JP2008537388A - ドップラー補償スキーム - Google Patents

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JP2008537388A JP2008504361A JP2008504361A JP2008537388A JP 2008537388 A JP2008537388 A JP 2008537388A JP 2008504361 A JP2008504361 A JP 2008504361A JP 2008504361 A JP2008504361 A JP 2008504361A JP 2008537388 A JP2008537388 A JP 2008537388A
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Abstract

この発明の少なくとも1つの実施形態は、ドップラー効果により生じた周波数オフセットを補償することにより1つ以上の無線通信装置間のスループットを改良する自動周波数オフセット補償方法、システム、および装置を提供する。特に、1つの実施は、受信されたキャリア信号の知感された周波数における周波数オフセットをドップラー効果が作るように互いに相対的に送信装置と受信装置が移動しているときに、周波数オフセットを評価し、これを用いてキャリア信号電力対干渉電力比(C/I)を補償する。

Description

関連技術
この特許出願は、この発明の譲受人に譲渡され、参照することにより明示的にここに組み込まれる、2005年3月29日に出願した、「C/I推定におけるフォワードリンクドップラー補償](FORWARD LINK DOPPLER COMPENSATION IN C/I ESTIMATION)というタイトルの米国仮出願第60/666,332の優先権を主張する。
少なくとも1つの特徴は無線通信システムに関連し、特に、ドップラー周波数オフセットを補償することにより信号劣化を低減するためのスキームに関する。
無線通信システムは、移動するプラットフォームと固定ロケーションとの間で通信することを含めて多くのアプリケーションのために使用される。例えば、航空機は、現在の基地局に対して無線(例えば、無線周波数)リンクを有していてもよい。航空機が移動するにつれ、航空機は、1つのセクターを追跡し、より良いパイロット/ビーコン信号のために他のセクターをモニターし、他の(例えば、より近い、より良い信号強度)の基地局が利用可能か否かを決定する。他の基地局からのパイロット信号が検出されるなら、現在の基地局から候補基地局への通信ハンドオフが実行されてもよい。
航空機は典型的に高速で移動するので、現在のセクターと候補セクター(セクター群)との間のドップラー効果により周波数オフセット差があるかもしれない。例えば、より悪いケースシナリオにおいて、航空機が現在のセクターから直接離れる方向に移動し、反対方向の候補セクターに向かって直接移動し、毎秒340メートル(m/s)で移動するなら、周波数オフセットは、850MHzのキャリア周波数を有した1927Hzかもしれない。これは、候補パイロット信号の真のキャリア信号電力対干渉信号電力比(すなわち、C/I電力比)の過小評価があることを意味する。なぜなら、推定器は、周波数において基準からはずれているからである。ハンドオフが適切に実行されていないかもしれず、従って受信機は、最良のセクターまたは基地局と通信していないので、低いスループットを生じる。
1つの実施は、(1)無線キャリア信号を受信することと、(2)キャリア信号のために周波数オフセットを推定することと、(3)周波数オフセットを用いて受信されたキャリア信号電力対干渉信号電力(C/I)を推定し、無線キャリア信号の受信機と無線キャリア信号の送信機との間のドップラーシフトを補償することとを備えた周波数補償方法を提供することである。無線キャリア信号は、移動通信装置が周波数補償方法を実施する候補基地局からのパイロット信号であってもよい。基地局が静止していてもよい間受信機は、航空機に搭載された通信装置であってもよい。
周波数オフセットを推定することは、(1)無線キャリア信号のクロス乗積弁別器を決定することと、(2)無線キャリア信号のドット積弁別器を決定することとを含んでいてもよい。1例において、周波数オフセット推定は方程式
Figure 2008537388
により決定される。但し、CPDは、クロス乗積弁別器の結果であり、DPDは、無線キャリア信号内のパイロットバーストのドット積弁別器の結果である。m1およびNは選択された係数である。Δfmaxは最大予測周波数オフセットであり、Tcはシンボル間隔である。最大周波数オフセットΔfmaxは、
