JP2008537100A - ディジタル電子パッケージにおけるはんだ接合不良の検出方法および回路 - Google Patents

ディジタル電子パッケージにおけるはんだ接合不良の検出方法および回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 ディジタル電子パッケージの通常動作の間にはんだ接合ネットワークの完全性を評価する方法および回路を提供する。
【解決手段】 内部で接続されている入力/出力バッファ(146a/b、148a/b)を有するFPGA(120)またはマイクロコントローラのような、ディジタル電子パッケージのはんだ接合完全性を評価する際、1つ以上のはんだ接合ネットワーク(153a)を通じて時間可変電圧を印加して、電荷蓄積素子(156)を充電する。各ネットワークは、パッケージ内にあるダイ(138)上にあるI/Oバッファ(146a)と、はんだ接合接続部(124)とを含む。通例、1つ以上のこのような接続部が、パッケージの内側、そしてパッケージと基板との間にある。素子を充電する際の時定数は、はんだ接合ネットワークの抵抗に比例するので、電荷蓄積素子間で測定した電圧は、はんだ接合ネットワークの完全性の指標となる。
【選択図】 図5

Description

(関連出願に対する相互引用)
本願は、"Non-Invasive Real Time Method for the Detection of Solder Joint Failures"(はんだ接合不良検出のための非破壊リアル・タイム方法)と題し2005年2月28日に出願した米国仮特許出願第60/657,101号、および"Method and Circuit for the Detection of Solder-Joint Failures in a Digital Electronic Package"(ディジタル電子パッケージにおけるはんだ接合不良の検出方法および回路)と題し2006年1月4日に出願した米国利用出願第11/325,076号に対する優先権の利益を主張する。これらの内容全体は、ここで引用したことにより本願にも含まれるものとする。
(発明の分野)
本発明は、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)およびマイクロコントローラのようなディジタル電子パッケージや、パッケージのボール・グリッド・アレイ(BGA)と印刷配線基板(PWB)との間におけるはんだ接合不良の検出方法および回路に関する。
FPGAまたはマイクロコントローラのようなディジタル電子パッケージから印刷配線基板(PWB)へのはんだ接合接続部には、重大な信頼性問題が潜む。最近のボール・グリッド・アレイ(BGA)パッケージは数千ものピンを有し、これらのパッケージ上におけるピン数は、次の数年にわたって増加する可能性が高い。複雑な回路の発展をサポートするためには、パッケージ上におけるピン数増大が必要であるが、このような増大の欠点の1つに信頼性低下がある。多くの用途にとっては、ダイ上のディジタル・ロジックの内側から、パッケージの内側にある多数の内部相互接続部を通じて、そしてPWB上の回路への外部相互接続部を通じて、「はんだ接合ネットワーク」と共に、はんだ接合接続部における不良または不良への前兆を検出することができれば有用であろう。
図1に示すように、一例のFPGA10は、少なくとも1つのフリップ・チップ12を含み、フリップ・チップ12は、BGAパッケージ22の空洞14内部に実装されているダイ・マウント18と、ダイ16とから成る。トランジスタ、ダイオード、キャパシタのような、ダイ16上に配線相互接続部を通じて配置されている電子素子全体で、FPGAを構成する。FPGAは、出力バッファを通じてダイ上のパッドに接続されている書き込みロジックを含む。同様に、入力バッファがパッドから読み取りロジックに接続されている。バッファは、反転または非反転のいずれかとすることができる。フリップ・チップ12は、BGAパッケージ22の内側に配されており、BGAパッケージ22内部にあるはんだボール20(はんだバンプとも呼ぶ)がフリップ・チップ12のパッド、ランド、またはビアと接触し、これらがはんだ付けされて、はんだ接合接続部を形成するようになっている。ビアは、はんだバンプ20のコンタクト(図示せず)から、外部ボール制限金属(BLM:ball limiting metallurgy)24および主BGAはんだボール26まで達して、FGPA10を完成させる。FPGAは、主GBAはんだボール26がPWB30上の金属ランド28上にあるはんだペーストと接触するように配置されている。組み立てられたPWBを加熱すると、はんだボール26が溶融し、リフローして、これら自体を金属ランドに接着する。PWBは、金属ランドがビアおよび/または配線32によって、PWB上にある外部回路用の1つ以上のI/Oノード34に接続されるように構成されている。
