JP2008539068A - 混合機の防滴体洗浄方法及びそのような洗浄が可能な防滴体を内蔵する混合機 - Google Patents

混合機の防滴体洗浄方法及びそのような洗浄が可能な防滴体を内蔵する混合機 Download PDF

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Abstract

本願は防滴体(22)を水又は殺菌溶液で洗浄するための方法を説明する。開示された方法によれば、混合されるべき内容物が入ったカップ(14)は、混合機(100)に配置される。防滴体は、カップの開口を保護するために配置される。 カップの中の材料を混合ブレード(10)で混合した後に、防滴体は、混合機の上でカップから分離されて、ノズル(34)によって洗浄される。他の実施形態においては、混合されるべき内容物が入ったカップは、混合機上のカップホルダ(16)内に配置され、防滴体はカップの開口の上に配置される。カップの内容物は、混合ブレードを用いて混合される。混合中及び/又は混合後に、混合ブレードとカップの逆方向相対移動がカップ上に上向きの持ち上がる力を形成する。防滴体の重さは、このカップの上向き持ち上げ力に打ち勝つのに充分であるので、カップはカップホルダに着座した状態に留まる。
【選択図】 図5

Description

発明の分野
本発明は一般に液体を混合させる機器の分野に関し、特に混合中に液体の飛散を防ぐためのデバイスに関する。
発明の背景
特定の食物や飲料の調理は、食物又は飲料の混合、泡立て、攪拌などを伴う。そのような調理は回転刃又はミキサーを用いてなされており、それらは食物又は飲料が入った容器内へ下降するか、或いは適所に保持されていて、容器を回転刃/ミキサーへ向って進めると、容器の内容物が移動して刃/ミキサーに接触するようにされている。
出願人の米国特許第6,474,862号及び5,803,377号(発明の名称APPARATUS AND METHOD FOR MAKING FROZEN DRINKS)には冷凍ドリンクを製造する方法が説明されており、その開示事項は参照により本明細書に組み込まれている。これらの特許は予め冷凍された原料のブロックから給仕カップへミルクセーキや他の冷凍ドリンクを迅速に作ることが可能な装置を説明する。給仕カップ内の冷凍内容物は、回転ブレードを用いて冷凍粒子へ細かく砕かれて、更にこの回転ブレードを用いて添加液体と混合される。
この特許によれば、ミルクセーキその他の冷凍ドリンクを作るとき、冷凍ブロックを入れてある給仕カップは、冷凍ドリンク機の一部を形成するカップ・ホルダ内に配置してある。回転ブレードは、カップ内へ下降してカップ内の冷凍物質に突き通されて、これを細かい冷凍粒子へ磨り潰す。ブレードがカップの内側底部へ近づくにつれて、ミルク、水、その他の液体がカップに添加され、回転ブレードによって冷凍物質と混合される。或いは、回転ブレードを固定された高さに保持して、カップの内容物がブレードと接触するようにカップをブレードに向かって進めてもよい。何れの場合でも、カップ及び/又はブレードは、カップの内容物全体が混合されるように往復動させてもよい。
混合中に、材料はカップからドリンク機及びその周囲領域へ飛散する。米国特許第5,328,263号及び第5,439,289号(Neilson)はそれぞれ別々の専用蓋配設機構について説明しており、これはカップ上に蓋を位置させて、カップの内容物が混合されているときには、そのような飛散を最小にする。米国特許第5,145,250号(Planck)は混合デバイスを開示しており、ここでは蓋及び混合デバイスは、蓋が容器に接触するまで軸方向に一体的に移動し、そのとき、混合ヘッドが容器へ更に移動するにつれて、スプリングが蓋を容器へ接触させて保持する。これらの例には、一回分の処理から次の処理まで混合成分が残ってしまうおそれがある。Planckにおいては、蓋の圧力板上の使い捨てカバーが説明されている。Neilson(第5,439,289号)では、解除可能な蓋接続手段の措置は、蓋を混合機から離して洗浄可能であると主張されている。 しかしながら、各バッチ又は飲料の混合に続いて、好ましくは如何なる部品又は使い捨てカバーの分解又は取り外しを伴わずに、自動的に洗浄される防滴体を有するドリンク混合機を提供することは更に望ましい。
