JP4772605B2 - 無線通信装置及び送信電力制御方法 - Google Patents

無線通信装置及び送信電力制御方法 Download PDF

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本発明は、移動通信システムに於ける無線通信装置及び移動速度に対応して送信電力制御を行う送信電力制御方法に関する。
CDMA方式は、送信側で、複数のチャネルに同じ周波数を用い、チャネル毎に独立な広帯域の拡散コードをデータ信号に乗じることにより、データ信号のスペクトル拡散を行って送信し、受信側で、同じ拡散コードを乗じて、各チャネルのデータ信号を復元するものであり、CDMA方式を移動通信に適用した場合、フェージング対策と送信電力制御機能が不可欠となる。
移動通信システムに於いては、広範囲にわたって配置された複数の基地局と、各基地局のサービスエリアに於いて移動しながら通信を行う移動局とを含むもので、移動局は自動車や各種交通機関により高速移動する場合もある。従って、移動局としての無線通信装置は、静止状態から高速移動状態に移行する過程や、都市環境から郊外環境に移行する過程等の動的に変化する様々な環境の中で、安定した通信の継続が必要とされる。特に、複数の伝播経路を通ることによる遅延波や反射波が含まれるマルチパス環境に於いては、干渉によりフェージング(瞬時値変動)が発生する為、その対策は移動通信システムに於いて不可欠となる。このマルチパスフェージング等の対策の為に、速度検出機能を備えている場合が多くなり、その速度検出機能によって、サーチャー機能やAFC(Automatic Frequency Control)機能のような同期追従動作が必要な機能に対して、動作環境の変化に追従したダイナミック切替えを行う構成が適用されている。
図6は、移動通信システムに於ける従来例の移動局に対応する無線通信装置の要部説明図であり、31は復調部、32はBLER(Block Error Rate)算出部、33はT−SIR(Target−Signal Interference Ratio)生成部、34は上りTPC(Transmit Power Control)生成部、35は速度検出部、36はSIR(Signal Interference Ratio)生成部を示し、無線受信部と、無線送信部と、ベースバンド処理部とを含む構成は図示を省略している。
復調部31は、無線受信部(図示を省略)により受信した変調信号を復調し、復調信号を、BLER算出部32と速度検出部35とSIR生成部36とに入力する。BLER算出部32は、受信信号のブロックエラーレートを求めて、T−SIR生成部33に入力する。又速度検出部35は、例えば、位相同期状態に於ける単位時間当たりの位相変化が移動速度に対応することから、この位相変化を基に速度を検出する構成とすることが可能であり、検出した移動速度情報に従って、図示を省略しているマルチパスフェージング対策機能等を制御することができる。又SIR生成部36は、復調信号を基に信号対干渉比を求めて、T−SIR生成部33に入力する。T−SIR生成部33は、入力されたSIR信号を基に、ターゲットSIRを求めて上りTPC生成部34に入力する。この上りTPC生成部34は、T−SIR生成部33からのターゲットSIRと、SIR生成部36からのSIRとを比較して、その比較差に対応したTPC信号を生成し、図示を省略した無線送信部から送信側へ送信する。このTPC信号を受信した送信側の送信電力を制御するアウターループ送信電力制御を構成している。
又前述のアウターループ送信電力制御に於いて、誤り訂正復号化部により処理した受信データを、再度誤り訂正符号化部により符号化し、この符号化信号と、誤り訂正復号化部へ入力する受信符号化信号とをBER(ビットエラーレート)推定部に入力して、ビットエラーレートを求め、このビットエラーレートを基にターゲットSIRを求め、受信復調信号から求めたSIRとターゲットSIRとを基に、TPCを生成して送信側に送信する手段が提案されている(例えば、特許文献1参照)。又前述のアウターループ送信電力制御に於いて、パイロット信号を含む制御用チャネルの受信データ誤り率を求め、この誤り率を基にターゲットSIRを生成することにより、データ用チャネルの受信データの有無にかかわらず、送信電力制御を可能とする手段が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−32184号公報 特開2004−274117号公報
