JP5404938B2 - 通信装置、通信システムおよび通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、リングネットワークを構成する通信装置に関する。
リングネットワークのリング制御プロトコル方式として、ITU−T G.8032においてイーサネット(登録商標)リングプロテクション(Ethernet(登録商標) Ring Protection 以下、ERP)の標準化の検討がされている(下記非特許文献1参照)。ERPでは、双方向二重リングを構成し、各ノードがマスタノード(RPL(Ring Protection Link)オーナ)、スレーブノード(非RPLオーナ)にそれぞれ分担して動作するマスタ−スレーブ制御が実施される。
RPLオーナは障害がない正常なネットワークでは、自ノードのどちらかのポートにBP(Blocking Point、閉塞点)を設定し、BP設定ポートでの送受信トラヒックを廃棄することでループを回避する。また、各ノードが隣接ノードのリンク障害を監視し、障害を検出したノードが障害ポートにBPを設定し、障害情報を受けたRPLオーナが自ノードのBP設定を解除し、ネットワーク上の全ノードがネットワーク上のノードのアドレスを学習するためのFDB(Forwarding DataBase)のテーブルエントリのフラッシュ(消去)を自律的に実施する。ERPは、このような動作を行なうことにより、障害時の通信経路を切り替えることが機能(リング障害時の障害迂回機能、プロテクション機能)を実現する。
つぎに上述したERPのRPLオーナおよび非RPLオーナの機能について説明する。
(1)リング構成
イーサネットリング内でループフレームが発生しない様に、必ずリング内の1箇所はBPを設定する。通常はRPLオーナのどちらかのポートに設定する。
(2)フレーム送受信
BP設定ポートでは、制御フレームおよびデータフレームともに廃棄する。BP未設定ポートでは制御フレームおよびデータフレームともに転送することが許される。
(3)障害経路切替
CCM(Continuity Check Message)フレームによる障害検出、R−APS(Ring Automatic Protection Switching)フレームによる障害通知により障害時にアドレス再学習を行い、経路切り替えを実施するためにFDBフラッシュを実施する。障害回復時には、障害から回復を検出したノードからのR−APS(NR)フレーム(NR(No Request)メッセージ)による回復通知により、RPLオーナが、一定期間、回復の状況を監視するために、WTR(Wait To Restore)タイマを起動する。そして、上記タイマが満了した後、RPLオーナは、自ポートへのBPの再設定を行い、その後、自ノードのFDBフラッシュの実施を行なうとともに全ノードにR−APS(NR、RB)フレーム(NR、RB(Ring Blocked)メッセージ)を通知し、本フレームを受信した非RPLオーナはFDBフラッシュを実施し、さらにBP設定ノードはBP設定を解除する。
一方、ネットワークの大規模化などにより、複数のL2(レイヤ2)のリングネットワーク(シングルリング)を接続するマルチリングネットワークが検討されている。例えば、リング(リングネットワーク)ごとにリング間接続ノードを設け、異なるリングのリング間接続ノードの間をリング接続リンクとして接続することにより、リング間を接続する。リング間を高信頼に接続する場合には、リングを接続するリング間接続ノードを冗長化する、すなわち複数のリング接続リンクを備える構成を採る。
しかしながら、リング間接続ノードを冗長化した構成で、上記従来の技術シングルリングにおけるリング制御プロトコルを適用すると、以下のような問題がある。例えば、冗長化のために2組以上のリング間接続ノードを備え、2組以上のペアのリング間接続ノードを同時に利用する場合、リング間接続ノードによって転送されたフレームが転送先リングのリング間接続ノードに到達してFloodingにより両リングポートに送信され、同一リング内の他のリング間接続ノードに到達する。当該リング間接続ノードは、同様にFloodingにより、受信側と反対側のもう一方のリングポートと、自身とリング間接続リンクで接続されるリング間接続ノードへ接続するリング間接続ポートと、に上記フレームを転送する。これにより、上記フレームは、転送元リングに逆流されることになり、ループフレームが発生する。ループフレーム現象が発生すると、ブロードキャストストームが発生し、マルチリングネットワーク全体に使用帯域が著しく低下するため、通信スループットも低下するなどの影響がある。
また、2組以上のリング間接続ノードを同時に利用する場合には、リング間を経由する宛先ノードへの通信経路が複数個となる。そのため、リング間接続ノードは、リングポートで受信したフレームをFloodingによりもう一方(受信側でない方)のリングポートおよびリング間接続ポートに転送する。そして、さらに当該リング間接続ノードの下流のリング間接続ノードが、Floodingにより上記と同様に転送を実施する場合、複数個の同一フレームが、複数のリング接続リンクを通して隣接リングに転送される。したがって、隣接リングにおいてフレームの二重到着が発生する。
一方、上述のような問題を避けるためには、複数ペアのリング間接続ノードのうちの1つのペアによるリング間接続リンクへの転送を許可することが考えられる。しかし、この場合、使用していないリング接続リンクが存在することになり、帯域利用効率が低下する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数ペアのリング間接続ノードを備える場合に、帯域の利用効率を向上させるとともに、ループフレームの発生およびフレームの二重到着を防ぐことができる通信装置、通信システムおよび通信方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、隣接するリングネットワーク間に接続され、有効に機能するリング間接続リンクを複数備え、前記リングネットワークを構成する各ノードはアドレス学習によりフレーム転送を実施する通信システムにおいて前記リング間接続リンクに接続するリング間接続ノードとして機能する通信装置であって、受信フレームに格納された当該フレームが属するフローを示すフロー情報とフローごとに複数の前記リング間接続リンクのうち排他的に通過するリング間接続リンクが定められたルールとに基づいて当該フレームが通過するリング間接続リンクを決定する通過リンク決定部と、受信フレームの宛先が隣接するリングネットワーク内の宛先または隣接するリングネットワークを経由する宛先の場合、前記通過リンク決定部が決定したリング間接続リンクが自ノードの接続するリング間接続リンクである場合に当該フレームの転送先を自ノードの接続するリング間接続リンクに決定する転送先決定部と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、複数ペアのリング間接続ノードを備える場合に、帯域の利用効率を向上させるとともに、ループフレームの発生およびフレームの二重到着を防ぐことができる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態1の通信システムの構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1のノードの機能構成例を示す図である。 図3は、端末が接続された通信システムの構成例を示す図である。 図4は、実施の形態1のリング間通過判定結果の一例を示す図である。 図5は、Floodingのフローの一例を示す図である。 図6は、実施の形態1のリング間接続ノードにおけるFDB学習手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施の形態1のFDB構成の一例を示す図である。 図8は、実施の形態1のリング間接続ノードにおけるL2フォワーディング手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施の形態1のノードのFDB学習状態の一例を示す図である。 図10は、端末7−1と端末7−2の間の通信経路の一例を示す図である。 図11は、端末7−1と端末7−3の間の通信経路の一例を示す図である。 図12は、端末7−1と端末7−4の間の通信経路の一例を示す図である。 図13は、端末7−1と端末7−5の間の通信経路の一例を示す図である。 図14は、実施の形態2のリング接続間ノードの機能構成例を示す図である。 図15は、実施の形態2のリング間接続ノードにおけるFDB学習手順の一例を示すフローチャートである。 図16は、実施の形態2のFDBの構成例を示す図である。 図17は、実施の形態2のL2フォワーディング手順の一例を示すフローチャートである。 図18は、実施の形態2のFDB学習状態の一例を示す図である。 図19は、実施の形態2のFDB学習状態の一例を示す図である。 図20は、実施の形態2のFDB学習状態の一例を示す図である。 図21は、実施の形態2のFDB学習状態の一例を示す図である。 図22は、実施の形態3の通信システムの構成例を示す図である。 図23は、リング間接続ノードにBPが設定されている通信システムの構成例を示す図である。 図24は、リング間接続リンクに障害が発生した場合の実施の形態3のL2フォワーディング手順の一例を示すフローチャートである。 図25は、FDBフラッシュ実施判定処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明にかかる通信装置、通信システムおよび通信方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる通信システムの実施の形態1の構成例を示す図である。図1に示すように、本実施の形態の通信システムは、ノード(通信装置)1−1〜1−4,2−1〜2−10で構成される。ノード1−1,1−2と、ノード2−1〜2−5と、はリングネットワーク(以下、リングという)3−1を構成し、ノード1−3,1−4と、ノード2−6〜2−10と、はリング3−2を構成する。リング3−1内では、ノード2−2にBP4−1が設定され、リング3−2内では、ノード2−9にBP4−2が設定されている。