発明の概要
本願は防滴体を洗浄する方法を説明する。開示された方法によれば、混合すべき内容物が入った容器は混合機に配置され、防滴体は、混合中に容器の開口を遮蔽するように配置される。容器内の材料を混合要素で混合させた後、防滴体は、混合機によって容器から切り離されて、混合機上のノズルで洗浄される。
他の実施例では、混合すべき内容物を入れた容器は、混合機上のホルダに配置され、防滴体(洗浄可能であってもよく、そうでなくてもよい)は、容器の開口を遮蔽するように配置される。 容器の内容物は、混合要素を用いて混合される。 混合中及び/又は混合後に、混合要素と容器との相対対抗移動が起こって、容器上に上向きの持ち上げ力を生じさせ、これは容器をホルダから外れるように上昇させる。防滴体の重さは、容器上のこの上向き持ち上げ力に打ち勝って容器をホルダに着座した状態に留めるのに充分である。
図面の詳細な説明
図1を参照すると、本願に開示された防滴体は、好ましくは、カップその他の容器の内容物を混合/ブレンドするのに回転ブレードを使用する混合/ブレンドマシーン100の部品として与えられている。このマシーン100はfREALL!(Foods LLC,37 Avenida de Orinda,CA)から市販されているfREAL!セルフサービスミルクシェイクブレンダーとしてもよく、これは特に、冷凍ミルクセーキ、コーヒー飲料、スムージーなどの混合/ブレンド飲料に有益である。 しかしながら、洗浄可能防滴体は、粉末、スラリー及び他の形態の液体を含む様々な材料を混合及び/又はブレンドする他の形式のマシーンにおける使用にも適するであろうことに留意されたい。
マシーン100は細長いシャフト12に支持された混合ブレード10を含む。混合ブレード10は、モータ(図示せず)により回転可能であり、カップ14内の冷凍物質を貫くように設計されている。 出願人の米国特許第6,474,862号、第6,326,047号及び第5,803,377号で更に詳細に説明されるように、カップ14は、その中でミルクセーキその他の冷凍飲料成分がブロック状に予め冷凍された給仕カップである。 カップ・ホルダ16はカップを支持しており、好ましくは図1に矢印A1で示すように可動であって、混合ブレードがカップ内の冷凍ドリンクをブレンドするようにされている。ホルダ16の移動は様々な手法で達成できるが、図1の実施例ではカップ・ホルダ16は、マシーン内に配置されたモータ及び送りスクリューアセンブリ(図示せず)により垂直レール20に沿って可動なキャリッジ18に搭載されている。混合ブレード10は、モータ(図示せず)により回転可能であり、カップ内の冷凍物質を貫くように設計されている。出願人の先行特許で説明されているように、水、ミルクその他の液体が冷凍物質(これは穿孔ブレード10により小さな冷凍粒子へ破粋されている)のブレンドのためにカップに添加される。添加された液体は、例えばシャフトに隣接して向き付けられた流体出口19(図1B)を通じて、カップの上方から導いてもよい。
説明するように、混合中にカップ14は、図1Aの矢印A1で示されるようにカップ・ホルダ16によって往復して、回転ブレード10がカップの内容物を一回以上通り抜けるようにすることが好ましい。ブレード10は、長さ方向にシャフト12を移動させるための第2のモータを含んでもよいことが明らかであり、この場合には、カップ・ホルダ16に関連するモータの必要性が無くなる。