Figure 2008537388
により推定されてもよい。但し、fcはキャリア周波数であり、vは無線キャリア信号の受信機と無線キャリア信号の送信機との間の最大速度差であり、cは光の速度である。C/Iは、方程式
Figure 2008537388
により決定されてもよい。但し、キャリア信号内の受信したパイロットシンボルは、
Figure 2008537388
として定義される。Tcは、2つの連続するパイロットシンボルyk間の時間間隔である。nkは、時刻kにおける加法的白色ガウス雑音(AWGN)であり、αはチャネル減衰である。
1つの実施は、(1)アンテナを接続しキャリア信号を受信するための入力インターフェースを有し、(2)入力インターフェースに接続されキャリア信号を受信する回路であって、(a)キャリア信号のための周波数オフセットを推定するように構成され、および(b)周波数オフセットを用いてキャリア信号電力対干渉信号電力比(C/I)を決定しドップラーシフトを補償する回路とを有したプロセッサーを提供してもよい。キャリア信号は候補基地局からのパイロット信号であってよく、パイロット信号の受信機と候補基地局との間の相対運動である。さらに、回路は、C/Iを決定するためにルックアップテーブルからのあらかじめ計算されたオフセット値を検索するように構成されてもよい。
1つの実施において、プロセッサー、システム、または方法はまた(1)候補基地局をサーチしてもよく、(2)現在の基地局で利用可能であるよりも候補基地局を用いてより良いリンクを確立することができるなら、現在の基地局から候補基地局に切り替えてもよい。候補基地局は、そのC/Iに基いて選択される。パイロット信号(例えば、パイロットバースト)は、候補基地局により送信され、最良のC/Iを有した基地局を決定するために使用される。候補基地局のためのC/Iは、候補基地局を選択する前に周波数オフセットに対して訂正される。
また、1つの実施は、(1)アンテナに接続され、無線信号を受信する入力インターフェースと、(2)(a)入力インターフェースから無線信号を受信し、(b)無線信号のための周波数オフセットを推定し、(c)周波数オフセットを用いて受信されたキャリア信号電力対干渉信号電力比(C/I)を決定しドップラーシフトを補償するように構成されたシグナルプロセッサーと、を備えた無線通信装置を提供する。メモリデバイスは、信号プロセッサーに接続され、C/Iを決定するために所定の周波数オフセット訂正値のルックアップテーブルを記憶してもよい。
さらに他の実施形態は、プロセッサーにより実行されると、プロセッサーに、(a)1つ以上の候補基地局から1つ以上のパイロット信号を受信させ、(b)1つ以上のパイロット信号のための周波数オフセットを推定させ、(c)周波数オフセットを用いて受信したキャリア信号電力対干渉信号電力比(C/I)を推定し、受信機と、1つ以上の基地局との間のドップラーシフトを補償させ、(d)対応するC/Iに基いて1つ以上の基地局から候補基地局を選択させ、(e)現在の基地局で利用可能なものより候補基地局を用いてより良い通信リンクが確立することができるなら、現在の基地局から候補基地局に切り替えさせる、受信機が候補基地局の間で選択するとき、周波数オフセットを補償するための1つ以上の命令を有する機械読み取り可能媒体を提供する。
以下の記載において、実施形態の完全な理解を提供するために特定の詳細が与えられる。しかしながら、実施形態は、これらの特定の詳細無しに実施してもよいことは当業者により理解されるであろう。例えば、不必要に詳細に実施形態を不明瞭にしないために回路はブロック図で示されてもよい。他のインスタンスにおいて、よく知られた回路、構造および技術は、実施形態を不明瞭にしないようにするために詳細に示されてもよい。
また、実施形態は、フローチャート、フローダイアグラム、ストラクチャーダイアグラム、またはブロックダイアグラムとして描画されるプロセスとして記載されてもよい。フローチャートは、動作をシーケンシャルプロセスとして記載してもよいが、動作の多くは並列にまたは同時に実行することができる。さらに、動作の順番は再構成されてもよい。その動作が完了すると、プロセスが終了される。プロセスは、方法、機能、手続、サブルーチン、サブプログラム等に対応してもよい。プロセスが機能に相当するとき、その終了は、コーリング機能またはメイン機能への機能のリターンに相当する。
