JP2008539285A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2008539285A5
JP2008539285A5 JP2008508079A JP2008508079A JP2008539285A5 JP 2008539285 A5 JP2008539285 A5 JP 2008539285A5 JP 2008508079 A JP2008508079 A JP 2008508079A JP 2008508079 A JP2008508079 A JP 2008508079A JP 2008539285 A5 JP2008539285 A5 JP 2008539285A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
weight
organic material
water
product recovery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008508079A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5743172B2 (ja
JP2008539285A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/DK2006/000232 external-priority patent/WO2006117002A2/en
Publication of JP2008539285A publication Critical patent/JP2008539285A/ja
Publication of JP2008539285A5 publication Critical patent/JP2008539285A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5743172B2 publication Critical patent/JP5743172B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は有機物質のエネルギーの含有量を、該物質を炭化水素へと変換することにより増強するための方法および装置ならびに結果として得られるその製品に関する。
本発明の他の目的は、有機物質の変換から改善された再生利用可能な製品を提供することにあり、その改善された製品はある種のエネルギーとして再利用できる。これらの目的および他のいくつかの目的は、以下で明白になり、有機物質を炭化水素燃料へと変換する、以下のステップを含む方法を提供することにより、本発明の最初の態様によって達せられる:
−流体中の前記有機物質を225バールを超える圧力に加圧すること、また
−前記流体中の前記有機物質を、元素周期律表のIA族の少なくとも1つの元素の化合物を含む均一系触媒の存在下で200℃を超えた温度に加熱すること、更に、
−前記流体中の前記有機物質を、周期律表のIVB族の少なくとも1つの元素の化合物および/またはα−アルミナを含む不均一系触媒と接触させること、また
−前記流体を7を超えるpH値に調整すること、
の各ステップを含む方法。
本発明の1つの態様では、第二のろ過ステップの後で水および水溶性有機物は、逆浸透プロセスの中で飲用可能な水に変換することができる。逆浸透のプロセスを含む本方法により、1つの非常に有効な再生可能な製品が得られる。
更に、本発明の他の態様では、不均一系触媒が、懸濁した粒子、タブレット、ペレット、環、円筒、ハニカム構造、繊維構造および/またはそれらの組み合わせの形態であることができる。前記の不均一系触媒の構造の利点は、触媒と接触される有機物質流れの流速分布を制御し、更に適当な圧力損失と触媒の全表面への接触を確実にすることである。
本発明の1つの態様では、本方法は、少なくとも1つのアルデヒドおよび/または少なくとも1つのケトンを再循環するステップを含むことができる。少なくとも1つのアルデヒドおよび/または少なくとも1つのケトンを再循環することにより、本方法は変換方法に由来する製品を再利用し、そしてこのことにより本方法の最大限の利用がなされる。
本方法は、上記のように多くの種類の有機物質を変換することができる。本方法は比較的に低い温度と比較的に低い圧力で実施されるけれども、温度と圧力は、結果として得られる製品を殺菌するにはなお十分である。このことはどのような有機物質であるかにかかわらず、結果として得られる製品は感染させるリスクなしで利用可能であることを意味していて、例えば、牛または子牛の肉などの、食品製造からの残渣はBSE疾病を広める結果をもたらさない。このように、有機物質からのウイルス、バクテリアなどは、結果として得られた製品の続いての使用で広がらない。
有利には、本発明の他の態様によれば、前記の有機物質は機械的脱水に付すことができる。脱水によって、原料の発熱量が増大し、変換される有機物質の揚水性を犠牲にすることなく、一定の加工コスト当たりのオイル生成能力の増大をもたらす。
有利には、本発明の他の態様によれば、周期律表のIA族元素は、バイオマスの燃焼から得られた灰分または石炭燃焼の灰分であることができる。
本発明の他の態様によれば、前記の流体は、炭化水素オイル製品が20質量%以上の供給炭素含量を含み、例えば35質量%以上の供給炭化水素含量、好ましくは前記の炭化水素オイル製品が50質量%以上の供給炭素含量を含み、例えば65質量%以上の供給炭素含量で、そしてより好ましくは前記の炭化水素オイル製品が80質量%以上の供給炭素含量を含むような、供給炭素含量および供給炭化水素含量を有することができる。
