JP2008534866A - ガイドに沿って手段を二方向に変位させるための装置 - Google Patents

ガイドに沿って手段を二方向に変位させるための装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、手段をガイドに沿って二方向に変位させるための装置又は連結部材(以下、「手段」と称する)について、力の作用を受けながら前記手段を一方向に変位されるものであって前記手段と連動する駆動手段と、力の作用を受けながら前記手段を反対方向に変位されるものであって前記手段と連動するアクチュエータとを有し、前記手段は、少なくとも二つの位置の間で前記ガイドに沿って可逆的に動くことができるものであって、前記アクチュエータは、コンバータ材料によって作動されるものであるところの装置に関する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、手段と連動させることができ、力を働かせて手段をガイドに沿って一方の方向に変位させることができる駆動手段と、手段と連動し、力を働かせて手段をガイドに沿って逆方向に変位させることができるアクチュエータとを有し、ガイドに沿って少なくとも2つの位置の間で可逆的に移動可能な手段又は連結部材(以下「手段」と称する)をガイドに沿って二方向に変位させるための装置において、アクチュエータがコンバータ材料によって作動される装置に関する。
2つの部品の間に強制結合を作り出すためにロッキング機構が利用される。ロッキング機構は原則として2つの部品の間に剛直な、取外し不能な結合を生じる系と、再取外し可能な、即ちロック解除可能なロッキング系とに区分される。以下の説明は特に互いに移動可能に支承された2個の部体又は部品の間に取外し可能に固定された結合を生じることができる、2番目に挙げた類別の結合機構又はロッキング機構に関するものである。
取外し可能に固定されたロッキング機構は互いに連接される2つの部品に機械的支点を備えており、これらの支点の間に機械的に負荷可能な結合を作ることが要点である。最も簡単な場合は一方の部品の支点に機械的結合部材が設けられ、適当に操作することによってこの結合部材が他方の部品の支点の区域に変位させられ、結合手段が他方の部品に連接される。この点について、例えば部品の内部に通された直線運動可能なピンを有するピン継手を挙げよう。上記の部品は第2の部品に対して例えば旋回可能に支承される。これに対して第2の部品はピンの外側輪郭に整合する円筒形の空欠部を備え、適当に変位させることによってこの空欠部にピンを挿入することができる。いわゆる開放位置でピンが完全に第1の部品の中にあるならば、少なくとも第1の部品を第2の部品に対して所定の旋回軸に沿って自由に旋回することが可能である。2つの部品を相互にロックした状態で2つの部品が互いに相対的に位置合わせされていれば、ピンは進出し、相対する部品の当該の空欠部に入り込む。2つの部品はこうして相互に係止される。ピンが再び後方の位置に移動されると、少なくとも一方の部品が他方の部品に対して自由に旋回することが可能である。
上記のロッキング機構の作動、即ちピンを駆動する線形機構の実現のために、周知のように様々な駆動方式、例えば変速機構を介して、直線的に移動可能なピンを回転方向の切換えにより運動方向に応じて移動させることができるモータ駆動装置、又は例えばばねに蓄積されたエネルギーを解放モーメントによりピン駆動装置に急激に放出して、ピンをロッキング状態に転移する、ばね力の作用による加速機構が考えられる。ところがピン継手を再び外すには、ばね力に逆らってピンを初期位置にもどすための外部機械的入力が必要である。
時間的に非常に急速に行われる、いわば爆発的に、即ち極めて短時間で起こるロック及びロック解除操作を希望するならば、上記のピンの直線可動性のために必要な従来周知のアクチュエータ系を適当に改良するために、多額の技術的支出をしなければならない。モータ駆動式のピンの場合は、この種のモータの応答時間やトルク容量に対して非常に高い要求、即ち電気モータの場合、すばやく技術的限界に到達するという要求が出てくる。これに対して適当な強さに設計されたエネルギー蓄積系、例えば大きなばねこわさを有する堅固に形成されたばね系を使用するならば、ばね力に逆らってロッキングピンを再び緊圧するために、かなり高い復元力が必要である。