ノード1−1〜1−4は、リング3−1とリング3−2の間を接続するリング間接続のノードであり、ノード1−1とノード1−3はリング間接続リンク(以下、リンクと略す)5−1により接続され、ノード1−2とノード1−4はリング間接続リンク(リンク)5−2により接続されている。また、ノード1−3とノード1−4は、リング3−2内の冗長ペア6を構成する。
図2は、ノード1−1の機能構成例を示す図である。ノード1−2〜1−3の構成もノード1−1と同様である。図2に示すように、ノード1−1は、PHY部11と、リング間接続ポートI/F(Interface)部12と、フレーム多重制御部13と、WestポートI/F部14と、EastポートI/F部15と、PHY部16,17と、リング間接続障害管理部18と、リング障害管理部19と、L2フォワーディング部20と、リング間接続ポート21と、Westリングポート22と、Eastリングポート23と、で構成される。
また、L2フォワーディング部20は、フロー情報通過判定部(通過リンク決定部)201と、転送先ポート決定部(転送先決定部)202と、FDBフラッシュ判定部203と、アドレス学習処理部204と、FDB管理部205と、アドレス検索処理部206と、で構成される。
PHY部11は、受信時には、リング間接続リンク5−1(ノード1−2,1−4の場合はリング間接続リンク5−2)からリング間接続ポート21を介して到着する通信媒体用信号である受信信号に対してPHY(物理)レイヤ処理を実施することによりフレームデータの抽出を行い、後段のブロック(リング間接続ポートI/F部12の受信処理部)にフレームの形として転送する。また、PHY部11は、送信時には、前段のブロック(リング間接続ポートI/F部12の送信処理部)から受け取ったフレームデータをPHYレイヤ処理により通信媒体用信号に変換し、リング間接続ポートへの送信信号を生成する。
リング間接続ポートI/F部12は、受信処理部と送信処理部に機能分割されており、受信処理部では、到着したフレームの識別を行い、到着したフレームからFDBを検索するための情報(宛先アドレス、フローを識別するためのデータなど)を抽出してL2フォワーディング部20に通知する。また、受信処理部は、L2フォワーディング部20から通知されるFDBの検索結果にもとづいて、送出すべきポート(Westリングポート22またはEastリングポート23)を選択し、リング間接続障害管理部18からのBP設定指示がない場合に後段のブロック(リングポート出力処理部13)の該当ポートに接続される箇所にフレームを転送する。なお、この際、送信先が学習済みならばユニキャストとして上記の選択したどちらかのポートに転送し、Floodingの場合は両ポートに転送する。また、受信処理部は、到着フレームの識別の結果、リング間接続障害管理用の制御フレームであった場合、到着通知およびそのフレームの内部情報をリング間接続障害管理部18に転送し、さらに、FDBを学習するための情報(送信元アドレス、フローを識別するためのデータなど)をL2フォワーディング部20に通知する。また、受信処理部は、受信フレームの妥当性を確認し、妥当でない(エラーがある)場合は当該受信フレームを廃棄する。
リング間接続ポートI/F部12の送信処理部では、リング間接続障害管理用の制御フレームを生成してPHY部11へ出力し、前段のブロック(フレーム多重制御部13のリング間接続ポート出力処理部)からのフレームをPHY部11へ出力する。
フレーム多重制御部13は、Westリングポート22およびEastリングポート23のそれぞれに対するリングポート出力処理部とリング間接続ポート出力処理部に分割されている。リングポート出力処理部では、リング間接続ポートI/F部12から入力されたAddトラヒックのフレームとWestI/F部14またはEastポートI/F部15(各リングポートI/F部)から転送されたTransitトラヒックにおけるフレームとを多重化してリングに出力するための2入力1出力の送信調停を実施する。
また、フレーム多重制御部13のリング間接続ポート出力処理部では、WestI/F部14またはEastポートI/F部15から転送されたDropトラヒックにおけるフレームの多重化を行い、リング間接続ポート21に出力するための2入力1出力の送信調停を実施する。
WestポートI/F部14は、受信処理部と送信処理部に機能分割されており、受信処理部では、到着したフレームの識別を行い、到着したフレームからFDBを検索するための情報(宛先アドレス、フローを識別するためのデータなど)を抽出し、L2フォワーディング部20に通知する。また、WestポートI/F部14の受信処理部は、L2フォワーディング部20から通知されるFDBの検索結果にもとづいて、受信したフレームを送出すべきポート(リング間接続ポート21またはEastリングポート23)を選択する。
また、WestポートI/F部14の受信処理部は、リング障害管理部19からのBP設定指示がない場合に後段のブロック(フレーム多重制御部13)の該当ポートに接続される箇所にフレームを転送する。この際、学習済みの宛先の場合ユニキャストとして上記の選択したどちらかのポートに転送し、Floodingの場合は両ポートに転送する。さらに、WestポートI/F部14の受信処理部は、到着フレームの識別の結果、リング障害管理用の制御フレームであった場合、到着通知およびそのフレームの内部情報をリング障害管理部19に転送し、FDBを学習するための情報(送信元アドレス、フローを識別するためのデータなど)をL2フォワーディング部20に通知する。また、受信処理部は、受信フレームの妥当性を確認し、妥当でない(エラーがある)場合は当該受信フレームを廃棄する。
WestポートI/F部14の送信処理部では、リング間接続障害管理用の制御フレームを生成して、フレーム多重制御部13およびリング間接続ポートI/F部12を経由してPHY部11へ出力する。また、前段のブロック(フレーム多重制御部13のリングポート出力処理部)からのフレームをPHY部16へ出力してWestリングポート22へ転送する。
EastポートI/F部15は、受信処理部と送信処理部に機能分割されており、受信処理部では、到着したフレームの識別を行い、到着したフレームからFDBを検索するための情報(宛先アドレス、フローを識別するためのデータなど)を抽出し、L2フォワーディング部20に通知する。また、EastポートI/F部15の受信処理部は、L2フォワーディング部20から通知されるFDBの検索結果にもとづいて、受信したフレームを送出すべきポート(リング間接続ポート21またはWestリングポート22)を選択する。
また、EastポートI/F部15の受信処理部は、リング障害管理部19からのBP設定指示がない場合に後段のブロック(フレーム多重制御部13)の該当ポートに接続される箇所にフレームを転送する。この再、学習済みの宛先の場合ユニキャストとして上記の選択したどちらかのポートに転送し、Floodingの場合は両ポートに転送する。さらに、EastポートI/F部15の受信処理部は、到着フレームの識別の結果、リング障害管理用の制御フレームであった場合、到着通知およびそのフレームの内部情報をリング障害管理部19に転送し、FDBを学習するための情報(送信元アドレス、フローを識別するためのデータなど)をL2フォワーディング部20に通知する。また、受信処理部は、受信フレームの妥当性を確認し、妥当でない(エラーがある)場合は当該受信フレームを廃棄する。
EastポートI/F部15の送信処理部では、リング間接続障害管理用の制御フレームを生成してフレーム多重制御部13およびリング間接続ポートI/F部12を経由してPHY部11へ出力する。また、前段のブロック(フレーム多重制御部13のリングポート出力処理部)からのフレームをPHY部17へ出力してEastリングポート23へ転送する。
PHY部16は、リング間接続リンク5−1から到着する通信媒体用信号である受信信号をPHYレイヤ処理によりフレームデータを抽出し、後段のブロック(WestポートI/F部14の受信処理部)にフレームの形として転送する。また、PHY部16は、前段のブロック(WestポートI/F部14の送信処理部)から出力されるフレームデータをPHYレイヤ処理により通信媒体用信号に変換して、Westリングポート22から送出する。
PHY部17は、リング間接続リンク5−1から到着する通信媒体用信号である受信信号をPHYレイヤ処理によりフレームデータを抽出し、後段のブロック(EastポートI/F部15の受信処理部)にフレームの形として転送する。また、PHY部17は、前段のブロック(EastポートI/F部15の送信処理部)から出力されるフレームデータをPHYレイヤ処理により通信媒体用信号に変換して、Eastリングポート23から送出する。