図2A及び2Bを参照すると、好ましくは、防滴体22はカップ14の上縁に沿って着座するように寸法付けされている。 この防滴体は上部開口24と、より大きい下部開口26とを含んでいる。 シャフト12は開口24、26を通じて延出させて、混合ブレード10が防滴体22の下に位置するようにしてある。 開口24は、成分(例えば、ミルク、水、温水その他の液体)が流体出口19(図1B)から開口24を通じてカップ14へ導かれるように、但し、防滴体のこの開口を通じての材料の飛散を最小にするように、寸法付けすることが好ましい。所望とあれば、開口24に代えて、或いは開口24と共に、成分を受け入れるための別の開口を用いてもよい。
シャフト12は外向きテーパー状部分32を含んでおり、防滴体がシャフトに対して降下したとき、このテーパー状部分32が開口24の円周に係合する(図2C参照)。防滴体がシャフトに対して上昇すると、防滴体22とテーパー状部分32とは図2A及び図2Bにおけるように分離する。これに代えて、離間リブ30(図3)を壁28に沿って選択的に位置させて、防滴体22がシャフトに対して降下したとき、(図1に示すように)マシーンの混合シャフトのテーパー状部分32に接触するようにしてもよい。
防滴体22は図示のようにドーム型形態を有してもよいが、他の形態も同様に適するであろう。 図2Bに示すように、壁28は、防滴体22の最上部表面から上部開口24へ下がるに従って内側へテーパー状をなす。壁28は、添加された水その他の成分を開口24へ向かって注ぐことに役立つと共に、添加されるべき成分の流れが開口24から逸れるときに、成分の漏出防止に役立つ。 この壁28は滑らかであり、飛散したミルクセーキの材料の蓄積を促進したり、或いは壁洗浄を妨げたりするような表面特徴をもたないことが好ましい。同様な壁28aは図3の代替的実施例に見られる。
この防滴体は以下の「操作」の欄で更に詳しく説明するように、重くしてもよい。更に防滴体は、それがシャフト12から吊り下がるときに、その重心が、シャフトと防滴体との間の接触領域の下に位置する形状とすることが好ましい。これは、防滴体をシャフト及びカップ14の上縁に整合させてシャフトに対する片側への防滴体の転動を回避することに役立つ。
図1A及び図1Bを再度参照すると、一つ又は複数のノズル34a、34b(図1Aには一つのみを示す)が防滴体22の内部に洗浄流体を導くために設けられている。 例えば、ノズル34bは、洗浄流体を壁28及び開口24へ向けて下向きに導くように向き付けてもよく、第2のノズル34aは、洗浄流体が防滴体の下側に接触するように、洗浄流体を上向きに導くように向き付けてもよい。ノズル34a、34bは、水(好ましくは温水若しくは暖水)及び/又は第四級アンモニウム清浄薬溶液等の殺菌溶液などの洗浄流体の一つ又は複数の供給源と結合されている。暖かい又は熱い(例えば、100F乃至180F(38乃至82℃)の温度範囲を有する)洗浄流体を与えることは、殺菌溶液その他の洗浄流体でバクテリアの殺菌を相当に促進することができる。
マシーン100はホルダ16の移動経路に沿って一対の自動ヒンジ扉36を含んでいる。 防滴体から流れた洗浄水を受けるための流体樋38はヒンジ扉を囲んでいる。ドレン管路(図示せず)は、樋に対して流体接続しており、この樋は、ドレン管路に水を向けるように配置された勾配を有する。図1A及び図1Bに見られるように、 扉36が閉止するとき、それらは勾配角度に位置しているので、防滴体から扉の一つへ流れて扉の勾配を流れ落ち、樋へ入る洗浄水流が可能となる。樋38、洗浄ノズル34、シャフト12、防滴体22及び混合要素は、(図1に示すように)点検扉42を有する包囲体40内に位置することが好ましい。
マシーン内のコントローラ(図示せず)は、カップ・ホルダのためのモータの操作、ブレード及びヒンジ扉、並びに液体の分与及び洗浄機能を制御する。
操作