本発明の根底にあるのは、とりわけ2個の部品の間の取外し可能に固定したロッキングのために利用される手段をガイドに沿って二方向に変位することが可能な機構を提供する課題である。手段の変位はガイドに沿って一方の方向にも逆の方向にもなるべく迅速に短時間で行わねばならず、そのために必要な技術的費用はなるべく小額で、重量節減型でなければならない。手段をそれぞれガイドに沿って逆の方向に変位させるアクチュエータは、人員輸送であれ、人員の保護がとりわけ問題な任意の分野であれ、安全性に関連する系、例えば人員保護システムの取外し可能に固定したロッキングで使用できるように、特に高い信頼性を持たねばならない。
解決策に基づく装置が請求項1に示されている。この装置を有利に改良する特徴が従属請求項の主題であり、特に実施例を参照した説明で明らかである。
解決策に基づき、ガイドに沿って少なくとも2つの位置の間で可逆的に移動可能な手段又は連接部材(以下手段と称する)をガイドに沿って二方向に変位させるための装置は、手段と連動させることができ、力を働かせて手段をガイドに沿って一方の方向に変位させることができる駆動手段と、手段と連動し、力を働かせて手段をガイドに沿って逆方向に変位させることができるアクチュエータとを備えており、アクチュエータはコンバータ材料によって作動される。
コンバータ材料、特に多機能固体コンバータ材料は例えば圧電セラミック、電歪又は磁歪材料である。これらの材料はたいてい温度上昇をもたらす制御しやすい磁界又は電界の影響のもとで状態又は形状の変化を生じ、それを距離又は力効果として適宜に利用することができる。多機能材料特有のプロセスはきわめて高いダイナミックレンジ、機械的無摩耗性及び調整精度が特徴であり、サーボハイドローリック・アクチュエータの原理を利用した負荷ユニットの構造と同様に、長さ又は力の変化のために適当に形成されたアクチュエータの分野で利用することができる。
コンバータ材料に内在するまさにこの作用機構は、解決策に基づき形成された装置で、ガイドに沿って移動可能に支承された手段の適宜な変位のために利用される。但し装置は少なくとも一部がコンバータ材料からなるアクチュエータのほかに、別の駆動手段を備えている。駆動手段は最も簡単な実施形態では引張又は圧縮ばねの形のエネルギー蓄積装置として形成され、ガイドに沿って支承された手段をコンバータ材料援用のアクチュエータユニットによって手段が変位させられる作用方向と逆の作用方向に変位するように、駆動手段と手段を連動させることができる。
好ましい用途で、解決策に基づく装置は向き合いに移動可能に支承された2個の部品の間のロック及びロック解除のために利用され、その場合ロッキング操作はガイドに沿った一方の方向の強制運動によって行われ、ロック解除は逆方向の手段の対応する強制運動によって行われる。装置の用途及び構造設計に応じて、コンバータ材料を有するアクチュエータ又はエネルギー蓄積装置として形成された駆動手段をロック操作又はロック解除操作のいずれかに使用することができる。
解決策に基づく配列の好ましい応用分野は、例えば自動車製造業の分野に見られ、特に事故又は衝突状況での人員保護の改善に関連するものである。解決策に基づく装置は車両構造の個々の区域の相互ロッキングに寄与し、個々の車両部品の運動を起動し、例えば車両座席をある作用位置から例えば車両座席が適宜に係止される別の作用位置に移動することができる。個々の部品がとりわけ柔軟かつ可逆的に、即ち無破壊でロックされる、解決策に基づく装置の自動車関連又は非自動車関連の応用も考えられる。
解決策に基づく上記の装置でガイドに沿った手段の変位のために使用されるアクチュエータの特に有利な変型は、ひざ継手状に形成されている。ひざ継手はリンク軸によって互いに回転自在に結合された少なくとも2個のひざ継手脚部を備えている。リンク軸の反対側のひざ継手脚部の末端区域は一体のワイヤ状の、とりわけ形状記憶合金から成形されたワイヤの形のコンバータ材料の端部と結合されている。ワイヤはリンク軸の区域の幾何学的形状に通され、こうしてリンク軸に対して半径方向間隔を有する。幾何学的形状はとりわけ円板として形成され、その円の中心はリンク軸と一致し、コンバータ材料からなるワイヤの少なくとも一部区域がその円周に沿って導かれている。例えば通電又は温度上昇によりコンバータ材料が活性化されると、縦方向に短縮が生じるから、ひざ継手の末端区域が互いに押し広げられる。この点についてのその他の詳細は実施例を参照した説明で明らかである。