送信電力制御は、移動側の無線通信装置と、基地局側の無線通信装置との間の距離の変化及びマルチパスによる瞬時変動に対して、送信電力を最適化できるように制御するもので、その為に、受信品質を示すブロックエラーレート(BLER)を求めるものである。通常は、ビタビ復号やターボ復号により復号した信号を基に、BLERを求めている。このビタビ復号処理やターボ復号処理は、強力な誤り訂正復号が可能であるが、その為の処理時間が長くなる。特に、高速移動中に於いては、フェージングによる受信環境の変化が著しいので、BLER算出遅延が大きくなる傾向となって、受信環境急変に対応したTPC生成が追従できなくなる問題がある。それにより、信頼性の高い送信電力制御を継続することが困難となる。
本発明は、前述の従来の問題点を解決するもので、移動速度に対応した送信電力制御を可能とするものである。
本発明の無線通信装置は、移動速度が予め設定した速度を超えない場合には、受信復調信号を基に算出されるブロックエラーレートを用いて生成された送信電力制御信号を送信し、移動速度が予め設定した前記速度を超える場合には、前記受信復調信号の中の同期ワードのエラーを検出して求めた同期ワードエラーレートを用いて生成された送信電力制御信号を送信する構成を備えている。
又受信復調信号を基にブロックエラーレートを求めるブロックエラーレート算出部と、前記受信復調信号の中の同期ワードのエラーを検出する同期ワードエラー検出部と、前記受信復調信号を基に移動速度を検出する移動速度検出部と、該移動速度検出部により検出した移動速度に応じて前記ブロックエラーレート又は前記同期ワードエラーの何れか一方をターゲット回線品質生成部に入力する制御部と、前記受信信号を基に回線品質を求める回線品質生成部と、前記ターゲット回線品質生成部の出力と前記回線生成部の出力とを入力して送信電力制御信号を生成する生成部とを備えている。
又受信復調信号を基にブロックエラーレートを求めるブロックエラーレート算出部と、前記受信復調信号の中の同期ワードのエラーを検出する同期ワードエラー検出部と、前記受信復調信号を基に移動速度を検出する移動速度検出部と、前記移動速度に対応して低速程前記ブロックエラーレートの合成比率を大きくし、高速程前記同期ワードエラーの合成比率を大きくして合成してターゲット回線品質生成部に入力する比率制御部と、前記受信復調信号を基に回線品質を求める回線品質生成部と、前記ターゲット回線品質生成部の出力と前記回線品質生成部の出力とを入力して送信電力制御信号を生成する生成部とを備えている。
又本発明の送信電力制御方法は、移動速度検出部による移動速度が低速を示す時に、受信復調信号の中の同期ワードのエラーを検出した同期ワードエラーを選択してターゲット回線品質生成部に入力し、前記移動速度が高速を示す時に、前記受信復調信号を基に求めたブロックエラーレートを選択して前記ターゲット回線品質生成部に入力する選択過程と、前記受信復調信号を基に求めた回線品質と前記ターゲット回線品質生成部により生成したターゲット回線品質とを基に送信電力制御信号を生成する過程とを含むものである。
又受信復調信号の中の同期ワードのエラーを検出した同期ワードエラーと前記復調信号を基に求めたブロックエラーレートとを合成してターゲット回線品質生成部に入力すると共に、移動速度検出部による移動速度が低速を示す程、前記同期ワードエラーの合成比率を大きくし、前記移動速度が高速を示す程、前記ブロックエラーレートの合成比率を大きくする比率合成選択過程と、前記受信復調信号を基に求めた回線品質と前記ターゲット回線品質生成部により生成したターゲット回線品質とを基に送信電力制御信号を生成する過程とを含むものである。
ブロックエラーレートは、誤り訂正復号処理を行った結果のデータを基に求めるものであるから、受信品質情報としては信頼性が高いものとなるが、移動速度が高速となる程、受信品質の変動大きくなり、その変動に追従した送信電力制御を行うことが困難となる。そこで、同期ワードのエラーレートも受信品質情報として使用可能であり、且つ複雑な誤り訂正復号処理を要しないことから、移動速度が高速の場合でも、受信品質の急激な変動に対応した送信電力制御を行うことができる。そこで、移動速度に対応して、ターゲット回線品質を求める為のブロックエラーレートと同期ワードエラーレートとを選択又は比率合成することにより、安定な無線通信を継続することができる。