図4-7は、洗浄可能な防滴体の操作を図解する一連の図であって、その好ましい形態では、如何なる部品や使い捨てカバーの分解や取り外しを伴わずに洗浄できる。先ず、冷凍成分が入っているカップ14を図4に示すように、カップ・ホルダ16内に配置し、ユーザはマシーン100の外部の「開始」ボタン(図示せず)を押す。 次に(図5)、ヒンジ扉36を開放し、ホルダ16をレール20に沿って上向きに移動させることにより、カップ14の上縁が防滴体22と接触するように動かす。ホルダ16の連続的な上方移動は、防滴体をシャフト上で上向きに上昇させて、図6に示すように、カップ14がブレード10の周りで上昇移動するにつれて、シャフト16のテーパー状区画32が防滴体22の開口24(又はリブ30)から離れる。ブレードの回転を起動して(或いは、これよりも早期の段階で起動させてもよい)、水、ミルクその他の流体を、上記に列挙した出願人の先行特許に説明されているように、カップへ導いて製造すべき冷凍飲料をもたらす。流体は防滴体の開口24を通じて導入される。 混合/ブレンドの間、ホルダ16(又はブレード)は、ブレードがカップの内容物全体を一回以上通過するように往復動させてもよい。
防滴体22はカップとの良好なシールを確実にするために重くしてもよいことに留意されたい。これは、混合中に防滴体を所定の位置に保持するための米国特許第5,145,250号(Plank)に説明されたようなスプリング、或いは米国特許第5,328,263号及び第5,439,289号(共にNeilson)に説明されたような同様な他の機構の必要性を排除する。防滴体を重くすることは、混合ブレードがカップ内を上方へ移動することにより形成された如何なる押上げ力にも打ち勝つことができるくらいの下向きの力を形成するほど重いのであれば、更なる利点がある。 混合ブレードは、混合ブレードがカップ内を上向きに動くにつれて押し上げ力を形成でき、カップ内で混合された製品の吸水力か粘着特性の結果、カップへの押し上げ力に寄与する。これは、カップが混合中にホルダにより下降するとき(即ち、カップが往復動して、混合ブレードを何度かカップの内容物を通過させるとき)及び/又はブレンド/混合の跡にカップがブレードから離れて下降するときに生じる。カップ上のこの上向き持ち上げ力に打ち勝つことができるくらいに防滴体を重くすることは、カップ・ホルダにカップを保持する機械的手段(例えばクランプ又は把持機構、或いは既に述べたスプリング又は蓋配列及び保持機構)を伴うことなく、カップをカップ・ホルダに着座した状態に留めさせる。一つの実施形態では、防滴体は約5 lbsの重さがある鋳造ステンレス鋼としてもよい。洗浄特徴が存在していなくても、重い防滴体を与えてもよいことに留意されたい。
一度、飲料が作られたならば、カップ・ホルダ16を下降させることにより、カップ14を下向きにブレードから離す。このカップの下降は、防滴体の開口24(又はリブ30)がシャフト12のテーパー状部分32に係合するまで防滴体22を下向きに運ぶ。ここでカップ14は防滴体22から分離して、ホルダ16により図4に示す所定位置に移動される。次いでカップはドリンクマシーン100から取り外してもよい。
次に、ヒンジ扉36を閉止して、図7に示すようにノズル34a及び34bを用いて洗浄流体を防滴体22へ導く。図1Bの実施例では、ノズル34bは防滴体22の上部へ洗浄流体を導き、ノズル34aは流体を防滴体22、ブレード10、及びシャフト12の下側へ導く。所望とあれば、シャフト12は洗浄中及び洗浄後に回転させてもよい。防滴体の重さと、リブ30とシャフト上のテーパー状区画32との間の接触を与えると、シャフト12を回転させれば防滴体も回転する。回転は、ノズルが防滴体22の片側に位置していたとしても、防滴体22の全表面をノズルからの流体スプレーに露呈させるので、特に有益である。更に回転は、遠心力によって洗浄水を防滴体22から振り落とし、これは、洗浄水が殺菌溶液を含んでいるならば、この回転が防滴体への洗浄液の粘着及びそれに伴うドリンクマシーンで混合される後続の飲料への殺菌溶液の転入を最小化するので、特に有益である。防滴体、ブレード、及び閉止扉36は洗浄流体を樋386樋へ流し、これは次いでドレン管路を通じてマシーンから水を導き出す。