次に図面を参照して実施例に基づき発明を例示する。但し全般的発明思想を限定するものではない。
図1a−cの順の図に、ガイド2に沿った手段1の二方向変位のための、解決策に基づき形成された装置の概要が示されている。ここでガイド2は直線案内とみなすこととし、手段1はひざ継手として形成されたアクチュエータ3により固定台座4と結合されている。機械的ささえの役割をする末端台座4と、ガイド2に沿って移動可能に配置された手段1との間に駆動手段5が設けられている。駆動手段5はエネルギー蓄積装置として、最も簡単な場合はばね部材として形成されている。駆動手段を空気式又は液圧式エネルギー蓄積装置として形成することももちろん可能である。
図1の順の図では駆動手段5、即ちばね部材が圧縮状態であり、その際別に図示しない保持機構が手段1をばね部材5のばね力に逆らって、図1aに示す右側の位置に保持するものとする。保持機構が解除されると、手段1は直線軸として形成されたガイド2に沿ってばね力の働きで左へ移動し、同時にひざ継手として形成されたアクチュエータ3が図示のように拡開される。ばね部材として形成された駆動手段5が伸張した後に、手段1を変位した左側位置から再び図1aに示す初期状態にもどすために、ひざ継手として形成されたアクチュエータ3は少なくとも部分的に多機能コンバータ材料で形成され、又は少なくとも適当なコンバータ材料、とりわけ形状記憶合金(SMA)からなる部品を含む。コンバータ材料からなるアクチュエータ区域又は部材を適当に活性化することによって、手段1と機械的ストップ4の間に働く駆動手段5のばね力に逆らってひざ継手3の2つの脚部の拡開が起動される。
このようなひざ継手機構の可能な変型をさらに図5を参照して詳しく説明する。
とりわけばね部材の形の慣用のエネルギー蓄積装置と、少なくとも一部の区域がコンバータ材料からなるアクチュエータとの複合的協動によって手段1を直線案内2に沿って二方向に変位させるための図1a−cで説明した作用機構の代案として、アクチュエータ3を動力伝達とともに適宜に拡開することより、手段1を図1aに示す位置から左に変位した図1bの位置へ移転することも同じく可能である。その場合ばね部材は緊圧状態に移行する。変位した手段1を初期位置に復帰するために、復原ばね力が利用され、その際アクチュエータ3に設けられたコンバータ材料は作動を中止し、それとともにアクチュエータに基づく力の作用が機能を停止する。
特に好ましい用途で、上記の作用原理は2つの部品の間の取外し可能に固定されたロッキング及びロック解除のために利用される。なおこの点については図2に縦断面図で示したロッキング装置を参照することにする。機械的固定台座4として例えば第1の部品の安定な下部構造が利用される。自動車分野の具体的な応用例を挙げれば、第1の部品は車体フレーム構造として形成される。中空円柱状に形成された外郭構造6が固定台座4に固定される。外郭構造6は中心軸Aを取り囲み、ロッキング部材として形成された手段1は以下に示すように中心軸Aに沿って直線的に案内される。
円筒形に形成された外郭構造6の内部に、駆動手段5の役割をする圧縮ばねが設けられている。圧縮ばねは掛け金8と係合する保持ピン7によって予圧状態に保たれる。掛け金8もとりわけ形状記憶合金からなるワイヤによって保持ピン7と係合する状態に保持され、コンバータ材料の活性化により保持ピン7からはずされて、圧縮ばね5のばねエネルギーが放出され、その際ばねは中心軸Aに沿って機械的台座4の反対方向に弛緩することができる。