図2に示すように、外部はんだ接合の完全性を評価するには、検査の間に、PWB52に実装されているBGAパッケージ50のフリップ・チップのバンプ接続抵抗を測定し、接続抵抗の変化度合いによって欠陥を判定することができる。配線セグメント54がパッケージ内部でビア56に接続し、PWB配線58がパッド60をPWBに接続し、ボール制限金属66に取り付けられているはんだバンプを、主BGAから「デイジーチェーン」状に接続する。測定器64は、電圧を印加し電流を測定する、またはその逆のいずれかによって、同時に全てのバンプ62の抵抗を直接測定する。あるいは、配線セグメントおよびPWBを、一度に2つのバンプ62間の抵抗を測定するように構成することもでき、このようにすると、ひび割れによる抵抗増大を監視することができる。
はんだ接合抵抗の直接測定技法には、多数の制約がある。BGAパッケージおよびPWBは、4線または連続測定のために構成された「ブランク」即ち「ダミー」であり、したがってこれらは動作中のデバイスと同一ではない。即ち、このパッケージは、動作中の論理ゲートやバッファを内蔵したFPGAフリップ・チップを含んでいない。つまり、これらの検査は、実際の動作中のデバイス上では、実験室でも、特に現場でも、行うことができない。最後に、これらの測定を行うために利用可能な計器がいくつかあるが、大量一括であり、実験室の検査に適している以外、これらの計器は、現場にある動作中のFPGA BCAのはんだ接合ネットワークの使用中にリアル・タイムで検査を行うために用いることはできない。
以下に記載するのは、本発明の態様の一部の基本的な理解を得るための本発明の摘要である。この摘要は、本発明の主要な即ちなくてはならない要素を特定し、本発明の範囲を明確化することを意図している。その唯一の目的は、簡素化した形態で本発明の概念の一部を、後に紹介する更に詳細な説明および規定の特許請求の範囲に対する序論として紹介することである。
本発明は、内部に入力/出力バッファが接続されているFPGAまたはマイクロコントローラのような、ディジタル電子パッケージのはんだ接合の完全性を評価し、特にディジタル電子パッケージの通常動作の間にはんだ接合ネットワークの完全性を評価する方法を提供する。本発明は、特に、高密度ボール・グリッド・アレイ(BGA)パッケージに適用可能である。
本発明は、時間可変電圧を1つ以上のはんだ接合ネットワークに印加して、電荷蓄積素子を充電することによって遂行する。各ネットワークは、パッケージ内にあるダイ上に少なくとも1つのI/Oバッファと、はんだ接合接続部とを含み、通例、1つ以上のこのような接続部がパッケージ内部、およびパッケージと基板との間にある。素子を充電する際の時定数は、はんだ接合ネットワークの抵抗に比例するので、電荷蓄積素子間の電圧は、はんだ接合ネットワークの完全性の測定値となる。異なる実施形態では、時間可変電圧をオンまたはオフ・チップで発生し、オンまたはオフ・チップで測定することもできる。
第1の実施形態例では、ディジタル電子パッケージは、ボール・グリッド・アレイ(BGA)パッケージ内に実装されたダイを含み、これを印刷配線基板(PWB)上にはんだ付けする。ダイ上の書き込みロジックは、出力バッファ、あらゆる内部はんだ接合接続部、およびパッケージとPWBとの間にある外部はんだ接合接続部を含む第1はんだ接合ネットワークを通じて、時間可変電圧を印加して、これらに結合されている電荷蓄積素子を充電するように構成されている。ダイ上にある読み取りロジックは、電荷蓄積素子の充電によって生じた電圧を、内部バッファ、あらゆる内部はんだ接合接続部、および外部はんだ接合接続部を含む第2はんだ接合ネットワークを通じて、第1はんだ接合ネットワークの抵抗の尺度として、したがって、第1はんだ接合ネットワークの完全性の尺度として測定する。
本発明のこれらおよびその他の特徴ならびに利点は、以下の好適な実施形態の詳細な説明を、添付図面と合わせて吟味することにより当業者には明白となろう。