さらに、記憶媒体は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、フラッシュメモリ(登録商標)装置および/または情報を記憶するための他の機械読み取り可能媒体を含む、データを記憶するための1つ以上の装置を表してもよい。「機械読み取り可能媒体」は、ポータブルまたは固定の記憶装置に限定されないが、光学記憶装置、無線チャネル、および命令(命令群)および/またはデータを記憶し、含み、または運ぶことができる種々の他の媒体を含む。
さらに、実施形態は、ハードウエア、ソフトウエア、ファームウエア、ミドルウエア、マイクロコード、またはそれらの任意の組み合わせにより実施してもよい。ソフトウエア、ファームウエア、ミドルウエアまたはマイクロコードで実施されるとき、必要なタスクを実行するためのプログラムコードまたはコードセグメントは、記憶媒体または他の記憶装置(記憶装置群)のような機械読み取り可能媒体に記憶されてもよい。プロセッサーは必要なタスクを実行してもよい。コードセグメントは、手続、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウエアパッケージ、クラスまたは命令、データ構造またはプログラムステートメントの任意の組み合わせを表してもよい。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメーターまたはメモリ内容を通過させおよび/または受信することにより他のコードセグメントまたハードウエア回路に接続されてもよい。情報、引数、パラメーター、データ等は、メモリシェアリング、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信等を含む任意の手段を介して渡され、送られ、または送信されてもよい。
1つの特徴は、ドップラー効果により生じた周波数オフセットを補償することにより1つ以上の無線通信装置の間でスループットを改良してもよい、システム、方法および装置を提供する。特に、1つの実施は、ドップラー効果が受信したキャリア信号の感知された周波数における周波数オフセットを作成するとき、キャリア信号電力対干渉電力比(C/I)を正確に推定する。
図1は、現在の基地局102から新しい基地局104に通信を切り替えるとき、ドップラーシフトを補償するためにこの発明が実施されてもよいシステムを図解する。通信装置106は移動プラットフォーム(例えば、航空機等)に接続されてもよく、第1のロケーションAから第2のロケーションBに移動してもよい。通信装置106は静止していてもよいしまたは移動していてもよい現在の基地局102と無線で通信してもよい。基地局(基地局AまたはB)は、有線または無線ネットワークと通信するためにブリッジ、リレー、または通信装置106のためのアクセスポイントとして機能してもよい。通信装置106は周期的に、連続的に、散発的に、および/または必要に応じて、他の基地局からのパイロットまたはビーコン信号をサーチする。パイロットまたはビーコン信号は受信機に、通信する他の基地局の存在を知らせるように機能する。これにより、通信装置106は、その通信リンク108を現在使用されている基地局102から新しい基地局104に切り替えることができる。通信装置106は新しい基地局104を検出し、新しい基地局が現在の基地局102より、より大きな信号強度を有していることを決定し、現在の基地局102に向けられた現在のビーム108を新しい基地局に向けるように切り替える。現在の基地局と新しい基地局からの信号強度は、基地局により放出されたパイロット信号から確認してもよい。このように、通信装置106は新しい基地局104に対して通信ハンドオフを開始する。
新しい基地局104との通信を検出し確立するプロセスにおいて、通信装置106は、信号にロックするために新しい基地局104からのパイロット信号または他の信号のキャリア周波数を確認してもよい。しかしながら、通信装置106は新しい基地局104に向かって移動しているので、ドップラーシフトまたは周波数におけるオフセットが起きるかもしれない。すなわち、通信装置106は現在の基地局102との通信を新しい基地局104に切り替えるので、通信装置106は、現在の基地局102から離れる方向で新しい基地局104に向かう方向に移動することにより生じたドップラー周波数オフセットを補償しなければならない。周波数オフセットの大きさは、通信装置106が通信する基地局に対して通信装置106が移動する速度に依存する。この周波数オフセットにおける計算間違いは、通信装置106における受信された信号の劣化をもたらす。
1つの特徴は、受信キャリア信号電力対干渉信号電力(C/I)を改良するために通信装置106において周波数オフセットを決定する方法を提供する。分析的な結果およびシミュレーション結果は、候補パイロット信号のC/Iの厳しい過小評価が高いC/I領域において生じることを示している。従って、1つの実施は、周波数オフセットを推定し、推定されたドップラー周波数を用いてC/I推定を補償するアルゴリズムを提供する。このアルゴリズムは、受信装置のデジタルシグナルプロセッサー(DSP)において実施されてもよい。