更に、本発明の他の態様によれば、供給材料中のエネルギー含有量の20%以上を、前記のメタノールを含む炭化水素製品中に回収する、例えば供給材料中のエネルギー含有量の35%以上を前記のメタノールを含む炭化水素オイル製品中に回収する、好ましくは供給材料中のエネルギー含有量の50%以上を前記のメタノールを含む炭化水素製品中に回収する、例えば供給エネルギー含有量の65%以上を前記のメタノールを含む炭化水素製品中に回収する、そしてより好ましくは前記の供給エネルギー含有量の80%以上を前記のメタノールを含む炭化水素製品中に回収することができる。更なる精製により精製されたメタノール製品を得ることができ、これは好ましい燃料電池の燃料、または持続可能な輸送用燃料の生産のためのガソリンへの添加剤である。
従って、本発明の1つの態様では、不均一系触媒は、前記の表面積安定剤の少なくとも1つを20質量%以下の有効量で、例えば10質量%以下の有効量で、好ましくは前記の表面積安定剤を7.5質量%以下の有効量で、例えば表面安定剤を5質量%以下の有効量で含むことができ、そしてより好ましくは前記の表面安定剤は0.5〜5質量%、例えば1〜3質量%の有効量で存在することができる。
図2は本発明による方法の好ましい態様の概略図である。変換される有機物質は原料貯蔵所(図に示されていない)に受け入れられる。前記の有機物資は広い範囲のバイオマスおよび廃棄物を含むことができ、石炭、シェール(shale)、オリマルジョン(orimulsion)、原油の重質留分などの化石燃料もまた含むことができる。本発明による多くの態様は、今述べたような異なるソースの材料の混合物からの有機物質の処理を含んでいる。
前処理槽中のpHは7を超える値に調製され、そして好ましくは8〜10の範囲である。本発明による多くの態様では、このpH調は、添加剤を、直接に前処理槽へ投入することおよび/またはその注入口を通して槽に加えることのいずれかによって実施され、例えば、周期律表のIA族の元素を含むことのできる塩基を添加することにより実施される。このような添加剤の例は、これらには限定されないが、KOH、NaOH、KCO、NaCO、バイオマスまたは石炭燃焼からの灰である。このような添加剤は、流れA中へ流すかまたは槽1中へ直接に流すかのいずれかで、流れSを通して槽へ投入することができる。流れSの供給は供給ポンプ(示されていない)によって与えられる。
前処理槽中での滞留の間に、セルロース、ヘミセルロースおよびリグニンなどの大きい分子は加水分解され、そして添加されたバイオマスの細胞が開き、塩などの細胞の内容物の放出を促進する。多くの潜在的な原料では、この細胞開放は原料そのものからのカリウムなどの触媒の放出を含み、これによって非常に効率的なプロセスを可能とする。多くの他の添加剤もまた有機物質の予備変換を促進することができ、そして更に続く処理に対して更に有利となる。そのような他の添加剤は、メタノールなどのアルコール、カルボン酸、アルデヒド、および/またはケトンを含む。本発明の好ましい態様では、前処理で用いられる多くのそのような添加剤は、プロセスの中でその場で生成され、そして流れEおよびFで示されるように前処理ステップへ再循環される。これらの再循環流れの典型的な構成は図3〜5との関係において更に記載される。
触媒反応装置からの製品の流れの一部は、ポンプ8によって再循環され、そして上記のように予備変換された有機物質を含む流体と混合される。予備変換された有機物質を含む流体の主要な流れに相当する残りの部分は、再循環流れと混合する前に、第二の粒子分離装置9へと取り出される。第一の粒子分離装置と同様に、この第二の粒子分離装置も、例えば、サイクロン、フィルタ、重力沈降室などの、従来のいずれかの粒子分離装置を含むことができる。主な特徴は、懸濁した粒子へのオイルの吸着を避けるために、冷却と膨張に先立って、生成したオイルと潜在的な懸濁した粒子の良好な(hot)分離を提供することである。しかしながら、本発明の適用の多くにおいては、例えば、灰分の含量の少ない原料については、粒子分離装置は任意のものであることができる。第二の粒子分離装置中で収集された粒子は流れCによって示されたプロセスから抜き出される。
図5に示される更なる態様では、流れKは濃縮された水溶性有機物の流れFと有機物の除去された水の流れQへと分割されている。関与している分離ユニット16は、多くの適用において、メンブレン蒸留またはパーベーパレーションのような、温度または濃度勾配によって作動されるメンブレン分離である。水の流れQは仕上げステップ17で更に精製され、純粋な水の流れGを生成する。仕上げステップ17は、好ましくは活性炭素フィルタ、または水流からの非常に低い濃度の不純物の吸収のための類似の方法である。
固体分を、全炭素分析計による手段で分析した。用いられた実験的条件の下では、有機相は無機の粒子に吸着されているのが見出された。
この有機相を、固体分析の前にCHClを用いて、抽出した。有機の炭素の抽出可能な部分はオイル相であり、それは主に12から16までの炭素原子の鎖長の飽和炭化水素からなることを見出したが、これは燃料オイルまたはジーゼルオイルに相当する。このオイルは、フェノール、トルエン、4−エチル−フェノール、4−エチル−3−メチルフェノール、シクロペント−2−エン−1−オン2,3,4トリメチル、2−メチル−1−ペンテン−3−インおよび他の化合物を含んでいた。オイルの硫黄分析は、オイル相が基本的に硫黄を含まないことを示した。ハロゲン化合物に対する同様の分析は、オイル相は基本的にハロゲンを含まないことを示した。固体から抽出したオイルの総量は14.76gであり、オイル相中に見出された炭素の総量は12.55gに相当した。
図1は、実験室規模の構成の概略図を示している。 図2は、包括的なプロセスフローシートを示している。 図3は、本発明による製品回収の1つの態様を示している。 図4は、本発明による製品回収の他の態様を示している。 図5は、本発明による製品回収の更に他の態様を示している。 図6は、本発明による製品回収の更に他の態様を示している。