本発明は、内部で入力/出力(I/O)バッファが接続されているFPGAまたはマイクロコントローラ、および高密度ボール・グリッド・アレイ・パッケージのような、動作中のディジタル電子パッケージのはんだ接合完全性を評価する方法、特にディジタル電子パッケージの通常動作の間にはんだ接合ネットワークの完全性を評価する方法を提供する。本発明は、PWBにリフローはんだ付けするBGAパッケージ内に実装したフリップ・チップを含むFPGAについて説明するが、はんだ接合完全性を評価する本方法および回路は、ダイがFPGA、マイクロコントローラまたはその他のいずれとして構成されていてもそれには係わりなく、あるいはフリップ・チップのような、いずれの特定の実装方法が用いられていてもそれには係わりなく、あるいはワイヤ・ボンディングのようないずれの特定のボンディング方法が用いられていてもそれには係わり無く、あるいは、BGAまたはファイン・ピッチBGAのような特定のBGAパッケージ種別にも係わりなく、あるいはPWB上への組み付けの前にソケットを用いるか否かにも係わりなく、はんだ接合ネットワーク内に、内部接続入力/出力バッファを有する、あらゆるディジタル電子パッケージに総合的に適用可能であることは言うまでもない。
図3および図4に示すように、時間可変電圧をはんだ接合ネットワークに印加して通過させる。はんだ接合ネットワークは、FPGAのBGAパッケージ内側にあるダイ上の少なくとも1つの論理ゲートと、少なくとも1つのはんだ接合接続部とを含む(ステップ100)。通例では、ネットワークはI/Oバッファと、「バッファ接続部」、「ダイ接続部」および「フリップ・チップ」接続部を含む多数の内部はんだ接合接続部と、BGAパッケージとPWBとの間に形成されている外部「パッケージ接続部」とを含む。ある構成では、多数のネットワークを一度に評価する。時間可変電圧は、ディジタル論理回路における形式のパルスが相応しいが、傾斜(ramp)、鋸波、またはその他の可変電圧でも可能である。
時間可変電圧は、ネットワークを終端させる電荷蓄積素子を充電する(ステップ102)。電荷蓄積素子は、好ましくはキャパシタであるが、RC回路、インダクタ、LC、RLC、またはメモリ・セルでも可能であり、検査対象パッケージの内側または外側のいずれに配置することもできる。マイクロコントローラでは、キャパシタのようなアナログ素子が利用可能であり、MCUプログラミングを通じて内部に接続することができる。代わりに、内部キャパシタを含む特殊目的FPGAを設計することもできる。素子を充電する際の時定数は、はんだ接合ネットワークの抵抗に比例する。ネットワークにおけるはんだ接合接続部の各々が正常であれば、抵抗は低く、素子の電圧104は比較的素早く電圧レベル106まで充電する。しかしながら、完全な不良から種々の段階の劣化まで、はんだ接合接続部のいずれかに欠陥がある場合、抵抗は高くなり、素子の電圧が充電して前述の電圧レベルまで達するのに余分な時間がかかる。
素子の電圧を測定し(ステップ110)、はんだ接合ネットワークの完全性を評価するために用いる(ステップ112)。検査回路の異なる位置において、または電圧を測定デバイスに誘導結合することによって、素子間の電圧を測定することができる。通例、時間可変電圧の印加に対して電圧を測定する際、正常なネットワークであれば、素子を前述の電圧レベルまたはその近くまで充電することができるが、欠陥のあるネットワークまたは劣化したネットワークでは実質的に素子を充電できないような時点で測定する。例えば、時間可変電圧をパルスとして印加する場合、素子電圧は、パルスの立ち下がりエッジ付近で読み出すとよい。測定した電圧は、アナログまたはディジタルのいずれでも可能である(二進または多レベル)。
測定した電圧はネットワークの抵抗に比例するので、この電圧は、間接的ではあるが、抵抗の尺度となる。ネットワークの中に論理ゲートがあると、直接的な抵抗測定が妨げられる。先に述べたように、ネットワークの抵抗は、当該ネットワークの正常状態(health)および完全性の指標となる。この情報は、決定論的、予知的または診断に用いることができる。例えば、測定した電圧が低い場合、抵抗は高く、ネットワークおよび付随するはんだ接合ネットワーク(または「pin」)には不良があると判定する。以下で論ずるが、検査ピンに不良があると判定された場合、FPGAに不良があると宣告することができ、またはFPGAに残っている寿命を予測するために、これを用いることができる。あるいは、低電圧および低電圧の発生回数を用いると、ピン、したがって、FPGAに不良が発生するときを予測することができる。抵抗レベルまたは1つ以上の検査ピンの不良モードは、何らかの診断情報も提供することができる。