図1Aは洗浄可能な防滴体を有するドリンク機の上面斜視図である。 図1Bは図1Aのドリンク機の包囲体を示す斜視図であって、点検口を取り外し、且つヒンジ扉が閉止位置にある状態で示した図である。ヒンジ扉を支持する構造体の一部は明瞭化のために破断してある。 図2Aは図1Aの防滴体、シャフト、及び混合ブレードを示す底面斜視図であり、防滴体が混合ブレードからずらされている状態を示す図である。 明瞭化のために、防滴体を貫通するシャフトの一部は図示していない。 図2Bは図1Aに示される部品の上面斜視図である。 図2Cは防滴体と係合するシャフトの上面斜視図である。 図3は図2Bと同様な上面斜視図であって、防滴体の代替例を示す図である。 図4は洗浄可能防滴体の使用を図解する図1のドリンク機の連続的な正面図である。 図5は洗浄可能防滴体の使用を図解する図1のドリンク機の連続的な正面図である。 図6は洗浄可能防滴体の使用を図解する図1のドリンク機の連続的な正面図である。 図7は洗浄可能防滴体の使用を図解する図1のドリンク機の連続的な正面図である。

Claims (47)

  1. 混合機における防滴体を洗浄する方法であって、
    混合されるべき材料を包含し、開口を含む容器を与える段階と、
    前記容器を収容するホルダを有する混合機、前記材料を混合するように前記容器内へ延伸可能な回転自在混合要素、前記容器の前記開口を遮蔽するように配置可能な防滴体、及びこの防滴体に向って向き付けられたノズルを更に与える段階と、
    前記防滴体で前記開口を遮蔽しながら前記混合要素を用いて前記材料を混合した後に、前記容器の前記開口の遮蔽を外して、前記ノズルを用いて洗浄流体を前記防滴体へ導く段階とを含む方法。
  2. 請求項1の方法において、前記導く段階が、分離段階の後に自動的に実行される方法。
  3. 請求項1の方法において、において、前記ホルダは前記防滴体へ向かう第1の方向と前記防滴体から離れる第2の方向とに可動であり、前記遮蔽を外す段階は前記ホルダを第2の方向へ移動させる段階を含む方法。
  4. 請求項3の方法において、
    前記混合要素はシャフト上にあり、
    前記防滴体は前記シャフトの一部に係合可能であり、且つこの防滴体に対する上向き力に応答して前記シャフトの前記一部から解放可能であり、
    前記防滴体が前記シャフトの前記一部から解放されている状態で混合を実行し、
    前記ホルダを第2の方向へ移動する段階が前記容器と防滴体とを分離して、前記防滴体を前記シャフトの前記一部へ係合させると共に、
    前記方法は更に、前記導く段階の間に前記防滴体を回転させるように前記シャフトを回転させる段階を含む方法。
  5. 請求項1の方法において、前記導く段階の間に前記防滴体を回転させる段階を更に含む方法。
  6. 請求項1の方法において、前記導く段階が暖かい洗浄流体を導く方法。
  7. 請求項1の方法において、前記洗浄流体を前記混合要素へ前記洗浄流体を導く段階を更に含む方法。
  8. 請求項1の方法において、前記方法は、
    前記容器内の材料中の前記混合要素により、前記混合要素と前記容器とのそれぞれ反対方向における相対移動を引き起こす段階と、
    前記混合要素と前記容器とのそれぞれ反対方向における前記相対移動の間に、前記防滴体が前記容器を前記ホルダ内に保持する方法。
  9. 請求項8の方法において、前記引き起こす段階では、前記防滴体の質量が前記ホルダ内に前記容器を保持する方法。
  10. 請求項1の方法において、前記洗浄流体を導く段階が、殺菌液を含有する洗浄溶液を導く方法。
  11. 請求項10の方法において、前記殺菌溶液が四級アンモニウム殺菌溶液を含む方法。
  12. 請求項10の方法において、前記殺菌溶液が加熱された殺菌溶液である方法。
  13. 請求項1の方法において、前記与える段階が、上向きに指向された第1のノズルと下向きに指向された第2のノズルとを与え、前記洗浄流体を導く段階は第1のノズルと第2のノズルとから流体を導く方法。
  14. 請求項1の方法において、前記与える段階が、前記防滴体を前記容器と接触して前記開口を覆うように位置させて、前記遮蔽を外す段階は前記防滴体と前記容器とを分離することを含む方法。
