JP2008533881A - Rprリングネットワークのオン・オフリングの処理、データ転送方法及びそのネットワーク設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】当該オンリングの処理方法には、イーサネットのデータフレームのソースMACアドレスと宛先MACアドレスがリングノードのMACアドレステーブル、又はホストのMACアドレスとRPRノードとの対照テーブルから検出可能かどうか、及びイーサネットの宛先アドレスがユニキャストのアドレスか否かに基づいて、イーサネットのデータフレームをローカルモード又はリモートモードに分けてカプセル化処理を行うことを含む。当該オフリングの処理方法には、RPRデータフレームの転送モードによってそれをイーサネットのデータフレームに組み立て直し、RPRデータフレームのFloodingフラグと転送モードによってソースホストのアドレスとRPRノードのアドレスとの対応関係の学習を行うことを含む。本発明はRPRに基づくデュアルホーミングネットワークのデータ転送方法に関する。また、本発明はオンリング及びオフリングの処理が行われるネットワーク設備に関する。
【選択図】図7
Description
インサート(Insert)操作:ノード設備が他のインタフェースから転送されたメッセージをRPRリングのデータトラフィックに挿入することによって、初めてノード業務をRPRリング型ネットワークに乗せる操作の動作である。
コピー(copy)操作:ノード設備がRPRリングのデータトラフィックからデータを受信してノードの上位層プロトコルに渡し、相応の処理を行う操作であって、当該RPRノードが当該業務の宛先ノードである場合に対応するようにしている。
トランジット(transit)操作:自己ノードを経由するデータトラフィックを次のノードに続けて転送する操作であって、当該RPRノードが当該業務の宛先ノードではないの場合に対応するようにしている。
そして、ストリップ(strip)操作:自己ノードを経由するデータトラフィックを次のノードに続けて転送しない操作であって、当該RPRノードが当該業務の宛先ノードである場合、又は、ノード業務のTTL(Time To Live)満期の場合に対応するようにしている。
ローカル転送モードにおける既知ユニキャスト転送とは、オンリングの業務の発起者と終結者が共にリング上のノードであることを指し、つまり、リングと直接に接続されるレイヤー3スイッチとルータによって発起されるものである、業務のソースMACアドレスと宛先MACアドレスは共にリングノードのMACアドレスである。この場合に対して、RPRノードに接続される設備はレイヤー3の設備である必要があり、いわば、RPRのレイヤー3のリング型ネットワークであるので、それはレイヤー3転送と言われている。
ローカルエリア内のブロードキャスト、マルチキャスト転送とは、RPR業務のソースノードがリングMACノードであり、宛先ノードが全てのリングノード、又は一つのグループのリングノードであることをいい、ローカル既知ユニキャスト転送と同様に、レイヤー3転送に属する。このような場合には、対応する宛先MACアドレスは、一つのブロードキャストMACアドレス、又は、一つのマルチキャストMACアドレスである。
もしRPRリングに入るIEEE802.3のイーサネットデータフレームのソースと宛先とのMACアドレスが、両方ともリングノードのMACアドレスではない場合、このIEEE802.3のイーサネットデータフレームは、RPRノードを通過する際に、あるRPRソースノードでリングに入り、あるRPR宛先ノードでリングから離れる必要がある。従って、この802.3のデータフレームはIEEE802.17のRPRリング型ネットワークを通過する際には、2種類のMACアドレス概念が必要であり、つまり、IEEE802.3のソースと宛先のMACアドレスの概念とIEEE802.17のソースと宛先のMACアドレスの概念である。前者は業務の最終的なソースと宛先のホストアドレスを表し、後者はRPRリングを跨いで越える必要がある場合のオンリングノードアドレスとオフリングノードアドレスを表す。この両者のMACアドレスの定義は共に48ビットの定義であるが、表された具体的な意味は異なる。