この手法は、PWBにはんだ付けされているFPGAそして現場において大きなシステムの一部として動作するFPGA(またはその他の封入デバイス)に対して、格別な価値を有する。例えば、FPGAがミサイル用誘導システムの重要な素子であると仮定する。明らかであろうが、はんだ接合接続部に不良があるミサイル、または誘導能力に影響を及ぼし得るような不良の大きな危険性を有するミサイルを発射すること、またはこのようなミサイルと共に航空機を発射することは望ましくない。ここに記載する検査手順は、はんだ接合の完全性を検証するために、例えば、誘導システムの電力投入時に自動的に起動することができ、あるいは、ミサイルを装填または発射する前に、乗組員によって起動することができる。ここで、FPGAは、通常各ピンを検査するように構成されておらず、通例では、不良となる可能性が最も高いピンを検査するように構成されている。したがって、これらのピンのいずれの劣化または不良でも、動作中のピンに不良が生ずる可能性があることを正しく予測する。現場に設けられている動作中のデバイスにおけるはんだ接合ネットワーク全体を検査する能力は、多くの軍事用途には非常に重要であり、消費者用途には非常に望ましく、既知の検査手順、即ち、直接抵抗測定ではサポートされていない能力である。エンド・ユーザに関心がある疑問は、現場に設けられ動作しているデバイスは信頼性があるのか否かということであり、パッケージを製作するために用いられた材料および製造プロセスが統計的に信頼性があるか否かではない。
ここに記載するはんだ接合ネットワーク評価方法は、多数の異なる構成で、FPGAおよび検査回路に実施することができる。時間可変電圧を印加し(「書き込み」)、素子電圧を測定する(「読み取る」)回路は、FPGA内部(図5)または検査対象のFPGA外部(図8)に構成することができる。あるいは、電圧をダイ上に書き込み、外部に読み出すこと、またはその逆を行うこともできる。明確さおよび例示の目的上、内部チップ・マウントおよびはんだ接合接続部を示さないが、これらの接続部はネットワークの一部であり、多くの異なる構成で設けられることは言うまでもない。更に、数個の代表的なはんだボール接合部のみを描画する。典型的なデバイスは、数百から数千のはんだボールを有し、I/Oバッファを通じて接続され、FPGAを実施するロジックに対して書き込みおよび読み出しを行うことは言うまでもない。
図5に示すように、FPGAアセンブリ120は、はんだ接合ネットワークの検査に合わせて構成されており、FPGA122を含む。FPGA122のはんだボール124および126は、BGAパッケージ127の直下に位置し、それぞれ、印刷配線基板(PWB)132上にあるランド128および130にリフローはんだ付けする。フリップ・チップ136は、FPGAダイと共に、ビア140aおよび140bと電気的に連絡するように、パッケージ127内に実装されている。典型的なFPGAでは、ダイは出力ピン(はんだボール)の各々において、読み出し/書き込みができるように構成されている。ダイは、内部はんだ接合接続部(図示せず)を通じて、電圧パルスを出力バッファ146aに書き込む書き込みロジック144a、144bと、ビア140a、140bと、ボール制限金属コンタクト148a、148bと、はんだボール124、126とを含む。また、ダイ138は、入力バッファ152a、152bを通じて、はんだボール126、124における電圧を、ディジタルの、通例、2進の値として読み取るように構成されている読み取りロジック150a、150bも含む。書き込みおよび読み取り、検査の開始および終了、ならびに不良情報の記録および送出の連続動作は、制御ロジック142によって制御する。
本発明を実施し、書き込みロジック144aまたは144bとノード154との間においてはんだ接合ネットワーク153a(接合部1)または153b(接合部2)の完全性を評価するために、キャパシタ156をノード154と接地電位158との間に接続し、双方のネットワークを終端させる。書き込みロジックは、CNTRL信号に応答して、電圧パルスを書き込むように構成されている。CNTRL信号は、キャパシタを充電するために、チップ上またはチップ外で発生することができる。読み取りロジックは、書き込みパルスに対してしかるべき遅延の後、キャパシタ間の電圧を読み取り、測定した電圧を評価し、例えば、それを書き込みパルスと比較し、そして、該当する場合には不良を宣告するように構成されている。この構成では、電圧パルスを1本のピン(はんだボール124)を通じて書き込み、他のピン(はんだボール126)を通じて読み取り、書き込まれたネットワーク接合部1 153aの抵抗を測定する。検査は、接合部2 153bを検査するために、逆方向で繰り返すことができる。