  15. 請求項1の方法において、前記与える段階が、前記混合機を内室を含むように与え、前記洗浄流体を導く段階は、前記内室内で前記遮蔽体を隔てることを含む方法。
  16. 請求項15の方法において、前記与える段階が、前記内室を覆う閉止位置へ可動な扉を与えると共に、前記隔てる段階が前記扉を前記閉止位置へ移動させることを含む方法。
  17. 請求項16の方法において、前記扉が勾配角度に位置し、且つ前記洗浄流体を導く段階が、前記洗浄流体が前記防滴体から流れて前記扉に接触して、次いで前記勾配を流れ落ちて、前記扉から離れて受け入れチャンネル及びドレンへ流れるようにする方法。
  18. 開口を有する容器内に包含された材料を混合する混合機であって、この混合機は容器を収容するホルダと、前記容器の内容物を混合するように前記容器内へ延伸可能な回転混合要素を含むタイプであり、
    前記容器の前記開口を遮蔽するように位置可能に前記混合機に支持された防滴体と、洗浄流体の供給源へ接続されて前記防滴体へ洗浄液を導くように向き付けられた少なくとも一つのノズルとを備えることを特徴とする混合機。
  19. 請求項18の混合機において、前記混合機は更に、前記混合要素がシャフトによって支持されるタイプであり、前記防滴体は前記シャフトによって支持されることを特徴とする混合機。
  20. 請求項19の混合機において、前記ホルダを前記防滴体が前記容器を前記防滴体へ接触させる第1の方向と、前記防滴体から離して前記容器を前記防滴体から分離させる第2の方向とに移動させる手段を更に含むことを特徴とする混合機。
  21. 請求項20の混合機において、前記防滴体は、前記シャフト上の部材に係合可能であり、且つ前記防滴体に対する前記容器による押し上げ力に応答して前記部材から前記防滴体を解放可能であることを特徴とする混合機。
  22. 請求項21の混合機において、前記シャフトが、前記洗浄流体が前記ノズルによって前記防滴体へ導かれるときに前記防滴体を回転させるように回転可能であることを特徴とする混合機。
  23. 請求項18の混合機において、少なくとも一つのノズルは洗浄流体を前記混合要素へ導くように向き付けられていることを特徴とする混合機。
  24. 請求項20の混合機において、前記防滴体は、前記容器の前記開口を覆うように前記容器と接触するように位置可能であり、且つ前記ホルダが前記部材に係合するまで第2の方向へ移動する間に前記容器の前記開口を覆う所定位置にと留まるのに充分な質量を有することを特徴とする混合機。
  25. 請求項18の混合機において、前記防滴体は、前記容器の前記開口を覆うように前記容器と接触するように位置可能であり、且つ前記混合要素と前記容器との反対方向における相対移動の間に前記容器を前記ホルダ内に保持するのに充分な質量を有することを特徴とする混合機。
  26. 請求項18の混合機において、前記洗浄流体の供給源が、殺菌液を含有することを特徴とする混合機。
  27. 請求項26の混合機において、前記殺菌溶液が四級アンモニウム殺菌溶液を含むことを特徴とする混合機。
  28. 請求項27の混合機において、前記殺菌溶液が加熱された殺菌溶液であることを特徴とする混合機。
  29. 請求項18の混合機において、前記少なくとも一つのノズルが、上向きに指向された第1のノズルと下向きに指向された第2のノズルとを含むことを特徴とする混合機。
  30. 請求項18の混合機において、前記防滴体が前記容器と接触するように位置することを特徴とする混合機。
  31. 請求項18の混合機において、前記混合機が、液体を前記容器内の材料と混合するように前記容器へ導く流体出口を含むタイプであり、前記防滴体がこの防滴体を通じて延出する通路を含み、この通路は流体を流体出口から前記通路を通じて前記容器へ流すことを特徴とする混合機。
  32. 開口を有する容器内に包含された材料を混合する混合機であって、この混合機は容器を収容するホルダと、前記容器の内容物を混合するように前記容器内へ延伸可能な回転混合要素を含むタイプであり、