この場合弛緩するばね部材5は支持部材10と結合されたバッフルプレート9と連動する。支持部材10は外郭構造6の中に穿設したスロットを貫いて外郭構造6の両側に突出する。外郭構造6から突出する支持部材10の端部は、それぞれアクチュエータ3の役割をする二脚形ひざ継手13の一方の末端リンク12に回転運動可能に連結される。二脚形ひざ継手13の他方の末端リンク14は固定台座4の反対側区域で外郭構造6に回転運動可能かつ不動に連結されている。こうした構造的設定条件からすでに明らかなように、ばね部材5の弛緩とともにひざ継手13はバッフルプレート9及び支持部材10の左行強制運動により閉じた位置に移される。その際末端リンク12は中心軸Aに対して静止する末端リンク14の方向へ、中心軸Aに沿って移動させられる。弛緩したばね部材5を復帰させるには、ひざ継手13を適当に作動することが必要である。ひざ継手13はばね部材5のばね力に逆らって末端リンク14にささえることによって拡開され、ばね部材を緊圧状態に移行することができる。そのためにSMA(形状記憶材料)のワイヤが使用される。ひざ継手13を開くために、SMAワイヤの活性化可能な長さ変化特性が利用される。初期状態に到達すると、掛け金8が留め金によって保持ピン7を保持する位置に係止する。
ロッキング機能の実現のために、図1を参照して参照符号1で導入された手段がロッキング部材として構成される。図2に示した実施例を参照すれば、ロッキング部材として形成された手段1は支持部材10と結合されているから、上記のように支持部材10の変位と同時にロッキング部材1も移動させられる。
ロッキング機構の基礎をなす作用原理は、ロッキング部材として形成された手段1が図2に示した、ばね部材5が緊圧状態になる第1の位置で、円筒形に形成された外郭構造6の中に完全に位置決めされることに基づいている。外郭構造6に対して軸方向に間隔をおいて対置して、同じく円筒形に形成された相手外郭構造15が設けられている。相手外郭構造15は例えば自動車ドアの区域に組み込まれている。掛け金8がはずされ、続いてばね部材5の弛緩が生じることによって、ロッキング部材1が円筒形に形成された外郭構造6から中心軸Aに沿って左へ進出し(図2の図示による)、円筒形に形成された相手外郭構造15の内部に入り込む。同時にロッキング部材1が半径方向に拡開される。この点については図3を参照してさらに詳しく触れる。こうして半径方向に開くロッキング部材1は外郭構造6及び相手外郭構造15の内側輪郭と連動する。図2の実施例で明らかなように、外郭構造6及び相手外郭構造15の内側輪郭のロッキング部材1と連動する区域は、鋸歯状の凹凸をつけて形成されている。ロッキング部材1はいわば逆輪郭に形成された鋸歯状の外面を有するから、ロッキング状態で半径方向に開いたロッキング部材1が外郭構造6及び相手外郭構造15の内側輪郭と密接にかみ合うことができる。こうして相手外郭構造15と外郭構造6は中心軸Aに沿って互いに固くロックされる。
ロッキング部材1の拡開過程の説明の便宜のために、図3a及びbを参照することにする。図3aには、図2に示した状態と同様に拡開してない状態のロッキング部材1が示されている。図示の実施例ではロッキング部材1は4個のセグメント1a、1b、1c、1d(図示せず)に分割されている。図3aに示す連接状態でこれらのセグメントは円筒形のロッキング部材となる(ロッキング部材1の構造の図示の便宜上、ロッキングセグメント1dを省略した)。ロッキング部材1の4個のすべてのセグメントは図示しないゴムリングによって連結される。ゴムリングはそれぞれ切欠部16及び17に挿入することができる。ロッキング部材1に内接して拡張ピン18が設けられ、適当な軸方向変位とともにロッキング部材1の4個のセグメント1a、1b、1c、1dを外側へ広げることができる。図3bの図示には拡開した状態が示されている。ロッキング部材1の個々の各セグメント1a、1b、1c、1dの内側輪郭及びロッキング部材1に内接して中心軸Aに沿って左側へ移動させた拡張ピン18の外側輪郭に基づき、拡開作用が明らかである。