Claims (48)

  1. 有機物質を炭化水素燃料に変換する方法であって、
    −流体中にある前記有機物質を225バールを超える圧力に加圧すること、
    −前記流体中の前記有機物質を、元素周期律表のIA族の少なくとも1つの元素の化合物を含む均一系触媒の存在下で200℃を超える温度に加熱すること、更に、
    −前記流体中の前記有機物質を、元素周期律表のIVB族の少なくとも1つの元素の化合物および/またはα−アルミナを含む不均一系触媒と接触させること、
    −前記流体が当初は7を超えるpH値を有することを確実にし、そして前記有機物質を含む前記流体のpH値を7〜14の範囲、例えば7〜12の範囲に維持すること、の各ステップを含む方法。
  2. 前記の炭化水素燃料中に、供給材料中のエネルギー含有量の50%以上が回収されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 4〜15バールの圧力、100〜170℃の温度で、0.5〜2時間、有機物質を前処理するステップを更に含み、また、前処理のステップが、流体に添加剤を加えるステップを含み、また、前処理のステップが、前記有機物質を含む前記流体のpHを7を超えるように調整するステップを含むことを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. 第二の流体加熱のステップを更に含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。
  5. 粒子を分離することを更に含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の方法。
  6. 第一の流体冷却ステップを更に含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の方法。
  7. 第一の冷却ステップが、第一の加熱ステップおよび/または前処理ステップにおける流体の予備加熱ステップと熱交換することによって行われることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 流体からの燃料ガスなどのガスの分離ステップを更に含み、また、燃料ガスが第二の加熱ステップにおいて流体の加熱のために用いられることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の方法。
  9. 第一のメンブレンフィルタ中で流体をろ過し、オイルおよび水溶性塩から水と水溶性有機物を取り出すステップを更に含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の方法。
  10. 第二のメンブレンフィルタ中でのメタノールの精製などの、水からの水溶性有機物の第二のろ過ステップを更に含むことを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 前記の1つまたはそれ以上のメンブレンフィルタが、限外ろ過、ナノろ過、逆浸透、またはパーベーパレーションまたはそれらの組み合わせを含むメンブレンプロセスの群から選ばれることを特徴とする請求項9または10記載の方法。
  12. 逆浸透プロセスにおいて、第二のろ過ステップ後の水および水溶性有機物が、飲用に適した水に変換されることを特徴とする請求項10記載の方法。
  13. 濃縮されたメタノールを含む水溶性有機物が前処理ステップに再循環されることを特徴とする請求項9記載の方法。
  14. 流体中の有機物質の不均一系触媒との接触ステップが温度を実質的に一定に保持しながら行われ、そして接触ステップにおける温度が250〜374℃の範囲であり、また、圧力が225〜350バールの範囲であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項記載の方法。
  15. 接触ステップが10分間未満でなされることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項記載の方法。
  16. 周期律表のIVB族の少なくとも1つの元素の化合物がジルコニウムおよび/またはチタンを、酸化物および/もしくは水酸化物型もしくはこの2つの組み合わせで含むことを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項記載の方法。
  17. 周期律表のIVB族の少なくとも1つの元素の化合物の少なくとも一部が硫酸塩または硫化物型であることを特徴とする請求項16記載の方法。
  18. 不均一系触媒が、Fe、Ni、Co、Cu、Cr、W、Mn、Mo、V、Sn、Zn、Si、からなる群から選ばれた少なくとも1つの元素を、20質量%以下の量で、例えば10質量%までの量で、好ましくは5質量%までの量で、例えば2.5質量%までの量で更に含み、そして、これらの元素が酸化物および/または水酸化物型であることを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項記載の方法。
  19. 前記の不均一系触媒が、少なくとも一部が反応装置中に入っており、ここで前記の反応装置が固定床反応装置であることを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項記載の方法。
  20. 前記の不均一系触媒が、Si、La、YまたはCeまたはそれらの組み合わせからなる群から選ばれた少なくとも1つの表面積安定剤を含み、そして、前記の表面積安定剤が有効量で20質量%以下、例えば有効量で10質量%以下、好ましくは前記の表面積安定剤を有効量で7.5質量%以下、例えば表面積安定剤を有効量で5質量%以下含む、そしてより好ましくは前記の表面積安定剤が有効量で0.5〜5質量%存在する、例えば1〜3質量%存在することを特徴とする請求項1〜19のいずれか1項記載の方法。