    前記容器の前記開口を遮蔽するように位置可能に前記混合機に支持され、且つ前記混合要素と前記容器との反対方向への相対移動の間に前記容器を前記ホルダ内に保持する充分な質量を有することを特徴とする混合機。
  33. 請求項32の混合機において、前記混合要素がシャフトによって支持され、前記ホルダは、前記混合要素に対して前記容器を前記混合要素に向わせる第1の方向と前記混合要素から離す第2の方向とに移動させることを特徴とする混合機。
  34. 請求項33の混合機において、前記防滴体は、前記シャフトにより支持されると共に、前記シャフト上の部材に係合可能であり、且つ前記防滴体に対する前記容器による押し上げ力に応答して前記部材から解放可能であることを特徴とする混合機。
  35. 請求項32の混合機において、前記混合機が、液体を前記容器内の材料と混合するように前記容器へ導く流体出口を含むタイプであり、前記防滴体がこの防滴体を通じて延出する通路を含み、この通路は流体を流体出口から前記通路を通じて前記容器へ流すことを特徴とする混合機。
  36. ドリンクを混合する方法であって、
    カップ・ホルダ及び混合要素を有する器具を与える段階と、
    ドリンクの材料を入れてあるカップを前記カップ・ホルダ内に位置させる位置決め段階と、
    前記カップを自動的に移動して、前記混合要素を前記カップ内の前記材料に接触させる移動段階と、
    前記混合要素を回転させて前記材料を混合させる回転段階とを含む方法。
  37. 請求項36の方法において、前記移動段階が、前記回転段階の間、前記カップを複数回往復させる段階を含む方法。
  38. 請求項36の方法において、前記器具を与える段階が、内室を含むように前記器具を与え、前記混合要素は前記内室内に位置し、
    前記移動段階は前記カップの少なくとも一部を前記内室へ移動させる方法。
  39. 請求項38の方法において、前記器具を与える段階が、前記内室を覆う閉止位置へ可動な扉を含むように前記器具を与えると共に、前記方法は、
    前記カップを前記内室から移動させる段階と、
    前記扉を前記閉止位置へ移動させる段階と、
    洗浄流体の流れを前記混合要素との接触へ導く段階とを含む方法。
  40. 請求項39の方法において、前記扉が勾配角度に位置し、且つ前記洗浄流体を導く段階が、前記洗浄流体が前記防滴体から流れて前記扉に接触して、次いで前記勾配を流れ落ちて、前記扉から離れて受け入れチャンネル及びドレンへ流れるようにする方法。
  41. 請求項38の方法において、前記器具を与える段階が、内室及びこの内室を覆う閉止位置へ可動な扉を含むように前記器具を与えると共に、前記移動段階は前記カップの少なくとも一部を前記内室へ移動させ、前記方法は、
    前記カップを前記内室から移動させる段階と、
    前記扉を前記閉止位置へ移動させる段階と、
    洗浄流体の流れを前記防滴体との接触へ導く段階とを含む方法。
  42. 請求項41の方法において、前記扉が勾配角度に位置し、且つ前記洗浄流体を導く段階が、前記洗浄流体が前記防滴体から流れて前記扉に接触して、次いで前記勾配を流れ落ちて、前記扉から離れて受け入れチャンネル及びドレンへ流れるようにする方法。
  43. 請求項36の方法において、前記材料が冷凍ドリンク材料である方法。
  44. 請求項36の方法において、前記方法が、前記位置決め段階の後に前記材料へ液体を添加する段階を更に含む方法。
  45. 請求項44の方法において、前記液体が前記回転段階の間に添加される方法。
  46. 請求項36の方法において、前記器具が防滴体を更に含み、移動段階は前記カップを前記防滴体と接触するように移動させる方法。
  47. 請求項46の方法において、前記防滴体が通路を含むと共に、前記方法は前記通路を通じて前記カップの中の材料と接触するように液体を導く段階を更に含む方法。
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