こうして4個のセグメントに分割されたロッキング部材1がばね力によって相手外郭構造15の区域に移動させられると、ロッキング部材1は相手外郭構造15の内部の軸方向に整列されたストップ面19(図2を参照)に接触し、同時に相手外郭構造15と結合された心合わせ心棒20がロッキング部材1の中の中心空欠部に入る。心合わせ心棒20はおおむねロッキング部材1の中心案内のために利用される。支持部材10及びこれと結合された拡張ピン18がばね力の働きでさらに軸方向に変位すると、図3bに示した状況になり、ここでロッキング部材1が半径方向に広げられる。こうして外郭構造6と相手外郭構造15の間に緊密な軸方向ロッキングが作り出される。ロッキング状態を再び解除することが必要ならば、ひざ継手13を作動しなければならない。ひざ継手13によって支持部材10及び支持部材10と結合された拡張ピン18が直線的にもどされる。ロッキング部材1の中の拡張ピン18を図3aの位置へ内側にもどすことによって、半径方向に拡開したロッキング部材1のセグメント1a、1b、1c、1dが切欠部16及び17に設けられた図示しないゴム部材により相接するコンパクトな形に変えられ、この形でロッキング部材1を外郭構造15の区域から直線的にもどすことができる。2つの部品はこうして再びロック解除される。
ロッキング機構をさらに明らかにするために、図2により縦断面図で示したロッキング装置を斜視断面図で示す図4a及び4bを参照することにする。図4aはロック解除又は解放した状態のロッキング機構を示す。掛け金8が納められた機械的台座4が見える。掛け金8は形状記憶ワイヤ21によって作動される。台座4に外郭構造6が取り付けられ、その内部に中心軸Aに沿ってばね部材5が緊圧状態に保持される。外郭構造6から突出する支持部材10に中心軸Aに沿って二脚形ひざ継手13の末端軸受12がそれぞれ縦移動可能に取り付けられている。ひざ継手13の反対側の末端軸受14は外郭構造6と回転可能に固結されている。外郭構造6の内部には、半径方向に閉じた状態を保持するロッキング部材1がある。外郭構造6に同心に相対して相手外郭構造15が設けられている。相手外郭構造15は内部空欠部を備え、ロッキング状態でロッキング部材1がこの空欠部に挿入される。好ましい実施形態では外郭構造6をこれに固結されたすべての部品とともに自動車の安定な車体区域に組み込むことが要点であり、一方、相手外郭構造15は例えば自動車ドアの区域に収容される。図4bにロッキング構造のロックされた状態を示す。この状態でばね部材5は弛緩状態になる。この場合保持ピン7は掛け金8からはずされている。ひざ継手13は閉じた状態にあり、ロッキング部材1は半径方向に拡げられ(見えない)、外郭構造6と外郭構造15を固くロックする。
ロッキング部材1をロック解除状態にもどすには、ひざ継手13が力の働きによりばね部材5のばね力に逆らって拡開されるように、ひざ継手13を解決策に基づき作動することが必要である。そのためにひざ継手13は解決策に基づきコンバータ材料を有する。コンバータ材料はひざ継手13の両方の脚部に力を働かせて拡開することができる。このようなひざ継手機構の概要を図5に示す。
図5aに二脚形ひざ継手13の概略図を示す。その2つのひざ継手脚部22及び23は一軸リンク24によって互いに旋回可能に結合されている。一軸リンク24の、図平面に直交するリンク軸と同心に、ガイドローラの形の半径rの幾何学的形状25が設けられている。ひざ継手脚部22及び23の末端26及び27に形状記憶材料(SMA)からなる一体のワイヤ28がそれぞれ固着されている。なおワイヤ28はガイドローラ25の外周輪郭に接する。ワイヤ28はガイドローラ25に緊張して張り渡され、長さの変化とともにひざ継手脚部22及び23を適当に拡開させる。形状記憶材料からなるワイヤ28が適当な活性化により短縮されると、図5aに見られるワイヤ28とひざ継手脚部22、23の間の連結点に基づきそれぞれ外向きのトルクが働き、ひざ継手脚部22及び23を拡開した、即ち開いた位置に移す。
上記の実施例でひざ継手13と結合されたロッキング部材1をロック状態からロック解除状態へばね部材5のばね力に逆らってもどすために、この作用機構が適宜に利用される。しかし図5aに原理を略示したひざ継手機構を、所定の軌道に沿った運動案内が必要な任意の他の用途のためのアクチュエータ部材として使用することも原則として可能である。