  21. 前記の不均一系触媒が、1000時間の使用後に10m /g以上のBET表面積を、例えば1000時間の使用後に25m /g以上のBET表面積を、また好ましくは1000時間の使用後に50m /g以上のBET表面積を、例えば1000時間の使用後に100m /g以上のBET表面積を、またより好ましくは1000時間の使用後に150m /g以上のBET表面積を、例えば1000時間の使用後に200m /g以上のBET表面積を有することを特徴とする請求項1〜20のいずれか1項記載の方法。
  22. 炭酸塩および/または炭酸水素塩を再循環するステップを含み、そして、前記の炭酸塩および/または炭酸水素塩の濃度が、0.5質量%以上、例えば1質量%以上、また好ましくは2質量%以上、例えば3質量%以上、そしてより好ましくは4質量%以上、例えば5質量%以上であることを特徴とする請求項1〜21のいずれか1項記載の方法。
  23. 少なくとも1種のアルコールを再循環するステップを含み、ここで前記の少なくとも1種のアルコールがメタノールを含むことを特徴とする請求項1〜22のいずれか1項記載の方法。
  24. 前記の流体中のメタノールの含有量が、0.05質量%以上、例えば0.1質量%以上、また好ましくは0.2質量%以上、例えば0.3質量%以上、そしてより好ましくは0.5質量%以上、例えば1質量%以上であることを特徴とする請求項23項記載の方法。
  25. 水素を含む流体を再循環するステップを含み、そして、前記の流体の水素含有量が、処理される前記の有機物質の量の0.001質量%以上に相当する、例えば処理される前記の有機物質の量の0.01質量%以上、また好ましくは処理される前記の有機物質の量の0.1質量%以上、例えば処理される前記の有機物質の量の0.2質量%以上、そしてより好ましくは流体の水素含有量が処理される前記の有機物質の量の0.5質量%以上、例えば処理される前記の有機物質の量の1質量%以上であることを特徴とする請求項1〜24のいずれか1項記載の方法。
  26. 少なくとも1種のカルボン酸、前記の少なくとも1種のカルボン酸が、1〜4炭素原子に相当する鎖長を有するカルボン酸を少なくとも1種含み、そして前記の少なくとも1種のカルボン酸が、ギ酸および/または酢酸を含み、
    および/または、
    少なくとも1種のアルデヒドおよび/または少なくとも1種のケトン、前記の少なくとも1種のアルデヒドおよび/または少なくとも1種のケトンが、1〜4炭素原子に相当する鎖長を有する少なくとも1種のアルデヒドおよび/または少なくとも1種のケトン含み、そして前記の少なくとも1種のアルデヒドおよび/または少なくとも1種のケトンが、ホルムアルデヒドおよび/またはアセトアルデヒドを含む、
    を予備処理ステップに再循環するステップを含むことを特徴とする請求項1〜25のいずれか1項記載の方法。
  27. 均一系触媒がカリウムおよび/またはナトリウムを含み、そして、均一系触媒がKOH、K CO 、KHCO 、NaOH、Na CO またはNaHCO 、またはそれらの組み合わせからなる群から選ばれた1つまたはそれ以上の水溶性塩を含み、そして、均一系触媒の濃度が、0.5質量%以上、例えば1質量%以上、また好ましくは1.5質量%以上、例えば2.0質量%以上、そしてより好ましくは2.5質量%以上、例えば4質量%以上であることを特徴とする請求項1〜26のいずれか1項記載の方法。
  28. 前記の流体が、30質量%以上の濃度で水を含むことを特徴とする請求項1〜27のいずれか1項記載の方法。
  29. 前記の少なくとも1種の炭酸塩および/または少なくとも1種の炭酸水素塩および/または少なくとも1種のアルコールおよび/または少なくとも1種のカルボン酸および/または少なくとも1種のアルデヒドおよび/または少なくとも1種のケトンが、少なくとも1部が前記の有機物質の変換により生成され、また前記の少なくとも1種の炭酸塩および/または少なくとも1種の炭酸水素塩および/または少なくとも1種のアルコールおよび/または少なくとも1種のカルボン酸および/または少なくとも1種のアルデヒドおよび/または少なくとも1種のケトンが、接触ステップの後に再循環されることを特徴とする請求項22〜26のいずれか1項記載の方法。
  30. 前記の再循環の流れの少なくとも一部が、触媒反応装置に入る前に、前記の均一系触媒および転換される有機物質を含む前記の流体の供給流れと所定の比率で混合されることを特徴とする請求項29記載の方法。
  31. 前記の流体の供給流れに対する再循環流れの比率が体積で1〜20の範囲、例えば1〜10、また好ましくは1.5〜7.5の範囲内、例えば2〜6の範囲、そしてより好ましくは2.5〜5の範囲であることを特徴とする請求項30記載の方法。
  32. 不均一系触媒を備えた前記の反応装置が、所定の間隔で熱い加圧水での処理に付されることを特徴とする請求項19、29または30記載の方法。
  33. 熱い加圧水での前記の処理が12時間未満の継続時間、例えば6時間未満の継続時間、好ましくは3時間未満の継続時間、例えば1時間未満の継続時間を有し、また熱い加圧水での該処理の間隔が6時間以上、例えば12時間上、好ましくは熱い加圧水での該処理の間隔が24時間以上、例えば1週間以上であることを特徴とする請求項32記載の方法。
  34. 前記の有機物質が、汚水スラッジなどのスラッジ、液体肥料、コーンサイレージ、クラリファイヤースラッジ、黒液、発酵の残渣、ジュース製造の残渣、食用オイル製造の残渣、果物および野菜加工の残渣、食品および飲料製造の残渣、浸出液もしくは漏出水またはそれらの組み合わせからなる群から選ばれ、また前記のスラッジが、生物学的処理プロセスからのスラッジであることを特徴とする請求項1〜33のいずれか1項記載の方法。