無損失の環境において、時刻kにおける送信されたパイロットシンボルyk(例えば、バイト、ビット、数字等)のための受信された信号は、例えばyk=1、但し0<k<95として定義されてもよい。しかしながら、時刻kにおいて加法的白色雑音(AWGN)nkとチャネル減衰αを有する環境において、C/Iは低くなるだろう。そのような環境において、受信パイロットシンボルは、
Figure 2008537388
として定義されてもよい。この場合96のバーストパイロットチップがある(図6参照)。この数字は、実施に依存して変化してもよい。C/I推定値は
Figure 2008537388
として定義されてもよく、
Figure 2008537388
から得ることができる。チャネル減衰αの最大尤度(ML)推定値は、
Figure 2008537388
により与えられる。但し、*は、複素共役を示す。σ2のML推定値は、
Figure 2008537388
により与えられる。但し、K=96(バーストパイロットチップの数)である。従って、C/Iの推定値は
Figure 2008537388
として与えられる。
図2は、この発明の一実施形態に従って採用されてもよい通信装置200を図解するブロック図である。通信装置200は、トランシーバー204に接続された処理ユニット202を含み、オプションでメモリユニット206を含んでいてもよい。処理ユニット202は、受信されたキャリア信号の知感された周波数における周波数オフセットをドップラー効果が作るとき、キャリア信号を受信し、キャリア信号電力対干渉電力比(C/I)を推定するように構成されてもよい。処理ユニット202は、トランシーバー204を介して受信および/または送信してもよく、情報をメモリ206に記憶してもよくおよび/またはメモリ206から情報を検索してもよい。通信装置200の種々の実施形態は、多かれ少なかれここに記載されたこれらと等価な機能を実行するコンポーネントを用いて実施してもよい。
図3は、−5dB乃至15dBの理想C/Iに対する加法的白色雑音(AWGN)に対して実行されるシミュレーションのグラフを図解する。このグラフは、ドップラー周波数オフセットが存在しない場合に得られるC/Iを図解する。示された結果は、1000のシミュレーションを平均することにより得られた。ライン302は、推定されたC/Iに対する理想的なC/Iのプロットである。このシミュレーションは、理想的な環境を仮定するので、理想的なC/Iと推定されたC/Iは同じ値を有し、従ってC/Iの劣化を有さない理想的なライン302を生じる。ライン304は推定されたC/Iの標準偏差が最小であることを同様に図解する。
1つの実施において、モバイル装置(例えば、通信装置106)は、(例えば、ビーム108を用いて)1つのセクターを追跡し現在の基地局(例えば、基地局102)と通信し、他の基地局(例えば、候補基地局104)とのハンドオフのために(例えば、ビーム110を用いて)他のセクターを監視する。しかしながら、(例えば、ビーム110を介して)サービスしていないセクターからパイロット信号を検出すると、ドップラーシフトにより周波数オフセットΔfがある可能性がある。この周波数オフセットが考慮されないなら、モバイル装置サービスしていないセクターのC/Iを正確に推定することができず、ハンドオフを適切に実行できない結果としてそのスループットを低下させる。
(例えば、ビーム110を介して)サービスしていないセクターからの受信されたパイロットシンボル
Figure 2008537388
は、
Figure 2008537388
として書くことができる。但し、Tcは2つの連続するパイロットシンボルyk間の時間間隔(例えば1/1.2288μ秒)である。このようにして、受信されたパイロットシンボル
Figure 2008537388
を再定義することにより、方程式2は、
Figure 2008537388
となる。これは、候補セクターのための周波数オフセットを有したC/I推定値を表す。
方程式1乃至方程式4から、
Figure 2008537388
として示すことができる。但し、θk=2πΔfkTcである。方程式5は周波数オフセットΔfによる推定されたC/Iの劣化を与える。