FPGA122の検査手順の一例を図6および図7に示す。FPGAの電源を入れ(ステップ160)、検査を実行するか否か判定を行う(ステップ162)。この判定は、電力投入毎にまたはその他の何らかの判断基準で自動的に行うことができ、あるいは外部コマンド信号に基づくことも可能である。検査を実行しない場合、検査を終了する(ステップ164)。そうでなければ、書き込みロジック144aは内部クロック信号から電圧パルス166を発生し、これを接合部1に印加してキャパシタ146上に電圧168を充電する(ステップ170)。読み取りロジック150bは、ある既定の遅延後に、同じクロック信号から接合部2の電圧168を測定する(ステップ172)。遅延は、容量の量、予期されるネットワーク抵抗、および印加した電圧パルスによって決定する。一旦電圧パルスを取り除いたなら、キャパシタは放電する。
入力バッファ152aは、ネットワーク抵抗が低い場合(正常)、電圧が十分に充電してバッファのハイ・オン・トリガ点を超過して、バッファを高に駆動するのに適した構成となっている。逆に、ネットワーク抵抗が高い場合(異常)、電圧はバッファのロー・オフ・トリガ点よりも低くなり、バッファ152aを低に駆動する。読み取りロジックは、印加した電圧(高)および測定した電圧が等しいか否か、例えば、同じ論理状態か否か見るためにチェックする(ステップ174)。等しくない場合、アルゴリズムはステップ186まで飛び越して、この不良を記録する。
この例では、接合部1は合格となるので、プロセスを繰り返して接合部2を検査する。この例では、接合部2は異常となる(高抵抗)。書き込みロジック144bは、内部クロック信号から電圧パルス176を発生し、これを接合部2 153bに印加して、キャパシタ上に電圧178を充電する(ステップ180)。読み取りロジック150bは、接合部1の電圧178を測定し(ステップ182)、印加および測定した論理状態が等しいか否か判定を行う(ステップ184)。印加電圧176と測定電圧178が等しくないことは、接合部2の抵抗が高く、したがって欠陥があることを意味する。読み取りロジックは、不良を記録し、「0」を異なるピン、例えば、ピン1を通じて書き込み、キャパシタ電圧のハード・リセットを強行する(ステップ186)。ハード・リセットが必要なのは、欠陥のあるネットワークを通じてキャパシタを放電する際の時定数が大きいからである。電圧をリセットできない場合(ステップ188)、少なくとも第2のピンも不良となっており、永続的な不良を記録し(ステップ190)、検査を終了する(ステップ192)。それ以外の場合、同じ対のピンに対してある時間期間にわたって検査を繰り返し、不良が発生したのが1回だけか、散発的に繰り返すか、厳しい不良か等を判定するか、あるいは異なる対のピンに対して検査を繰り返すこともできる。尚、図6に示す検査手順は単なる一例であり、多くのその他のステップ・シーケンスも、ディジタル電子パッケージにおけるはんだ接合ネットワークを検査するためには想定可能であることは言うまでもない。
図8に示すように、書き込みロジック200および読み取りロジック202(必ずしも集積または離散ロジック回路ではない)は、BGAパッケージ204の外部に設けることができる。FPGAダイ205は、第1はんだボール208の入力バッファ206を、第2はんだボール212の出力バッファ210に接続し、書き込みロジックと外部ノードとの間にはんだ接合ネットワーク214を規定するように構成されている。はんだ接合ネットワーク214は、書き込みロジックと入力バッファ206の出力との間に第1はんだ接合ネットワーク(SJN1)、そして入力/出力バッファ210とノード216との間に第2はんだ接合ネットワーク(SJN2)を含む。キャパシタ218が、ノードおよび接地電位間に接続されており、ネットワークを終端させる。
書き込みロジック200は、電圧パルスを発生し、これをSJN1に印加する。SJN1が正常であると仮定すると、バッファ206そして210の出力は、論理状態高に切り替わる。次に、この高電圧が、図5に記載したのと全く同様に、SJN2に印加され、キャパシタ218を充電する。読み取りロジック202は、この電圧を測定し、SJN2内部に不良があるか否か判定を行う。SJN1に欠陥がある場合、読み取りロジックは不良を検出する場合もしない場合もあり得る。例えば、SJN1内部に「ハード・オープン」がある場合、入力バッファは低のままであり、低電圧がキャパシタに印加され、この場合、読み取りロジックは、不良と判定するが、不良が発生したのがSJN1なのか、SJN2なのかは分からない。しかしながら、SJN1の抵抗が僅かに高い場合、印加した電圧パルスが入力バッファを高に切り換える場合も、切り換えない場合もあり得る。抵抗とあらゆる寄生容量との組み合わせにより(SJNQはキャパシタを見ない)、入力バッファが見る電圧の充電が遅くなる場合、バッファは、高に切り替わるのが間に合わず、読み取りサイクルの前にキャパシタを充電することができなくなり、このため不良が宣告される。逆に、寄生容量が低く、バッファが素早く高に切り替わる場合、読み取りロジックはSJN1において不良を検出しない。