リモートブロードキャストとマルチキャスト転送とは、802.3業務の宛先MACアドレスがブロードキャスト、又は、マルチキャストのMACアドレスであることを指し、この場合のRPRデータフレームフォーマットは図2と同一であるが、対応するRPRノードアドレスはブロードキャストアドレス、又は、マルチキャストアドレスである。リモート未知ユニキャストの転送処理フォーマットはブロードキャスト処理フォーマットと同様に、共にIEEE802.3のイーサネットデータフレームフォーマットの前に18バイトのIEEE802.17のRPRデータフレームヘッダを追加し、リングから離れる際に、元のIEEE802.3のイーサネットデータフレームフォーマットに復元する必要がある。
1)オンリングのイーサネットデータフレームのソースMACアドレスと宛先MACアドレスを取得すること、
2)前記データフレームのソースMACアドレスと宛先MACアドレスによって、当該データフレームがローカル転送されるか又はリモート転送されるかについて判断し、かつ相応のRPRローカルフォーマット又はRPRリモートフォーマットを用いて当該データフレームをRPRデータフレームにカプセル化すること、及び
3)カプセル化されたRPRデータフレームをRPRリングネットワークの中で転送すること、
を含むことを特徴とするオンリングの処理方法を提供する。
21)オンリングのイーサネットデータフレームの宛先MACアドレスがユニキャストのアドレスである場合には、リングノードMACアドレステーブルから、当該データフレームのソースMACアドレスと宛先MACアドレスを探し出すこと、及び
22)探し出された結果に基づいて、当該データフレームの転送モードを取得すること、
が含まれる。
221)リングノードMACアドレステーブルから、当該イーサネットデータフレームのソースMACアドレスと宛先MACアドレスとが探し出された場合には、RPRローカルフォーマットでカプセル化すること、及び、
222)リングノードMACアドレステーブルから、当該イーサネットデータフレームのソースMACアドレスが探し出されず、かつ宛先MACアドレスが探し出された場合には、RPRリモートフォーマットでカプセル化すること、
が含まれ、
好ましくは、前記ステップ222)において、さらにオンリングノードに基づいて、RPRヘッダの中のsourceStationID値が設定される。
好ましくは、前記ステップ22)には、さらに、
223)リングノードMACアドレステーブルから、当該イーサネットデータフレームのソースMACアドレスが探し出され、かつ宛先MACアドレスが探し出されない場合には、ホストのMACアドレスとRPRノードとの対照テーブルから当該宛先MACアドレスを探し出すこと、及び
224)当該対照テーブルから探し出された結果に基づいて、当該データフレームの転送モードを取得すること、
とが含まれ、
好ましくは、前記ステップ224)には、具体的に、
51)当該宛先MACアドレスがホストのMACアドレスとRPRノードとの対照テーブルから探し出された場合には、RPRリモートフォーマットでカプセル化すること、及び
52)当該宛先MACアドレスがホストのMACアドレスとRPRノードとの対照テーブルから探し出されない場合には、RPRローカルフォーマットでカプセル化すること、
とが含まれる。
225)リングノードMACアドレステーブルから当該イーサネットデータフレームのソースMACアドレス及び宛先MACアドレスが探し出されない場合には、ホストMACアドレスとRPRノードとの対照テーブルから当該宛先MACアドレスを探し出すこと、及び、
226)ホストMACアドレスとRPRノードとの対照テーブルから当該宛先MACアドレスが探し出されていない場合には、RPRリモートフォーマットでカプセル化し、そしてオンリングノードに基づいて、RPRヘッダの中のsourceStationID値を設定し、且つ当該データパケットをFloodingモードに設定すること、
を含む。
91)当該イーサネットデータフレームの宛先MACアドレスが非ユニキャストのアドレスである場合には、リングノードMACアドレステーブルから当該イーサネットデータフレームのソースMACアドレスを探し出すこと、及び、
92)探し出された結果により、当該データフレームの転送モードを取得すること、
が含まれる。
101)当該イーサネットデータフレームのソースMACアドレスが探し出された場合には、RPRローカルフォーマットでカプセル化すること、及び
102)当該イーサネットデータフレームのソースMACアドレスが探し出されない場合には、RPRリモートフォーマットでカプセル化し、かつオンリングノードに基づいて、RPRヘッダの中のsourceStationID値を設定すること、
が含まれる。
111)転送処理が必要なRPRデータフレームの転送モードがローカル転送モードであるか又はリモート転送モードであるかを判断すること、