図4は、周波数オフセットΔf=2000Hzを有し、ドップラー補償が無い場合の−5dB乃至15dBの真のC/Iに対して実行されるシミュレーションのグラフを図解する。この理論的な結果402は方程式5により得られ、シミュレーション結果は1000のシミュレーションに対して平均化される。標準偏差404は、標準偏差304(図3)から著しく変化されないことに留意する必要がある。プロットライン402は、15dBのC/Iに対して約6dBの過小評価を示す(ポイント406)。すなわち、ポイント306において15dBである代わりに、推定されたC/Iは約9dBである。高いC/I領域におけるこのC/Iの厳しい過小評価は、ドップラーシフトにより生じるかもしれない周波数オフセットΔf=2000Hzによる。この周波数オフセットΔfをより正確に補償するアルゴリズムは、より正確にC/Iを決定するために必要とされる。
周波数オフセットΔfが周知なら、C/I推定値のこの劣化は補償することができる。周波数オフセットが周知であるとき、C/I推定値の劣化は、方程式4を以下に変更することにより補償することができる。
Figure 2008537388
図5は、周知のオフセット周波数Δfのための方程式6に基いてC/I推定値のシミュレーション結果を図解するグラフである。周波数オフセットΔfは、2000Hzで維持され(ライン502)、この周波数オフセット値は、C/Iを推定する際に使用される。平均C/Iは1000のシミュレーションに対して得られる。観察することができるように、周波数オフセットによる推定されたC/Iの劣化(ライン502)は、方程式6により良く補償される。ライン502は、推定されたC/Iに対する理想C/Iのプロットであり、C/Iの劣化をほとんど有さないことを示す。すなわち、15dBの推定されたC/Iが真の値に近づくように、方程式6は周波数オフセット(例えば、Δf=2000Hz)を補償する。
方程式6が推定されたC/Iを改良する方法を提供するけれども、周波数オフセットΔfは周知であると仮定する。実際の実施において、周波数オフセットΔfは典型的には周知ではない。
図6は、周波数オフセットを推定するために実施してもよいバーチャルローテーターループ(VRL)を図解するブロック図である。同相のクロス乗積弁別器(CPD)および受信されたパイロットバーストykの虚数部、および同相のドット積弁別器(DPD)および受信されたパイロットバーストykの虚数部。CPDとDPDはそれぞれ方程式7および8として書くことができる。
Figure 2008537388
但し、Nはパイロット信号の長さであり、m1Nは、CPDとDPDを計算する際の2つのパイロットバーストの開始間の間隔である。従って、CPDとDPDが周知なら、Δfは、方程式7および8から導きだすことができる。
図7は1つの実施による2048チップのスロットデータ構造を図解する。スロット構造のサイズは実施に依存して変化してもよい。各スロットは偶数および奇数のハーフスロットに分割され、各ハーフはデータ、パイロットバーストおよびMACビットを含む。ハーフスロット(1024チップ)ごとに96チップの1つのパイロットバーストがある。チップ間隔は、2つの連続するサンプル間の丁度時間間隔であることに留意する必要がある。
図8及び図9は、どのようにして同相のクロス乗積弁別器(CPD)と受信された信号(例えば、パイロットバースト)の虚数部が決定されてもよいかを示す等価ブロック図を図解する。同様に、図10および図11は、どのようにして同相のドット積弁別器(DPD)と受信した信号(例えば、パイロットバースト)の虚数部が決定されてもよいかを示す等価ブロック図を図解する。これらの図において、SIおよびSQは、
Figure 2008537388
として表されてもよい。但し、I[n]+jQ[n]は、時刻nにおける受信されたパイロットシンボルを表し、Nは、(方程式7および8で使用されたNと同じ)パイロットバーストのレングスである。従って、CPDとDPDは取得することができる。
1つのトラッキングモード例において、CPDとDPDは、m1N=1024チップにより分離されたフルパイロットバーストN=96を用いて計算される。獲得モードにおいて、CPDとDPDは、N=48であり、m1N=48チップにより分離される、48チップの2つのハーフパイロットバーストとして96チップのフルパイロットバーストを用いて計算される。時間間隔Tcはチップ間隔(例えば1/1.2288μ秒)であり、αはチャネル減衰である。
図6を再び参照すると、利得g1は、
Figure 2008537388
であるように選択されてもよい。近似値
Figure 2008537388
を用いて、g1は、g1=2πn1NTcとして解が得られる利得g2は、ループの収束速度を制御する。
以下の結論が図6で図解されたVRLを用いて周波数オフセット推定値から出される。
(a)異なるC/I値は異なる収束時間を生じる。ループは低いC/Iで収束するためにかなりより長い時間を取る。