本発明を実施するために、FPGAおよび検査回路の他の構成も利用可能である。例えば、FPGAは、出力バッファおよびはんだボールを通じて電圧パルスを書き込んでキャパシタを充電するように構成し、読み取りロジックをパッケージの外側に配置することができる。逆に、書き込みロジックをパッケージ外部に置いて、はんだボールおよびキャパシタを駆動して、FPGA内にある入力バッファおよび読み取りロジックに電圧を供給することもできる。
前述のように、FPGAは、通常、各ピン(はんだボール)を検査するようには構成されていないので、そうするためにはダイ上における空間を過剰に消費することになるが、これは高い代償でありしかも不要となる。典型的なFPGAでは、かなりの数のピンおよび利用可能なロジックの部分が、ユーザの用途に合わせて構成されておらず、せいぜい40%以上である。1つの手法は、FPGA全体にわたって検査ピンおよびR/Wロジックを配置することであろう。この場合、検査ピンは近似的に、動作中のピンと同じ機械的、熱的、および一般的な動作応力を受け、ほぼ同時にそして同じ割合で不良を発生するはずである。別の手法では、図9に示すように、FPGA232上に検査ピン230を配置し、これらに最も高い応力をかけ、したがって最初に不良を発生する確率を最も高くする。次いで、これらの検査ピンは、「炭坑におけるカナリア」の役割を果たし、検査ピンの1本以上が不良となったときに、動作中のピンも直ぐに不良となることの正しい指標となる。用途によっては、予期される不良の前に、FPGAアセンブリおよびその上に実装されているFPGAを直ちに取り外すか、または交換の予定を組むとよい場合もある。殆どの用途では、最も大きな応力負荷がかかるのは、FPGAの角の1つである。したがって、少なくとも1対の検査ピンを角の各々に位置付ける。
典型的なFPGAには、未使用のピンが多くあり、図10に示すように、これらを検査ピンとして構成するために利用可能であるが、FPGA240は、I/Oピン242および244が検査およびユーザ・アプリケーション双方をサポートできるように構成することもできる。簡略化のために、一方のピンに書き込み、他方のピンから読み出すために必要なロジックのみを示す。これを行うには、アプリケーションの書き込みロジック248、検査ロジック250、および出力バッファ252の間に2:1マルチプレクサ246を挿入する。検査モード(TMODE)フラグ254をイネーブルすると、マルチプレクサ246が電圧パルスを検査ロジック248から出力バッファ252を経由してピン242に通過させる。それ以外の場合、マルチプレクサは、書き込みパルスをアプリケーション書き込みロジックに通過させる。同様に、入力バッファ258と、アプリケーション読み取りロジック260および検査ロジック250との間に位置付ける。TMODEをイネーブルすると、マルチプレクサ256は、ピン244における論理状態を入力バッファから検査ロジックに通過させ、それ以外の場合、アプリケーション読み取りロジックに導出する。
FPGAでは、初期状態では何も接続されていない。特定のユーザ用とよびはんだ接合検査用とに合わせてFPGAを構成するには、トランジスタ回路、入力および出力ポート、ゲート、フリップ・フロップ、スイッチ、電力、接地等の間の接続を溶融して閉鎖するか、または飛ばして開放とし、特定の設計を実施しなければならない。ユーザ・アプリケーションおよび検査回路双方を含むようにFPGAをプログラムするための実施形態の一例を図11に示す。最初のステップは、はんだ接合検査のための用途の要件を決定することである(ステップ300)。これらの要件は、監視するピンの最大数および最小数、これらのピンの位置、入力クロック周波数、出力不良信号の数、不良分解能(FPGA毎に1つ、各キャパシタに接続するポートのクラスタ毎に1つ、ポート毎に1つ、1の代わりに16カウント、あるいは恐らく32または64....nnnn)、モード選択−通常または検査)等を含むことができる。次に、例えば、図5に示す形式の検査コアを設計し、指定した周波数において指定したピンを監視し、指定した選択モード毎に不良時(1つ以上のはんだ接合ネットワークの完全性逸失を検出したとき)に、指定した不良信号およびカウントを生成する。