リング間接続障害管理部18は、対向するリング間接続ノードとの間を結ぶ通信経路であるリング間接続リンク5−1の正常性チェックを行う。また、リング間接続障害管理部18は、リング間接続リンク5−1を介して接続される隣接リング(リング3−2)のリング間接続ノード(ノード1−3)から取得したフロー転送ルール情報を保持し、また自らの情報と取得したフロー転送ルールを比較し、比較結果をL2フォワーディング部20に通知する。さらに、リング間接続障害管理部18は、障害検出を行い、また障害検出時にはBP設定制御を行うとともにL2フォワーディング部20へ障害発生時のフロー転送ルールの変更を通知する。
リング障害管理部19は、リングネットワーク(リング3−1)上の通信経路の正常性チェックを行い、リングネットワーク内の障害検出を行う。また、リング障害管理部19は、障害検出時のBP設定制御等の従来と同様のERP制御を行う。
L2フォワーディング部20は、リングポート(Eastリングポート22,Westリングポート23)およびリング間接続ポート21から受信した受信フレームに対して、Flooding実施可否を判定し、また受信フレームの転送先ポートを決めるためのFDB(フォワーディングデータベース)の検索を行い、転送先ポートを決定して各ポートのI/F部(リング間接続ポートI/F部12,WestポートI/F部14,EastポートI/F部15)に通知する。また送信元ノードがどのポート先に存在するかを登録するためのFDBの学習を実施する。また、L2フォワーディング部20は、各障害管理部(リング間接続障害管理部18,リング障害管理部19)から通知される障害情報およびBP設定情報に基づいて、通信経路切り替えのタイミングでのFDBフラッシュの実施有無を判断して実施が必要ならばFDBフラッシュを実施する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。図3は、端末7−1〜7−5が接続された通信システムの構成例を示す図である。図3は、図1に示した通信システムに端末7−1〜7−5が接続された例を示している。図3に示すように、端末7−1は、ノード2−3に接続され、端末7−2はノード2−8に接続され、端末7−3はノード2−10に接続され、端末7−4はノード2−6に接続され、端末7−5はノード2−1に接続されている。
リング間接続ノードであるノード1−1,1−2におけるEastリングポート(Eポート)23は各ノードの右側であり、Westリングポート(Wポート)22は左側であり、リング間接続ポート(Iポート)21は上側とする。また、ノード1−3,1−4におけるEastリングポート(Eポート)23は図の左側であり、Westリングポート(Wポート)22は右側であり、リング間接続ポート(Iポート)21は下側とする。
図4は、本実施の形態のリング間通過判定ルールを用いたリング間通過判定結果の一例を示す図である。本実施の形態では、リング間接続ノードが隣接するリングへフレームを転送する際、フローを識別するフロー情報に基づいてフローを排他的に2つのグループに分類し、同一グループに属するフローを同一のリング間接続リンクを用いて転送する。これにより、各フローはそれぞれリング間接続リンク5−1またはリング間接続リンク5−2のいずれか一方を通過することになり、ループフレームの発生およびフレームの二重到着を防ぐことができる。
図4に示したリング間通過判定ルールは、フロー情報として送信元アドレスおよび宛先アドレスを用いることとし、送信元アドレスおよび宛先アドレスによってフローを識別する。そして、送信元アドレスおよび宛先アドレスによって2つのグループのいずれであるかを予めルールとして決定しておくことによりフローを2つのグループに分類する。
図4の例では、端末7−1と端末7−2間で送受信されるフローはリング5−1を通過可とし、端末7−1と端末7−3間で送受信されるフローはリング5−2を通過可とし、端末7−1と端末7−4間で送受信されるフローは、リング5−1を通過可とし、端末7−1と端末7−5間で送受信されるフローは、リング5−2を通過可としている。
このように、フローをリング間接続リンクに排他的に振り分けるために、リング間接続リンク毎に当該リンク間を通過可とするリング間通過判定ルールを定めておく。そして、フロー情報がどのリング間通過判定ルールと一致するかの判定(リング間通過判定)に基づいてフロー毎に通過可となるリング間接続リンクが決定される。
フローを2つのグループに分類する方法、すなわち、リング間通過判定方法(フロー情報とリング間通過判定ルールとの比較方法)は、どのような方法でもよいが、例えば、送信元アドレスおよび宛先アドレスの両アドレスを構成するビット全体のXOR(eXclusive OR)を算出して0または1の値をとるBoolean形式により判定する。リング間通過判定ルールをBoolean形式としておき、リング間接続ポートへの通過可否はフロー情報とリング間通過判定ルールとの値から決める方法が考えられる。
リング間通過判定ルールについては、リング間接続ノードであるノード1−1〜1−4に対して同一のルールがあらかじめ設定されているとする。また、リング間通過判定ルールは変更可能とし、リング間接続ノードのいずれかがリング間通過判定ルールを変更する場合には他のリング接続ノードへ変更したリング間通過判定ルールを通知し、他のリング間通過判定ルールもその変更を反映する。
なお、フローを識別するために用いるフロー情報の項目、リング間通過判定ルールの設定方法、およびフロー情報とリング間通過判定ルールとの比較方法は上述の方法に限定されない。例えば、フローを識別するために用いるフロー情報として送信元アドレスおよび宛先アドレス以外の情報を加えてもよい。さらに、フローごとに通過する各リング間接続リンクを振り分けるのではなく、フレーム単位でリンクを振り分ける等、各フレームに対して排他的にいずれかのリング間接続リンクを通過可とするような振り分け方法であればどのような方法でもよい。
次に、本実施の形態のFDB未学習時におけるFlooding動作を説明する。図5は、図3で示した通信システムにおけるFloodingのフローの一例を示す図である。図5では、図4で例示したリング間通過判定結果が前提としたリング間通過判定ルールを適用した例を示しており、送信元が端末7−1で宛先が端末7−2のフロー31(図5の実線矢印で示したフロー)についてはリンク5−1を通過可と判定され、送信元が端末7−1で宛先が端末7−3のフロー32(図5の点線矢印で示したフロー)についてはリンク5−2を通過可と判定される例を示している。また、図5では、全ノード1−1〜1−4,2−1〜2−10は、フロー31,32の宛先ノードについてのFDB学習を未学習状態とする。
まず、リング3−1の端末7−1からフロー31,32(端末7−2宛てのフレームと端末7−3宛てのフレーム)を両リングポート(Westリングポート22およびEastリングポート23)から送信する。リング3−1内のノード2−1〜2−5は、フロー31,32を受信すると、宛先が未学習であるため、受信ポート以外のリングポートにFlooding送信する。ただし、BP設定されているノード2−2はBP設定されているポートへの送信は行わない。
リング間接続ノードであるノード1−1は、フロー31,32を受信すると、アドレス未学習であるため、従来は受信ポート(Westリングポート22)以外のポート(リング間接続ポート21およびEastリングポート23)にFlooding送信するが、本実施の形態では、フロー情報とリング間通過判定ルールに基づいてリング間通過判定を実施する。そして、リング間通過判定の結果、フロー31についてはEastリングポート23およびリング間接続ポート21にFlooding送信し、フロー32についてはリンク5−2通過可であるため(リンク5−1は通過不可であるため)Eastリングポート23にのみFlooding送信する。
一方、リング3−1内の他方のリング間接続ノードであるノード1−2は、フロー31,32を受信すると、リング間通過判定を実施し、ノード1−2とは逆に、フロー31についてはEastリングポート23にのみFlooding送信し、フロー32についてはEastリングポート23およびリング間接続ポート21にFlooding送信する。
このように、リング間通過判定ルールを設定することにより、同一フローが複数のリング間接続リンクを通らないことになる。さらに、リング間接続リンク5−1,5−2を通して、隣接リング(リング3−2)に転送された各フロー31,32は、リング間接続ノード1−3および1−4では宛先未学習であるため、両リングポートにFlooding送信される。
ノード1−3によってFlooding送信されたフロー31はリング3−2内で転送されてノード1−4へ到着するが、リング間通過判定により、リンク5−1通過可(リンク5−2通過不可)と判定されるため、リング間接続ポート21には転送されず、受信と反対側のリングポートにFlooding送信される。同様に、ノード1−4によってFlooding送信されたフロー32はリング3−2内で転送されてノード1−3へ到着するが、リング間通過判定により、リンク5−2通過可(リンク5−1通過不可)と判定されるため、リング間接続ポート21には転送されず、受信と反対側のリングポートにFlooding送信される。これにより、転送元のリング3−1への逆流が回避される。従って、リング間接続ノードのFlooding動作によるループフレーム発生およびフレーム二重到着を回避することができる。