本発明の無線通信装置は、移動速度が予め設定した速度を超えない場合には、受信復調信号を基に算出されるブロックエラーレートを用いて生成された送信電力制御信号を送信し、移動速度が予め設定した前記速度を超える場合には、前記受信復調信号の中の同期ワードのエラーを検出して求めた同期ワードエラーレートを用いて生成された送信電力制御信号を送信するものであり、図1を参照すると、受信復調信号を基にBLER算出部2により算出されるブロックエラーレート又は前記受信復調信号の中の同期ワードのエラーをSWエラー検出部3により検出して求めた同期ワードエラーレートとの何れか一方を、移動速度に応じてターゲット回線品質生成部(T−SIR生成部6)に入力するセレクタ4等の制御部と、前記受信復調信号を基に回線品質を求めるSIR生成部8等の回線品質生成部と、前記ターゲット回線品質生成部(T−SIR生成部6)の出力と前記回線品質生成部(SIR生成部8)の出力とを入力して送信電力制御信号を生成する生成部(上りTPC生成部7)とを備えている。
本発明の送信電力制御方法は、移動速度検出部5による移動速度が低速を示す時に、受信復調信号の中の同期ワードのエラーを検出した同期ワードエラーを選択してターゲット回線品質生成部(T−SIR生成部6)に入力し、前記移動速度が高速を示す時に、前記受信復調信号を基に求めたブロックエラーレートを選択して前記ターゲット回線品質生成部(T−SIR生成部6)に入力する選択過程と、前記受信復調信号を基に求めた回線品質と前記ターゲット回線品質生成部(T−SIR生成部6)により生成したターゲット回線品質とを基に送信電力制御信号を生成する過程とを含むものである。
図1は、本発明の実施例1の要部説明図であり、1は復調部、2はBLER(Block Error Rate;ブロックエラーレート)算出部、3はSW(Synchronous Word;同期ワード)エラー検出部、4は制御部としてのセレクタ、5は速度検出部、6はターゲット回線品質生成部としてのT−SIR(Target−Signal Interference Ratio;ターゲット−信号対干渉比)生成部、7は送信電力制御信号を生成する生成部としての上りTPC(Transmit Power Control;送信電力制御)生成部、8は回線品質生成部としてのSIR(Signal Interference Ratio;信号対干渉比)生成部を示す。なお、無線受信部と、無線送信部と、ベースバンド処理部とは図示を省略している。
復調部1は、前段の無線受信部(図示を省略)により受信した変調信号を復調し、復調信号を、BLER算出部2とSWエラー検出部3と速度検出部5とSIR生成部8とに入力する。BLER算出部2は、前述のように、受信復調信号を誤り訂正復号してブロックエラーレートを求めるもので、求めたブロックエラーレートを、選択制御する制御部としてのセレクタ4に入力する。又SWエラー検出部3は、DPCH(Dedicated Pysical Channel)に内挿された同期ワード(SW)のエラー検出を行ってセレクタ4に入力する。又速度検出部5は、前述のように、移動速度に対応した単位時間当たりの位相変化等により検出することができるもので、速度検出信号をセレクタ4の制御信号として入力する。セレクタ4による選択制御は、速度検出部5からの速度検出信号が予め設定した速度を超える高速を示す時に、SWエラー検出部3側を選択し、それより低速を示す時に、BLER算出部2側を選択して、ターゲット回線品質生成部としてのT−SIR生成部6に入力する。
BLER算出部2は、前述のように、ビタビ復号化やターボ復号化により誤り訂正処理を行ったデータの所定のブロックのエラーレートを算出するものであり、これに対して、SWエラー検出部3は、通常の復調信号に対するビットエラーレート検出と同等の処理で、エラー検出が可能であり、処理時間は、BLER算出部2に比較して短いものとなる。そこで、移動速度が低速の場合に、BLER算出部2によるブロックエラーレートを、T−SIR生成部6に入力するようにセレクタ4を制御し、移動速度が高速の場合に、SWエラー検出部3によるエラー検出信号を、T−SIR生成部6に入力するようにセレクタ4を制御する。又SIR生成部8は、受信復調信号を基に、信号対干渉比(SIR)を求めて、上りTPC生成部7に入力する。この上りTPC生成部7は、T−SIR生成部6からのターゲットSIRと、SIR生成部8からのSIRとを基に、TPCを生成して、図示を省略した無線送信部から送信側(基地局)の無線通信装置へ送信する。