ハードウェア設計をプログラミング言語にマッピングした、検査コアのハードウェア記述言語(HDL)表現を書く(ステップ304)。設計のHDL表現をコンパイルし、FPGAであるかのように、シミュレートする(ステップ306)。いずれかのコンパイル・エラーが検出された場合、ステップ304を繰り返す。シミュレーションによって設計における論理エラーが明示された場合、どのようなエラーであっても、ステップ302および304を繰り返す。この時点において、コンパイルした検査コア・ソフトウェアを、ユーザ・アプリケーション・プログラムに埋め込む(ステップ308)。恐らく、ユーザ・アプリケーション・ソフトウェアは、オフラインで設計およびデバッグされると考えられる。その後、ユーザ・アプリケーション・ソフトウェア(埋め込まれた検査コアを含む)を合成して、実行可能なハードウェア・プログラムを生成する(ステップ310)。実行可能プログラムをハードウェア・ツールにロードし、FPGAをプログラムする(ステップ312)。FPGAを検査し(ステップ314)、FPGAが所望通りそして設計通りに動くという要件を満たすために望ましくそして必要なだけ、ステップを繰り返す。
以上、本発明のいくつかの例示実施形態を示し説明したが、当業者には多数の変形や代替実施形態も想起されよう。このような変形や代替実施形態は、添付した特許請求の範囲に規定した発明の主旨および範囲から逸脱することなく、案出し製作することができる。
図1は、前述のように、典型的なディジタル電子パッケージにおけるはんだ接合ネットワークを示す図である。 図2は、前述のように、ブランクBGAパッケージの主BGAとPWBとの間に形成されているはんだ接合部の完全性を評価するための従来の直接抵抗測定の図である。 図3は、動作中のディジタル電子パッケージにおけるはんだ接合ネットワークの抵抗の間接測定のフロー図である。 図4は、正常および異常なはんだ接合ネットワークについて、電荷蓄積素子の充電を示す電圧グラフである。 図5は、検査回路を構成する書き込みおよび読み取りロジックがパッケージ内部のダイ上に設けられた一実施形態の模式図である。 図6は、不良を判定するために、はんだ接合ネットワークを通じて検査電圧を書き込み、電荷蓄積素子を充電することによって発生する電圧を読み取る実施形態のフロー図である。 図7は、異なるネットワーク抵抗について、電荷蓄積素子の充電および放電を示す電圧グラフである。 図8は、検査回路を構成する書き込みおよび読み取りロジックが、パッケージ外部にオフ・チップで設けられている実施形態の模式図である。 図9は、検査するはんだバンプに好ましい場所を示す平面図である。 図10は、検査および動作の目的のために同じはんだ接合ネットワークを用いるために、検査ロジックを動作中のロジックと多重化することができることを示す、ダイ上のディジタル・ロジックの図である。 図11は、FPGAをプログラムするためのユーザ・アプリケーションに、検査コアを埋め込むフロー図を示す。

Claims (11)

  1. 少なくとも1つのはんだ接合接続部と少なくとも1つのI/Oバッファとをディジタル電子パッケージ内におけるダイ上に含む第1はんだ接合ネットワークの完全性を検査する方法であって、
    前記第1はんだ接合ネットワークに時間可変電圧を印加し通過させ(100)、電荷蓄積素子を充電する(102)ステップと、
    前記電荷蓄積素子の充電によって生ずる電圧を、前記第1はんだ接合ネットワークの抵抗の尺度として(112)、測定するステップ(110)と、
    を特徴とする、方法。
  2. 請求項1記載の方法において、前記第1はんだ接合ネットワーク153aは、前記パッケージ127と印刷配線基板132との間にある少なくとも1つの前記はんだ接合接続部124と、前記ダイ138と前記パッケージ127との間にある少なくとも1つの前記はんだ接合接続部と、前記ダイ138と前記I/Oバッファ146aとの間にある少なくとも1つの前記はんだ接合接続部とを含む、方法。
  3. 請求項1記載の方法において、複数の前記第1はんだ接合ネットワーク230を、前記ディジタル電子パッケージ232の角付近に位置付ける、方法。
  4. 請求項1記載の方法において、前記少なくとも1つのI/Oバッファは、出力バッファ146aを含み、前記時間可変電圧を、前記ダイ上にある書き込みロジック144aによって、前記出力バッファを通じて、前記少なくとも1つのはんだ接合接続部124に印加し通過させて前記電荷蓄積デバイス156を充電し、前記電荷蓄積素子の充電によって生ずる電圧168を、前記ダイ上にある読み取りロジック150aによって、第2はんだ接合接続部126と入力バッファ152aとを含む第2はんだ接合ネットワーク153bを通じて、前記第1はんだ接合ネットワーク153aの抵抗の尺度として測定する、方法。