(b)g1に対して値を設定する際に取られる近似値により高いC/Iにおいて推定されたΔfに対してバイアスがある。利得g1がtan(2πn1NΔfTc)/Δfの理想値として設定することができたなら、バイアスは存在しなかったであろう。しかしながら、周波数オフセットはΔfは周知でないので、これは現実的ではない。図4に描画された例の場合、推定されたΔfの標準偏差は15dBのC/Iにおいて約250Hzである。
1つの特徴は高いC/I値において周波数オフセットΔfをより正確に推定する新規なスキームを供給する。DPD出力によりCPD出力を分割することはΔfの以下の関数を与える。
Figure 2008537388
例えば、獲得モードにおいて、関数D(Δf)は、関心のあるΔfのレンジのための直線により近似することができる。すなわち、
Figure 2008537388
この場合、スロープkは
Figure 2008537388
として選択することができる。この場合、Δfmaxは最大の予測される周波数オフセットである。一実施において、この最大周波数オフセットΔfmaxは、(fc x v)/cにより推定されてもよい。但し、fcはキャリア周波数である。vはその通信基地局に対する通信装置の移動の最大速度(例えば、航空機の速度)である。cは光の速度である。それゆえ、Δfは
Figure 2008537388
として推定することができる。
さらに、方程式10におけるCPDおよびDPD項は、スライディングウインドウにわたって各ハーフスロットからのCPDおよびDPD出力を平均化することにより得ることができる。図12および図13は、それぞれ2000Hz−100Hzの真の周波数オフセットに対する推定された周波数オフセットのシミュレーション結果のグラフを図解する。スライディングウインドウはシミュレーションの両方において5つのハーフスロットである。平均は1000のシミュレーションに対して得られる。推定された周波数オフセットΔfの標準偏差1204および1304は15dBのC/I(図13)において約60Hzである。
図14は周波数オフセットΔfを用いてC/Iを推定する一般的な方法またはアルゴリズムを描画する。最初に、キャリア信号が受信される1402。次に、上述したように、CPDとDPDを決定し、方程式10を適用することによりキャリア信号のための周波数オフセットΔfが推定される1404。最後に、方程式6を適用し、推定された周波数オフセットΔfを用いることによりC/Iが推定される。
図15および16は2000Hz(図15の1504)および−100Hz(図16の1604)の周波数オフセットが存在する場合に推定されたC/Iのためのシミュレーション結果を図解する。周波数オフセットのためのスライディングウインドウのサイズは5つのハーフスロットである。平均C/Iは1000シミュレーションに対して決定される。図15および図16を比較すると、受信機が周波数オフセットΔfを知っておりC/I推定値(図5)を補償するために真の値を使用するなら、アルゴリズムの性能は、性能に匹敵することがわかる。さらに、全体的な性能(ライン1504および1604)は、(図3に示される)周波数オフセットなしにシステムの結果と比較して、わずかな劣化(ライン1502および1602)を単に示す。
ここに記載された自動周波数補償システムもまた方程式6を実施することによりデジタルシグナルプロセッサ(DSP)で実施されてもよい。この発明の一実施形態において、DSPは、Δfの種々の値においてドップラーシフトのためのC/Iを補償するために採用することができる所定の周波数オフセット訂正値を有したルックアップテーブルを含んでいてもよい。特にルックアップテーブルはC/Iを訂正するために方程式6において使用される訂正項
Figure 2008537388
を含んでいてもよい。
図17は上述した周波数補償に使用する例示装置を図解するものであり、受信機1710、第1の推定モジュール1720および第2の推定モジュール1730を備えている。受信機1710は無線キャリア信号を受信するように構成される。第1の推定モジュール1720は、キャリア信号のための周波数オフセットを推定するように構成される。第2の推定モジュール1730は、周波数オフセットを用いることによりキャリア信号電力対干渉信号電力比(C/I)を推定し、無線キャリア信号の受信機と無線キャリア信号の送信機との間のドップラーシフトを補償するように構成される。周波数オフセットを推定するために、第1の推定モジュール1720はまた、無線キャリア信号のクロス乗積弁別器を決定するように構成された第1の決定モジュール1740と、無線キャリア信号のドット積弁別器を決定するように構成された第2の決定モジュール1750を備えていてもよい。