  35. 前記の有機物質が排水処理プロセスからのスラッジであることを特徴とする請求項1〜33のいずれか1項記載の方法。
  36. 前記の生物学的処理プロセスが排水処理プロセスの一部であることを特徴とする請求項34記載の方法。
  37. 前記の有機物質がスラッジの混合物、リグノセルロース材料または廃棄物を含むことを特徴とする請求項1〜36のいずれか1項記載の方法。
  38. 予備変換システムおよび製品回収システム(11)を含む、有機物質を炭化水素へ変換するための装置であって、前記予備変換システムが、
    −有機物質を含む流体の供給を加熱するための第一の加熱ユニット(4)、
    −有機物質を含む流体の供給を接触させるための触媒反応装置(7)、および
    −流体が7を超えるpH値を有するように調整するための調整ユニット、を含み、また前記の製品回収システム(11)が、
    −オイルおよび水溶性塩の第一の流れ(L;H、O、P、E)を、水および水溶性有機物の第二の流れ(K;F、Q、G;R)から分離するためのメンブレンフィルタ(13)を含むことを特徴とする装置。
  39. 予備変換システムが、供給順序の中で、流体へ有機物質を供給するための貯蔵所を更に含み、また予備変換システムが、供給順序の中で、原料の後に、また第一の加熱ユニット(4)の前に置かれた前処理ユニット(1)を更に含み、また予備変換システムが、供給順序の中で、第一の粒子分離ユニット(5)の後に、また触媒反応装置(7)の前に置かれた第二の加熱ユニット(6)を更に含み、また予備変換システムが、供給順序の中で、触媒反応装置(7)の後の流体の供給の一部を、第二の加熱ユニット(6)の前の流体の供給に再循環する手段(8)を更に含み、また第一の加熱ユニット(4)が、加熱に加えて、予備変換システムからの流体を、製品回収システムに入る前に冷却する第一の熱交換器であることを特徴とする請求項38記載の装置。
  40. 前処理ユニットが、流体を前処理システム中で加熱するのに加えて、予備変換システムからの流体を、製品回収システムに入る前に冷却する熱交換器を更に含み、また前処理ユニットが、第一の熱交換器(4)および第二の熱交換器(1)の間に置かれた第一の膨張ユニット(10)を更に含むことを特徴とする請求項38または39記載の装置。
  41. 製品回収システムが、燃料ガスなどのガス(I)の分離のためのガス分離ユニット(12)を更に含み、ガス分離ユニット(12)が、供給順序の中で、第二の熱交換器(4)の後、また第一のメンブレンフィルタ(13)の前に置かれており、また製品回収システムが、第二の加熱ユニット中で流体を加熱するために、燃料ガスなどの前記のガス(I)を再循環する手段を更に含み、また製品回収システムが、供給順序の中で、第一のメンブレンフィルタ(13)の後に置かれた第二の膨張ユニットを更に含むことを特徴とする請求項38〜40のいずれか1項記載の装置。
  42. 製品回収システムが、第一の流れ(L)からオイル(H)を分離するための相分離ユニット(14)を更に含み、該相分離ユニット(14)が、供給順序の中で、メンブレンフィルタ(13)の後に置かれており、また製品回収システムが、第一の流れの一部(E)を、予備変換システムの前処理ユニット(1)中へ再循環する手段を更に含むことを特徴とする請求項38〜41のいずれか1項記載の装置。
  43. 製品回収システムが、第二の流れから電力を生み出すための直接メタノール型燃料電池(18)を更に含むことを特徴とする請求項38〜42のいずれか1項記載の装置。
  44. 製品回収システムが、限外ろ過、ナノろ過、逆浸透またはパーベーパレーションまたはそれらの組み合わせを含むメンブレンプロセスからなる群から選ばれる、1つまたはそれ以上のメンブレンフィルタ(15、16、17)を更に含むことを特徴とする請求項38〜42のいずれか1項記載の装置。
  45. 製品回収システムが、第二の流れ(K)から精製したメタノール化合物(F)を分離するために第二のメンブレンフィルタを更に含み、また
    製品回収システムが、精製したメタノール化合物(F)を、第二の流れから、予備変換システムの前処理ユニット(1)中へ再循環する手段を更に含むことを特徴とする請求項44記載の装置。
  46. 請求項1〜37のいずれか1項記載の方法を用いて、製品を生産するための、請求項38〜45のいずれか1項記載の装置を含むプラント。
  47. 有機物質を装置に供給するための手段および製品を装置から取り出す手段を更に含むことを特徴とする請求項46記載のプラント。
  48. 予備変換システムおよび製品回収システム(11)を含む、有機物質をオイルなどの炭化水素へ変換するための装置であって、前記予備変換システムが、
    ・有機物質を前処理ユニット(1)へ供給する手段、
    ・4〜15バールの圧力、100〜170℃の温度で、0.5〜2時間運転する前記の前処理ユニットを含み、前処理ユニット(1)が、
    ・・前記の前処理ユニット(1)を4〜15バールの圧力に加圧する手段、
    ・・前処処理ニット(1)中の流体を、製品回収システムに入る前に、予備変換システムからの流体との熱交換によって、100〜170℃の温度に加熱する手段、
    ・・撹拌する手段および/または切断、グラインディング、ミリング、もしくは篩い分けステップ、もしくはそれらの組み合わせなどの有機物質をサイズ減少する手段、
    ・・添加剤を添加する手段、
    ・・pH値を測定し、そしてpH値を7を超えた値に調整する手段、
    ・・アルコール、アルデヒド、ケトンおよび/またはカルボン酸などの水溶性有機物、および/または炭酸塩および/または炭酸水素塩および/または少なくとも1種の元素周期律表のIA族元素を含む再循環流れを、製品回収システム(11)から受け取る手段、を含み、