つぎに、本実施の形態のリング間接続ノードであるノード1−1〜1−4におけるFDB学習について説明する。ノード2−1〜2−10のFDB学習については従来と同様である。図6は、本実施の形態のリング間接続ノードにおけるFDB学習手順の一例を示すフローチャートである。
まず、未学習(FDBに、送信元アドレスと受信ポートとの組み合わせが登録されていない)の受信フレームが到着(受信)する(ステップS1)と、受信したポートに対応するポートI/F部(WestポートI/F部14,EastポートI/F部15,リング間接続ポートI/F部12のいずれか)は、受信フレームの送信元アドレス(MAC SA)を抽出して保持し(ステップS2)、フロー情報(ここでは、送信元アドレスおよび宛先アドレス)を抽出して保持する(ステップS3)。
次に、ポートI/F部は、FCS(Frame Check Sequence)チェック等により受信フレームの妥当性を確認し(ステップS4)、妥当でない場合(ステップS4 No)はフレームを廃棄し処理を終了する。
妥当で有る場合(ステップS4 Yes)、ポートI/F部は、フロー情報をL2フォワーディング部20のフロー情報通過判定部201へ通知し、フロー情報通過判定部201は保持しているリング間通過判定ルールとフロー情報とに基づいてリング間通過判定を実施する(ステップS5)。
フロー情報通過判定部201は、リング間通過判定結果(どのリング間接続リンクを通過可であるか)とフロー情報とをアドレス学習処理部204へ通知する。また、アドレス学習処理部204は、受信ポートに対応するポートI/F部から、受信フレームを受信したポート(受信ポート)の識別情報を受け取る。そして、アドレス学習処理部204は、FDB管理部205が保持するFDBに、通知されたフロー情報のうちの送信元アドレスとリング間通過判定結果(リンク通過情報)とをアドレス情報として対応するエントリを生成する(ステップS6)。なお、アドレス情報はFDBを検索するために用いる情報であり、本実施の形態では送信元アドレスとリンク通過情報をアドレス情報とする。そして、FDBの当該エントリに対応するポート番号として受信ポートを示す番号を生成する(ステップS7)。このポート番号は各ポート(リンク間接続ポート21,Westリングポート22,Eastリングポート23)を識別できる番号であればどのような番号でもよい。
そして、アドレス学習処理部204は、生成したポート番号をステップS6で生成したエントリに対応するポート情報としてFDB管理部205のFDBへ学習を指示(FDBへ登録)し(ステップS8)、処理を終了する。
図7は、本実施の形態のFDB構成の一例を示す図である。エントリごとに、アドレス(受信フレームの送信元アドレス)と、通過リンク情報(リング間通過判定結果)と、ポート情報と、が対応づけられて格納される。なお、図7では、通過リンク情報およびポート情報として、わかりやすくするために、リンク5−1等のリンク識別情報やWポート等のポートの識別情報を記載しているが、実際には簡略化された番号等が登録される(例えば、リンク5−1については“0”、リンク5−2については“1”の番号を割当て、ポート番号として、リンク間接続ポート21,Westリングポート22,Eastリングポート23をそれぞれ“1”,“2”,“3”とする等)。ステップS7で生成したポート番号等が登録される。本実施の形態では、FDBを検索する際には、アドレスと通過リンク情報とを検索キーとして、転送先のポート情報を取得する。
従来のFDBでは、1つのアドレスについて1つのポートが対応するが、図7で示したように、本実施の形態では、1つのアドレスAについて、通過するリング間リンクの異なる2つのエントリが登録可能になる。これにより、アドレスが同一でも転送先として2つのポートが登録可能になり、送信元が同一でも宛先の違いにより通過するリング間接続リンク5−1,5−2の異なる2つのグループについて、それぞれ対応するポートを登録することができる。
図8は、本実施の形態のリング間接続ノードにおけるL2フォワーディング手順の一例を示すフローチャートである。受信フレームが到着(受信)する(ステップS11)と、受信したポートに対応するポートI/F部(WestポートI/F部14,EastポートI/F部15,リング間接続ポートI/F部12のいずれか)は、受信フレームの宛先アドレス(MAC DA)を抽出して保持し(ステップS12)、フロー情報(ここでは、送信元アドレスおよび宛先アドレス)を抽出して保持する(ステップS13)。
ポートI/F部は、フロー情報をL2フォワーディング部20のフロー情報通過判定部201へ通知し、フロー情報通過判定部201は保持しているリング間通過判定ルールとフロー情報とに基づいてリング間通過判定を実施する(ステップS14)。なお、ステップS14の前に図6と同様にフレームの妥当性チェックを行ってもよい。
フロー情報通過判定部201は、リング間通過判定結果(どのリング間接続リンクを通過可であるか)と宛先アドレスとを転送先ポート決定部202へ通知し、転送先ポート決定部202は、宛先アドレス(MAC DA)がユニキャストのアドレスか否かを判断する(ステップS15)。宛先アドレスがユニキャストであると判断した場合(ステップS15 Yes)、転送先ポート決定部202はFDBを検索するためのアドレス情報を生成し(ステップS16)、生成したアドレス情報をアドレス検索処理部206へ通知するとともに当該アドレス情報に対応するポート情報の検索を指示する(ステップS17)。
アドレス検索処理部206は、FDBを検索して通知されたアドレス情報に対応するポート情報を取得して転送先ポート決定部202へ通知し、転送先ポート決定部202は通知されたポート情報を保持する(ステップS18)。転送先ポート決定部202は、通知されたポート情報が、FDBにポート情報が登録されていないことを示す値(例えば、全て“0”である)か否かを判断する(ステップS19)。
ポート情報が登録されている場合(ステップS19 No)は、転送先ポート決定部202は、通知されたポート情報に対応するポートを転送先として決定し、決定したポートへ受信フレームを転送するよう決定したポートに対応するポートI/F部へ指示し(ステップS20)、処理を終了する。
ステップS15で宛先アドレスがユニキャストでないと判断した場合(ステップS15 No)、転送先ポート決定部202は、当該受信フレームをリング間接続ポート21で受信したか否かを判断する(ステップS21)。リング間接続ポート21で受信した場合(ステップS21 Yes)、転送先ポート決定部202は、両リングポートへ受信フレームを転送するよう両リングポートに対応するポートI/F部へそれぞれ指示し(ステップS22)、処理を終了する。
リング間接続ポート21で受信していない場合(ステップS21 No)、転送先ポート決定部202は、フロー情報通過判定部201から通知されたリング間通過判定結果により通過可と判定されたリング間接続リンクの識別情報をμとするとき、μが自身の接続するリング間接続リンクを示す識別情報(η)と一致するか否かを判断する(ステップS23)。μがηと一致する場合(ステップS23 Yes)、転送先ポート決定部202は、リング間接続ポート21と受信ポートと反対側のリングポートとへ受信フレームを転送するよう対応するポートI/F部へそれぞれ指示し(ステップS24)、処理を終了する。なお、本実施の形態では、各リング間接続ノード(ノード1−1〜1−4)は、自身が接続するリング間接続リンクを示す識別情報と、他方のリング間接続リンクを示す識別情報と、を例えば予め設定される等により把握しているとする。
μがηと一致しない場合(ステップS23 No)、転送先ポート決定部202は、受信ポートと反対側のリングポートとへ受信フレームを転送するよう対応するポートI/F部へ指示し(ステップS25)、処理を終了する。
次に、通信システムにおける各通信の流れを図を用いて説明する。図9は、本実施の形態のノード1−1〜1−4のFDB学習状態の一例を示す図である。図9では、各ノードのFDBのうち、アドレスとリング情報ごとのポート情報を抽出して一覧として示している。図9ではアドレスの欄には、端末7−1等のように端末の識別情報を記載しているが実際のFDBには端末7−1のアドレスが登録されている。
図10〜図13は、本実施の形態の通信システムにおける各端末間の通信経路の一例を示す図である。図10〜図13に示した通信路は図9で示したFDB学習状態を前提としており、図10は端末7−1と端末7−2の間の、図10は端末7−1と端末7−3の間の、図10は端末7−1と端末7−4の間の、図10は端末7−1と端末7−5の間の通信経路をそれぞれ示している。本実施の形態では、送信元アドレスおよび宛先アドレスをリング間通過判定に用いているため、往路と復路で同一のリング間接続リンクを通過する。
図10では、端末7−1から端末7−2へ向かう往路である通信経路33と、復路である通信経路34を示しており、通信経路33ではノード1−1をフレームが通過する際に、リング間通過判定により図9の3段目のエントリによりリング間接続ポート21へ転送する。そして、ノード1−1からフレームを受信したノード1−3は、図9の3段目のエントリによりWestリングポート22へ転送する。そして、フレームはリング3−2内で転送され、端末7−2へ到着する。