112)前記判断結果により、RPRデータフレームを新たなイーサネットデータフレームに変換すること、及び
113)当該変換されたイーサネットデータフレームを転送すること、
を含むことを特徴とする、RPRリング型ネットワークのオフリングの処理方法を提供する。
好ましくは、前記ステップ112)における変換には、
121)当該RPRデータフレームがローカル転送モードである場合には、RPRデータフレームから対応するソースMACアドレスと宛先MACアドレスを抽出し、改めてイーサネットデータフレームを組み合わせ、そして改めてチェック計算して変換されたイーサネットデータフレームを取得し、且つ転送すること、及び、
122)RPRデータフレームがリモート転送モードである場合には、RPRデータフレームのRPRヘッダを除去してイーサネットデータフレームを取得し、且つ転送すること、
が含まれる。
RPRデータフレームのFloodingフラグが有効である場合には、ソースPCホストのアドレスとRPRノードアドレスとの対応関係を学習し、すなわち、ホストMACアドレスとRPRノードとの対照テーブルにおけるホストMACアドレスとRPRノードとの両者ともsourceMacAddress値として記録することを含む。
RPRリング型ネットワーク上の他のネットワーク設備と接続してデータフレームの送受信を行うためのリング上インタフェース、
少なくとも一台のホストに結合されるリング下インターフェース、及び
リング下インターフェースからのデータフレームについて解析して、解析結果により、ローカル又はリモートの転送モードを選択し、データフレームに対して改めてカプセル化してから、リング上インタフェースに伝送する転送判断及び処理モジュール、
を備えることを特徴とするRPRネットワーク設備を提供する。
その他のネットワーク設備と互いに接続するための第1のインタフェース、
少なくとも一台のホストに結合される第2のインタフェース、
第2のインタフェースに受信されたデータフレームを解析し、第1の解析結果又は第2の解析結果を出力するための判断モジュール、
第1の解析結果に基づいて、改めてデータフレームをカプセル化してから第1のインタフェースに伝送するための第1の転送モジュール、及び
第2の解析結果に基づいて、改めてデータフレームをカプセル化してから第1のインタフェースに伝送するための第2の転送モジュール、
を備えていることを特徴とするネットワーク設備を提供する。
211)RPR設備において、グループMACアドレス項と1つ又は複数のネクストホップRPRノードのMACアドレス項を含むグループMACアドレス転送テーブルを設定すること、及び
212)その宛先MACアドレスがグループMACアドレスであるデータパケットを転送する必要がある場合には、当該データパケットの宛先情報、ソース情報及び/又はグループMACアドレスの転送テーブルに基づいて転送すること、
を含むことを特徴とする、RPRに基づくデュアルホーミングネットワークのデータ転送方法を提供する。
業務は、RPRリング型ネットワークのリングに入る際に、L2/L3レイヤーのオンリング転送判断及び処理のモジュールをRPRチップに設定する必要があり、このモジュールは、どのカプセル化フォーマットを使うべきか、宛先RPRノードアドレスとソースRPRノードアドレスをどのようにカプセル化すべきかを判断する。そして、レイヤー2ネットワーク構築とレイヤー3ネットワーク構築の具体的な状況に応じて相応のカプセル化処理を行う。
上記に説明したように、VRRP/HSRPルータのMACアドレスはVRRP/HSRPプロトコルにより指定されたものであり、そのフォーマットは00-00-5e-00-01-{group-number}である。RPR技術の原理により、各RPRノードはそれぞれの専有アドレスを持つ必要があり、且つその他のノードと同一又は衝突してはならない。しかしVRRP技術は、2つのRPRノードが1つのVRRPグループアドレスを共用することを要求しているため、RPRリングノード処理には、このような特殊なVRRPグループMACアドレスに対して特殊な処理を行うことができる必要があり、それにより、ネットワークに対する要望を満たすことができる。