    ・前処理ユニット(1)中で、前記の有機物質を含む前記の流体を含む前記の流体を、225バールを超えた圧力に加圧するための供給ポンプ、
    ・製品回収ユニットからの流体との熱交換によって、前記の前処理ユニット(1)の中の熱交換器に入る前に、また前記の製品回収システム(11)に入る前に、前記の有機物質を含む前記の流体を含む前記の流体を加熱するための第一の加熱ユニット(4)、
    ・供給順序の中で、前記の第一の加熱ユニット(4)の後、そして前記の触媒反応装置(7)の前に置かれている第二の加熱ユニット(6)、
    ・第二の加熱ユニット(6)の前に位置付けられる混合ポイント、ここで前記の第一の加熱ユニット(4)からの流体は、前記の触媒反応装置(7)からの流体の一部の再循環流れと混合したものである、
    を含んでいる装置。
JP2008508079A 2005-04-29 2006-04-28 有機物質の変換の方法および装置 Active JP5743172B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US67587605P 2005-04-29 2005-04-29
DKPA200500634 2005-04-29
DKPA200500634 2005-04-29
US60/675,876 2005-04-29
PCT/DK2006/000232 WO2006117002A2 (en) 2005-04-29 2006-04-28 Method and apparatus for converting organic material

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014075093A Division JP6001588B2 (ja) 2005-04-29 2014-04-01 有機物質の変換の方法および装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008539285A JP2008539285A (ja) 2008-11-13
JP2008539285A5 true JP2008539285A5 (ja) 2013-02-21
JP5743172B2 JP5743172B2 (ja) 2015-07-01

Family

ID=36646063

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008508079A Active JP5743172B2 (ja) 2005-04-29 2006-04-28 有機物質の変換の方法および装置
JP2014075093A Active JP6001588B2 (ja) 2005-04-29 2014-04-01 有機物質の変換の方法および装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014075093A Active JP6001588B2 (ja) 2005-04-29 2014-04-01 有機物質の変換の方法および装置

Country Status (15)

Country Link
US (2) US8299315B2 (ja)
EP (1) EP1879981B1 (ja)
JP (2) JP5743172B2 (ja)
KR (1) KR101397634B1 (ja)
AU (1) AU2006243565B2 (ja)
BR (1) BRPI0609864B1 (ja)
CA (1) CA2606762C (ja)
DK (1) DK2573154T3 (ja)
EA (2) EA013190B1 (ja)
HR (1) HRP20140934T1 (ja)
MX (1) MX2007013381A (ja)
NO (1) NO341354B1 (ja)
NZ (1) NZ563741A (ja)
PL (1) PL1879981T3 (ja)
WO (1) WO2006117002A2 (ja)

Families Citing this family (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ597185A (en) * 2005-04-29 2013-01-25 Altaca Insaat Ve Dis Ticaret A S A method for converting an organic material into hydrocarbon fuels
WO2007059783A1 (en) * 2005-11-24 2007-05-31 Scf Technologies A/S Method and apparatus for converting organic material using microwave excitation
DE102006016684A1 (de) * 2006-04-08 2007-10-11 Forschungszentrum Karlsruhe Gmbh Verfahren zur Verflüssigung von Biomasse
EP2049672B1 (en) 2006-07-14 2021-04-07 Altaca Cevre Teknolojileri ve Enerji Uretim A.S. Method for production of bio-ethanol and other fermentation products
ES2319021B1 (es) * 2006-10-10 2010-03-10 Pedro A Server Bacelo Procedimiento de obtencion de hidrocarburos liquidos.