図2は、BLERとSW_ERRとの特性説明図であり、縦軸を信頼性、横軸を移動速度(km/h)とし、実線はBLER特性、点線はSW_ERR特性を示す。信頼性については、ブロックエラーレートを用いる方が、同期ワードのエラーレートを用いる場合より高いが、両者とも移動速度に従って次第に低下する傾向を有し、両者の信頼性の関係はほぼ一定である。しかし、移動速度が高速となると、ブロックエラーレートの算出が追従できない状態となる。
BLER算出部2とSWエラー検出部3とに於いては、受信復調信号をオーバーサンプリングして、エラー検出を行う処理を含むものであり、例えば、移動速度とオーバーサンプリングとの関係は、ブロック長を1フレーム、1スロット当たりの同期ワード(SW)のビット数を1、1フレームを10ms、1スロットを667μsとすると、周波数として、ブロックについては、1ブロック/1フレーム=1/0.01=100(Hz)、同期ワードについては、1ビット/1スロット=1/0.000667≒1500(Hz)となる。
前述の条件に於いて、移動速度(km/h)と有効オーバーサンプル限界とについて図3に示す。縦軸は、オーバーサンプル有効(OK)か否か(NG)を示し、横軸は移動速度(km/h)対応の周波数(Hz)を示す。即ち、移動速度に対応するフェージング周波数の2倍の周波数でサンプリングする必要があるから、ブロックエラーレートBLERを求める為には、実線で示すように、100Hzでサンプリングする為には、50km/h(50Hz)以下の移動速度ではOK、それ以上の速度ではNGとなる。又同期ワードエラーSW_ERRを求める為には、1500Hzでサンプリングする為には、点線で示すように、375km/h(750Hz)以下の移動速度ではOKであり、それ以上の移動速度ではNGとなる。この場合、移動速度が25km/h以下の時に、セレクタ4によりブロックエラーレートを選択して、T−SIR生成部6に入力し、25km/hを超えると、セレクタ4により同期ワードエラーを選択して、T−SIR生成部6に入力するように切替える。このような制御により、高速移動時に於いても、送信電力制御を有効に実行することが可能となる。
図4は、BLERとSW_BERとの移動速度と信頼度及びオーバーサンプル限界とを示し、二重丸印が最高、丸印がその次、三角印がその次、×印が最低の比較状態を示す。移動速度が低速の場合、例えば、移動速度が前述の25km/h以下の場合、信頼度の点から二重丸で示すBLER(ブロックエラーレート)を選択する。又高速の場合、例えば、移動速度が前述の25km/hを超えると、オーバーサンプル限界の点から丸印のSW_BER(同期ワードエラーレート)を選択するものである。
図5は、本発明の実施例2の要部説明図であり、11は復調部、12はBLER(Block Error Rate;ブロックエラーレート)算出部、13はSW(Synchronous Word;同期ワード)エラー検出部、14は合成制御部としての比率合成部、15は速度検出部、16はターゲット回線品質生成部としてのT−SIR(Target−Signal Interference Ratio;ターゲット−信号対干渉比)生成部、17は送信電力制御信号を生成する生成部としての上りTPC(Transmit Power Control;送信電力制御)生成部、18は回線品質生成部としてのSIR(Signal Interference Ratio;信号対干渉比)生成部を示す。なお、無線受信部と、無線送信部と、ベースバンド処理部とは図示を省略している。
前述の図1に示す構成と同一名称部分は同一の機能を有するものであり、セレクタ4に対応した位置の比率合成部14は、速度検出部15による移動速度が、低速を示す場合、BLER算出部12によるブロックエラーレートの合成割合を多くし、反対に、高速を示す場合は、SWエラー検出部13による同期ワードエラーレートの合成割合を多くして、T−SIR生成部16に入力する。例えば、図3に於いて、移動速度が20km/h以下の場合、ブロックエラーレートの割合を多くして合成し、25km/hを超えると、ブロックエラーレートの割合を少なくし、同期ワードエラーレートの割合を多くして合成する。この場合、T−SIR生成部16への入力は、比率合成によって急激な変動が発生しないから、動作の安定化を図ることが可能となる。