  5. 少なくとも1つのはんだ接合接続部124(208、212)と少なくとも1つのI/Oバッファ146a(206、210)とをディジタル電子パッケージ127(204)内にあるダイ138(205)上に含む第1はんだ接合ネットワーク153a(205)の完全性を検査する回路であって、
    前記はんだ接合ネットワーク153a(205)を終端させる電荷蓄積素子156(218)と、
    前記電荷蓄積素子を充電するために、前記第1はんだ接合ネットワークに時間可変電圧166を印加し通過させる電源144a(200)と、
    前記電荷蓄積素子上に蓄積された電荷によって生ずる電圧を測定する検出器150a(202)と、
    を特徴とする回路。
  6. 請求項5記載の回路において、前記第1はんだ接合ネットワーク153aは、前記パッケージ127と印刷配線基板132との間にある少なくとも1つの前記はんだ接合接続部124と、前記ダイ138と前記パッケージ127との間にある少なくとも1つの前記はんだ接合接続部と、前記ダイ138と前記I/Oバッファ146aとの間にある少なくとも1つの前記はんだ接合接続部とを含む、回路。
  7. 請求項5記載の回路において、前記電源は、前記電荷蓄積デバイスを充電するために、前記I/Oバッファ146aを通じて前記少なくとも1つのはんだ接合接続部124に前記時間可変電圧を印加する書き込みロジック144aを前記ダイ上に備えており、前記検出器は、第2はんだ接合接続部と別のI/Oバッファ152aとを含む第2はんだ接合ネットワーク153bを通じて、前記電荷蓄積素子の充電によって生ずる電圧を、前記第1はんだ接合ネットワークの抵抗の尺度として測定する読み取りロジック150aを、前記ダイ上に備えた、回路。
  8. はんだボール接合部のアレイを形成するように構成されたはんだボールのアレイと電気的に連絡するようにボール・グリッド・アレイ(BGA)パッケージに実装されたダイを有するディジタル電子パッケージであって、
    前記ダイ上にあり、電荷蓄積素子156を充電するために、出力バッファ146aと第1はんだボール124とを通じて時間可変電圧を印加するように構成された書き込みロジック144aと、
    前記ダイ上にあり、第2はんだボール接合部126と入力バッファ152aとを通じて素子電圧を読み取り、該素子電圧から、少なくとも1つの前記出力バッファと前記第1はんだボール接合部とを含む第1はんだ接合ネットワーク153aに欠陥があるか否か判定を行い、不良信号を発行するように構成された読み取りロジック150aと、
    を特徴とするディジタル電子パッケージ。
  9. 請求項8記載のディジタル電子パッケージにおいて、前記第1はんだ接合ネットワーク153aは、前記パッケージ127と印刷配線基板132との間にある少なくとも1つの前記はんだ接合接続部124と、前記ダイ138と前記パッケージ127との間にある少なくとも1つの前記はんだ接合接続部と、前記ダイ138と前記I/Oバッファ146aとの間にある少なくとも1つの前記はんだ接合接続部とを含む、回路。
  10. はんだ接合ネットワークを検査するためにFPGAまたはマイクロコントローラをプログラムする方法であって、
    出力バッファを通じて第1ピンにパルスを書き込む書き込みロジックと、第2ピンから入力バッファを通じて電圧を読み取る読み取りロジックとを含む検査コア・ソフトウェアを定式化し、前記出力バッファと前記第1ピンとを含むはんだ接合ネットワークに欠陥があるか否か判定し、不良信号を発行するステップ(302、204、306)と、
    ユーザ・アプリケーション・ソフトウェア内の1つ以上の場所に前記検査コア・ソフトウェアを埋め込むステップ(308)と、
    実行可能ハードウェア・プログラムを形成するために、前記複合ソフトウェアを合成するステップ(310)と、
    前記ユーザ・アプリケーションおよび前記1つ以上の埋め込み検査コアを内蔵するようハード・ワイヤ接続するように、前記実行可能ハードウェア・プログラムにしたがって前記FPGAまたはマイクロコントローラをプログラムするステップ(310)と、
    を特徴とする、方法。
  11. 請求項10記載の方法において、前記検査コア・ソフトウェアを、前記FPGAまたはマイクロコントローラの角付近に埋め込む、方法。
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