US9499635B2 (en) 2006-10-13 2016-11-22 Sweetwater Energy, Inc. Integrated wood processing and sugar production
US8323923B1 (en) 2006-10-13 2012-12-04 Sweetwater Energy, Inc. Method and system for producing ethanol
EP2131953B1 (de) * 2007-02-08 2018-11-07 GRENOL IP GmbH Hydrothermale karbonisierung von biomasse
WO2009015409A1 (en) 2007-07-27 2009-02-05 Ignite Energy Resources Pty Ltd Process and apparatus for converting organic matter into a product
US20100256430A1 (en) * 2007-11-15 2010-10-07 Solray Energy Limited System and process for the treatment of raw material
EP2071005A1 (en) * 2007-12-03 2009-06-17 BIOeCON International Holding N.V. Process for the selective de-oxygenation of biomass
DE102008004732A1 (de) * 2008-01-16 2009-07-23 Lucia Viviane Sanders Hydrothermale Karbonisierung von Biomasse
WO2010068637A1 (en) * 2008-12-09 2010-06-17 Jerry Wayne Horton Ensiling biomass and multiple phase apparatus for hydrolyzation of ensiled biomass
US9212317B2 (en) 2009-12-11 2015-12-15 Altaca Insaat Ve Dis Ticaret A.S. Conversion of organic matter into oil
PT2556132T (pt) * 2010-04-07 2017-11-15 Ignite Resources Pty Ltd Métodos para a produção de um biocombustível
DK2580339T3 (da) * 2010-05-07 2020-03-16 Solray Holdings Ltd Fremgangsmåde til fremstilling af biobrændstoffer
CA2803633C (en) 2010-07-01 2018-04-17 Ignite Energy Resources Limited Ballistic heating process
BR112013002003A2 (pt) * 2010-07-26 2019-09-24 Sapphire Energy Inc processo para recuperação de compostos oleaginosos de biomassa
PL2661477T5 (pl) * 2011-01-05 2022-12-19 Licella Pty Limited Przetwarzanie substancji organicznej
ITMI20110333A1 (it) * 2011-03-03 2012-09-04 Eni Spa Procedimento integrato per la produzione di bio-olio da fanghi derivanti da un impianto di depurazione delle acque reflue.
ES2393464B1 (es) 2011-06-09 2013-11-18 Ingelia, S.L. Procedimiento para la extracción de productos bioquímicos obtenidos a partir de un proceso de carbonización hidrotermal de biomasa.
AU2012266930B2 (en) * 2011-06-10 2017-10-19 Steeper Energy Aps Process for producing liquid hydrocarbon
AU2012266929B2 (en) 2011-06-10 2017-11-23 Steeper Energy Aps Process and apparatus for producing liquid hydrocarbon
US8765430B2 (en) 2012-02-10 2014-07-01 Sweetwater Energy, Inc. Enhancing fermentation of starch- and sugar-based feedstocks
US8563277B1 (en) 2012-04-13 2013-10-22 Sweetwater Energy, Inc. Methods and systems for saccharification of biomass
US9982199B2 (en) 2012-08-30 2018-05-29 Steeper Energy Aps Method for preparing start up of process and equipment for producing liquid hydrocarbons
BR112015003539A2 (pt) 2012-08-30 2018-04-17 Steeper Energy Aps método melhorado para a preparação da paragem do processo e equipamento de produção de hidrocarbonetos líquidos
JP2014051573A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Sumitomo Bakelite Co Ltd ゴム組成物、硬化物およびタイヤ
WO2014143753A1 (en) 2013-03-15 2014-09-18 Sweetwater Energy, Inc. Carbon purification of concentrated sugar streams derived from pretreated biomass
CA2934697C (en) 2013-12-21 2019-07-09 Steen Brummerstedt Iversen Process and apparatus for producing hydrocarbon
EP3140371A1 (en) 2014-05-05 2017-03-15 Steeper Energy ApS Feed mixture for producing hydrocarbons
AU2015260783B2 (en) 2014-05-11 2019-11-28 Infimer Technologies Ltd. Method of separating waste material
DE102014108272A1 (de) * 2014-06-12 2015-12-17 Basf Se Anlage und Verfahren zur Durchführung von heterogen katalysierten Gasphasen-Reaktionen
CN104043279B (zh) * 2014-06-18 2015-09-09 常秋洁 一种有机肥料处理液过滤装置
SI3230463T1 (sl) 2014-12-09 2023-01-31 Sweetwater Energy, Inc. Hitra predobdelava
CN105753252B (zh) * 2016-03-31 2018-06-12 常州大学 一种含镍铜电镀废水处理装置
WO2018151833A1 (en) 2017-02-16 2018-08-23 Sweetwater Energy, Inc. High pressure zone formation for pretreatment
CN107512831A (zh) * 2017-10-09 2017-12-26 常州凯恒纺织品有限公司 一种焦化废水处理方法
NZ764219A (en) 2017-11-10 2023-02-24 Steeper Energy Aps Recovery system for high pressure processing system
IT201800007569A1 (it) 2018-07-27 2020-01-27 Eni Spa Procedimento per la produzione di bio-olio e biogas a partire da biomassa
BR112022012348A2 (pt) 2019-12-22 2022-09-13 Sweetwater Energy Inc Métodos de fazer lignina especializada e produtos de lignina da biomassa