2つのひざ継手脚部22及び23を引き寄せ又は閉じるために、両方のひざ継手脚部に作用する外部入力、上記の実施例の場合は弛緩するばね5に由来する入力が必要である。図5aに示すひざ継手機構がもっぱら2方向に働くアクチュエータとして利用される用途では、2つの連結点26及び27を互いに直接結ぶ、形状記憶材料からなる別のワイヤ29(破線を参照)によりひざ継手脚部22及び23を閉じることが可能である。この場合は連結点26又は27の間に張ったワイヤ29をガイドローラ25を通るワイヤ28の伸びに対応して適当に活性化することが必要である。2つのひざ継手脚部を閉じる場合はガイドローラ25に張り渡したワイヤ28を伸ばすことが必要であり、一方、連結点26及び27の間に設けたワイヤ29は適当に短縮しなければならない。2つのワイヤはこうして異なるエネルギー源からの供給を受け、別個に適当に活性化される。
図5bの図示ではひざ継手端部26及び27の様々な力・距離曲線、それとともに様々な運動パターンが得られる幾何学的形状又はガイドローラ25の種々の外周形状が示されている。種々の幾何学的形状は種々の半径比r1及びr2で区別される。ここにr1は幾何学的形状の垂直上向きの半径、r2は角45°で交わる半径に相当する。
上記のひざ継手系を使用した本発明装置はロッキング機構の可逆性を可能にし、特に自動車技術で衝突安全システムに応用した場合、当該のアクチュエータ系の誤起動を容認することができる。例えばいわゆるプレクラッシュセンサ(pre-crash sensor)を使用して、時間的に切迫しているがまだ始まらない衝突が診断されると、解決策に基づくロッキング装置が起動され、それによって自動車内の人員保護が高められ、しかも自動車自体の損傷を引き起こさずにロッキングによる保護を再び解除することが可能である。
これに対して火工式アクチュエータを使用すれば、この種のアクチュエータの作動は不可避的に自動車自体の不可逆的変形をもたらす。しかし衝突状況が検出されるが結局起こらない場合は、これを回避しなければならない。本発明に基づくロック解除システムは、誤起動によって引き起こされる損傷を完全に回避するために決定的に貢献する。
手段の二方向変位の概略順序図を示す。 解決策に基づき形成された手段の二方向変位のための装置の縦断面図を示す。 ロッキング部材として形成された手段のロック解除状態の斜視詳細図を示す。 ロッキング部材として形成された手段のロック状態の斜視詳細図を示す。 ロック解除状態のロッキング部材の斜視断面図を示す。 ロック状態のロッキング部材の斜視断面図を示す。 ひざ継手として形成されたアクチュエータの概略図を示す。 ひざ継手として形成されたアクチュエータの概略図を示す。
符号の説明
1 手段、ロッキング部材
2 ガイド、中心軸
3 アクチュエータ
4 機械的台座
5 駆動手段、ばね部材
6 外郭構造
7 保持ピン
8 掛け金
9 バッフルプレート
10 支持部材
11 空欠部
12 末端軸受
13 ひざ継手
14 末端軸受
15 外郭構造
16、17 受け溝
18 拡張ピン
19 当接面
20 心合わせ心棒
21 形状記憶合金のワイヤ
22、23 ひざ継手脚部
24 ヒンジ
25 幾何学的形状、ガイドローラ
26、27 ひざ継手脚部の末端区域、連結点
28 形状記憶合金のワイヤ
29 形状記憶合金のワイヤ

Claims (20)

  1. 手段と連動させることができ、力を働かせて手段をガイドに沿って一方の方向に変位させることができる駆動手段と、手段と連動し、力を働かせて手段をガイドに沿って逆方向に変位させることができるアクチュエータとを有し、ガイドに沿って少なくとも2つの位置の間で可逆的に移動可能な手段又は連結部材(以下「手段」と称する)をガイドに沿って二方向に変位させるための装置において、アクチュエータがコンバータ材料によって作動される装置。
  2. ガイドが直線軸として形成され、又は湾曲した軌道を設定することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 駆動手段がエネルギー蓄積装置として形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  4. エネルギー蓄積装置が機械式、空気式又は液圧式エネルギー蓄積装置であることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. エネルギー蓄積装置が引張又は圧縮ばねであることを特徴とする請求項3又は4に記載の装置。