また、通信経路34では、リング3−2内で転送されたフレームをノード1−4が受信すると、ノード1−4は、宛先のアドレスとリング間通過判定結果(リンク5−1を通過)に基づいて図9の1段目のエントリによりEastリングポート23へ転送する。そして、ノード1−3は、宛先のアドレスとリング間通過判定結果(リンク5−1を通過)に基づいて図9の1段目のエントリによりリング間接続ポート21へ転送する。そして、ノード1−3からフレームを受信したノード1−1は、宛先のアドレスとリング間通過判定結果(リンク5−1を通過)に基づいて図9の1段目のWestリングポート22へ転送する。そして、フレームはリング3−1内で転送され、端末7−1へ到着する。
同様に、端末7−1から端末7−3へ向かう往路である通信経路35と復路である通信経路36とは図11で示した経路となり、端末7−1から端末7−4へ向かう往路である通信経路37と復路である通信経路38とは図12で示した経路となり、端末7−1から端末7−5へ向かう往路である通信経路39と復路である通信経路40とは図13で示した経路となる。
また、ノード1−1〜1−4は、さらにその制御フレームにリング間通過判定ルールを示す情報を付与して交換しあうことにより、同一性をチェックし、チェックの結果リング間通過判定ルールが同一であると判断した場合に、自ノードに接続するリング間接続リンクへの転送を可能と判断し、異なる場合は転送しないようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、リング間接続リンクを2つとした場合を説明したが、リング間接続リンクがN個(Nは3以上整数)の場合(リング間接続ノードは2N個)にも本実施の形態の動作を同様に適用できる。この場合、リング間通過判定ルールをフロー情報に基づいてフローをN個のグループに振り分けるようなルールを設定しておく。また、リング間接続リンクがN個の場合に、N個のうち全てを同時に使用せず、N個のうちの複数個を同時に使用することとし、使用する複数個のリンクにフローを振り分けるようにしてもよい。
また、以上の説明では、宛先が隣接リンク内のノードである場合のフローを例に説明したが、宛先が隣接リンク内のノードではなく、隣接リンクを経由した(隣接リンク内ではなくさらに先の他のネットワーク内等の)宛先である場合にも、同様にフローの振り分けを実施することができる。
以上のように、本実施の形態では、リング間接続ノードであるノード1−1〜1−4は、リング間通過判定ルールとしてフロー情報に基づいてフローを2つのリング間接続リンク5−1,5−2へ振り分けるルールを設定しておき、受信したフレームのフロー情報とリング間通過判定ルールとに基づいて当該フローが通過するリング間接続リンクを判定する。そして、自身が接続するリング間接続リンクを通過すると判定したフローをリング間接続リンクを用いて隣接リンクへ転送するようにした。そのため、複数ペアのリング間接続ノードを備える場合に、帯域の利用効率を向上させるとともに、ループフレームの発生およびフレームの二重到着を防ぐことができる。
実施の形態2.
図14は、本発明にかかるリング接続間ノードであるノード1a−1の実施の形態2の機能構成例を示す図である。本実施の形態のノード1a−1は、実施の形態1のノード1−1のL2フォワーディング20の代わりにL2フォワーディング20aを備える以外は、実施の形態1のノード1−1と同様である。本実施の形態の通信システムは、ノード1−1〜1−4の代わりに、ノード1a−1〜1a−4を備える以外は、実施の形態1の通信システムと同様である。ノード1a−2〜1a−4の構成は、ノード1a−1と同様である。実施の形態1と同様の機能を有する構成要素は実施の形態1と同一の符号を付して重複する説明を省略する。
本実施の形態のL2フォワーディング20aは、フロー情報通過判定部201、転送先ポート決定部202、アドレス学習処理部204、FDB管理部205およびアドレス検索処理部206の代わりにフロー情報通過判定部201a、転送先ポート決定部202a、アドレス学習処理部204a、FDB管理部205aおよびアドレス検索処理部206aを備える以外は実施の形態1のL2フォワーディング20と同様である。
次に、本実施の形態のFDB学習動作について説明する。図15は、本実施の形態のリング間接続ノードにおけるFDB学習手順の一例を示すフローチャートである。ステップS1〜ステップS5は、実施の形態1で説明したステップS1〜ステップS6と同様である。ただし、この際、実施の形態1でフロー情報通過判定部201、転送先ポート決定部202が実施した動作を、それぞれフロー情報通過判定部201a、転送先ポート決定部202aが実施する。
ステップS5の後、フロー情報通過判定部201は、リング間通過判定結果(どのリング間接続リンクを通過可であるか)とフロー情報とをアドレス学習処理部204aへ通知する。アドレス学習処理部204aは、FDB管理部205が保持するFDBに、通知されたフロー情報のうちの送信元アドレスをアドレス情報として対応するエントリを生成する(ステップS31)。なお、本実施の形態では、FDBは、アドレスごとに通過リンク情報としてリンク5−1,5−2ごとに3つのポートに対応する3ビットを用意し、各ビットの値により学習済みであるか否か(例えば、初期値(未学習)を“0”とし、学習済みを“1”とする)を示す構成とする。
次に、アドレス学習処理部204aは、受信ポートに対応するポートI/F部から受信ポートの識別情報を受け取り、受信ポートを示すポート番号とリング間通過判定結果を示す識別情報ηとを生成する(ステップS32)。そして、FDB管理部205aが保持しているFDBを検索し、受信フレームの送信元アドレスに対応するエントリの通過リンク情報を読み出し(ステップS33)、ηとポート番号とに基づいて通過リンク情報を更新することによりFDBに登録し(ステップS34)、処理を終了する。
図16は、本実施の形態のFDBの構成例を示す図である。図16に示すように、各エントリは、アドレスに対応して通過可と判定されたリンクごとに学習済みのポート(受信ポート)が登録される。なお、図16では、WはWestリングポート22を示し、Iはリング間接続ポート21を示し、EはEastリングポート23を示している。白丸で示したポートは学習済みを示し、空欄は未学習を示している。
本実施の形態では、FDBの検索時に、検索キーとして従来と同様のアドレス(宛先アドレス)を用いる。そして、検索により得られる結果として、ポート情報とリンク通過情報を取得する。このようなFDB構成とすることにより、同一のアドレスについてのエントリが複数とならないため、実施の形態1に比べ、FDBフラッシュ時に各エントリを消去するための所要時間が短くなる。
図17は、本実施の形態のL2フォワーディング手順の一例を示すフローチャートである。ステップS11〜ステップS15は実施の形態のステップS11〜ステップS15と同様である。ただし、この際、実施の形態1でフロー情報通過判定部201、転送先ポート決定部202が実施した動作を、それぞれフロー情報通過判定部201a、転送先ポート決定部202aが実施する。
ステップS15で宛先アドレスがユニキャストである場合(ステップS15 Yes)、転送先ポート決定部202aは、FDBを検索するための入力情報としてアドレス情報を生成し(ステップS16a)、リング間通過判定結果とともにアドレス検索処理部206bへ通知してFDBの検索を指示する(ステップS17a)。本実施の形態ではアドレス情報を宛先アドレスとする。
アドレス検索処理部206bは、FDB管理部205が保持するFDBをアドレス情報(宛先アドレス)で検索し、取得した情報(リンク通過情報/ポート情報)を転送先ポート決定部202aへ通知し、転送先ポート決定部202aは通知された情報を保持する(ステップS18a)。転送先ポート決定部202aは、通知された情報が学習済みのポートが無いことを示す情報である(例えば、両方のリンク通過情報について全てのポートに対応するビットが“0”である)か否かを判断する(ステップS19a)。通知された情報が学習済みのポートがあることを示す場合(ステップS19a No)、実施の形態1と同様のステップS20を実施する。
通知された情報が学習済みのポートが無いことを示す場合(ステップS19a Yes)、実施の形態1と同様のステップS21を実施する。以降のステップS22〜ステップS25は実施の形態1と同様である。
図18〜図21は、本実施の形態のFDB学習状態の一例を示す図である。図18〜図21は、実施の形態1の図9に示した状態と同様の学習状態を本実施の形態のFDB構成により示した図である。図18はノード1−1が保持するFDBを示し、図19はノード1−2が保持するFDBを示し、図20はノード1−3が保持するFDBを示し、図21はノード1−4が保持するFDBを示している。以上述べた以外の本実施の形態の動作は、実施の形態1と同様である。
以上のように、本実施の形態では、FDBを1つのアドレスについて1エントリとし、各エントリに通過可と判定されたリンクごとにポートごとに学習済みか否かを示す情報を格納するようにした。そのため、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、同一のアドレスについてのエントリが複数とならないため、実施の形態1に比べ、FDBフラッシュ時に各エントリを消去するための所要時間が短くなる。
実施の形態3.