図17の装置は一例であり、そのようなものとして、さらなるエレメントを備えていてもよいことに留意する必要がある。さらに、第1および第2の決定モジュール1740および1750は、エレメントの動作に影響を及ぼすことなく一緒に実施されてもよい。同様に、第1および第2の推定モジュール1720および1730は、エレメントの動作に影響を及ぼすことなく一緒に実施してもよい。さらに、図17の1つ以上のエレメントは、一緒に実施されてもよく、および/または再構成され、さらに上述した周波数補償を達成してもよい。
従って、上述した実施形態は単に例でありこの発明を限定するとして解釈されるべきでないことに留意する必要がある。実施形態の記載は、実例となることを意図したものであり、クレームの範囲を制限することを意図したものではない。そのようなものとして、この開示は、他の装置に容易に適用することができ、多くの代替物、変更、変形例は、当業者には明白であろう。
図1は、現在の基地局から新しい基地局に通信を切り替えるとき、この発明がドップラーシフトを補償するように実施してもよいシステムを図解する。 図2は、この発明の一実施形態に従って採用されてもよい通信装置を図解するブロック図である。 図3は、−5dB乃至15dBの理想信号電力対干渉電力比(C/I)のための加法的白色雑音(AWGN)チャネルに対して実行されるシミュレーションのグラフを図解する。 図4は周波数オフセットΔf=2000Hzでドップラー補償がない、−5dB乃至15dBの理想C/Iのために実行されるシミュレーションのグラフを図解する。 図5は既知のオフセット周波数Δfのための方程式6に基いたC/I推定のシミュレーション結果を図解するグラフである。 図6は周波数オフセットを推定するために実施してもよいバーチャルローテーターループ(VRL)を図解するブロック図である。 図7は、一実施形態に従う2048チップのスロットデータ構造を図解する。 図8は、信号のクロス乗積弁別器をどのように決定するかを示す等価ブロック図を図解する。 図9は、信号のクロス乗積弁別器をどのように決定するかを示す等価ブロック図を図解する。 図10は、信号のドット積弁別器(DPD)をどのように決定してもよいかを示す等価ブロック図を図解する。 図11は、信号のドット積弁別器(DPD)をどのように決定してもよいかを示す等価ブロック図を図解する。 図12は、それぞれ2000Hzと−100Hzの真の周波数オフセットΔfのための推定された周波数オフセットのシミュレーション結果のグラフを図解する。 図13は、それぞれ2000Hzと−100Hzの真の周波数オフセットΔfのための推定された周波数オフセットのシミュレーション結果のグラフを図解する。 図14は、周波数オフセットΔfを用いてC/Iを推定するための一般的な方法またはアルゴリズムを図解する。 図15は、2000Hzと−100Hzの周波数オフセットがある場合に推定されたC/Iのシミュレーション結果のグラフを図解する。 図16は、2000Hzと−100Hzの周波数オフセットがある場合に推定されたC/Iのシミュレーション結果のグラフを図解する。 図17は、通信装置の例示実施を図解する。

Claims (20)

  1. 無線通信装置において、
    無線信号を受信するためにアンテナに接続された入力インターフェースと、
    前記入力インターフェースから前記無線信号を受信し、前記受信した無線信号に対する周波数オフセットを推定し、前記周波数オフセットを用いることにより受信したキャリア信号電力対干渉信号電力比(C/I)を決定し、ドップラーシフトを補償するように構成されたシグナルプロセッサーと、
    を備えた無線通信装置。
  2. 前記シグナルプロセッサーと接続され、C/Iを決定するために所定の周波数オフセット訂正値のルックアップテーブルを記憶するメモリ装置をさらに備えた、請求項1の無線通信装置。
  3. 前記オフセット周波数は、前記無線信号内のパイロットバーストのクロス乗積弁別器とドット積弁別器の比により推定される、請求項1の無線通信装置。
  4. 前記オフセット周波数は、
    Figure 2008537388
    により推定される最大周波数オフセットΔfmaxのファクターであり、fcはキャリア周波数であり、vは、前記キャリア信号の受信機と前記キャリア信号の送信機との間の最大速度差であり、cは光の速度である、請求項3の無線通信装置。
  5. 前記無線信号は候補基地局内から生じる、請求項1の無線通信装置。
  6. 前記シグナルプロセッサーは対応するC/Iに基いて複数の候補基地局から前記候補基地局を選択するようにさらに構成される、請求項1の無線通信装置。