  6. エネルギー蓄積装置がコンバータ材料によって作動され、そのエネルギーを放出することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 駆動手段がとりわけコンバータ材料、例えばSMA(形状記憶合金)を有するアクチュエータであることを特徴とする請求項1、2又は6のいずれか一項に記載の装置。
  8. アクチュエータがそれぞれ少なくとも1個のヒンジと2個の末端リンクを備えた少なくとも二脚形の少なくとも1個のひざ継手を有し、一方の末端リンクは変位される手段と、他方の末端リンクはガイドに沿って固定台座と連結され、ひざ継手がコンバータ材料により拡開又は閉鎖されることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. コンバータ材料が形状記憶部材、特にSMAワイヤであって、ひざ継手の脚部に沿って延び、形状記憶部材が活性化されるとひざ継手を作動するように、少なくとも1個のヒンジ及び複数個の末端リンクに連結されていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 駆動手段の片側がガイドに沿って固定台座に連結され、作動すると手段に作用することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
  11. アクチュエータの片側を固定した台座及び駆動手段が連結された台座が共通の機械的構造を介して結合されていることを特徴とする請求項8又は10に記載の装置。
  12. 手段が2個の部品のためのロック解除可能なロッキング部材として形成され、ロック解除状態でアクチュエータ及びエネルギー蓄積装置を介して一方の部品と結合され、ロッキング部材がガイドに沿った第1の位置でロック解除状態になり、ガイドに沿って第2の位置に第2の手段が設けられ、ロッキング部材が第2の位置に変位すると第2の手段と取外し可能に固結されることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. ロッキング部材がガイドに対して半径方向に移動可能な少なくとも2個のセグメントを有し、第2の手段がくさび部材及びくさび部材を半径方向に取り囲む外郭部を備え、ロッキング部材を第2の位置に変位すると、セグメントがくさび部材によって半径方向外側へ押しやられ、セグメントがセグメントを半径方向に取り囲む外郭部に緊定されることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. セグメントが復帰部材を備えており、くさび部材がロッキング部材と連動しないときは、上記復帰部材が半径方向外側へ変位したセグメントを自動的に半径方向内側の位置にもどすことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 自動車分野で、衝突の場合に自動車部品、特に自動車ドアと安定な自動車車体との取外し可能なロッキングに適用するための請求項1から14のいずれか一項に記載の装置。
  16. リンク軸により互いに回転可能に結合された少なくとも2個のひざ継手脚部を備えたひざ継手式のアクチュエータにおいて、リンク軸の反対側のひざ継手脚部の末端区域が一体の針金状コンバータ材料の端部と結合され、コンバータ材料が、リンク軸に対して半径方向間隔を有するリンク軸の区域の幾何学的形状に通されているアクチュエータ。
  17. 幾何学的形状が、リンク軸と一致する円中心点を有する円形輪郭であることを特徴とする請求項16に記載のアクチュエータ。
  18. 幾何学的形状が楕円形又は湾曲した輪郭であることを特徴とする請求項16に記載のアクチュエータ。
  19. コンバータ材料がSMA(形状記憶合金)ワイヤであることを特徴とする請求項16から18のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
  20. コンバータ材料が活性化可能であり、短縮され、それによってひざ継手末端区域が互いに拡開されることを特徴とする請求項16から19のいずれか一項に記載のアクチュエータ。
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