図22は、本発明にかかる通信システムの実施の形態3の構成例を示す図である。本実施の形態の通信システムの構成は実施の形態1と同様であり、ノード1−1〜1−4の構成も実施の形態1と同様である。本実施の形態では、リング間接続リンク5−1,5−2で障害が発生した場合の動作について説明する。
本実施の形態の障害が発生していない場合の動作は実施の形態1と同様である。実施の形態1で述べた動作により、端末7−1から端末7−2への往路の通信経路51と復路の通信経路52が設定されているとする。実施の形態1と同様に、端末7−1と端末7−2との間の通信ではリング間接続リンク5−1が通過可と判定されるとする。この状態で、リング間接続リンク5−1に障害50が発生したとする。
ノード1−1,ノード1−2のリング間接続障害管理部18は、リンク5−1の障害を検出する。障害の検出方法に制約はなくどのような方法で検出してもよいが、例えば定期的に送信されるフレームが一定時間以上到着しない等の方法により障害を検出する。
リング間接続障害管理部18は、同一リング内の冗長ペアとなるリング間接続ノード(ノード1−1の場合にはノード1−2、ノード1−3の場合はノード1−4)へ、自身の属するリングネットワーク(リング3−1またはリング3−2)内で用いる制御フレームであるリング制御用フレームを利用して、障害情報を通知する。具体的には、リング間接続障害管理部18はリング制御用フレームを生成して、リング内の冗長ペアとなるリング間接続ノードが接続されるリングポートに対してリング制御用フレームを当該リングポートへ転送するよう指示する。なお、同一リング内の冗長ペアとなるリング間接続ノードの識別情報は予め設定されているとすることとし、FDBにより冗長ペアとなるリング間接続ノードに対応する転送ポートを把握しているとする。
また、リング間接続ノードの対向となるノード間(ノード1−1とノード1−3の間、ノード1−2とノード1−4の間)では、同一リング内の冗長ペアとなるリング間接続ノードから受信したリング制御用フレームにより得た障害情報をリング間で用いる制御用フレームに設定して互いに通知し合う。具体的には、例えば、ノード1−2では、WestポートI/F部14が、Westリングポート22からノード1−1から送信されたリング間障害を通知するリング間制御フレームを受信すると、リング間で用いる制御用フレームにリンク5−1で障害が発生したことを通知する制御フレームを生成して、フレーム多重制御部13、リング間接続ポートI/F部12、PHY部11を経由してリング間接続ポート21へ転送する。同様に、ノード1−4も、ノード1−2へノード1−3からら受信したリング制御用フレームにより得た障害情報をリング間で用いる制御用フレームに設定して通知する。
そして、障害検出ノードとなる対向ペア(ノード1−1とノード1−3のペア)は、FDB検索の結果、障害発生経路であるリング間接続ポートへの転送指示があったとしても、もう一方のリング間接続ノードのリング間接続リンクにのみ流すようにL2フォワーディングのルールを変更する。具体的には、リング間接続障害管理部18は、自身が接続するリング間接続リンクの障害発生を検出するとL2フォワーディング部20へ通知し、L2フォワーディング部20の転送ポート決定部202は、FDBの検索結果として自身が接続するリング間接続リンクに対応するポートを転送先として通知された場合に、同一リング内の他方のリング間接続ノード(ノード1−1の場合はノード1−2)に対応するポートをフレームの転送先として決定する。
一方、正常ノードとなる対向ペア(ノード1−2とノード1−4のペア)は、L2フォワーディングのルールを全フローを自身が接続するリンク5−2を通過可とするルールに変更し、FDBのリンク通過情報をリンク5−1を通過可となっている情報を全てリンク5−2を通過可に書き換える。隣接するリングへ転送するフローを全てリング間接続リンク5−2へ転送する。具体的には、転送ポート決定部202は、自リング内でないノードを宛先とするフレームを、自身が接続するリング間接続リンクへ転送するように指示する。
以上の動作により、図22の構成例では、通信経路52に対応する迂回経路53と、通信経路51に対応する迂回経路54と、が設定され、障害箇所を避けた通信が行われるようになる。この場合、リング間接続ノードであるノード1−1〜1−4内でL2フォワーディングのルールを変更するだけでよく、他のノード2−1〜2−10におけるFDBは変更しなくてもよい。
図23は、本実施の形態の通信システムにおいてリング間接続ノードにBPが設定されている構成例を示す図である。図23の構成例は、リング3−2内でノード1−3にBP4−2が設定されている以外は、図22の構成例と同様である。図23の構成例で、端末7−1と端末7−2との間に通信経路55が設定されている。すなわち、端末7−1と端末7−2間のフローはリンク5−1を通過可と設定されている。図22の例と異なり、ノード1−3にBP4−2が設定されているため、通信経路55はリング3−2内でノード1−3からノード2−10,2−9を経由する経路となっている。この場合に、リンク5−1に障害50が発生する。
ノード1−1〜ノード1−4では、図22の例と同様の動作により迂回経路53,54を設定する。しかし、ノード1−2から転送されたノード1−4へ到着した端末7−2宛のフレームは、ノード1−3にBP4−2が設定されているため、ノード1−3経由で端末7−2へ到達することはできない。このため、ノード1−2から転送されたノード1−4へ到着した端末7−2宛のフレームがリング3−2内で端末7−2へ転送されるようにするには、FDBフラッシュにより経路を再構築する必要がある。
端末7−2から端末7−1への方向については、ノード1−4から転送されたフレームをノード1−2がノード1−1へ転送すればよい。すなわち、ノード1−1〜1−4についてFDBフラッシュを実施すればよく、リング3−1内の他のノード2−1〜2−5のFDBフラッシュを実施する必要はない。
図24は、リング間接続リンクに障害が発生した場合の本実施の形態のL2フォワーディング手順の一例を示すフローチャートである。自ノードのリング間接続障害管理部18が自ノードに接続するリング間接続リンクに障害を検出した場合、または同一リング内の冗長ペアとなるリング間接続ノードからそのノードが接続するリング間接続リンクに障害を検出した旨の障害を通知する制御フレームを受信した場合のノード1−1〜ノード1−4動作を示している。転送先ポート決定部202は、リング間接続障害管理部18または障害を通知する制御フレームを受信したポートI/F部からリング間接続リンク(自ノードが接続するリング間接続リンク、または他ノードが接続するリング間接続リンク)の障害を通知されているとする。
リング間接続リンクの障害発生が通知された後に、フレームを受信する(ステップS11)と、転送先ポート決定部202は、自ノードが隣接リングへ転送不可であるか(すなわち、自ノードが隣接リングへ転送不可で無いと判断した場合(ステップS41 No)、受信フレームの宛先アドレスがユニキャストであるか否かを判断する(ステップS15)。その後、転送先ポート決定部202は、受信フレームの宛先アドレスを保持し(ステップS12)、宛先アドレスがユニキャストである場合(ステップS15 Yes)、受信フレームの宛先アドレスと自ノードが接続するリング間接続リンクの識別情報(転送先ポート決定202は、自身の接続するリング間接続リンクを示す識別情報(η)を保持し(ステップS42)、宛先アドレスとηとで構成されるアドレス情報を生成する(ステップS16b)。
そして、転送先ポート決定部202は、生成したアドレス情報でFDBを検索するようアドレス検索処理部206へ指示する(ステップS17)。以降のステップS18〜ステップS23は、実施の形態1のステップS18〜ステップS23と同様である。
ステップS41で、自ノードが隣接リングへ転送不可であると判断した場合(ステップS41 Yes)、転送先ポート決定部202は、受信ポートがリング間接続ポート21であるか否かを判断する(ステップS43)。受信ポートがリング間接続ポート21でない場合(ステップS43 No)、転送先ポート決定部202は、受信フレームの転送先を受信ポートと逆側のポートに決定して、決定したポートから受信フレームを転送するようポートI/F部へ指示し(ステップS44)、処理を終了する。
受信ポートがリング間接続ポート21である場合(ステップS43 Yes)、受信フレームを破棄し(ステップS45)、処理を終了する。転送先ポート決定部202は、受信フレームの転送先を受信ポートと逆側のポートに決定して、決定したポートから受信フレームを転送するようポートI/F部へ指示する(ステップS44)。
次に、本実施の形態のFDBフラッシュの実施方法について説明する。従来の技術をそのまま適用すると、図22で示した障害発生時も、図23で示した場合の障害発生時もいずれも両リングでFDBフラッシュが行われることになる。しかし、実際には、上述のように、状況によってFDBフラッシュの必要のない場合がある。従って、本実施の形態では、FDBフラッシュ判定部203が、ノード1−1〜1−4は、リング間接続リンク5−1,5−2で障害が発生した場合に、自ノードにBP設定がされているか否かに基づいて自リング内でFDBフラッシュを実施するか否かを判断する。