このような特殊なバーチャルMACアドレスに対して、2つ又は複数のネクストホップのRPRノードアドレスをサポートすると、転送時に、どのようにして、どの宛先ノードが選択されるであろうか? この課題は、ソース転送によって解決することができる。システム側S1の進入物理ポートを使ってどの宛先RPRノードに転送するかを決定する。例えば、左側の進入物理インターフェース1からリングに入ったデータパケットをAノードに転送し、右側の進入物理インターフェース2からリングに入ったデータパケットをBノードに転送するようにしてもよい。正常な状況下では、進入物理インターフェースは、どのVRRPルータに行くかを決定するが、特殊な状況下では、1つのルータが故障した場合は、予め配置された順序により、その他のノードを選択して転送することができる。例えば、もしネクストホップが2つしかなく、1つが故障した場合は、もう1つをネクストホップの宛先RPRノードとして選択して転送するしかない。
Claims (25)
- レイヤー2レイヤー3互換性のRPRリング型ネットワークを実現するオンリングの処理方法であって、以下のステップ:
1)オンリングのイーサネットデータフレームのソースMACアドレスと宛先MACアドレスを取得すること、
2)前記データフレームのソースMACアドレスと宛先MACアドレスによって、当該データフレームがローカル転送されるか又はリモート転送されるかについて判断し、かつ相応のRPRローカルフォーマット又はRPRリモートフォーマットを用いて当該データフレームをRPRデータフレームにカプセル化すること、及び
3)カプセル化されたRPRデータフレームをRPRリングネットワークの中で転送すること、
を含むことを特徴とするRPRリング型ネットワークに対するオンリングの処理方法。 - 前記ステップ2)における判断が、具体的に以下のステップ:
21)オンリングのイーサネットデータフレームの宛先MACアドレスがユニキャストのアドレスである場合には、リングノードMACアドレステーブルから、当該データフレームのソースMACアドレスと宛先MACアドレスを探し出すこと、及び
22)探し出された結果に基づいて、当該データフレームの転送モードを取得すること、
を含むことを特徴とする、請求項1に記載のオンリングの処理方法。 - 前記ステップ22)が、具体的に以下のステップ:
221)リングノードMACアドレステーブルから、当該イーサネットデータフレームのソースMACアドレスと宛先MACアドレスとが探し出された場合には、RPRローカルフォーマットでカプセル化すること、及び
222)リングノードMACアドレステーブルから、当該イーサネットデータフレームのソースMACアドレスが探し出されず、かつ宛先MACアドレスが探し出された場合には、RPRリモートフォーマットでカプセル化すること、
を含むことを特徴とする、請求項2に記載のオンリングの処理方法。 - 前記ステップ222)において、さらにオンリングノードに基づいて、RPRヘッダの中のsourceStationID値が設定されることを特徴とする、請求項3に記載のオンリングの処理方法。
- 前記ステップ22)が、さらに以下のステップ:
223)リングノードMACアドレステーブルから、当該イーサネットデータフレームのソースMACアドレスが探し出され、かつ宛先MACアドレスが探し出されない場合には、ホストのMACアドレスとRPRノードとの対照テーブルから当該宛先MACアドレスを探し出すこと、及び
224)当該対照テーブルから探し出された結果に基づいて、当該データフレームの転送モードを取得すること、
を含むことを特徴とする、請求項3に記載のオンリングの処理方法。 - 前記ステップ224)が、具体的に以下のステップ:
51)当該宛先MACアドレスがホストのMACアドレスとRPRノードとの対照テーブルから探し出された場合には、RPRリモートフォーマットでカプセル化すること、及び
52)当該宛先MACアドレスがホストのMACアドレスとRPRノードとの対照テーブルから探し出されない場合には、RPRローカルフォーマットでカプセル化すること、
を含むことを特徴とする、請求項5に記載のオンリングの処理方法。 - 前記ステップ51)において、当該ホストのMACアドレスとRPRノードとの対照テーブルに基づいて、RPRヘッダの中のdestinationStationID値を設定し、リングノードMACアドレステーブルに基づいて、RPRヘッダの中のsourceStationID値を設定し、そしてステップ52)において、データパケットをFloodingモードに設定することを特徴とする、請求項6に記載のオンリングの処理方法。
- 前記ステップ22)が、さらに以下のステップ
225)リングノードMACアドレステーブルから当該イーサネットデータフレームのソースMACアドレス及び宛先MACアドレスが探し出されない場合には、ホストMACアドレスとRPRノードとの対照テーブルから当該宛先MACアドレスを探し出すこと、及び