CN113087336B (zh) * 2021-03-05 2022-09-16 同济大学 一种基于铁基催化剂湿式氧化法处理污泥的方法
CN118022855A (zh) * 2024-04-15 2024-05-14 昆明理工大学 一种高炉煤气化学链燃烧富集co2的方法

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4049537A (en) 1976-05-17 1977-09-20 Exxon Research & Engineering Co. Coal liquefaction process
DE3215727A1 (de) * 1982-04-28 1983-11-03 Rheinische Braunkohlenwerke AG, 5000 Köln Verfahren zum behandeln von rotschlamm
JPS61115994A (ja) * 1984-11-09 1986-06-03 Agency Of Ind Science & Technol セルロ−ス系バイオマスの液化方法
GB8511587D0 (en) * 1985-05-08 1985-06-12 Shell Int Research Producing hydrocarbon-containing liquids
DE3725367C1 (de) 1987-07-31 1988-09-22 Ruhrkohle Ag Verfahren zur Hydrierung kohlenstoffhaltiger Einsatzstoffe
IT1222811B (it) 1987-10-02 1990-09-12 Eniricerche Spa Procedimento per la liquefazione del carbone in un unico stadio
DE3806732A1 (de) * 1988-03-02 1989-11-09 Andersen Kjeld Methode zur vergasung von organischem material in synthesegas oder gasfoermigen oder fluessigen kohlenwasserstoffen oder zur entfernung von organischem material in abwasser
EP0366138B1 (en) 1988-10-27 1994-08-03 Baron Howard Steven Strouth Process for manufacturing fuel from ligno-cellulose material
US4919816A (en) * 1989-01-31 1990-04-24 Sun Refining And Marketing Company Removal of acidic impurities in processes for solvent extraction of aromatics from nonaromatics
JPH0598265A (ja) * 1991-10-11 1993-04-20 Asahi Chem Ind Co Ltd 触媒含浸炭を用いる石炭液化方法
DE4243063C2 (de) 1991-12-20 1996-01-11 Toshiba Kawasaki Kk Verfahren und Vorrichtung zur pyrolytischen Zersetzung von Kunststoff, insbesondere von Kunststoffabfällen
JPH06179877A (ja) 1991-12-20 1994-06-28 Toshiba Corp 廃プラスチックの熱分解方法及び装置
US6172275B1 (en) 1991-12-20 2001-01-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Method and apparatus for pyrolytically decomposing waste plastic
JP2545748B2 (ja) 1994-08-31 1996-10-23 静岡大学長 ポリスチレンからスチレンを回収するための方法
JPH08311458A (ja) * 1995-05-17 1996-11-26 Nippon Steel Corp 硫酸塩含有高活性触媒を用いる石炭の液化方法
US5641396A (en) * 1995-09-18 1997-06-24 Nalco/Exxon Energy Chemicals L. P. Use of 2-amino-1-methoxypropane as a neutralizing amine in refinery processes
US5755955A (en) 1995-12-21 1998-05-26 Petro-Canada Hydrocracking of heavy hydrocarbon oils with conversion facilitated by control of polar aromatics
JP3585637B2 (ja) * 1996-03-29 2004-11-04 三井化学株式会社 合成重合体の接触分解装置及びそれを用いる油状物の製造方法
JP3367822B2 (ja) 1996-06-06 2003-01-20 三菱重工業株式会社 プラスチック廃棄物の油化方法及び装置
JPH1046158A (ja) * 1996-08-01 1998-02-17 Mitsui Petrochem Ind Ltd 廃プラスチックの熱分解方法
JP3003846B2 (ja) * 1997-04-01 2000-01-31 核燃料サイクル開発機構 流出重油又は原油の処理方法
JP2002541265A (ja) * 1998-09-24 2002-12-03 ツォウ ディングリ 都市生ごみおよび/または有機廃棄物から炭化水素を製造する方法および装置
EP1145763B1 (en) 1999-10-27 2012-07-04 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Hydrotreating catalyst for hydrocarbon oil, carrier for the same and method for hydrotreating of hydrocarbon oil
EP1184443A1 (en) * 2000-09-04 2002-03-06 Biofuel B.V. Process for the production of liquid fuels from biomass
DE10136191A1 (de) 2001-07-25 2003-02-20 Wolf Gmbh Richard Vorrichtung zur bildgebenden und spektroskopischen Diagnose von Gewebe
JP2003342588A (ja) * 2002-05-27 2003-12-03 Setec:Kk バイオマスガス化装置
CA2490937A1 (en) * 2002-06-26 2004-01-08 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Process for the preparation of hydrocarbons
JP2004149556A (ja) * 2002-10-28 2004-05-27 Nishinippon Environmental Energy Co Inc バイオマスのガス化方法及びそのガス化装置
JP3962919B2 (ja) * 2002-11-12 2007-08-22 栗田工業株式会社 金属防食剤、金属防食方法、原油常圧蒸留装置における塩化水素発生防止剤および塩化水素発生防止方法
CA2599499A1 (en) * 2005-02-28 2006-08-31 University Of Ottawa Apparatus and method for bio-fuel production

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008539285A5 (ja)
JP5743172B2 (ja) 有機物質の変換の方法および装置
EP2573154B1 (en) Apparatus for converting organic material
CA2658581C (en) Method and apparatus for production of bio-ethanol and other fermentation products
WO2007059783A1 (en) Method and apparatus for converting organic material using microwave excitation
AU2018232572B2 (en) Heating and cooling system for a high pressure processing system
CN111727232A (zh) 用于高压处理系统的回收系统
AU2012202587B2 (en) Method and apparatus for converting organic material