図25は、FDBフラッシュ実施判定処理手順の一例を示すフローチャートである。リング間接続障害管理部18から自ノードが接続するリング間接続リンクの障害を検出すると、FDBフラッシュ判定部203にその旨を通知する。FDBフラッシュ判定部203は、自ノードが接続するリング間接続リンクの障害検出の通知を受信(マルチリング障害発生イベント受信)する(ステップS51)と、自ノードのWestリングポート22がBPに設定されており、かつ、同一リング内の他方のノード接続間ノードの方向がWestリングポート22方向であるか否かを判断する(ステップS52)。ここでは、例えば、同一リング内の他方のノード接続間ノードの方向を示す識別子をκとし、κ=0の場合、同一リング内の他方のノード接続間ノードの方向がWestリングポート22の方向であり、κ=1の場合、同一リング内の他方のノード接続間ノードの方向がEastリングポート23の方向であるとする。
「自ノードのWestリングポートがBPに設定されており、かつ、同一リング内の他方のノード接続間ノードの方向がWestリングポート方向」ではない場合(ステップS52 No)、自ノードのEastリングポート23がBPに設定されており、かつ、同一リング内の他方のノード接続間ノードの方向がEastリングポート23方向であるか否かを判断する(ステップS53)。「自ノードのEastリングポート23がBPに設定されており、かつ、同一リング内の他方のノード接続間ノードの方向がEastリングポート23方向」ではない場合(ステップS53 No)、自リング内でのFDBフラッシュを実施せず処理を終了する。
ステップS53で、自ノードのWestリングポート22がBPに設定されており、かつ、同一リング内の他方のノード接続間ノードの方向がWestリングポート22方向である場合(ステップS52 Yes)は、自リング内でのFDBフラッシュを指示するFDBフラッシュ指示用フレームを生成するための情報を生成し、WestポートI/F部14,EastポートI/F部15へ出力し(ステップS54)、処理を終了する。WestポートI/F部14,EastポートI/F部15は、入力された情報に基づいてFDBフラッシュを指示するフレームを自リングに転送する。なお、自リングへのFDBフラッシュの指示通知には、ERP規格のR(Ring)−APS(Automatic Protection Switching)フレームのイベントタイプまたはVSM(Vendor Specific Message)フレームを利用してもよい。
また、ステップS53で、自ノードのEastリングポート23がBPに設定されており、かつ、同一リング内の他方のノード接続間ノードの方向がEastリングポート23方向である場合(ステップS53 Yes)は、ステップS54へ進む。
なお、本実施の形態では、障害が発生していない場合の動作は実施の形態1と同様の動作を行う例を説明したが、障害が発生していない場合の動作は実施の形態2と同様の動作を行う場合に、本実施の形態と同様の障害発生時の動作を実施してもよい。
また、本実施の形態では、リング間接続ノードの対向ペアが2ペアである場合について説明したが3以上のペアがある場合にも、障害が発生したリング接続間リンクを経由していたフローを他のリング接続間リンクを経由するようL2フォワーディングのルールを変更することにより本実施の形態と同様の動作を実施することができる。例えば、リング接続間リンクごとに代替リンクを決定しておき、リング接続間リンクに障害が発生した場合には、当該リンクを通過可としていたフローを、代替リンクを通過可に変更する。その場合にも、FDBフラッシュについては選択的に実施することができ、自ノードにBPが設定されており、代替となるノード間接続ノードが、BPが設定されているポート側に存在する場合にリング内のFDBフラッシュを実施すればよい。また、3以上のペアがある場合、障害が発生したリング接続間リンク以外の2つ以上のリング接続間リンクを用いて、障害が発生したリング接続間リンクで転送していたフローを転送するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態では、リング間接続リンクに障害が発生した場合に、障害が発生していないリング接続間ノードが、全てのフローを転送可に転送ルールを変更し、障害が発生したリング接続間ノードは、障害が発生したリング間接続リンクを用いて転送していたフローを、同一リング内の他方のリング接続間ノードへ転送するようにした。そのため、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、リング間接続リンク障害発生時にも速やかに迂回路を設定することができる。
さらに、自ノードにBPが設定されており、自ノードが接続するリング間接続リンクに障害を検出したリング接続間ノードは、同一リング内の他方のノード間接続ノードが、BPが設定されているポート側に存在する場合に、自ノード内でのFDBフラッシュの実施を指示するようにした。そのため、FDBフラッシュによる未学習状態となる頻度が削減されるとともにFloodingによるネットワーク全体に及ぶ不要トラヒックが削減される。従って、障害経路切り替え時において、リアルタイム性が必要なトラヒックへの送信競合発生による性能低下を回避できる。また、例えば、リング間接続ノードを離脱させ、再配置する場合には、FDBフラッシュを実施しないため、ネットワーク全体に影響を与えることがないようなネットワークの運用が可能である。
以上のように、本発明にかかる通信装置、通信システムおよび通信方法は、マルチリングネットワークを構成する通信システムに有用であり、特に、対向するリング間接続ノードのペアを複数備える通信システムに適している。
1−1〜1−4,2−1〜2−10 ノード
3−1,3−2 リング
4−1,4−2 BP
5−1,5−2 リンク
6 冗長ペア
7−1〜7−5 端末
11,16,17 PHY部
12 リング間接続ポートI/F部
13 フレーム多重制御部
14 WestポートI/F部
15 EastポートI/F部
18 リング間接続障害管理部
19 リング障害管理部
20,20a L2フォワーディング部
21 リング間接続ポート
22 Westリングポート
23 Eastリングポート
201,201a フロー情報通過判定部
202,202a 転送先ポート決定部
203 FDBフラッシュ判定部
204,204a アドレス学習処理部
205,205a FDB管理部
206,206a アドレス検索処理部
31〜40 フロー
50 障害
51,52、55 通信経路
53,54 迂回経路

Claims (14)

  1. 隣接するリングネットワーク間に接続され、有効に機能するリング間接続リンクを複数備え、前記リングネットワークを構成する各ノードはアドレス学習によりフレーム転送を実施する通信システムにおいて前記リング間接続リンクに接続するリング間接続ノードとして機能する通信装置であって、
    受信フレームに格納された当該フレームが属するフローを示すフロー情報とフローごとに複数の前記リング間接続リンクのうち排他的に通過するリング間接続リンクが定められたルールとに基づいて当該フレームが通過するリング間接続リンクを決定する通過リンク決定部と、
    受信フレームの宛先が隣接するリングネットワーク内の宛先または隣接するリングネットワークを経由する宛先の場合、前記通過リンク決定部が決定したリング間接続リンクが自ノードの接続するリング間接続リンクである場合に当該フレームの転送先を自ノードの接続するリング間接続リンクに決定する転送先決定部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 隣接するリングネットワーク間に接続され、有効に機能するリング間接続リンクを複数
    備える通信システムにおいて前記リング間接続リンクに接続するリング間接続ノードとし
    て機能する通信装置であって、
    受信フレームに格納された当該フレームが属するフローを示すフロー情報とフローごとに複数の前記リング間接続リンクのうち排他的に通過するリング間接続リンクが定められたルールとに基づいて当該フレームが通過するリング間接続リンクを決定する通過リンク決定部と、
    受信フレームの宛先が隣接するリングネットワーク内の宛先または隣接するリングネッ
    トワークを経由する宛先の場合、前記通過リンク決定部が決定したリング間接続リンクが
    自ノードの接続するリング間接続リンクである場合に当該フレームの転送先を自ノードの
    接続するリング間接続リンクに決定する転送先決定部と、
    自リングネットワーク内の2つの隣接通信装置の方向にそれぞれ接続する2つのリングポート
    を備え、
    前記転送先決定部は、受信フレームの宛先が隣接するリングネットワーク内である場合、前記通過リンク決定部が決定したリング間接続リンクが自ノードの接続するリング間接続リンクでない場合に当該受信フレームの転送先を、当該受信フレームを受信したリングポートと反対側のリングポートに決定する、
    ことを特徴とする通信装置。
  3. 隣接するリングネットワーク間に接続され、有効に機能するリング間接続リンクを複数