226)ホストMACアドレスとRPRノードとの対照テーブルから当該宛先MACアドレスが探し出されていない場合には、RPRリモートフォーマットでカプセル化し、そしてオンリングノードに基いて、RPRヘッダの中のsourceStationID値を設定し、且つ当該データパケットをFloodingモードに設定すること、
を含むことを特徴とする、請求項3に記載のオンリングの処理方法。 - 前記ステップ2)における判断が、具体的に以下のステップ:
91)当該イーサネットデータフレームの宛先MACアドレスが非ユニキャストのアドレスである場合には、リングノードMACアドレステーブルから当該イーサネットデータフレームのソースMACアドレスを探し出すこと、及び
92)探し出された結果により、当該データフレームの転送モードを取得すること、
を含むことを特徴とする、請求項1に記載のオンリングの処理方法。 - 前記ステップ92が、以下のステップ:
101)当該イーサネットデータフレームのソースMACアドレスが探し出された場合には、RPRローカルフォーマットでカプセル化すること、及び
102)当該イーサネットデータフレームのソースMACアドレスが探し出されていない場合には、RPRリモートフォーマットでカプセル化し、かつオンリングノードに基づいてRPRヘッダの中のsourceStationID値を設定すること、
を含むことを特徴とする、請求項9に記載のオンリングの処理方法。 - レイヤー2レイヤー3互換性RPRリング型ネットワークを実現するオフリングの処理方法であって、
111)転送処理が必要なRPRデータフレームの転送モードがローカル転送モードであるか又はリモート転送モードであるかを判断すること、
112)前記判断結果により、RPRデータフレームを新たなイーサネットデータフレームに変換すること、及び
113)当該変換されたイーサネットデータフレームを転送すること、
を含むことを特徴とする、RPRリング型ネットワークに対するオフリングの処理方法。 - 前記ステップ112)における変換が、以下のステップ
121)当該RPRデータフレームがローカル転送モードである場合には、RPRデータフレームから対応するソースMACアドレスと宛先MACアドレスを抽出し、新たなイーサネットデータフレームを組み合わせ直し、そして新たにチェック計算して、変換されたイーサネットデータフレームを取得し、且つ転送すること、及び
122)RPRデータフレームがリモート転送モードである場合には、RPRデータフレームのRPRヘッダを除去してイーサネットデータフレームを取得し、且つ転送すること、
を含むことを特徴とする、請求項11に記載のオフリングの処理方法。 - 前記ステップ121)が、さらに、
RPRデータフレームのFloodingフラグが有効である場合には、ソースPCホストのアドレスとRPRノードアドレスとの対応関係を学習し、すなわち、ホストMACアドレスとRPRノードとの対照テーブルにおけるホストMACアドレスとRPRノードの両者ともsourceMacAddress値として記録することを含むことを特徴とする、請求項12に記載のオフリングの処理方法。 - 前記ステップ122)が、さらに、
ソースPCホストのアドレスとRPRノードのアドレスとの対応関係を学習し、すなわち、ホストMACアドレスとRPRノードとの対照テーブルにおけるホストMACアドレス項をsourceMacAddress値として、RPRノード項をsourceStationID値として記録することを含むことを特徴とする、請求項12に記載のオフリングの処理方法。 - RPRリング型ネットワークに位置するRPRネットワーク設備であって、
RPRリング型ネットワーク上の他のネットワーク設備と接続してデータフレームの送受信を行うためのリング上インタフェース、
少なくとも一台のホストに結合されるリング下インターフェース、及び
リング下インターフェースからのデータフレームに対して解析して、解析結果により、ローカル又はリモートの転送モードを選択し、データフレームに対して改めてカプセル化してから、リング上インタフェースに伝送する転送判断及び処理モジュールを備えることを特徴とするRPRネットワーク設備。 - 前記転送判断及び処理モジュールが、リング上インタフェースとリング下インターフェースに結合される転送判断モジュール、リング上インタフェースとリング下インターフェースと転送判断モジュールに結合されるローカル転送モジュール、及びリング上インタフェースとリング下インターフェースと転送判断モジュールに結合されるリモート転送モジュールとを備え、ここで、転送判断モジュールはデータフレームの宛先とソースMACアドレスに基づいて当該データフレームに対してローカル転送を行うか又はリモート転送を行うかについて解析し、ローカル転送モジュールはローカル転送のデータフレームに対してカプセル化、又はカプセル化解除をすることに用いられ、リモート転送モジュールはリモート転送のデータフレームに対してカプセル化、又はカプセル解除をすることに用いられることを特徴とする、請求項15に記載のRPRネットワーク設備。