  7. 前記シグナルプロセッサーは、前記選択された候補基地局との通信リンクを確立するようにさらに構成される、請求項1の無線通信装置。
  8. 無線通信装置において、
    無線キャリア信号を受信する手段と、
    前記キャリア信号のための周波数オフセットを推定する手段と、
    前記周波数オフセットを用いることにより、受信キャリア信号電力対干渉信号電力比(C/I)を推定し、前記無線キャリア信号の受信機と前記無線キャリア信号の送信機との間のドップラーシフトを補償する手段と、
    を備えた無線通信装置。
  9. 周波数補償方法において、
    無線キャリア信号を受信することと、
    前記キャリア信号の周波数オフセットを推定することと、
    前記周波数オフセットを用いることにより受信キャリア信号電力対干渉信号電力比(C/I)を推定し、前記無線キャリア信号の受信機と前記無線キャリア信号の送信機との間のドップラーシフトを補償することと、
    を備えた方法。
  10. 前記無線キャリア信号は候補基地局からのパイロット信号である、請求項9の方法。
  11. 前記周波数オフセットを推定することは、前記無線キャリア信号のクロス乗積弁別器を決定することと、前記無線キャリア信号のドット積弁別器を決定することとを含む、請求項9の方法。
  12. 前記周波数オフセット推定は、前記無線信号内のパイロットバーストのクロス乗積弁別器とドット積弁別器の比により決定される、請求項9の方法。
  13. 前記オフセット周波数は、
    Figure 2008537388
    により推定される最大周波数オフセットΔfmaxのファクターであり、fcはキャリア周波数であり、vは、前記キャリア信号の受信機と前記キャリア信号の送信機との間の最大速度差であり、cは光の速度である、請求項9の方法。
  14. アンテナと接続されキャリア信号を受信する入力インターフェースと、
    前記入力インターフェースと接続され前記キャリア信号を受信し、前記キャリア信号のための周波数オフセットを推定し、前記周波数オフセットを用いることによりキャリア信号電力対干渉信号電力比(C/I)を決定し、ドップラーシフトを補償するように構成された回路と、
    を備えたプロセッサー。
  15. 前記キャリア信号は、候補基地局からのパイロット信号であり、前記パイロット信号の受信機と前記候補基地局との間に相対運動がある、請求項14のプロセッサー。
  16. 前記回路は、さらに、
    Figure 2008537388
    により推定される最大周波数オフセットΔfmaxのファクターである周波数オフセットを前記無線信号内のパイロットバーストのクロス乗積弁別器とドット積弁別器の比により推定するように構成され、fcはキャリア周波数であり、vは前記キャリア信号の受信機と前記キャリア信号の送信機との間の最大速度差であり、cは光の速度である、請求項14のプロセッサー。
  17. 前記回路は、さらにルックアップテーブルからあらかじめ計算されたオフセット値を検索しC/Iを決定するように構成される、請求項14のプロセッサー。
  18. 前記回路は、さらに、
    候補基地局をサーチし、
    現在の基地局を用いて利用可能なものよりもより良い通信リンクを前記候補基地局を用いて確立することができるなら、前記現在の基地局から前記候補基地局に切り替えるように構成される、請求項14のプロセッサー。
  19. 受信機が候補基地局間で選択するとき周波数オフセットを補償する1つ以上の命令を有する機械読み取り可能な記録媒体であって、前記命令はプロセッサーにより実行されると、前記プロセッサーに、
    1つ以上の候補基地局から1つ以上のパイロット信号を受信させ、
    前記1つ以上のパイロット信号のための周波数オフセットを推定させ、
    前記周波数オフセットを用いることにより受信キャリア信号電力対干渉信号電力比(C/I)を推定させ、前記受信機と前記1つ以上の候補基地局との間のドップラーシフトを補償させる、機械読み取り可能な記録媒体。
  20. プロセッサーにより実行されると、前記プロセッサーに、
    対応するC/Iに基いて前記1つ以上の候補基地局から前記候補基地局を選択させ、
    現在の基地局を用いて利用可能なものよりもより良い通信リンクが前記候補基地局を用いて確立することができるなら、前記現在の基地局を前記候補基地局に切り替えさせる、1つ以上の命令をさらに有する、請求項19の機械読み取り可能記録媒体。
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