される流体圧力によって収縮状態から比較的大きな径の膨張状態まで膨張可能なカテーテルの遠位端に位置決めされた二重径の単一バルーンと、を備え、前記二重径のバルーンは、膨張されたときに２つの異なる径の外側スキン輪郭を有し、前記二重径のバルーンは、第１の平均膨張径を備えた第１の近位セクションと、第２の平均膨張径を備えた第２の遠位セクションとを有し、前記二重径のバルーンの第２の平均膨張径は、第１の平均膨張径よりも小さく、前記二重径のバルーンの第１の近位セクションと第２の遠位セクションは、バルーン遷移セクションによって接合されており、膨張状態の前記バルーンの第１の径および第２の径および遷移セクションは、それぞれ、主枝、側枝、および遷移点内に位置決めされるように寸法形状決めされており、
   前記バルーンの遷移セクションと整合している前記カテーテルシャフト上に位置決めされた少なくとも１つの放射線不透過性マーカをさらに備え、前記放射線不透過性マーカは、バルーンの膨張前にＸ線透視下で脈管の遷移点に血管形成術中に位置決めされ、
   収縮状態で、前記バルーン上に嵌合されかつ前記バルーンによって支持された膨張可能なステントをさらに備え、前記放射線不透過性マーカが脈管の遷移点に位置決めされた後に前記バルーンをその膨張状態に膨張させることによって、前記ステントを現場で脈管の主枝、側枝、および遷移点に位置決めされた二重径の形状に成形する、ことを特徴とするステント配給システム。
3. 遷移点を有する血管であって、該遷移点において、血管は、比較的大きな比較的大きな径の主枝と、比較的小さな径の側枝とを有し、該遷移点は、主枝と側枝の間にある血管を治療する方法において、該方法は、
   ガイドワイヤを受け入れるようになった第１のルーメンと、膨張流体のための膨張および収縮路を提供するように構成された第２のルーメンとを有するカテーテルシャフトを含むカテーテル本体と、前記第２のルーメンを通して印加される流体圧力によって収縮状態から比較的大きな径の膨張状態まで膨張可能なカテーテルの遠位端に位置決めされた二重径の単一バルーンと、を備えるカテーテルであって、前記二重径のバルーンは、膨張されたときに２つの異なる径の外側スキン輪郭を有し、前記二重径のバルーンは、第１の平均膨張径を備えた第１の近位セクションと、第２の平均膨張径を備えた第２の遠位セクションとを有し、前記二重径のバルーンの第２の平均膨張径は、第１の平均膨張径よりも小さく、前記二重径のバルーンの第１の近位セクションと第２の遠位セクションは、バルーン遷移セクションによって接合されており、膨張状態の前記バルーンの第１の径および第２の径および遷移セクションは、脈管の遷移点に位置決めされたときに血管の損傷を低減させるように寸法形状決めされており、前記カテーテルは、前記バルーンの遷移セクションと整合している前記カテーテルシャフト上に位置決めされた少なくとも１つの放射線不透過性マーカをさらに備え、前記放射線不透過性マーカは、バルーンの膨張前にＸ線透視下で血管の遷移点に血管形成術中に位置決めされるカテーテルを準備し、
   心臓血管ステントを、前記バルーンとその収縮状態において上に重なって接触するように取り付け、
   前記放射線不透過性マーカが血管の遷移点に位置決めされるまでＸ線透視下で血管の遷移点に血管形成術中に血管を通して前記カテーテルおよび前記ステントを前進させ、
   前記第２のルーメンを通して膨張圧力を印加してバルーンを膨張させ、それによって、前記バルーンの第１の近位セクション、第２の遠位セクション、および遷移セクションを、それぞれ、血管の主枝、側枝、および遷移点の内部に膨張させることを含み、
   それによって、前記第２のルーメンを通して膨張圧力を印加してバルーンを膨張させることによって、ステントを現場で、バルーンの遷移セクションが血管の遷移点に位置決めされたときに血管の損傷を低減させるように寸法決めされた形状に成形する、ことを特徴とする方法。