本発明の実施例1の要部説明図である。 BLERとSW_ERRとの特性説明図である。 移動速度と有効オーバーサンプル限界との説明図である。 BLERとSW_ERRとの移動速度と信頼度及びオーバーサンプル限界の説明図である。 本発明の実施例2の要部説明図である。 従来例の要部説明図である。
符号の説明
1 復調部
2 BLER算出部
3 SWエラー検出部
4 セレクタ
5 速度検出部
6 T−SIR生成部
7 上りTPC生成部
8 SIR生成部

Claims (5)

  1. 移動速度が予め設定した速度を超えない場合には、受信復調信号を基に算出されるブロックエラーレートを用いて生成された送信電力制御信号を送信し、
    移動速度が予め設定した前記速度を超える場合には、前記受信復調信号の中の同期ワードのエラーを検出して求めた同期ワードエラーレートを用いて生成された送信電力制御信号を送信する
    ことを特徴とする無線通信装置。
  2. 受信復調信号を基に移動速度を検出する移動速度検出部と、
    該移動速度検出部により検出した移動速度が予め設定した速度を超えない場合には、受信復調信号を基に算出されたブロックエラーレートを選択し、該移動速度検出部により検出した移動速度が予め設定した速度を超える場合には前記受信復調信号の中の同期ワードのエラーを検出して求めた同期ワードエラーレートを選択する制御部と、
    制御部により選択された前記ブロックエラーレート又は前記同期ワードエラーレートの何れか一方に基づいてターゲット回線品質を取得するターゲット回線品質生成部と、
    前記受信復調信号を基に前記ターゲット回線品質とは別の回線品質を取得する回線品質生成部と、
    前記ターゲット回線品質生成部により取得される前記ターゲット回線品質と前記回線品質生成部により取得される前記回線品質とに基づいて送信電力制御信号を生成する生成部と
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  3. 受信復調信号を基にブロックエラーレートを求めるブロックエラーレート算出部と、
    前記受信復調信号の中の同期ワードのエラーを検出して同期ワードエラーレートを得る同期ワードエラー検出部と、
    前記受信復調信号を基に移動速度を検出する移動速度検出部と、
    前記移動速度に対応して低速程前記ブロックエラーレートの合成比率を大きくし、高速程前記同期ワードエラーレートの合成比率を大きくして前記ブロックエラーレートと前記同期ワードエラーレートとを合成した合成結果をターゲット回線品質生成部に入力する比率制御部と、
    前記受信復調信号を基に回線品質を取得する回線品質生成部と、
    前記比率制御部から入力された前記合成結果に基づいて前記ターゲット回線品質生成部により生成されるターゲット回線品質と前記回線品質生成部により取得される前記ターゲット回線品質とは別の回線品質とを入力して送信電力制御信号を生成する生成部と
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  4. 移動速度が予め設定した速度を超えない場合には、受信復調信号を基に算出されたブロックエラーレートを用いて生成された送信電力制御信号を送信し、
    移動速度が予め設定した速度を超える場合には、前記受信復調信号の中の同期ワードのエラーを検出して求めた同期ワードエラーレートを用いて生成される送信電力制御信号を送信する
    ことを特徴とする送信電力制御方法。
  5. 受信復調信号の中の同期ワードのエラーを検出して求めた同期ワードエラーレートと前記復調信号を基に求めたブロックエラーレートとを合成してターゲット回線品質生成部に入力すると共に、移動速度検出部による移動速度が低速を示す程、前記同期ワードエラーレートの合成比率を大きくし、前記移動速度が高速を示す程、前記ブロックエラーレートの合成比率を大きくする比率合成選択過程と、
    前記受信復調信号を基に求めた回線品質と前記ターゲット回線品質生成部により生成した前記回線品質とは別のターゲット回線品質とを基に送信電力制御信号を送信電力制御信号生成部に生成させる過程とを含む
    ことを特徴とする送信電力制御方法。
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