    備える通信システムにおいて前記リング間接続リンクに接続するリング間接続ノードとし
    て機能する通信装置であって、
    受信フレームに格納された当該フレームが属するフローを示すフロー情報とフローごとに複数の前記リング間接続リンクのうち排他的に通過するリング間接続リンクが定められたルールとに基づいて当該フレームが通過するリング間接続リンクを決定する通過リンク決定部と、
    受信フレームの宛先が隣接するリングネットワーク内の宛先または隣接するリングネッ
    トワークを経由する宛先の場合、前記通過リンク決定部が決定したリング間接続リンクが
    自ノードの接続するリング間接続リンクである場合に当該フレームの転送先を自ノードの
    接続するリング間接続リンクに決定する転送先決定部と、
    を備え、
    前記通過リンク決定部が、前記フレームが通過するリング間接続リンクを決定するためのルールを、自リングネットワーク内の他のリング間接続ノードにおいて前記フレームが通過するリング間接続リンクを決定するためのルールと同一とする、
    ことを特徴とする通信装置。
  4. 隣接するリングネットワーク間に接続され、有効に機能するリング間接続リンクを複数
    備える通信システムにおいて前記リング間接続リンクに接続するリング間接続ノードとし
    て機能する通信装置であって、
    受信フレームに格納された当該フレームが属するフローを示すフロー情報とフローごとに複数の前記リング間接続リンクのうち排他的に通過するリング間接続リンクが定められたルールとに基づいて当該フレームが通過するリング間接続リンクを決定する通過リンク決定部と、
    受信フレームの宛先が隣接するリングネットワーク内の宛先または隣接するリングネッ
    トワークを経由する宛先の場合、前記通過リンク決定部が決定したリング間接続リンクが
    自ノードの接続するリング間接続リンクである場合に当該フレームの転送先を自ノードの
    接続するリング間接続リンクに決定する転送先決定部と、
    を備え、
    前記通過リンク決定部が、前記フレームが通過するリング間接続リンクを決定するためのルールを、自ノードが接続するリング間接続リンクに接続する対向するリング間接続ノードにおいて前記フレームが通過するリング間接続リンクを決定するためのルールと同一とする、
    ことを特徴とする通信装置。
  5. 前記通信装置は、他のリング間接続ノードと前記フレームが通過するリング間接続リンクを決定するためのルールを交換し、自身が保持するルールと他のリング間接続ノードから通知されたルールとが同一である場合に、自ノードに接続するリング間接続リンクへの転送を可能と判断し、自身が保持するルールと他のリング間接続ノードから通知されたルールとが異なる場合は自ノードに接続するリング間接続リンクへの転送を実施しない、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の通信装置。
  6. 隣接するリングネットワーク間に接続され、有効に機能するリング間接続リンクを複数
    備える通信システムにおいて前記リング間接続リンクに接続するリング間接続ノードとし
    て機能する通信装置であって、
    受信フレームに格納された当該フレームが属するフローを示すフロー情報とフローごとに複数の前記リング間接続リンクのうち排他的に通過するリング間接続リンクが定められたルールとに基づいて当該フレームが通過するリング間接続リンクを決定する通過リンク決定部と、
    受信フレームの宛先が隣接するリングネットワーク内の宛先または隣接するリングネッ
    トワークを経由する宛先の場合、前記通過リンク決定部が決定したリング間接続リンクが
    自ノードの接続するリング間接続リンクである場合に当該フレームの転送先を自ノードの
    接続するリング間接続リンクに決定する転送先決定部と、
    アドレスと対応するポートとを格納したフォワーディングデータベースを保持するFDB管理部
    を備え、
    前記フォワーディングデータベースに前記通過リンク決定部が決定したリング間接続リンクである通過リンク情報をさらに格納し、アドレスを学習済みの宛先に受信フレームを転送する際には、アドレスと当該受信フレームに対して前記通過リンク決定部が決定した決定結果とに基づいて前記フォワーディングデータベースを検索して転送先のポートを取得する、
    ことを特徴とする通信装置。
  7. 前記フォワーディングデータベースに、同一アドレスに対応して前記通過リンク決定部が決定した決定結果の異なる複数のエントリを格納する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記フォワーディングデータベースの1つのアドレスに対応する1つのエントリに前記通過リンク決定部が決定した決定結果ごとに異なるポートを格納する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  9. 前記フロー情報を送信元アドレスおよび宛先アドレスとする、
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の通信装置。
  10. 隣接するリングネットワーク間に接続され、有効に機能するリング間接続リンクを複数
    備える通信システムにおいて前記リング間接続リンクに接続するリング間接続ノードとし
    て機能する通信装置であって、
    受信フレームに格納された当該フレームが属するフローを示すフロー情報とフローごとに複数の前記リング間接続リンクのうち排他的に通過するリング間接続リンクが定められたルールとに基づいて当該フレームが通過するリング間接続リンクを決定する通過リンク決定部と、
    受信フレームの宛先が隣接するリングネットワーク内の宛先または隣接するリングネッ
    トワークを経由する宛先の場合、前記通過リンク決定部が決定したリング間接続リンクが
    自ノードの接続するリング間接続リンクである場合に当該フレームの転送先を自ノードの
    接続するリング間接続リンクに決定する転送先決定部と、
    自ノードが接続するリング間接続リンクに障害を検出するリング間接続障害管理部
    を備え、
    前記リング間接続障害管理部が障害を検出した場合に、自リングネットワーク内の他のリング間接続ノードへ当該障害をリング間接続障害通知として送信するとともに、当該障害の検出以降、宛先が隣接するリングネットワーク内である受信フレームを自リングネットワーク内の他のリング間接続ノードへ転送し、他のリング間接続ノードから通知されたリング間接続障害通知を受信した場合、前記通過リンク決定部が決定したリング間接続リンクが当該リング間接続障害の発生したリング間接続リンクとなるフローの少なくとも一部を自ノードの接続するリング間接続リンクを用いて転送する、
    ことを特徴とする通信装置。
  11. 前記リング間接続障害管理部が障害を検出した場合に、自リングネットワーク内でフォワーディングデータベースのフラッシュを実施するか否かを判定するFDBフラッシュ判定部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の通信装置。
  12. 前記FDBフラッシュ判定部は、BPの設定位置と自リングネットワーク内の他のリング間接続ノードの位置とに基づいて自リングネットワーク内でフォワーディングデータベースのフラッシュを実施するか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の通信装置。
  13. 2つ以上のリングネットワークと、
    隣接する前記リングネットワーク間に接続され、有効に機能する2つ以上のリング間接
    続リンクと、
    前記リング間接続リンクに接続する請求項1〜12のいずれか1つに記載の通信装置と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  14. 隣接するリングネットワーク間に接続され、有効に機能するリング間接続リンクを複数備え、前記リングネットワークを構成する各ノードはアドレス学習によりフレーム転送を実施する通信システムにおいて前記リング間接続リンクに接続するリング間接続ノードとして機能する通信装置における通信方法であって、
    受信フレームに格納された当該フレームが属するフローを示すフロー情報とフローごとに複数の前記リング間接続リンクのうち排他的に通過するリング間接続リンクが定められたルールとに基づいて当該フレームが通過するリング間接続リンクを決定する通過リンク決定ステップと、
    受信フレームの宛先が隣接するリングネットワーク内の宛先または隣接するリングネットワークを経由する宛先の場合、前記通過リンク決定ステップで決定したリング間接続リンクが自ノードの接続するリング間接続リンクである場合に当該フレームの転送先を自ノードの接続するリング間接続リンクに決定する転送先決定ステップと、
    を含むことを特徴とする通信方法。
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