- 前記転送判断及び処理モジュールが、さらに、リング上インターフェースからのデータフレームに対して解析し、解析結果に基づいて、当該データフレームを改めてカプセル化してから、リング下インタフェースに伝送することに用いられることを特徴とする、請求項15に記載のRPRネットワーク設備。
- リング下インタフェースに送受信されるデータフレームがIEEE802.3のデータフレームであり、リング上インタフェースに送受信されるデータフレームがIEEE802.17RPRデータフレームであり、ここで、ローカル転送又はリモート転送のカプセル化フォーマットがIEEE802.17による定義に従うことを特徴とする、請求項15に記載のRPRネットワーク設備。
- ネットワーク設備であって、その他のネットワーク設備と互いに接続するための第1のインタフェース、
少なくとも一台のホストに結合される第2のインタフェース、
第2のインタフェースに受信されたデータフレームを解析し、第1の解析結果又は第2の解析結果を出力するための判断モジュール、
第1の解析結果に基づいて、改めてデータフレームをカプセル化してから第1のインタフェースに伝送するための第1の転送モジュール、及び
第2の解析結果に基づいて、改めてデータフレームをカプセル化してから第1のインタフェースに伝送するための第2の転送モジュール、
を備えていることを特徴とするネットワーク設備。 - 前記第1の解析結果とはIEEE802.17のローカル転送であり、第2の解析結果とはIEEE802.17リモート転送であり、前記第1の転送モジュールがIEEE802.17に従って、パケットのヘッダに対するカプセル化とカプセル解除をするための規定をローカル転送し、前記第2の転送モジュールがIEEE802.17に従って、パケットのヘッダに対するカプセル化とカプセル解除をするための規定をリモート転送することを特徴とする、請求項19に記載のネットワーク設備。
- RPRに基づくデュアルホーミングネットワークのデータ転送方法であって、以下のステップ:
211)RPR設備において、グループMACアドレス項と1つ又は複数のネクストホップRPRノードMACアドレス項を含むグループMACアドレス転送テーブルを設定すること、及び
212)その宛先MACアドレスがグループMACアドレスであるデータパケットを転送する必要がある場合には、当該データパケットの宛先情報、ソース情報及び/又はグループMACアドレスの転送テーブルに基づいて転送すること、
を含むことを特徴とする、RPRに基づくデュアルホーミングネットワークのデータ転送方法。 - メインルータとバックアップルータが共に正常に稼働しているとき、前記ステップ212)におけるデータパケットのソース情報とはオンリングのRPRノード設備の進入物理ポートのことを指し、前記ステップ212)には当該進入物理ポートにより、どの宛先RPRノードにデータパケットを転送するかを決定することを含むことを特徴とする、請求項21に記載のデータ転送方法。
- あるルータが正常に稼動できない場合には、前記ステップ212)におけるデータパケットの宛先情報とは宛先MACアドレスのことを指し、前記ステップ212)が、オンリングのRPRノード設備がグループMACアドレス転送テーブルに基づいて、どの宛先RPRノードにデータパケットを転送するかを決定することを含むことを特徴とする、請求項21に記載のデータ転送方法。
- 前記グループMACアドレス転送テーブルが手動的に配置して作成される、又は自動的に学習して作成されるものであることを特徴とする、請求項21〜23のいずれか一項に記載のデータ転送方法。
- 前記デュアルホーミングネットワークに用いられるルート冗長プロトコルがVRRPプロトコル又はHSRPプロトコルの中の1つであることを特徴とする、請求項21〜23のいずれか一項に記載のデータ転送方法。
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